JP3093679U - アダプタ - Google Patents

アダプタ

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JP3093679U JP2002006816U JP2002006816U JP3093679U JP 3093679 U JP3093679 U JP 3093679U JP 2002006816 U JP2002006816 U JP 2002006816U JP 2002006816 U JP2002006816 U JP 2002006816U JP 3093679 U JP3093679 U JP 3093679U
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武志 近藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 挟持されることで取り付けられる被取付
物を挟持し先端に取り付けることができる柄に、筒状の
筒状部分が柄の先端部分に外嵌されることで柄の先端に
取り付けられる被取付物を取り付けることができるよう
にするアダプタを提供する。 【解決手段】 第1の被取付物を挟持する挟持部を先端
に有する柄の該先端に取り付けられるアダプタであっ
て、該挟持部によって挟持される被挟持手段と、第2の
被取付物が取り付けられた筒状の部材が外嵌されること
で該部材を固定し、該被挟持手段に対して固定された固
定手段と、を備えてなる、アダプタである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、アダプタに関し、より詳細には、第1の被取付物を挟持する挟持部 を先端に有する柄の該先端に取り付けられるアダプタであって、第2の被取付物 が取り付けられた筒状の部材が外嵌されることで該第2の被取付物を柄の該先端 に取り付けるアダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】
モップやスクイジー(窓ガラスの表面をゴム板の端部にて擦って掃除するもの )等のような掃除用具は、柄の先端に取り付けられ、該柄の基端側を人が把持し て用いられることが多い。 図1は、モップ103が先端に取り付けられた従来から用いられてきた柄10 1の先端部分の拡大図である。図1を参照して、柄101の先端部分について説 明する。柄101は、柄本体105と、柄本体105の先端に取り付けられたク リップ部107と、を備えてなる。クリップ部107は、柄本体105の先端が 一端に嵌入され他端に顎部107aaを有するクリップ本体部107aと、中心 ピン108を中心にクリップ本体部107aに対して回動自在に取り付けられた クリップ回動部107bと、クリップ本体部107aに対してクリップ回動部1 07bを図1中反時計回り方向(図1中、矢印c2方向)に付勢するばね(図示 せず)と、を有している。このためクリップ回動部107bの一端近傍107b bを手等により力を加えてクリップ本体部107aに近づけるように変位させれ ば(図1中、矢印c1方向)、他端に有する顎部107baを顎部107aaか ら引き離すことができ(図1中、矢印c1方向。即ち、顎部107baと顎部1 07aaとを開く。)、モップ本体部103aを束ねているモップ枠103bを クリップ部107から取り外すことができる。また、図1に示す状態では、該ば ねの作用によって顎部107baと顎部107aaとが近づく方向に付勢されて おり、これによって顎部107baと顎部107aaとの間にモップ枠103b が挟持されている。なお、ここでは顎部107baと顎部107aaとは、それ らがモップ枠103bを挟持する力の方向に突出する爪部107bc、107a cを有しており、モップ枠103bを挟持する際にモップ枠103bに形成され た凹部に爪部107bc、107acの先端が嵌入されることでモップ枠103 bを確実に挟持することができるようになっている。
