JP3091610B2 - 集積回路のための分離形成方法及び集積回路 - Google Patents

集積回路のための分離形成方法及び集積回路

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JP3091610B2
JP3091610B2 JP05245765A JP24576593A JP3091610B2 JP 3091610 B2 JP3091610 B2 JP 3091610B2 JP 05245765 A JP05245765 A JP 05245765A JP 24576593 A JP24576593 A JP 24576593A JP 3091610 B2 JP3091610 B2 JP 3091610B2
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    • H01L21/76243Dielectric regions, e.g. EPIC dielectric isolation, LOCOS; Trench refilling techniques, SOI technology, use of channel stoppers using semiconductor on insulator [SOI] technology using silicon implanted buried insulating layers, e.g. oxide layers, i.e. SIMOX techniques

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造に関す
る。更に詳しくは、本発明は、SIMOX構造における
高品質な埋め込まれた分離層(以下、「埋込分離層」と
称する)を形成する方法、及びそのような埋込分離層を
有する集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】SIMOX(Separation by IMplanted
OXygen)デバイスは、支持基板の能動素子層部分とバル
ク部分との間に、酸化シリコンからなる埋め込れた層
(以下、「埋込層」と称する)を有している。埋め込ま
れた誘電体層(以下、「埋込誘電体層」と称する)によ
って、基板の能動素子部分における能動素子と基板のバ
ルク部分との間にDC(直流)分離が達成される。この
誘電体層によって、基板の能動素子とバルク部分との間
の容量も減少することとなる。
【0003】典型的なSIMOX製造プロセスは、約4
50℃から650℃の温度範囲で、約20から200K
eVのエネルギーによって、約0.2×1018atom
s/cm2から2.0×1018atoms/cm2のドー
ズ量で、酸素原子を注入する工程を行う。この注入工程
の後に、約1150℃から1400℃の温度でアニール
工程が行われる。アニール工程によって、注入損傷があ
る程度取り除かれ、また、注入された酸素原子が隣接す
るシリコン原子の中に分布して、シリコン原子との反応
が促進されることとなる。こうして、埋め込まれた、ス
トイキオメトリック(化学量論的)なSiO2層が形成
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、SIMOXプ
ロセスは、必要とされる酸素注入量が多く、しかも、注
入に要する時間も長いために、費用のかかるプロセスで
ある。埋込誘電体層を有するデバイスの形成において、
時間とエネルギーを投じる場合、大量生産において高生
産高(high yields)を確保するために、コストエフェ
クティブな方法を用いるのが好ましい。
【0005】従来のSIMOXプロセスには様々な問題
点がある。その1つは、誘電体層の中に、小さなピンホ
ールまたは薄部が形成されてしまうことである。これ
は、酸素が注入される間、基板表面のランダムな箇所に
生じる汚染パーティクルによって引き起こされる。表面
の汚染パーティクルのなかには、酸素イオンが基板へ注
入されるのを完全に阻止するものもある。また、表面の
汚染パーティクルには、基板表面下の所望の深さに注入
されるべき酸素イオンの速度を減速してしまうものもあ
り、それによって、酸素イオンは異なった深さに注入さ
れてしまう。完全な酸素イオンの阻止は、ピンホールを
形成し、酸素イオンの速度減少は、薄部を形成する。小
さな汚染パーティクルは、ある小さな領域内において、
酸素イオンを完全に阻止するが、隣りの注入ビームから
の散乱によって、ピンホールが部分的に満たされるとい
うこともある。薄部は、このことによっても、形成され
る。
【0006】また、埋込誘電体層のピンホールおよび/
または薄部は、不都合にも誘電体層中のリーク電流を増
加させ、あるいは誘電体層の破壊電圧を減少させる。こ
