JP3093177B2 - 選別装置 - Google Patents
選別装置Info
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- JP3093177B2 JP3093177B2 JP09367889A JP36788997A JP3093177B2 JP 3093177 B2 JP3093177 B2 JP 3093177B2 JP 09367889 A JP09367889 A JP 09367889A JP 36788997 A JP36788997 A JP 36788997A JP 3093177 B2 JP3093177 B2 JP 3093177B2
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- Japan
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- trommel
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- discharge
- conveyor
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、破砕された建設混
合廃棄物、シュレッターダスト、粗大ごみ不燃物等を選
別する選別装置に係り、特にローラ支持型のトロンメル
を用いた選別装置に関する。
合廃棄物、シュレッターダスト、粗大ごみ不燃物等を選
別する選別装置に係り、特にローラ支持型のトロンメル
を用いた選別装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の選別装置としては、特開
平８−３０９２８４号公報に記載されているように、ロ
ーラ支持型のトロンメルの排出口端に連設され、周壁に
多数の透孔を設けた選別筒と、選別筒内に配設され、吸
引口を選別筒の内周面と対向させた吸引ノズルと、選別
筒外に吸引ノズルと対向させて配設され、吸引ノズルの
吸引方向へエアーを吹き出す吹出しノズルとを備えたも
のが知られている。この構成の選別装置は、トロンメル
アンダーサイズが十分に選別されたトロンメルオーバー
サイズ中の遊離しにくい重量物と軽量物の分離及び軽量
物の吸引が、選別筒内で良好に行われるので、選別精度
を一層向上することができると共に、紐状、テープ状等
の軽量物が吸引ノズルに絡み付くことがなく、かつ吸引
ダクトの破損を招くことがない、というものである。
平８−３０９２８４号公報に記載されているように、ロ
ーラ支持型のトロンメルの排出口端に連設され、周壁に
多数の透孔を設けた選別筒と、選別筒内に配設され、吸
引口を選別筒の内周面と対向させた吸引ノズルと、選別
筒外に吸引ノズルと対向させて配設され、吸引ノズルの
吸引方向へエアーを吹き出す吹出しノズルとを備えたも
のが知られている。この構成の選別装置は、トロンメル
アンダーサイズが十分に選別されたトロンメルオーバー
サイズ中の遊離しにくい重量物と軽量物の分離及び軽量
物の吸引が、選別筒内で良好に行われるので、選別精度
を一層向上することができると共に、紐状、テープ状等
の軽量物が吸引ノズルに絡み付くことがなく、かつ吸引
ダクトの破損を招くことがない、というものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の選別装
置は、定置式のものであるため、被処理物を処理施設に
搬送しなければならないと共に、処理施設のスペースが
広大となる等の不具合がある。そこで、本発明は、被処
理物の発生現場での処理を可能とし、かつ設置スペース
を狭くし得る選別装置を提供することを目的とする。
置は、定置式のものであるため、被処理物を処理施設に
搬送しなければならないと共に、処理施設のスペースが
広大となる等の不具合がある。そこで、本発明は、被処
理物の発生現場での処理を可能とし、かつ設置スペース
を狭くし得る選別装置を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の第１の選別装置は、車輪を設けたほぼ直方
体状の架枠と、架枠内の上部中央にその一端から他端へ
向け前下がり傾斜させて搭載したローラ支持型のトロン
メルと、トロンメルの排出口端に連設され、周壁に多数
の透孔を設けた選別筒と、選別筒内に配設され、吸引口
を選別筒の内周面と対向させた吸引ノズルと、選別筒外
に吸引ノズルと対向させて配設され、吸引ノズルの吸引
方向へエアーを吐出する吐出ノズルと、搬出端部を架枠
の一端から突出させて架枠内の一側下部に搭載した篩下
搬出コンベヤと、架枠内の下部中央に出し入れ可能に搭
載される一方、架枠の他端部に装着した吊持装置によっ
て吊持された状態で搬入端部を架枠内に存させかつ搬出
端部を架枠の他端から突出させられる篩上搬出コンベヤ
とを備えることを特徴とする。第２の選別装置は、第１
のものにおいて、前記架枠内の他側下部に出し入れ可能
に搭載される一方、架枠の一端部に装着した吊持装置に
よって吊持された状態で搬入端部を架枠外に接地させか
つ搬出端部をトロンメルの供給口内に挿入させられる供
給コンベヤを備えることを特徴とする。又、第３の選別
装置は、第１又は第２のものにおいて、前記トロンメル
の上方に配設した目詰まり防止用圧縮エアーノズル及び
／又はブラシを備えることを特徴とする。
め、本発明の第１の選別装置は、車輪を設けたほぼ直方
体状の架枠と、架枠内の上部中央にその一端から他端へ
向け前下がり傾斜させて搭載したローラ支持型のトロン
メルと、トロンメルの排出口端に連設され、周壁に多数
の透孔を設けた選別筒と、選別筒内に配設され、吸引口
を選別筒の内周面と対向させた吸引ノズルと、選別筒外
に吸引ノズルと対向させて配設され、吸引ノズルの吸引
方向へエアーを吐出する吐出ノズルと、搬出端部を架枠
の一端から突出させて架枠内の一側下部に搭載した篩下
搬出コンベヤと、架枠内の下部中央に出し入れ可能に搭
載される一方、架枠の他端部に装着した吊持装置によっ
て吊持された状態で搬入端部を架枠内に存させかつ搬出
端部を架枠の他端から突出させられる篩上搬出コンベヤ
とを備えることを特徴とする。第２の選別装置は、第１
のものにおいて、前記架枠内の他側下部に出し入れ可能
に搭載される一方、架枠の一端部に装着した吊持装置に
よって吊持された状態で搬入端部を架枠外に接地させか
つ搬出端部をトロンメルの供給口内に挿入させられる供
給コンベヤを備えることを特徴とする。又、第３の選別
装置は、第１又は第２のものにおいて、前記トロンメル
の上方に配設した目詰まり防止用圧縮エアーノズル及び
／又はブラシを備えることを特徴とする。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図１、図２、図３及び図４
は本発明に係る選別装置の実施の形態の一例を示す側面
図、平面図、正面図及び背面図である。図中１は下部に
多数の車輪２を設けたほぼ直方体状の架枠で、この架枠
１内の上部中央には、その一端（図１においては左端）
から他端（図１においては右端）へ向け前下がり（図１
においては右下がり）傾斜させてローラ支持型のトロン
メル３が搭載されている。トロンメル３篩部の目詰まり
を防ぐため、トロンメル３の上方の一側（図２において
は下側）には、コンプレッサ（図示せず）と連結した圧
縮エアーノズル４がトロンメル３篩部に沿って配設され
ており、又、トロンメル３の上方の他側（図２において
は上側）には、トロンメル３に接触してその回転に伴っ
て逆回転するブラシ５が配設されている。なお、圧縮エ
アーノズル４とブラシ５は、併設する場合に限らず、い
ずれか一方のみを設けるようにしてもよい。一方、トロ
ンメル３の外周のほぼ下半部は、篩下シュート６によっ
て覆われており、この篩下シュート６の搬出口は、架枠
１の一側寄りで開口されている。
て図面を参照して説明する。図１、図２、図３及び図４
は本発明に係る選別装置の実施の形態の一例を示す側面
図、平面図、正面図及び背面図である。図中１は下部に
多数の車輪２を設けたほぼ直方体状の架枠で、この架枠
１内の上部中央には、その一端（図１においては左端）
から他端（図１においては右端）へ向け前下がり（図１
においては右下がり）傾斜させてローラ支持型のトロン
メル３が搭載されている。トロンメル３篩部の目詰まり
を防ぐため、トロンメル３の上方の一側（図２において
は下側）には、コンプレッサ（図示せず）と連結した圧
縮エアーノズル４がトロンメル３篩部に沿って配設され
ており、又、トロンメル３の上方の他側（図２において
は上側）には、トロンメル３に接触してその回転に伴っ
て逆回転するブラシ５が配設されている。なお、圧縮エ
アーノズル４とブラシ５は、併設する場合に限らず、い
ずれか一方のみを設けるようにしてもよい。一方、トロ
ンメル３の外周のほぼ下半部は、篩下シュート６によっ
て覆われており、この篩下シュート６の搬出口は、架枠
１の一側寄りで開口されている。
【０００６】トロンメル３の排出口端（図１においては
右端）には、トロンメル３と同径の短円筒からなり、周
壁に多数の透孔（図示せず）を設けた選別筒７が連設さ
れている。選別筒７内には、吸引口を選別筒７の内周面
と対向させた吸引ノズル８が配設されており、この吸引
ノズル８は、架枠１に適宜に取り付けた吸引ダクト９を
介して図示しないサイクロン、ダストコレクター及びブ
ロワと連結されるものである。一方、選別筒７外には、
エアーを吸引ノズル８の吸引方向へ吐出する吐出ノズル
１０が、吸引ノズル８と対向させて配設されており、こ
の吐出ノズル１０は、架枠１に適宜に取り付けた吐出ダ
クト１１を介して図示しない空気源（例えばブロワの吐
出口）と連結されている。又、選別筒７の外周のほぼ下
半部は、吐出ノズル１０も含めて篩上シュート１２によ
って覆われており、この篩上シュート１２の排出口は、
架枠１のほぼ中央で開口されている。
右端）には、トロンメル３と同径の短円筒からなり、周
壁に多数の透孔（図示せず）を設けた選別筒７が連設さ
れている。選別筒７内には、吸引口を選別筒７の内周面
と対向させた吸引ノズル８が配設されており、この吸引
ノズル８は、架枠１に適宜に取り付けた吸引ダクト９を
介して図示しないサイクロン、ダストコレクター及びブ
ロワと連結されるものである。一方、選別筒７外には、
エアーを吸引ノズル８の吸引方向へ吐出する吐出ノズル
１０が、吸引ノズル８と対向させて配設されており、こ
の吐出ノズル１０は、架枠１に適宜に取り付けた吐出ダ
クト１１を介して図示しない空気源（例えばブロワの吐
出口）と連結されている。又、選別筒７の外周のほぼ下
半部は、吐出ノズル１０も含めて篩上シュート１２によ
って覆われており、この篩上シュート１２の排出口は、
架枠１のほぼ中央で開口されている。
【０００７】架枠１内の一側下部には、篩下シュート６
から排出される篩下産物を架枠１外へ搬出する篩下搬出
コンベヤ１３が、搬入端部（図１においては右端部）か
ら搬出端部（図１においては左端部）へ向け前上がり傾
斜させ、かつ搬入端部を篩下シュート６の下方に位置さ
せると共に搬出端部を架枠１の一端から突出させて搭載
されている。又、架枠１内の下部中央には、篩上シュー
ト１２から排出される篩上産物を架枠１外へ搬出する篩
上搬出コンベヤ１４が、架枠１の他端側へ出し入れ可能
に搭載されている。この篩上搬出コンベヤ１４は、その
使用に際し、架枠１の他端上部に装着した吊持装置１５
によって吊持された状態で、搬入端部（図１においては
左端部）から搬出端部（図１においては右端部）へ向け
前上がり傾斜させ、かつ搬入端部を篩上シュート１２の
下方に位置させると共に搬出端部を架枠１の他端から突
出させられるものである。更に、架枠１内の他側下部に
は、トロンメル３に被処理物を供給する供給コンベヤ１
６が、架枠１の一端側へ出し入れ可能に搭載されてい
る。この供給コンベヤ１６は、その使用に際し、架枠１
の一端上部にビーム１７を介して装着した吊持装置１８
によって吊持された状態で、搬入端部（図１においては
左端部）から搬出端部（図１においては右端部）へ向け
前上がり傾斜させ、かつ搬入端部を架枠１外に接地させ
ると共に搬出端部をトロンメル３の供給口内に挿入させ
られるものであり、搬入端部の下面には、折り畳み可能
な接地輪１９が装着されている。
から排出される篩下産物を架枠１外へ搬出する篩下搬出
コンベヤ１３が、搬入端部（図１においては右端部）か
ら搬出端部（図１においては左端部）へ向け前上がり傾
斜させ、かつ搬入端部を篩下シュート６の下方に位置さ
せると共に搬出端部を架枠１の一端から突出させて搭載
されている。又、架枠１内の下部中央には、篩上シュー
ト１２から排出される篩上産物を架枠１外へ搬出する篩
上搬出コンベヤ１４が、架枠１の他端側へ出し入れ可能
に搭載されている。この篩上搬出コンベヤ１４は、その
使用に際し、架枠１の他端上部に装着した吊持装置１５
によって吊持された状態で、搬入端部（図１においては
左端部）から搬出端部（図１においては右端部）へ向け
前上がり傾斜させ、かつ搬入端部を篩上シュート１２の
下方に位置させると共に搬出端部を架枠１の他端から突
出させられるものである。更に、架枠１内の他側下部に
は、トロンメル３に被処理物を供給する供給コンベヤ１
６が、架枠１の一端側へ出し入れ可能に搭載されてい
る。この供給コンベヤ１６は、その使用に際し、架枠１
の一端上部にビーム１７を介して装着した吊持装置１８
によって吊持された状態で、搬入端部（図１においては
左端部）から搬出端部（図１においては右端部）へ向け
前上がり傾斜させ、かつ搬入端部を架枠１外に接地させ
ると共に搬出端部をトロンメル３の供給口内に挿入させ
られるものであり、搬入端部の下面には、折り畳み可能
な接地輪１９が装着されている。
【０００８】なお、図示は省略するが、トロンメル３の
回転駆動装置は、架枠１に搭載されているものであると
共に、篩下搬出コンベヤ１３、篩上搬出コンベヤ１４及
び供給コンベヤ１６は、それぞれ回転駆動装置を備えた
駆動式のものであり、これらの回転駆動装置、圧縮エア
ーノズル４のコンプレッサ及び吸引ノズル８のブロワ等
は、架枠１の他端に取り付けた操作電源盤によって操作
されるものである。
回転駆動装置は、架枠１に搭載されているものであると
共に、篩下搬出コンベヤ１３、篩上搬出コンベヤ１４及
び供給コンベヤ１６は、それぞれ回転駆動装置を備えた
駆動式のものであり、これらの回転駆動装置、圧縮エア
ーノズル４のコンプレッサ及び吸引ノズル８のブロワ等
は、架枠１の他端に取り付けた操作電源盤によって操作
されるものである。
【０００９】上記構成の選別装置により、破砕された建
設混合廃棄物、シュレッダーダスト、粗大ごみ不燃物等
の被処理物を選別処理するには、先ず、篩上搬出コンベ
ヤ１４及び供給コンベヤ１６を架枠１に図１に示すよう
に搭載した状態で、選別装置を吸引ノズル８用のサイク
ロン、ダストコレクター、ブロワ等と一緒に被処理物発
生現場に移動する。次に、図５〜図８に示すように、篩
上搬出コンベヤ１４を架枠１の他端部に装着した吊持装
置１５によって吊持された状態で搬入端部を架枠１内に
存させかつ搬出端部を架枠１の他端から突出させると共
に、供給コンベヤ１６を架枠１の一端部に装着した吊持
装置１８によって吊持された状態で搬入端部を接地輪１
９を介し架枠１外に接地させかつ搬出端部をトロンメル
３の供給口に挿入させる。一方、吸引ノズル８の吸引ダ
クト９をサイクロン、ダストコレクター、ブロワと連結
すると共に、吐出ノズル１０のダクト１１を空気源と連
結し、かつ操作電源盤を適宜電源と接続する。なお、空
気源は、サイクロン、ダストコレクタと連結しているブ
ロワの吐出空気を用いてもよい。次いで、操作電源盤を
操作してトロンメル３、圧縮エアーノズル４のコンプレ
ッサ、篩下搬出コンベヤ１３、篩上搬出コンベヤ１４、
供給コンベヤ１６を駆動し、かつ吸引ノズル８による吸
引及び吐出ノズル１０からのエアーの吐出を行うと共
に、供給コンベヤ１６に被処理物を供給すると、被処理
物は、トロンメル３に供給されて十分な選別が行われ、
篩下産物が、篩下シュート６を経て篩下排出コンベヤ１
３上に落下し、このコンベヤ１３によって架枠１外に排
出される一方、篩上産物が、比較的重量物であったり摩
擦抵抗の小さい物からなる下層部と、比較的軽量物であ
ったり摩擦抵抗の大きい物からなる上層部との２層に次
第に遊離されつつ、選別筒の内に至り、この選別筒７内
において吐出ノズル１０から吐出するエアーによって２
層に明確に分離されると共に、上層部が吸引ノズル８に
よって吸引され、下層部が篩上シュート１２を経て篩上
搬出コンベヤ１４に落下し、このコンベヤ１４によって
架枠１外に搬出される。そして、上層部は、吸引ダクト
９を経てサイクロンに至り、ここで、紐状、テープ又は
フィル状を呈する軽量物が分離される一方、ダストがダ
ストコレクターで捕集され、かつ空気がブロワから排気
される。なお、ブロワからの排気を吐出ノズル１０に導
くようにすると、空気を循環使用することができる。
設混合廃棄物、シュレッダーダスト、粗大ごみ不燃物等
の被処理物を選別処理するには、先ず、篩上搬出コンベ
ヤ１４及び供給コンベヤ１６を架枠１に図１に示すよう
に搭載した状態で、選別装置を吸引ノズル８用のサイク
ロン、ダストコレクター、ブロワ等と一緒に被処理物発
生現場に移動する。次に、図５〜図８に示すように、篩
上搬出コンベヤ１４を架枠１の他端部に装着した吊持装
置１５によって吊持された状態で搬入端部を架枠１内に
存させかつ搬出端部を架枠１の他端から突出させると共
に、供給コンベヤ１６を架枠１の一端部に装着した吊持
装置１８によって吊持された状態で搬入端部を接地輪１
９を介し架枠１外に接地させかつ搬出端部をトロンメル
３の供給口に挿入させる。一方、吸引ノズル８の吸引ダ
クト９をサイクロン、ダストコレクター、ブロワと連結
すると共に、吐出ノズル１０のダクト１１を空気源と連
結し、かつ操作電源盤を適宜電源と接続する。なお、空
気源は、サイクロン、ダストコレクタと連結しているブ
ロワの吐出空気を用いてもよい。次いで、操作電源盤を
操作してトロンメル３、圧縮エアーノズル４のコンプレ
ッサ、篩下搬出コンベヤ１３、篩上搬出コンベヤ１４、
供給コンベヤ１６を駆動し、かつ吸引ノズル８による吸
引及び吐出ノズル１０からのエアーの吐出を行うと共
に、供給コンベヤ１６に被処理物を供給すると、被処理
物は、トロンメル３に供給されて十分な選別が行われ、
篩下産物が、篩下シュート６を経て篩下排出コンベヤ１
３上に落下し、このコンベヤ１３によって架枠１外に排
出される一方、篩上産物が、比較的重量物であったり摩
擦抵抗の小さい物からなる下層部と、比較的軽量物であ
ったり摩擦抵抗の大きい物からなる上層部との２層に次
第に遊離されつつ、選別筒の内に至り、この選別筒７内
において吐出ノズル１０から吐出するエアーによって２
層に明確に分離されると共に、上層部が吸引ノズル８に
よって吸引され、下層部が篩上シュート１２を経て篩上
搬出コンベヤ１４に落下し、このコンベヤ１４によって
架枠１外に搬出される。そして、上層部は、吸引ダクト
９を経てサイクロンに至り、ここで、紐状、テープ又は
フィル状を呈する軽量物が分離される一方、ダストがダ
ストコレクターで捕集され、かつ空気がブロワから排気
される。なお、ブロワからの排気を吐出ノズル１０に導
くようにすると、空気を循環使用することができる。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第１の選
別装置によれば、移動可能な可搬式であるので、被処理
物の発生現場での処理を行うことができると共に、篩下
排出コンベヤ及び篩上搬出コンベヤをトロンメルの下方
に出し入れ可能に搭載しているので、設置スペースを狭
くすることができる。第２の選別装置によれば、第１の
ものの作用効果の他、供給コンベヤをトロンメルの下方
に出し入れ可能に搭載したので、設置スペースを一層狭
くすることができる。又、第３の選別装置によれば、第
１又は第２のものの作用効果の他、トロンメルの目詰ま
りが防止されるので、篩い分け効率を高めることができ
る。
別装置によれば、移動可能な可搬式であるので、被処理
物の発生現場での処理を行うことができると共に、篩下
排出コンベヤ及び篩上搬出コンベヤをトロンメルの下方
に出し入れ可能に搭載しているので、設置スペースを狭
くすることができる。第２の選別装置によれば、第１の
ものの作用効果の他、供給コンベヤをトロンメルの下方
に出し入れ可能に搭載したので、設置スペースを一層狭
くすることができる。又、第３の選別装置によれば、第
１又は第２のものの作用効果の他、トロンメルの目詰ま
りが防止されるので、篩い分け効率を高めることができ
る。
【図１】本発明に係る選別装置の実施の形態の一例を示
す側面図である。
す側面図である。
【図２】図１の選別装置の平面図である。
【図３】図１の選別装置の正面図である。
【図４】図１の選別装置の背面図である。
【図５】本発明に係る選別装置の使用状態を示す側面図
である。
である。
【図６】図５の選別装置の平面図である。
【図７】図５の選別装置の正面図である。
【図８】図５の選別装置の背面図である。
１ 架枠 ２ 車輪 ３ トロンメル ４ 圧縮エアーノズル ５ ブラシ ７ 選別筒 ８ 吸引ノズル １０ 吐出ノズル １３ 篩下搬出コンベヤ １４ 篩上搬出コンベヤ １５ 吊持装置 １６ 供給コンベヤ １８ 吊持装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 板村 孝哉 千葉県八千代市上高野1780番地 川崎重 工業株式会社八千代工場内 (56)参考文献 特開 平11−57618（ＪＰ，Ａ) 特開 昭54−157378（ＪＰ，Ａ) 特開 昭54−19260（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−309284（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−247270（ＪＰ，Ａ) 特開 昭51−23862（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−277441（ＪＰ，Ａ) 実開 昭53−40580（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−191178（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭58−155209（ＪＰ，Ｕ) 特表 平８−500056（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B07B 1/22
Claims (3)
- 【請求項１】 車輪を設けたほぼ直方体状の架枠と、架
枠内の上部中央にその一端から他端へ向け前下がり傾斜
させて搭載したローラ支持型のトロンメルと、トロンメ
ルの排出口端に連設され、周壁に多数の透孔を設けた選
別筒と、選別筒内に配設され、吸引口を選別筒の内周面
と対向させた吸引ノズルと、選別筒外に吸引ノズルと対
向させて配設され、吸引ノズルの吸引方向へエアーを吐
出する吐出ノズルと、搬出端部を架枠の一端から突出さ
せて架枠内の一側下部に搭載した篩下搬出コンベヤと、
架枠内の下部中央に出し入れ可能に搭載される一方、架
枠の他端部に装着した吊持装置によって吊持された状態
で搬入端部を架枠内に存させかつ搬出端部を架枠の他端
から突出させられる篩上搬出コンベヤとを備えることを
特徴とする選別装置。 - 【請求項２】 前記架枠内の他側下部に出し入れ可能に
搭載される一方、架枠の一端部に装着した吊持装置によ
って吊持された状態で搬入端部を架枠外に接地させかつ
搬出端部をトロンメルの供給口内に挿入させられる供給
コンベヤを備えることを特徴とする請求項１記載の選別
装置。 - 【請求項３】 前記トロンメルの上方に配設した目詰ま
り防止用圧縮エアーノズル及び／又はブラシを備えるこ
とを特徴とする請求項１又は２記載の選別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09367889A JP3093177B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09367889A JP3093177B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 選別装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11188310A JPH11188310A (ja) | 1999-07-13 |
| JP3093177B2 true JP3093177B2 (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=18490459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09367889A Expired - Fee Related JP3093177B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 選別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3093177B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1301807C (zh) * | 2004-08-06 | 2007-02-28 | 北京厨房设备集团公司 | 生活垃圾分选处理系统及其处理方法 |
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