JP3094303U - 切削工具のバイト変速伝動機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 切削工具のバイト変速伝動機構の提供。 【解決手段】 順、逆回転するモータを具え、モータの
伝動軸で動力を変速伝動機構に伝え、該変速伝動機構は
移動可能なスライド歯車２３、恒常的にスライド歯車に
対応し噛み合う第１或いは第２従動輪２４，２５、主動
輪或いは従動輪に取り付けられて伝動軸の順、逆回転運
動に呼応する制動器或いは軸、選択的に主動輪を駆動し
て縦向き参考軸上の行程の間で移動させ、ドリル或いは
バイトの進退行程中に異なる回転速度の回転運動を発生
させる複合第１或いは第２従動輪を具え、周知の減速装
置、クラッチに複雑な或いはサーボモータ等の高価格の
装置を組み合わせなければ達成できなかった欠点を解決
する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種の切削工具のバイト変速伝動機構の構造に係り、特に、ドリルの 進退を制御する変速伝動装置の構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】

ドリル或いはその他のバイトは一つの台座上に配置され、モータ伝送の形式で 回転と送りが与えられて工作物に対するせん孔、切削等の作業プロセスを行う。 これまでに多くのせん孔或いは切削工具が提供されている（例えば特許文献１〜 ３参照。）。伝統的な切削工具は心軸の軸方向に進退の往復移動を行えるドリル 用心軸を具えた主モータドリル部分、モータと伝動軸の間に用いられてモータの 回転を伝える減速装置と感応モータ（或いは副モータと称される）、ドリルと伝 動軸の連動結合を制御してそれに送り方向の移動或いは反対方向回転の戻り方向 の移動を行わせる伝動変換装置とを具えている。

【０００３】 切削システムに関する設計条件は、バイト或いはドリルの送りと戻りの移動の 過程で、該伝動軸或いは心軸の回転方向が反対であり、並びに、ドリル或いはバ イトの送り運動の回転速度が戻り行程の回転速度より明らかに遅く、これにより ドリルの送り運動中に工作物の孔の切削角を破壊しないことである。実質上、上 述の送り或いは戻りの回転速度の制御は、減速装置と感応モータにより獲得され る。しかし、この技術に習熟した者であれば分かるように、減速装置と感応モー タ自身及びそれと周辺機構の組合せは通常複雑となりやすい。例えば、減速装置 の原動歯車、従動歯車とベルトの間にあって、従動歯車の二側に少なくとも軸孔 を具えた回転軸が設けられて、主軸後段の凸歯構造と組み合わされ、これにより 従動歯車が原動歯車より伝送された動力を可変換方式で共同で受ける。これによ り、ある業者は、順、逆回転可能で且つ回転速度変換作用を有するサーボモータ を上述の感応モータと減速装置の代わりに採用している。しかし、これは上述の 運転の要求を達成できるが、このサーボモータのコスト或いは価格は非常に高く 、全体の機具の価格を大幅にアップし、直接市場での競争力に影響を与え、この ような状況は望ましくないものである。

【０００４】 上述の特許文献１〜３に代表されるような従来の技術は、多くの異なる伝動或 いは変速装置を切削工具に使用したもので、せん孔或いは切削作業を行うことが できるが、しかし、それは簡単な構造で価格が低廉な普通のモータで駆動してド リル或いはバイトに順、逆回転させることができ、且つ回転速度変換の機能を有 するものではない。

【０００５】

【特許文献１】 台湾特許第７８２０６１４０号明細書

【特許文献２】 台湾特許第７９２０００３１号明細書

【特許文献３】 台湾特許第８３２１２１２０号明細書

【０００６】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の主要な目的は、一種の切削工具のバイト変速伝動機構を提供し、この 変速伝動機構は簡単な構造の条件の下で、比較的小さい体積を有し、手持ち切削 工具システム方面に適用されて、ドリル又はバイトの送り、戻しの往復移動中に 、順、逆回転と対応する慢速、快速の回転速度変換のメカニズムを有し、並びに 周知の装置の、複雑さ或いはサーボモータの応用により高価格となる状況を明ら かに改善するものとする。

