JP3091403U - 植物育成用ピンチ - Google Patents

植物育成用ピンチ

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JP3091403U JP2002004333U JP2002004333U JP3091403U JP 3091403 U JP3091403 U JP 3091403U JP 2002004333 U JP2002004333 U JP 2002004333U JP 2002004333 U JP2002004333 U JP 2002004333U JP 3091403 U JP3091403 U JP 3091403U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】両端に挟持部と把持部を有する1対の挟持本体
部材を中間部の結合突部で回動可能に結合し、輪状ばね
で両挟持部が常時当接するように付勢した植物育成用ピ
ンチにおいて、輪状ばねの取付が容易で製造の作業能率
を向上させ得る植物育成用ピンチを提供する。 【解決手段】各挟持本体部材12、14に設ける透し孔
42は長手状とし係止凹部44付近まで延長すると共に
透し孔42の係止凹部44寄り端部には係止凹部44に
近づくにつれて透し孔42が浅くなる方向に底面が傾斜
した傾斜底面部46、47を設けるように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は植物育成用ピンチに関するものであり、特に輪状ばね取付時その端部 もしくは輪状ばね取付工具の端部を誘導し案内し得る部分を設けてその組付およ び製造を容易にした植物育成用ピンチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より植物育成用ピンチは、挟持部を常時閉じる方向に付勢するためのばね として輪状ばねが使用されるが、その取付は通常の洗濯ばさみの場合と同様にし て行われる。先ず図7(イ)に示すように1対の挟持本体部材2を組合わせた状 態で輪状ばね5の先端部を挿通する。すなわち、挟持本体部材2は図7(ロ)に 示すようにその把持部3には透し孔4が設けられており、透し孔4から輪状ば5 の先端部を挿通する。この状態で、挟持本体部材2に設けたその係合突部6同士 を回動可能に組合わせ、次いで輪状ばね5の両端部を押し拡げ、ばね5の先端部 を挟持本体部材2の挟持部7側に設けたばね用止め孔(係止凹部8)に嵌め入れ て行うのが通例である。 ところが、狭い透し孔4をくぐらせた輪状ばね5の先端部を押し拡げてばね用 止め孔(係止凹部8)に嵌め入れるものであるため、両挟持本体部材2間の狭い スペースに取付工具等を持ち込んで使用することは考えられず、専ら手作業で取 り付けざるを得ない。従って、作業能率の向上を図ることができず、また作業者 が疲労し易いという問題点があった。もっとも、変形コの字状のばね9を使用し 、これを押し込むことにより両挟持本体部材間にこのばねが取付られるようにし たピンチが提案されているが、変形コの字状のばねがへたり易く挟持部間に隙間 ができ、圃場等に張設された針金等を挟持できず、植物育成用ピンチとしては使 用できない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本願考案者らは、やっとこ状の取付工具で柄部を握ると先端部が拡開 するものを考案し、その先端部を透し孔をくぐらせた輪状ばねの内側に引掛け輪 状ばねを押し拡げてからその先端部を係止凹部8に嵌め入れるようにした手段を 考案した。 ところが、輪状ばねの先端を係止凹部8に嵌め入れるには、ばね先端を十分に 押し拡げなければならず、そのためばねを拡げ過ぎてばね力が弱くなり、植物育 成用ピンチを張設固定された針金等に止め難くなり不良品ができ易いという傾向 があり、このように輪状ばねの取付が難しく、植物育成用ピンチ製造作業の能率 向上が図り難いという問題点があった。 本考案はこのような事情を背景としてなされたものであり、本考案の目的は 輪状ばねの取付を容易にし、製造を容易になし得る植物育成用ピンチを提供する ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するためになされた本考案は、次のように構成される。 