JP3093102B2 - スイッチ装置 - Google Patents
スイッチ装置Info
- Publication number
- JP3093102B2 JP3093102B2 JP06125932A JP12593294A JP3093102B2 JP 3093102 B2 JP3093102 B2 JP 3093102B2 JP 06125932 A JP06125932 A JP 06125932A JP 12593294 A JP12593294 A JP 12593294A JP 3093102 B2 JP3093102 B2 JP 3093102B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- sliding
- sliding body
- knob
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Switches With Compound Operations (AREA)
- Contacts (AREA)
- Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
Description
摺動体を固定接点が配列された基板に対して摺動させる
ことにより接点切り替えを行うようにしたスイッチ装置
に関する。
板である。この基板100は合成樹脂等の絶縁体101
と、この絶縁体101の一面に加締められた複数の固定
接点102とよりなる。これらの固定接点102には絶
縁体101の背面側において外部回路に接続されるワイ
ヤーハーネス103が接続されている。104はパイプ
で、このパイプ104には先端から所定の長さにわたっ
て長溝105が形成され、このパイプ104を囲繞する
ノブベース106の内方には長溝105に係合する突部
107が形成されている。すなわち、ノブベース106
は回転方向の動きが阻止されるようにパイプ104に嵌
合されている。前記基板100はパイプ104とノブベ
ース106により固定的に支持されている。
材により形成されたロータ108が回動自在に嵌合さ
れ、このロータ108の一面にはスプリング109の付
勢力により前記固定接点102に弾発的に接触する可動
接点110が保持され、他端にはスプリング111によ
り付勢された複数のスチールボール112が保持されて
いる。そして、これらのスチールボール112に係合す
る複数の係止孔113を有するアクションプレート11
4が止め輪115により軸方向の動きを阻止された状態
にパイプ104に固定的に嵌合されている。さらに、ロ
ータ108と一体に回動するノブ116が設けられてい
る。
は、ノブ116をロータ108とともに回動して固定接
点102の配列面に対して可動接点110を摺動させる
ことにより接点切り替えを行う。この場合、ノブ116
の回転角に応じてスチールボール112が係止孔13の
何れかに係止されるため節度が得られる。
17は、自動車のステアリングハンドルの下方に装着さ
れるコンビネーションスイッチに内臓され、パイプ10
4はこのコンビネーションスイッチに組み込まれた他の
スイッチ装置の接点切り替えを行うものである。
固定接点に接触する可動接点が保持された摺動体を、固
定接点の配列方向に沿って回動または直線方向に摺動さ
せることにより接点切り替えを行うようにしたスイッチ
装置において、基板の固定接点配列面に凹凸面を形成
し、これらの凹凸面に可動接点上に形成された半球状の
突起を係止させることにより、スイッチ操作時の節度を
得るようにしたものがある。
ロータ108の静止位置を安定させるとともに、そのロ
ータ108の回動時に節度を得るために、アクションプ
レート114を独立的に設けなければならず、これによ
り部品点数及び組立工数が増加する問題がある。また、
前述したように基板の固定接点配列面に凹凸面を形成す
る方法は、基板そのものにアクションプレートの機能を
もたせることができるが、電気的接続状態を重視する必
要性から凹凸面の起伏形状に制約を受け、良好な節度が
得ることが困難である。また、可動接点が固定接点配列
面を摺動するときの抵抗が大きくなるために固定接点と
可動接点とが摩耗し易い。また、その摩耗粉により絶縁
不良や短絡事故が発生する危険がある。
一面に複数の固定接点が配列されて支持体に固定された
基板と、前記固定接点に弾性的に接触する可動接点が一
面に保持された摺動体とを有し、前記摺動体を前記固定
接点の配列方向に摺動させることにより接点切り替えを
行うようにしたスイッチ装置において、前記基板と前記
摺動体とを嵌合させる支持体と前記固定接点の配列方向
に前記摺動体を摺動させるノブとを設け、前記基板と前
記摺動体との対向面の一方の面に前記固定接点の配列領
域以外の領域において前記摺動体の摺動方向に沿う凹凸
面を形成するとともに反対側の面に前記凹凸面に弾発的
に係合する係合子を配設し、前記基板と前記支持体との
対向面及び前記摺動体と前記ノブとの対向面とに互いに
軸方向及び周方向に係止し合う係止部を形成したスイッ
チ装置である。
の摺動体を固定接点の配列方向に摺動させるノブとを、
互いに両者の対向面に形成した係止部同志を係止させる
だけで容易に組み立てることが可能となる。
て説明する。1はパイプにより形成された支持体であ
る。この支持体1の外周には先端部から所定の範囲にわ
たって長溝2が形成され、この長溝2の先端部の両側に
は支持溝3が形成されている。また、支持体1の外周に
はノブベース4と摺動体であるロータ5と基板6とが嵌
合され、ロータ5の外周にはノブ7が嵌合されている。
ロータ5の中心には支持体1に嵌合される嵌合孔8が形
成され、外周には馬蹄形の可動接点9に形成された複数
の屈曲片10を支持体1の長手方向に沿って摺動自在に
案内する複数の案内溝11とキー溝12と弾性的に屈撓
する複数の係止爪13とが形成されている。また、ロー
タ5の一端には、可動接点9を付勢するスプリング14
を保持する孔15と、係合子であるスチールボール16
及びこのスチールボール16を付勢するスプリング17
を保持する孔18とが形成されている。
の構造について説明する。この基板6は、絶縁体19
と、この絶縁体19を樹脂成形するときに埋設された複
数の固定接点20とよりなる。これらの固定接点20は
加締めることによりワイヤーハーネス22の被覆及び芯
線を抱え込む屈曲片23を有する端子24とともに一体
に形成されている。また、基板6の中心には前記支持体
1に嵌合される嵌合孔25と支持体1の長溝2に嵌合さ
れて回り止めされる突部26とが形成され、基板6の一
面には固定接点20の配列領域以外の領域に配置されて
前記スチールボール16が弾性的に係合するための波形
の凹凸面27が形成され、背面には弾性的に屈撓する複
数の係止爪28が形成され、外周には前記端子24を前
記固定接点20との境界部から折り曲げて収容するため
の切欠29が形成されている。
その内周に形成された突部30を前記支持体1の長溝2
に係合することにより回り止めされている。また、前記
基板6は前記突部26を支持体1の長溝2に係合するこ
とにより回り止めされ、この基板6の軸方向の動きは係
止爪28の先端を支持体1の支持凹部3に係合すること
により阻止されている。さらに、前記ノブ7の内周面に
は前記ロータ5のキー溝12に突出されてこのロータ5
を回り止めする突部31と、ロータ5の係止爪13の先
端に係合してこのロータ5の軸方向の動きを阻止する係
止凹部32とが形成されている。さらに、ノブ7の内方
の奥には、支持体1の先端外周に嵌合されるリブ33
と、前記基板6の係止爪28を前記支持凹部3側に押圧
する押圧片34とが形成されている。
回りにノブ7を回動するとロータ5が共に回動し、可動
接点9が基板6の固定接点20の配列面を摺動する。こ
れにより、接点の切り替えがなされる。このとき、ロー
タ5に支持されたスチールボール16がスプリング17
に付勢されて凹凸面27を転動するため節度を得ること
ができる。これにより、基板6の固定接点20の配列領
域を平坦にして可動接点9を摺動させることが可能とな
るため両者の摺動面の摩耗を抑制することができる。ま
た、凹凸面27は固定接点20の配列領域以外の領域に
位置するため凹凸形状に制約を受けることがなく、これ
により、良好な節度を得ることができる。
部31に嵌合させることによりノブ7と一体に回動する
とともに、係止爪13をノブ7の係止凹部32に係止さ
せることによりノブ7に対する軸方向の動きが固定され
る。これにより、他の止着部材を用いることなくノブ7
と摺動体5とをワンタッチで組み立てることができる。
すなわち、キー溝12、係止爪13、突部31、係止凹
部32は、請求項2記載の係止部の具体例である。この
場合、この場合、ノブ7の内面に係止爪13とキー溝1
2とを形成し、摺動体5の外周面に突部31と係止凹部
32とを形成しても同様の効果を得ることができる。
は、自動車のステアリングハンドルの下方に装着される
コンビネーションスイッチに内臓され、支持体1はこの
コンビネーションスイッチに組み込まれた他のスイッチ
装置の接点切り替えを行う操作レバーとして機能するも
のであるが、本発明は、このようなコンビネーションス
イッチに内臓されるスイッチ装置に限られるものではな
く、直線摺動型(引き出し型)、回動摺動型(ロータリ
ー型)のスイッチ装置一般に適用されるものである。ま
た、ロータ5と基板6とは相対的に変位するものである
から、ロータ5側に凹凸面を形成し、その凹凸面に係合
する係合子を基板6側に設けても、部品点数を増やすこ
となくスイッチ操作時の節度を得ることができる。
面の一方の面に固定接点の配列領域以外の領域に配置さ
れた凹凸面を形成するとともに反対側の面に凹凸面に弾
発的に係合する係合子を配設したことにより、基板の固
定接点の配列面に沿って摺動体を摺動させて接点切り替
えを行う場合に、凹凸面と係合子との係合により節度を
得ることができ、また、凹凸面と係合子とは基板と摺動
体との対向面に配設されているため、部品点数及び組立
工数を少なくすることができ、さらに、凹凸面は固定接
点の配列領域以外の領域に位置するため凹凸形状に制約
を受けることがなく、これにより、良好な節度を得るこ
とができ、さらに、基板の固定接点の配列領域を平坦に
して可動接点を摺動させることができるため、固定接点
の配列面及び可動接点の摩耗を抑制し、絶縁不良及び短
絡事故の発生を抑制することができと、特に、基板と支
持体及び摺動体とこの摺動体を固定接点の配列方向に摺
動させるノブとを、両者の対向面に形成した係止部同志
を係止させるだけで容易に組み立てることが可能とな
る。
(b)は側面図、(c)は背面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 一面に複数の固定接点が配列されて支持
体に固定された基板と、前記固定接点に弾性的に接触す
る可動接点が一面に保持された摺動体とを有し、前記摺
動体を前記固定接点の配列方向に摺動させることにより
接点切り替えを行うようにしたスイッチ装置において、
前記基板と前記摺動体とを嵌合させる支持体と前記固定
接点の配列方向に前記摺動体を摺動させるノブとを設
け、前記基板と前記摺動体との対向面の一方の面に前記
固定接点の配列領域以外の領域において前記摺動体の摺
動方向に沿う凹凸面を形成するとともに反対側の面に前
記凹凸面に弾発的に係合する係合子を配設し、前記基板
と前記支持体との対向面及び前記摺動体と前記ノブとの
対向面とに互いに軸方向及び周方向に係止し合う係止部
を形成したことを特徴とするスイッチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06125932A JP3093102B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | スイッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06125932A JP3093102B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | スイッチ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07335059A JPH07335059A (ja) | 1995-12-22 |
JP3093102B2 true JP3093102B2 (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=14922535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06125932A Expired - Fee Related JP3093102B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | スイッチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3093102B2 (ja) |
-
1994
- 1994-06-08 JP JP06125932A patent/JP3093102B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07335059A (ja) | 1995-12-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4579083B2 (ja) | 回転レバー式コネクタ | |
EP1174955B1 (en) | Electrical connector | |
US5894118A (en) | Structure of rotary electronic device with push/turn operating button | |
JP4579082B2 (ja) | 回転レバー式コネクタ | |
KR100340481B1 (ko) | 복합조작형 전기부품 | |
US6849818B2 (en) | One-way rotary switch | |
US6329898B1 (en) | Multiple operation type electrical part | |
US6506984B2 (en) | Rotary switch having click mechanism | |
JP3093102B2 (ja) | スイッチ装置 | |
KR100330849B1 (ko) | 다방향 입력장치 | |
US4623763A (en) | Rotary multi-contact switch | |
US6039588A (en) | Rotary connector | |
JP4277441B2 (ja) | 回転レバーの位置保持装置 | |
US7064638B1 (en) | Electrical switch | |
JPH0236226Y2 (ja) | ||
US5826449A (en) | Electrical ignition key assembly | |
JPH07335060A (ja) | スイッチ装置の基板 | |
KR20180112143A (ko) | 푸시 스위치 유닛 | |
JP3909234B2 (ja) | スリップリング装置 | |
JP2924656B2 (ja) | 押し釦スイッチ付きロータリースイッチ | |
JPH0739179Y2 (ja) | プラグ装置 | |
JP2002015641A (ja) | 回転型電気部品 | |
JPH0140102Y2 (ja) | ||
US7214082B2 (en) | Connector allowing locking of connected state or non-connected state | |
JPH048588Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000627 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100728 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110728 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110728 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120728 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120728 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130728 Year of fee payment: 13 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |