JP3091716U - 洗濯機用ダンパー - Google Patents

洗濯機用ダンパー

Info

Publication number
JP3091716U
JP3091716U JP2002003302U JP2002003302U JP3091716U JP 3091716 U JP3091716 U JP 3091716U JP 2002003302 U JP2002003302 U JP 2002003302U JP 2002003302 U JP2002003302 U JP 2002003302U JP 3091716 U JP3091716 U JP 3091716U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
damper
cap
washing machine
spring support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002003302U
Other languages
English (en)
Inventor
金成淑
Original Assignee
ヒタチ工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヒタチ工業株式会社 filed Critical ヒタチ工業株式会社
Application granted granted Critical
Publication of JP3091716U publication Critical patent/JP3091716U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 組立性に優れ、且つ正確なダンピング機能を
遂行することができる洗濯機用ダンパーを提供すること
にある。 【解決手段】 ダンパー100の下段部に設置され下部
が開口されているキャップ110と、そのキャップの内
部に挿入されているスプリング120と、そのスプリン
グの下段部に密着しながら前記のキャップの下部に挿入
され下部が開口した形状を有するスプリング支持部13
0と、そのスプリング支持部の開口された下部に挿入さ
れ且つそのスプリング支持部の下部をキャップの内柱面
側に開くスプリングが内蔵されたゴム材のベース140
を含むこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、脱水及びすすぎの工程を含む洗濯の過程において洗濯機に生じる振 動を減衰させる洗濯機用ダンパーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ダンパーアッセンブリを使用する一般的な洗濯機は、図1に示す如く、 洗濯物が投入され、側部に貫通孔を持つ洗濯槽の内槽4と、該内槽4を収納する 外槽2と、前記内槽4の底部に設けられたパルセータ(回転波根)と、該パルセ ータ及び内槽4とを回転駆動するための駆動部6と、前記内槽4と外槽2と駆動 部6他の機構を収納する外部ケーシング1と、前記外部ケーシング1と外槽2と の間に配置され、前記内槽4及び外槽2に生じる振動を減衰するダンパーアッセ ンブリ10とを備え、前記外槽2の内部において内槽4を回転駆動することによ り、投入された洗濯物を攪拌して洗濯を行うと共に、前記ダンパーアッセンブリ 10が脱水及びすすぎの工程を含む洗濯の過程において内層4及び外層2を含む 洗濯機に生じる振動等を減衰させる様に構成されている。
【0003】 この様に構成された洗濯機は、前記内槽4に洗濯水及び洗濯物(図示せず)を 入れ、その洗濯水が外槽2内部に溜まった状態で前記内槽4及びパルセータを駆 動部6により回転することによって、内槽4に満たされた洗濯水も内槽4と相対 運動をしながら回転を行って洗濯を行い、この洗濯工程が終了すると濯ぎ行程及 び脱水工程へ移行する。
【0004】 このとき、脱水及び濯ぎの行程を含む全体的な洗濯の工程において、前記内槽 4が回転する際、洗濯及び濯ぎ工程における洗濯水等の流動や駆動部6の駆動等 によって振動及び騒音が発生する。この振動を減衰させる方法として従来技術で は、外部ケーシング1の内側に固定した状態で支持されているダンパーアッセン ブリ10を外槽2に支持させている。
【0005】 このダンパーアッセンブリ10は、図1に示す如く、外部ケーシング1と外槽 2の間に固定され、作動時に発生する振動をダンパーアッセンブリ10のダンピ ング作用により漸進的に減衰させ、振動が外部に伝わらないようにしている。