【０００７】 本考案の切削工具のバイト変速伝動機構は、順、逆回転を発生する伝動軸を具 えたモータと、伝動軸動力をドリル或いはバイトに伝送する変速伝動機構とで組 成されている。この変速伝動機構は、縦向き参考軸上の行程の間で移動するスラ イド歯車と、該スライド歯車と対応し回転する第１或いは第２従動輪を具えてい る。実質上、上述のスライド歯車と第１或いは第２従動輪は、それらと組み合わ されて、伝動軸の順、逆回転運動に呼応し、選択的に動力出力端で回転速度変換 を形成する制動器或いは軸を具えている。

【０００８】 本考案の変速伝動機構は、該制動器或いは軸が少なくとも一つのネジ部を具え 、スライド歯車のドリル或いはバイトに伴う送り行程を制動し、ただ第１従動輪 の出力端を駆動して慢速順方向回転運動を発生させ、並びに該ドリル或いはバイ トの戻り行程にあって、伝動軸の逆回転運動に伴い、選択的に第２従動輪の小比 例歯車を駆動して、出力端に高速回転運動を発生させる。

【０００９】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、順、逆回転を発生する伝動軸を具えたモータと、該伝動軸 の動力をドリル或いはバイトに出力する変速伝動機構で組成された切削工具のバ イト変速伝動機構において、 該変速伝動機構のスライド歯車を駆動する主動輪と、 該スライド歯車と複合形態を組合せを形成する制動器或いは軸と、 第１従動輪及び第２従動輪と、 を具え、該スライド歯車が伝動軸の順、逆回転に呼応して制動器或いは軸の軸 線方向に沿って移動し、選択的に該第１従動輪或いは第２従動輪と噛み合い、ド リル或いはバイトの送り、戻し行程中に、低速、高速の異なる回転速度の回転運 動を発生させることを特徴とする、切削工具のバイト変速伝動機構としている。 請求項２の考案は、請求項１に記載の切削工具のバイト変速伝動機構において 、主動輪が歯車を具えた連動軸に配置され、該連動軸の歯車が恒常的にスライド 歯車を駆動して制動器或いは軸の軸線方向に沿って移動させることを特徴とする 、切削工具のバイト変速伝動機構としている。 請求項３の考案は、請求項１に記載の切削工具のバイト変速伝動機構において 、スライド歯車が第１従動輪、第２従動輪と共同で制動器或いは軸に組み合わさ れ、該スライド歯車が、 制動器或いは軸に設けられたネジ部と噛み合う雌ネジと、 上端面及び下端面と、 該上端面及び下端面に設けられてスライド歯車の移動行程中に選択的に第１従 動輪或いは第２従動輪と噛み合う制動ブロック或いは面と、 を具えたことを特徴とする、切削工具のバイト変速伝動機構としている。 請求項４の考案は、請求項３に記載の切削工具のバイト変速伝動機構において 、第１従動輪と第２従動輪の設定端面に嵌合ブロック或いは面が設けられたこと を特徴とする、切削工具のバイト変速伝動機構としている。 請求項５の考案は、請求項１に記載の切削工具のバイト変速伝動機構において 、第１従動輪が一つの歯車軸に組み付けられた副動輪と噛み合うことを特徴とす る、切削工具のバイト変速伝動機構としている。 請求項６の考案は、請求項１又は請求項５に記載の切削工具のバイト変速伝動 機構において、歯車軸がモータケースの端面に設けられた孔に組み付けられ、該 歯車軸が第２従動輪と噛み合う歯車部を具えたことを特徴とする、切削工具のバ イト変速伝動機構としている。 請求項７の考案は、請求項１に記載の切削工具のバイト変速伝動機構において 、歯車軸が歯車部を具えて動力出力軸に組み付けられた連動歯車と噛み合うこと を特徴とする、切削工具のバイト変速伝動機構としている。 請求項８の考案は、請求項１に記載の切削工具のバイト変速伝動機構において 、制動器或いは軸がモータケースの端面に設けられた軸孔に取り付けられたこと を特徴とする、切削工具のバイト変速伝動機構としている。 請求項９の考案は、請求項１に記載の切削工具のバイト変速伝動機構において 、第１従動輪が連動歯車と噛み合ってそれを駆動し、並びに第１従動輪と該連動 歯車の歯車比が大きくなるように設けられたことを特徴とする、切削工具のバイ ト変速伝動機構としている。 請求項１０の考案は、請求項１に記載の切削工具のバイト変速伝動機構におい て、歯車軸が歯車部を具えて該歯車部が第２従動輪と噛み合い、該歯車部と第２ 従動輪の歯車比が小さくなるよう設けられたことを特徴とする、切削工具のバイ ト変速伝動機構としている。

