JP3094390B2 - 任意形態の物体の境界を含むブロックの変換符号化装置 - Google Patents

任意形態の物体の境界を含むブロックの変換符号化装置

Info

Publication number
JP3094390B2
JP3094390B2 JP31657196A JP31657196A JP3094390B2 JP 3094390 B2 JP3094390 B2 JP 3094390B2 JP 31657196 A JP31657196 A JP 31657196A JP 31657196 A JP31657196 A JP 31657196A JP 3094390 B2 JP3094390 B2 JP 3094390B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
unit
transform
coefficient
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31657196A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09224248A (ja
Inventor
▲こう▼ 旭 千
炳 宇 全
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR1019960049253A external-priority patent/KR100228671B1/ko
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JPH09224248A publication Critical patent/JPH09224248A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3094390B2 publication Critical patent/JP3094390B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/60Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding
    • H04N19/649Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding the transform being applied to non rectangular image segments

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入力映像信号のうち
任意形態の物体の境界を含むブロックの変換符号化装置
に係り、特に任意形態の物体の境界を含む領域の復元画
質に鑑みて変換係数を選択することにより効率よく変換
符号化を達成する任意形態の物体の境界を含むブロック
の変換符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、映像信号の冗長性(redundanc
y)を無くしながらデータ量を減らすために変換符号化
を行う。変換符号化においては1画面をN×Nサイズの
ブロックに分割し、各ブロック毎に変換符号化を行って
空間領域の映像信号を周波数領域の信号に変換する。こ
の変換符号化により信号のエネルギー(変換係数値)は
主に低周波帯域に集中される。この変換符号化において
DCT(Discrete CosineTransform)が最も幅広く使わ
れている。また、変換符号化方式は変換係数を量子化
し、量子化されたデータを可変長符号化してデータ量を
さらに圧縮させる符号化技術が提案された。
【0003】一方、変換符号化方式はN×Nサイズの四
角ブロックについて変換符号化を行うので、任意形態の
物体の境界が特定ブロック内に含まれている場合、一般
の変換符号化を行うのは非効率的である。従って、最近
は任意形態の物体の境界がブロック内に含まれている場
合、任意形態の物体の領域とその他の背景領域とを別に
変換符号化する方式が提示された。
【0004】図1は入力映像信号を符号化する一般の符
号化装置の構成図である。図示したように、一般の符号
化装置は映像分割部11を備えている。該映像分割部1
1は入力映像をN×Nサイズのブロックに分割して出力
する。N×Nサイズのブロックはブロック制御部12及
び第1スイッチ13に印加される。ブロック制御部12
はN×Nサイズの各入力ブロックが任意形態の物体の境
界を含めているかを判断し、その判断結果により第1ス
イッチ13を制御する。第1スイッチ13はブロック制
御部12の制御により映像分割部11から入力されたN
×Nサイズのブロックを第1符号化器14または第2符
号化器15に印加する。ブロック制御部12による制御
を詳細に説明するに、ブロック制御部12による判断に
より入力ブロックが任意形態の物体の境界を含めていな
ければ、入力ブロックを第1符号化器14に印加するよ
うに第1スイッチ13を制御し、逆に入力ブロックが任
意形態の物体の境界を含めていれば、入力ブロックを第
2符号化器15に印加するように第1スイッチ13を制
御する。第1符号化器14は一般の変換符号化方式によ
り映像信号ブロックを符号化する。第2符号化器15は
任意形態の物体の境界を含むブロックのための変換符号
化を行い、これについては後述する。
【0005】一方、第1符号化器14と第2符号化器1
5には第2スイッチ16が切換自在に連結されている。
この第2スイッチ16もブロック制御部12の制御によ
り動作する。これを詳細に説明すれば、ブロック制御部
12による判断により入力ブロックが任意形態の物体の
境界を含めていなければ第1符号化器14の出力を選択
するように第2スイッチ16を制御し、逆に入力ブロッ
クが任意形態の物体の境界を含めていれば、第2符号化
器15の出力を選択するように第2スイッチ16を制御
する。したがって、第2スイッチ16は入力ブロックに
対する変換符号化されたデータを出力する。
【0006】図2(A)は図1の装置において第2符号
化器の詳細回路図であり、図2(B)は図2(A)の第
2符号化器において変換係数選択の必要な領域を説明す
るための図である。すなわち、図2(A)は従来の技術
による任意形態の物体の境界を含むブロックの変換符号
化装置である。前述した通り、第2符号化器15は任意
形態の物体の境界が含まれたブロックのために変換符号
化を行う。変換部21は映像分割部11から入力された
N×NサイズのブロックBiをDCT変換してN×N個
の変換係数F1を生成する。この変換係数F1は係数選
択部22に入力される。係数選択部22は入力されたN
×N個の変換係数F1のうち特定したM個を選択し、こ
れを除いた次の変換係数は0にセットする。係数選択部
22により選択された選択係数Fsは逆変換部23に入
力される。逆変換部23は入力された選択係数Fsを逆
変換してブロックを復元する。これを復元ブロックBr
と称する。復元ブロックBrに反復制御部25に入力さ
れる。反復制御部25では入力ブロックBiと復元ブロ
ックBrの平均二乗誤差を計算し、これを予め設定され
た基準値と比較する。反復制御部25において平均二乗
誤差を計算する際、任意形態の物体の境界を含む領域に
ついてのみ計算する。図2(B)に示したように、任意
形態の物体の境界を含む領域がSと示されている際、平
均二乗誤差はS領域内の画素についてのみ計算する。反
復制御部25により計算された平均二乗誤差が予め設定
された基準値のより大きければ、反復制御部25は復元
ブロックBr内の任意形態の物体の境界を含む領域Sの
画素データを入力ブロックBiの該当する領域の画素デ
ータに代替して得た再構成ブロックBr’を構成する。
再構成ブロックBr’は変換部21に入力される。変換
部21は入力された再構成ブロックBr’をDCT変換
してN×N個の変換係数を生成して係数選択部22に出
力する。係数選択部22によりM個の係数が選択され、
逆変換部23で選択された係数により逆変換を行って復
元ブロックBrを生成し、反復制御部25により入力ブ
ロックBiと復元ブロックBrの平均二乗誤差を計算す
るなどの過程は平均二乗誤差が予め設定された基準値よ
り小さくなるまで繰り返して行われる。反復制御部25
により計算された平均二乗誤差が予め設定された基準値
より小さければ係数選択部22による係数選択を終了さ
せる。係数選択が終了されれば係数選択部22は選択さ
れた係数を符号化器24に出力し、符号化器24は選択
された係数を符号化して符号化されたデータを最終的に
出力する。
【0007】前述した一般の装置において、係数選択部
22はN×N個の変換係数のうちエネルギーの大きい順
にM個の係数を選択する。これはN×Nサイズのブロッ
ク全体領域の誤差を最小化させる方式である。しかし、
N×Nサイズのブロック内において意味のある部分は任