【0003】 図2は、スクイジー113が先端に取り付けられた従来から用いられてきた柄 111の先端部分の拡大図である。図2を参照して、柄111の先端部分につい て説明する。柄111は、円筒形状の柄本体115と、柄本体115の側面に形 成された孔(図示せず)から出没自在に遊嵌されたストッパー117と、ストッ パー117が柄本体115の側面から突出する方向(図2中、矢印E方向)にス トッパー117を付勢する板バネ119と、を備えてなる。 そして、スクイジー113は、柄111の先端部分に外嵌される筒状の筒状部 分113bと、筒状部分113bの先端部分に取り付けられたスクイジー本体部 113aと、を備えてなる。そして、筒状部分113bの側面には穴113bh が形成されており、ストッパー117が穴113bhに嵌入されることで、スク イジー113が柄111の先端に取り付けられている(即ち、筒状部分113b が、柄111の先端から抜けたり、柄111に対して不意に回動することを防止 している。)。また、スクイジー本体部113aは、帯状のゴム板113abを 有しており(ゴム板113abは、図2に示された面に対して垂直な方向に細長 く配設されている。)、スクイジー113は、窓ガラスの表面等をゴム板113 abの端部113abaにて擦って掃除するのに用いることができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このようにモップやスクイジー等のような掃除用具は、図1に例示したように クリップ部107によって挟持されることで柄101の先端に取り付けられるも の(以下、「挟持被取付物」という。)と、図2に例示したように筒状の筒状部 分113bが柄111の先端部分に外嵌されることで柄111の先端に取り付け られるもの(以下、「外嵌被取付物」という。)と、があり、この取付方法が異 なるものを用いる場合には、柄もそれぞれの取付方法に応じたものを準備する必 要があった(前述の例では、挟持被取付物には柄101を準備し、外嵌被取付物 には柄111を準備する必要があった。)。
【0005】 これらモップやスクイジー等のような掃除用具を取り付ける柄は、作業をしや すくするように比較的長いものが用いられることが多い上に、十分な強度をもた せたり軽量化する必要があることから比較的高価であることが多かった。 従って、柄への取付方法が異なる掃除用具を用いる際、それぞれの取付方法に 応じた柄を準備することは、掃除作業を邪魔すると共に(長い柄をたくさん準備 して掃除作業を行うことは、移動を困難にしたり、柄の置き場所に困る。)、掃 除用の道具を準備するための費用を増加させるという問題があった。
【0006】 そこで本考案では、挟持被取付物を挟持し先端に取り付けることができる柄に 、外嵌被取付物を取り付けることができるようにするアダプタを提供することを 目的とする。 これにより、挟持被取付物を挟持し先端に取り付けることができる柄と該アダ プタとを準備すれば、該柄に外嵌被取付物と挟持被取付物とのいずれも取り付け ることができ、外嵌被取付物用の柄を別個に準備する必要がなくなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案のアダプタ(以下、「本アダプタ」という。)は、第1の被取付物を挟 持する挟持部を先端に有する柄の該先端に取り付けられるアダプタであって、該 挟持部によって挟持される被挟持手段と、第2の被取付物が取り付けられた筒状 の部材が外嵌されることで該部材を固定し、該被挟持手段に対して固定された固 定手段と、を備えてなる、アダプタである。 こうすることで第1の被取付物を挟持する挟持部を先端に有する柄の該挟持部 に被挟持手段を挟持させることで、該柄の先端に本アダプタを取り付ける。そし て、該柄の先端に取り付けられた本アダプタの固定手段(被挟持手段に対して固 定されている。)に、第2の被取付物が取り付けられた筒状の部材を外嵌し該部 材を固定することで、第2の被取付物を該柄に取り付けることができる。従って 、第2の被取付物が取り付けられた筒状の部材を外嵌して該部材を固定すること ができる別個の柄を準備することなく、第1の被取付物を挟持する挟持部を先端 に有する柄の該先端に本アダプタを取り付けることで第2の被取付物を取り付け ることができる。 即ち、本アダプタは、挟持被取付物(第1の被取付物)を挟持し先端に取り付 けることができる柄に、外嵌被取付物(第2の被取付物)を取り付けることがで きるようにするアダプタであり、挟持被取付物(第1の被取付物)を挟持し先端 に取り付けることができる柄と本アダプタとを準備すれば、該柄に外嵌被取付物 (第2の被取付物)と挟持被取付物(第1の被取付物)とのいずれも取り付ける ことができ、外嵌被取付物(第2の被取付物)用の柄を別個に準備する必要がな い。
