JP3093184U - バッテリー液容器の蓋構造 - Google Patents

バッテリー液容器の蓋構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 密封性の確保および迅速で便利な開放が可能
であり、バッテリー液容器識別が容易なバッテリー液容
器の蓋構造を提供する。 【解決手段】 バッテリー液容器1、キャップ2および
容器キャップ3を備える。バッテリー液容器1は複数の
容器体11を連結し、容器体11の頂点端には容器口1
2を設置する。キャップ2はバッテリー液容器1の容器
口12の中に入り、軟性材質により製造されるため弾力
性を具え、キャップ2はキャップ体21を設置し、内部
には貫通したキャップ孔22を形成する。容器キャップ
3はキャップ2のキャップ孔22の中に嵌入し、硬質の
材料により製造される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、バッテリー液容器の蓋構造に関する。特にキャップを軟性材質で、 容器キャップは硬質材料で製造することにより、完全な密封固定を達成し、容器 体の密封性を確保するバッテリー液容器の蓋構造に係る。
【0002】
【従来の技術】
現在一般に使用されているバッテリーは、工場出荷時にはバッテリーとバッテ リー液を分離包装する方式を取っている。即ち、バッテリーを設置し、使用を開 始する時、初めてバッテリー液をバッテリーに注入し、電力供給を開始するもの である。この種の「使用時に充填する」設計は、主にバッテリー液を注入しなが らバッテリーを未設置かつ使用前において、電力の一部を消耗する弊害を防ぐ目 的がある。
【0003】 一方、現在市販されているバッテリー液容器にはおよそ以下の形式がある。 図4が示す、従来のバッテリー液容器Aは若干の容器体A1を連結する。容器 体A1の容器口A2はプラスチック蓋A3により封鎖され、密封される。こうし て、バッテリー液の漏れを防ぐ。 プラスチック蓋A3の蓋面A4には別にC型の薄膜環状縁A5を設置する。プ ラスチック蓋A3は高周波方式で容器口A2において高周波溶接および封鎖する 。
【0004】 使用時には、図5が示すロートBを用いる。ロートBはバッテリー液容器Aの 外形に合わせカバー状に設計される。その内部は複数のユニットに区画され、各 ユニット内には中空の破砕針B1を延伸する。先ず、ロートBでバッテリー液容 器A上を覆い、各ユニットの破砕針B1を容器口A2に合わせる。次に、ロート B上に力を入れ、破砕針B1により容器口A2上のプラスチック蓋A3を突き破 る。(薄膜環状縁A5位置より裂ける)次に、バッテリー液容器AはロートBと 共にバッテリーのバッテリー液注入口と一体化し、こうして、容器体A1内のバ ッテリー液はロートBの導入により、バッテリー内に注入される。
【0005】 さらに図6が示す別種の公知のバッテリー液容器Aの封鎖構造は、複数の容器 体A1を連結する。容器体A1の容器口A2は一層のアルミ箔蓋体A6に覆われ る。使用時には、ロートBの破砕針B1を使用し、アルミ箔蓋体A6を破り、バ ッテリー液を注入する。即ち、バッテリー液容器A1はロートBと一体にバッテ リーのバッテリー液注入に対応し、容器体A1内のバッテリー液は同様にロート Bによりバッテリー内に注入される。 また図7が示す従来の構造は広く採用されているものである。構造はバッテリ ー液容器Aの容器口A2位置においてネジ刻みを形成し、ネジ刻みを具えた容器 蓋A7により一個一個容器口A2を回し締め、封鎖の目的を達成する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、バッテリー液容器Aがどの種の密封方式を採用しようとも、克服不能 の問題が以下のように6点ある。 1.プラスチック蓋A3の材質が硬すぎ、同様の材質の破砕針B1で貫通しよ うとする時、非常に力が必要で、バッテリー液容器Aの平衡を保持することが困 難で、バッテリー液がこぼれる事態もしばしば発生する。
【0007】 2.アルミ箔蓋体A6はプラスチック蓋A3に比べ、貫通は容易であるが、誤 って破ってしまう可能性が高い。 3.ロートBの破砕針B1を用いアルミ箔蓋体A6或いはプラスチック蓋A3 を開ける時、アルミ箔蓋体A6或いはプラスチック蓋A3が完全に取れず、一部 が付着する状態もしばしば起こる。これではバッテリー液はスムーズに流れ出て 来ない。
【0008】 4.容器口A2はアルミ箔蓋体A6或いはプラスチック蓋A3で封鎖されても 、その密封方式は複雑過ぎ、しかも、封鎖するための機器設備を別に必要とする ため、コストが高騰してしまう。 5.アルミ箔蓋体A6は破砕後の注入過程で、バッテリー液はアルミ箔と化学 反応を起こし、変質後のバッテリー液はバッテリーの品質に悪影響を及ぼす。
【0009】 6.容器蓋A7のネジ回転封鎖方式は、容器蓋A7が運送過程で緩み易いとい う問題を有する。蓋が緩み、流れて来たバッテリー液は他の物体を濡らし、しか も、流出してしまえばバッテリー容器A内の量が減ることになり、充填量不足で バッテリーの品質に悪影響を及ぼす。この他、回転封鎖式の蓋は、液を注入する 時、逐一容器蓋A7を回す操作過程を必要とし、非常に煩雑で時間を浪費する。 大量のバッテリー液を注入する必要がある時には、特に不便である。
【0010】 上記問題を解決するため開発された構造は図8が示すものである。 構造のバッテリー液容器Aは複数の容器体A1を連結する。各装置体A1の容 器口A2内には発泡材質の円形キャップABを設置し、キャップA8そのものが 持つ伸縮弾力性を利用し、密封性を達成する。容器体A1内のバッテリー液は流 出せず、開放時には公知のロートBを使用する。ロートBをバッテリー液容器A 上に覆い、ロートB内部の破砕針B1を各容器体A1の容器口A2に合わせる。 次に、力を入れロートBを押し、破砕針B1は容器口A2内のキャップA8は下 へと押される。こうして、容器体A1内に落ち、液面に浮く。 バッテリー液容器Aを傾け、キャップA8は液面に浮いているため、容器口A 2を塞ぐことはない。バッテリー液容器A内のバッテリー液は順調に容器口A2 からロートBに沿ってバッテリー内に注入される、
【0011】 しかし、構造はある一定の期間使用すると、キャップA8は温度の関係で伸縮 と膨張の変形を起こし、少量のバッテリー液を染み出させることが発見された。 また、キャップA8は発泡材質であるため、開放時に抵抗力が非常に大きく、開 放が容易でないため、使用上不便である。 したがって、本考案の目的は、容器体の密封性の確保および迅速で便利な開放 が可能であり、バッテリー液容器識別が容易なバッテリー液容器の蓋構造を提供 することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案の請求項記載のバッテリー液容器の蓋構造は 、バッテリー液容器、キャップおよび容器キャップを備える。バッテリー液容器 は複数の容器体を連結し、容器体の頂点端には容器口を設置する。キャップは、 バッテリー液容器の容器口内に入り、軟性材質により製造されて弾力性を具え、 キャップ体が設置され、貫通したキャップ孔を内部に形成する。容器キャップは キャップのキャップ孔内に嵌入し、硬質の材料により製造される。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1が示すように、本考案の一実施例によるバッテリー液容器の蓋構造はバッ テリー液容器1、キャップ2および容器キャップ3を備える。 バッテリー液容器1は複数の容器体11を連結する。各容器体11頂点端には 容器口12を設置する。容器口12の内径は上が広く下が狭い形態を呈し、逆錐 状を呈する。
【0014】 キャップ2はバッテリー液容器1の容器口12内に入り、軟性材質により製造 されるため、弾力性を具える。キャップ2はキャップ体21を設置し、キャップ 体21は逆錐状を呈し、内部には貫通したキャップ孔22を形成する。 容器キャップ3はキャップ2のキャップ孔22内に嵌入し、硬質の材料により 製造する。しかも、比重は1.22より小さいため、浮く性質を具える。球状を 呈し、鮮やかな色で蛍光色を発する。
【0015】 図2が示すように、組合せ時には、先ず容器キャップ3をキャップ2のキャッ プ孔22に嵌入し、続いてキャップ2のキャップ体21をバッテリー液容器1の 容器口12に設置する。キャップ体21及び容器口12は共に逆錐状であるため 、完全に密着する。また、容器キャップ3は硬質材料により製造し、キャップ2 は軟質材料により製造するため、容器キャップ3がキャップ2のキャップ孔22 内に嵌入する時、キャップ孔22内において支え、塞がる。さらにMキャップ2 のキャップ体21を膨張させ、キャップ体21は容器口12の内壁上に完全に密 封する。こうして、バッテリー液が漏出する欠点を改善する。
【0016】 バッテリー液容器1を開け、バッテリー内にバッテリー液を注入する時には、 図3が示すように、バッテリー液容器1を逆さまにする。次に、容器体11の容 器口12をバッテリーCの各一個の注入口C1に対応させる。各一個の注入口C 1内には開放バーC2を設置するため、力を入れ、バッテリー液容器を押すと、 開放バーC2が各一個の容器口12内の容器キャップ3を押す。容器キャップ3 は力で押され移動する時、円形に製造されているため、少しの力で簡単に動き、 キャップのキャップ孔22を離脱する。容器キャップ3の比重は1.22より小 さいため、バッテリー液の液面上に浮き、容器口11を塞ぐことなく、バッテリ ー液容器1内のバッテリー液は順調に注入口C1よりバッテリーC内へと注入さ れる。また、容器キャップ3は鮮やかな色で、蛍光発色するため、日中、或いは 夜間にバッテリー液の余剰量を識別する時、便利にバッテリー液を迅速に注入す る目的を達成する。
【0017】
【考案の効果】
上記のように、本考案は以下の長所を具える。 1.硬質材料で製造する容器キャップを軟質材料で製造するキャップのキャッ プ孔内に嵌入し、容器口の内壁をキャップ体により完全に密封し、容易体の密封 性を確保し、容器内のバッテリー液の漏出を防止する。
【0018】 2.容器蓋は円形に成型するため、開放時の抵抗力が小さく、容易に開放する ことが可能である。 3.解放後の容器キャップは完全に脱落し容器体内に落ち、バッテリー液の液 面上に浮き、バッテリー液の順調な流出を妨げない。
【0019】 4.容器キャップをキャップ内に嵌入し、キャップを容器口内に設置するため 、他の封鎖機器設備を必要とせず、簡単、迅速で、コスト低下を達成する。 5.容器キャップは鮮やかな色で、蛍光発色するため、日中、或いは夜間にバ ッテリー液の余剰量を識別する時、便利にバッテリー液を迅速に注入する目的を 達成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるバッテリー液容器の蓋
構造を示す分解斜視図である。
【図2】本考案の一実施例によるバッテリー液容器の蓋
構造を示す斜視図である。
【図3】本考案の一実施例によるバッテリー液容器の蓋
構造を示す断面図である。
【図4】従来のバッテリー液容器(一)を示す斜視図で
ある。
【図5】従来のロートを示す図であり、(a)は斜視
図、(b)は(a)の要部を示す拡大図である。
【図6】従来のバッテリー液容器(二)を示す斜視図で
ある。
【図7】従来のバッテリー液容器(三)を示す斜視図で
ある。
【図8】従来のバッテリー液容器(四)を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 バッテリー液容器 2 キャップ 3 容器キャップ 11 容器体 12 容器口 21 キャップ体 22 キャップ孔

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリー液容器、キャップおよび容器
    キャップを備え、 バッテリー液容器は複数の容器体を連結し、容器体の頂
    点端には容器口を設置し、 キャップは、バッテリー液容器の容器口内に入り、軟性
    材質により製造されて弾力性を具え、キャップ体が設置
    され、貫通したキャップ孔を内部に形成し、 容器キャップは、キャップのキャップ孔内に嵌入し、硬
    質の材料により製造されることを特徴とするバッテリー
    液容器の蓋構造。
  2. 【請求項2】 前記容器口の内径は上が広く下が狭い形
    態を呈し、逆錐状を呈することを特徴とする請求項1記
    載のバッテリー液容器の蓋構造。
  3. 【請求項3】 前記キャップのキャップ体は逆錐状を呈
    することを特徴とする請求項1記載のバッテリー液容器
    の蓋構造。
  4. 【請求項4】 前記容器キャップの比重は1.22より
    小さく、浮く性質を具えることを特徴とする請求項1記
    載のバッテリー液容器の蓋構造。
  5. 【請求項5】 前記容器キャップは球状を呈することを
    特徴とする請求項1記載のバッテリー液容器の蓋構造。
  6. 【請求項6】 前記容器キャップは鮮やかな色で蛍光色
    を発し、識別が容易であることを特徴とする請求項1記
    載のバッテリー液容器の蓋構造。
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