JP2942753B2 - 洗濯機用のダンパアセンブリ - Google Patents

洗濯機用のダンパアセンブリ

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JP2942753B2
JP2942753B2 JP10091999A JP9199998A JP2942753B2 JP 2942753 B2 JP2942753 B2 JP 2942753B2 JP 10091999 A JP10091999 A JP 10091999A JP 9199998 A JP9199998 A JP 9199998A JP 2942753 B2 JP2942753 B2 JP 2942753B2
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damper
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    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F37/00Details specific to washing machines covered by groups D06F21/00 - D06F25/00
    • D06F37/20Mountings, e.g. resilient mountings, for the rotary receptacle, motor, tub or casing; Preventing or damping vibrations
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • D06F37/00Details specific to washing machines covered by groups D06F21/00 - D06F25/00
    • D06F37/20Mountings, e.g. resilient mountings, for the rotary receptacle, motor, tub or casing; Preventing or damping vibrations
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯時に生じる振
動を減殺させる洗濯機用のダンパアセンブリに関し、さ
らに詳細には洗濯機用のダンパアセンブリのダンパキャ
ップの内部で摩擦運動をしつつ昇、下降するスナッバベ
ースに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パルセーター(pulsator)の回
転力によって水流を形成して洗濯物についている異物質
を取り去る洗濯機は、駆動源のモータの正、逆回転力が
クラッチの減速機構を介してパルセーターに伝達されて
パルセーターを回転させることにより、外槽内に満ちた
洗濯水にハート(heart)水流及び回転水流を形成して
洗濯及びすすぎモードを行い、内槽の回転による遠心力
によって脱水モードを行うようになる。
【0003】このように、水流の強さ或いは流動形状に
よる洗濯方式を採用した洗濯機は、流体のセン断力、洗
濯物の屈伸、摩擦作用による機械的なエネルギー、及び
洗剤の化学的作用が結合して洗濯物についていた汚染物
質を取り去ることにより、洗濯が行われる。
【0004】図1は一般的な洗濯機の構造を示す縦断面
図であり、本体1の内部に外槽2が複数個のダンパアセ
ンブリ3により支持されており、前記外槽の内部には洗
濯物(図示せず)の盛られる内槽4が回転可能に設けら
れており、前記内槽の底面の中心部には洗濯水にハート
水流を発生させるパルセーター5が回転可能に設けられ
ている。
【0005】そして、前記パルセーター5はモータ6の
駆動に応じて回転する軸7に固定されており、前記軸の
下部にはモードから発生された回転力がタイミングベル
ト8を介して伝達されて内槽4或いはパルセーター5を
選択的に回転させるクラッチ9が設けられている。
【0006】さらに、本体1の上部側には使用者の給水
モードの選択に基づいて冷水及び温水を同時に外槽2内
に供給或いは冷水及び温水を外槽内に選択的に給水する
給水装置10が備えられており、前記給水装置の出口側
には洗濯モードの設定に基づいて外槽内へ初期給水時に
洗剤を自動的に入れるための洗剤筒11が設けられてお
り、前記外槽の下部には洗濯完了後に洗濯水を外部に排
水させるための排水弁12が設けられている。
【0007】よって、本体1の上部に開閉可能に設けら
れたドア13を開放した状態で内槽4内へ洗濯物を入れ
た後、開放状態のドアを閉めた後、コントロール部の洗
濯モードを設定すると、コントローラの制御信号に基づ
いて洗濯、すすぎ、脱水工程が順次的に行われる。すな
わち、コントロール部の操作に応じて洗濯モードが設定
されると、パルセーター5が回転して洗濯水の重量を感
知して洗濯水の供給量を決定した後、給水装置10を介
して内槽4内へ感知された一定量の洗濯水を供給するよ
うになる。上記のようにして給水される洗濯水は洗剤筒
11に盛られた洗剤とともに内槽4中に自動的に投入さ
れる。このように、洗濯水及び洗剤が内槽4中に供給さ
れると、回転力を発生させるモータ6に電源が印加され
てモータがモータ軸を正、逆方向に間欠的に回転させる
ようになる。前記モータの駆動に応じてその回転力がプ
ーリ14a、14b間に巻き取られているタイミングベ
ルト8を介してクラッチ9に伝達されると、モータの回
転数が減速された状態で軸7に固定されているパルセー
ター5を間欠的に回転させてやるので、内槽4中の洗濯
水でハート水流が形成されて洗濯物を流動させる。よっ
て、パルセーター5の回転に応ずるハート水流、内槽4
と洗濯物との摩擦力、洗剤の分解力等によって洗濯物の
洗濯が行われる。
【0008】上記したような動作で一定の時間の間洗濯
物の洗濯行程が行われた後には、コントロール部の制御
信号を受けて排水装置の排水弁12が開放されるのに従
って、内槽4内の汚染された洗濯水が本体1の外部へ排
水される。前記内槽4内の汚染された洗濯水の排水が完
了すると、前述したような動作に応じて内槽内に洗濯水
を供給したのち、パルセーター5を回転させて設定の回
数だけすすぎ行程を施すようになる。この際、すすぎ行
程中の洗濯水の供給時には洗剤筒11内に洗剤が盛られ
ていない。
【0009】上述したようにすすぎ行程が行われた後に
は、クラッチ9の切り換えにより、パルセーター5は停
止した状態で、内槽4を減速せずに回転させて脱水行程
を行った後、ブザーなどの知らせ手段で使用者に洗濯完
了を知らせてから洗濯機の駆動を終了するようになる。
【0010】上記したような動作によって洗濯及びすす
ぎ行程を完了した後に脱水行程を実施する洗濯機は、各
モード時におけるモードの駆動に応ずる振動、及び洗
濯、すすぎモード時における洗濯水及び洗濯物の流動に
応ずる影響に起因して振動が発生するため、洗濯機の動
作時に騒音を起こす短所がある。従って、洗濯機の駆動
時に発生する振動を減殺させるべく、図1に示すよう
に、モータ6及びクラッチ9等の部品が設けられている
外槽2を複数個のダンパアセンブリ3により本体1につ
り下げられた状態で設けるようになる。前記ダンパアセ
ンブリ3は、スプリングダンピングと上、下摺動摩擦に
よる固体摩擦ダンピング及び空気圧縮ダンビングによ
り、作動時に発生する振動を漸進的に減殺させる役割を
果たすようになる。
【0011】図2は従来のダンパアセンブリが洗濯機に
装着された状態を概略的に示す斜視図であり、図3は従
来のダンパアセンブリが洗濯機に結合された状態を示す
縦断面図である。
【0012】以下、図2及び図3を参照して洗濯機の本
体1と外槽2との間に設けられるとともに洗濯機の作動
時に生じる振動を吸収緩和するダンパアセンブリ3の構
成について説明する。
【0013】ダンパアセンブリ3は、本体1の内側のエ
ッジ部にそれぞれ形成されたアッパコーナー15と、前
記各アッパコーナーに結合されたアッパピボット16
と、前記アッパピボットに一端が支持されるとともに他
端は貫通して下方に垂下されているスナッバ棒17と、
前記外槽2の下端の外周面に形成された複数個の支持部
材18と、前記スナッバ棒の他端を受容した状態で支持
部材に支持されるとともに、振動発生時にダンピングの
役割を果たすダンパ19とを備える。
【0014】前記ダンパ19の構造は、ダンパキャップ
20の上部に一体に形成され、ダンパキャップがスナッ
バ棒17に沿って上、下移動するようにガイドするガイ
ド棒20aと、前記スナッバ棒の下端に結合されてダン
パキャップの内周面と緊密に接続した状態で上、下動す
るスナッバベース21と、前記ダンパキャップの内部に
受容されるようにスナッバ棒に嵌挿され、スナッバベー
スによって離脱が防止されるダンパスプリング22と、
前記スナッバベースの底面に接続されるようスナッバ棒
に嵌挿されて動作に際してゴム材質のスナッバベースが
変形される現象を防止するワッシャ23とを備える。
【0015】かかる構造のダンパアセンブリ3は、洗濯
及びすすぎモード時におけるパルセーター5の回転に応
ずる遠心力によって発生されたハート水流及び洗濯物の
流動に応ずる洗濯物の偏りに起因して発生する振動、或
いは脱水モード時における内槽4の回転に応ずる傾き及
び洗濯物の偏りに起因して発生する振動を漸進的に減殺
させる役割を果たすようになる。
【0016】一例として、脱水モード時、排水完了状態
で洗濯物が一方側に偏っていると、内槽4の初期回転時
に内槽が偏心して回転しながら振動を起こすようになる
が、この際発生された振動は本体1と外槽2との間に設
けられたダンパ19が漸進的に減殺させるようになる。
すなわち、アッパピボット16を貫通して下方に垂下さ
れているスナッバ棒17の外周面を覆うように設けら
れ、上端面が外槽2に連結された支持部材18により支
持されたダンパキャップ20が、振動に応じて図3の矢
印方向に上、下動しつつ、ダンピングの役割を果たすよ
うになる。
【0017】もしも、内槽4の偏心回転によって本体1
と外槽2間の距離が遠くなると、ダンパキャップ20が
上部に形成されたガイド棒20aの案内を受けながらス
ナッバ棒17の外周面に沿って下降するようになる。こ
れにより、前記ダンパキャップ20の内周面に外周面が
緊密に接触するよう設けられたスナッバベース21が上
方に移動しつつ、摺動摩擦による固体摩擦ダンピング及
び空気圧縮によるダンピングの役割を兼ねるので、内槽
4の回転時に生じる振動を大分減殺させるようになる。
このように、ダンパキャップ20の内周面とスナッバベ