【0006】 図2には従来のダンパーアッセンブリ10の構成が図示されている。従来のダ ンパーアッセンブリは、図2に示す如く、外部ケーシング1の内角部に設置され る上部コーナー15と、上部コーナーに結合される上部ピボット16と、上部ピ ボット16により下方に支持されているスナッババー17を備える。該スナッバ バー17の下部には、ダンパー20が設けられ、該ダンパー20のキャップ21 の上部に取り付けられている複数の支持部材18は、前記外槽2の下段部の外面 に固定され、前記外槽2が該ダンパー20により支持されている。
【0007】 前記ダンパー20の内部には、該ダンパー20の釣り鐘形状のキャップ21の 上部中心部分にスナッババー17の上下運動を案内するガイド部材23と、前記 バー17の下段部に結合され、キャップ21の内側に設置されるスプリング22 と、そのスプリング22の離脱を防止するため下段部にはめ込まれるゴム材質の ベース25と、該ベース25がスプリング22との接触により変形することを防 止するためのワッシャー24とを備える。
【0008】 このように構成されたダンパー20は、例えば脱水行程において、排水が完了 した状態で洗濯水が一方に偏っている場合、初期回転時において内槽4が偏心回 転しながら振動を起こすようになる。このとき発生する振動は、外部ケーシング 1と外槽2の間に設置されるダンパー20により減衰される。
【0009】 その際、内槽4の偏心回転に伴って、外部ケーシング1と外槽2間の距離が遠 くなると、キャップ21がガイド部材23の案内によりスナッババー17に沿っ て下降する。そしてキャップ21の内柱面に緊密に接触するように設置されてい るベース25が、上方に上がりながらキャップ21と接触摩擦を起こし、またベ ース25とキャップ21内部の空気摩擦(キャップ21内の空気が出し入れされ る際の空気抵抗)によるダンピング機能を加えることにより、内槽4の回転時に 発生する振動を減衰させることができる。また、スプリング22は、ベ−ス25 の移動により圧縮され洗濯槽の振動を更に減衰させる機能がある。
【0010】 これと反対に、内槽4の偏心回転により外部ケーシング1と外槽2との間隔が 近づくと、キャップ21がダンパー20の上部に成形されたガイド部材23によ りスナッババー17に沿って上昇することにより、キャップ21の内側に密着設 置されたベース25は下方に下りながらキャップ21と接触摩擦を起こし、また これと同時にキャップ21内部の空気膨張に起因する空気摩擦により振動が減衰 される。
【0011】 このような減衰過程において、前記ベース25とキャップ21間の摩擦力は相 当重要な因子となる。このような摩擦力は実質的にベース25の状態によって左 右されるが、その材質によっても左右されるだけでなく、ベース25がキャップ 21の内柱面に密着するときの力の程度によっても左右される。従って、従来の ダンパー20においては、ベース25が外柱面側に拡張されるように一定の弾性 体をはめ込んでいる。即ち、図2に示したように、スプリング26をベース25 の下部側にはめ込んで、ベース25がキャップ21の内柱面を適切な力で加圧で きるように構成されている。このようなスプリング26はコイルスプリングを使 用することもでき、テンションスプリングを使用することもできる。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このように構成された従来のダンパーは、構成部品の数が多く 、また構造も複雑であるため、生産コスト及び生産性において劣るという不具合 があった。
【0013】 また、従来のダンパーは、ベース25をキャップ21の内側に密着させるため にスプリング26が必要になるが、このようなスプリングがベース25より離脱 したとき、実質的にダンピング機能の遂行に問題が生ずる。
【0014】 更に、従来のダンパーの不具合を解決するためのものとして、前記ベースを合 成樹脂で成形し、スプリングが合成樹脂材の内柱面に密着した状態を維持するた めの突起を形成する方法もあるが、この方法ではスプリングを合成樹脂のベース に結合するための工程が複雑になるため、組立性において劣るという不具合があ った。
【0015】 本考案は、かかる従来技術による不具合を改善し、全体的により簡単な構造を 有し、且つ組立性に優れた洗濯機用ダンパーを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成する為、本考案の洗濯機用ダンパーは、ダンパーの下段 部に設置され下部が開口されているキャップと、そのキャップの内部に挿入され ているスプリングと、そのスプリングの下段部に密着しながら前記のキャップの 下部に挿入され下部が開口した形状を有するスプリング支持部と、そのスプリン グ支持部の開口された下部に挿入され且つそのスプリング支持部の下部をキャッ プの内柱面側に開くスプリングが内蔵されたゴム材のベースを含むことにより、 前記目的が達成される。
【0017】 前記スプリング支持部の開口された下部には、薄板があり、下方に向かってラ ッパ状に広がることを特徴としてもよい。
【0018】 また、前記スプリング支持部の開口された下部には、薄膜部が複数個成形され ていることを特徴としてもよい。
【0019】 また、前記ベースには一部分が切開された切開部が成形され、前記ベースに内 蔵される前記スプリングは該切開部においては部分的に切開された形状を有する ことを特徴としてもよい。
【0020】 また、前記スプリング支持部におけるスナッババーの貫通部の内側部と外側部 は一部分のみが連結され、該部分には通気孔が設けられ、該部分の上下部分はリ ブにより連結されることを特徴としてもよい。
【0021】 また、前記リブの下段部は切開され、円柱方向に全体が連通する通孔部が成形 されることを特徴としてもよい。
【0022】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態について図3から図6に基づいて説明する。図3は、 本考案の一実施形態によるダンパーの支持構造及び全体の構成であり、図4は、 本実施形態のスプリング支持部130とベース140の拡大断面図であり、図5 は、本実施形態によるスプリング支持部130の底面図であり、図6は本実施形 態によるベース140の斜視図である。
【0023】 本実施形態によるダンパー100は、スナッババー50によって支持される状 態で設置され、そのスナッババー50はコーナー部材40によりぶら下がった状 態で支持されている。そして前記コーナー部材40は上述した如く、洗濯機の外 部ケーシングに固定された状態で支持されている。該コーナー部材40とスナッ ババー50の上段部の間にはワッシャー42が介在されることにより、洗濯機の 振動発生時に動くスナッババー50によるコーナーの摩擦を防止できるよう構成 されている。
【0024】 次に、本実施形態によるダンパーの構成について図3に基づいて説明する。本 本実施形態によるダンパー100は、おわん又は釣り鐘形状のキャップ110と 、そのキャップ110の開放された下部に挿入され、スプリング120の下段部 を支持するスプリング支持部130と、そのスプリング支持部130の下部側に 挿入されるゴム材のベース140とにより構成されている。そのキャップ110 の上段部には、スナッババー50が貫通するように設置され、その上下移動を案 内するガイド部112が一体として成形されている。このガイド部112は、実 質的にスナッババー50が貫通できる貫通孔112aを持っており、このような 貫通孔112aを通してスナッババー50が貫通孔に対し摩擦力を持って摺動す る。
【0025】 そしてスプリング120は、キャップ110の内部に設置されるが、そのスプ リング120の上段部は、キャップ110の内側上段部に接触した状態で支持さ れている。またスプリング120の下段部は、スプリング支持部130の上面に 接触した状態で支持されている。
【0026】 続いて、スプリング支持部130は、合成樹脂で成形され、キャップ110の 開口している下部より内側に嵌め込まれるように組立てられている。そしてその スプリング支持部130は、実際のダンピング機能時にキャップ110の内柱面 と上下に摩擦力をもって摺動する。
【0027】 またスプリング支持部130の下部132は、開口しており、略ラッパ形状を 有している。このスプリング支持部130の下部132は下方に下がるほどその 厚みが薄くなるのが望ましい。その下部132の厚みを非常に薄く成形すること で、後述するようにゴム材のベース140が収納されるときに下部132が外側 に開いてキャップ110の内柱面により密着させることができる。また下部13 2を薄膜で成形することにより、後述するベース140をより簡単に下部132 の内側に挿入することができる。
【0028】 さらに前記スプリング支持部130の底面の数箇所には図5に示す如く、長手 方向に他の部分よりも薄く成形される薄膜部132aが成形されている。このよ うな薄膜部132aは、スプリング支持部130がキャップ110の内柱面にお いて上下に摺動するとき、スプリング支持部130の下部132がより円滑に収 縮したり広がるようにしたりすることにより、スプリング支持部130の上下運 動をよりやわらかく遂行する。また、その遂行と同時に薄膜部132aは、スプ リング支持部130の下部132の変形を防止する。なお、本実施形態において は、前記薄膜部132aがスプリング支持部130の下部132に4箇所設置さ れているが、これに限らず2箇所でもよく、また6箇所に成形することも可能で あり、それ以外の他の個数であってもよい。また前記薄膜部132aの代わりに 、切込みを入れてスリットを形成することとしてもよい。
