JP3091440B2 - 骨固定装置 - Google Patents
骨固定装置Info
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- JP3091440B2 JP3091440B2 JP10067874A JP6787498A JP3091440B2 JP 3091440 B2 JP3091440 B2 JP 3091440B2 JP 10067874 A JP10067874 A JP 10067874A JP 6787498 A JP6787498 A JP 6787498A JP 3091440 B2 JP3091440 B2 JP 3091440B2
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- Japan
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- connecting rod
- rod
- insertion port
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/56—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
- A61B17/58—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
- A61B17/68—Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
- A61B17/70—Spinal positioners or stabilisers ; Bone stabilisers comprising fluid filler in an implant
- A61B17/7049—Connectors, not bearing on the vertebrae, for linking longitudinal elements together
- A61B17/7052—Connectors, not bearing on the vertebrae, for linking longitudinal elements together of variable angle or length
-
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- A61B17/70—Spinal positioners or stabilisers ; Bone stabilisers comprising fluid filler in an implant
- A61B17/7001—Screws or hooks combined with longitudinal elements which do not contact vertebrae
- A61B17/7002—Longitudinal elements, e.g. rods
- A61B17/7004—Longitudinal elements, e.g. rods with a cross-section which varies along its length
- A61B17/7007—Parts of the longitudinal elements, e.g. their ends, being specially adapted to fit around the screw or hook heads
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- A61B17/7001—Screws or hooks combined with longitudinal elements which do not contact vertebrae
- A61B17/7044—Screws or hooks combined with longitudinal elements which do not contact vertebrae also having plates, staples or washers bearing on the vertebrae
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、骨にねじ止めされ
るスクリューと、スクリューに取り付けるロッドとを使
用する骨固定装置に関する。
るスクリューと、スクリューに取り付けるロッドとを使
用する骨固定装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば脊柱矯正装置の長手方向部材を相
互連結するための横コネクタとして、特許第２５５４８
５３号の発明が公知である。この横コネクタは、並行す
る長手方向部材に連結可能な２個のコネクタ部材と、両
コネクタを連結するロッドとを有し、一方のコネクタ部
材はロッドを収めるくぼみと、その内部でロッドをクラ
ンプする手段とを有する。しかしこの発明の装置では長
手方向部材に脊椎プレートと称する帯金を使用し、そこ
に長円形の開口を設けている構造上コネクタ部材をファ
スナまたはスクリュー等ペディクルの中心に取りつけね
ばならず、長手方向へ移動させ得る長さが非常に制限さ
れることとなる。そのためコネクタ部材と抵触する骨の
突起部がある場合、その突起部を取り払うことになると
いう問題を生じた。またコネクタ部材とロッドとの結合
においてロッドの伸縮調整ができないため、左右コネク
タ部材の間隔は略一定とならざるを得ない。なお、コネ
クタ部材がファスナーの装着のための部材を兼ねてお
り、この結果構造が幾分複雑なものとなっている。
互連結するための横コネクタとして、特許第２５５４８
５３号の発明が公知である。この横コネクタは、並行す
る長手方向部材に連結可能な２個のコネクタ部材と、両
コネクタを連結するロッドとを有し、一方のコネクタ部
材はロッドを収めるくぼみと、その内部でロッドをクラ
ンプする手段とを有する。しかしこの発明の装置では長
手方向部材に脊椎プレートと称する帯金を使用し、そこ
に長円形の開口を設けている構造上コネクタ部材をファ
スナまたはスクリュー等ペディクルの中心に取りつけね
ばならず、長手方向へ移動させ得る長さが非常に制限さ
れることとなる。そのためコネクタ部材と抵触する骨の
突起部がある場合、その突起部を取り払うことになると
いう問題を生じた。またコネクタ部材とロッドとの結合
においてロッドの伸縮調整ができないため、左右コネク
タ部材の間隔は略一定とならざるを得ない。なお、コネ
クタ部材がファスナーの装着のための部材を兼ねてお
り、この結果構造が幾分複雑なものとなっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に着
目してなされたものであり、その課題は、装着が容易で
あるとともに、調整量を大きくとることができる骨固定
装置を提供することである。また本発明の他の課題は、
複数のロッドの固定位置やロッド間隔の広狭等、変化へ
の対応が容易であり、それらのロッドが非平行であって
も取り付けが可能な融通性のある骨固定装置を提供する
ことにある。
目してなされたものであり、その課題は、装着が容易で
あるとともに、調整量を大きくとることができる骨固定
装置を提供することである。また本発明の他の課題は、
複数のロッドの固定位置やロッド間隔の広狭等、変化へ
の対応が容易であり、それらのロッドが非平行であって
も取り付けが可能な融通性のある骨固定装置を提供する
ことにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題等を解決するた
め、本発明は、骨にねじ止めされるスクリューと、スク
リューに取り付けるロッドとを使用する骨固定装置にお
いて、骨にねじ止めされる複数個のスクリューに、直接
または部材を介して間接的に複数個のロッドを取り付け
るとともに、上記複数個のロッドを連絡するため、両ロ
ッドに対して交叉方向に連絡ロッドを配置し、上記連絡
ロッドは施術中の要求に応ずる曲がり形状のもの使用す
るか、曲げ加工できるものから成り、連絡ロッドは基端
部にて複数ロッドのいずれか一方のロッドに結合手段を
介して取り付ける一方、連絡ロッドの先端部は、複数ロ
ッドのいずれか他方のロッドに取り付けられた結合具に
間隔調整可能に取り付けられており、結合具は連絡ロッ
ドの端部が差し込まれる差込口を他側部に有し、かつ複
数のロッドのいずれかが通される挿通口を一側部に有し
ており、挿通口に対して差込口は平面的に交叉し、しか
も交叉部で挿通口と差込口とが通じており、連絡ロッド
が複数のロッドに突き当たるまで差し込み可能にすると
いう手段を講じたものである。
め、本発明は、骨にねじ止めされるスクリューと、スク
リューに取り付けるロッドとを使用する骨固定装置にお
いて、骨にねじ止めされる複数個のスクリューに、直接
または部材を介して間接的に複数個のロッドを取り付け
るとともに、上記複数個のロッドを連絡するため、両ロ
ッドに対して交叉方向に連絡ロッドを配置し、上記連絡
ロッドは施術中の要求に応ずる曲がり形状のもの使用す
るか、曲げ加工できるものから成り、連絡ロッドは基端
部にて複数ロッドのいずれか一方のロッドに結合手段を
介して取り付ける一方、連絡ロッドの先端部は、複数ロ
ッドのいずれか他方のロッドに取り付けられた結合具に
間隔調整可能に取り付けられており、結合具は連絡ロッ
ドの端部が差し込まれる差込口を他側部に有し、かつ複
数のロッドのいずれかが通される挿通口を一側部に有し
ており、挿通口に対して差込口は平面的に交叉し、しか
も交叉部で挿通口と差込口とが通じており、連絡ロッド
が複数のロッドに突き当たるまで差し込み可能にすると
いう手段を講じたものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明に係る骨固定装置は、骨に
ねじ止めされる複数個のスクリューと、スクリューに取
り付ける複数個のロッドとを使用する。
ねじ止めされる複数個のスクリューと、スクリューに取
り付ける複数個のロッドとを使用する。
【０００６】本発明に係る骨固定装置では、複数のロッ
ド１１、１２を連絡するために、両ロッド１１、１２に
対して交叉方向に連絡ロッド１３を配置する。多くの場
合、一方のロッド１１は、例えば脊椎Ｓに取り付けられ
た主たるロッドであり、これに対して、他方のロッド１
２は、主ロッドから離れた部位に取り付けられた副次的
なロッドであり、連絡ロッド１３は枝のように主ロッド
から分岐し、主副ロッドを結合するような構成を取る。
或いは、主ロッドを基礎として、目的の部位へ枝を延ば
すために、本装置が適用されるということもできる。
ド１１、１２を連絡するために、両ロッド１１、１２に
対して交叉方向に連絡ロッド１３を配置する。多くの場
合、一方のロッド１１は、例えば脊椎Ｓに取り付けられ
た主たるロッドであり、これに対して、他方のロッド１
２は、主ロッドから離れた部位に取り付けられた副次的
なロッドであり、連絡ロッド１３は枝のように主ロッド
から分岐し、主副ロッドを結合するような構成を取る。
或いは、主ロッドを基礎として、目的の部位へ枝を延ば
すために、本装置が適用されるということもできる。
【０００７】複数のロッド１１、１２はスクリューを用
いて直接的に骨に取り付けられ、また、スクリューと部
材とを介して間接的に骨に取り付けられる。例えば図１
の実施例１において、スクリュー１４−１は骨にねじ止
めされ、複数のロッド１１、１２は上記スクリュー１４
−１のロッド受け部１５にボルト等の止め具１６によっ
て直接的に取り付けられている。また例えば図５の実施
例２では、骨にねじ止めされたスクリュー１４−２に結
合部材１７を取り付け、その結合部材１７に一方のロッ
ド１１を通して止め具１６によって止め、間接的に取り
付けている。このようにスクリュー１４…は様々な形態
のものを含む。
いて直接的に骨に取り付けられ、また、スクリューと部
材とを介して間接的に骨に取り付けられる。例えば図１
の実施例１において、スクリュー１４−１は骨にねじ止
めされ、複数のロッド１１、１２は上記スクリュー１４
−１のロッド受け部１５にボルト等の止め具１６によっ
て直接的に取り付けられている。また例えば図５の実施
例２では、骨にねじ止めされたスクリュー１４−２に結
合部材１７を取り付け、その結合部材１７に一方のロッ
ド１１を通して止め具１６によって止め、間接的に取り
付けている。このようにスクリュー１４…は様々な形態
のものを含む。
【０００８】連絡ロッド１３は、基端部１８にて、複数
のロッド１１、１２の内の一方のロッド１１に結合され
た結合手段２０を介して位置調整可能に取り付けられ
る。連絡ロッド１３の先端部１９は、複数のロッドの内
の他方のロッド１２に結合される結合具２１に対して間
隔調節可能に取り付けられる。
のロッド１１、１２の内の一方のロッド１１に結合され
た結合手段２０を介して位置調整可能に取り付けられ
る。連絡ロッド１３の先端部１９は、複数のロッドの内
の他方のロッド１２に結合される結合具２１に対して間
隔調節可能に取り付けられる。
【０００９】結合手段２０は連絡ロッド１３と別体であ
っても良いし（図１〜３）、また連絡ロッド１３と一体
であっても良い（図５〜８）。また結合手段２０及び結
合具２１は、各ロッド１１、１２をスライダブルに取り
付ける部分でもあり、このための挿通口２２、２３がロ
ッド１１、１２をスライダブルに通すために設けられ
る。挿通口２２は溝状でも（図１等参照）、貫通孔状で
も良い（図７等参照）。他方のロッド１２に結合された
結合具２１に対する間隔調整のために、連絡ロッド１３
の先端部１９側を差し込むための差込口２４が結合具２
１に設けられる。差込口２４はロッド挿通口２２、２３
に対して交叉しており、また交叉部で挿通口２２、２３
と差込口２４とは互いに通じていることが望ましい。そ
れによって連絡ロッド１３は、差込口２４内方へ他方の
ロッド１２に突き当たるまで差込可能であり、最大の間
隔調整量を取ることが可能になるからである（図２、図
６及び図８参照）。
っても良いし（図１〜３）、また連絡ロッド１３と一体
であっても良い（図５〜８）。また結合手段２０及び結
合具２１は、各ロッド１１、１２をスライダブルに取り
付ける部分でもあり、このための挿通口２２、２３がロ
ッド１１、１２をスライダブルに通すために設けられ
る。挿通口２２は溝状でも（図１等参照）、貫通孔状で
も良い（図７等参照）。他方のロッド１２に結合された
結合具２１に対する間隔調整のために、連絡ロッド１３
の先端部１９側を差し込むための差込口２４が結合具２
１に設けられる。差込口２４はロッド挿通口２２、２３
に対して交叉しており、また交叉部で挿通口２２、２３
と差込口２４とは互いに通じていることが望ましい。そ
れによって連絡ロッド１３は、差込口２４内方へ他方の
ロッド１２に突き当たるまで差込可能であり、最大の間
隔調整量を取ることが可能になるからである（図２、図
６及び図８参照）。
【００１０】各挿通口２２、２３は各ロッド１１、１２
を掛け止めることができる掛止部２２′、２３′を有す
る。掛止部２２′、２３′はロッド１１、１２を安定さ
せ、また連絡ロッド１３が当たってもロッド１１、１２
に影響を与えない。
を掛け止めることができる掛止部２２′、２３′を有す
る。掛止部２２′、２３′はロッド１１、１２を安定さ
せ、また連絡ロッド１３が当たってもロッド１１、１２
に影響を与えない。
【００１１】連絡ロッド１３と別体構造の結合手段２０
を有する図１〜３の例では、結合手段２０も差込口２５
を有しているので、結合手段２０の方でも間隔調整が可
能になる。この差込口２５も一方のロッド１１のための
挿通口２２と通じていることが望ましい。連絡ロッド１
３と結合手段２０とが一体構造とされた図５〜８の例で
は、結合手段２０側での間隔調整は行なえないが、構造
は最も簡潔となりかつ調整量は結合具２１の長さの適当
な設定によってまかなえる。
を有する図１〜３の例では、結合手段２０も差込口２５
を有しているので、結合手段２０の方でも間隔調整が可
能になる。この差込口２５も一方のロッド１１のための
挿通口２２と通じていることが望ましい。連絡ロッド１
３と結合手段２０とが一体構造とされた図５〜８の例で
は、結合手段２０側での間隔調整は行なえないが、構造
は最も簡潔となりかつ調整量は結合具２１の長さの適当
な設定によってまかなえる。
【００１２】連絡ロッド１３は、止めねじ２６の締め付
けによって固定する。このため止めねじ２６のねじ込み
が可能なめねじ孔２７が、連絡ロッド１３とは別体の結
合手段２０と、連絡ロッド１３を取り付けるための結合
具２１に夫々形成される。これらのめねじ孔２７、２７
は、当然のことながら差込口２４及び２５と交叉し、か
つその入口側に寄せて設けられる。差込口２４、２５は
連絡ロッド１３よりも大径であるが、底に相当する個所
に小径のロッド嵌合部２４′、２５′を設け、止めねじ
２６の締め付け時に連絡ロッド１３を密着嵌合させるこ
とができる。
けによって固定する。このため止めねじ２６のねじ込み
が可能なめねじ孔２７が、連絡ロッド１３とは別体の結
合手段２０と、連絡ロッド１３を取り付けるための結合
具２１に夫々形成される。これらのめねじ孔２７、２７
は、当然のことながら差込口２４及び２５と交叉し、か
つその入口側に寄せて設けられる。差込口２４、２５は
連絡ロッド１３よりも大径であるが、底に相当する個所
に小径のロッド嵌合部２４′、２５′を設け、止めねじ
２６の締め付け時に連絡ロッド１３を密着嵌合させるこ
とができる。
【００１３】また複数のロッド１１、１２と結合手段２
０或いは結合具２１との固定も、同じく止めねじ２８の
締めつけによって行なう。この止めねじ２８のねじ込み
のためのめねじ孔２９は、各ロッド１１、１２の挿通口
２２、２３に向けてそれと交叉するように設けられる。
０或いは結合具２１との固定も、同じく止めねじ２８の
締めつけによって行なう。この止めねじ２８のねじ込み
のためのめねじ孔２９は、各ロッド１１、１２の挿通口
２２、２３に向けてそれと交叉するように設けられる。
【００１４】連絡ロッド１３は、施術中の要求に応ずる
曲がり形状のもの使用するか、曲げ加工できることを予
定にしている。曲げ加工は、例えば、骨の突起部を迂回
するか複数のロッド１１、１２の方向が相違する場合に
それを吸収するために行われる。図４（ａ）の例は複数
のロッド１１、１２と交叉する平面内で連絡ロッド１３
を曲げ加工する例示である。これに対し図４（ｂ）の例
は複数のロッド１１、１２が非平行であり、結合手段２
０或いは結合具２１の差込口２５、２４が挿通口２２、
２３と直交関係にある場合に差し込みのため連絡ロッド
１３を曲げ加工するものである。
曲がり形状のもの使用するか、曲げ加工できることを予
定にしている。曲げ加工は、例えば、骨の突起部を迂回
するか複数のロッド１１、１２の方向が相違する場合に
それを吸収するために行われる。図４（ａ）の例は複数
のロッド１１、１２と交叉する平面内で連絡ロッド１３
を曲げ加工する例示である。これに対し図４（ｂ）の例
は複数のロッド１１、１２が非平行であり、結合手段２
０或いは結合具２１の差込口２５、２４が挿通口２２、
２３と直交関係にある場合に差し込みのため連絡ロッド
１３を曲げ加工するものである。
【００１５】このような構成、手段によって、脊柱Ｓ等
の骨にねじ止めされる、スクリュー１４、１４−１、１
４−２…に直接または間接的に複数のロッド１１、１２
を取り付け、それらのロッド１１、１２を連絡ロッド１
３によって連絡することが可能となり、連絡ロッド１３
の位置は結合手段２０及び結合具２１によって調整可能
である。１本のロッドを縦通的に脊柱Ｓに固定して済む
場合には問題ないが、何本かのロッドの固定が必要な場
合には、本発明装置によって複数のロッド１１、１２…
を相互に連絡するため、連絡ロッド１３を使用するもの
である。各ロッド１１、１２及び連絡ロッド１３の長さ
や太さ及び形状或いは他部材との結合の構造を一体に有
するか否かは本発明の範囲内において自由に変更するこ
とができる。
の骨にねじ止めされる、スクリュー１４、１４−１、１
４−２…に直接または間接的に複数のロッド１１、１２
を取り付け、それらのロッド１１、１２を連絡ロッド１
３によって連絡することが可能となり、連絡ロッド１３
の位置は結合手段２０及び結合具２１によって調整可能
である。１本のロッドを縦通的に脊柱Ｓに固定して済む
場合には問題ないが、何本かのロッドの固定が必要な場
合には、本発明装置によって複数のロッド１１、１２…
を相互に連絡するため、連絡ロッド１３を使用するもの
である。各ロッド１１、１２及び連絡ロッド１３の長さ
や太さ及び形状或いは他部材との結合の構造を一体に有
するか否かは本発明の範囲内において自由に変更するこ
とができる。
【００１６】なお、結合手段２０を連絡ロッド１３と一
体に設ける例２については図５〜図８に示してある。ま
た既に説明した部分もあり、他の部分は実施例１と同様
であるので詳細な説明は省略し、符号を援用して共通の
構成であることを示す。
体に設ける例２については図５〜図８に示してある。ま
た既に説明した部分もあり、他の部分は実施例１と同様
であるので詳細な説明は省略し、符号を援用して共通の
構成であることを示す。
【００１７】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、連絡ロッドの基端部は結合手段によ
って一方のロッドに取り付け、連絡ロッドの先端部は結
合具によって他方のロッドに取り付けることができると
ともに、連絡ロッドは複数ロッドの軸方向に沿ってスラ
イドさせその位置を調整可能であり、両方のロッド間隔
も、形態差に応じて連絡ロッドを伸縮させ調整可能であ
るから、装着が容易でしかも調整量を大きくとることが
でき、しかも連絡ロッドを曲げ加工して骨の突起部を迂
回する使用方法にも好適であり、複数のロッドの位置関
係や方向を自由に設定し得るので、的確な固定が可能に
なるという効果を奏する。
るものであるから、連絡ロッドの基端部は結合手段によ
って一方のロッドに取り付け、連絡ロッドの先端部は結
合具によって他方のロッドに取り付けることができると
ともに、連絡ロッドは複数ロッドの軸方向に沿ってスラ
イドさせその位置を調整可能であり、両方のロッド間隔
も、形態差に応じて連絡ロッドを伸縮させ調整可能であ
るから、装着が容易でしかも調整量を大きくとることが
でき、しかも連絡ロッドを曲げ加工して骨の突起部を迂
回する使用方法にも好適であり、複数のロッドの位置関
係や方向を自由に設定し得るので、的確な固定が可能に
なるという効果を奏する。
【図１】本発明に係る骨固定装置の実施例１を示す分解
斜視図。
斜視図。
【図２】図１のものの組立状態を示す縦断面図。
【図３】図２のＩＩＩ−ＩＩＩ線断面図。
【図４】（ａ）図１の装置の使用例１を示す横断説明
図。 （ｂ）図１の装置の使用例２を示す平面説明図。
図。 （ｂ）図１の装置の使用例２を示す平面説明図。
【図５】本発明の実施例２を示す分解斜視図。
【図６】図５のものの組み立て状態を示す縦断面図。
【図７】本発明の実施例３を示す分解斜視図。
【図８】図７のものの組み立て状態を示す縦断面図。
【図９】本発明に係る装置の使用状態を示す斜視図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A61B 17/56 - 17/92
Claims (3)
- 【請求項１】 骨にねじ止めされるスクリューと、スク
リューに取り付けるロッドとを使用する骨固定装置であ
って、骨にねじ止めされる複数個のスクリューに、直接
または部材を介して間接的に複数個のロッドを取り付け
るとともに、上記複数個のロッドを連絡するため、両ロ
ッドに対して交叉方向に連絡ロッドを配置し、上記連絡
ロッドは施術中の要求に応ずる曲がり形状のもの使用す
るか、曲げ加工できるものから成り、連絡ロッドは基端
部にて複数ロッドのいずれか一方のロッドに結合手段を
介して取り付ける一方、連絡ロッドの先端部は、複数ロ
ッドのいずれか他方のロッドに取り付けられた結合具に
間隔調整可能に取り付けられており、結合具は連絡ロッ
ドの端部が差し込まれる差込口を他側部に有し、かつ複
数のロッドのいずれかが通される挿通口を一側部に有し
ており、挿通口に対して差込口は平面的に交叉し、しか
も交叉部で挿通口と差込口とが通じており、連絡ロッド
が複数のロッドに突き当たるまで差し込み可能であるこ
とを特徴とする骨固定装置。 - 【請求項２】 複数個のロッドの間の邪魔な部分を迂回
するために曲がり形状の連絡ロッドを使用した請求項１
記載の骨固定装置。 - 【請求項３】 連絡ロッドが、基端部及び先端部にて複
数ロッドの双方に結合手段を介して間隔調整可能に取り
付けられている請求項１又は２記載の骨固定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10067874A JP3091440B2 (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 骨固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10067874A JP3091440B2 (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 骨固定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11244299A JPH11244299A (ja) | 1999-09-14 |
| JP3091440B2 true JP3091440B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=13357513
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10067874A Expired - Fee Related JP3091440B2 (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 骨固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3091440B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9561058B2 (en) | 2012-05-09 | 2017-02-07 | Coligne Ag | Iliac connector, connector head, spinal fixation system and method of stabilizing a spine |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6485491B1 (en) * | 2000-09-15 | 2002-11-26 | Sdgi Holdings, Inc. | Posterior fixation system |
| US20030114853A1 (en) * | 2001-10-12 | 2003-06-19 | Ian Burgess | Polyaxial cross connector |
| US7717939B2 (en) | 2004-03-31 | 2010-05-18 | Depuy Spine, Inc. | Rod attachment for head to head cross connector |
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1998
- 1998-03-03 JP JP10067874A patent/JP3091440B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11244299A (ja) | 1999-09-14 |
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