A 植物育成に使用するピンチであって、一端部には張設された線状体もし くはこれに類する部材を挟持するための挟持部が形成されると共に他端部には指 で把持するための把持部が形成され、かつ中間部には互いに結合させるための結 合突部を備えた1対の挟持本体部材を、両結合突部を介して開閉可能に結合させ ると共に金属線を輪状に形成させてなる輪状ばねの両端部によって挟持部が互い に当接する方向に付勢され、しかも各挟持本体部材には結合突部と把持部先端と の間に輪状ばね取付時にその先端部を通し得る透し孔を設けると共に係合突部と 挟持部先端との間に輪状ばねの先端部を嵌め込んで止め得る係止凹部が形成され 、さらに結合突部と挟持部との間にきうりその他の植物の茎葉等を保持し得る保 持空間部が開口可能とされた植物育成用ピンチにおいて、 前記透し孔は長手状とし係止凹部付近まで延長すると共に透し孔の係止凹部寄り 端部には係止凹部に近づくにつれて透し孔が浅くなる方向に底面が傾斜した傾斜 底面部を設けるようにしたことを特徴とする植物育成用ピンチ。 B A項記載の植物育成用ピンチにおいて、各挟持部の先端側には梯形状の 凹部を形成すると共に該凹部の両隅位置でかつ両把持部同士が当接する部分に該 凹部と前記保持空間部とを結ぶ方向の線状材を把持し得る挟持凹部を設けるよう にしたことを特徴とする植物育成用ピンチ。 C A項もしくはB項記載の植物育成用ピンチにおいて、各挟持部の先端側 には挟持部同士が当接する部分に挟持本体部材を横切る方向に線状体を挟持し得 る挟持凹部を設けるようにした植物育成用ピンチ。 D A項〜C項のいずれか1項に記載の植物育成用ピンチにおいて、透し孔 の幅は少なくとも輪状ばねの線径と輪状ばね取付用工具の輪状ばね保持部の厚さ との和以上の大きさを有するようにした植物育成用ピンチ。 E A項〜D項のいずれか1項に記載の植物育成用ピンチにおいて、各挟持 本体部材の把持部にはすくなくとも高さが0.5ミリ以上の複数の突条部が把持 部を横切る方向に形成されてなるすべり止めを設けるようにした植物育成用ピン チ。 F A項〜E項のいずれか1項に記載の植物育成用ピンチにおいて、各挟持 本体部材の結合突部は挟持本体部材の一方の側面部寄りに突設された所定厚さの 単独の突状部と他方の側面部寄りに1対の突状部が所定隙間を隔てて突設された 係合突部を備えてなり、一方の挟持本体部材の単独の突状部が他方の挟持本体部 材の1対の突状部の隙間に嵌り込み、一方の挟持本体部材の1対の突状部の隙間 に他方の挟持本体部材の単独の突状部が嵌り込むことによって両挟持本体部材が 互いに開閉可能に結合されるようにした植物育成用ピンチ。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下本考案の実施例を記載した図面に基づいて、考案の実施の形態を詳細に説 明する。 本考案の植物育成用ピンチは、通常洗濯ばさみ程度の大きさのものが使用され るが、図1〜図5では拡大して図示されている。図1〜図5において12、14 は挟持本体部材であり、それぞれの一端部には針金等を挟持するための挟持部1 6、18が、他端部には指で把持するための把持部20、22が形成され、その 中間部には結合突部24、26が設けられている。図3に示すように挟持本体部 材12の結合突部24は、幅方向の一方の側端部(図上では左端側)寄りに所定 厚さの単独の突状部28が突設され、他方の側端部(図上で右端側)寄りに所定 厚さの1対の突状部30、32が所定隙間を隔てて突設されてなり、挟持本体部 材14の結合突部26は、一方の側端部(図上で左端側)寄りに所定厚さの1対 の突状部34、36が所定隙間を隔てて突設され、他方の側端部(図上で右端側 )寄りに所定厚さの単独の突状部38が突設されている。なお、各突状部の先端 部は半円状とされると共にその各基部側方には円弧状の凹部が形成されている。
【0006】 そして、一方の挟持本体部材の単独の突状部が他方の挟持本体部材の1対の突 状部の隙間に嵌り込み、一方の挟持本体部材の1対の突状部の隙間に他方の挟持 本体部材の単独の突状部が嵌り込むことによって両挟持本体部材が互いに結合で きるようにされている。これによって、挟持本体部材12、14は開閉可能に結 合されると共に輪状ばね40により両挟持部16、18が互いに当接するように 付勢されている。 このように、一方の挟持本体部材の1対の突状部間に他方の挟持本体部材の単 独の突状部が嵌り込み、他方の挟持本体部材の1対の突状部間に一方の挟持本体 部材の単独の突状部が嵌り込むことにより、両挟持本体部材間の結合はがたつく ことなく好適に行われ、かつ結合がはずれ難くなるという利点がある。
【0007】 挟持本体部材12の上面部には図1、図2に示すように挟持部16の端部寄り 部分から把持部20の端部寄り部分に至る長手状の透し孔42が形成され、ここ から輪状ばね40が挿入され、その端部は透し孔42の挟持部16寄り部分に形 成された係止凹部44に嵌め込まれて取付られる。また、透し孔42の係止凹部 44寄り端部には係止凹部44に近づくにつれて透し孔42が浅くなる方向に底 面が傾斜した傾斜底面部46が設けられている。傾斜底面部46は輪状ばね40 の取付時に、輪状ばね40の端部あるいは輪状ばね取付用工具先端の保持部を案 内し、その取付を容易にするものである。傾斜底面部46は図1、図5に示すよ うに肉厚が厚くされると共にその裏面側にはリブ49で補強される。透し孔42 の幅は、後述する輪状ばね取付用工具先端の保持部64、66の厚さと輪状ばね の線径との和より幾分余裕をみて大きくなるように決定することが望ましい。な お、挟持本体部材12と挟持本体部材14は形状、寸法共に全く同一であり、同 じものを裏面同士が向かい合うように結合して使用するものである。例えば、挟 持本体部材14においても前記傾斜底面部46と同様な傾斜底面部47が設けら れている。部品番号や各部位の番号等は、説明の都合上同一のものを使用せず変 更したものである。
【0008】 挟持部16、18には図2に示すように、梯形状の凹部48が形成され、その 凹部48の底面隅部には図4に示すように挟持凹部50が形成されている。植物 育成用ピンチを圃場やビニールハウス等に張設された針金(線状体)52に止め る際、挟持凹部50は凹部48の隅に設けられているので針金50はその隅部で 位置決めされ、誘導し易く止め易いという利点がある。さらに、挟持部16、1 8の当接面には図1に示すように、挟持本体部材12、14を横切る方向に針金 等を挟持し得る挟持凹部54が設けられている。 挟持部16、18と結合突部24、26との間には、きゅうりの蔓等を誘因保 持し得る保持空間部56が設けられ、両把持部20、22を指で把持することに より開口可能とされている。挟持凹部50は水平方向に張設された針金等に植物 育成用ピンチを止める際に通常使用し、挟持凹部54は上下方向に張設された針 金等にピンチを止める際に使用する。
【0009】 把持部20、22には図1、図2に示すように複数のすべり止58、60が設 けられている。各すべり止は突条をなし、把持部を横切る方向に形成されるが、 その高さは約0.5mm以上とすることが望ましい。圃場やビニルハウス等では 葉についた露や水分等で指がすべり易いが、突条の高さを高くすることによりピ ンチ使用時、すべり難くなり、使用し易いという利点がある。
【0010】 上記実施例の植物育成用ピンチは、例えば図6に示すようにして組立られる。 輪状ばね40は取付用工具62の保持部64、66により保持された状態で、1 対の挟持本体部材12、14の透し孔42に挿入され、輪状ばね40の端部を係 止凹部44に嵌め入れることによって、輪状ばね40は両挟持本体部材に取り付 けられ、植物育成用ピンチが完成する。輪状ばね40は図6(イ)に示すように ばね性を有する金属線をリング状に形成したものであり、取付用工具62は図6 (ハ)に示すように柄の部分を握ると保持部64、66が開き輪状ばね40を拡 開し得るようにしたもので、保持部の端面部は極浅い溝状に形成され、輪状ばね 40を保持することができるようにされている。また、取付工具の先端部は、図 6(ロ)に示すように柄部寄りの部分より若干偏心され、輪状ばねを保持した状 態で透し孔に入れ易いようにされている。なお、取付工具62は常時先端部が閉 じる方向にばね等で付勢されると共に使用時先端部が一定限度以上に開かないよ うに柄部等にストッパを設けることが望ましい。ストッパは輪状ばね40を拡開 し過ぎてばね性が低下することを防止するのに役立つ。
【0011】 輪状ばね40の植物育成用ピンチ70への取付は、先ず図6(ハ)に示すよう に取付工具62の保持部64、66で輪状ばね40を保持する。ついで、図6( ニ)に示すように挟持本体部材12、14の透し孔42付近に挿入する。次ぎに 、図6(ホ)に示すように取付工具62の柄を握り込んで輪状ばね40を拡開さ せてから挟持本体部材に押し込み、輪状ばねの端部を係止凹部に嵌め入れた後、 取付工具を取り去ると植物育成用ピンチ70が完成する。その際、挟持本体部材 12、14の傾斜底面部46、47は輪状ばね40の端部や取付工具の先端部を 案内する役割をし、挟持本体部材12、14への輪状ばね40の取付が容易にな り、植物育成用ピンチ70製造時の作業能率が向上し得る利点がある。
【0012】 前記実施例はきゅうり育成用ピンチについて説明したが、本考案はきゅうり以 外の他の植物についても適用可能である。 以上本考案の一実施例について説明したが、本考案はこのような実施例に何等 限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様 で実施し得ることはもちろんである。
【0013】
【考案の効果】
本考案は上述のように構成されているので、次に記載する効果を奏する。 本考案に係る植物育成用ピンチは、挟持本体部材の透し孔を挟持部付近から把 持部付近に至る長手状とし、かつ透し孔の係止凹部寄りの端部には係止凹部に近 づくにつれて透し孔が浅くなる方向に傾斜した傾斜底面部が設けられているので 、輪状ばねの取付時に輪状ばねの先端部を案内し得、あるいは輪状ばね取付工具 を使用する場合はその工具先端部を案内し得るので、輪状ばね取付が容易となり 、ピンチ製造の作業能率の向上を図ることができる。 各挟持部の先端側には梯形状の凹部を形成すると共に該凹部の両隅位置でかつ 両挟持部同士が当接する部分に該凹部と保持空間部とを結ぶ方向の線状材を把持 し得る挟持凹部を設けることによって、張設された線状体への挟持凹部の位置決 めが容易となり、線状体へのピンチの取付が簡単容易で迅速に行い得る利点があ る。 各挟持部の先端側には挟持部同士が当接する部分に挟持本体部材を横切る方向 に線状体を挟持し得る挟持凹部を設けることによって、上下方向に張設された線 状体へのピンチの取付が容易になる。 挟持本体部材に設ける透し孔の幅は少なくとも輪状ばねの線径と輪状ばね取 付用工具の輪状ばね保持部の厚さとの和以上の大きくすれば、挟持本体部材への 取付工具の使用が可能となり、輪状ばねの取付が簡単容易で、ピンチ製造の作業 能率が向上する。 把持部に設けるべきすべり止めは、高さを約0.5mm以上に高くすれば、す べり難くなり、使用が容易である。 各挟持本体部材はそれぞれ一方の側面部寄りに単独の突状部を、他方の側面部 寄りに所定隙間を隔てた1対の突状部を設けて結合突部を構成し、両挟持本体部 材の組付時に突状部が互いに嵌り合うようにすれば、両挟持本体部材の結合がし っくりして円滑に行われるようになり、ピンチ使用時のがたつきや脱落を防止し 得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す一部破断正面図である。
【図2】同実施例の平面図である。
【図3】(イ)は図1におけるA−A断面図であり、
(ロ)は同図における要部分解説明図である。
【図4】図2におけるZ視図である。
【図5】図1の実施例に示す部品の裏面図である。
【図6】(イ)は輪状ばねの正面図、(ロ)は取付工具
による輪状ばねの保持状態を示す説明図、(ハ)〜
(ホ)はそれぞれ取付工具の使用状態を示す説明図であ
る。
【図7】(イ)は従来例のピンチの組付け時の一態様を
示す説明図、(ロ)は同ピンチの一構成部品の断面図で
ある。
【符号の説明】
12 挟持本体部材 14 挟持本体部材 16 挟持部 18 挟持部 20 把持部 22 把持部 24 結合突部 26 結合突部 28 突状部 30 突状部 32 突状部 34 突状部 36 突状部 38 突状部 40 輪状ばね 42 透し孔 44 係止凹部 46 傾斜底面部 47 傾斜底面部 48 凹部 50 挟持凹部 52 針金(線状体) 54 挟持凹部 56 保持空間部 58 すべり止め 60 すべり止め 62 取付工具 64 保持部 66 保持部 70 植物育成用ピンチ

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】植物育成に使用するピンチであって、一端
    部には張設された線状体もしくはこれに類する部材を挟
    持するための挟持部が形成されると共に他端部には指で
    把持するための把持部が形成され、かつ中間部には互い
    に結合させるための結合突部を備えた1対の挟持本体部
    材を、両結合突部を介して開閉可能に結合させると共に
    金属線を輪状に形成させてなる輪状ばねの両端部によっ
    て挟持部が互いに当接する方向に付勢され、しかも各挟
    持本体部材には結合突部と把持部先端との間に輪状ばね
    取付時にその先端部を通し得る透し孔を設けると共に係
    合突部と挟持部先端との間に輪状ばねの先端部を嵌め込
    んで止め得る係止凹部が形成され、さらに結合突部と挟
    持部との間にきうりその他の植物の茎葉等を保持し得る
    保持空間部が開口可能とされた植物育成用ピンチにおい
    て、前記透し孔は長手状とし係止凹部付近まで延長する
    と共に透し孔の係止凹部寄り端部には係止凹部に近づく
    につれて透し孔が浅くなる方向に底面が傾斜した傾斜底
    面部を設けるようにしたことを特徴とする植物育成用ピ
    ンチ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の植物育成用ピンチにおい
    て、各挟持部の先端側には梯形状の凹部を形成すると共
    に該凹部の両隅位置でかつ両把持部同士が当接する部分
    に該凹部と前記保持空間部とを結ぶ方向の線状材を挟持
    し得る挟持凹部を設けるようにしたことを特徴とする植
    物育成用ピンチ。
  3. 【請求項3】請求項1もしくは請求項2記載の植物育成
    用ピンチにおいて、各挟持部の先端側には挟持部同士が
    当接する部分に挟持本体部材を横切る方向に線状体を挟
    持し得る挟持凹部を設けるようにした植物育成用ピン
    チ。
  4. 【請求項4】請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載
    の植物育成用ピンチにおいて、透し孔の幅は少なくとも
    輪状ばねの線径と輪状ばね取付用工具の輪状ばね保持部
    の厚さとの和以上の大きさを有するようにした植物育成
    用ピンチ。
  5. 【請求項5】請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載
    の植物育成用ピンチにおいて、各挟持本体部材の把持部
    にはすくなくとも高さが0.5ミリ以上の複数の突条部
    が把持部を横切る方向に形成されてなるすべり止めを設
    けるようにした植物育成用ピンチ。
  6. 【請求項6】請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載
    の植物育成用ピンチにおいて、各挟持本体部材の結合突
    部は挟持本体部材の一方の側面部寄りに突設された所定
    厚さの単独の突状部と他方の側面部寄りに1対の突状部
    が所定隙間を隔てて突設された係合突部を備えてなり、
    一方の挟持本体部材の単独の突状部が他方の挟持本体部
    材の1対の突状部の隙間に嵌り込み、一方の挟持本体部
    材の1対の突状部の隙間に他方の挟持本体部材の単独の
    突状部が嵌り込むことによって両挟持本体部材が互いに
    開閉可能に結合されるようにした植物育成用ピンチ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013183666A (ja) * 2012-03-07 2013-09-19 Kami Plus Kk 植物茎誘引用結束具
JP2014136107A (ja) * 2013-01-18 2014-07-28 Kyoraku Sangyo Co Ltd 遊技機

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