【0008】 前記固定手段が、前記部材の側面に形成された穴に嵌入される嵌入突起を有す るものであってもよい。 こうすることで第2の被取付物が取り付けられた筒状の部材の側面に形成され た穴に、固定手段が有する嵌入突起が嵌入されることから、固定手段に外嵌され た筒状の部材が固定手段から不意に抜けたり不意に回動することを防止し、第2 の被取付物の使用を安全かつ容易ならしめる。 また、この嵌入突起は、前記穴へ嵌入突起が嵌入される方向に向けて付勢され るものであってもよい。こうすることで筒状の部材の側面に形成された穴に嵌入 突起を容易かつ確実に嵌入することができ、固定手段に外嵌された筒状の部材が 固定手段から不意に抜けたり不意に回動することを一層容易かつ確実に防止する ことができる。そして、固定手段に外嵌された筒状の部材を固定手段から取り外 すことも、該付勢力に抗して嵌入突起を変位(例えば、嵌入突起の先端を指で押 し下げる等によればよい。)させることによって容易に行うことができる。
【0009】 前記固定手段が、前記部材の筒の内周に沿って螺刻された雌ねじ部分に螺嵌さ れる雄ねじ部分を有するものであってもよい。 こうすることで第2の被取付物が取り付けられた筒状の部材の筒の内周に沿っ て雌ねじ部分が螺刻されていれば、固定手段に螺刻された雄ねじ部分を該雌ねじ 部分に螺嵌することができ、これにより固定部分に対して筒状の部材を確実に固 定することができることから、本アダプタを介して第2の被取付物を柄の先端に 確実に固定することができる。
【0010】 前記柄の先端が有する前記挟持部が、前記被挟持手段を挟持する力の方向に突 出する爪部を有し、前記被挟持手段が、前記爪部の少なくとも先端が嵌入される 凹部を有するものであってもよい。 こうすることで第1の被取付物を挟持する挟持部が有する爪部の少なくとも先 端が、被挟持手段が有する凹部に嵌入されるので、本アダプタが柄の先端に一層 確実に挟持されることから、本アダプタを介して第2の被取付物を柄の先端に一 層確実に固定することができる。なお、爪部は、挟持部が被挟持手段を挟持する 力の方向に突出するので、爪部の少なくとも先端が、被挟持手段が有する凹部に 嵌入された際、被挟持手段が挟持部から不意に外れることを防ぐことができる。
【0011】 前記柄の先端に本アダプタが固定されたときに、前記柄の長手方向と、前記部 材に前記固定手段が挿入される方向と、が略平行であってもよい。 通常、第2の被取付物が取り付けられた筒状の部材(例えば、図2であれば筒 状の筒状部分113b)は、柄(第2の被取付物が直接取り付けられる柄。例え ば、図2の柄111)の長手方向に略平行な方向に該柄が挿入されるように構成 されるので、柄(第1の被取付物が取り付けられる柄。図1の柄101)の先端 に本アダプタが固定されたときに、柄(第1の被取付物が取り付けられる柄。図 1の柄101)の長手方向と、前記部材に前記固定手段が挿入される方向と、が 略平行になるようにすれば、本アダプタを取り付けた場合にも違和感なく第2の 被取付物を用いることができる(本アダプタを介して柄(第1の被取付物が取り 付けられる柄。図1の柄101)に第2の被取付物を取り付けた際、柄(第1の 被取付物が取り付けられる柄。図1の柄101)の長手方向に対する第2の被取 付物の取付方向が、第2の被取付物を柄(第2の被取付物が直接取り付けられる 柄。例えば、図2の柄111)に直接取り付けた場合の取付方向と略同じである ことから、違和感なく第2の被取付物を用いることができる。)。
【0012】 第1の被取付物と第2の被取付物とはいかなるものであってもよく何ら限定さ れるものではないが、前述したように、モップやスクイジー等のような掃除用具 においては、柄への取付方法が異なるものを用いる場合にそれぞれの取付方法に 応じた柄を準備すると、掃除作業を邪魔すると共に、掃除用の道具を準備するた めの費用を増加させるという大きな問題があったので、第1の被取付物及び第2 の被取付物が掃除用具であれば、本アダプタを用いることでかかる大きな問題を 解決することができる。 なお、ここにいう「掃除用具」とは、前述のモップやスクイジーのみならず、 柄の先端に取り付けて掃除目的に用いられるものを広く含む概念である。
【0013】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を図面を参照して詳述するが、本考案はこれに限定される ものではない。
【0014】 図3は一実施形態の本アダプタ11の平面図であり、図4は本アダプタ11の 正面図(図3中、矢印H方向から見たところを示している。)であり、図5は本 アダプタ11の左側面図(図3及び図4中、矢印J方向から見たところを示して いる。)であり、図6は図3のF−F端面図である(なお、図3のG−G端面も 同様の端面を示す。)。図3乃至図6を参照して、本アダプタ11について説明 する。 本アダプタ11は、基端側に形成された被挟持手段21、23と、被挟持手段 21、23に対して固定され先端側に形成された固定手段31と、を備えてなる 。そして、本アダプタ11は、後述する雄ねじ部分35を除いて、図3及び図5 中に点線にて示した対称面K(仮想上の平面である。)に関して面対称に形成さ れている。
【0015】 被挟持手段21は、所定の間隔を隔てて互いに略平行に形成された第1面21 aと第2面21bとを有している(第1面21aと第2面21bとはいずれも、 前述の対称面Kに対して略垂直である。)。そして、被挟持手段21は、後述す るように、図示しない柄の先端が有する挟持部が有する爪部の先端が嵌入される 凹部21h1、21h2を有している(凹部21h1は第1面21aに対して窪 むように形成され、凹部21h2は第2面21bに対して窪むように形成されて いる。)。 同様に、被挟持手段23は、所定の間隔を隔てて互いに略平行に形成された第 1面23aと第2面23bとを有している(第1面23aと第2面23bとはい ずれも、前述の対称面Kに対して略垂直である。)。そして、被挟持手段23は 、後述するように、図示しない柄の先端が有する挟持部が有する爪部の先端が嵌 入される凹部23h1、23h2を有している(凹部23h1は第1面23aに 対して窪むように形成され、凹部23h2は第2面23bに対して窪むように形 成されている。)。 なお、図6においては、G−G端面における参照番号をかっこ内に示した。
【0016】 固定手段31は、角錐台部33と雄ねじ部分35とを有している。 角錐台部33は、中空の角錐台(ここでは10角錐台)を対称面Kに対して面 対称になるように配置した形状に形成されている(角錐台が、被挟持手段21、 23から遠ざかるにつれて先細りになる方向に向いている。また、角錐台の底面 は、対称面Kに対して略垂直に向いている。)。 そして、雄ねじ部分35は、角錐台部33の先端に円筒形状(該円筒の軸は、 角錐台の底面に略垂直でかつ対称面Kに略存している。)に形成されており、そ の外面には、所定の掃除用具が取り付けられた筒状の部材の筒の内周に沿って螺 刻された雌ねじ部分に螺嵌される雄ねじ35aが螺刻されている。
【0017】 一方、固定手段31は、角錐台部33の側面に形成された嵌入突起突出孔33 hに遊嵌された嵌入突起34を有している。嵌入突起34は、先端が丸められた 略円柱形状をしており、嵌入突起突出孔33hに遊嵌された状態において該円柱 の軸方向に自由に移動することができる。そして、嵌入突起34の基端は、角錐 台部33の中空の内部に存する板バネ36に固定されており(図5を参照された い。図5においては、板バネ36は、その中心部36cが手前に凸になるように 折り曲げられている。)、それによって嵌入突起34は嵌入突起突出孔33hか ら先端が突出する方向(図4及び図5中、矢印L方向)に向けて付勢されている (図3乃至図5においては、嵌入突起34が嵌入突起突出孔33hから最も突出 した状態を示している。)。このため板バネ36の付勢力に抗して嵌入突起34 の先端を嵌入突起突出孔33hに押し込むことで、嵌入突起34の先端を引っ込 めることができる。
【0018】 また、ここでは金属製である嵌入突起34と板バネ36とを除いた、本アダプ タ11の他の部分は、樹脂材料を用いた射出成形によって一体的に形成されてい る。 即ち、該他の部分を樹脂材料によって一体的に形成した後、嵌入突起34が取 り付けられた板バネ36を角錐台部33の底面側の開口37(図5を参照された い)から挿入することによって本アダプタ11は形成されている(無論、嵌入突 起34の先端が嵌入突起突出孔33hから突出するようにされる。)。 また、後述するように、本アダプタ11の被挟持手段21、23は、モップを 挟持する挟持部を先端に有する所定の柄の該挟持部によってうまく挟持されるよ うな形状や大きさにされている。そして、本アダプタ11の固定手段31(角錐 台部33と雄ねじ部分35)は、所定の掃除用具が取り付けられた筒状の部材が 外嵌されることで該部材をうまく固定することができるような形状や大きさにさ れている。
【0019】 次いで、本アダプタ11の使用方法を簡単に説明する。 まず、図1に示したような柄101を準備する。柄101は、前述したように 、柄本体105の先端にクリップ部107が取り付けられている。 このクリップ部107の顎部107baと顎部107aaとによって、本アダ プタ11の被挟持手段21、23を挟持させる。無論、このときクリップ回動部 107bの一端近傍107bbを手等により力を加えてクリップ本体部107a に近づけるように変位させ(図1中、矢印c1方向)、顎部107baを顎部1 07aaから引き離し(図1中、矢印c1方向。即ち、顎部107baと顎部1 07aaとを開く。)、顎部107baと顎部107aaとの間に被挟持手段2 1、23を挿入した後、挟持させる。このとき顎部107baと顎部107aa とが、第1面21aと第2面21bと第1面23aと第2面23bとに当接する ことで、顎部107baと顎部107aaとの間に被挟持手段21、23が挟持 される(後述の図9を参照されたい。)。また、このとき顎部107ba、10 7aaが有している爪部107bc、107acの先端が、凹部21h1、21 h2にそれぞれ嵌入されるようにする。なお、ここでは図示していないが、顎部 107ba、107aaは、凹部23h1、23h2に先端が嵌入されるような 爪部も有しており、凹部21h1、21h2と凹部23h1、23h2との4の 凹部にそれぞれ爪部の先端が嵌入される。 このようにして、本アダプタ11が柄101の先端に取り付けられる。
【0020】 そして、柄101の先端に取り付けられた本アダプタ11の固定手段31に、 掃除用具が取り付けられた筒状の部材を外嵌して該部材を固定する。固定手段3 1に、掃除用具が取り付けられた筒状の部材を外嵌し固定したところを、図7乃 至図9に示した。具体的には、図7は、掃除用具(具体的には、表面が起毛によ って覆われた棒状の掃除用具)201が取り付けられた筒状(ここでは略円錐台 形状をした筒状)の部材203が固定手段31に外嵌されることで固定されたと ころを示す図であり、図8は図7の状態の平面図(図7中、矢印M方向から見た ところを示している。)であり、図9は図8のA−A断面図(一部省略)である 。図7乃至図9に示したように、掃除用具201が取り付けられた筒状の部材2 03は、ここでは略円錐台形状をした筒状をしており、部材203の内面(略円 錐台の側面の形状)が固定手段31の角錐台部33の外面に当接(具体的には、 角錐台部33の10本の辺の部分が部材203の内面に当接している。)するこ とによって筒状の部材203が固定手段31に外嵌され固定されている。そして 、顎部107ba、107aaが有する爪部107bc、107acの先端が、 凹部21h1、21h2にそれぞれ嵌入されており(図9を参照されたい)、さ らに前述したように顎部107ba、107aaが有する図示しない爪部の先端 が、凹部23h1、23h2に嵌入されている。また、筒状の部材203の側面 に形成された穴204に嵌入突起34が嵌入されている。
【0021】 以上、説明したように、本アダプタ11は、第1の被取付物たる掃除用具(こ こではモップ)を挟持する挟持部(ここではクリップ部107の顎部107ba 、107aa)を先端に有する柄101の該先端に取り付けられるアダプタであ って、挟持部(ここではクリップ部107の顎部107ba、107aa)によ って挟持される被挟持手段21、23と、第2の被取付物たる掃除用具(ここで は表面が起毛によって覆われた棒状の掃除用具201)が取り付けられた筒状の 部材203が外嵌されることで該部材203を固定し、被挟持手段21、23に 対して固定された固定手段31と、を備えてなる、アダプタである。 なお、ここでは固定手段31の角錐台部33に筒状の部材203が外嵌される ことで該部材203を固定したが、雄ねじ部分35に形成された雄ねじ35aに 螺嵌される雌ねじ部分が内周に沿って螺刻された筒状の部材を、雄ねじ35aと 該雌ねじ部分とを螺嵌させることで固定するようにしてよいことは言うまでもな い。
【0022】 そして、ここでは固定手段31が、前記部材203の側面に形成された穴20 4に嵌入される嵌入突起34を有している。 また、嵌入突起34は、穴204へ嵌入突起34が嵌入される方向(ここでは 嵌入突起突出孔33hから先端が突出する方向。図4及び図5中、矢印L方向) に向けて板バネ36により付勢されている。 加えて、固定手段31は、前記部材の筒の内周に沿って螺刻された雌ねじ部分 に螺嵌される雄ねじ部分35を有する。