意形態の物体の境界を含めている領域なので、この変換
係数選択は非効率的な方法である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述した事情
に鑑みて案出されたもので、その目的は任意形態の物体
の境界を含めたブロックの変換符号化装置において、係
数選択時全体ブロックに対する復元画質ではなく、ブロ
ック内の任意形態の物体の境界を含めた領域に対する復
元画質に鑑みた変換を行う任意形態の物体の境界を含め
たブロックの変換符号化装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明は、入力ブロックを変換して変換係数を出
力する変換部と、前記変換係数と入力ブロックを用いて
変換係数を選択して出力する変換係数選択部と、前記変
換係数選択部により選択された変換係数を逆変換して復
元ブロックを出力する逆変換部と、前記変換係数選択部
により選択された選択係数を可変長符号化する符号化部
と、入力ブロックと前記復元ブロックの平均二乗誤差を
計算してこれを予め設定された基準値と比較して係数選
択を続けるかを決定する反復制御部とを含む任意形態の
物体の境界を含むブロックの変換符号化装置を提供す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明の望ましい一実施例を詳述する。図3は本発明の望ま
しい一実施例による任意形態の物体の境界を含むブロッ
クの変換符号化装置の構成図である。図示したように、
本発明による任意形態の物体の境界を含むブロックの変
換符号化装置は、入力されたN×NサイズのブロックB
iをDCT変換してN×N個の変換係数F1を生成する
変換部31と、前記変換係数F1と入力ブロックBiを
用いて変換係数を選択して出力する変換係数選択部32
と、前記選択された選択係数Fsを逆変換して復元ブロ
ックを復元する逆変換部33と、前記選択された選択係
数Fsを可変長符号化する符号化部34,及び入力ブロ
ックBiと前記復元ブロックBrの平均二乗誤差を計算
してこれを予め設定された基準値と比較して計算された
平均二乗誤差が基準値より小さければ前記変換係数選択
部32による係数選択を終結する制御信号を出力する反
復制御部35とを含む。
【0011】図4は図3の変換係数選択部の詳細構成図
である。図示したように、変換係数選択部は本発明によ
る装置に入力される入力ブロックBiを入力され、入力
ブロックBiと誤差ブロックのうち一つを選択して選択
されたブロックBdを出力するブロック選択部41と、
変換部31から入力ブロックBiの変換係数を入力され
個別変換係数に対するパターンブロックBp(n)を構
成して出力し、パターンブロックを貯蔵してから選択イ
ンデックスが入力されれば選択インデックスに当たるパ
ターンブロックBp(k)を出力するパターン構成部4
2と、前記パターンブロックBp(n)のうちブロック
選択部41から選択されたブロックBdと最良にマッチ
ングされるパターンブロックを選択して選択インデック
スを出力する比較部43と、前記比較部43により選択
された選択インデックスに当たる変換係数を復元する係
数復元部44と、前記ブロック選択部41により選択さ
れたブロックBdとパターン構成部42から入力される
選択インデックスに当たるパターンブロックBp(k)
の誤差を計算して誤差ブロックを生成して前記ブロック
選択部41に出力する誤差計算部45と、前記反復制御
部35から入力される制御信号に応じて前記比較部43
によるパターンブロックの選択を終結させる終結制御部
46とを含む。
【0012】図5は図4のパターン構成部の詳細構成図
である。図示したように、図4のパターン構成部42は
入力されたN×N個の変換係数のそれぞれに対する逆変
換を行ってN×N個のパターンブロックBp(n)を構
成し、これらを前記比較部43に出力する逆変換器51
と、前記逆変換器51から出力されるパターンブロック
Bp(n)を貯蔵するメモリ52と、前記比較部43か
ら入力される選択インデックスにより前記メモリ52に
貯蔵されているパターンブロックBp(n)のうち選択
インデックスに当たるパターンブロックBp(k)を前
記誤差計算部45に出力する制御器53を含む。
【0013】図6は図4の比較部の詳細構成図である。
図示したように、図4の比較部は前記ブロック選択部4
1により選択されたブロックBdと前記パターン構成部