【００１０】

【考案の実施の形態】 図１、２に示されるように、本考案の切削工具のバイト変速伝動機構の実施例 は、モータ１０と、該モータ１０に駆動される変速伝動機構２０で組成されてい る。モータ１０は一般に使用されているものを選択する。実務上、通常は電流変 換ユニットを透過し、例えばモータを制御し順回転させる時には８極電極で伝動 し、逆回転時には４極電極で駆動し（この部分は周知の技術であるため、詳しい 説明は省略する）、該モータ１０は伝動軸１１を具え、変速伝動機構２０と組み 合わされる。

【００１１】 好ましい実施例では、変速伝動機構２０は、伝動軸１１に駆動される主動輪２ １を具え、該主動輪２１は該主動輪２１に枢接された連動軸２２を具え、該連動 軸２２はモータ１０のケースの端面１３に設けられた孔１２内に組み付けられる 。図３に示されるように、該連動軸２２はその腹部位置に設けられた歯車２２１ を具えている。歯車２２１はこの実施例中では、スライド歯車２３を駆動する。 該スライド歯車２３は複合形態の第１、第２従動輪２４、２５が共同で組み付け られた制動器或いは軸２６に設けられている。

【００１２】 図２に示されるように、具体的実施例にあって、制動器或いは軸２６はモータ １０のケースの端面１３のもう一つの軸孔１４内に組み付けられ、周辺にネジ部 ２６１が形成された比較的大径の部分を具えている。これにより、該スライド歯 車２３がその内縁の雌ネジ２３１で該制動器或いは軸２６と噛み合い、並びに設 定範囲内にあって、制動器或いは軸２６のネジ部２６１の軸線方向に沿って移動 できる（この部分は後で説明する。）。

【００１３】 スライド歯車２３はこの実施例において、その上端面２３２、下端面２３３に 制動ブロック或いは面２３４が形成され、この制動ブロック或いは面２３４はス ライド歯車２３の移動行程中に、選択的に、第１、第２従動輪２４、２５の設定 端面２４１、２５１に設けられた嵌合ブロック或いは面２４２、２５２と接合し て駆動関係を形成するのに供される。

【００１４】 図１、２に示されるように、副動輪２７が上述の第１従動輪２４に噛み合い、 並びに一つの歯車軸２８に組み付けられて該軸がケースの端面１３の孔１５に組 み付けられている。歯車軸２８は歯車部２８１を具えて上述の第２従動輪２５と 連動歯車２９にそれぞれ噛み合う。

【００１５】 この連動歯車２９はケースの端面１３の孔１６に接地された動力出力軸３０に 組み付けられて、動力出力軸３０がドリル又はバイトを駆動し送り或いは戻り行 程回転運動を行わせる。

【００１６】 図３は、モータ１０で伝動軸１１を駆動し順回転させる送り行程動作を示す。 このとき、主動輪２１は連動軸２２を介してスライド歯車２３を回転させる。ス ライド歯車２３は雌ネジ２３１で制動器或いは軸２６のネジ部２６１と噛み合っ ているため、制動器或いは軸２６の軸線方向に沿って下向きに移動し、その下端 面２３３の制動ブロック或いは面２３４が第１従動輪２４の嵌合ブロック或いは 面２４２と噛み合い、強制的に第１従動輪２４に副動輪２７と歯車軸２８を駆動 させ回転させる。その後、連動軸２２と動力出力軸３０を介してドリル或いはバ イトを回転させる。この時、第２従動輪２５はスライド歯車２３と噛み合わず、 ゆえに空転状態を形成し、ドリル或いはバイトの回転送り施行作業に干渉しない 。

【００１７】 図４を参照されたい。ドリル或いはバイトの戻り行程の時、モータ１０は電流 変換ユニットの制御により、伝動軸１１を駆動して逆回転させる。伝動軸１１は 連動軸２２を介してスライド歯車２３を逆回転させ、制動器或いは軸２６の軸線 方向に沿って上向きに移動させて、その上端面２３２の制動ブロック或いは面２ ３４を第２従動輪２５の嵌合ブロック或いは面２５２と噛み合わせ、強制的に第 ２従動輪２５に歯車軸２８の歯車部２８１との噛み合いにより歯車軸２８と連動 歯車２９を回転させ、動力出力軸３０に動力をドリル或いはバイトに伝えさせて 逆回転させる。この時、第１従動輪２４はスライド歯車２３と噛み合わず、ゆえ に空転状態を形成する。

【００１８】 説明を加えると、変速伝動機構２０はスライド歯車２３を制動器或いは軸２６ に組み合わせてその軸線方向に沿って移動させることにより、選択的に第１従動 輪２４或いは第２従動輪２５と噛み合わせて駆動する。並びに歯車軸２８の歯車 部２８１、連動歯車２９と第１、第２従動輪２４、２５が要求条件に応じた歯車 比を以て配置される。例えば本考案の実施例では、モータの伝動軸１１が順回転 する時、第１従動輪２４と副動輪２７の歯車比は、回転速度の緩慢なバイト送り 状態を形成するよう設定される。第２従動輪２５と歯車軸２８の歯車部２８１の 歯車比は、回転速度快速なバイト戻り行程を形成するよう設定される。

【００１９】

【考案の効果】

本考案は有効な切削工具のバイト変速伝動機構を提供し、それは周知の切削工 具の減速装置とクラッチ機構の組合せを改変し、大小比率の複合第１、第２従動 輪２４、２５に、スライド歯車２３と制動器或いは軸２６を組み合わせた簡単な 構造を利用してドリル或いはバイトの送り、戻しの行程をモータ１０の順、逆回 転に呼応する高速、低速度の回転運動となし、数倍の差の回転速度の組合せを獲 得できる。その空間形態は伝統的な穴あけ用の切削工具には見られない。本考案 は上述の条件の下で、特に小型の機具システムに適用され、周知の技術における サーボモータの使用により価格が高くなる状況を改善し、相当大きな進歩を達成 し、ゆえに、実用新案登録の要件を具備している。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の変速伝動機構の立体図である。

【図２】本考案の変速伝動機構の分解図である。

【図３】本考案の変速伝動機構のバイト送り行程中の断
面実施例図である。

【図４】本考案の変速伝動機構のバイト戻し行程中の断
面実施例図である。

【符号の説明】

１０ モータ １１ 伝動軸 １２、１５、１６ 孔 １３ ケースの端面 １４ 軸孔 ２０ 変速伝動機構 ２１ 主動輪 ２２ 連動軸 ２２１ 歯車 ２３ スライド歯車 ２３１ 雌ネジ ２３２ 上端面 ２３３ 下端面 ２３４ 制動ブロック或いは面 ２４ 第１従動輪 ２４１、２５１ 設定端面 ２４２、２５２ 嵌合ブロック或いは面 ２５ 第２従動輪 ２６ 制動器或いは軸 ２６１ ネジ部 ２７ 副動輪 ２８ 歯車軸 ２８１ 歯車部 ２９ 連動歯車 ３０ 動力出力軸

Claims (10)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 順、逆回転を発生する伝動軸を具えたモ
   ータと、該伝動軸の動力をドリル或いはバイトに出力す
   る変速伝動機構で組成された切削工具のバイト変速伝動
   機構において、 該変速伝動機構のスライド歯車を駆動する主動輪と、 該スライド歯車と複合形態を組合せを形成する制動器或
   いは軸と、 第１従動輪及び第２従動輪と、 を具え、該スライド歯車が伝動軸の順、逆回転に呼応し
   て制動器或いは軸の軸線方向に沿って移動し、選択的に
   該第１従動輪或いは第２従動輪と噛み合い、ドリル或い
   はバイトの送り、戻し行程中に、低速、高速の異なる回
   転速度の回転運動を発生させることを特徴とする、切削
   工具のバイト変速伝動機構。
2. 【請求項２】 請求項１に記載の切削工具のバイト変速
   伝動機構において、主動輪が歯車を具えた連動軸に配置
   され、該連動軸の歯車が恒常的にスライド歯車を駆動し
   て制動器或いは軸の軸線方向に沿って移動させることを
   特徴とする、切削工具のバイト変速伝動機構。
3. 【請求項３】 請求項１に記載の切削工具のバイト変速
   伝動機構において、スライド歯車が第１従動輪、第２従
   動輪と共同で制動器或いは軸に組み合わされ、該スライ
   ド歯車が、 制動器或いは軸に設けられたネジ部と噛み合う雌ネジ
   と、 上端面及び下端面と、 該上端面及び下端面に設けられてスライド歯車の移動行
   程中に選択的に第１従動輪或いは第２従動輪と噛み合う
   制動ブロック或いは面と、 を具えたことを特徴とする、切削工具のバイト変速伝動
   機構。
4. 【請求項４】 請求項３に記載の切削工具のバイト変速
   伝動機構において、第１従動輪と第２従動輪の設定端面
   に嵌合ブロック或いは面が設けられたことを特徴とす
   る、切削工具のバイト変速伝動機構。
5. 【請求項５】 請求項１に記載の切削工具のバイト変速
   伝動機構において、 第１従動輪が一つの歯車軸に組み付けられた副動輪と噛
   み合うことを特徴とする、切削工具のバイト変速伝動機
   構。
6. 【請求項６】 請求項１又は請求項５に記載の切削工具
   のバイト変速伝動機構において、歯車軸がモータケース
   の端面に設けられた孔に組み付けられ、該歯車軸が第２
   従動輪と噛み合う歯車部を具えたことを特徴とする、切
   削工具のバイト変速伝動機構。
7. 【請求項７】 請求項１に記載の切削工具のバイト変速
   伝動機構において、歯車軸が歯車部を具えて動力出力軸
   に組み付けられた連動歯車と噛み合うことを特徴とす
   る、切削工具のバイト変速伝動機構。
8. 【請求項８】 請求項１に記載の切削工具のバイト変速
   伝動機構において、制動器或いは軸がモータケースの端
   面に設けられた軸孔に取り付けられたことを特徴とす
   る、切削工具のバイト変速伝動機構。
9. 【請求項９】 請求項１に記載の切削工具のバイト変速
   伝動機構において、第１従動輪が連動歯車と噛み合って
   それを駆動し、並びに第１従動輪と該連動歯車の歯車比
   が大きくなるように設けられたことを特徴とする、切削
   工具のバイト変速伝動機構。
10. 【請求項１０】 請求項１に記載の切削工具のバイト変
    速伝動機構において、歯車軸が歯車部を具えて該歯車部
    が第２従動輪と噛み合い、該歯車部と第２従動輪の歯車
    比が小さくなるよう設けられたことを特徴とする、切削
    工具のバイト変速伝動機構。