JP3091370U - ゲートル付き靴 - Google Patents

ゲートル付き靴

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Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案の目的は、ゲートルを靴に連結するファ
スナーが外部に露出せず、泥,汚物,石,木の枝などに
よる汚染や損壊を防止することができるゲートル付き靴
を提供しようとすることにある。 【解決手段】本考案は、アッパーの上開口縁近くに、フ
ァスナーによってゲートルが連結される靴において、前
記ゲートルは、該ゲートルの左右両端同士を結合するた
めの結合手段を備え、前記ファスナーは、咬合型の第1
及び第2のチャックテープ部からなり、該第1のチャッ
クテープ部を前記ゲートルの下端縁から上方に引っ込ん
だ位置の前記ゲートルの内表面に該下端縁に沿って設
け、前記第2のチャックテープ部を前記アッパー内の前
記上開口縁近くに固定したことを特徴とするゲートル付
き靴を提供する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はゲートル付き靴に関し、更にと詳しくは、着脱可能なゲートルが付い ている靴に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、使用者の膝下から足首までを覆うことにより、水や泥、汚物などの 靴内への侵入を阻止するためのゲートル付き靴が知られている。例として、米国 特許第5491911号に開示されている靴はそれである。この靴は、ゲートル 及びアッパー上にそれぞれ設けられている複数のボタン及びこれらのボタンと対 応したボタン孔により、前記ゲートルを靴のアッパー上に連結し、そしてまた、 ゲートル上に設けられているベルトにより、前記ゲートルを使用者の脛に包んで から固定することができる。しかし、このような靴は、前記アッパー上に前記複 数のボタン孔が開設されているので、水や泥、汚物などがこれらのボタン孔を経 由して靴内に侵入するおそれがある。なお、前記ベルトの硬さのため、使用者に 不愉快に感じさせるという欠点もある。
【0003】 また、米国特許第5642573号に開示されているゲートル付き靴は、ゲー トルに設けられている面状ファスナーにより、ゲートルを使用者の脛に包んで固 定することができる外、靴のアッパー上にファスナー付き袋体が設けられており 、該ファスナー付き袋体により、前記ゲートルを収納してから袋体を閉めること ができる。しかし、前記ファスナーは袋体及び靴の外部に露出しているので、そ の歯列が泥や汚物などに塞がれたり、または石や木の枝などに摩耗されたりする という欠点もある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記に鑑みて、本考案の第1の目的は、ゲートルを靴に連結するファスナーが 外部に露出せず、泥や汚物,石,木の枝などによって汚れたり損壊することを避 けることができるゲートル付き靴を提供しようとすることにある。 そして、本考案の第2の目的は、泥や水などが靴内に侵入するのを阻止すること ができるゲートル付き靴を提供しようとすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、アッパーの上開口縁近くに、ファスナ ーによってゲートルが連結される靴において、前記ゲートルは、該ゲートルの左 右両端同士を結合するための結合手段を備え、前記ファスナーは、咬合型の第1 及び第2のチャックテープ部からなり、該第1のチャックテープ部を前記ゲート ルの下端縁から上方に引っ込んだ位置の前記ゲートルの内表面に該下端縁に沿っ て設け、前記第2のチャックテープ部を前記アッパー内の前記上開口縁近くに固 定したことを特徴とするゲートル付きを提供する。
【0006】 この構成による本考案に係るゲートル付き靴は、前記ファスナーは、咬合型の 第1及び第2のチャックテープ部からなり、該第1のチャックテープ部は前記ゲ ートルの下端縁から上方に引っ込んだ位置の前記ゲートルの内表面に該下端縁に 沿って設けられ、前記第2のチャックテープ部は前記アッパー内の前記上開口縁 近くに固定されたので、前記ファスナーを完全に前記ゲートル付き靴の内部に隠 すことができ、泥や汚物,石,木の枝などに汚れたり損壊するのを避けることが できる。
【0007】 前記ゲートルの左右両端の間の内表面の中央近くに前記ゲートルの下端縁とほ ぼ平行に横長の延伸シートを位置させ、該延伸シートの上縁部を前記ゲートルに 取り付け、前記延伸シートの下縁部に第1のチャックテープ部を取り付けた延伸 シートを、前記ゲートルの左右両端の間の内表面の中央近くに前記ゲートルの下 端縁とほぼ平行に取り付け、前記第1のチャックテープ部を、前記延伸シートを 介して前記ゲートルの内表面に取り付けるのが好ましい。
【0008】 また、前記ファスナー手段が使用者の足首、特に踝に摩擦しないように、パッ ドを、前記アッパーの内側に前記上開口縁の後側に沿って設け、前記第2のチャ ックテープ部を、前記パッドと前記アッパーの後側との間の隙間に前記上開口縁 の後側に沿って配設し、且つ、前記アッパーの後側の内表面に固定するのが好ま しい。
【0009】 そして、水や汚物などを靴内に侵入することを防止するために、前記結合手段 として、係合構造面及び被係合構造面を備えた面状ファスナーを使用し、いずれ か一方の構造面を前記ゲートルの内表面の前記右端縁に沿って形成し、他方の構 造面を前記ゲートルの外表面の前記左端縁に沿って形成するのが好ましい。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本考案に係るゲートル付き靴の実施形態を説明す る。図1に示すように、本実施形態における靴1は、アッパー2の上開口縁21 の近傍に、ファスナー3によってゲートル4が着脱自在に連結してある。ゲート ル4は可撓性を有し、ポリ塩化ビニル(PVC)を用いて形成されている。なお 、ゲートル4の材質は特に限定されるものではなく、例えばポリウレタン(PU )、織物などの材料を用いて形成しても良い。図2に示すように、前記ゲートル 4は上下左右4端縁41,42,43,44を有する矩形状に形成され、内外2 表面45,46とを有する。ゲートル4の左右両端縁43,44の近傍には、互 いに結合される面状ファスナー47のループ構造面47a及びフック構造面47 bが設けられている。この実施形態では、面状ファスナー47のループ構造面4 7aはゲートル4の内表面45の右端縁44に沿って形成され、面状ファスナー のフック構造面47bはゲートル4の外表面46の左端縁43に沿って形成され ている。
【0011】 また、ファスナー3は互いに結合できる第1及び第2のチャックテープ部31 ,32からなる。第1のチャックテープ部31は、延伸シート5を介してゲート ル4の内表面45に連結されている。延伸シート5は上下両端縁51,52を有 し、且つ、その上端縁51はゲートル4の内表面45の左右両端縁の間の中央近 くに、且つ、ゲートル4の下端縁42とほぼ平行にしてゲートル4に連結されて いる。
【0012】 また、図3及び図4に示すように、アッパー2はパッド6を備えている。パッ ド6は、アッパー2の内側に前記上開口縁の後側に沿って設けられている。第2 のチャックテープ部32は、パッドとアッパーの後側との間の隙間に上開口縁2 1の後側に沿って配設され、且つ、アッパー2の後側の内表面45に固定されて いる。
【0013】 このように、ゲートル4を使用する場合には、第1及び第2のチャックテープ 部31,32を互いに連結することにより、ゲートル4を靴1に取り付ける。そ して、ゲートル4の左右両端の面状ファスナーの係合構造面47aと被係合構造 面47bとを互いに連結することにより、ゲートル4を使用者の脛に包んでから 固定することができる。
【0014】
【考案の効果】
上記のように、本考案のゲートル付き靴は、前記ファスナーの第1のチャック テープ部を前記ゲートルの下端縁から上方に引っ込んだ位置の前記ゲートルの内 表面に該下端縁に沿って設け、前記第2のチャックテープ部を前記アッパー内の 前記上開口縁近くに固定したので、ファスナーはゲートル付き靴の内部に隠すこ とができ、泥や汚物,石,木の枝などに汚染されたり損壊されたりすることを避 けることができる。
【0015】 また、前記ゲートルの左右両端の間の内表面の中央近くに前記ゲートルの下端 縁とほぼ平行に横長の延伸シートを位置させ、該延伸シートの上縁部を前記ゲー トルに取り付け、前記延伸シートの下縁部に第1のチャックテープ部を取り付け た延伸シートを、前記ゲートルの左右両端の間の内表面の中央近くに前記ゲート ルの下端縁とほぼ平行に取り付け、前記第1のチャックテープ部を、前記延伸シ ートを介して前記ゲートルの内表面に取り付ければ、、前記第1のチャックテー プ部を前記ゲートルに直に取り付けるのに較べて、延伸シートによって第1のチ ャックテープ部の移動範囲を拡げることができ、前記アッパーの前記第2のチャ ックテープ部への結合作業が容易になる。
【0016】 また、パッドを、前記アッパーの内側に前記上開口縁の後側に沿って設け、前 記第2のチャックテープ部を、前記パッドと前記アッパーの後側との間の隙間に 前記上開口縁の後側に沿って配設し、且つ、前記アッパーの後側の内表面に固定 すれば、第2のチャックテープ部を前記アッパーとパッドとの間に位置させるこ とができ、ファスナーを泥や汚物等から一層確実に保護することができる。
【0017】 また、前記結合手段は、係合構造面及び被係合構造面を備えた面状ファスナー であり、いずれか一方の構造面を前記ゲートルの内表面の前記右端縁に沿って形 成し、他方の構造面を前記ゲートルの外表面の前記左端縁に沿って形成すれば、 面状ファスナーによりゲートルを使用者の脛に包んでから固定することができ、 水や泥、汚物が靴内に侵入することを阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のゲートル付き靴の好ましい実施形態を
示す側面図
【図2】前記実施形態におけるゲートルを示す平面図
【図3】前記実施形態のゲートルを取り外してから展開
した靴全体を示す斜視図
【図4】前記実施形態の靴の一部を示す斜視図
【符号の説明】
1...靴 2...アッパー 21...アッパーの上開口縁 3...ファスナー 31...第1のチャックテープ部 32...第2のチャックテープ部 4...ゲートル 41...ゲートルの上端縁 42...ゲートルの下端縁 43...ゲートルの左端縁 44...ゲートルの右端縁 45...ゲートルの内表面 46...ゲートルの外表面 47...面状ファスナー 47a...面状ファスナーの係合構造面 47b...面状ファスナーの被係合構造面 5...延伸シート 51...延伸シートの上端縁 52...延伸シートの下端縁 6...パッド

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アッパーの上開口縁近くに、ファスナーに
    よってゲートルが連結される靴において、 前記ゲートルは、該ゲートルの左右両端同士を結合する
    ための結合手段を備え、 前記ファスナーは、咬合型の第1及び第2のチャックテ
    ープ部からなり、該第1のチャックテープ部を前記ゲー
    トルの下端縁から上方に引っ込んだ位置の前記ゲートル
    の内表面に該下端縁に沿って設け、前記第2のチャック
    テープ部を前記アッパー内の前記上開口縁近くに固定し
    たことを特徴とするゲートル付き靴。
  2. 【請求項2】前記ゲートルの左右両端の間の内表面の中
    央近くに前記ゲートルの下端縁とほぼ平行に横長の延伸
    シートを位置させ、該延伸シートの上縁部を前記ゲート
    ルに取り付け、前記延伸シートの下縁部に第1のチャッ
    クテープ部を取り付けたことを特徴とする請求項1に記
    載のゲートル付き靴。
  3. 【請求項3】パッドを、前記アッパーの内側に前記上開
    口縁の後側に沿って設け、前記第2のチャックテープ部
    を、前記パッドと前記アッパーの後側との間の隙間に前
    記上開口縁の後側に沿って配設し、且つ、前記アッパー
    の後側の内表面に固定したことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のゲートル付き靴。
  4. 【請求項4】前記結合手段は、係合構造面及び被係合構
    造面を備えた面状ファスナーであり、いずれか一方の構
    造面を前記ゲートルの内表面の前記右端縁に沿って形成
    し、他方の構造面を前記ゲートルの外表面の前記左端縁
    に沿って形成したことを特徴とする請求項1から3のい
    ずれかに記載のゲートル付き靴。
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