JP3092074B2 - 廃液回収及び新しい流体の供給装置 - Google Patents

廃液回収及び新しい流体の供給装置

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JP3092074B2
JP3092074B2 JP07510766A JP51076695A JP3092074B2 JP 3092074 B2 JP3092074 B2 JP 3092074B2 JP 07510766 A JP07510766 A JP 07510766A JP 51076695 A JP51076695 A JP 51076695A JP 3092074 B2 JP3092074 B2 JP 3092074B2
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  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は流体回収及び供給装置の分野に関するもので
あり、さらに特に、制限するものではないが、現場での
乗物及び機械類からの、種々のタイプのモーター油、圧
媒油、トランスミッション油、グリース及び雑多な冷却
液を含む、廃液物質の除去のための装置、及びこのよう
な廃液物質の収集又は新しい物質の供給が、それぞれを
使用した後に使用し供給した装置をきれいにする必要が
なく、安全で有効な方法で達成される改良された方法に
おいて、乗物及び機械類への新しい流体を供給する装置
に関するものである。
背景技術 代表的な機械類及び乗物のための潤滑剤及び冷却液及
びそれらの回収できる廃液は、主に、次の物質又は「流
れ」から成る。 流体(新しい) 廃 液 1.モータ油 1.廃モータ油 2.圧媒油 2.廃圧媒油 3.トランスミッション油 3.廃トランスミッション油 4.冷却液 4.廃冷却液 5.グリース及び 5.廃グリース及び 他の産業流体 他の産業流体 現在のプラクチスでは、流体はそれらの有効寿命を超
えて使用された後、分離しない密閉しない方法で車又は
機械からバルクドラムまたはタンクに収集される。種々
の油をベースとする潤滑剤及びその他の流体をこの手
段、すなわち、モーター油及びトランスミッション油と
共に混合されるだけでなく、同じ部類の異なる種類の流
体が混合される。例えば、他の流体(即ち冷却剤及びト
ランスミッション油)を締め出すようにしたとしても、
異なる製造業者による異なる粘度及び添加剤パッケージ
のモーター油が最後には、異なる粘稠物及び添加剤の流
体が組合わさり混合された寄せ集めになることが予想さ
れるだろう。種々の流体が密閉されていない方法で収集
されると、事実上、さらに廃液と汚物、塵、水等との汚
濁を生じ、確実に火事や廃液の流出の可能性が増加す
る。
次に異なる廃液の混合液をドラム又はバルクタンクか
ら汲み上げ、または廃液運輸業者が直接ドラムの中に入
れる。モーター油のように、少なくとも部分的に再生利
用できる流体の場合には、次にこれらの廃液は廃液再生
利用業者に供給され、そこで廃液は「きれい」にされて
再生利用される。モーター油のような、種々の油をベー
スとする流体の場合には、再生利用業者がそれらを濾過
し、揮発物を沸騰除去し、、得られた生成物を種々の最
終ユーザー、例えば船舶用燃料として使用するため船積
会社に販売する。比較的値段が高く品質が良い新しい潤
滑油のストックと対照的に、このような「精製し」及び
「再生利用する」油の値段は低く、ガロン(3.785リッ
トル)当たり20ドルである。しかしながら、潤滑油の配
合者は「再生利用する」油を購入しないが、その理由
は、物理的化学的性質において粘稠度が不足しているか
らであり、これは一部は異なる製造業者の油の中に含ま
れる異なる油の添加剤パッケージに原因があり、また廃
油が、分離していないコンテナに収集する間に、例えば
圧媒液及びトランスミッション液のような他の油をベー
スとした流体に汚染される可能性が高いことに原因があ
る。
従来技術の方法により収集され得られた廃液による純
度の問題だけではなく、廃液を収集し新しい流体を供給
するために使用されるコンテナ及び装置の清浄と安全に
付随する問題がある。例えば、新しい潤滑油のコンテナ
を現場に供給し中身を空にした後、それらを捨てるか、
又は免許をもつオイルコンテナ清掃業者により蒸気と酸
で清浄し、次に新油として再使用され、又は廃液又は他
の廃物を収集する際に使用するためサービスステーショ
ン又は他の現場に供給される。新しい流体及び廃液のコ
ンテナを清浄にすること、及び普通は容器に圧力をかけ
られず、苛酷な衝撃にも抵抗出来ないこれらのコンテナ
を貯蔵し供給することに関連した、事実上の失費と身体
に有害な環境の影響の問題がある。
簡単でしかも有効な廃液の回収及び供給の装置を提供
するために多くの試みがなされた。カルペッパーらの米
国特許第4,109,831号、グレイの同第2,477,450号、タベ
ットの同第2,552,749号、デュンらの同第2,536,492号、
ケスターの同第2,612,289号、キタジマの同第3,430,730
号、バウエルの同第4,378,026号、およびセネスの同第
4,095,672号はすべて、前記概略の問題を解決すること
を試み、及ばなかった。
従って、乗物及び機械類から廃液を収集し新しい流体
を乗物及び機械類に供給するための有効な、安全で、環
境に安全な装置及び方法が必要である。
発明の開示 ここに示される廃液回収及び新しい流体の供給装置は
環境に安全で清浄な低コストの2区画ポータブル/固定
装置を提供することによって従来技術の装置の上記欠点
を解決する。この装置は車又は機械類の現場で直接廃液
を回収しポータブル部分に新しい流体を供給し、廃液を
空にして固定部分を生じるポータブル部分の新しい流体
を補充することできる。これは実質上、又は完全に、新
流体ドラム又は他の新流体コンテナの清浄を排除するだ
けでなく、物理的/化学的な価値において更に一層粘稠
な、そして再配合のために更に一層評価のある、さらに
再生利用可能な廃液流を収集することになる。この2区
画ポータブル/固定装置によって与えられる他の利点
は、迅速、清浄、そして安全な方法で新しい流体と廃液
を収集し供給することができることである。
本発明は、サービスステーション、交易又は供給会社
の保守部門、又は廃液収集の責任を負う他の存在、例え
ば産業現場又は部門を、一連の個別にコードを付けた固
定及び大量の廃液圧力コンテナ(一次廃コンテナ)およ
び一連の個別にコードを付けた固定及び大量の新流体圧
力コンテナ(一次の新コンテナ)を提供する、廃液収集
及び新流体供給の装置から成る。一次廃液及び新流体の
コンテナの各々は視覚によるコードを付けた情報又はマ
ーキングを有し、含有する廃液/新流体の流れのタイプ
を同定する。貴重な作業または保存スペースを節約する
ために、例えば乗物及び機械類のためのガレージ又はサ
ービス領域において、装置の固定部分、すなわち、一次
廃液及び新流体のコンテナを所望の位置に置くことがで
きる。
一連の個別にコードを付けた、ポータブル圧力廃液コ
ンテナ(二次廃液コンテナ)および一連の個別にコード
を付けた、ポータブル圧力の新流体コンテナ(二次の新
流体コンテナ)もまた一次の廃液及び新流体のコンテナ
と共に用意する。固定一次コンテナと共に、各二次コン
テナは別個の廃液及び新流体のために用意され、各二次
コンテナは固定コンテナにコードを付けたと同じ方法で
コードが付けられる。
ポータブルの二次廃液及び新流体のコンテナは、供給
するための車又は機械類の現場に直接容易に輸送できる
ように、一次コンテナよりも実質的にサイズが小さい。
ポータブルの二次廃液及び新流体の圧力コンテナを慣例
によりポータブル運搬車に設置するか、あるいは運送す
ることができ、車又は機械類の現場、駐車場、製造施
設、店、または他の場所に容易に移動させることができ
る。車又は機械類の現場では、廃液(単数と複数)が二
次廃液コンテナ(単数と複数)に導かれる。出願人は二
次廃液コンテナに真空圧を使用し、車又は機械類から廃
液を廃棄ホースを介して廃液コンテナに引き入れる。廃
液を除去した後、新流体は車又は機械類に供給される。
二次の新流体コンテナからの新流体を車又は機械類に運
搬する原動力は二次の新流体コンテナに含まれる加圧不
活性ガスによって与えられる。
コードを付けた廃液及び新流体の一次及び二次コンテ
ナを提供する目的は、各特定の廃液及び新流体の流れを
それらに専用の廃液及び新流体のコンテナに貯蔵するこ
とにある。したがって、例えば、廃モーター油、例えば
Exxon(登録商標)30wt.はその底部近くのドラムを取り
囲む青い線をもつ廃油圧力シリンダーの中に集められる
のに対し、廃モーター油Exxon(登録商標)10−40wt.は
橙色の線をもつ廃油圧力シリンダーの中に排出される。
自動トランスミッションの廃油(ATF)はその底部付近
のコンテナを取り囲む赤い線をもつトランスミッション
の廃液シリンダーに排出される。同様に、新流体は密閉
コンテナ中の設備で入手でき、また、コンテナの頂部近
くに同じ色の線を配置して、中に含まれる新流体のタイ
プに関して視覚表示で同じものと定められる。
廃液を車又は機械類の現場で二次廃液コンテナに吸引
し、新流体を二次の新流体コンテナから車又は機械類に
輸送した後、ポータブルの二次装置を一次装置に動かし
て戻し、二次装置を次のように再使用するために準備さ
せる。一次廃液コンテナは二次の廃液コンテナに真空ラ
インで連結し、廃液を二次廃液コンテナから真空ライン
を通って除去し、二次廃液コンテナの廃液が全部除去さ
れ、真空圧が一次と二次のコンテナ中で等しくなるまで
排気して、これにより二次廃液タンクを真空状態に戻
す。
同時に、一次と二次の新流体コンテナは新流体供給ラ
インを介して連結され、一次と二次の窒素ガス圧が等し
くなるまで、新流体は自動的に一次から二次への新流体
コンテナに加圧供給される。
このようにして一次と二次の廃液と新流体の装置を自
動的に等しくする特徴が、自動的に自己制御する装置を
提供し、ユーザーはただ装置のふたつの部分を連結し、
装置の一次部分が自動的に再使用の準備ができるまで少
しの間待つだけである。
一次の廃液コンテナが十分に一杯になり、新流体のコ
ンテナが十分に空になった後、次に廃液運送業者は廃液
コンテナの各々をトラックの分離区画またはコンテナに
ポンプで汲み出し、それらを廃液の再生利用者に戻す。
次には、再生利用者は特定の廃液を他の同様の廃液と共
にプールし、このようにしてさらに粘稠な供給原料をリ
サイクルさせる。この再生利用者は従って、再生利用者
が異なる廃液、例えばモーター油、圧媒トランスミッシ
ョン液及び/又は冷却剤の混合液を与えるよりは、はる
かに粘稠な高い価値のある再生利用製品を得ることがで
きるだろう。その可能性の1例として、廃油運輸業者の
「専用の」廃液コンテナから廃油再生利用者へと送ら
れ、再配合のために使用される自動トランスミッション
液は、恐らくは再配合業者に送られる混合液による通常
の価値の5倍の価値を有し、たとえば、ATFがガロン当
たり1.15ドルであるのに対し、混合液がガロン当たり0.
20ドルである。
異なる新流体及び廃液の流れは、モーター油、圧媒
液、トランスミッション液、グリース、他の産業潤滑
剤、冷却剤、そして乗物及び機械類に使用される他の流
体から成ることができる。異なる現場は、乗物のサービ
スステーション、農場、および産業及び商業の現場を含
む。
また本発明は乗物及び機械類によって使用される異な
る廃液流の回収と再使用の方法から成り、次の主な工程
を含む。
(1)多くの異なる現場にて、前記異なる廃液流の各々
を分離したコンテナに排出し、ひとつの特定の廃液流を
同定し他のものを含まないように、その各々は特にコー
ドを付けられ、これによって異なってコードを付けられ
た別のコンテナに各異なる廃液流が排出され; (2)前記異なる現場の各々から、任意の他の異なる、
特定の、廃液流から識別でき独立した集合的な、特定の
廃液流に、各特定の廃液流を収集しプールし;そして (3)産業および商業の応用に再使用するために適した
流体製品を生成するように、前記プールした、特定の廃
液流を再生する。
さらに、この発明の方法は乗物及び機械類に、一連の
新流体流を、一連の特にコードを付けた新流体コンテナ
から供給する工程を含み、各々は異なる流体流を含み、
そして、それらが枯渇するとき、新流体コンテナの各々
を運ぶ供給乗物から、前記一連の新流体コンテナを補充
し、そして、この方法で、空になった新流体のコンテナ
の廃棄、または蒸気/酸洗浄の必要性を回避する。
図面の簡単な説明 図1は、車からモーター廃油を排出し新しいモーター
油を供給するための、本発明の廃液回収及び新流体の供
給装置のポータブル二次部分の第一の実施例に関係した
車の概略図である。
図2は二次廃液コンテナからの廃液を空にして新流体
で二次の新流体コンテナを満たすため、据えつけた装置
の固定一次およびポータブル二次部分の第一の実施例の
概略図である。
図3は簡単な使用、人を頼まず自分でやる車のオイル
交換のための、本発明の第二の実施例の側面図である。
図4は本発明の第二の実施例のための四方活栓の平面
図であり、そのニュートラルの位置で、廃液と新流体の
両方のバルブが閉じられている。
図5は図4の四方活栓ユニットの平面図であり、その
位置で廃液を廃油シリンダーに真空吸引する。
図6は図4の四方活栓ユニットの平面図であり、その
位置で新油シリンダーからの新油を供給する。
図7は図4の四方活栓ユニットの平面図であり、廃油
を真空排出し新油を供給した後の位置にある。
図8は、図1及び図2の本発明の二次の新流体コンテ
ナ上の任意の浮きチェックバルブの概略図であり、その
開放位置で、その流体ノズルを出る油を示す。
図9は、図8の浮きチェックバルブの概略図であり、
その閉鎖位置で新流体が枯渇したとき、推進用不活性ガ
スの損失を防ぐ。
図10は、図8の浮きチェックバルブの概略図であり、
その開放位置で、新流体でコンテナが再充填されるが、
またその間に推進用不活性ガスの損失を防ぐ。
図11は、真空発生源に廃液を引き込むことなく一次廃
液コンテナを真空にするための任意の浮きチェックバル
ブの概略図である。
図12は、図11の浮きチェックバルブの概略図であり、
廃液があふれそうに一杯なため閉鎖されている。
図13は、一連のオイルの一つ、例えばコードを付けた
専用のドラムタイプのコンテナからの新モーター油を供
給され、そしてコードを付けた専用のコンテナに供給さ
れる廃モーター油をそこから排出したサービスステーシ
ョンの現場での車の概略図である。
図14は、オイル交換場所、例えば農場での車の概略図
であり、専用のコードを付けた種々の廃油バルクタンク
を左に示し、種々の専用の新油バルクタンクを右に示し
ている。
図15は、さらに詳細に、廃油流を車から除去し図14の
専用の廃油バルクタンクに移すための手段を示す。
図16は、さらに詳細に、図13の新油流を車に供給する
ための手段を示す。
発明を実施するための最良の方法 一般的に図1を参照すると、装置10のポータブル部分
の第一の実施例は、車12の現場にあり、例えばサービス
ステーションの現場でモーターオイルを交換するところ
を示している。装置10のポータブル二次部分は二次廃液
コンテナ14及び二次新流体コンテナ16から成る。この二
次流体コンテナ14と16は好ましくは米国の運輸省(D.O.
