JP3093227U - 複合式アルミ合金車輪 - Google Patents

複合式アルミ合金車輪

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JP3093227U JP2002006308U JP2002006308U JP3093227U JP 3093227 U JP3093227 U JP 3093227U JP 2002006308 U JP2002006308 U JP 2002006308U JP 2002006308 U JP2002006308 U JP 2002006308U JP 3093227 U JP3093227 U JP 3093227U
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雅▲うん▼ 莊
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雅▲うん▼ 莊
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複合式アルミ合金車輪の提供。 【解決手段】 アルミ合金車輪主体を具え、その中央の
ハブより複数のスポークが延伸され、一体に外周のリム
の中段凹環内壁に連結され、リムの前後端にそれぞれ外
向きに延伸されたフランジが設けられ、ステンレス環形
保護カバーが車輪主体のリム前段内壁に挿入され、並び
に前端フランジの前周表面と外周縁を被覆し、これによ
りアルミ合金車輪前側にステンレスの光沢質感が付与さ
れると共に、理想的な表面強度を有し耐用性を有するも
のとされている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の複合式アルミ合金車輪に係り、特に、自動車のタイヤに使用さ れる複合式アルミ合金車輪の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、自動車タイヤの車輪は、スチールディスク式車輪と、スチールスポーク 式車輪及びアルミ合金車輪に分けられ、そのうち、アルミ合金車輪は材質が軽く 、このため比較的厚い横断面の車輪及び比較的幅広のリムを採用し、並びにアル ミ合金車輪の伝熱性は良好であり、また、光沢のある外観を有する。
【0003】 アルミ合金車輪のモールド成形後には多くの研磨つや出し処理を行って光沢の ある外観を達成する必要がある。しかし、自動車が長期に運転すると、アルミ合 金車輪の表面の光沢質感は容易に老化し、表面に傷が生じる。特に、リム前段内 壁と前端フランジの前周表面が最も老化損傷しやすく、且つリム前側は自動車外 側に向いており、このため老化痕跡が極めて明らかに分かり、全体の外観に影響 を与える。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、一種の複合式アルミ合金車輪を提供することにあり、それは アルミ合金車輪のリム前段内壁と前端フランジ表面にステンレス環形保護カバー を被覆結合させ、十分にステンレスの光沢質感を達成すると共に、理想的な表面 強度を得させ、並びに耐久性を有するようにし、アルミ合金車輪製品の価値観を 高めた複合式アルミ合金車輪であるものとする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、複合式アルミ合金車輪において、 アルミ合金車輪主体とされ、中央のハブより複数のスポークが延伸されて一体 に外周のリムの中段凹環内壁に連結され、リムの前後端にそれぞれ外向きに延伸 されたフランジが設けられた、上記アルミ合金車輪主体と、 ステンレス環形保護カバーとされ、アルミ合金車輪主体のリムの前段内壁に挿 入され、並びに前端のフランジの前周表面と外周縁を被覆する、上記ステンレス 環形保護カバーと、 を具えたことを特徴とする、複合式アルミ合金車輪としている。 請求項2の考案は、請求項1に記載の複合式アルミ合金車輪において、リム前 段内壁とステンレス環形保護カバーの挿入段が前が広く後ろが細い円錐表面とさ れたことを特徴とする、複合式アルミ合金車輪としている。 請求項3の考案は、請求項1に記載の複合式アルミ合金車輪において、リム前 段フランジの前周表面とステンレス環形保護カバーの被覆段が前が広く後ろが細 い円弧表面とされると共に後ろ向きにリムの前段内壁に連接されたことを特徴と する、複合式アルミ合金車輪としている。 請求項4の考案は、請求項1に記載の複合式アルミ合金車輪において、リム前 段フランジの外周縁に後ろ円弧鏡面が設けられてステンレス環形保護カバーの外 環辺と組み合わされて被覆されたことを特徴とする、複合式アルミ合金車輪とし ている。
【0006】
【考案の実施の形態】
好ましい実施例において、本考案のアルミ合金車輪は中央のハブより複数のス ポークが延伸され、一体に外周のリムの中段凹環内壁に結合され、リムの前後端 にそれぞれ外向きに延伸されたフランジが設けられ、一つのステンレス環形保護 カバーが車輪主体のリム前段内壁に挿入され、並びに前端フランジの前周表面と 外周縁を被覆する。
【0007】
【実施例】
図1に示されるように、本考案の複合式アルミ合金車輪は、アルミ合金車輪主 体10とステンレス環形保護カバー20を具え、このアルミ合金車輪主体10は アルミ合金材料をモールド成形してなり、ステンレス環形保護カバー20はステ ンレス板をドロー成形してなり、さらに油圧方式でステンレス環形保護カバー2 0がアルミ合金車輪主体10前側に套設結合される。
【0008】 図1、2に示されるように、アルミ合金車輪主体10は中央のハブ11より外 向きに複数のスポーク12が延伸され、一体に外周のリム13の中段凹環14の 内壁141に連結されている。ハブ11の中央には取り付け孔111が設けられ 、外周には複数の固定孔112が設けられて、自動車の車輪軸との組み付けに供 される。リム13の中段内壁141前縁には複数の相互に離間した凹孔142が 設けられ(図4も参照されたい)、装飾ボルト143の挿入結合に供される。
【0009】 上述のアルミ合金車輪主体10のリム13は前段15、後段16及び中段凹環 14に分けられ、並びにリム13の前後端にそれぞれ外向きに延伸されたフラン ジ17、18が設けられている。実施例においては、リム13の前段内壁151 は前が広く後ろが細い円錐表面とされ、前端フランジ17の前周表面171が前 が広く後ろが細い大円弧表面とされ、且つ後ろ向きに直接前段内壁151に連接 され、さらに前端フランジ17の外周縁172に後ろ円弧表面が設けられている 。
【0010】 図3、4に示されるステンレス環形保護カバー20は、基本的にはステンレス リング状とされ、このステンレス環形保護カバー20は内環挿入段21と、それ に連接された前端の被覆段22、及び被覆段22の外周縁より後ろ向きに折り曲 げられて延伸された外環辺23を具えている。
【0011】 図5に示されるようにステンレス環形保護カバー20の外環辺23は内向きに 折り曲げられて、前端フランジ17の外周縁172の後ろ円弧表面を被覆するよ うに結合され、ステンレス環形保護カバー20とリム13が確実に強固に組み合 わされ、複合式材質構造を達成し、ステンレス環形保護カバー20によりステン レスの光沢質感と理想的な表面強度を達成する。
【0012】
【考案の効果】
総合すると、本考案の複合式アルミ合金車輪は、リム前段内壁と前端フランジ 表面にステンレス環形保護カバーが被覆結合され、十分にステンレスの光沢質感 と理想的な表面強度を達成し、並びに耐用性があり、アルミ合金車輪製品の価値 感を高め、ゆえに本考案は実用新案登録の要件を具備している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の複合式アルミ合金車輪の立体
図である。
【図2】図1のアルミ合金車輪主体の立体図である。
【図3】図1のステンレス環形保護カバーの立体図であ
る。
【図4】図1のアルミ合金車輪の初期組合せ断面図であ
る。
【図5】図4の組立完成の断面図である。
【符号の説明】
10 車輪主体 11 ハブ 12 スポー
ク 13 リム 14 中段凹環 15 前段 16 後段 17 フランジ 18 フラン
ジ 111 取り付け孔 112 固定孔 141 内壁 142 凹孔 143 装飾ボルト 151
内壁 171 前周表面 172 外周縁 20 保護カバー 21 挿入段 22 被
覆段 23 外環辺

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複合式アルミ合金車輪において、 アルミ合金車輪主体とされ、中央のハブより複数のスポ
    ークが延伸されて一体に外周のリムの中段凹環内壁に連
    結され、リムの前後端にそれぞれ外向きに延伸されたフ
    ランジが設けられた、上記アルミ合金車輪主体と、 ステンレス環形保護カバーとされ、アルミ合金車輪主体
    のリムの前段内壁に挿入され、並びに前端のフランジの
    前周表面と外周縁を被覆する、上記ステンレス環形保護
    カバーと、 を具えたことを特徴とする、複合式アルミ合金車輪。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の複合式アルミ合金車輪
    において、リム前段内壁とステンレス環形保護カバーの
    挿入段が前が広く後ろが細い円錐表面とされたことを特
    徴とする、複合式アルミ合金車輪。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の複合式アルミ合金車輪
    において、リム前段フランジの前周表面とステンレス環
    形保護カバーの被覆段が前が広く後ろが細い円弧表面と
    されると共に後ろ向きにリムの前段内壁に連接されたこ
    とを特徴とする、複合式アルミ合金車輪。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の複合式アルミ合金車輪
    において、リム前段フランジの外周縁に後ろ円弧鏡面が
    設けられてステンレス環形保護カバーの外環辺と組み合
    わされて被覆されたことを特徴とする、複合式アルミ合
    金車輪。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0547609U (ja) * 1991-11-27 1993-06-25 株式会社タダノ 走行油圧回路

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