【0029】 そして前記スプリング支持部130には、上下部を連結する複数個の通気孔1 36が成形され、ダンピング機能時、圧縮される空気が通過できるように構成さ れている。またスプリング支持部130は、中央部にスナッババー50が通過す る貫通孔134が成形されている。
【0030】 この貫通孔134の内側部分134aと外側部分134bの間には上述したよ うに通気孔136が成形されているが、実際に貫通孔134の内側部分134a と外側部分134bは、射出成形の特性上、一体として成形され得ない。そのた め貫通孔134の内側部分134aと外側部分134bは、連結部134dだけ で連結されており、その連結部134dに前記通気孔136が成形される。そし てその内側部分134aと外側部分134bの間には、お互いを連結するリブ1 34cが強度補強の為、一体的に連結されている。
【0031】 本実施形態によれば、そのリブ134cの下段部の一部を取り出すことにより 通孔部134fが成形されている。このような構成は、その通気孔136に通じ る空気がリブ134cの下段部で、その通孔部134fにより全体的に連通する ようにするためである。従って、例えば全体で通気孔を2つ成形する場合、通気 孔136に通じる空気は通孔部134fでは全て通過するように構成される。そ のため通気孔136の下部に設置されるベース140のいかなる部分に通気孔1 46を形成しても、通気孔を通じて空気が全体的に円滑に流れる構造となってい る。
【0032】 そしてスプリング支持部130の下面には、位置決定突起139が成形される 。このような位置決定突起139は、その下段部に組立てられるワッシャー15 0との位置決定のために設けられている。
【0033】 また前記スプリング支持部130の開口された下段部には、ベース140が嵌 め込まれる。そのベース140はゴム材質で作られ、スプリング支持部130の 開口された下段部に嵌め込まれることにより、スプリング支持部の下部132を 開くようにする。このベース140によってスプリング支持部130の下部13 2は、実質的にキャップ110の内柱面と上下に摺動するように構成されている 。尚、本実施形態においてはベースの材質としてゴム材を使用しているがそれに 限らず、他の弾性体であってもよい。
【0034】 前記ゴム材質のベース140には、テンションスプリング142が内蔵されて いる。即ちベース140を成形するとき、円形のテンションスプリング142を インサート射出成形することにより、ベース140の外側からはテンションスプ リング142が目立たないようになる。またテンションスプリング142をベー ス140の内部に挿入した状態で射出成形することにより、実質的にテンション スプリング142をベース140の開口された内側に挿入すべき組立工程もなく なる。
【0035】 従って、本実施形態によれば、ベース140の内側にテンションスプリング1 42を挿入した状態で射出成形することにより、ベース140自体の構造を簡単 にすることができ、全体的なダンパー100の組立性を向上している。尚、本実 施形態ではテンションスプリングをベース140の内側に内蔵しているが、これ 限らず他の弾性体であってもよい。
【0036】 一方、前記のベース140の中央部には図6に示す如く、スナッババー50が 貫通する貫通孔144が成形されている。該貫通孔144は、スプリング支持部 130の貫通孔134と連通するように成形されている。またその貫通孔144 の周辺には空気が通過する通気孔146が成形されている。この通気孔146は 、リブ134cの下段部を取り出して成形する通孔部134fに従って通気孔1 36と連通している。
【0037】 また、ベース140は、図6に示す如く、ベース140の円形側壁の一部分に 切開部147が成形され、その円形側壁の内部にはテンションスプリング142 が内蔵されている。このテンションスプリング142は、テンションスプリング 142が前記の様に切り開かれてベース140の円形側壁に内蔵された場合、外 側に弾性力を発生する様に、前記切開部147に該当する部分にはテンションス プリング142が設けられていない構造になっている。このようにベース140 の円形側壁の一部分に切開部147を設けることで、テンションスプリング14 2の弾性力を円滑に発揮することができ、切開部147を設けることにより、ベ ース140の円形側壁部分をより外側に開かせてスプリング支持部130の下部 とより緊密な接触を行うことができる。
【0038】 以上のように構成される本実施形態によるダンパーの動作を以下に説明する。 例えば脱水モードにおいて、排水が完了した状態で洗濯物が一方に偏っている場 合、初期回転時において内槽4が偏心回転しながら振動を起こすようになる。こ のとき発生する振動は、外部ケーシング1と外槽2の間に設置される本実施形態 によるダンパー100により減衰される。