42に入力されるN×N個のパターンブロックBp
(n)のそれぞれの係数に対するパターンブロックとの
平均二乗誤差を計算する平均二乗誤差計算部61と、選
択された係数のビット量について前記一つの係数をさら
に追加することにより発生するビット量の変化量を計算
するビット量変化計算部62と、N×N個のパターンブ
ロックについて前記ビット量の変化計算部62により計
算されるビット量変化量に対する前記平均二乗誤差計算
部61により計算された平均二乗誤差の比が最小となる
係数のパターンブロックを選択してこれによる選択イン
デックスを出力する選択部63を含む。
【0014】このように構成された本発明の望ましい一
実施例による任意形態の物体の境界を含めたブロックの
変換符号化装置の動作をさらに具体的に説明する。図3
に示した変換部31は図1に示した一般の符号化装置の
映像分割部11から入力されたN×Nサイズのブロック
BiをDCT変換してN×N個の変換係数F1を生成す
る。この変換係数F1は変換係数選択部32に入力され
る。変換係数選択部22は入力されたN×N個の変換係
数と入力ブロックBiを用いて前記N×N個の変換係数
のうち変換係数を選択して出力する。
【0015】前記変換係数選択部32により予め設定さ
れた数の変換係数が選択される過程は図4に示した変換
係数選択部32の詳細構成図に基づき説明する。ブロッ
ク選択部41は一番目の変換係数を選択する過程では映
像分割部11から入力される入力ブロックBiを選択し
て出力し、二番目以降の変換係数を選択する過程では以
前過程で選択された変換係数に対するパターンブロック
Bp(k)と入力ブロックBiの誤差ブロックを選択し
て出力する。
【0016】パターン構成部42は変換部31から入力
されるN×N個の変換係数のそれぞれに対するパターン
ブロックBp(n)を構成して出力し貯蔵する。また、
選択インデックスkが入力されれば、貯蔵されたパター
ンブロックBp(n)のうち選択インデックスに当たる
パターンブロックBp(k)を出力する。前記パターン
構成部42の作動を図5に示したパターン構成部の詳細
構成図に基づき説明する。逆変換器51は変換部31か
ら入力されるN×N個の変換係数のそれぞれに対する逆
変換を行ってN×N個のパターンブロックBp(n)を
構成して出力する。前記パターンブロックBp(n)は
次の比較部43に出力され、またパターン構成部42の
メモリ52に貯蔵される。メモリ52は前記逆変換器5
1から出力されるパターンブロックBp(n)を貯蔵す
る。制御器53は選択インデックスkを入力され前記メ
モリ52に貯蔵されているパターンブロックBp(n)
のうち選択インデックスに当たるパターンブロックBp
(k)を次の誤差計算部45に出力する。
【0017】比較部43はパターン構成部42から入力
されたパターンブロックBp(n)のうち前記ブロック
選択部41から入力されたブロックBdと最良にマッチ
ングされるパターンブロックを選択して選択インデック
スkを出力する。前記比較部43によるパターンブロッ
クの選択動作を図6に示した比較部31の詳細構成図に
基づき説明する。
【0018】平均二乗誤差計算部61は、前記パターン
構成部42から入力されたパターンブロックBp(n)
と前記ブロック選択部41から入力されたブロックBd
との平均二乗誤差を未だ選択されていない全てのパター
ンブロックについてそれぞれ計算してその結果を各パタ
ーンブロックに対するΔMSE(n)を出力する。ビッ
ト量変化計算部62は、今まで選択された係数に対する
ビット量を計算して貯蔵しており、任意の係数を追加し
て選択した時のビット量変化量をそれぞれ計算して、そ
の結果を各パターンブロックに対するΔbit(n)を
出力する。選択部63は、N×N個の係数のうち現在ま
で選択されていない全てのパターンブロックBP(n)
と選択ブロックBdとのそれぞれの平均二乗誤差ΔMS
E(n)と、現在まで選択されている係数の累積された
ビット量に現在まで選択されていない全ての係数それぞ
れを追加することにより得られるそれぞれのビット量変
化量Δbit(n)を入力され、この比率、言い換えれ
〔ΔMSE(n)/Δbit(n)〕が最大となる
“n”である“k”を選択してそのインデックスkを選
択インデックスとして出力する。すなわち、選択部63
はN×N個の係数のうちk番目の係数を選択係数として
追加することにより増えるビット量変化量Δbit
(k)について、k番目の係数を選択係数として追加す