ース21の外周面とが緊密に接触した状態でスナッバベ
ース21が上昇すると、ダンパキャップ20の内部に受
容したダンパスプリング22がスナッバベース21によ
って圧縮されつつスプリングダンピングの役割を果たす
ようになるので、振動減殺効率が増大する。
【0018】逆に、内槽4が偏心回転されて本体1と外
槽2間の距離が近くなると、ダンパキャップ20が上部
に形成されたガイド棒20aの案内を受けながらスナッ
バ・棒17の外周面に沿って上昇するようになる。これ
により、前記ダンパキャップ20の内周面に外周面が緊
密に接触するように設けられたスナッバベース21が下
方に移動しつつ摺動摩擦による固体摩擦ダンピング及び
空気膨張によるダンピングの役割をするので、内槽4の
回転時に生じる振動を大分減殺するようになる。これと
同時に、スナッバベース21の下降により、ダンパキャ
ップ20の内部に圧縮されていたダンパスプリング22
が復元されつつ、スプリングダンビングの役割を果たす
ので、振動減殺効率が増大する。
【0019】このように、ダンパキャップ20の内周面
とスナッバベース21の外周面との摺動摩擦による固体
摩擦ダンピング、ダンパキャップ20の内部の空気圧縮
ダンピング、ダンパスプリング22の圧縮、弛緩に応ず
るスプリングダンピングの役割を、振動吸収メカニズム
において最も大切な役割を果たす部品は、ダンパキャッ
プ20の内部を上、下動しつつダンパスプリング22を
圧縮、弛緩させるスナッバベース21である。なぜなら
ば、スナッバベース21の外周面がダンパキャップ20
の内周面と緊密に接触しない場合には、摩擦によるダン
ピングは勿論、空気圧縮によるダンピングも期待しがた
いからである。
【0020】前記スナッバベース21の外周面つまり摺
動面21bをダンパキャップ20の内周面に緊密に接触
させてダンパ19のダンピング力を持続的に維持する部
品は、スナッバベース21の内周面に嵌挿されたスナッ
バベーススプリング24である。前記スナッバベースス
プリング24は、スナッバベース21に結合された状態
からスナッバベースの昇、下降の動作に際して脱去され
なければならず、スナッバベース21が拡張されるよう
に持続的に外力を加える構造を有しなければならない。
【0021】このために、図4に示すように、スナッバ
棒17の一端に保持されるとともにダンパキャップ20
の内部を昇、下降するスナッバベース21の内周面に、
スナッバベーススプリング24の挟挿される凹入溝21
aが形成されている。
【0022】前記スナッバベース21は主にゴム材質で
成形されるが、プラスティック材質も使用される。
【0023】前記ダンパ19にゴム材質のスナッバベー
スを適用する場合には、自体潤滑性が無いことから摩擦
抵抗が大きいため、図3に示すように、ダンパキャップ
20とスナッバベース21との接触面での摩擦運動が円
滑になるよう、スナッバベース21の外周面つまり摺動
面21bにフッ素樹脂を所定の厚さにコーティングする
ことにより、摩擦抵抗を小さくしなければならない。
又、スナッバ棒17の下端を支持するスナッバベース2
1の底面に、鉄鋼材からなるワッシャ23を嵌め込むこ
とにより、動作に際して比較的に軟質のスナッバベース
21が変形する現象を防止しなければならない。
【0024】しかし、プラスティック材のスナッバペー
ス21を適用する場合には、プラスティック材が自己潤
滑性を有するため、摺動面(外周面)にフッ素樹脂をコ
ーティングする必要がない。しかも、自体強性がゴムよ
り大きいため、別のワッシャ23を使用しなくてもよ
い。しかし、スナッバベース21の内周面に別の弾性体
を嵌挿しないと、ダンパキャップの内周面とスナッバベ
ース21の外周面間の適切な摩擦力を期待し難くなる。
【0025】前記スナッバベース21の内周面に弾性体
を嵌め込むための凹入溝21aを形成する場合において
は、射出成型時、凹入溝21aのアンダーカット(unde
r-cut)処理が困難である。このため、実際には弾性体
を備えずに使用している。
【0026】一方、スナッバベース21を拡張させてダ
ンパキャップ20の内周面に緊密に接触させるスナッバ
ベーススプリング24は、図5aに示すようなコイル状
のスプリング(コイルスプリング)24aを使用、或い
は図5bに示すような針金を利用したスプリング(テン
ションスプリング)24bを使用する。ところが、コイ
ルスプリング4aの場合、弾性力が低く、スナッバベー
ス21の外周面をダンパキャップ20の内周面に緊密に
接触させ得ないという短所がある。このため、主にテン
ションスプリング24bを使用している。
【0027】この際、テンションスプリング24bは、
両端が各々内方に切り曲げられているため、組立作業が
容易であり、組立後、動作に際してゴム材質のスナッバ
ベース21が破れる現象を防止する。
【0028】しかし、この種の従来のダンパアセンブリ
は、以下のような問題点があった。一つ、スナッバベー
ススプリング24をテンションスプリング24bとして
適用すると、ダンパキャップ20の内部でスナッバベー
ス21が昇、下降運動をするとき、スナッバベース21
の内周面に形成された凹入溝21aに沿ってテンション
スプリング24bが図4の矢印方向に動くことを不可能
にする手段を備えていないため、テンションスプリング
24bが凹入溝24bから離脱する場合がしばしば発生