【0023】 また、ここでは柄101の先端が有する挟持部(ここではクリップ部107の 顎部107ba、107aa)が、被挟持手段21、23を挟持する力の方向( 顎部107ba、107aaの間の距離が狭まる方向)に突出する爪部107b c、107ac(なお、図示していないが、凹部23h1、23h2に嵌入され る爪部も有している。)を有し、被挟持手段21、23が、爪部107bc、1 07ac(なお、図示していないが、凹部23h1、23h2に嵌入される爪部 も有している。)の少なくとも先端が嵌入される凹部21h1、21h2、23 h1、23h2を有している。
【0024】 また、ここでは柄101の先端に本アダプタ11が固定されたときに、柄10 1の長手方向(図7乃至図9中、矢印Pにて示す。)と、部材203に固定手段 31が挿入される方向(図7乃至図9中、矢印Qにて示す。)と、が略平行であ る。 そして、ここでは第1の被取付物及び第2の被取付物のいずれも掃除用具であ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】モップが先端に取り付けられた従来から用いら
れてきた柄の先端部分の拡大図である。
【図2】スクイジーが先端に取り付けられた従来から用
いられてきた柄の先端部分の拡大図である。
【図3】一実施形態の本アダプタの平面図である。
【図4】本アダプタの正面図である。
【図5】本アダプタの左側面図である。
【図6】図3のF−F端面図である。
【図7】掃除用具が取り付けられた筒状の部材が固定手
段に外嵌されることで固定されたところを示す図であ
る。
【図8】図7の状態の平面図である。
【図9】図8のA−A断面図(一部省略)である。
【符号の説明】
11 本アダプタ 21、23 被挟持手段 21a 第1面 21b 第2面 21h1、21h2、23h1、23h2 凹部 23a 第1面 23b 第2面 31 固定手段 33 角錐台部 33h 嵌入突起突出孔 34 嵌入突起 35 雄ねじ部分 35a 雄ねじ 36 板バネ 36c 中心部 37 底面側の開口 101 柄 103 モップ 103a モップ本体部 103b モップ枠 105 柄本体 107 クリップ部 107a クリップ本体部 107aa 顎部 107bc、107ac 爪部 107b クリップ回動部 107ba 顎部 107bb 一端近傍 108 中心ピン 111 柄 113 スクイジー 113a スクイジー本体部 113ab ゴム板 113aba 端部 113b 筒状部分 113bh 穴 115 柄本体 117 ストッパー 119 板バネ 201 掃除用具 203 筒状の部材 204 穴

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の被取付物を挟持する挟持部を先端に
    有する柄の該先端に取り付けられるアダプタであって、 該挟持部によって挟持される被挟持手段と、 第2の被取付物が取り付けられた筒状の部材が外嵌され
    ることで該部材を固定し、該被挟持手段に対して固定さ
    れた固定手段と、を備えてなる、アダプタ。
  2. 【請求項2】前記固定手段が、前記部材の側面に形成さ
    れた穴に嵌入される嵌入突起を有するものである、請求
    項1に記載のアダプタ。
  3. 【請求項3】前記嵌入突起が、前記穴へ前記嵌入突起が
    嵌入される方向に向けて付勢されるものである、請求項
    2に記載のアダプタ。
  4. 【請求項4】前記固定手段が、前記部材の筒の内周に沿
    って螺刻された雌ねじ部分に螺嵌される雄ねじ部分を有
    するものである、請求項1乃至3のいずれかに記載のア
    ダプタ。
  5. 【請求項5】前記柄の先端が有する前記挟持部が、前記
    被挟持手段を挟持する力の方向に突出する爪部を有し、 前記被挟持手段が、前記爪部の少なくとも先端が嵌入さ
    れる凹部を有するものである、請求項1乃至4のいずれ
    かに記載のアダプタ。
  6. 【請求項6】前記柄の先端に前記アダプタが固定された
    ときに、前記柄の長手方向と、前記部材に前記固定手段
    が挿入される方向と、が略平行である、請求項1乃至5
    のいずれかに記載のアダプタ。
  7. 【請求項7】前記第1の被取付物及び前記第2の被取付
    物が掃除用具である、請求項1乃至6のいずれかに記載
    のアダプタ。
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