T)が認可した圧力容器であり、大きさの範囲は20ない
し30ガロン(75.7〜113.55リットル)が便利である。廃
液吸引ホース18は一端20で、バルブ22を通って、廃液コ
ンテナ14に連結される。このバルブ22は、廃液コンテナ
14に少し入りこむ短スタブパイプ24を有する。廃液吸引
ホース18の他端は固定されたノズルアタッチメント26を
有し、サービスを受ける車12のオイルパン30に常時取り
つけられた取り外しの早い嵌合部28と液密にかみ合うよ
うにする。第二のバルブ32もまた廃液コンテナ14からの
廃液を空にするために準備される。廃液コンテナ14の底
付近に伸びて廃液をそこから、第二のバルブ32を通し
て、吸引し、そして出口36から出す供給管34を有する。
二次廃液コンテナ14は十分に排気された真空状態で車12
の部位に配送され、その結果廃液はそれに迅速に引き出
される。
新流体コンテナ16は新流体送出ホース38を有し、一端
40で、新流体コンテナ16の底付近に伸びている供給管44
を有する新流体送出バルブ42に連結される。供給ノズル
および送出バルブ46は新流体送出ホース38のフリー端48
に連結される。二次新流体タンク16は窒素のような不活
性ガスのブランケットを備え、新流体コンテナ16中の新
流体を加圧し、それを供給管44、新流体送出バルブ42、
送出ホース38を通して、そして開放のときは供給ノズル
及び送出バルブ46から流体を推し出す。新流体はコンテ
ナ16の底付近の供給管44を通ってコンテナ16を出るの
で、勿論、コンテナ16中の新流体のレベルが供給管44の
入口50のレベルより下にならない限り、コンテナ16中の
新流体がなくなるとき多くの窒素ガスは実質上新流体コ
ンテナ16中で変わらないままであろう。しかしながら、
二次の新流体タンク16中の新流体のレベルが落ちると
き、その中のガス圧、及び新流体を送り出す速度が落ち
るので、通常は前記のようなことは起こらないだろう。
この特徴は操作者に新流体コンテナ16を新流体で再充填
する時間であることを気付かせるだろう。新流体コンテ
ナ16はコンテナ16中に短く伸びている短スタブパイプ54
を配置した再装填バルブ52、および入口56を備える。以
下に述べるように、コンテナ16は再装填バルブ52の配置
によって新流体で再充填される。任意の浮き球バルブの
配置は、図8〜10に示されるように、さらに以下に述べ
るように、窒素が漏れないように使用することもでき
る。
二次のコンテナ14及び16及び関連する部品は好ましく
は車輪のあるカート58に載せて、装置10の二次部分を迅
速容易に希望する作業場へ動かして届ける。従来技術と
は違って、ポンプ、バッテリイ、あるいは電子部品を二
次装置10に組み込む必要がなく、これによって一層簡単
な、さらに信頼性のある、軽重量で、低コストの装置を
提供する。
混乱を避けるため、二次廃液コンテナ14を、たとえば
好ましくは青色のような目立つ色の一本の取り囲む線に
よって(図には示されていない)コードを付け、この線
(図には示されていない)は、二次廃液コンテナ14を底
付近に配置して、特定のタイプの廃液、たとえば、Texa
co(登録商標)10−40wt.とは異なるものとして、そし
て他の廃モーター油は含まない、Shell(登録商標)30w
t.モーター油専用のものであることを示す。同様に、他
の廃液コンテナは車又は機械類に周期的に取り替えなけ
ればならないいずれかの廃液を入れるように用意するこ
とができる。たとえば、専用の廃液コンテナは、たとえ
ば各個に収集しなければならないモーター廃油の他のタ
イプ、廃圧媒油、廃自動トランスミッション油、および
冷却剤の廃液、その他の廃液を含むように準備すること
ができる。新流体コンテナ16は同様に、コンテナ16の頂
部付近に、対応する色の個別の取り囲む線によって(図
には示されていない)同定することができる。
装置10の二次部分を利用して、たとえば、次の方法
で、車のオイル交換が行われる。先ず、車12からの廃モ
ーター油は次のようにして除かれる。ノズルアタッチメ
ント26は車のオイルパン30の取り外しの早い嵌合部28に
連結される。次に二次廃液コンテナ14のバルブ22を開け
る。二次廃液コンテナ14の減圧は車12のオイルパン30か
らの廃モーター液を廃液ホース18に通して廃液コンテナ
14に直接吸い出す。車12のオイルフィルターを取り換え
る場合には、このときに行う。廃モーター油を車12から
除いた後、(もしも行うならば、オイルフィルターを取
り替える)、新モーター油を直ちに新モーター油コンテ
ナ16から車12に送出する。勿論、装置の二次部分を使用
して車や機械から任意の種類の廃液を取り除き、新流体
を供給することができる。
新流体コンテナ16及び廃液コンテナ14は操作者、廃油
運送業者、再生利用業者、及び作業員が一目ではっきり
識別することができるだろう。
図2を参照すると、一種以上の流体の交換を車または
機械の現場で行った後、二次装置10は一次装置60の位置
に車で移され、希望する場所に配置される。一次装置60
は、二次廃液コンテナ14からの特定の廃液64を収集する
ため、一連の専用の密閉廃液コンテナ62(図には1個の
み示されている)、および特定の新流体68を含む、一次
新流体コンテナ66(図には1個のみ示されている)から
成る。一次廃液コンテナ62及び新流体コンテナ66は実質
上二次廃液コンテナ14及び新流体コンテナ16よりも、即
ち175対250ガロン(662.375対946.25リットル)の範囲
で、大きい容積を有する。一次廃液コンテナ62は真空源
70、たとえば真空ポンプまたはベンチュリ発生真空装置
に、真空ライン72を介して連結される。理想的には、圧
力センサ74は一次廃液コンテナ62中の真空の状態に従っ
てフィードバックを与え、これによって真空源70による
真空度をコントロールし、一次廃液コンテナ62の真空を
比較的一定に維持する。一次廃液コンテナ62は廃液引抜
バルブ76、一次廃液コンテナ62中に伸びる短スタブパイ
プ78、及び一次廃液吸引ホース82に連結された入口80を
有する。廃液ホース82の末端84は二次廃液コンテナ14の
空にするバルブ32の出口36に気密に取り付けられてい
る。廃液引抜バルブ76が開いているとき、一次廃液コン
テナ62の頂部空間での真空は、その二次廃液供給管34を
介して二次廃液コンテナ14から廃液を吸引するだろう。
廃液は二次廃液コンテナ14から除去されるので、二次廃
液コンテナ14の真空圧は一次廃液コンテナ62の真空圧ま
で下げられ、そして二次廃液コンテナ14は車又は機械の
現場で追加の廃液を受け取るために待機するだろう。
一次の新流体コンテナ66は、予め定められた圧力で、
それに不活性ガスを供給するための一定の供給源を有す
る。本発明者は管90を介して新流体シリンダ86に連結さ
れた圧力調整器88をもつ窒素ガスの新流体シリンダ86が
便利でコストが低く、中に含まれる新流体68の容量にか
かわらず、一次新流体コンテナ66中の不活性ガス圧を一
定に維持することを見出した。例えば、1000lbs/in
2(7.031kgf/cm2)の窒素ガス圧は、以下に述べるよう
に、一次新流体コンテナ66から二次新流体コンテナ16へ
新流体68を再充填する間にそれを迅速に導くのに十分な
圧力を与える。新流体の出口バルブ92は一次新流体コン
テナ66に設けられる。新流体の出口バルブ92は一次新流
体供給管94を有し、その開放端は一次新流体コンテナ66
の底付近に伸びている。一次新流体供給ホース94は第一
の端部96にてバルブ92に連結され、そしてそのフリー端
に連結器98を有し、二次新流体コンテナ16のバルブ52の
入口56と流体が漏れないように連結される。二次新流体
コンテナ16が装置の一次部分60の現場に戻ってきたと
き、予め定められた分量の窒素ガスを装填するが、一次
新流体コンテナ66中のガスよりは圧力を低くする。窒素
ガス圧差のため、二次新流体コンテナ16中のガス圧が一
次新流体コンテナ66のそれと等しくなるまで、一次新流
体コンテナ66から二次新流体コンテナ16へ新流体68を窒
素ガスは「押し」続けるだろう。この特徴は、係員が絶
えずモニターすることなく、新流体の希望する分量が自
動的に二次新流体コンテナ16に装填されることを保証す
ることである。
特別の安全性を与えるために、一次の廃液コンテナ62
及び新流体コンテナ66は好ましくは、コンテナ62及び66
の内容量よりも大きい安全タブ100内に配置され、従っ
て、漏出の場合には廃液タンク62及び新流体タンク66の
内容物を捉えることができる。
一次廃液コンテナ62が一杯のとき、その廃液はそこか
ら一次廃液コンテナ供給管102、バルブ104、廃液運送業
者が自分のトラックに連結するホース(図には示されて
いない)を通って、専用のコンテナに真空除去され、こ
れにより特定の廃液流の分離を維持する。この特定の廃
液は次に従来の方法で再生利用者に輸送される。空にな
った一次新流体コンテナ66の場合には、新流体出口バル
ブ92、または、代わりに、別の開口部(図には示されて
いない)を介して再装填される。
二次ポータブル装置120の別の実施例が図3に示され
る。この実施例では、装置120はセルフサービスによっ
て一回のオイル交換を行うように設計されている。これ
は二次廃油シリンダー122及び二次新油シリンダー124を
含む。二次廃油液シリンダー122は真空の加圧容器であ
り、二次新油シリンダ124は予め定められた分量、大多
数の車が要求するところの、例えば3、4、又は5クォ
ート(2.85、3.8、又は4.75リットル)の新モーター油
を運ぶ加圧容器である。
本発明者は内容量が約3.25ガロン(12.30リットル)
の廃液シリンダー122が約5クォート(4.75リットル)
またはそれ以下の廃モーター油を良く吸引するように働
くことを見出した。チェックバルブ126をもつ廃油引抜
及び排気の開口部は廃油シリンダー122上に設けられ
る。チェックバルブ128をもつ新油充填及び加圧開口部
は、新油を再充填するための新油シリンダー124上に設
けられる。廃油シリンダー122は廃油入口管130を介して
四方活栓ユニット132に連結される。新油シリンダー124
もまた、新油出口管134を介して、四方活栓ユニット132
に連結される。四方活栓ユニット132はディップスティ
ック吸引管136に連結され、これは十分に可撓性があ
り、車のモーターのディップスティック開口部の下にフ
ィットするように十分に小さい断面を有し、モーターの
オイルパン30の底に伸びている。
四方活栓ユニット132は廃油が先ず新油を送出するこ
とができる前に除去されなければならないような方法で
設計されており、図4〜7を参照して記載されている。
四方活栓ユニット132は、廃油の流れを制御するための
制御ハンドル140を備えた廃油ボールバルブ138、および
新油の流れを制御するための制御ハンドル144を備えた
新油ボールバルブ142から成る。廃油制御バルブ138及び
新油制御バルブ142は互いに近接して配置される。廃油
制御バルブ138は廃油入口146、及び廃油入口管130に連
結された廃油出口148を有する。新油制御バルブ142は、
新流体管134に連結された新油入口150、及び新油出口15
2を有する。廃油入口146及び新油出口152は四方活栓ユ
ニット132の流体接合点154で相互に連結され、これにデ
ィップスティック吸引管136が連結される。制御ハンド
ル140及び144はそれぞれに配置されるストッパ156を有
し、四方活栓ユニット132に配置される廃油ストッパ158
及び新油ストッパ160と共に、制御ハンドル140及び144
の回転度を制限し、このようにして制御バルブ138及び1
42の開閉を行う。廃油ストッパ150は廃油制御ハンドル1
40が約半回転するような形と大きさであり、新油ストッ
パ160は新油ハンドル144が約4分の1回転するような形
と大きさである。
廃油制御バルブ138及び新油制御バルブ142は、それぞ
れ、ハンドル140及び144に固定された回転制限ディスク
162及び164を有する。制限ディスク162及び164は一般に
円形であり、三日月形のくぼみ部分166及び168を有す
る。バルブ138及び142は、ひとつの制限ディスク162又
は164の円形部分の周囲の部分が三日月形のくぼみ部分1
66又は168に接近して通過できるように、少し離れてい
る。これらの制限ディスク162及び164がどのように作用
してバルブ138及び142の開口の順位を決定するかを図4
〜図7を参照して以下に記述する。
図4を参照すると、四方活栓132は廃油バルブ138及び
新油バルブ142を閉鎖して示される。この位置では、廃
油制限ディスク162の周辺部分170は新油制限ディスク16
4の三日月形のくぼみ部分168に近接して乗る。従って新
油バルブハンドル144はその閉鎖位置から動かされず、
廃油は廃液バルブ138を通って廃液シリンダー122に流入
せず、また新油は新油バルブを通って新油シリンダー12
4から流出しない。これは小売商から最終ユーザーが受
け取るときの四方活栓ユニット132の位置である。
図5は、開放した廃油バルブ138をもつ四方活栓132を
示し、廃油バルブハンドル140は図4に示した閉鎖位置
から時計方向に4分の1回転している。廃油制限ディス
ク162の周辺部分172はこの位置で新油制限ディスク164
の三日月形のくぼみ部分168に近接して乗り、新油バル
ブ142が開かないようにし続ける。ディップスティック
管136をモーターに配置しそのオイルパンに伸ばした
後、廃油バルブハンドル140を上記のように操作して廃
油を車12のオイルパン30から吸引する。
図6は、図6の閉じた位置に対して、廃油バルブハン
ドル140を図50の開放位置からさらに4分の1回転して
閉じた廃油バルブ138をもつ四方活栓132を示す。この位
置では、廃油バルブハンドルストッパ156はバルブのス
トッパ158に突き当たり、これによって廃油バルブ138が
さらに時計方向に回転しないようにする。オイルフィル
ター(図には示されていない)を取り換える場合には
(注1:オイルフィルターはオイル交換毎に取り換える必
要があるというオイルフィルター製造業者による広告と
は反対に、オイルフィルターは実際にはオイル交換毎に
取り替える必要がない。)、この地点でユーザーは古い
オイルフィルターを新らしいものと取り替えることがで