した。このため、スナッバベース21の昇、下降運動時
に、スナッバベースの外周面をダンパキャップ20の内
周面に緊密に接触させ得ないため、摺動摩擦による固体
摩擦ダンピング力が低下した。
【0029】又、スナッバベーススプリング24をコイ
ルスプリング24aとして適用すると、スナッバベース
21を拡張させる力が弱いため、ダンパキャップ20の
内部の空間を密封し難くなり、ダンパキャップ20とス
ナッバベース21との接触面に適当な摩擦力を維持し難
くなった。
【0030】二つ、ダンパキャップ20とスナッバベー
ス21との反復的な摩擦に起因して温度が上昇すると、
スナッバベース21が変形されるため、ダンパキャップ
20の内周面とスナッバベース21の外周面とが緊密に
接触しない。このため、摩擦及び密封による振動吸収を
期待し難くなる。
【0031】又、フッ素樹脂がコーティングされた摺動
面21が反復的な摩擦に起因して磨耗されると、ゴム材
質のスナッバベース21の外周面とダンパキャップ20
の内周面とが直接に接触して摩擦を起こすようになり、
スナッバベース21がひっくり返る。すなわち、ダンパ
キャップ20が下方に下りてくるとき、フッ素樹脂より
も摩擦抵抗が大きなゴムがダンパキャップの内周面と直
接に接触して摩擦抵抗を大いに起こすため、スナッバベ
ース21が外側にひっくり返り、これにより凹入溝21
a内に嵌挿されているスナッバベーススプリング24が
離脱するようになる。よって、前述の問題点を誘発す
る。
【0032】三つ、激甚な振動に起因してスナッバベー
ス21がダンパキャップ20の下方へ抜け出る場合に
は、スナッバベースが軟質のゴム材質からなっているの
で、スナッバベースの外径がスナッバベーススプリング
24の弾性力によってダンパキャップ20の内径よりも
拡張されることにより、再上昇時、ダンパキャップ20
の内径よりも拡張されたスナッバベース21がダンパキ
ャップの底面にぶつかりつつ、スナッバベースからスナ
ッバベーススプリング24が離脱する。よって、前述の
問題点を引き起こす。
【0033】四つ、繰り返される振動吸収動作によりダ
ンパスプリング22の弾性力が低下してダンパキャップ
20の上昇時にスナッバベース21を下方へ押さないた
め、スナッバベースからスナッバ棒17が下方に抜け出
ると、ダンパキャップ20の再下降時にスナッバベース
21の下方へ抜け出たスナッバ棒17の下端部がスナッ
バベース21の底面に衝撃を加えるようになる。このた
め、スナッバベース21がゴム材質である場合にはスナ
ッバ棒17の下端部が鉄鋼材のワッシャ23にぶつかっ
て騒音を発生するようになり、スナッバベース21がプ
ラスティック材質である場合には、自体強性によりワッ
シャを嵌挿しないことから、スナッバ棒がぶつかる際に
プラスティック材質のスナッバベースが破れる問題点が
発生した。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の目的
を達成するためになされたもので、本発明の目的は、ス
ナッバベーススプリングの脱去及びスナッバベースの変
形を防止してダンパのダンピング力を一定に維持し得る
洗濯機用のダンパアセンブリを提供することにある。
【0035】本発明の他の目的は、洗濯機の振動及び騒
音を低減させ、さらにスナッバベースの破損を防止する
ことができる洗濯機用のダンパアセンブリを提供するこ
とにある。
【0036】
【課題を解決するための手段】本発明による洗濯機用の
ダンパアセンブリ(damper assembly)は、洗濯機本体
のエッジ部に上部が支持された複数個のスナッバ棒と、
外槽の外周面に結合されて各スナッバ棒の下部を支持す
るダンパキャップと、前記スナッバ棒の下端に支持され
てダンパキャップの内部にダンパスプリングにより弾力
設置され、ダンパキャップの内周面と緊密に接触された
状態で昇、下降の運動を行うスナッバベースと、前記ス
ナッバベースの内周面に嵌挿されることによりスナッバ
ベースの外周面がダンパキャップの内周面に密着される
よう拡張させてやるスナッバベーススプリングとを有す
るダンピング装置において、前記スナッバベースの内周
面に前記スナッバベーススプリングの離脱を防止するス
プリング固定手段を備え、前記スナッバベースの周面に
は前記スナッバベーススプリングの弾性力を均一に分散
させてダンパキャップの内周面との密着力を向上させる
ための少なくとも1個以上の切欠部が形成されることを
特徴とし、このことにより、上記目的が達成される。
【0037】スナッバベーススプリングの離脱を防止す
るスプリング固定手段は、上部及び下部突起を備えるこ
とを特徴としてもよい。
【0038】前記スプリング固定手段は前記スナッバベ
ースの内周面に形成され、多数の上部及び下部突起を備
えることを特徴としてもよい。
【0039】前記スナッバベースの強度を補強するべ
く、前記上部突起は垂直方向に形成され、前記下部突起
は水平方向に形成されることを特徴としてもよい。
【0040】前記上、下部突起が垂直方向に並んで配列
されることを特徴としてもよい。
【0041】前記スナッバベースの下端面から切欠部の
上端面までの距離が、切欠部の上端面が上、下部突起間
に嵌挿されたスナッバベーススプリングの断面の中心よ
りも上部に位置するように設定されることを特徴として
もよい。
【0042】前記スナッバベースの摺動面の厚さが0.
1mm〜0.7mmであることを特徴としてもよい。
【0043】前記スナッバベースの摺動面の厚さが0.
3mm〜0.5mmであることを特徴としてもよい。
【0044】前記スナッバベースの内周面にスナッバペ
ーススプリングの回転を防止するストッパ手段をさらに
備えることを特徴としてもよい。
【0045】ストッパ手段は、スナッバベースの内周面
に一体的に形成されたリブであることを特徴としてもよ
い。
【0046】リブがスナッバベースの内周面に垂直に形
成されることを特徴としてもよい。
【0047】ストッパ手段は、前記スナッバベースの摺
動面の過度な変形を防止するべく、前記スナッバベース
の外面に形成された切欠部から所定の位置だけ離れてい
る個所に形成されることを特徴としてもよい。
【0048】スナッバベースの内側に安着され、スプリ
ング固定手段により固定され、ストッパ手段により回転
が防止されるスナッバベーススプリングは、比較的に円
形状をなし、一部が開放され、その両側の先端が内方に
切り曲げられていることを特徴としてもよい。
【0049】前記スナッバベースの底面にスナッバ棒の
下端部が接触される吸音部材からなるワッシャが設けら
れることを特徴としてもよい。
【0050】吸音部材からなるワッシャは、ゴム、スポ
ンジ、繊維のうち何れか一つの材質からなることを特徴
としてもよい。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、上記の目的を具体的に実現
可能な本発明の好適な実施形態を添付図面に基づき説明
する。
【0052】本発明は、プラスティックを材科とするス
ナッバベース21と、テンションスプリング24bをス
ナッバベーススプリング24として使用するダンパアセ
ンブリ3に有用に適用可能である。
【0053】以下、図6〜図8に基づき本発明の一実施
形態を説明する。
【0054】本発明の一実施形態に適用されるスナッバ
ベース21の内周面にはスナッバベーススプリング24
の脱去を防止するための上、下部突起25,26からな
るスナッバベーススプリング結合手段を備える。
【0055】前記上、下部突起25,26からなるスナ
ッバベーススプリング結合手段の具体的な構成は以下の
通りである。
【0056】前記スナッバベース21の内周面に、スナ
ッバベーススプリング24の下端部を支持してスナッバ
ベーススプリングがスナッバベース21の下方へ離脱す
ることを防止する複数個の下部突起26を一定の間隙に
形成し、前記下部突起の上側には、スナッバベーススプ
リング24の上端部を支持してスナッバベース21の上
昇時にスナッバベーススプリングがスナッバベースの上
部に上がることを防止する複数個の上部突起25を形成
する。
【0057】前記上、下部突起25、26を図7に示す
ようにスナッバベース21の内周面に上、下に垂直に形
成して、上、下部突起間にスナッバベーススプリング2
4を嵌挿して支持するようにしてもよいが、スナッバベ
ース21の内周面に上、下部突起25、26をジグザグ
に位置するように形成してスナッバベーススプリング2
4を嵌挿してもよい。しかし、上、下部突起25,26
の形状を前述したようにそれぞれ独立的に形成しなくて
も本発明の実現が可能であるから、その形状を特には限
定しない。その理由は、上、下部突起25,26をスナ
ッバベース21の内周面にわたって単一体として形成し
てもよいからである。
【0058】しかし、このような場合には、射出成形
時、上、下部突起25,26のアンダーカット処理が困
難であるため、独立的に形成した場合よりは大量生産に
不利であり、上、下部突起25、26間にスナッバベー
ススプリング24を着脱する作業が煩わしいという短所
を有する。
【0059】前記スナッバベース21の内周面に形成さ
れる複数個の上、下部突起25,26は、スナッバベー
スの外周面の強度つまり摺動面の強度を補強するべく、
上部突起25を垂直方向に形成し、下部突起26は上部
突起25と直角になるよう水平に形成する。
【0060】この際、上、下部突起25、26間に位置
する摺動面21bの厚さ(t)を0.1〜0.7mm以
下と設定する。その理由は、摺動面21bの厚さ(t)
を0.1mm以下と設定すれば、スナッバベース21の
射出成型時に、その厚さがあまりにも薄くて成形性が低
下して不良発生率が増大する。これとは逆に、摺動面2
1bの厚さ(t)を0.7mm以上に設定すれば、上、
下部突起25、26間にスナッバベーススプリング24
を嵌挿してスナッバベース21を拡張させても、摺動面
21bの厚さが必要以上に厚いので、スナッバベースス
プリング24の弾性力によって拡張されないため、スナ
ッバベース21の外周面をダンパキャップ20の内周面
に緊密に接触させ得ないという問題点が発生する。
【0061】さらに好ましくは、摺動面21bの厚さ
(t)が0.3〜0.5mm以内であるとき、スナッバ
ベース21の射出成形性が最適の状態になり、スナッバ
ベーススプリング24の弾性力によりスナッバベース2
1が容易に拡張されて外周面がダンパキャップ20の内
周面に緊密に接触される。そして、スナッバベース21
の外周面に内空間部と連通する複数個の切欠部21cを
形成し、前記上、下部突起25、26間にスナッバベー
ススプリング24を嵌挿すると、前記スナッバベースス
プリング24の弾性力によりスナッバベースの摺動面2
1bが充分な拡張力を有するようになる。
【0062】前記切欠部21cの形成方向は特に限定し
ないが、成形性等を考慮するとき、図6に示すように、
軸方向(図面上の垂直方向)に形成するのが好ましい。
【0063】一方、切欠部21cのサイズ、つまりスナ
ッバベース21の下端面から切欠部21cの上端面まで
の距離(L)を、切欠部21cの上端部が上、下部突起
25、26間に嵌挿されたスナッバペーススプリング2
4の断面の中心よりも上部に位置するように設定する。
これは、上、下部突起25、26間に嵌挿されたスナッ
バベーススプリング24の弾性力により摺動面21bが
十分に拡張されるようにして、前記摺動面がダンパキャ
ップ20の内周面と緊密な接触状態を維持するためであ
る。
【0064】もしも、スナッバベース21の下端面から
切欠部21cの上端面までの距離(L)が短くて、上、
下部突起25、26間に嵌挿されたスナッバベーススプ
リング24の中心が切欠部の上端面よりも上側に位置す
ると、スナッバベーススプリング24の弾性力が作用し
てもスナッバベース21が充分に拡張されないため、ダ
ンパキャップ20の内周面と緊密な接触を維持し難くな
る。このため、ダンパキャップ20の内周面とスナッバ
ベース21の外周面との摺動摩擦による固体摩擦ダンピ
ング、ダンパキャップ20の内部の空気圧縮ダンピング
の役割を期待し難くなる。
【0065】以下、図9及び図10に基づいて本発明の
他の実施形態を説明する。
【0066】本発明の他の実施形態は、一実施形態で説
明したようなスナッバベース21の構造に、スナッバベ
ースの昇、下降連動時におけるスナッバベーススプリン
グ24の回転を防止するストッパ手段27をさらに備え
たものである。
【0067】本発明の他の実施形態においては、前記ス
トッパ手段27を、図9及び図10に示すように、スナ
ッバベース21の内周面に軸方向(図面上の垂直方向)
に一体的に形成されたリブと例示したが、これに限定し
ない。その理由は、別の部品をスナッバベース21の内
周面に接着剤等で固定することにより、スナッバベース
21がダンパキャップ20の内部を昇、下降運動すると
き、上、下部突起25、26間に嵌挿されたスナッバベ
ーススプリング24が回転する現象を防止さえすれば、
所定の効果が得られるからである。
【0068】前記ストッパ手段27として例示したリブ
は、スナッバベース21の外面に形成された切欠部21
cから所定距離だけ離れるように形成されることが好ま
しい。なぜならば、スナッバベーススプリング24の両
先端がスナッバベース21に形成された何れか一つの切
欠部21cの近くに位置するようストッパ手段27を備
えると、上、下部突起25、26間に嵌挿されたスナッ
バベーススプリング24の弾性力により、スナッバベー
ス21が図9の鎖線のように長円に変形する恐れがある
からである。すなわち、上、下部突起25,26間に圧
縮力を加えて嵌挿したスナッバベーススプリング24
は、両端が隣接する内方に切り曲げられた地点で拡張さ
れようとする力が最大値になるため、両端からの近地点
に切欠部21cが位置すると、スナッバベース21が鎖
線のように長円に変形する恐れがあるからである。
【0069】このため、図9に示すように、切欠部21
cが複数個形成される場合、ストッパ手段27を切欠部
21c間に位置するように備えて、摺動面21bが過度
に変形する現象を防止しなければならない。この際、前
記ストッパ手段27を軸方向に一体的に形成されるリブ
として適用する場合には、スナッバベース21の強度を
も補強する役割を兼ねるようになる。
【0070】以下、図11及び図12に基づき本発明の
さらに他の実施形態を説明する。
【0071】本発明のさらに他の実施形態では、洗濯機
の長期間使用に起因してスプリングダンピングの役割を
果たすダンパスプリング22の復元力が低下しても、ス
ナッバ棒17の下端部がスナッバベース21の底面に衝
撃を加えないように構成したものである。すなわち、ダ
ンパスプリング22の復元力が低下し、ダンパキャップ
20の上昇時にスナッバベース21を下方に押さず、図
11及び図12で一点鎖線に示すように、スナッバ棒1
7の下端部がスナッバベース21の下方に露出されて
も、ダンパキャップ20の下降時に、スナッバベース2
1の下方に露出された下端部がスナッバベースの底面に
衝撃を加える現象を未然に防止するようにしたものであ
る。
【0072】このために、スナッバベース21の底面
に、ダンパスプリング22の復元力が低下してスナッバ
棒17の下端部がぶつかるときに発生する衝撃を吸収す
るための吸音部材からなるワッシャ28を設置する。前
記ワッシャ28の材質は、スナッバ棒のぶつかりに起因
する衝撃及び騒音を容易に吸収可能な材質であればよ
く、特には限定しない。しかし、生産コストや購入に応
ずる困難性を考慮すれば、ゴム、スポンジ、或いは繊維
等を使用するのが好ましい。
【0073】前記スナッバベース21の底面に設けられ
るワッシャ28は、図11に示すようにスナッバベース
21の底面に直接に固定して使用してもよく、図12に
示すようにスナッバベース21の底面にワッシャ28を
受容するための挿入溝21dを形成して前記挿入溝21
dに固定して使用してもよい。しかし、挿入溝21dを
形成してワッシャ28を内蔵する場合には、ワッシャ2
8がスナッバベース21の底面よりも下方にさらに露出
されるように、或いはスナッバ棒17の下端部の面積よ
りも一層広く分布されるようにしなければ、衝撃による
騒音を吸収可能にならない。前記スナッバベース21の
底面に設けられるワッシャ28は、押入、接着、ねじ結
合、ホック等の多様な結合方法の適用が可能である。
【0074】
【発明の効果】上述したように、本発明のダンパアセン
プリの効果は以下の通りである。
【0075】一つ、スナッバベーススプリング24をテ
ンションスプリング24bとして適用しても、スナッバ
ベーススプリングの両端間にストッパ手段27が位置し
ているため、ダンパキャップ20の内部でスナッバベー
ス21が昇、下降運動する際に前記スナッバベーススプ
リングがスナッバベース21の内周面に形成された凹入
溝21aに沿って回転しない。よって、前記スナッバベ
ーススプリングがスナッバベース21から離脱しない。
このため、スナッバベース21の昇、下降運動時に、ス
ナッバベースの外周面をダンパキャップ20の内周面に
緊密に接触させ得るため、摺動摩擦による固体摩擦ダン
ピング力を持続的に維持することができる。
【0076】二つ、ダンパキャップ20とスナッバベー
ス21との反復的な摩擦に起因して温度が上昇しても、
摺動面21bの内部に形成された上、下部突起25、2
6によりスナッバベース21が変形しないため、ダンパ
キャップ20の内周面にスナッバベース21の外周面を
緊密に接触させ得り、摩擦及び空気の圧縮/膨張による
振動吸収を絶えず維持し得る。
【0077】又、フッ素樹脂のコーティングされた摺動
面21bが反復的な摩擦に起因して磨耗され、ゴム材質
のスナッバベース21の外周面とダンパキャップ20の
内周面とが直接に摩擦を起こしても、スナッバベース2
1がひっくり返ることがない。すなわち、ダンパキャッ
プ20が下方に下りてくるとき、フッ素樹脂よりも摩擦
抵抗が大きなゴムがダンパキャップの内周面と直接接触
して摩擦抵抗を大いに起こしても、摺動面21bの内部
に形成された上、下部突起25、26が強度を維持する
ために、スナッバベース21が外方にひっくり返ること
はない。
【0078】三つ、激甚な振動に起因してスナッバベー
ス21がダンパキャップ20の下方に抜け出てスナッバ
ベースの外径がスナッバベーススプリング24の弾性力
によりダンパキャップ20の内径よりも拡張され、再上
昇時にダンパキャップ20の内径よりも拡張されたスナ
ッバベース21がダンパキャップの底面にぶつかりなが
らダンパキャップ20の内部に再挿入されても、スナッ
バベーススプリング24が上、下部突起25、26によ
り堅く支持されているため、離脱されない。
【0079】四つ、繰り返される振動吸収動作に起因し
てダンパスプリング22の弾性力が低下してダンパキャ
ップ20の上昇時にスナッバベース21を下方に押さ
ず、ダンパキャップ20の再下降時にスナッバベース2
1の下方に露出されたスナッバ棒17の下端部がスナッ
バベース21の底面にぶつかっても、スナッバベース2
1の底面に吸音部材からなるワッシャ28が設けられて
いるため、スナッバベースに衝撃が加えられない。これ
により、スナッバベースの壊れを未然に防止することは
勿論、衝撃による騒音が発生しない。
【0080】五つ、スナッバベース21に形成された切
欠部21bによりスナッバベースの摺動面21bが十分
に拡張されてダンパキャップ20の内周面と緊密な接触
状態を維持するようになるため、ダンピングの効率の増
大を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な洗濯機の構成を示す縦断面図である。
【図2】従来の洗濯機用のダンパアセンプリの設置状態
を概略的に示す斜視図である。
【図3】従来の洗濯機用のダンパアセンブリの設置状態
を示す縦断面図である。
【図4】従来のスナッバベースの一部を切欠して示す正
面図である。
【図5A】コイル状のスナッバベーススプリングを示す
平面図である。
【図5B】針金状のスナッバベーススプリングを示す平
面図である。
【図6】本発明のスナッバベースを示す縦断面図であ
る。
【図7】本発明のスナッバベースの第1実施形態を示す
底面図である。
【図8】図7のI−I線断面図である。
【図9】本発明のスナッバベースの第2実施形態を示す
底面図である。
【図10】図9のII−II線断面図である。
【図11】本発明のスナッバベースの第3実施形態を示
す縦断面図である。
【図12】本発明のスナッバベースの第4実施形態を示
す縦断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 外槽 3 ダンパアセンブリ 4 内槽 5 パルセーター 6 モータ 7 軸 8 タイミングベルト 9 クラッチ 10 給水装置 11 洗剤筒 12 排水弁 13 ドア 14a プーリ 14b プーリ 15 アッパコーナー 16 アッパピボット 17 スナッバ棒 18 支持部材 19 ダンパ 20 ダンパキャップ 20a ガイド棒 21 スナッバベース 21a 凹入溝 21b 摺動面 22 ダンパスプリング 23 ワッシャ 24 スナッバベーススプリング 24a コイルスプリング 24b テンションスプリング 25 上部突起 26 下部突起 27 ストッパ手段 28 ワッシャ