【0039】 即ち、内槽4の偏心回転に伴って、外部ケーシング1と外槽2間の距離が遠く なると、キャップ110がガイド部材112の案内によりスナッババー50に沿 って下降する。そしてキャップ110の内柱面に緊密に接触するように設置され ているスプリング支持部130が上方に上がりながらキャップ110の内柱面と 接触摩擦を起こし、またスプリング支持部130とキャップ110内部の空気摩 擦によるダンピング機能が加えられ、内槽4の回転時に発生する振動を減衰させ ることができる。また、スプリング120は、スプリング支持部130の移動に より圧縮され、その弾性力により洗濯槽の振動を減衰させることができる。
【0040】 これと反対に内槽4の偏心回転によって外部ケーシング1と外槽2との間隔が 近くなると、キャップ110が上部に成形されたガイド部材112と通じて、ス ナッババー50に沿って上昇する。そのためキャップ110の内側に密着設置さ れたスプリング支持部130は、下方に下がりながら接触摩擦を起こし、またこ れと同時にキャップ110内部の空気が膨張して空気摩擦をもって外部に排出さ れることにより振動が減衰される。
【0041】 以上のような本実施形態によるダンパーは、スプリング120の下段部を支持 するベース140にテンションスプリング142を内蔵した状態で射出成形し、 このようなベースを利用してスプリング支持部130とキャップ110の内面に 摩擦を起こしダンピング機能を遂行することを基本的な構成としている。そして このような本実施形態による基本的な技術思想の範疇内で、当業界の通常の技術 を持つ技術者においては他の多くの変形が可能である。
【0042】
【考案の効果】
以上述べた如く本考案によれば、ベースをより簡単に構成することにより、従 来の洗濯機用ダンバーに比べ組立工程が少なくて済むため、全体的な組立性が向 上し得る洗濯機用ダンパーを提供することができる。また、本考案によれば、ベ ースにテンションスプリングを内蔵させることにより、スプリングの離脱の虞が なくなり、より正確なダンピング機能を遂行し得る洗濯機用ダンパーを提供する ことができる。
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来における一般的な洗濯機の全体構造を示し
た断面図である。
【図2】従来における洗濯機用ダンパーの構成を示す断
面図である。
【図3】本考案の一実施形態におけるダンパーの構成を
示す断面図である。
【図4】本考案の一実施形態によるスプリング支持部及
びベースの拡大断面図である。
【図5】本考案の一実施形態によるスプリング支持部の
底面部である。
【図6】本考案の一実施形態によるベースの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1:洗濯機の外部ケーシング、2:洗濯槽の外層、4:
洗濯槽の内糟、100:ダンパー、110:キャップ、
130:スプリング支持部、140:ベース。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯機の外部ケーシングの内側に一端を支
    持し、他端がスナッババーを介して洗濯槽の外槽を支持
    することにより内槽及び外槽の振動を減衰するダンパー
    であって、下段部が開口され、上段のキャップの内部に
    挿入されたスプリングと、該スプリングの下段部に密着
    しながら前記のキャップの下部に挿入され、下部が開口
    した形状を有するスプリング支持部と、該スプリング支
    持部の開口された下部に挿入され且つ前記スプリング支
    持部の下部をキャップの内柱面側に開くスプリングが内
    蔵されたゴム材のベースとを備えたことを特徴とする洗
    濯機用ダンパー。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記スプリング支持部
    の開口された下部に薄板が設けられ、該薄板が下方に向
    かってラッパ状に広がる形状に形成されていることを特
    徴とする洗濯機用ダンパー。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記スプリング支持部
    の開口された下部に、薄膜部が複数個成形されているこ
    とを特徴とする洗濯機用ダンパー。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記ベースに一部分が
    切開された切開部が成形され、前記ベースに内蔵される