きる。次に、古いオイルフィルターを二次ポータブルオ
イル交換装置120中の漏れないオイルフィルター区画
(図には示されていない)に置く。図6に示される位置
では、廃油制限ディスク162の三日月形のくぼみ部分166
は新油制限ディスク164の周辺にきわめて近接してお
り、まず最初に、時計方向に4分の1回転し、その周辺
部分174を廃油バルブハンドル140の三日月形のくぼみ部
分166の空間にもってくる。これは新油バルブ142をその
開放位置に置き、そして新油は新油シリンダー124から
新油入口150を通り、新油バルブ142、出口152を出て、
流れの合流点154を出て、ディップスティック管136を通
って車のモーターに流れる。希望する分量の新油を車の
モーターに入れた後、新油バルブ142は、図7に最もよ
く示されるように、時計方向に4分の1回転させて閉鎖
し、三日月形のくぼみ部分166及び168が互いに向き合う
ようにする。
再び図3を参照すると、図3のポータブル二次ユニッ
ト120を含む廃油及び新油シリンダ122及び124、四方活
栓ユニット132及びディップスティック管136はケース17
6に入れ、これによって、車の現場に手軽に輸送され、
例えば、オイル交換の間にエンジン中に、配置され、次
いでオイル交換を終えると二次ユニット120の小売商に
戻すことができる。
本発明者は自動車部品小売商、ディスカウント店、そ
の他の販路がこれらの二次ポータブルオイル交換装置12
0を中の新油の価額よりも若干高い値段で販売し、返品
できる「コア」保管所を設け装置を戻すことを構想す
る。オイル交換が終わった後、セルフサービスをした人
は新油が空になり廃油が充填された装置120を小売商に
戻し、上記のような一次装置を用いて、小売商は装置を
現場で再充填するか、または現場から離れた外部サービ
スを行う。このセルフサービスのオイル交換装置の利点
はクォート容器中のオイルの購入価額よりもあまり高く
ない値段で、しかもサービスステーションやクイックオ
イル交換施設でのオイル交換の値段よりもはるかに安い
値段で入手できることである。他の利点は、装置が清潔
で簡単であることであり、これは現在のセルフサービス
のオイル交換が抱えている共通の重大な問題点であるオ
イルのこぼれや、廃油の捨て場を解決するだろう。
本発明は二次装置10のために任意の便利さと安全の特
徴を提供する。図1の二次新流体コンテナ16は、希望す
るならば、図8〜10に良く示されているように、浮き球
チェックバルブ200を用いて取りつけることができる。
浮き球チェックバルブ200は新流体供給パイプ44と共に
流体アタッチメントにある。浮き球チェックバルブ200
は流体チャンバ202、流体入口側204及び流体出口側20
6、環状シート208を有する。浮きアルミニウム球210は
シート208に気密液密に収容される大きさであり、これ
によって、流体チャンバ202に流体を充填していないと
きに流体出口側206から離れるが、図9に良く示されて
いるように、二次新流体コンテナ16が空のときにその状
態にある。図8に示されるように、新流体コンテナ16が
新流体で充填されるとき、浮きアルミニウム球210は流
体出口206を塞がないで流体充填チャンバ202中に浮く。
ユーザーが新流体を機械又は車に供給したいときは、単
にノズル211を操作するだけで、新流体が新流体供給パ
イプ44を通って新流体コンテナ16を出て、流体チャンバ
202に入り流体側出口206からホース38及びノズル211を
通って出る。
新流体コンテナ16を再充填するため、新流体は通常は
密閉ギャップ214によって密閉されていない流体充填入
口又はポート212を介して新流体コンテナ16に導かれ
る。図10を参照。新流体はホース94を介して流体充填入
口212に入り、浮きアルミニウム球210をシート208から
浮かせて、これによって流体チャンバ202を新流体で満
たし、新流体コンテナ16に流入する。ノズル211は閉じ
ているので、流体はそこから逃げない。流体チャンバ20
2内に流体が存在すると、再充填中に新流体コンテナ16
から不活性ガスが出て行かない。
図11及び図12は、真空ポンプ70の代わりに、図2の一
次廃液タンク62を真空にするため加圧空気(例えば空気
タンク及びポンプから容易に得られる)と共に使用する
ことができる浮きチェックバルブ220を描いている。浮
きチェックバルブは、真空チャンバ222とその中に含ま
れる中空アルミニウム浮き球224を有する。上部リング
シート226及び下部リングシート228は、それぞれ、真空
チャンバ222の上部及び下部にある。ベンチュリチュー
ブ230は上部リングシート226に導く空気チャンネル232
と流体連絡し、排気スペースで、下部リングシート228
は一次廃液コンテナ66の上部に短く伸びる短スタブチュ
ーブ234と流体連絡する。加圧空気をベンチュリチュー
ブ230を通って流すと(矢印方向で示されている)、空
気は廃液コンテナ66から短スタブチューブ234、下部リ
ングシート228、真空チャンバ222、および上部リングシ
ート226を通って引出す。廃液コンテナ66の空気圧が真
空チャンバ222に生じた圧を超える限り、中空アルミニ
ウム浮き球224は下部リングシート228に完全には嵌まら
ず、空気は廃液コンテナ66から続けて引き出される。真
空チャンバ222及び廃液コンテナ66の内側との間の相対
真空圧が等しいとき、中空アルミニウム浮き球224は下
部リングシート228に気密に嵌まり、これによって廃液
コンテナ66の真空を保持する。予防面としては、万一廃
液コンテナ66が廃液64であふれるような場合には、廃液
64は真空チャンバ222に入り、中空アルミニウム浮き球2
24は浮き上がり、上部リングシート226に嵌まり、これ
によって廃液コンテナ66からベンチュリチューブ230を
通って不注意に漏れ出ることが避けられる。その内部が
見られるように真空チャンバ222を、窓234を通して見る
ようにすることが好ましい。
廃液一次−二次コンテナ及び新流体一次−二次コンテ
ナの一対のみが示されたが、任意の数の廃液及び新流体
の一次−二次コンテナを設けて、車又は機械のユーザー
の要請に合わせることができる。
一般に図13を参照すると、車12は例えばサービスステ
ーションの現場でモーターオイルを交換するところが示
されている。廃モーター油は線212を介して車12から除
かれ、廃モーター油コンテナ、例えばドラム214(DOT加
圧容器が好ましい)に送出される。ドラム214は、好ま
しくは青色のような目立つ色の、一本の取り囲む線216a
によってコードを付けられ、この線216aは、ドラム214
の底付近に付けられて、これが廃モーター油用の、廃モ
ーター油専用のコンテナであることを示す。同様に各廃
油ドラム218、220、及び222は一つの廃油流のみ、即ち
廃圧媒油、廃ATF、及び冷却剤の廃液を、それぞれ、含
むための専用のコンテナである。これらのコンテナはま
た、各コンテナの底付近の、例えば、黄、赤、及び緑の
取り囲む線によって、それぞれ、識別される。これらの
色別の線は、符号216a,216b,216c,及び216dによりコン
テナ214,218,220,及び222に対し、それぞれ示される。
種々の廃油流の除去は連結ホース224を廃油コンテナ2
14,218,220,及び222に連結して行うことができる。次に
ホース224を使用して廃油は廃油運送業者によって運ば
れる専用のコンテナ又は区画に直接送出されるか、又
は、ある場合には、空にして、専用のコンテナをオイル
交換の現場に戻すための、廃油再生利用業者に直接又は
間接的に送出することができる。
新しいオイルを種々の専用のオイルドラム又はコンテ
ナ230,232,234,又は236から車12に送出することがで
き、これらのドラムの各々には、新モーター油、新圧媒
油、新ATF、及び新冷却剤が、それぞれ入っている。車
への新油流の送出は従来の方法、即ち、新油流(例えば
新モーター油)を送出ホース238aを介して、車12へポン
プで送って行うことができ、その送出経路は車への点線
239に沿って概略が示される。勿論、新らしい圧媒油、A
TF、及び冷却剤は、各専用のコンテナ232,234,及び236
から、送出ホースまたはライン238b,238c、及び238dを
介して、それぞれ、車12に送出される。コンテナ230
(モーター油),238(圧媒油),234(ATF),及び236
(冷却剤)は各内容物に従って、それぞれ、上部の240a
(青),240b(黄),240c(赤),240d(緑)の異なる色
で取り囲まれた線によって識別される。新油コンテナ23
0、232、234、及び236が空になった後、大量のオイルの
運搬車(図には示されていない)から新油を再充填す
る。
新油コンテナ及び廃油コンテナの確認はオペレータ
ー、廃油運送業者、再生利用業者、及び作業員には一目
ではっきりと区別できるだろう。
図14を参照すると、スケールアップした廃油流の回収
及び新油流の車12への送出の装置及び工程が示されてい
る。これらの機能を達成するための方法及び手段は、概
して、図13を参照して記述したように、通常22ガロン
(83.27リットル)容量のドラム又はシリンダーが特に
コードを付けた50〜100ガロン(189.25〜378.5リット
ル)またはそれ以上の廃油バルクタンクまたはコンテナ
252,254,256,258、及び、特にコードを付けた50〜100ガ
ロン(189.25〜378.5リットル)の新油バルクタンクま
たはコンテナ260,262,264,及び266によって取り替えら
れること除いて、同じである。廃油タンクは、図13の廃
油シリンダーと同じ方法でコードを付けることが好まし
い。したって、廃油タンク252,254,256,258は、それぞ
れ、別々に色の付いた取り囲む線253(青)、255
(黄)、257(赤)、及び259(緑)によってコードを付
けられる。
車12から廃油流のいずれかを除去する好ましい方法
が、図15に示されている。例えば、モーター油が除去す
べき廃油流であるときは、送出ホース268の入口端268a
(球バルブ及びアダプターから成る)を車12のオイルパ
ン270の排出口に取り付ける。送出ホース268の出口端26
8bは廃モーター油タンク252の入口バルブ272と流体連絡
して配置される。
廃モーター油タンク252(ASME認可加圧容器である)
は次に順番に、ソレノイドバルブ275及び真空スイッチ2
76によって制御されるコンプレッサ274aにより操作され
る真空ポンプ274によって真空下(好ましくは、12〜1
5″)に置かれる。タンク252には圧力制御器278及び通
常の浮きゲージ手段280を取り付ける。ホース268を支持
部284に設け、ホース268を連結するホース収縮手段286
を支持収容する。
操作においては、タンク252を真空にして、真空ポン
プ274によって一定に保持し、真空スイッチ276、及びソ
レノイドバルブ275で制御する。入口及び出口端268a,26
8b、ホース268の端部はオイルパン270に取りつけてバル
ブ272を閉じる。次にバルブ272を開けて、真空下に、オ
イルパン270からホース268を介して、オイルをタンク25
2に移す。
タンク252は好ましくは二次区画手段290内に位置し、
この区画手段は、好ましくは、長方形の上部が開いたコ
ンテナからなり、その内容量がタンク252のそれよりも
大きく、廃油タンクからの油が漏れたりこぼれたりする
場合には廃油タンク252の内容物を収容するために十分
な大きさである。
廃油はタンク252から、従来の方法で再生利用業者へ
輸送するために廃油運送業者によってバルブ291及びラ
イン292を通って除去される。
新油バルクタンク260,262,264,266(図14)は青、
黄、赤、及び緑色の線261,263,265,及び267によって、
それぞれ、コードを付けられる。これらのコード線は新
油タンク(ASTM加圧容器)を完全に取り囲んでも、取り
囲んでいなくてもよい。
新油は容易に新油バルクタンクのいずれかから車12に
移される。たとえば、そして図16を参照すると、モータ
ー油バルクタンク260は窒素シリンダー300によって窒素
圧下に置かれる。窒素圧は制御器302によって制御さ
れ、清浄な、乾燥した窒素としてタンク260に入る。タ
ンク260には圧力除去バルブ306を設ける。
供給ホース310、311は新油バルク出口バルブ312に取
りつけられた入口端310a、及び車12に取りつけられたモ
ーター油入口314と流体連絡する分配制御バルブ313を有
する。バルブ312が開くと、新油は、勿論、分野制御バ
ルブ313に流れるだろう。次に、バルブ313は、開放時
に、新モーター油を車210に分配するだろう。
タンク260からの新モーター油流の送出は、図16に示
されるように、タンク262、264、及び266からの残留油
流の送出によって例証される。
ここに記載された装置及び方法の改良は当業者の範囲
内にあるとすることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−61599(JP,A) 特開 昭52−9281(JP,A) 特開 平4−368258(JP,A) 米国特許5184939(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B67D 5/04 F16C 3/14

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗物及び機械類のような廃液源からの特定
    の廃液を回収し、そして特定の新しい流体を、例えば乗
    物及び機械類のような新流体利用体に供給するための廃
    液回収及び新流体供給装置であって;前記装置が、 (a)廃液導管手段を通って密閉された二次廃液加圧コ
    ンテナに、前記廃液源からの特定の廃液を収集するため
    の、前記廃液導管手段をもつ前記密閉された二次廃液圧
    力コンテナと、特定の新流体を新流体利用体に供給する
    ための、新流体導管手段をもつ密閉された二次新流体圧
    力コンテナと、から成る前記装置のポータブル二次部
    分; 及び、 (b)その廃液コンテナが一杯になりそしてその新流体
    コンテナが空になった後に再利用するため該装置の該ポ
    ータブル二次部分を用意するための該装置の固定一次部
    分であって、真空発生源に連結され、そして該一次及び
    二次の廃液コンテナを連結するとき前記二次廃液コンテ
    ナからの廃液及び空気を吸引し、このようにして前記二
    次廃液コンテナを真空にするための一次廃液吸引導管を
    有する密閉された一次廃液圧力コンテナと、加圧された
    不活性ガス圧を前記新流体コンテナに供給するための不
    活性ガス供給装置及び前記二次新流体コンテナに新流体
    を供給するための一次新流体導管を連結した、新流体を
    含む密閉された一次新流体コンテナと、から成る前記装
    置の固定一次部分、 から構成され、 各放出コンテナはそれに対応する特にコードをつけた専
    用の新流体コンテナと組み合わされ、この組み合わせ
    が、同じ型の特定の廃液流を乗物あるいは機械類から回
    収し且つまた同じ型の新流体流を乗物あるいは機械類へ
    供給するのを確実にさせて、これによって、他の流体流
    ではなく、特定の廃液流だけがそれに適した放出コンテ
    ナに回収されるようになる、ことを特徴とする廃液回収
    及び新流体供給装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の廃液回収及び新流体供給装
    置が、自動車のモーターオイルを交換するために、更
    に、 前記二次廃液及び新流体のコンテナを含むためのポータ
    ブルハウジング手段と; 前記二次廃液導管手段と前記二次新流体導管手段とが選
    択的に流体連結していて、新モーター流体を前記新流体
    コンテナから供給する前に廃モーター油をまず先に前記
    二次廃液コンテナに引き入れる必要のある、マルチ部位
    バルブユニット手段と; 前記マルチ部位バルブユニット手段に流体連結されてい
    て、車のモーターのオイルパンの底に達することができ
    るような寸法であり、廃モーター油を車のモーターから
    引き出すことができ、そして新モーター油と取り替える
    ことができる、可撓性ディップスティック流体管と、 を含むようになる廃液回収及び新流体供給装置。
  3. 【請求項3】マルチ部位流体バルブユニットが二個の近
    接するバルブから成り、一方は二次廃液コンテナへの廃
    油の流れを制御するための、他方は二次新流体コンテナ
    から出る新油の流れを制御するためのものであり、各々
    のバルブは、連結されて一般に同じ平面にある円形ディ
    スクプレートを有し、各前記円形ディスクプレートは離
    隔した三日月形のくぼみ部分を有し、これら二個の円形
    ディスクプレートの位置は、前記二個の近接するバルブ
    が同時に開かないようにさせ、そして前記円形ディスク
    プレートは、新モーター油の流れを制御するためのバル
    ブがオンにされ次いでオフにされる前に,廃モーター油
    の流れを制御するためのバルブをオンにし次いでオフに
    する必要がある、請求項2の廃液回収及び新流体供給装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の廃液回収及び新流体供給装
    置が更に、二次新流体コンテナの底付近に伸びる二次新
    流体コンテナ流体出口と、新流体に該二次新流体コンテ
    ナに出入りさせるが、そこから不活性ガスが出ないよう
    にする浮き球チェックバルブとを含み、前記浮き球チェ
    ックバルブは、上部に流体入口と、下部に流体出口と、
    前記流体出口より上の下部に環状シートと、二次新流体
    チャンバが空の状態に相当する流体チャンバに流体が存
    在しないときに前記環状シートに液密及び気密に嵌まる
    流体チャンバ中に含まれる浮き球とからなる、廃液回収
    及び新流体供給装置。
  5. 【請求項5】前記浮き球チェックバルブはさらに前記流
    体出口と流体連絡する新流体再充填口を含み、前記新流
    体再充填口は、前記二次新流体コンテナに新流体が再充
    填されない場合に密閉できるようになる、請求項4記載
    の廃液回収及び新流体供給装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載の廃液回収及び新流体供給装
    置はさらに、一次廃液コンテナを真空にするベンチュリ
    効果を用いるための浮きポイントチェックバルブを含
    み、該浮きポイントチェックバルブが; その上端及び下端で空気開口を持つ真空チャンバと; 該空気開口を取り囲み、真空チャンバの上端及び下端に
    位置する環状シートと、 上部及び下部環状シートに気密及び液密に嵌まる大きさ
    に作られていて、そのためにそこを通る気体及び液体を
    遮断する浮き球と; 真空チャンバの下端の空気開口と連絡し、僅かに一次廃
    液コンテナに伸びている空気進入管と; ベンチュリ管と;そして 真空チャンバの上部の空気開口及び前記ベンチュリ管と
    連通する空気出口管と;を含み、 前記ベンチュリ管は一般に該空気出口管に垂直であり、
    空気が迅速に前記ベンチュリ管を通過して、空気が前記
    一次廃液コンテナから引き出され、そして前記一次廃液
    コンテナの前記真空圧が前記真空チャンバに生じた低い
    圧と等しいとき、浮き球は下部環状シートに気密及び液
    密に嵌まり、そして廃液が偶然に真空チャンバに入って
    も、該浮き球が上方に浮いて上方シートに液密に嵌ま
    り、これによって廃液が真空チャンバから漏れるのを防
    ぐようになる、廃液回収及び新流体供給装置。
  7. 【請求項7】前記二次廃液コンテナ内の真空が廃液を廃
    液源から前記廃液コンテナに移動する起動力を与え、そ
    して前記二次新流体コンテナ内の気体の圧力が新流体を
    前記流体利用体に供給する起動力を与える、請求項1記
    載の廃液回収及び新流体供給装置。
  8. 【請求項8】モーター潤滑油、圧媒液、トランスミッシ
    ョン液、グリース、産業用潤滑油、及び車水冷剤から成
    る群から選ばれる、乗物及び機械類によって使用される
    異なる廃液流を回収及び再利用する方法であって、乗物
    及び機械類へ新流体流を再供給する方法が、 複数の異なる現場で、前記各々の異なる廃液流を、分離
    した専用の再利用でき密閉することのできる二次廃液コ
    ンテナに放出し、その各々はひとつの特定の廃液流を含
    み他のものは含まないことを確認するために特にコード
    をつけた視覚による印をもち、これによって異なる廃液
    流の組み合わせ混合を防止し、各々の異なる廃液流は、
    異なるコードで分離した専用の再利用でき密閉すること
    のできる二次廃液コンテナに放出され; 各々の特定の廃液流を、それらの分離した専用の再利用
    でき密閉することのできる二次廃液コンテナから回収し
    て、前記各々の異なる現場から除去し、そして、異なる
    特定の廃液流から区別し分離した共同の、特定の一次廃
    液コンテナにプールし、これによって、各前記コードを
    付けて分離した専用の再利用でき密閉することのできる
    二次廃液コンテナをきれいにしたり修理したりすること
    なく、前記特定の廃液流を一層多く受け取るために、各
    前記コードを付けて分離した専用の再利用でき密閉する
    ことのできる二次廃液コンテナを用意し; 前記プールした、特定の、廃液流を再処理して、産業用
    及び商業用に再利用するのに適した流体製品を生成し;
    そして、 各々が異なる特定の流体流を含む、一連の特別にコード
    を付けた専用の二次新流体コンテナからの一連の新流体
    流を、前記乗物及び機械類に供給し、そして、前記一連
    の二次新流体コンテナが空になったとき、前記特別にコ
    ードを付けた専用の二次新流体コンテナをきれいにした
    り修理したりすることなく、前記一連の二次新流体コン
    テナを再び満たす; 各工程からなり、 各放出コンテナはそれに対応する特にコードを付けた専
    用の新流体コンテナと組み合わされ、この組み合わせ
    が、同じ型の特定の廃液流を乗物あるいは機械類から回
    収し且つまた同じ型の新流体流を乗物あるいは機械類へ
    供給するのを確実にさせて、これによって、他の流対流
    ではなく、特定の廃液流だけがそれに適した放出コンテ
    ナに回収されるようになる; 工程から成る乗物及び機械類によって使用される異なる
    廃液流の回収及び再利用の方法。
  9. 【請求項9】各前記特別にコードを付けた、専用の、一
    次及び二次の新流体コンテナが、他のいずれかの前記特
    別にコードを付けた専用の一次及び二次の新流体コンテ
    ナから区別できる視覚による印を含む、請求項8記載の
    方法。
  10. 【請求項10】各前記特別にコードを付けた専用の一次
    及び二次の廃液コンテナへの前記異なる廃液流の放出の
    工程が、真空下に行われる、請求項8記載の方法。
  11. 【請求項11】前記分離した専用の再利用でき密閉する
    ことのできる二次廃液コンテナへの各異なる廃液流の放
    出の工程が、車と、前記分離した専用の再利用でき密閉
    することのできる二次廃液コンテナとの間の廃液導管を
    液密に連結することによって達成され、該二次廃液コン
    テナを真空にして、これによって該流体導管を通って、
    そして液密の方法で二次廃液コンテナに、廃液流を車か
    ら流し出すようにする請求項8記載の方法。
  12. 【請求項12】異なる現場で車及び機械類によって使用
    される、少なくとも複数の、異なるオイルをベースとし
    た廃液流の回収再利用の方法、並びに、異なる現場で車
    及び機械類によって使用される、複数の異なる、新しい
    または再処理したオイルをベースとした流体流の供給方
    法が; (a)充填されていない隔離して分離した、密閉でき再
    使用できる放出コンテナを用意し、その各々の放出コン
    テナは他の区別できるコンテナと区別することができ、
    各放出コンテナは唯一の特定のオイルをベースとした廃
    液流を専用に収容し、他のものを車の現場で収容しない
    ものであり、これによって前記専用の放出コンテナ内の
    異なる廃潤滑液の組み合わせ混合を防止し; (b)複数の前記異なるオイルをベースとした廃液流の
    各々を前記隔離して分離した放出コンテナに放出し; (c)複数の隔離し分離し再処理したオイルをベースと
    した再利用に適する液体流を生成するため、前記隔離し
    分離した放出コンテナからオイル廃液流を再処理施設に
    供給し、これによって、前記放出コンテナをきれいにし
    たり修理したりすることなく、車及び機械類の異なる現
    場で、ひとつの特定のオイルをベースとした流体流で、
    再充填するために前記隔離し分離した放出コンテナを用
    意し; (d)前記乗物及び機械類の異なる現場にて、隔離し分
    離した、密閉できる、新しい液体コンテナ中に、各々が
    車及び機械類によって使用するための複数の異なるオイ
    ルをベースとした前記廃液流と同じタイプの、複数の新
    しい又は再処理した、オイルをベースとした流体流を提
    供し; (e)前記新しい、または再処理した、オイルをベース
    とした流体流を前記車及び機械類に送出し;そして、 (f)前記新流体コンテナをきれいにしたり修理したり
    することなく、前記隔離し分離した新しい流体コンテナ
    を新しいまたは再処理したオイルをベースとした流体流
    で補充する、各工程から成り、 各放出コンテナはそれに対応する特にコードを付けた専
    用の新流体コンテナと組み合わされ、この組み合わせ
    が、同じ型の特定の廃液流を乗物或いは機械類から回収
    し且つまた同じ型の新流体流を乗物或いは機械類へ供給
    するのを確実にさせて、これによって、他の流体流では
    なく、特定の廃液流だけがそれに適した放出コンテナに
    回収されるようになることを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】前記複数の前記異なるオイルをベースと
    した廃液流が、前記隔離し分離した放出コンテナ中の前
    記再処理設備に供給される、請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】車及び機械類の異なる現場で前記オイル
    をベースとした廃液流を他の隔離し分離した放出コンテ
    ナ中に移すことによって、前記複数の前記異なるオイル
    をベースとした廃液流が、他の隔離し分離した放出コン
    テナ中の前記再処理設備に供給される、請求項12記載の
    方法。
  15. 【請求項15】前記隔離し分離した新流体コンテナの前
    記補充が車及び機械類の異なる現場で行われる、請求項
    12記載の方法。
  16. 【請求項16】前記隔離し分離した新流体コンテナの前
    記補充が車及び機械類の異なる現場とは別の場所で行わ
    れる、請求項12記載の方法。
  17. 【請求項17】(c)から(f)の工程は一サイクルの
    操作で行う、請求項12記載の方法。
  18. 【請求項18】前記放出コンテナ及び前記新流体コンテ
    ナが圧力及び真空に耐えることができる密閉圧力容器で
    ある、請求項12記載の方法。
  19. 【請求項19】分離した、隔離し再使用でき密閉できる
    コンテナに各異なる廃液流を放出する工程が、車や機械
    類と、分離し隔離し再使用でき密閉できる容器との間に
    廃液導管を液密に連結してコンテナを真空にする、こと
    によって達成され、これによって、廃液導管を通して、
    液密の方法でコンテナへ、車から廃液流を流出させ、こ
    うしてコンテナに廃液以外のものは入らないようにす
    る、請求項12記載の方法。
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