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯機本体のエッジ部に上部が支持され
    た複数個のスナッバ棒と、外槽の外周面に結合されて各
    スナッバ棒の下部を支持するダンパキャップと、前記ス
    ナッバ棒の下端に支持され、ダンパキャップの内部にダ
    ンパスプリングにより弾力設置され、ダンパキャップの
    内周面と緊密に接触された状態で昇下降の運動を行うス
    ナッバベースと、前記スナッバベースの内周面に嵌挿さ
    れることによりスナッバベースの外周面がダンパキャッ
    プの内周面に密着されるように拡張させてやるスナッバ
    ベーススプリングとを備えるダンピング装置において、
    前記スナッバベースの内周面に前記スナッバベーススプ
    リングの離脱を防止するスプリング固定手段を備え、前
    記スナッバベースの周面には前記スナッバベーススプリ
    ングの弾性力を均一に分散させてダンパキャップの内周
    面との密着力を向上させるための少なくとも1個以上の
    切欠部が形成されることを特徴とする洗濯機用のダンパ
    アセンブリ(damper assembly of washing machine)。
  2. 【請求項2】 スナッバベーススプリングの離脱を防止
    するスプリング固定手段は、上部及び下部突起を備える
    ことを特徴とする請求項1記載の洗濯機用のダンパアセ
    ンブリ。
  3. 【請求項3】 前記スプリング固定手段は前記スナッバ
    ベースの内周面に形成され、多数の上部及び下部突起を
    備えることを特徴とする請求項2記載の洗濯機用のダン
    パアセンブリ。
  4. 【請求項4】 前記スナッバベースの強度を補強するべ
    く、前記上部突起は垂直方向に形成され、前記下部突起
    は水平方向に形成されることを特徴とする請求項2記載
    の洗濯機用のダンパアセンブリ。
  5. 【請求項5】 前記上、下部突起が垂直方向に並んで配
    列されることを特徴とする請求項2記載の洗濯機用のダ
    ンパアセンブリ。
  6. 【請求項6】 前記スナッバベースの下端面から切欠部
    の上端面までの距離が、切欠部の上端面が前記部及び
    下部突起間に嵌挿されたスナッバベーススプリングの断
    面の中心よりも上部に位置するように設定されることを
    特徴とする請求項2記載の洗濯機用のダンパアセンブ
    リ。
  7. 【請求項7】 前記スナッバベースの摺動面の厚さが
    0.1mm〜0.7mmであることを特徴とする請求項
    1記載の洗濯機用のダンパアセンプリ。
  8. 【請求項8】 前記スナッバベースの摺動面の厚さが
    0.3mm〜0.5mmであることを特徴とする請求項
    7記載の洗濯機用のダンパアセンプリ。
  9. 【請求項9】 前記スナッバベースの内周面にスナッバ
    ペーススプリングの回転を防止するストッパ手段をさら
    に備えることを特徴とする請求項1記載の洗濯機用のダ
    ンパアセンブリ。
  10. 【請求項10】 ストッパ手段は、スナッバベースの内
    周面に一体的に形成されたリブであることを特徴とする
    請求項9記載の洗濯機用のダンパアセンブリ。
  11. 【請求項11】 リブがスナッバベースの内周面に垂直
    に形成されることを特徴とする請求項10記載の洗濯機
    用のダンパアセンプリ。
  12. 【請求項12】 ストッパ手段は、前記スナッバベース
    の摺動面の過度な変形を防止するように、前記スナッバ
    ベースの外面に形成された切欠部から離れた個所に形成
    されることを特徴とする請求項9又は10記載の洗濯機
    用のダンパアセンプリ。
  13. 【請求項13】 スナッバベースの内側に安着され、ス
    プリング固定手段により固定され、ストッパ手段により
    回転が防止されるスナッバベーススプリングは、円形
    をなし、一部が開放され、その両側の先端が内方に切り
    曲げられていることを特徴とする請求項9〜12の何れ
    か1項記載の洗濯機用のダンパアセンブリ。
  14. 【請求項14】 前記スナッバベースの底面にスナッバ
    棒の下端部が接触される吸音部材からなるワッシャが設
    けられることを特徴とする請求項1記載の洗濯機用のダ
    ンパアセンブリ。
  15. 【請求項15】 前記吸音部材からなるワッシャは、ゴ
    ム、スポンジ、繊維のうち何れか一つの材質からなるこ
    とを特徴とする請求項14記載の洗濯機用のダンパアセ
    ンブリ。
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