    前記スプリングが、前記切開部において部分的に切開し
    た形状に形成されていることを特徴とする洗濯機用ダン
    パー。
  5. 【請求項5】請求項1から請求項4のいずれかにおい
    て、前記スプリング支持部におけるスナッババーの貫通
    部の内側部と外側部が一部分のみ連結され、該連結部分
    に通気孔が設けられ、該連結部分の上下部分がリブによ
    り連結されていることを特徴とする洗濯機用ダンパー。
  6. 【請求項6】請求項5において、前記リブの下段部が切
    開され、円柱方向に全体が連通する通孔部が成形されて
    いることを特徴とする洗濯機用ダンパー。
JP2002003302U 2001-06-26 2002-06-03 洗濯機用ダンパー Expired - Fee Related JP3091716U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR2020010019158U KR200246893Y1 (ko) 2001-06-26 2001-06-26 세탁기용 댐퍼
KR2001-019158U 2001-06-26

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3091716U true JP3091716U (ja) 2003-02-14

Family

ID=43245813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002003302U Expired - Fee Related JP3091716U (ja) 2001-06-26 2002-06-03 洗濯機用ダンパー

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3091716U (ja)
KR (1) KR200246893Y1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0654613A (ja) * 1992-08-06 1994-03-01 Kobashi Kogyo Co Ltd 根菜類収穫機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0654613A (ja) * 1992-08-06 1994-03-01 Kobashi Kogyo Co Ltd 根菜類収穫機

Also Published As

Publication number Publication date
KR200246893Y1 (ko) 2001-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5657649A (en) Full-automatic washing machine having a vibration damping assembly
US9963814B2 (en) Washing machine
JP2000342891A (ja) 洗濯機のダンパー装置
KR20120029853A (ko) 세탁기
KR101754683B1 (ko) 세탁기
KR102217533B1 (ko) 세탁기
JP2942753B2 (ja) 洗濯機用のダンパアセンブリ
AU2004201444B2 (en) Washing machine with reduced vibration
JP3091716U (ja) 洗濯機用ダンパー
KR20040046966A (ko) 드럼세탁기의 거품유출 차단구조
KR101300885B1 (ko) 세탁기의 진동 흡수 장치
JP2007020992A (ja) ドラム式洗濯機
JP3101519B2 (ja) 脱水洗濯機
KR102318757B1 (ko) 세탁기의 댐핑장치
JP2002200392A (ja) 洗濯機の防振装置
KR100272586B1 (ko) 세탁기의 댐퍼 어셈블리
JPH10118387A (ja) 電気洗濯機の防振装置
KR100247359B1 (ko) 세탁기 받침대
JP2689692B2 (ja) 自動洗濯機
TWI608141B (zh) Laundry tank buffer device
KR101054428B1 (ko) 드럼 세탁기의 개스킷
JP4013345B2 (ja) 洗濯機の防振装置
KR100274678B1 (ko) 세탁기 다리의 받침부재
JP2002200393A (ja) 洗濯機の防振装置
KR0134860Y1 (ko) 세탁기의 진동 감쇠장치

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees