JP3092050U - 半身浴用木製椅子 - Google Patents

半身浴用木製椅子

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JP3092050U JP2002005069U JP2002005069U JP3092050U JP 3092050 U JP3092050 U JP 3092050U JP 2002005069 U JP2002005069 U JP 2002005069U JP 2002005069 U JP2002005069 U JP 2002005069U JP 3092050 U JP3092050 U JP 3092050U
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JP
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hole
seat plate
legs
leg
dowel
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JP2002005069U
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Inventor
昭夫 星野
Original Assignee
星野工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全容が使用時に浮き上がらない木製椅子を提
供し、更に該金属材料が湯水と直接接触しない構成とし
た木製椅子を提供する。 【解決手段】本案半身浴用木製椅子は、座板と該座板を
支える4本の脚から成り、該座板の下側部と脚の上部を
くり抜いて孔を形成すると共に、脚の上部の孔に湯水の
浮力を押さえる真鍮塊を埋設し、この孔と該座板下側部
の孔とをダボを介して接合し、該接合面を接着剤で接合
して湯水の進入を防ぐことを特徴として構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、人が浴槽の中で腰を下ろし、上半身は水面上へ、下半身は水面下に 置き、椅子としては若干低めの高さで、人が立ち上がっても浮力によって浮き上 がらない、半身浴用木製椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
人の体温程度の湯水を利用して、長時間掛けてゆっくりと下半身の湯水浴がで きるよう半身浴用木製あるいはプラスチック製椅子が提案されていることは公知 である。しかし、その椅子は本来持っている材質のために、湯水の浮力によって 浮き上がり、安定した半身浴ができないという欠点を有している。一方、その木 製あるいはプラスチック製の椅子に比重が大きい鉄、ステンレス等の金属材料を 付設すれば、該椅子は浮力によって浮き上がらないが、該金属材料は湯水または 空気に常に曝されているため、金属イオンの溶解、あるいは錆の発生が起き易い という問題が生じる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、鉄より比重の大きい金属材料を使用し、該金属材料を孔に埋 設することによって、のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の本考案半身浴用木製椅子は、座板 と該座板を支える4本の脚から成り、該座板の下側部と脚の上部をくり抜いて孔 を形成すると共に、脚の上部の孔に湯水の浮力を押さえる真鍮塊を埋設し、この 孔と該座板下側部の孔とをダボを介して接合し、該接合面を接着剤で接合して湯 水の進入を防ぐことを特徴として構成される。
【0005】 請求項2記載の考案は、木材質は安価な間伐材とし、その表面は座り心地の良 い面租度に仕上げ、且つ木目を利用した曲面を形成し、更に該脚直下に滑り止め 用ゴム材を付設したことを特徴として構成する。
【0006】
【実施例】
この考案の実施例を、図1、図2、図3、図4および図5に基づいて説明する 。 半身浴用木製椅子は座板1と脚2から成り、ダボ5を介設して一体化している 。脚2の材質は安価な間伐材であり、座板1を支える4本の脚2から成り、該脚 2の上部は孔3bがくり抜かれ、この孔3bの中に真鍮塊4を挿入する。そして 孔3bとダボ5を接着剤で塗布した後、ダボ5で嵌合する。真鍮塊4は孔3bの 中に密封状態に固定される。また該真鍮塊4は4本のいずれの脚2にも挿入し、 脚2は前後左右に対称的に配備するのが望ましい。 更に、脚2は、4本の態様を示したが、2本の脚を連続させて1枚の板体とし ても良く、又、その板体は、角型及び丸型を問わない。
【0007】 一方、座板1の材質も安価な間伐材であり、該座板1の下側部はダボ5の直径 に合わせ、且つ座板1を突き抜けない深さの孔3aがくり抜かれ、ダボ5を介し て座板1と該脚2が一体となるように嵌合する。
【0008】 図3中の矢印は、真鍮塊4の脚2への挿入方向を示し、更にダボ5の座板1及 び脚2への挿入嵌合方向を示している。ダボ5は座板1の孔3aと脚2の孔3b に嵌合し、その全長が孔3aと孔3bに入るので、外観からは見えない。 また、脚2の真下に滑り止め用のゴム材7を付設し、該ゴム材7はその中央をビ スで固定している。
【0009】 次に、上記実施例の作用を説明する。 半身浴用木製椅子は座板1と脚2から成り、脚2に真鍮塊4を内蔵し、ダボ5 を介設して座板1と一体化しているので、木製椅子全容の比重を大きくし、その 浮力に抗して浴槽の底部に沈み、湯水に浮き上がって来ない。
【0010】 脚2の孔3bの直径はダボ5の直径に等しく、硬い嵌合ができるので、脚2と ダボ5は一体になっており、脚2とダボ5の嵌合面から湯水が孔3bへ進入する ことはなく、湯水が真鍮塊4に触れるのを防止する。このとき、孔3bの内壁と 真鍮塊4及びダボ5は接着層6を介して密着されているので、湯水の進入は更に 強固に防止される。従って該真鍮塊4には、錆が生じることた皆無となる。
【0011】 また、座板1の孔3aにあっても、直径をダボ5と等しくしてダボ5と一体化 し、両者を接着剤で密着したので、座板1の孔3aへの湯水の侵入がなく、湯水 の溜まりによって発生する木部の腐食がない。
【0012】 また座板1の材質は安価な間伐材であるが、その表面は座り心地の良い面租度 に仕上げ、且つ木目を利用し、更に曲面を配設した座板に形成しているので、安 心して半身浴が可能である。
【0013】 更に脚2は一般に使われている浴槽用椅子より低く形成され、重心を低く保っ ているので、人は安定して該木製椅子に座すことができる。
【0014】 最後に、脚2の真下にゴム材7を付設したので、該ゴム材7は浴槽底部での椅子 の滑り止めとして作用する。
【0015】
【考案の効果】
以上の構成に基づいて本考案は、半身浴用木製椅子が比重の大きい真鍮塊を内 蔵し、浮力を押さえているので、浮きあがる不安感がないく、またダボを施設し 、接着剤で密着しているので、該真鍮塊への湯水の進入を防ぎ、金属の溶解や発 錆を防止することができる。更に、人の肌に違和感のない表面租度を有し、椅子 脚の高さが低いので、自然な半身浴が可能となる優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示す側面断面図である。
【図2】ダボ及び真鍮塊の平面図及び側面図である。
【図3】ダボ及び真鍮塊の、座板及び脚への収まり図で
ある。
【図4】この考案の斜視図である。
【図5】この考案の裏面平面図である。
【符号の説明】
1 座板 2 脚 3a 座板に施設の孔 3b 脚に施設の孔 4 真鍮塊 5 ダボ 6 接着層 7 ゴム材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座板と該座板を支える4本の脚から成
    り、該座板の下側部と脚の上部をくり抜いて孔を形成す
    ると共に、脚の上部の孔に湯水の浮力を押さえる真鍮塊
    を埋設し、この孔と該座板下側部の孔とをダボを介して
    接合し、該接合面を接着剤で接合して湯水の進入を防ぐ
    ことを特徴とする半身浴用木製椅子。
  2. 【請求項2】 木材質は間伐材で、脚直下に滑り止め用
    ゴム材を付設して成る請求項1記載の半身浴用木製椅
    子。
JP2002005069U 2002-08-12 2002-08-12 半身浴用木製椅子 Expired - Lifetime JP3092050U (ja)

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