JP3094640U - 電子機器用の電源回路 - Google Patents

電子機器用の電源回路

Info

Publication number
JP3094640U
JP3094640U JP2002007903U JP2002007903U JP3094640U JP 3094640 U JP3094640 U JP 3094640U JP 2002007903 U JP2002007903 U JP 2002007903U JP 2002007903 U JP2002007903 U JP 2002007903U JP 3094640 U JP3094640 U JP 3094640U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
output
switching element
rectifier circuit
secondary side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002007903U
Other languages
English (en)
Inventor
正人 末國
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2002007903U priority Critical patent/JP3094640U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3094640U publication Critical patent/JP3094640U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器用の電源回路において、2次側の出
力端子がGNDに短絡された場合であっても、整流回路
の出力電圧を確実に低下させ、フィードバック回路及び
保護回路の動作によって昇圧トランスの発振を停止させ
る。 【解決手段】 2次側の平滑回路23及び出力端子25
間に接続された抵抗R1073の両端にツェナーダイオードD
1050が並列接続される。出力端子25がGNDに短絡さ
れたとき、ツェナーダイオードD1050にツェナー電流が
流れ、2次側整流回路22の出力電圧が低下する。この
2次側整流回路22の出力電圧の低下をフィードバック
回路30を介して保護回路13にフィードバックし、ト
ランジスタQ1003をオンさせ、FETQ1001をオフさせて
昇圧トランス1の発振を停止させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、光ディスク再生機器等の電子機器に電源を供給する電源回路に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、電源回路においては、昇圧トランスの1次側コイルに供給される電 流をスイッチングするFETのゲート端子に接続された時定数回路を構成する抵 抗にツェナーダイオードを並列接続したものが知られている(例えば、特許文献 1参照)。また、過熱保護専用のフォトカプラを用いることなく昇圧トランスの 1次側のスイッチング素子の過熱保護を行う電源回路が知られている(例えば、 特許文献2及び特許文献3参照)。また、昇圧トランスの2次側の出力電圧が設 定値以下に低下したことを検出する異常出力電圧検出回路を昇圧トランスの2次 側の出力平滑回路に並列に接続した電源回路が知られている(例えば、特許文献 4参照)。このような電源回路は、昇圧トランスの2次側の整流回路の出力電圧 をモニタし、1次側にフィードバックするフィードバック回路と、このフィード バック回路を介して過負荷によって2次側の出力電圧が低下したことを検知した とき、1次側コイルへの給電を停止させて電源回路を保護する保護回路とを備え ている。
【0003】 ところで、電子機器は、多数の回路によって構成されており、各回路毎に印加 すべき電圧が異なることが多いので、2次側回路に複数の出力端子を配設し、上 記整流回路と各出力端子間に抵抗を直列に接続し、この抵抗により電圧を降下さ せて各出力端子から所望の出力電圧を得るようにしている。また、整流回路の出 力側には、整流回路の出力を平滑化するために、コイルとコンデンサとによって 構成された平滑回路が接続されている。
【0004】
【特許文献1】 特開平4−46562号公報
【特許文献2】 特開平5−146147号公報
【特許文献3】 特開平5−300732号公報
【特許文献4】 特開平7−227083号公報
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような回路構成にあっては、抵抗の下流側の出力端子が GNDに短絡されたとき、整流回路と出力端子間に接続された抵抗と、平滑回路 のコイルに含まれる抵抗成分とによって整流回路の出力電圧が十分に低下せず、 フィードバック回路及び保護回路が動作しないことがある。このため、昇圧トラ ンスの発振が停止せず、抵抗が発熱し発煙に至る虞がある。
【0006】 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、昇圧トラン スの2次側の出力端子がGNDに短絡された場合であっても、整流回路の出力電 圧を確実に低下させ、フィードバック回路及び保護回路の動作によって昇圧トラ ンスの発振を停止する電子機器用の電源回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の考案は、1次側コイル及び2次側コイル を有し、2次側に昇圧出力を得て負荷に電源を供給する昇圧トランスと、電子機 器外部より供給された交流電流を整流する1次側整流回路と、この1次側整流回 路の出力をスイッチングし、1次側コイルに給電する第1のスイッチング素子と 、この第1のスイッチング素子に流れる電流によりオンし、該第1のスイッチン グ素子のスイッチング動作を制御する第2のスイッチング素子と、2次側コイル より出力された交流電流を整流する2次側整流回路と、この2次側整流回路から の出力を平滑化し、電源回路の出力端子に出力する平滑回路と、2次側整流回路 の出力によって発光する発光素子及びこの発光素子が出射した光を受光する受光 素子から成り、該2次側整流回路の出力電圧の低下を1次側回路にフィードバッ クするフィードバック回路と、過負荷によって前記2次側整流回路の出力電圧が 低下したとき、受光素子のオフにより該2次側整流回路の出力電圧の低下を検知 し、第2のスイッチング素子をオンさせることにより、第1のスイッチング素子 のスイッチング動作を停止させ、昇圧トランスの発振を停止させる保護回路とを 備えた電子機器用の電源回路において、平滑回路と出力端子との間には、該出力 端子から所望の出力電圧を得るための抵抗が直列に接続され、この抵抗と並列に ツェナーダイオードが接続され、出力端子がGNDに短絡されたとき、ツェナー ダイオードにツェナー電流が流れ、これにより2次側整流回路の出力電圧を低下 させ、保護回路が、該2次側整流回路の出力電圧の低下を前記フィードバック回 路を介して検知し、第2のスイッチング素子をオンさせることにより、第1のス イッチング素子のスイッチング動作を停止させ、昇圧トランスの発振を停止させ るものである。
【0008】 この構成においては、何らかの理由によって出力端子がGNDに短絡された場 合であっても、ツェナーダイオードにツェナー電流が流れ、2次側整流回路の出 力電圧が低下される。これにより、発光素子の光量が減少し、受光素子の動作が オフとなる。この受光素子のオフ動作によって2次側整流回路の出力電圧が低下 したことを検知した保護回路は、第2のスイッチング素子をオンさせることによ り、第1のスイッチング素子のスイッチング動作を停止させ、昇圧トランスの発 振を停止させる。また、抵抗に並列接続する定電圧素子としてツェナーダイオー ドを用いているので、電源回路の構成を簡素化することができる
【0009】 請求項2の考案は、1次側コイル及び2次側コイルを有し、2次側に昇圧出力 を得て負荷に電源を供給する昇圧トランスと、機器外部より供給された電流をス イッチングし、1次側コイルに給電する第1のスイッチング素子と、この第1の スイッチング素子に流れる電流によりオンし、該第1のスイッチング素子のスイ ッチング動作を制御する第2のスイッチング素子と、2次側コイルより出力され た交流電流を整流し、電源回路の出力端子に出力する整流回路と、この整流回路 の出力電圧を1次側回路にフィードバックするフィードバック回路と、過負荷に よって整流回路の出力電圧が低下したとき、フィードバック回路を介して該整流 回路の出力電圧の低下を検知し、第2のスイッチング素子をオンさせることによ り、第1のスイッチング素子のスイッチング動作を停止させ、昇圧トランスの発 振を停止させる保護回路とを備えた電子機器用の電源回路において、整流回路と 出力端子との間に該出力端子から所望の出力電圧を得るための抵抗が接続され、 この抵抗と並列に定電圧素子が接続され、出力端子がGNDに短絡されたとき、 定電圧素子に電流が流れ、これにより整流回路の出力電圧を低下させ、保護回路 が該整流回路の出力電圧の低下をフィードバック回路を介して検知し、第2のス イッチング素子をオンさせることにより、第1のスイッチング素子のスイッチン グ動作を停止させ、昇圧トランスの発振を停止させるものである。
【0010】 この構成においては、何らかの理由によって出力端子がGNDに短絡された場 合であっても、定電圧素子に電流が流れ、2次側整流回路の出力電圧が低下され る。これにより、発光素子の光量が減少し、受光素子の動作がオフとなる。この 受光素子のオフ動作によって2次側整流回路の出力電圧が低下したことを検知し た保護回路は、第2のスイッチング素子をオンさせることにより、第1のスイッ チング素子のスイッチング動作を停止させ、昇圧トランスの発振を停止させる。
【0011】 請求項3の考案は、請求項2に記載の電子機器用の電源回路において、定電圧 素子は、ツェナーダイオードであるものである。この構成においては、電源回路 の構成を簡素化することができる。
【0012】
【考案の実施の形態】
本考案の一実施形態による電源回路について図面を参照して説明する。図1は 電源回路のブロック構成を示している。電源回路100は、光ディスク再生装置 等の電子機器の各部に電源を供給する回路であり、昇圧トランス1の1次側コイ ル11に給電する1次側回路10と、2次側コイル21の出力を処理する2次側 回路20とによって構成され、2次側回路20の負荷状態を1次側回路10にフ ィードバックして昇圧トランス1の発振を制御する機能を有している。
【0013】 1次側回路10は、昇圧トランス1の1次側コイル11と、電子機器外部より 供給された交流電流を整流し、1次側コイル11に給電する1次側整流回路12 と、1次側整流回路12の出力をスイッチングするFET(第1のスイッチング 素子)Q1001と、FETQ1001のスイッチング動作を制御するトランジスタ(第2 のスイッチング素子)Q1003と、2次側回路20の出力電圧の低下を検知するた めのフィードバック回路30と、フィードバック回路30を介して2次側整流回 路の出力電圧の低下を検知し、昇圧トランス1の発振を停止させる保護回路13 とによって構成される。
【0014】 2次側回路20は、昇圧トランス1の2次側コイル21と、2次側コイル21 の出力端に接続された2次側整流回路22と、2次側整流回路22から出力され た電流を平滑化する平滑回路23と、出力端子24,25と、2次側整流回路2 2の出力電圧の低下を1次側回路10にフィードバックするフィードバック回路 30と、平滑回路23と出力端子25との間に接続された抵抗R1073と、抵抗R10 73と並列に接続されたツェナーダイオードD1050とによって構成される。
【0015】 図2は電源回路100の回路図である。昇圧トランス1は、1次側コイル11 及び2次側コイル21を有し、1次側から供給された電源電圧を昇圧し、2次側 の負荷に出力する。1次側整流回路12は、ヒューズホルダFH1001,FH1002に保 持されたヒューズF1001と、交流電源の電圧を増幅するトランスL1001と、トラン スL1001の出力を整流するダイオードD1001,D1002,D1004,D1005から成るブリ ッヂ回路と、出力を平滑化する電解コンデンサC1004とによって構成される。
【0016】 1次側整流回路12の出力端には、1次側コイル11の一端が接続される。1 次側コイル11の他端は、FETQ1001のドレインと接続される。FETQ1001の ゲートは抵抗R1005を介して1次側整流回路12の出力端と接続され、ソースは ダイオードD1012を介してトランジスタQ1003のベースと接続される。トランジス タQ1003のコレクタは抵抗R1005と接続され、エミッタは接地される。また、FE TQ1001のソース電流を電圧として検出するために、抵抗R1011がFETQ1001の ソース及びGND間に接続される。さらに、1次側コイル11の両端には、ダイ オードD1011が並列に接続され、FETQ1001がターンオフするとき、1次コイル 11に発生するサージを整流する。
【0017】 保護回路13は、フォトトランジスタQ2001と、フォトトランジスタQ2001の出 力によりオンするトランジスタQ1008と、抵抗R1034,R1036,R1037,R1038,R10 39と、電解コンデンサC1032と、コンデンサC1033と、ダイオードD1022,D1025と によって構成される。トランジスタQ1008のベースは、ダイオードD1025及び抵抗 R1037を介してフォトトランジスタQ2001のエミッタと接続され、コレクタは抵抗 R1034,R1036を介して1次側整流回路12の出力端及びダイオードD1022を介し てトランジスタQ1003のベースに接続され、エミッタは接地されている。また、 トランジスタQ1008のコレクタ−エミッタ間には、コレクタ−エミッタ間の電圧 変化を遅延させるための電解コンデンサC1032が並列接続されている。
【0018】 2次側整流回路22は、ダイオードD1030とコンデンサC1047とを並列に接続す ることによって構成され、2次側コイル21より出力された交流電流を整流する 。また、平滑回路23は、コイルL1009と、電解コンデンサC1035,C1048とから 成るπ型平滑回路及びツェナーダイオードD1048によって構成され、2次側整流 回路22から出力された電流を平滑化し、出力端子24より9Vの直流電圧を出 力させる。
【0019】 フィードバック回路30は、2次側整流回路22の出力電圧の低下を1次側回 路10にフィードバックするIC1001と、IC1006と、抵抗R1019,R1020,R1021,R 1022,R1023と、コンデンサC1022,C1036とによって構成される。IC1001 は、2次側整流回路22の出力によって発光する発光ダイオード(発光素子)D2 001と、発光ダイオードD2001が出射した光を受光するフォトトランジスタ(受光 素子)Q2001とによって構成される。フォトトランジスタQ2001のコレクタは、コ ンデンサC1029及び抵抗R1016を介して1次側整流回路12の出力端に接続され、 エミッタは、ダイオードD1025と抵抗R1037とを介してトランジスタQ1008のベー スに、及びダイオードD1024と抵抗R1035とを介してトランジスタQ1003 のベースに接続される。
【0020】 平滑回路22の出力側には、出力端子24と並列に抵抗R1073が接続され、こ の抵抗R1073によって平滑回路22の出力電圧が降下され、出力端子25より5 Vの直流電圧が出力される。出力端子25からの出力は、トランジスタQ1004に よってスイッチングされる。トランジスタQ1004のベースには抵抗R1068及びツェ ナーダイオードD1046が接続され、エミッタには出力端子25及び出力端子25 の出力電圧を平滑化する電解コンデンサC1016が接続される。また、2次側コイ ル26の出力端にはダイオードD1008が接続され、ダイオードD1008の出力は抵抗 R1019を介してフィードバック回路30に入力される。
【0021】 抵抗R1073の両端には、ツェナーダイオードD1050が並列に接続されている。ツ ェナーダイオードD1050は、その両端に印加される電圧が所定値よりも大きくな ったとき、ツェナー電流が流れる定電圧素子である。電源回路100にあっては 、このツェナーダイオードD1050を抵抗R1073と並列に接続することによって、出 力端子25がGNDに短絡されたときの2次側整流回路22の出力電圧を低下さ せ、この2次側整流回路22の出力電圧の低下をフィードバック回路30を介し て1次側回路10にフィードバックして、昇圧トランス1の発振を停止させるよ うにしている。
【0022】 上記のように構成された電源回路100の動作について、図3を参照して説明 する。まず、光ディスク再生機器の電源投入時にFETQ1001のゲートに電圧が 印可され、FETQ1001がオンし、1次側コイル11に電流が流れる。そして、 FETQ1001のソースより出力された電流はトランジスタQ1003のベースに流れ、 トランジスタQ1003がオンし、これにより、FETQ1001のゲートはGNDに引き 込まれ、FETQ1001はオフとなり1次側コイル11に流れる電流をチョップす る。FETQ1001のオフによってトランジスタQ1003はオフとなり、再びFETQ1 001のゲートに電圧が印加される。こうして、通常運転時には、1次側コイル1 1に流れる電流がFETQ1001によってスイッチングされ、昇圧トランス1が発 振する。この昇圧トランス1の発振によって2次側整流回路22の出力電圧が上 昇し、光ディスク再生機器の各部に印加される。このとき、発光ダイオードD200 1が発光し、この光を受光したフォトトランジスタQ2001がオンする。これにより 、トランジスタQ1008がオンしトランジスタQ1008のコレクタがGNDに引き込ま れ、保護回路13の動作は休止される。
【0023】 一方、通常の動作では起こり得ないが、何らかの理由によって、コンデンサC1 016の両端が短絡されたとき、すなわち出力端子25がGNDに短絡されたとき 、2次側整流回路22の出力は、平滑回路23、ツェーナーダイオードD1050及 びトランジスタR1068を介してGNDに落とされ、2次側整流回路22の出力電 圧は低下する。これにより、発光ダイオードD2001に印加される電圧は低下し、 フォトトランジスタQ2001がオフする。フォトトランジスタQ2001のオフによって トランジスタQ1008もオフとなり、1次側整流回路12の出力が抵抗R1034,R103 6、ダイオードD1022を介してトランジスタQ1003のベースに入力され、トランジ スタQ1003がオンする。そして、このトランジスタQ1003のオンによってFETQ1 001のゲートはGNDに引き込まれFETQ1001はオフとなり、1次側コイル11 への給電を停止させて昇圧トランス1の発振を停止させる。
【0024】 このように電源回路100によれば、平滑回路23と出力端子25との間に接 続された抵抗R1073と並列に定電圧素子として機能するツェナーダイオードD1050 が接続されているので、何らかの理由により出力端子がGNDに短絡された場合 であっても、昇圧トランス1の発振を停止させて、抵抗R1073の発熱を抑制する ことができる。これにより、抵抗R1073の発煙を防止することができ、光ディス ク再生機器の安全性の向上を図ることができる。また、定電圧素子としてツェナ ーダイオードD1050を用いているので、電源回路100の構成が簡素となり、電 源回路の製造コストの高騰を伴うことなく電子機器の安全性を高めることができ る。
【0025】 なお、本考案は上記実施形態の構成に限られることなく種々の変形が可能であ り、例えば、抵抗R1073に並列接続される定電圧素子は、ツェナーダイオードD1 050に限られることなく、同等の特性を有する他の定電圧素子を適用してもよい 。また、1次側整流回路12、保護回路13、2次側整流回路22、平滑回路2 3、フィードバック回路30は、上記構成に限られることなく、同等の機能を有 する回路で構成しても構わない。さらにまた、電源回路100の用途は、光ディ スク再生装置に限られることなく、他の電子機器に電源回路100を適用しても よい。
【0026】
【考案の効果】
以上のように請求項1の考案によれば、平滑回路と出力端子との間に接続され た抵抗にツェナーダイオードが並列に接続されているので、何らかの理由により 出力端子がGNDに短絡された場合であっても、昇圧トランスの発振を停止させ て抵抗の発煙を防止することができ、電子機器の安全性を高めることができる。 また、抵抗と並列にツェナーダイオードを接続する簡素な構成であるので、電源 回路の製造コストの高騰を伴うことなく電子機器の安全性を高めることができる 。
【0027】 請求項2の考案によれば、平滑回路と出力端子との間に接続された抵抗に定電 圧素子が並列に接続されているので、何らかの理由により出力端子がGNDに短 絡された場合であっても、昇圧トランスの発振を停止させて抵抗の発煙を防止す ることができ、電子機器の安全性を高めることができる。
【0028】 請求項3の考案によれば、定電圧素子にツェナーダイオードを用いているので 、電源回路の構成が簡素となり、電源回路の製造コストの高騰を伴うことなく電 子機器の安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施形態による電子機器用の電源
回路の構成を示すブロック図。
【図2】 同電源回路の回路図。
【図3】 同電源回路に用いられるトランジスタの動作
状態を示した図。
【符号の説明】
1 昇圧トランス 11 1次側コイル 12 1次側整流回路 13 保護回路 21 2次側コイル 22 2次側整流回路 23 平滑回路 25 出力端子 30 フィードバック回路 Q1001 FET(第1のスイッチング素子) Q1003 トランジスタ(第2のスイッチング素子) D2001 発光ダイオード(発光素子) Q2001 フォトトランジスタ(受光素子) R1073 抵抗 D1050 ツェナーダイオード(定電圧素子) 100 電源回路

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次側コイル及び2次側コイルを有し、
    2次側に昇圧出力を得て負荷に電源を供給する昇圧トラ
    ンスと、 電子機器外部より供給された交流電流を整流する1次側
    整流回路と、 この1次側整流回路の出力をスイッチングし、1次側コ
    イルに給電する第1のスイッチング素子と、 この第1のスイッチング素子に流れる電流によりオン
    し、該第1のスイッチング素子のスイッチング動作を制
    御する第2のスイッチング素子と、 2次側コイルより出力された交流電流を整流する2次側
    整流回路と、 この2次側整流回路からの出力を平滑化し、電源回路の
    出力端子に出力する平滑回路と、 前記2次側整流回路の出力によって発光する発光素子及
    びこの発光素子が出射した光を受光する受光素子から成
    り、該2次側整流回路の出力電圧の低下を1次側回路に
    フィードバックするフィードバック回路と、 過負荷によって前記2次側整流回路の出力電圧が低下し
    たとき、前記受光素子のオフにより該2次側整流回路の
    出力電圧の低下を検知し、前記第2のスイッチング素子
    をオンさせることにより、前記第1のスイッチング素子
    のスイッチング動作を停止させ、前記昇圧トランスの発
    振を停止させる保護回路とを備えた電子機器用の電源回
    路において、 前記平滑回路と出力端子との間には、該出力端子から所
    望の出力電圧を得るための抵抗が直列に接続され、この
    抵抗と並列にツェナーダイオードが接続され、 前記出力端子がGNDに短絡されたとき、前記ツェナー
    ダイオードにツェナー電流が流れ、これにより前記2次
    側整流回路の出力電圧を低下させ、前記保護回路が、該
    2次側整流回路の出力電圧の低下を前記フィードバック
    回路を介して検知し、前記第2のスイッチング素子をオ
    ンさせることにより、前記第1のスイッチング素子のス
    イッチング動作を停止させ、前記昇圧トランスの発振を
    停止させることを特徴とする電子機器用の電源回路。
  2. 【請求項2】 1次側コイル及び2次側コイルを有し、
    2次側に昇圧出力を得て負荷に電源を供給する昇圧トラ
    ンスと、 機器外部より供給された電流をスイッチングし、1次側
    コイルに給電する第1のスイッチング素子と、 この第1のスイッチング素子に流れる電流によりオン
    し、該第1のスイッチング素子のスイッチング動作を制
    御する第2のスイッチング素子と、 2次側コイルより出力された交流電流を整流し、電源回
    路の出力端子に出力する整流回路と、 この整流回路の出力電圧を1次側回路にフィードバック
    するフィードバック回路と、 過負荷によって前記整流回路の出力電圧が低下したと
    き、前記フィードバック回路を介して該整流回路の出力
    電圧の低下を検知し、前記第2のスイッチング素子をオ
    ンさせることにより、前記第1のスイッチング素子のス
    イッチング動作を停止させ、前記昇圧トランスの発振を
    停止させる保護回路とを備えた電子機器用の電源回路に
    おいて、 前記整流回路と出力端子との間に該出力端子から所望の
    出力電圧を得るための抵抗が接続され、この抵抗と並列
    に定電圧素子が接続され、 前記出力端子がGNDに短絡されたとき、前記定電圧素
    子に電流が流れ、これにより前記整流回路の出力電圧を
    低下させ、前記保護回路が該整流回路の出力電圧の低下
    を前記フィードバック回路を介して検知し、前記第2の
    スイッチング素子をオンさせることにより、前記第1の
    スイッチング素子のスイッチング動作を停止させ、前記
    昇圧トランスの発振を停止させることを特徴とする電子
    機器用の電源回路。
  3. 【請求項3】 前記定電圧素子は、ツェナーダイオード
    であることを特徴とする請求項2に記載の電子機器用の
    電源回路。
JP2002007903U 2002-12-13 2002-12-13 電子機器用の電源回路 Expired - Lifetime JP3094640U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002007903U JP3094640U (ja) 2002-12-13 2002-12-13 電子機器用の電源回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002007903U JP3094640U (ja) 2002-12-13 2002-12-13 電子機器用の電源回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3094640U true JP3094640U (ja) 2003-07-04

Family

ID=43248604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002007903U Expired - Lifetime JP3094640U (ja) 2002-12-13 2002-12-13 電子機器用の電源回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3094640U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8576584B2 (en) Switching control circuit and switching power supply device
TWI279966B (en) Three-terminal, low voltage pulse width modulation controller IC
JP3883826B2 (ja) スイッチング電源装置
KR100296635B1 (ko) 저전압보호회로를갖는스위칭모드전원공급장치
JP6421047B2 (ja) スイッチング電源装置
US7259973B2 (en) Semiconductor apparatus for controlling a switching power supply
US6023178A (en) Pulse width control IC circuit and switching power supply unit
EP1811640A2 (en) Overpower-protection circuit and power supply apparatus having the same
JP2008048515A (ja) スイッチング電源装置
WO2005109617A1 (ja) 力率改善回路及びスイッチング電源装置
JP6481407B2 (ja) 電源制御用半導体装置
JP2004260977A (ja) Ac−dcコンバータ
JP3760379B2 (ja) スイッチング電源装置
JP3534400B2 (ja) スイッチング電源回路
JP3653075B2 (ja) スイッチング電力電送装置
JP3094640U (ja) 電子機器用の電源回路
JP2004229369A (ja) 出力電流検出回路および出力電流検出機能を備えたスイッチング電源装置
US9345100B2 (en) LED power supply
JP6236295B2 (ja) Ac/dcコンバータの保護回路、電源アダプタおよび電子機器
JP4356461B2 (ja) Dc−dcコンバータ
JP3419134B2 (ja) 自励式コンバータ装置
JPH07264846A (ja) スイッチング電源回路
KR101213696B1 (ko) 과전압 보호 장치
JP4680453B2 (ja) スイッチング電源
JP3757293B2 (ja) Dc−dcコンバータ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090402

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090402

Year of fee payment: 6