ることにより減る平均二乗誤差ΔMSE(k)の比が最
大となるように選択インデックスkを出力する。
【0019】係数復元部44は前記比較部43により選
択された選択インデックスkを入力され選択インデック
スkに当たる変換係数を復元して出力する。出力された
変換係数が変換係数選択部32により出力される選択係
数である。誤差計算部45は前記ブロック選択部41に
より選択されたブロックBdと前記パターン構成部42
から入力される選択インデックスkに当たるパターンブ
ロックBp(k)の誤差を計算して誤差ブロックを生成
して前記ブロック選択部41に出力する。
【0020】終結制御部46は前記反復制御部35から
入力される制御信号に応じて前記比較部43によるパタ
ーンブロック選択を終結させる。すなわち、終結制御部
46は選択された変換係数による復元ブロックと入力ブ
ロックとの平均二乗誤差が予め設定された基準値より小
さければ変換係数選択部32による変換係数の選択を終
結させる。
【0021】今までは本発明による任意形態の物体の境
界を含めるブロックの変換符号化装置の核心部と言える
変換係数選択部32の動作を詳細に説明して来た。逆変
換部33は前記変換係数選択部32により選択された変
換係数Fsを逆変換して復元ブロックBrを生成する。
符号化器34は前記変換係数選択部32により選択され
た変換係数部Fsを可変長符号化した符号化されたデー
タを出力する。
【0022】反復制御部35は入力ブロックBiと復元
ブロックBrの平均二乗誤差を計算し、計算された平均
二乗誤差が予め設定された基準値と比較して計算された
平均二乗誤差が基準値より小さければ前記変換係数選択
部32による係数選択を終結させる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による任意形
態の物体の境界を含むブロックの変換符号化装置は、変
換係数を選択する際任意の係数(例えば、k番目の係
数)を選択係数として追加することにより増えるビット
量変化量Δbit(k)について前記係数(k番目の係
数)を選択係数として追加することによる減る平均二乗
誤差ΔMSE(k)の比を最大とならせる選択係数を選
択することにより復元画質を向上させると共に必要なビ
ット量を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】入力映像信号を符号化する一般の符号化装置の
構成図である。
【図2】(A)は図1の装置において第2符号化器(従
来の技術による任意形態の物体の境界を含むブロックの
変換符号化装置)の構成図、(B)は図2(A)の第2
符号化器において変換係数選択が必要な領域を説明する
ための図である。
【図3】本発明の望ましい一実施例による任意形態の物
体の境界を含むブロックの変換符号化装置の構成図であ
る。
【図4】図3の変換係数選択部の詳細構成図である。
【図5】図4のパターン構成図の詳細構成図である。
【図6】図4の比較部の詳細構成図である。
【符号の説明】
31 変換部 32 変換係数選択部 33 逆変換部 34 符号化器 35 反復制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−163369(JP,A) 鹿喰,「領域サポートDCTを用いた 任意形状符号化の検討」,電子情報通信 学会技術研究報告,1995年12月15日,V ol.95,No.437,pp.61−66 (IE95−109) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/24 - 7/68 H03M 7/30 JICSTファイル(JOIS)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意形態の物体の境界を含むブロックの
    変換符号化装置において、 入力ブロックを変換して変換係数を出力する変換部と、 前記変換係数と入力ブロックを用いて変換係数を選択し
    て出力する変換係数選択部と、 前記変換係数選択部により選択された変換係数を逆変換
    して復元ブロックを出力する逆変換部と、 前記変換係数選択部により選択された選択係数を可変長
    符号化する符号化部と、 入力ブロックと前記復元ブロックの平均二乗誤差を計算
    してこれを予め設定された基準値と比較して係数選択を
    続けるかを決定する反復制御部とを含むことを特徴とす