のことは、SIMOXプロセスによって形成されたデバ
イスの根本的な機能に悪影響を与え、大量生産による生
産高を減少させるこことなる。
【0007】本発明の目的は、上記課題を解決するため
になされたものであり、その目的とするところは、分離
のためのPN接合が埋込誘電体層の中、またはその近く
に形成され、埋込誘電体層のピンホールおよび/または
薄部欠陥を穴埋め(patching)する方法と穴埋めされた
集積回路装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】 本発明による集積回路の
ための分離形成方法は、(a)上部が、予め定められた
第1導電型のバルク導電性を有する、または有すること
となる、シリコン基板の表面から、該シリコン基板にお
ける所望の第1の深さ範囲D1へ、酸素および/または
窒素を注入する工程と、(b)該基板をアニールして、
該注入された酸素および/または窒素を該基板のシリコ
ンと反応させ、埋め込まれた誘電体層を該第1の深さ範
囲D1に形成する工程と、(c)該シリコン基板の該表
面から、該シリコン基板における第2の深さ範囲D2に
ドーピング原子を注入する工程であって、該ドーピング
原子が該第1導電型とは反対の導電型を有する領域を形
成するために選択されており、かつ、該第2の深さ範囲
D2が、該第1の深さ範囲D1と実質的には同じまたは
その範囲内である工程と、(d)該基板を再度アニール
して該注入されたドーピング原子を拡散し、それによっ
て、該基板内の該埋め込まれた誘電体層に相当する深さ
であって該誘電体層におけるピンホール欠陥および/ま
たは薄部に対応する位置に、逆バイアス可能なPN接合
を形成する工程とを包含しており、そのことにより上
記目的が達成される。
【0009】本発明による集積回路は(a)半導体基
板と、(b)該基板の主表面から所望の第1の深さ範囲
D1において、該半導体基板内に埋め込まれた誘電体層
と、(c)該基板の該主表面から第2の深さ範囲D2の
中に形成された、逆バイアス可能なPN接合とを備え
た集積回路であって、該第2の深さ範囲D2が実質的に
第1の深さ範囲D1と等しい、またはその範囲内に
あり、該PN接合が、該基板内の該埋め込まれた誘電体
層に相当する深さであって該誘電体層におけるピンホー
ル欠陥および/または薄部に対応する位置に設けられて
おり、そのことにより上記目的が達成される。
【0010】好ましくは、前記半導体基板がシリコンを
含んでいる前記方法で形成された集積回路である。
【0011】好ましくは、前記埋め込まれた誘電体層
が、Sixyzで表され、x、yおよびzが正の整数
で合計が3から7の間にある化学式を有する絶縁材料か
らなる、前記方法で形成された集積回路である。
【0012】好ましくは、前記埋め込まれた誘電体層
が、SiO2およびSi34の1つまたは両方を含む絶
縁材料からなる、前記方法で形成された集積回路であ
る。
【0013】好ましくは、前記半導体基板が前記埋め込
まれた誘電体層の1つの側に形成された第1導電領域
と、前記埋め込まれた誘電体層の対向する第2の側に形
成された第2導電領域と、前記逆バイアス可能なPN接
合を逆バイアスする方向の電圧勾配を、該第1および第
2導電領域の間に形成するための電圧勾配形成手段とを
有している前記方法で形成された集積回路である。
【0014】
【実施例】本発明を、以下に、実施例について説明す
る。
【0015】図1は、「理想的な」SIMOXデバイス
10の断面側面図を示す。デバイス10は、シリコン基
板11の上表面11cの下に、所望の深さDで形成され
た完全に均一な欠陥のない誘電体12を有してると仮定
する。このため、デバイス10を、「理想的な」デバイ
スと呼ぶ。均一な誘電体12によって、基板11の能動
素子部分11aは、基板11のバルク部分11bから電
気的に分離される。
【0016】例示目的のために、基板11のバルク部分
11bは、P型導電性を有するように示されている。能
動素子部分11aが、Pチャネル型MOSFET(金属
/酸化物/半導体の電界効果トランジスタ)14および
Nチャネル型MOSFET15からなるCMOS回路を
含むように示されている。Pチャネル型トランジスタ1
4およびNチャネル型トランジスタ15が直列接続さ
れ、CMOSインバータまたはCMOS増幅器を形成し
ている。基板11のP型バルク部分11bは、接地(グ
ランド)電圧に接続されている。P+型ソース領域14
sは比較的高い正の供給電圧(+Vcc)に接続されて
いる。
【0017】P+型ソース領域14sと接地されたバル
ク部分11bとの間の電圧勾配により、電界Eが埋込誘
電体層12中に生じる。理想的には、埋込誘電体層12
によって、P+型ソース領域14sと基板のバルク部分
11bとの間を流れるリーク電流がブロックされる。な
お、誘電体層12は、能動素子部分11aとバルク部1
1bとの間の高周波容量結合も減少させる。
【0018】図示されたCMOS回路の残りの部分は、
Nチャネル型トランジスタ15のN+型ドレイン領域1
5dに接続されたPチャネル型トランジスタ14のP+
型ドレイン領域14d、ドレイン領域14dおよび15
dの接続部で形成された出力ノード、およびNチャネル
型トランジスタ15のN+ソース領域15sに対する接
地接続を含む。Pチャネル型トランジスタ14のゲート
電極14gがNチャネル型トランジスタ15のゲート電
極15gに接続し、入力を規定する。
【0019】均一な埋込誘電体層12によって得られる
DC(直流)分離によって、図示された「理想的な」S
IMOXデバイス10は、比較的大きな正の供給電圧
(+Vcc)のもとで、+Vcc接続からグランドへの
リーク電流を非常に小さくして動作できるはずである。
更に、均一な埋込誘電体層12によって得られるAC
(交流)分離によって、理想的なSIMOXデバイス1
0は、比較的高周波にて良好な利得特性をもって動作で
きるはずである。
【0020】図1に示されるような均一な厚みを有し、
しかも他の特性も均一なタイプの「理想的な」埋込誘電
体層12を製造することは、残念ながら実際には困難で
ある。図2および図3はその理由を示している。
【0021】第1注入工程100(図2)において、酸
素イオンまたは窒素イオンが、第1の深さまたは第1の
深さ範囲D1(所望の深さ範囲は、領域112の破線で
示された水平な上部および下部境界線で示されている)
で、基板11に注入される。この第1注入工程100
(図2)の間、様々な清浄方法およびクリーンルーム対
策にも拘らず、基板の表面11c上のランダムな箇所に
表面の汚染パーティクル21および22の最初の集まり
が例外なく見つけられる。表面の汚染パーティクル21
および22の最小の集まりの位置は、注入ごとにランダ
ムに変化するため、第1注入工程100に影響を及ぼす
程度も変化する。
【0022】注入阻止材料からなる21のような大きな
汚染パーティクル(例えば、ほこりや人間の肌の薄片)
は、第1注入工程100の酸素イオンまたは窒素イオン
を実質的にブロックしてしまう傾向があり、それによっ
て注入領域112の注入深さD1にピンホール112a
が形成されることとなる。より小さな汚染パーティクル
22は、すなわち注入イオンの速度を減じるような材料
からなるパーティクルは、図2の112bのように、低
注入濃度の領域を形成する傾向にある(低注入濃度領域
112bは、小さなピンホールが散乱された注入原子に
よって部分的に満たされたものである)。
【0023】次に、図3を参照する。引き続いて行うア
ニール工程200が行われているとき、注入された酸素
原子または窒素原子は、基板11のシリコン原子と反応
して、ストイキメオメトリックなSiO2またはSi3
4の領域212を1つ以上形成する。注入ピンホール1
12aは、形成後のSiO2またはSi34の誘電体層
212中において、対応するピンホール212aとして
残る。また、低注入濃度小領域112bは、SiO2
たはSi34の誘電体層212中において、対応する薄
部212bがとして残る(薄部212bは、注入深さD
1における比較的濃度の低いSiO2またはSi34
表している。第1注入工程100のときに、より高い濃
度(ドーズ量)の酸素原子または窒素原子を受け取った
領域は、SiO2またはSi34の誘電体層212にお
いてより厚い部分として表されている)。
【0024】212bのような薄部の存在は、以下の理
由により好ましくない。即ち、薄部では、(1)SIM
OX誘電体層212を流れるリーク電流が増加する傾向
にあり、(2)SIMOX誘電体層212を介した容量
性結合が増加する傾向にあり、しかも(3)SIMOX
誘電体層212の破壊電圧が減少する傾向にある、から
である。212aのようなピンホールの存在は、以下の
理由により更に好ましくない。即ち、ピンホールでは、
(4)SIMOX誘電体層212を流れるリーク電流の
量が実質的に増加する傾向にあり、(5)グランドから
分離されているべき信号に対して、利得を減じる接地経
路(または他のバルク電圧に接続された経路)が形成さ
れ、しかも(6)SIMOX誘導体層212の破壊電圧
がゼロに近い値に減じられ、それらによって、デバイス
が実際には使用できなくなってしまうからである。
【0025】次に、図4を参照する。本発明では、従来
のSIMOX製造プロセスに対して穴埋め(patching)
工程が追加され。基板バルクの導電型とは反対の導電型
のPまたはN型ドーピング種(例えば、P型ドーピング
にはホウ素またはアルミニウム、N型ドーピングにはリ
ンまたはヒ素を用いる)が、第1注入工程100の深さ
範囲D1とほぼ同じ、またはその範囲内の深さ範囲D2
に注入される。深さD2の所望の範囲は、領域313の
破線で示された水平な上部および下部境界線で表され
る。深さ範囲D2をかならず完全にD1の範囲に収める
ことが困難である場合は、次に最良な方法として、D2
の上限をD1の上限よりも深くなるようにし、一方、D
2の下限をD1の下限よりも深くなるようにすることが
好ましい。このようにすることで、能動素子部分11a
がP/N注入層313のドーパントによって汚染されな
くなる。もし避けがたければ、D2の上限および下限は
D1の範囲を超えてもよい。
【0026】少なくとも1回の表面洗浄工程(不図示)
が、第1の酸素および/または窒素注入工程100と第
2のP型またはN型注入工程300との間で行われる。
その結果、表面の汚染パーティクル24および25は、
基板表面11c上でランダムに新しく分布する。表面の
汚染パーティクル24および25の新たな分布は、高い
確率で、図2の第1注入工程100のときの分布とは実
質的には異なっている。
【0027】表面の汚染パーティクル24および25の
新たな分布は、ドーパントが注入されるのを完全に妨ぐ
24のような汚染パーティクルをなお含んでいるかも知
れない。そのような汚染パーティクルは、P/N注入領
域313の中にP/Nピンホール313aを形成する。
しかし、誘電体層212のピンホール212aまたは薄
部212bの真上に、パーティクル24が位置する可能
性はほとんどない。従って、誘電体ピンホール212a
または薄部212bは、P/Nドーパント注入300の
結果、連続した部分313により、ほぼ確実に覆われる
か、またはオーバラップされることとなる。
【0028】図5に見られるように、次に行われるアニ
ール工程350は、非絶縁材料にオーバラップしている
P/N注入領域313の一部を、PまたはN型埋込領域
314に変化させ、それによってピンホール212aお
よび薄部212bを埋める。
【0029】例示の目的のために、基板11はバルク中
に分布したP導電型を有してしていると仮定される。従
って、P/Nドーパント注入工程300のために、ヒ素
のような反対のN型ドーパントが用いられる(ヒ素は、
比較的小さい拡散速度を有しているため好ましい。それ
ゆえ、注入されたN型ドーピング種は、最初に位置した
注入深さ範囲D2から外に広がりにくい)。アニール工
程350の結果として、図5に示されるN型埋込領域3
14が得られる。
【0030】N型埋込領域314の下の領域11bが反
対のP型導電型であるため、N型埋込領域314とバル
ク部11bとの間で、PN接合315が形成される。図
4に示されるP/N注入工程300のピンホール欠陥3
13aおよび薄部313bは、誘電体層212の内部に
位置していることに留意しなければならない。また、図
2のO/N注入工程100によって生じるピンホール2
12aおよび薄部212bは、N型領域314によって
塞がれていることに留意しなければならない。
【0031】図6は、能動素子を基板の能動素子部11
aに形成するためのプロセスの後の構造の断面を示して
いる。「400」台の参照記号および参照数字が図6の
要素に用いられている。これらの要素は、図1の「1−
99」台の類似の記号および参照数字によって表される
要素に対応しているが、必ずしも同一である必要はな
い。図6に示されている要素の前置き的な記載は、ここ
では省略する。
【0032】電界E(図1参照)が、トランジスタ41
4のP+型ソース領域414sと接地されたバルク部分
11bとの間に生じるとき、埋込領域314の下部表面
におけるPN接合315が逆バイアスとなる。電界E
(図1参照)の方向が逆になる場所では、領域314の
上部PN接続部が逆バイアスとなる。埋込領域314の
逆バイアスされたPN接合315の周りには、電荷空乏
ゾーン(不図示)が生じる。各々の位置に存在する電界
に依存して、穴埋めされたピンホール212a′および
穴埋めされた薄部212b′の片側または両側に、電荷
の空乏化が起こり得る。多数キャリアは、その位置の電
界E(図1参照)によって逆バイアスされたPN接合か
ら追い払われる。
【0033】必要ならば、基板(ウェーハ)11のエッ
ジに、導電性の縦型ヴィア(不図示)を形成し、バルク
部分11bを基板11の上端部で生じた電圧に接続す
る、いわゆる「ボディータイ(body−tie)」を
形成することも可能である。このような場合、誘電体層
212中の電界Eが、図示とは逆の方向を向くであろう
し、逆バイアスされたPN接合は領域314の下部より
は上部に形成されるであろう。
【0034】誘電体層212の分離機能が電界Eによっ
てストレスを受け、破壊されやすい場所であるピンホー
ル212aおよび薄部212bのような部位において、
逆バイアスされたPN接合315の電荷空乏ゾーンによ
るバックアップ型の分離が設けられる。従来のSIMO
Xプロセスと比較した場合、製造歩留りは増加し、かつ
デバイスの性能が向上する。
【0035】ある具体的な分離を形成するための本発明
の方法は、以下の工程を包含する。即ち、 1.適切な注入エネルギー(例えば、20KeVから2
00KeV、または更に好ましくは、20KeVから1
00KeV)および所望のドーズ量(例えば、0.2×
1018atoms/cm2から2×1018atoms/
cm2)で、酸素および/または窒素を単結晶シリコン
基板に注入し(100)、それによって、約200オン
グストロームから2000オングストロームの厚みを有
し、かつ基板の能動素子部分(11a)の上端面(11
c)よりも約100オングストロームから5000オン
グストローム(または、更に好ましくは150オングス
トロームから4000オングストローム)だけ下方に位
置する埋込誘電体層(211)を形成する工程。
【0036】2.所望の組成の、実質的にストイキオメ
トリックな絶縁層(212)を形成するために、100
0℃から1400℃の比較的高温かつ適切な時間(例え
ば、0.1時間から12時間)で基板をアニールする工
程(200)。所望の組成、およびそれに対応するアニ
ール条件は、表面シリコン層11aにおいて許容される
欠陥の数および種類、および誘電体層212において許
容される欠陥の数および種類に依ってケースバイケース
に変化する。また、このような欠陥の数及び種類は、ビ
ーム電流密度、ドーピングレベル、温度およびエネルギ
ーなどのO/N注入条件に依存する。
【0037】3.注入によって規定された誘電体層(2
12)の実質的に近傍またはその深さで、逆バイアス可
能なPN接合(315)を形成するために、基板の能動
素子部分11aに存在する、または形成される予定であ
る導電型とは反対の導電型のドーピングイオンを注入す
る工程。注入されたドーピング種は、誘電体層(21
2)を規定する深さ範囲内に閉じ込められることが好ま
しい。そうすれば、PまたはNドーピング種が、誘電体
層(212)に占められる深さ範囲より外側には現れる
ことが実質的になくなる。 仮に、何らかの理由で、注
入されたドーピング種が、誘電体層(212)を規定す
る深さ範囲(D1)以内に収まらないならば、誘電体層
(212)を規定する深さ範囲(D1)より深くなるよ
りも、浅くなるほうが好ましい。所望の種類の逆バイア
ス可能なPN接合を形成するために、ドーピングイオン
のエネルギーおよびドーズ量が選択される。逆バイアス
可能なPN接合は、低リーク電流を有し、しかも後のプ
ロセスで僅かしか拡散しないことが好ましい。P型バル
ク部分(11b)の場合において、315におけるN+
/P接合を形成するためには、ヒ素のような拡散係数の
小さい拡散種を用いることが望ましい。
【0038】4.基板に2回目のアニールを行い、注入
された(PまたはN型)ドーピング原子を活性化し、そ
れによって、逆バイアス可能なPN接合(315)を所
望の深さに形成する工程(350)。
【0039】誘電体層212は、SiO2またSi34
の一方または他方から成る必要はないことに留意しなけ
ればならない。誘電体層212は、これらの材料の組み
合わせから成り得、かつもっと一般的な形態、即ち、整
数x+y+zの合計が3から7の範囲にあるSixy
zを有してもよい。このようなSixyz誘電体層を形
成するための方法は、GRADED IMPLANTATION OF OXYGEN
AND/OR NITROGEN CONSTITUENTS TO DEFINE BURIED ISOL
ATION REGION IN SEMICONDUCTOR DEVICE と題され、T
atsuo Nakatoにより、1992年3月31
日に出願された米国出願(07/861、141)に記載されてい
る。なお、(SiO2)誘電体層212の形成工程と、
反対導電型にドープされた埋込層(314)の形成工程
との順序を逆にすることが可能である。しかし、誘電体
層212を最初に形成することが望ましい。なぜなら、
P/N注入層313をアニールするために用いられる温
度及びアニール時間に比較すると、O/N注入領域11
2をアニールするためには、より高い温度及びより長い
アニール時間が、しばしば用いられるからである。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、分離ためのPN接合が
埋込誘電体層の中、またはその近くに形成される結果、
埋込誘電体層のピンホールおよび/または薄部欠陥が穴
埋め(patching)される。こうして、汚染パーティクル
に起因する埋込誘電体層のピンホールおよび/または薄
部欠陥が招くであろう種々の問題が解決される。
【0041】このように、本発明の方法によれば、高い
製造歩留りでSIMOXデバイスが供給される。また、
本発明の集積回路によれば、埋込誘電体層のピンホール
および/または薄部欠陥による特性劣化が低減された高
性能な特性が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】理想的なSIMOXデバイスの断面側面図であ
る。
【図2】表面の汚染パーティクルの最初の集まりが第1
注入工程の間に存在する場合において、埋込誘電体層を
形成するための従来の第1注入工程を示す断面側面図で
ある。
【図3】表面の汚染パーティクルの最初の集まりが第1
注入工程の間に存在した場合において、埋込誘電体層を
形成するための従来の第1アニール工程を示す断面側面
図である。
【図4】表面の汚染パーティクルの次の集まりが第2注
入工程の間に存在する場合において、埋め込まれたPN
接合を形成するための、本発明による第2注入工程を示
す断面側面図である。
【図5】表面の汚染パーティクルの次の集まりが第2注
入工程の間に存在する場合において、埋め込まれたPN
接合を形成するための、本発明による第2アニール工程
を示す断面側面図である。
【図6】本発明によるSIMOXデバイスの断面側面図
である。
【符号の説明】
11 基板 11a 上端部 11b バルク部分(第2導電領域) 11c 主表面 212 埋込誘電体層 212a ピンホール 212b 薄部 315 PN接合 414s 第1導電領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−280333(JP,A) 特開 昭58−111345(JP,A) 特開 昭60−132341(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/76 H01L 21/265 H01L 27/12

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)上部が、予め定められた第1導電
    型のバルク導電性を有する、または有することとなる、
    シリコン基板の表面から、該シリコン基板における所望
    の第1の深さ範囲D1へ、酸素および/または窒素を注
    入する工程と、 (b)該基板をアニールして、該注入された酸素および
    /または窒素を該基板のシリコンと反応させ、埋め込ま
    れた誘電体層を該第1の深さ範囲D1に形成する工程
    と、 (c)該シリコン基板の該表面から、該シリコン基板に
    おける第2の深さ範囲D2にドーピング原子を注入する
    工程であって、該ドーピング原子が該第1導電型とは反
    対の導電型を有する領域を形成するために選択されてお
    り、かつ、該第2の深さ範囲D2が、該第1の深さ範囲
    D1と実質的には同じまたはその範囲内である工程と、 (d)該基板を再度アニールして該注入されたドーピン
    グ原子を拡散し、それによって、該基板内の該埋め込ま
    れた誘電体層に相当する深さであって該誘電体層におけ
    ピンホール欠陥および/または薄部に対応する位置
    に、逆バイアス可能なPN接合を形成する工程と、 を包含する集積回路のための分離形成方法。
  2. 【請求項2】 (a)半導体基板と、 (b)該基板の主表面から所望の第1の深さ範囲D1に
    おいて、該半導体基板内に埋め込まれた誘電体層と、 (c)該基板の該主表面から第2の深さ範囲D2の中に
    形成された、逆バイアス可能なPN接合と を備えた集積回路であって、 該第2の深さ範囲D2が実質的には第1の深さ範囲D
    1と等しい、またはその範囲内にあり、該PN接合が、
    該基板内の該埋め込まれた誘電体層に相当する深さであ
    って該誘電体層におけるピンホール欠陥および/または
    薄部に対応する位置に設けられている、集積回路。
  3. 【請求項3】 前記半導体基板がシリコンを含んでいる
    請求頁2に記載の集積回路。
  4. 【請求項4】 前記埋め込まれた誘電体層が、Sixy
    zで表され、x、yおよびzが正の整数で合計が3か
    ら7の間にある化学式を有する絶縁材料からなる、請求
    頁3に記載の集積回路。
  5. 【請求項5】 前記埋め込まれた誘電体層が、SiO2
    およびSi34の1つまたは両方を含む絶縁材料からな
    る、請求頁4に記載の集積回路。
  6. 【請求項6】 前記半導体基板が、 前記埋め込まれた誘電体層の1つの側に形成された第1
    導電領域と、 前記埋め込まれた誘電体層の対向する第2の側に形成さ
    れた第2導電領域と、 前記逆バイアス可能なPN接合を逆バイアスする方向の
    電圧勾配を、該第1および第2導電領域の間に形成する
    ための電圧勾配形成手段と、 を有している、請求頁5に記載の集積回路。
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