JP3092149B2 - 4チャンネルサラウンドプロセッサ - Google Patents

4チャンネルサラウンドプロセッサ

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JP3092149B2 JP02211106A JP21110690A JP3092149B2 JP 3092149 B2 JP3092149 B2 JP 3092149B2 JP 02211106 A JP02211106 A JP 02211106A JP 21110690 A JP21110690 A JP 21110690A JP 3092149 B2 JP3092149 B2 JP 3092149B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は4チャンネルサラウンドプロセッサに関し、
特にオーディオビジュアル(AV)用に適した4チャンネ
ルサラウンドプロセッサに関する。
〔従来の技術〕
従来の4チャンネルサラウンドプロセッサの例を第4
図に示す。
第4図において、従来の4チャンネルサラウンドプロ
セッサは、差動増幅器1,4,5と移相器2と、反転増幅器
3とから構成されていた。
次に、従来の4チャンネルサラウンドプロセッサの動
作について説明する。
オーディオLチャンネル入力信号LIと、Rチャンネル
入力信号RIがそれぞれ入力され、差動増幅器1により両
信号の差信号L−Rが生成され出力される。
次に、差信号L−Rは移相器2に入力され、所定の位
相シフトが行われて、位相シフト差信号φ(L−R)が
出力される。
次に、差動増幅器4により、Lチャンネル入力信号LI
と位相シフト差信号φ(L−R)とが加算され、フロン
トLチャンネル出力信号LFとして出力される。
一方、差動増幅器5により、Rチャンネル入力信号RI
と反転増幅器3により位相反転された位相シフト差信号
φ(L−R)とが加算され、フロントRチャンネル出力
信号RFとして出力される。
また、位相シフト差信号φ(L−R)は、そのまま、
リア出力信号BOとして出力されるというものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の4チャンネルサラウンドプロセッサ
は、前方、すなわち、フロントは2チャンネルである
が、後方、すなわち、リアは1チャンネルというものが
主流であった。
最近、リアが2チャンネルというのもあるが、これら
は、単に、1チャンネルであるリア出力の位相を反転さ
せて、もう1つのリアチャンネルを生成するというもの
が大半であった。
上述のような構成では、たとえば、アナウンサの声の
ように、左右の信号がほぼ同相の場合は、フロントチャ
ンネルから出力され、また、拍手や歓声のように左右が
ランダムな信号は、差成分がリアチャンネルが出力され
るので、それなりの臨場感を得ることができる。
しかし、アナウンサが真横にいるというような偏った
音場を想定すると、RチャンネルとLチャンネルとの差
信号は大きなものとなり、これに位相シフト等の処理を
行なっても、リアチャンネルの出力レベルは左右同一と
なるという欠点があった。
したがって、このような場合は、リアが1チャンネル
のときは勿論、2チャンネルのときもアナウンサのいる
側と反対側のリアチャンネルから相当の出力レベルがあ
ることになり、不自然であるという欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の4チャンネルサラウンドプロセッサは、左右
両チャンネルの原信号と、前記原信号の振幅差信号の位
相を変化させた間接信号とをそれぞれ加えて前方の左右
両チャンネル信号と、前記間接信号を後方のチャンネル
信号とする4チャンネルサラウンドプロセッサにおい
て、 前記両チャンネルの原信号の振幅比を算出する除算回
路と、 前記振幅比の値を対数変換して対数振幅比信号を出力
する対数増幅回路と、 前記対数振幅比信号の振幅を調整して基準電圧信号を
出力する振幅調整回路と、 前記間接信号を入力し前記基準電圧信号により前記間
接信号振幅を調整して前記後方チャンネル信号を出力す
る電圧制御振幅調整回路とを有するものである。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の第一の実施例を示すブロック図で
ある。
第1図において、本発明の4チャンネルサラウンドプ
ロセッサは、前述の従来例と同様の、差動増幅器1,4,5
と移相器2と、反転増幅器3とに加えて、除算器6と、
対数増幅器7と、電圧制御減衰(VCA)回路8,9と、反転
増幅器10と、可変抵抗器11と、,平均化回路12,13とか
ら構成されている。
平均化回路12,13は、それぞれのチャンネルの一定時
間における入力信号の平均実効値を出力する回路であ
る。
VCA回路は、基準電圧信号により、信号路の減衰量を
制御する可変減衰器である。
次に、本実施例の動作について説明する。
まず、オーディオLチャンネル入力信号LIと、Rチャ
ンネル入力信号RIがそれぞれ入力され、差動増幅器1に
より両信号の差信号L−Rが生成され出力される。
次に、差信号L−Rは移相器2に入力され、所定の位
相シフトが行われて、位相シフト差信号φ(L−R)が
出力される。
次に、差動増幅器4により、Lチャンネル入力信号LI
と位相シフト差信号φ(L−R)とが加算され、フロン
トLチャンネル出力信号LFとして出力される。
一方、差動増幅器5により、Rチャンネル入力信号RI
と反転増幅器3により位相反転された位相シフト差信号
φ(L−R)とが加算され、フロントRチャンネル出力
信号RFとして出力される。
ここまでは、前述の従来の例と同様である。
次に、リアのLR各チャンネル出力信号LB,RBの生成に
ついて説明する。
まず、LR各チャンネルの入力信号、LI,RIは、それぞ
れ、平均化回路12,13により、あらかじめ設定した時間
内のの入力レベルの平均実効値L,Rとなって、除算器6
に入力される。
除算器6では、L,Rのレベル比L/Rを算出し、対数増幅
器7に入力する。
対数増幅器7は、入力されたL,Rのレベル比L/Rの値を
対数変換し、対数レベル比信号LOGL/Rを出力する。
次に、対数レベル比信号LOGL/Rを可変抵抗器11により
レベル調整し、基準電圧信号Vを生成する。
基準電圧信号Vは、VCA回路8の制御端子に印加され
る。
一方、VCA回路8の信号端子には位相シフト差信号φ
(L−R)が入力されており、基準電圧Vにより、その
減衰量、すなわち、レベルが制御され、リアLチャンネ
ル信号LBとして出力する。
また、基準電圧信号Vは、反転増幅器10により位相反
転され、VCA回路9の制御端子に印加される。
VCA回路9の信号端子には、Lチャンネルと同様、位
相シフト差信号φ(L−R)が入力されており、基準電
圧Vにより、その減衰量、すなわち、レベルが制御さ
れ、リアRチャンネル信号RBとして出力する。
第2図に点音源が右から左へ定速移動するときの以上
の各信号の関係を一定として示す。
第2図には、リアLチャンネル信号LBが低レベルか
ら、次第に高レベルとなるのに対して、リアRチャンネ
ル信号RBが高レベルから、次第に低レベルへと逆方向に
連動してレベル変化する様子が示される。
次に、本発明の第二の実施例について説明する。
第3図は、本発明の第二の実施例を示す回路図であ
る。
第3図において、第一の実施例において手動の可変抵
抗器11の代りに、リモコンによるディジタル制御のレベ
ル制御回路14が用いられている。
その結果、リモコンでサラウンド効果を制御すること
ができる。
レベル制御回路14は、電圧制御減衰器15と、D−A変
換器16と、マイクロコンピュータ17と、リモコン受信機
18と、リモコン送信機19とから構成されている。
その他の構成および機能は、第一の実施例と同一であ
り、説明が重複するので冗長とならないよう省略する。
次に、本実施例の動作について説明する。
まず、リモコン送信機19から、サラウンド効果を決定
するVCA回路8,9の基準電圧を生成するための電圧制御減
衰器15の制御電圧を指定する指令信号を送信する。
これをリモコン受信機18にて受信復号し、マイクロコ
ンピュータ17により指定した制御電圧に相当するディジ
タル数値に変換する。
このディジタル数値をD−A変換器16で直流電圧に変
換し、電圧制御減衰器15に入力して、第一の実施例の可
変抵抗器と同様に、対数レベル比信号LOGL/Rに所定の減
衰量を与える。
他の動作については、第一の実施例と同一であり、説
明が重複するので冗長とならないよう省略する。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、後方の左右各チャンネ
ルの出力レベルを、前方の左右各チャンネル入力信号の
振幅比により配分することにより、臨場感のある4チャ
ンネルサラウンド効果を得るという効果がある。
さらに、極度に偏った音場、たとえば、真横に音源が
あるような場合でも、後方の音源と反対側チャンネルの
出力は大きく減衰するので、自然な音場感が得られると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図で示した回路の各部の信号の説明図、第3図は本
発明の第二の実施例を示すブロック図、第4図は従来の
4チャンネルサラウンドプロセッサの一例を示すブロッ
ク図である。 1,4,5……差動増幅器、2……移相器、3,10……反転増
幅器、6……除算器、7……対数増幅器、8,9……電圧
制御減衰(VCA)回路、11……可変抵抗器、12,13……平
均化回路、14……レベル制御回路、15……電圧制御減衰
器、16……D−A変換器、17……マイクロコンピュー
タ、18……リモコン受信機、19……リモコン送信機。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右両チャンネルの原信号と、前記原信号
    の振幅差信号の位相を変化させた間接信号とをそれぞれ
    加えて前方の左右両チャンネル信号と、前記間接信号を
    後方のチャンネル信号とする4チャンネルサラウンドプ
    ロセッサにおいて、 前記両チャンネルの原信号の振幅比を算出する除算回路
    と、 前記振幅比の値を対数変換して対数振幅比信号を出力す
    る対数増幅回路と、 前記対数振幅比信号の振幅を調整して基準電圧信号を出
    力する振幅調整回路と、 前記間接信号を入力し前記基準電圧信号により前記間接
    信号振幅を調整して前記後方チャンネル信号を出力する
    電圧制御振幅調整回路とを有することを特徴とする4チ
    ャンネルサラウンドプロセッサ。
JP02211106A 1990-08-09 1990-08-09 4チャンネルサラウンドプロセッサ Expired - Fee Related JP3092149B2 (ja)

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