    る任意形態の物体の境界を含むブロックの変換符号化装
    置。
  2. 【請求項2】 前記変換係数選択部は、 入力ブロックと誤差ブロックのうち一つを選択して出力
    するブロック選択部と、 前記変換部から入力される入力ブロックの変換係数を入
    力され各変換係数に対するパターンブロックを構成して
    出力し、パターンブロックを貯蔵していてから選択イン
    デックスが入力されれば選択インデックスに当たるパタ
    ーンブロックを出力するパターン構成部と、 前記パターンブロックのうち前記ブロック選択部から選
    択されたブロックと最良にマッチングされるパターンブ
    ロックを選択して選択インデックスを出力する比較部
    と、 前記比較部により選択された選択インデックスに当たる
    変換係数を復元する係数復元部と、 前記ブロック選択部により選択されたブロックと前記パ
    ターン構成部から入力される選択インデックスに当たる
    パターンブロックの誤差を計算して誤差ブロックを生成
    して前記ブロック選択部に出力する誤差計算部と、 前記反復制御部から入力される制御信号に応じて前記比
    較部によるパターンブロックの選択を終結させる終結制
    御部とを含むことを特徴とする請求項1に記載の任意形
    態の物体の境界を含むブロックの変換符号化装置。
  3. 【請求項3】 前記パターン構成部は、 入力されるN×N個の変換係数のそれぞれに対する逆変
    換を行ってN×N個のパターンブロックを構成し、これ
    らを前記比較部に出力する逆変換器と、 前記逆変換器から出力されるパターンブロックを貯蔵す
    るメモリと、 前記比較部から入力される選択インデックスにより前記
    メモリに貯蔵しているパターンブロックのうち選択イン
    デックスに当たるパターンブロックを前記誤差計算部に
    出力する制御器とを含むことを特徴とする請求項2に記
    載の任意形態の物体の境界を含むブロックの変換符号化
    装置。
  4. 【請求項4】 前記比較部は、 前記ブロック選択部により選択されたブロックと前記パ
    ターン構成部に入力されるN×N個のパターンブロック
    のうち一つの係数に対するパターンブロックとの平均二
    乗誤差を計算する平均二乗誤差計算部と、 既に選択された係数のビット量について前記一つの係数
    をさらに追加することにより生ずるビット量を計算する
    ビット量変化計算部と、 前記ビット量変化計算部により計算されるビット量変化
    量と前記平均二乗誤差計算部により計算された平均二乗
    誤差を用いてN×N個のパターンブロックのうち一つの
    パターンブロックを選択する選択部とを含むことを特徴
    とする請求項3に記載の任意形態の物体の境界を含むブ
    ロックの変換符号化装置。
  5. 【請求項5】 前記ブロック選択部は、 一番目の変換係数を選択する過程では入力ブロックを選
    択して出力し、二番目以降の変換係数を選択する過程で
    は以前過程で選択された変換係数に対するパターンブロ
    ックと入力ブロックの誤差ブロックを選択して出力する
    ことを特徴とする請求項2に記載の任意形態の物体の境
    界を含むブロックの変換符号化装置。
  6. 【請求項6】 前記選択部は、 前記ビット量変化計算部により計算されるビット量変化
    量に対する前記平均二乗誤差計算部により計算された平
    均二乗誤差の比が最となる係数のパターンブロックを
    選択してこれによる選択インデックスを出力することを
    特徴とする請求項4に記載の任意形態の物体の境界を含
    むブロックの変換符号化装置。
JP31657196A 1995-11-29 1996-11-27 任意形態の物体の境界を含むブロックの変換符号化装置 Expired - Fee Related JP3094390B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR19950044958 1995-11-29
KR44958/1995 1995-11-29
KR49253/1996 1996-10-28
KR1019960049253A KR100228671B1 (ko) 1995-11-29 1996-10-28 임의 형태 물체의 경계를 포함하는 블록의 변환 부호화 장치

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09224248A JPH09224248A (ja) 1997-08-26
JP3094390B2 true JP3094390B2 (ja) 2000-10-03

Family

ID=26631438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31657196A Expired - Fee Related JP3094390B2 (ja) 1995-11-29 1996-11-27 任意形態の物体の境界を含むブロックの変換符号化装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5715004A (ja)
EP (1) EP0783230B1 (ja)
JP (1) JP3094390B2 (ja)
CN (1) CN1104141C (ja)
DE (1) DE69619644T2 (ja)
ES (1) ES2174033T3 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6160503A (en) * 1992-02-19 2000-12-12 8×8, Inc. Deblocking filter for encoder/decoder arrangement and method with divergence reduction
US5828784A (en) * 1992-07-13 1998-10-27 Hitachi Denshi Kabushiki Kaisha Data coding method and apparatus using a plurality of blocks of different length
KR20140071809A (ko) * 2012-12-04 2014-06-12 삼성전자주식회사 비디오 데이터의 처리 방법 및 장치

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4189748A (en) * 1977-08-23 1980-02-19 Northrop Corporation Video bandwidth reduction system using a two-dimensional transformation, and an adaptive filter with error correction
US5038390A (en) * 1990-06-05 1991-08-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Method of transform data compression using save-maps
JP2878796B2 (ja) * 1990-07-03 1999-04-05 国際電気株式会社 音声符号化器
JPH04368088A (ja) * 1991-06-14 1992-12-21 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> 動画像直交変換方式における交流成分の適応符号化方式
US5422963A (en) * 1993-10-15 1995-06-06 At&T Corp. Block transform coder for arbitrarily shaped image segments
KR970009408B1 (ko) * 1994-01-18 1997-06-13 대우전자 주식회사 인터/인트라 테이블 선택 회로
WO1995022228A1 (en) * 1994-02-15 1995-08-17 Sony Corporation Method and device for encoding image signal

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
鹿喰,「領域サポートDCTを用いた任意形状符号化の検討」,電子情報通信学会技術研究報告,1995年12月15日,Vol.95,No.437,pp.61−66(IE95−109)

Also Published As

Publication number Publication date
EP0783230B1 (en) 2002-03-06
EP0783230A2 (en) 1997-07-09
DE69619644T2 (de) 2002-08-01
ES2174033T3 (es) 2002-11-01
EP0783230A3 (en) 1999-10-20
JPH09224248A (ja) 1997-08-26
CN1104141C (zh) 2003-03-26
DE69619644D1 (de) 2002-04-11
CN1159684A (zh) 1997-09-17
US5715004A (en) 1998-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3135062B2 (ja) 画像復号化方法
JP3369422B2 (ja) データ復号化方法及びその装置
US7505631B2 (en) Image coding and decoding methods, image coding and decoding apparatuses, and recording media for image coding and decoding programs
JPH01503509A (ja) 一連の画像を有効に通信するための階層的符号化方法と装置
JPH0677843A (ja) 映像データの可変長符号化/復号化方法及び装置
JP3094390B2 (ja) 任意形態の物体の境界を含むブロックの変換符号化装置
JP2843024B2 (ja) 変換符号化システムの変換係数選択方法及びその装置
KR100228671B1 (ko) 임의 형태 물체의 경계를 포함하는 블록의 변환 부호화 장치
JPH07147679A (ja) 動画像圧縮符号化方法
JP2862022B2 (ja) 画像符号化方式
JP2887843B2 (ja) 画像データ復元方法および装置
JPH0310486A (ja) 動画像符号化装置
JP3930596B2 (ja) 音声信号符号化方法
KR0134358B1 (ko) 가변 스캔방법을 이용한 부호화 및 복호화시스템
JPS63198420A (ja) 画像圧縮装置
JP2521359B2 (ja) 画像符号化装置
JPH0767108A (ja) 符号化装置と復号装置
JP2000217113A (ja) 画像通信装置と圧縮符号化方法
JPH0583564A (ja) 画像処理装置
JPH06113279A (ja) 画像圧縮装置
JPH03243066A (ja) 画像符号化方式
JPH0461584A (ja) 符号化装置および復号化装置
JPH09284764A (ja) 映像信号符号化方法及び映像信号符号化装置
JPH05252504A (ja) 符号化器及び復号化器
JPH07184199A (ja) 画像データ符号化回路およびそれを用いた圧縮データベース回路

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080804

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080804

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090804

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090804

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100804

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110804

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120804

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130804

Year of fee payment: 13

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees