JP3092563B2 - 状態遷移図変換装置 - Google Patents

状態遷移図変換装置

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JP3092563B2
JP3092563B2 JP09311517A JP31151797A JP3092563B2 JP 3092563 B2 JP3092563 B2 JP 3092563B2 JP 09311517 A JP09311517 A JP 09311517A JP 31151797 A JP31151797 A JP 31151797A JP 3092563 B2 JP3092563 B2 JP 3092563B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は状態遷移図変換装置
に関し、特に複数のメッセージシーケンス図から状態遷
移情報(状態遷移図の情報)を縮小した状態遷移図を生
成する状態遷移図変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の状態遷移図変換装置は、
状態遷移情報の縮小が手作業で行われていたことの煩わ
しさを解消し、自動的に縮小するために使われている。
従来の状態遷移図変換装置の一例が、特開平5−627
2号公報に記載されている。この公報に記載された状態
遷移図変換装置は、状態遷移図上の遷移情報((状態を
含む)ノードから別のノードまでの遷移(列)の情報)
の重複を自動的に削除する装置である。主に、重複して
いる遷移情報のある状態遷移図において、状態の遷移情
報の等価性を判定する部分に当たる等価状態判定部と、
等価な部分が存在した場合に等価であると判定された状
態の遷移情報を削除し、その状態のラベルを等価な状態
のラベルに付け替えする遷移情報縮小部とから構成され
ている。等価状態判定部は、各状態における遷移情報を
逐次比較して等価な状態を検出する。具体的には、ま
ず、ある1つの状態の遷移情報群と他の状態の遷移情報
群とを逐次比較して最初の状態と同じ遷移情報群を有す
る状態が他に存在するか否かにより行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、従来
の技術では、状態遷移情報の縮小の過程で重複している
遷移情報を削除できない場合があることである。その理
由は、遷移情報の等価性の判定に状態のラベルを考慮し
ているためである。各状態からの遷移情報が同一の場合
にどちらの状態のラベルを付け替えするかで、後に別の
各状態の遷移情報の等価性の判定を行うときに状態のラ
ベルによって遷移情報の等価性が変わってきてしまうか
らである。なお、本発明の状態遷移図変換装置は、状態
のラベルに左右されずに遷移情報をマージするため、遷
移情報の等価性が変わることはない。
【0004】第2の問題点は、従来の技術では、複数の
メッセージシーケンス図から状態遷移情報を縮小した状
態遷移図に自動的に変換できないことである。その理由
は、複数のメッセージシーケンス図から状態遷移情報を
縮小した状態遷移図への変換処理を扱っていない(従来
は人手で行われていた)からである。
【0005】本発明の目的は、複数のメッセージシーケ
ンス図から重複している遷移情報のない状態遷移図を生
成できるようにした状態遷移図変換装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の状態遷移図変換
装置は、メッセージシーケンス図から状態遷移図を生成
する状態遷移図変換装置において、複数のメッセージシ
ーケンス図を入力しイベントノード間に状態ノードがな
ければ機械的に生成された任意の名前を付けた状態ノー
ドを挿入して状態遷移情報に変換する状態遷移情報変換
手段と、この状態遷移情報変換手段により変換された状
態遷移情報中のイベントノードについては名前が同一で
あれば重複している遷移情報を削除し、状態遷移情報中
の状態ノードについては名前の異同にかかわらず重複し
ている遷移情報を削除して状態遷移情報を縮小する状態
遷移情報縮小手段とを含むことを特徴とする。特に、前
記状態遷移情報縮小手段は、状態遷移情報中のイベント
ノードについては名前が同一であれば重複している遷移
情報があるかどうかを判定し、状態遷移情報中の状態ノ
ードについては名前の異同にかかわらず重複している遷
移情報があるかどうかを判定する従属関係判定処理と、
前記従属関係判定処理で重複していると判定された遷移
情報のマージを行うノードマージ処理とを含む。
【0007】また、本発明の状態遷移図変換装置は、メ
ッセージシーケンス図を記憶するメッセージシーケンス
図記憶部と、このメッセージシーケンス図記憶部からメ
ッセージシーケンス図を入力しメッセージシーケンス図
上のイベント列を抽出してイベントノード間に状態ノー
ドがなければ機械的に生成された任意の名前を付けた状
態ノードを挿入して状態遷移情報に変換する状態遷移情
報変換手段と、この状態遷移情報変換手段により変換さ
れた状態遷移情報を格納する状態遷移図記憶部と、この
状態遷移図記憶部に格納されている状態遷移情報中の
ベントノードについては名前が同一であれば重複してい
る遷移情報を削除し、状態遷移情報中の状態ノードにつ
いては名前の異同にかかわらず重複している遷移情報を
削除して状態遷移情報を縮小する状態遷移情報縮小手段
とを有することを特徴する。
【0008】さらに、本発明の状態遷移図変換装置は、
変換の対象となる全てのメッセージシーケンス図を記憶
するメッセージシーケンス図記憶部と、メッセージシー
ケンス図上の変換の対象となるプロセスを指定するプロ
セス指定手段と、前記メッセージシーケンス図記憶部に
格納されたメッセージシーケンス図から前記プロセス指
定手段で指定されたプロセスの全てのメッセージシーケ
ンス図上のイベント列を抽出してイベントノード間に状
態ノードがなければ機械的に生成された任意の名前を付
けた状態ノードを挿入して状態遷移情報に変換する状態
遷移情報変換手段と、この状態遷移情報変換手段により
変換された状態遷移情報を格納する状態遷移図記憶部
と、この状態遷移図記憶部に格納されている状態遷移情
報中のイベントノードについては名前が同一であれば重
複している遷移情報を削除し、状態遷移情報中の状態ノ
ードについては名前の異同にかかわらず重複している遷
移情報を削除して状態遷移情報を縮小する状態遷移情報
縮小手段とを有することを特徴する。
【0009】一方、本発明の記録媒体は、コンピュータ
を、複数のメッセージシーケンス図を入力しイベントノ
ード間に状態ノードがなければ機械的に生成された任意
の名前を付けた状態ノードを挿入して状態遷移情報に変
換する状態遷移情報変換手段,およびこの状態遷移情報
変換手段により変換された状態遷移情報中のイベントノ
ードについては名前が同一であれば重複している遷移情
報を削除し、状態遷移情報中の状態ノードについては名
前の異同にかかわらず重複している遷移情報を削除して
状態遷移情報を縮小する状態遷移情報縮小手段として機
能させるためのプログラムを記録したことを特徴とす
る。
【0010】また、本発明の記録媒体は、コンピュータ
を、メッセージシーケンス図を記憶するメッセージシー
ケンス図記憶部,このメッセージシーケンス図記憶部か
らメッセージシーケンス図を入力しメッセージシーケン
ス図上のイベント列を抽出してイベントノード間に状態
ノードがなければ機械的に生成された任意の名前を付け
た状態ノードを挿入して状態遷移情報に変換する状態遷
移情報変換手段,この状態遷移情報変換手段により変換
された状態遷移情報を格納する状態遷移図記憶部,およ
びこの状態遷移図記憶部に格納されている状態遷移情報
中のイベントノードについては名前が同一であれば重複
している遷移情報を削除し、状態遷移情報中の状態ノー
ドについては名前の異同にかかわらず重複している遷移
情報を削除して状態遷移情報を縮小する状態遷移情報縮
小手段として機能させるためのプログラムを記録したこ
とを特徴とする。
【0011】さらに、本発明の記録媒体は、コンピュー
タを、変換の対象となる全てのメッセージシーケンス図
を記憶するメッセージシーケンス図記憶部,メッセージ
シーケンス図上の変換の対象となるプロセスを指定する
プロセス指定手段,前記メッセージシーケンス図記憶部
に格納されたメッセージシーケンス図から前記プロセス
指定手段で指定されたプロセスの全てのメッセージシー
ケンス図上のイベント列を抽出してイベントノード間に
状態ノードがなければ機械的に生成された任意の名前を
付けた状態ノードを挿入して状態遷移情報に変換する状
態遷移情報変換手段,この状態遷移情報変換手段により
変換された状態遷移情報を格納する状態遷移図記憶部,
およびこの状態遷移図記憶部に格納されている状態遷移
情報中のイベントノードについては名前が同一であれば
重複している遷移情報を削除し、状態遷移情報中の状態
ノードについては名前の異同にかかわらず重複している
遷移情報を削除して状態遷移情報を縮小する状態遷移情
報縮小手段として機能させるためのプログラムを記録
たことを特徴とする。
【0012】本発明の第1の特徴は、状態遷移図上の重
複している遷移情報をマージするために、重複している
遷移情報があるかどうかの判定に状態からの遷移ではな
く状態からの遷移列を対象として行っていることであ
る。より具体的には、状態遷移情報中のイベントノード
については名前が同一であれば重複している遷移情報が
あるかどうかを判定し、状態遷移情報中の状態ノードに
ついては名前の異同にかかわらず重複している遷移情報
があるかどうかを判定する従属関係判定処理と、従属関
係判定処理で重複していると判定された遷移情報のマー
ジを行うノードマージ処理とを含む状態遷移情報縮小手
段(図1のA5)を有する。
【0013】本発明の第2の特徴は、メッセージシーケ
ンス図から状態遷移情報を縮小した状態遷移図に変換す
るために、メッセージシーケンス図をその状態のまま状
態遷移情報に変換して格納することである。より具体的
には、複数のメッセージシーケンス図からプロセス指定
手段(図1のA2)で指定されたプロセスのメッセージ
シーケンス図を入力しイベントノード間に状態ノードが
なければ機械的に生成された任意の名前を付けた状態ノ
ードを挿入して状態遷移情報に変換する状態遷移情報変
換手段(図1のA3)と、変換されたときにその状態遷
移情報を格納し、状態遷移情報を縮小した状態遷移図を
も格納する状態遷移図記憶部(図1のA4)とを有す
る。
【0014】状態遷移情報変換手段は、プロセス指定手
段で指定されたプロセスのメッセージシーケンス図を
力しイベントノード間に状態ノードがなければ機械的に
生成された任意の名前を付けた状態ノードを挿入して
態遷移情報に変換する。状態遷移図記憶部は、メッセー
ジシーケンス図から変換された状態遷移情報を格納し、
縮小処理を行った状態遷移図をも格納する。状態遷移情
報縮小手段は、状態遷移情報中のイベントノードについ
ては名前が同一であれば重複している遷移情報を削除
し、状態遷移情報中の状態ノードについては名前の異同
にかかわらず重複している遷移情報を削除して状態遷移
情報を縮小する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
状態遷移図変換装置の構成を示すブロック図である。本
実施の形態に係る状態遷移図変換装置は、複数のメッセ
ージシーケンス図を記憶するメッセージシーケンス図記
憶部Alと、変換の際にどのプロセスのメッセージシー
ケンス図を状態遷移図に変換するかを指定するプロセス
指定手段A2と、指定されたプロセスのメッセージシー
ケンス図を状態遷移情報に変換する状態遷移情報変換手
段A3と、変換された状態遷移情報を格納する状態遷移
図記憶部A4と、その状態遷移情報に重複している遷移
情報があるかどうかを判定し、ある場合にその遷移情報
のマージ処理を行って状態遷移情報を縮小する状態遷移
情報縮小手段A5とから構成されている。
【0017】メッセージシーケンス図記憶部Alは、変
換の対象となる全てのメッセージシーケンス図を記憶す
る。
【0018】プロセス指定手段A2は、メッセージシー
ケンス図上の変換の対象となるプロセスを指定する。
【0019】状態遷移情報変換手段A3は、メッセージ
シーケンス図を入力として、プロセス指定手段A2で指
定されたプロセスの全てのメッセージシーケンス図上の
イベント列を抽出して状態遷移情報に変換する。変換さ
れた状態遷移情報は、状態遷移図記憶部A4に記憶され
る。
【0020】状態遷移図記憶部A4は、メッセージシー
ケンス図から変換された縮小処理を行っていない状態遷
移情報を格納する。
【0021】状態遷移情報縮小手段A5は、変換された
状態遷移情報に重複している遷移情報があるかどうかを
判定し、あれば、その遷移情報を削除して状態遷移情報
を縮小する。状態遷移情報を縮小した状態遷移図は、状
態遷移図記憶部A4に記憶される。
【0022】図2(a)および(b)は、メッセージシ
ーケンス図記憶部Alに格納されるメッセージシーケン
ス図のデータ構造と、状態遷移図記憶部A4に格納され
る状態遷移図のデータ構造とをそれぞれ示す図である。
【0023】図2(a)を参照すると、メッセージシー
ケンス図のデータ構造は、メッセージシーケンス図の識
別子を表すmsc id,そのメッセージシーケンス図
のプロセスを表すentity name,メッセージ
シーケンス図のシンボルのタイプおよび名前を表すty
pe・name,およびsignalシンボルの一情報
としてメッセージのやりとり先を示すプロセスを表すe
ntity nameからなる。また、図2(b)を参
照すると、状態遷移図のデータ構造は、nodeの集合
とarcの集合とからなり、nodeの集合は、nod
eの識別子を表すid,タイプを表すtype,および
名前を表すnameから、arcの集合は、arcの識
別子を表すid,接続元node id,および接続先
nodoidからなる。状態遷移情報変換手段A3は、
この情報構造を基にメッセージシーケンス図を状態遷移
情報に変換する。
【0024】図3は、状態遷移情報変換手段A3の処理
手順の概要を示すフローチャートである。図3を参照す
ると、状態遷移情報変換手段A3の処理手順は、シンボ
ル集合取り出しステップB1と、最初シンボル取り出し
ステップB2と、ノード情報への名前およびタイプの追
加ステップB3と、ノードタイプ入力イベント判定ステ
ップB4と、入力イベント直前状態判定ステップB5
と、直前ノード有無判定ステップB6と、ノード情報へ
の仮の名前(機械的に生成された任意の名前をいう)
よびタイプ追加ステップB7と、ノード接続ステップB
8と、ノード接続ステップB9と、直前ノード記憶ステ
ップB10と、次シンボル有無判定ステップB11と、
最後状態判定ステップB12と、状態ノード追加・接続
ステップB13と、イベント列有無判定ステップB14
とからなる。
【0025】図4は、状態遷移情報縮小手段A5の処理
手順を示すフローチャートである。状態遷移情報縮小手
段A5の処理手順は、遷移とは逆方向(backwar
d方向)の縮小処理Clと、遷移と同方向(forwa
rd方向)の縮小処理C2とを行うことによって達成さ
れる。
【0026】図5は、状態遷移情報縮小手段A5による
backward方向の縮小処理C1のより詳細な処理
手順を示すフローチャートである。図5を参照すると、
状態遷移情報縮小手段A5によるbackward方向
の縮小処理C1の処理手順は、ノード集合取得ステップ
D1と、最初ノード設定ステップD2と、次ノード有無
判定ステップD3と、最初ノード設定ステップD4と、
次ノード有無判定ステップD5と、backward方
向従属関係判定処理D6と、次ノード設定ステップD7
と、結果判定ステップD8と、backward方向ノ
ードマージ処理D9と、次ノード設定ステップD10と
からなる。
【0027】図6は、状態遷移情報縮小手段A5による
forward方向の縮小処理C2のより詳細な処理手
順を示すフローチャートである。図6を参照すると、状
態遷移情報縮小手段A5によるforward方向の縮
小処理C2の処理手順は、ノード集合取得ステップE1
と、最初ノード設定ステップE2と、次ノード有無判定
ステップE3と、最初ノード設定ステップE4と、次ノ
ード有無判定ステップE5と、forward方向従属
関係判定処理E6と、次ノード設定ステップE7と、結
果判定ステップE8と、forward方向ノードマー
ジ処理E9と、次ノード設定ステップE10とからな
る。
【0028】図7は、図6中のforward方向従属
関係判定処理E6のより詳細な処理手順を示すフローチ
ャートである。従属関係とはノードとノードとの関係を
表し、そのノードからの遷移列が全て別のノードからの
遷移列に含まれているとき、そのノードは別のノードに
従属しているという。図7を参照すると、forwar
d方向従属関係判定処理E6の処理手順は、2ノード取
り出しステップF1と、ノード同一判定ステップF2
と、ノードタイプ取り出しステップF3と、真返却ステ
ップF4と、タイプ同一判定ステップF5と、状態タイ
プ判定ステップF6と、偽返却ステップF7と、名前同
一判定ステップF8と、偽返却ステップF9と、アーク
数取り出しステップF10と、アーク出力判定ステップ
F11と、状態タイプ判定ステップF12と、アーク出
力判定ステップF13と、アーク判定処理F14と、偽
返却ステップF15と、真返却ステップF16とからな
る。
【0029】図8は、図7中のアーク判定処理F14の
より詳細な処理手順を示すフローチャートである。図8
を参照すると、アーク判定処理F14の処理手順は、ア
ーク集合取り出しステップG1と、flag偽設定ステ
ップG2と、最初アーク設定ステップG3と、最初アー
ク設定ステップG4と、ノード取り出しステップG5
と、ノード取り出しステップG6と、ノード同一判定ス
テップG7と、forward方向従属関係判定処理G
8と、flag真設定ステップG9と、結果判定ステッ
プG10と、flag真設定ステップG11と、fla
g偽設定ステップG12と、次アーク有無判定ステップ
G13と、次アーク設定ステップG14と、flag偽
判定ステップG15と、次アーク有無判定ステップG1
6と、次アーク設定ステップG17と、flag偽判定
ステップG18と、真返却ステップG19と、偽返却ス
テップG20とからなる。
【0030】図9は、図5および図6中のノードマージ
処理D9およびE9のより詳細な処理手順を示すフロー
チャートである。図9を参照すると、ノードマージ処理
D9およびE9の処理手順は、ノード取り出しステップ
H1と、アーク集合取り出しステップH2と、ノードに
入って来るアークのマージ処理H3と、ノードから出て
行くアークのマージ処理H4と、ノード消去ステップH
5とからなる。
【0031】図10は、図9中のノードに入って来るア
ークのマージ処理H3のより詳細な処理手順を示すフロ
ーチャートである。図10を参照すると、ノードに入っ
て来るアークのマージ処理H3の処理手順は、入って来
るノード有無判定ステップI1と、最初アーク設定ステ
ップI2と、最初アーク設定ステップI3と、flag
真初期設定ステップI4と、接続元ノード同一判定ステ
ップI5と、flag偽設定ステップI6と、次アーク
有無判定ステップI7と、次アーク設定ステップI8
と、flag判定ステップI9と、アーク接続ステップ
I10と、アーク消去ステップI11と、次アーク有無
判定ステップI12と、次アーク設定ステップI13と
からなる。
【0032】図11は、図9中のノードから出て行くア
ークのマージ処理H4のより詳細な処理手順を示すフロ
ーチャートである。図11を参照すると、ノードから出
て行くアークのマージ処理H4の処理手順は、出て行く
ノード有無判定ステップJ1と、最初アーク設定ステッ
プJ2と、最初アーク設定ステップJ3と、flag真
初期設定ステップJ4と、接続先ノード同一判定ステッ
プJ5と、flag偽判定ステップJ6と、次アーク有
無判定ステップJ7と、次アーク設定ステップJ8と、
flag判定ステップJ9と、アーク接続ステップJ1
0と、アーク消去ステップJ11と、次アーク有無判定
ステップJ12と、次アーク設定ステップJ13とから
なる。
【0033】次に、このように構成された第1の実施の
形態に係る状態遷移図変換装置の動作について、図1な
いし図11を参照して詳細に説明する。
【0034】状態遷移情報変換手段A3は、まず、メッ
セージシーケンス図記憶部A1から入力として与えられ
たメッセージシーケンス図上の、プロセス指定手段A2
で指定されたプロセスのシンボルの集合を取り出す(ス
テップBl)。
【0035】次に、状態遷移情報変換手段A3は、状態
遷移図への変換を行うためにシンボルの集合から最初の
シンボルを取り出す(ステップB2)。
【0036】続いて、状態遷移情報変換手段A3は、そ
のシンボルから名前およびタイプを取り出し、状態遷移
図のノードの名前およびタイプとして追加する(ステッ
プB3)。
【0037】次に、状態遷移情報変換手段A3は、ノー
ドのタイプが入力イベントであるかどうかを調べ(ステ
ップB4)、入力イベントであれば、入力イベントの直
前のノードが状態であるかどうかを調べる(ステップB
5)。入力イベントの直前のノードが状態でなければ、
状態遷移情報変換手段A3は、入力イベントの直前に新
たな状態ノードを追加して、そのノード情報に仮の名前
およびタイプを追加して(ステップB7)、直前ノード
と状態ノードとを接続し、状態ノードと入力イベントノ
ードとを接続して(ステップB8)、ステップB10に
制御を移す。ステップB5で入力イベントの直前のノー
ドが状態であれば、状態遷移情報変換手段A3は、直前
ノードと状態ノードとを接続し、状態ノードと入力イベ
ントノードとを接続して(ステップB8)、ステップB
10に制御を移す。
【0038】ステップB4でノードのタイプが入力イベ
ントでなければ、状態遷移情報変換手段A3は、その直
前にノードがあるかどうかを調べ(ステップB6)、あ
れば直前のノードと情報を追加された状態ノードとを接
続し(ステップB9)、ステップB10に制御を移し、
なければそのままステップB10に制御を移す。
【0039】ステップB10では、状態遷移情報変換手
段A3は、変換されたノードを直前のノードとして記憶
する。
【0040】次に、状態遷移情報変換手段A3は、シン
ボルの集合に次のシンボルがあるかどうかを調べ(ステ
ップB11)、あれば、ステップB2に制御を戻し、な
ければ、ステップB12に制御を移す。
【0041】ステップB12では、状態遷移情報変換手
段A3は、メッセージシーケンス図の最後のシンボルが
状態であるかどうかを調べ、状態でない場合は、最後に
新たな状態ノードを追加して直前ノードと接続し、その
ノードに仮の名前およびタイプを追加して(ステップB
13)、ステップB14に制御を移す。状態である場合
は、状態遷移情報変換手段A3は、何も行わずにステッ
プB14に制御を移す。
【0042】ステップB14では、状態遷移情報変換手
段A3は、同一のプロセスに他のイベント列があるかど
うかを調べ、あれば、ステップBlに制御を戻し、なけ
れば、処理を終了する。
【0043】次に、状態遷移情報縮小手段A5は、ba
ckward方向縮小処理C1およびforward方
向の縮小処理C2を行い、変換された状態遷移情報に重
複している遷移情報があるかどうかを判定し、あれば、
その遷移情報を削除して状態遷移情報を縮小する。状態
遷移情報を縮小した状態遷移図は、状態遷移図記憶部A
4に記憶される。
【0044】詳しくは、状態遷移情報縮小手段A5は、
まず、backward方向縮小処理C1において、状
態遷移図記憶部A4から指定プロセスの縮小前の状態遷
移図のノードの集合を取り出す(ステップDl)。
【0045】次に、状態遷移情報縮小手段A5は、その
ノードの集合から最初のノード(nodel)を1つ取
り出し(ステップD2)、次のノードがあるかどうかを
調べる(ステップD3)。取り出すnodelがなくな
った場合は、状態遷移情報縮小手段A5は、処理を終了
し、そうでなければ、ノードの集合から最初のノード
(node2)を1つ取り出す(ステップD4)。
【0046】次に、状態遷移情報縮小手段A5は、次の
node2があるかどうかを判定し(ステップD5)、
取り出すnode2がなくなった場合は、状態遷移情報
縮小手段A5は、次のnodelを取り出して(ステッ
プD7)、ステップD3に制御を戻す。そうでなけれ
ば、状態遷移情報縮小手段A5は、backward方
向従属関係判定処理D6を呼び出し、ステップD8に制
御を移す。
【0047】ステップD8でbackward方向従属
関係判定処理D6の判定の結果、nodelがnode
2に従属していた場合は、状態遷移情報縮小手段A5
は、backward方向ノードマージ処理D9を呼び
出して、ステップD10に制御を移し、そうでなけれ
ば、何も行わずステップD10に制御を移す。そして、
状態遷移情報縮小手段A5は、次のnode2を取り出
してステップD5に制御を戻す(ステップD10)。
【0048】次に、状態遷移情報縮小手段A5は、fo
rward方向縮小処理C2において、状態遷移図記憶
部A4から指定プロセスの縮小前の状態遷移図のノード
の集合を取り出す(ステップEl)。
【0049】続いて、状態遷移情報縮小手段A5は、そ
のノードの集合から最初のノード(nodel)を1つ
取り出し(ステップE2)、次のノードがあるかどうか
を調べる(ステップE3)。取り出すnodelがなく
なった場合は、状態遷移情報縮小手段A5は、処理を終
了し、そうでなければ、ノードの集合から最初のノード
(node2)を1つ取り出す(ステップE4)。
【0050】次に、状態遷移情報縮小手段A5は、次の
node2があるかどうかを判定し(ステップE5)、
取り出すnode2がなくなった場合は、状態遷移情報
縮小手段A5は、次のnodelを取り出して(ステッ
プE7)、ステップE3に制御を戻す。そうでなけれ
ば、状態遷移情報縮小手段A5は、forward方向
従属関係判定処理E6を呼び出し、ステップE8に制御
を移す。
【0051】ステップE8でforward方向従属関
係判定処理E6の判定の結果、nodelがnode2
に従属していた場合は、状態遷移情報縮小手段A5は、
forward方向ノードマージ処理E9を呼び出し
て、ステップE10に制御を移し、そうでなければ、何
も行わずステップE10に制御を移す。そして、状態遷
移情報縮小手段A5は、次のnode2を取り出してス
テップE5に制御を戻す(ステップE10)。
【0052】forward方向従属関係判定処理E6
では、状態遷移情報縮小手段A5は、まず、引数として
与えられた2つのノードを取り出して(ステップF
1)、その2つのノードが同一であれば(ステップF
2)、真を返して(ステップF4)、処理を終了する。
同一でなければ、状態遷移情報縮小手段A5は、2つの
ノードのタイプを取り出し(ステップF3)、2つのノ
ードのタイプが同一であるかどうかを調べ(ステップF
5)、同一でなければ、偽を返して(ステップF7)、
処理を終了する。タイプが同一であれば(ステップF5
でイエス)、状態遷移情報縮小手段A5は、ステップF
6に制御を移す。
【0053】ステップF6では、状態遷移情報縮小手段
A5は、ノードのタイプが状態かどうかを判定し、ノー
ドのタイプが状態でない場合は、名前が同一であるかど
うかを調べ(ステップF8)、同一でなければ、偽を返
して(ステップF9)、処理を終了する。名前が同一で
あれば、状態遷移情報縮小手段A5は、ステップF10
に制御を移す。また、ステップF6でノードのタイプが
状態であれば、状態遷移情報縮小手段A5は、名前を調
べずに、ステップF10に制御を移す。
【0054】ステップF10では、状態遷移情報縮小手
段A5は、ノードから出て行くアークの数の値を取り出
し(ステップF10)、2つのノードのどちらからもア
ークが出ているかどうかを調べる(ステップF11)。
2つのノードのどちらからもアークが出ている場合は、
状態遷移情報縮小手段A5は、アーク判定処理F14を
呼び出す(ステップF14)。そうでない場合は、状態
遷移情報縮小手段A5は、ノードのタイプが状態である
かどうかを調べ(ステップF12)、ノードのタイプが
状態でなければ、真を返して(ステップF16)、処理
を終了する。ノードのタイプが状態であれば、状態遷移
情報縮小手段A5は、どちらのノードからもアークがで
ていないかどうかを調べて(ステップF13)、どちら
のノードからもアークが出ていなければ、真を返して
(ステップF16)、処理を終了し、そうでなければ、
偽を返して(ステップF15)、処理を終了する。
【0055】なお、backward方向従属関係判定
処理D6でも、forward方向従属関係判定処理E
6と同様の処理が行われる。
【0056】アーク判定処理F14では、状態遷移情報
縮小手段A5は、まず、2つのノードから出て行くアー
クの集合を取り出す(ステップG1)。次に、状態遷移
情報縮小手段A5は、真であるか偽であるかを記憶する
flagの初期値を偽に設定する(ステップG2)。
【0057】次に、状態遷移情報縮小手段A5は、2つ
のノードからでていくアーク集合から最初のアーク(a
rc1およびarc2)を1つずつ取り出す(ステップ
G3およびG4)。
【0058】さらに、状態遷移情報縮小手段A5は、2
つのアーク集合からarc1およびarc2に接続して
いるノード(node1およびnode2)を1つずつ
取り出す(ステップG5およびG6)。
【0059】次に、状態遷移情報縮小手段A5は、取り
出した2つのアークが入って行くノードが同一であるか
どうかを調べ(ステップG7)、同一であれば、fla
gに真を代入して(ステップG9)、ステップG13に
制御を移す。
【0060】ステップG7で2つのアークが入って行く
ノードが同一でなければ、状態遷移情報縮小手段A5
は、forward方向従属関係判定処理G8(for
ward方向従属関係判定処理E6と同様)を呼び出し
て再帰処理を行う。
【0061】forward方向従属関係判定処理G8
の結果(ステップG10)、従属している場合は、状態
遷移情報縮小手段A5は、flagに真を代入し(ステ
ップG11)、従属していない場合はflagに偽を代
入して(ステップG12)、ステップG13に制御を移
す。
【0062】ステップG13では、状態遷移情報縮小手
段A5は、次のarc2がないかどうかを調べ、取り出
すarc2がまだあれば、次のarc2を取り出して
(ステップG14)、ステップG5に制御を戻す。取り
出すarc2がなければ、状態遷移情報縮小手段A5
は、flagの値を調べ(ステップG15)、偽であれ
ば偽を返して(ステップG20)、処理を終了する。
【0063】ステップG15でflagの値が偽でなけ
れば、状態遷移情報縮小手段A5は、次のarclがな
いかどうかを調べ(ステップG16)、取り出すarc
lがまだあれば、次のarclを取り出して(ステップ
G17)、ステップG4に制御を戻す。取り出すarc
lがなければ、状態遷移情報縮小手段A5は、flag
の値を調べ(ステップG18)、偽であれば偽を返し
(ステップG20)、そうでなければ、真を返して(ス
テップG19)、処理を終了する。
【0064】backward方向のノードマージ処理
D9では、状態遷移情報縮小手段A5は、まず、マージ
されるノードとマージするノードとを取り出す(ステッ
プH1)。次に、状態遷移情報縮小手段A5は、2つの
ノードに接続しているアークの集合を取り出す(ステッ
プH2)。そして、状態遷移情報縮小手段A5は、ノー
ドに入って来るアークのマージ処理H3を呼び出し、次
にノードから出て行くアークのマージ処理H4を呼び出
し、最後にマージされるノードを除去して(ステップH
5)、処理を終了する。
【0065】なお、forward方向のノードマージ
処理E9でも、backward方向のノードマージ処
理D9と同様の処理が行われる。
【0066】ノードに入って来るアークのマージ処理H
3では、状態遷移情報縮小手段A5は、まず、マージさ
れるノードに入って来るアークがあるかどうかを調べ
(ステップI1)、なければ処理を終了し、あればマー
ジされるノードに入ってくるアーク集合から最初のアー
ク(arcl)を1つ取り出す(ステップI2)。次
に、状態遷移情報縮小手段A5は、マージするノードに
入って来るアーク集合から最初のアーク(arc2)を
1つ取り出す(ステップI3)。また、状態遷移情報縮
小手段A5は、アークを付け替えるのか除去するのかを
記憶するflagの初期値TRUEを設定する(ステッ
プI4)。
【0067】次に、状態遷移情報縮小手段A5は、2つ
のアークの接続元であるアークが同一であるかどうかを
調べ(ステップI5)、同一であればflagにFAL
SEを代入し(ステップI6)、ステップI9に制御を
移す。同一でなければ、状態遷移情報縮小手段A5は、
取り出すarc2があるかどうかを調べ(ステップI
7)、あれば次のarc2を取り出して(ステップI
8)、ステップI5に制御を戻す。取り出すarc2が
なければ、状態遷移情報縮小手段A5は、ステップI9
に制御を移す。
【0068】ステップI9では、状態遷移情報縮小手段
A5は、flagを調べて、TRUEであれば、arc
1の接続元のノードとマージするノードにアークを接続
して(ステップI10)、マージされるノードに接続し
ているarc1を除去し(ステップI11)、FALS
Eであれば、そのままarc1を除去する(ステップI
11)。次に、状態遷移情報縮小手段A5は、取り出す
arc1があるかどうかを調べ(ステップI12)、あ
れば次の次のarc1を取り出して(ステップI1
3)、ステップI3に制御を戻す。ステップI12で取
り出すarc1がなければ、状態遷移情報縮小手段A5
は、処理を終了する。
【0069】ノードから出て行くアークのマージ処理H
4では、状態遷移情報縮小手段A5は、まず、マージさ
れるノードに出て行くアークがあるかどうかを調べ(ス
テップJ1)、なければ処理を終了し、あればマージさ
れるノードから出て行くアーク集合から最初のアーク
(arcl)を1つ取り出す(ステップJ2)。次に、
状態遷移情報縮小手段A5は、マージするノードから出
て行くアーク集合から最初のアーク(arc2)を1つ
取り出す(ステップJ3)。また、状態遷移情報縮小手
段A5は、アークを付け替えるのか除去するのかを記憶
するflagの初期値TRUEを設定する(ステップJ
4)。
【0070】次に、状態遷移情報縮小手段A5は、2つ
のアークの接続元であるアークが同一であるかどうかを
調べ(ステップJ5)、同一であればflagにFAL
SEを代入し(ステップJ6)、ステップJ9に制御を
移す。同一でなければ、状態遷移情報縮小手段A5は、
取り出すarc2があるかどうかを調べ(ステップJ
7)、あれば次のarc2を取り出して(ステップJ
8)、ステップI5に制御を戻す。取り出すarc2が
なければ、状態遷移情報縮小手段A5は、ステップJ9
に制御を移す。
【0071】ステップJ9では、状態遷移情報縮小手段
A5は、flagを調べて、TRUEであれば、arc
1の接続元のノードとマージするノードにアークを接続
して(ステップJ10)、マージされるノードに接続し
ているarc1を除去し(ステップJ11)、FALS
Eであれば、そのままarc1を除去する(ステップJ
11)。次に、状態遷移情報縮小手段A5は、取り出す
arc1があるかどうかを調べ(ステップJ12)、あ
れば次の次のarc1を取り出して(ステップJ1
3)、ステップJ3に制御を戻す。ステップJ12で取
り出すarc1がなければ、状態遷移情報縮小手段A5
は、処理を終了する。
【0072】以上のようにして、複数のメッセージシー
ケンス図から状態遷移情報を縮小した状態遷移図が生成
される。
【0073】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0074】図22を参照すると、本発明の第2の実施
の形態は、キーボード,マウス等の入力装置1と、デー
タ処理装置2と、記憶装置3と、ディスプレイ,プリン
タ等の出力装置4と、状態遷移図変換プログラムを記録
した記録媒体5とから構成されている。記録媒体5は、
磁気ディスク,半導体メモリ,その他の記録媒体であっ
てもよい。
【0075】状態遷移図変換プログラムは、記録媒体5
からデータ処理装置2に読み込まれ、プロセス指定手段
A2,状態遷移情報変換手段A3および状態遷移情報縮
小手段A5としてデータ処理装置2の動作を制御し、記
憶装置3にメッセージシーケンス図記憶部A1および状
態遷移図記憶部A4を作成する。データ処理装置2の状
態遷移図変換プログラムの制御による動作は、第1の実
施の形態の場合と全く同様になるので、その詳しい説明
を割愛する。
【0076】
【実施例】次に、第1の実施の形態に係る状態遷移図変
換装置の一実施例について図面を参照して詳細に説明す
る。
【0077】図12〜図14は、メッセージシーケンス
図をそれぞれ表している。
【0078】図15は、図12〜図14のメッセージシ
ーケンス図を変換した状態遷移情報の縮小前の状態遷移
図を表している。
【0079】図16および図17は、backward
方向にマージした状態遷移図およびforward方向
に1つ遷移列をマージした状態遷移図を表している。
【0080】図18は、状態遷移情報の縮小後の状態遷
移図を表している。
【0081】図19は、図12〜図14のメッセージシ
ーケンス図のデータ構造を表している。
【0082】図20は、メッセージシーケンス図から変
換された状態遷移情報の縮小前の状態遷移図のデータ構
造を表している。
【0083】図21は、状態遷移情報の縮小後の状態遷
移図のデータ構造を表している。
【0084】図12〜図21を参照すると、入力となる
メッセージシーケンス図(図12〜図14)において、
Pl,P2はプロセスを表しており、矢印は矢印の向き
にイベントが入ってくることを示している。例えば、図
12では、PlはイベントElを入力イベントとして受
け取っていることを意味している。逆に、P2はイベン
トElを出力イベントとして送っていることを意味して
いる。
【0085】図12〜14をまとめた図19のメッセー
ジシーケンス図のデータ構造においては、シンボルのタ
イプのstateは状態を、inputは入力イベント
を、outputは出力イベントを表している。
【0086】これらのメッセージシーケンス図をプロセ
ス指定手段A2でプロセスPlに指定して状態遷移図へ
の変換を行う場合、まず、メッセージシーケンス図のデ
ータ構造において、msc idが1番目(図12に相
当)のメッセージシーケンス図のプロセスPlのSta
telからE4までのイベント列のデータを状態遷移図
のノードのデータに変換していくと、状態遷移図のデー
タ構造は、図20のnodeの集合のid1〜9までの
ノードに変換されて、図15の状態遷移図の左側の遷移
列に変換される。
【0087】図15の状態遷移図では、名前の先頭にE
がつくノードが入力イベントノードを表し、Sがつくノ
ードが状態ノードを表している。また、状態遷移は意味
的に入力イベントの直前がなんらかの状態になるので、
メッセージシーケンス図で入力イベントシンボルの直前
に状態シンボルがない場合は状態遷移情報に変換したと
きに入力イベントノードの直前に仮の名前を付けた状態
ノードを挿入している。
【0088】さらに、2番目以降のmsc idについ
ても同様に同一のプロセス(Pl)のイベント列を変換
して行くと、状態遷移図のデータ構造は図20のnod
eの集合のid10〜27に変換されて、図15の状態
遷移図の中央および右側の遷移列に変換される。
【0089】次に、図15の状態遷移図上でbackw
ard方向(つまり下から上方向)へ状態遷移情報の縮
小処理を行う場合、名前がStatelである状態ノー
ドのいずれもbackward方向にアークが出ていな
いため、それぞれのノードがそれぞれのノードに含まれ
て従属関係になっていると判定され、最初に任意の2つ
のStatelの状態ノードを1つにマージし、そのマ
ージした状態ノードと残ったStatelの状態ノード
とを1つにマージして、図16の状態遷移図のように1
つにまとめられる。
【0090】次に、forward方向の状態遷移情報
の縮小処理を行っていく場合、図16の状態遷移図上の
状態ノードState2とS5とに注目すると、S5か
らの遷移列(S5,E3,State3,E4,S6)
は全てState2からの遷移列(State2,E
3,S2,E4,S3)に含まれるので、S5はSta
te2に従属していると判定される(この場合は逆も成
り立つ)。したがって、S5はState2にマージさ
れて、S5は削除される。
【0091】また、E3以下の遷移列に対しても同様な
処理を行って行き、1つの遷移列を全てマージすると、
図17の状態遷移図を得る。
【0092】さらに、状態ノードS2とS9とに注目す
ると、S9からの遷移列(S9,E4,State4)
はS2からの遷移列(S2,E4,S3)に全て含まれ
るので、S9はS2に従属していると判定され、S9は
S2にマージされる。E4やState4といったノー
ドに対しても同様な判定処理とマージ処理とを行い、最
終的に従属関係になりえるノードが存在しなくなったと
きに状態遷移情報の縮小処理を終了し、図18の状態遷
移図を得る。
【0093】
【発明の効果】第1の効果は、メッセージシーケンス図
から重複している遷移情報を排除した状態遷移図を効率
良く作成することができることにある。これにより、高
品質な状態遷移プログラムを効率良く設計することが可
能になる。その理由は、複数のメッセージシーケンス図
入力しイベントノード間に状態ノードがなければ機械
的に生成された任意の名前を付けた状態ノードを挿入し
状態遷移情報に変換する状態遷移情報変換手段、およ
状態遷移情報変換手段により変換された状態遷移情報
中のイベントノードについては名前が同一であれば重複
している遷移情報を削除し、状態遷移情報中の状態ノー
ドについては名前の異同にかかわらず重複している遷移
情報を削除して状態遷移情報を縮小する状態遷移情報縮
小手段により、人手を介さずに自動的に重複している遷
移情報を排除した状態遷移図へ変換できるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る状態遷移図変
換装置の構成を示すブロック図である。
【図2】(a)は図1中のメッセージシーケンス図記憶
部に格納されるメッセージシーケンス図のデータ構造を
示す図であり、(b)は図1中の状態遷移図記憶部に格
納される状態遷移図のデータ構造を示す図である。
【図3】図1中の状態遷移情報変換手段の処理手順の概
要を示すフローチャートである。
【図4】図1中の状態遷移情報縮小手段の処理手順の概
要を示すフローチャートである。
【図5】図4中のbackward方向縮小処理の詳細
な処理手順を示すフローチャートである。
【図6】図4中のforward方向縮小処理の詳細な
処理手順を示すフローチャートである。
【図7】図6中のforward方向従属関係判定処理
の詳細な処理手順を示すフローチャートである。
【図8】図7中のアーク判定処理の詳細な処理手順を示
すフローチャートである。
【図9】図5中のノードマージ処理の詳細な処理手順を
示すフローチャートである。
【図10】図9中のノードに入って来るアークのマージ
処理の詳細な処理手順を示すフローチャートである。
【図11】図9中のノードから出て行くアークのマージ
処理の詳細な処理手順を示すフローチャートである。
【図12】第1の実施の形態に係る状態遷移図変換装置
の一実施例で使用するメッセージシーケンス図である。
【図13】第1の実施の形態に係る状態遷移図変換装置
の一実施例で使用するメッセージシーケンス図である。
【図14】第1の実施の形態に係る状態遷移図変換装置
の一実施例で使用するメッセージシーケンス図である。
【図15】図12〜図14のメッセージシーケンス図を
変換した状態遷移情報の縮小前の状態遷移図を表す図で
ある。
【図16】図12〜図14のメッセージシーケンス図を
変換した状態遷移情報の縮小過程の状態遷移図を表す図
である。
【図17】図12〜図14のメッセージシーケンス図を
変換した状態遷移情報の縮小過程の状態遷移図を表す図
である。
【図18】図12〜図14のメッセージシーケンス図を
変換した状態遷移情報の縮小後の状態遷移図を表す図で
ある。
【図19】図12〜図14のメッセージシーケンス図の
データ構造を表す図である。
【図20】図12〜図14のメッセージシーケンス図を
変換した状態遷移情報の縮小前の状態遷移図のデータ構
造を表す図である。
【図21】図12〜図14のメッセージシーケンス図を
変換した状態遷移情報の縮小後の状態遷移図のデータ構
造を表している。
【図22】本発明の第2の実施の形態に係る状態遷移図
変換装置の構成を示すブロック図である。
【符号の簡単な説明】
1 入力装置 2 データ処理装置 3 記憶装置 4 出力装置 5 記録媒体 A1 メッセージシーケンス図記憶部 A2 プロセス指定手段 A3 状態遷移情報変換手段 A4 状態遷移図記憶部 A5 状態遷移情報縮小手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−182875(JP,A) 小山田 他,”ソフトウエア動作仕様 の段階的設計技法とその支援系”,情報 処理学会研究報告(90−SE−71), 1990年2月8日,Vol.90,No. 10,pp.1−8 ”SDL(通信ソフトウエア機能仕様 記述言語)支援システム”,情報処理学 会第28回(昭和59年前期)全国大会講演 論文集(1),pp.561−570 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/06 - 9/44 H04Q 3/545 G06F 17/50

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッセージシーケンス図から状態遷移図
    を生成する状態遷移図変換装置において、 複数のメッセージシーケンス図を入力しイベントノード
    間に状態ノードがなければ機械的に生成された任意の名
    前を付けた状態ノードを挿入して状態遷移情報に変換す
    る状態遷移情報変換手段と、 この状態遷移情報変換手段により変換された状態遷移情
    報中のイベントノードについては名前が同一であれば重
    複している遷移情報を削除し、状態遷移情報中の状態ノ
    ードについては名前の異同にかかわらず重複している遷
    移情報を削除して状態遷移情報を縮小する状態遷移情報
    縮小手段とを含むことを特徴とする状態遷移図変換装
    置。
  2. 【請求項2】 メッセージシーケンス図を記憶するメッ
    セージシーケンス図記憶部と、 このメッセージシーケンス図記憶部からメッセージシー
    ケンス図を入力しメッセージシーケンス図上のイベント
    列を抽出してイベントノード間に状態ノードがなければ
    機械的に生成された任意の名前を付けた状態ノードを挿
    入して状態遷移情報に変換する状態遷移情報変換手段
    と、 この状態遷移情報変換手段により変換された状態遷移情
    報を格納する状態遷移図記憶部と、 この状態遷移図記憶部に格納されている状態遷移情報中
    イベントノードについては名前が同一であれば重複し
    ている遷移情報を削除し、状態遷移情報中の状態ノード
    については名前の異同にかかわらず重複している遷移情
    報を削除して状態遷移情報を縮小する状態遷移情報縮小
    手段とを有することを特徴する状態遷移図変換装置。
  3. 【請求項3】 変換の対象となる全てのメッセージシー
    ケンス図を記憶するメッセージシーケンス図記憶部と、 メッセージシーケンス図上の変換の対象となるプロセス
    を指定するプロセス指定手段と、 前記メッセージシーケンス図記憶部に格納されたメッセ
    ージシーケンス図から前記プロセス指定手段で指定され
    たプロセスの全てのメッセージシーケンス図上のイベン
    ト列を抽出してイベントノード間に状態ノードがなけれ
    ば機械的に生成された任意の名前を付けた状態ノードを
    挿入して状態遷移情報に変換する状態遷移情報変換手段
    と、 この状態遷移情報変換手段により変換された状態遷移情
    報を格納する状態遷移図記憶部と、 この状態遷移図記憶部に格納されている状態遷移情報中
    イベントノードについては名前が同一であれば重複し
    ている遷移情報を削除し、状態遷移情報中の状態ノード
    については名前の異同にかかわらず重複している遷移情
    報を削除して状態遷移情報を縮小する状態遷移情報縮小
    手段とを有することを特徴する状態遷移図変換装置。
  4. 【請求項4】 前記状態遷移情報縮小手段が、状態遷移
    情報中のイベントノードについては名前が同一であれば
    重複している遷移情報があるかどうかを判定し、状態遷
    移情報中の状態ノードについては名前の異同にかかわら
    重複している遷移情報があるかどうかを判定する従属
    関係判定処理と、前記従属関係判定処理で重複している
    と判定された遷移情報のマージを行うノードマージ処理
    とを含む請求項1,2または3記載の状態遷移図変換装
    置。
  5. 【請求項5】 コンピュータを、複数のメッセージシー
    ケンス図を入力しイベントノード間に状態ノードがなけ
    れば機械的に生成された任意の名前を付けた状態ノード
    を挿入して状態遷移情報に変換する状態遷移情報変換手
    段,およびこの状態遷移情報変換手段により変換された
    状態遷移情報中のイベントノードについては名前が同一
    であれば重複している遷移情報を削除し、状態遷移情報
    中の状態ノードについては名前の異同にかかわらず重複
    している遷移情報を削除して状態遷移情報を縮小する状
    態遷移情報縮小手段として機能させるためのプログラム
    を記録したことを特徴とする記録媒体。
  6. 【請求項6】 コンピュータを、メッセージシーケンス
    図を記憶するメッセージシーケンス図記憶部,このメッ
    セージシーケンス図記憶部からメッセージシーケンス図
    を入力しメッセージシーケンス図上のイベント列を抽出
    してイベントノード間に状態ノードがなければ機械的に
    生成された任意の名前を付けた状態ノード を挿入して
    態遷移情報に変換する状態遷移情報変換手段,この状態
    遷移情報変換手段により変換された状態遷移情報を格納
    する状態遷移図記憶部,およびこの状態遷移図記憶部に
    格納されている状態遷移情報中のイベントノードについ
    ては名前が同一であれば重複している遷移情報を削除
    し、状態遷移情報中の状態ノードについては名前の異同
    にかかわらず重複している遷移情報を削除して状態遷移
    情報を縮小する状態遷移情報縮小手段として機能させる
    ためのプログラムを記録したことを特徴とする記録媒
    体。
  7. 【請求項7】 コンピュータを、変換の対象となる全て
    のメッセージシーケンス図を記憶するメッセージシーケ
    ンス図記憶部,メッセージシーケンス図上の変換の対象
    となるプロセスを指定するプロセス指定手段,前記メッ
    セージシーケンス図記憶部に格納されたメッセージシー
    ケンス図から前記プロセス指定手段で指定されたプロセ
    スの全てのメッセージシーケンス図上のイベント列を抽
    出してイベントノード間に状態ノードがなければ機械的
    に生成された任意の名前を付けた状態ノードを挿入して
    状態遷移情報に変換する状態遷移情報変換手段,この状
    態遷移情報変換手段により変換された状態遷移情報を格
    納する状態遷移図記憶部,およびこの状態遷移図記憶部
    に格納されている状態遷移情報中のイベントノードにつ
    いては名前が同一であれば重複している遷移情報を削除
    し、状態遷移情報中の状態ノードについては名前の異同
    にかかわらず重複している遷移情報を削除して状態遷移
    情報を縮小する状態遷移情報縮小手段として機能させる
    ためのプログラムを記録したことを特徴とする記録媒
    体。
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