JP3091362U - プラスチックルアー - Google Patents

プラスチックルアー

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JP3091362U JP2002004269U JP2002004269U JP3091362U JP 3091362 U JP3091362 U JP 3091362U JP 2002004269 U JP2002004269 U JP 2002004269U JP 2002004269 U JP2002004269 U JP 2002004269U JP 3091362 U JP3091362 U JP 3091362U
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誠司 加藤
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株式会社ジャッカル
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(57)【要約】 【課題】プラスチックルアーが持つ外観的な模擬形態
(外観的なデザイン)を損なうことなく、且つ、使用時
に魚のごとく本体を屈曲させながら動くことを可能にな
したプラスチックルアーを提供すること。 【解決手段】ルアーボディー2を硬質構造部分8と、軟
質のプラスチック、軟質のシリコンあるいは軟質ゴムに
よる軟質構造部分9で構成し、ルアーボディーの一部が
反復的に曲がるようにし、軟質構造部分によって硬質構
造部分が被覆されており、硬質構造部分が、分離した少
なくとも2つの部材からなり、少なくとも2つの部材を
弾発性を有する弾発部材10によって相互に連結してな
り、ルアーボディーが弾発部材のまわりに少なくとも3
0度以上屈曲するようになしたプラスチックルアー。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、釣りの際に用いるプラスチック製のルアー(疑似餌)に関するもの であり、特に、プラスチックルアーが持つ外観的な模擬形態(外観的なデザイン )を損なうことなく、且つ、使用時に魚のごとく本体を屈曲させながら動くこと を可能になしたプラスチックルアーの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、一般的なプラスチックルアーは、釣るべき魚の餌となるような小 魚、エビ、虫、昆虫およびこれに類するものをプラスチック成形により具現化し たものであり、例えば、図に示すような小魚の形状に似せたプラスチック成形品 であり、生餌に代えて釣り糸ラインに連結して使用するものである。従来のプラ スチック製ルアーは、プラスチック材による成形品であるため、一体成形のもの は硬質で定形的なものであり、そのプラスチックルアーボディーが、使用時にお いて実際の生餌のように屈曲しない。ルアーボディーを数個に分けてつなげるこ とで屈曲するようにしたもの、硬質部材と軟質部材とをジョイントした構造のも のなどがあるが、ルアーボディー自体に一体感がなく、魚や小動物に似せたルア ーとしての外観デザインを損なうものであった。
【0003】 さらにまた、従来のプラスチックルアーにあって、上記する硬質部材と軟質部材 とをジョイントした構造のものは、例えば、小魚の頭部側が硬質部材によって形 成されていて、この硬質部材に対してのみ釣り針が取付けられるようになってお り、このように構成したプラスチックルアーの場合には、軟質部材によて構成さ れるルアーボディーの後方側に食い付いた魚を釣り上げることができないという 問題点を有していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、この考案は、上記する従来のプラスチックルアーの構成において指摘さ れている問題点並びに欠点を解消するべく改良したものであって、特に、硬質プ ラスチックによる構成部材を軟質プラスチックによる構成部材で被覆して、ルア ーボディーの外観的デザインを損なうことのないように設計でき、且つ、ルアー ボディーが生餌のごとく屈曲するように構成し、屈曲のための弾発性を恒久的に 維持するものとして提供でき、さらに、ルアーボディーに対して複数の釣り針を 取付け得るようになしたプラスチックルアーを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記する目的を達成するにあたって、具体的には、ルアーボディー の構造部分の一部に、軟質のプラスチック、軟質のシリコンあるいは軟質ゴムに よる軟質構造部分を設け、ルアーボディーの一部が反復的に曲がるようになした プラスチックルアーを構成するものである。
【0006】 さらにまた、この考案は、前記ルアーボディーが硬質の構造部分と軟質の構造部 分とで構成されており、前記軟質の構造部分によって前記硬質の構造部分が被覆 されているプラスチックルアーを構成するものである。
【0007】 さらにまた、この考案は、前記硬質の構造部分が、分離した少なくとも2つの部 材からなり、前記少なくとも2つの部材を弾発性を有する弾発部材によって相互 に連結してなり、前記ルアーボディーが、前記弾発部材のまわりに少なくとも3 0度以上屈曲するようになしたプラスチックルアーを構成するものである。
【0008】 さらにまた、この考案は、前記分離した少なくとも2つの硬質の部材が、ルアー ボディーの長さ方向に背反する端部側に位置し、前記分離した少なくとも2つの 硬質の部材に対して釣り針を取付けてなるプラスチックルアーを構成するもので ある。
【0009】 さらにまた、この考案は、前記弾発部材が、弾発性を有するワイヤー、形状記憶 合金製の線状体あるいは板状体などでなるプラスチックルアーを構成するもので もある。
【0010】
【考案の実施の態様】
以下、この考案になるプラスチックルアーについて図面に示す具体的な実施例に もとづいて詳細に説明する。図1は、この考案にかかるプラスチックルアーにつ いての具体的な実施例を示すものであって、図1Aは、釣るべき魚の餌としての 小魚を具現化したプラスチックルアーの外観的な形態を示す概略的な側面図、図 1Bは、図1における1B−1B線に沿った概略的な断面図、図1Cは、図1に おける1C−1C線に沿った概略的な断面図、図1Dは、当該プラスチックルア ーにおける内部構造体の具体例を示す概略的な側面図である。
【0011】 まず、この考案の基本構成によれば、前記プラスチックルアー1は、その一例に おいて、釣るべき魚の餌としての小魚を具現化するものであり、ルアーボディー 2によって構成される。前記ルアーボディー2は、外観的には、小魚を具現する 頭部3、尾部4、背部5、腹部6を有しており、頭部3の左右両側部には、小魚 の目玉を具現する目玉部7を備えている。
【0012】 この考案になるプラスチックルアー1におけるルアーボディー2は、比較的に機 械的強度のある硬質プラスチックにより形成される硬質構造部分8と、軟質のプ ラスチックあるいは軟質のシリコンあるいは軟質ゴム材により形成される軟質構 造部分9とによって、ルアーボディー2の一部が反復的に曲がるように構成され ている。前記ルアーボディー2は、基本的な構成において、前記軟質構造部分9 によって前記硬質構造部分8が被覆されていて、生餌に近似した肌触り並びに一 体感のある外観デザインのルアーボディーを構成する。
【0013】 より具体的には、前記ルアーボディー2における前記硬質構造部分8は、図1に 示す一実施例において、2つに分離した第1の硬質部材11と第2の硬質部材1 2とによって構成されており、前記第1の硬質部材11と前記第2の部材12と は、弾発性を有する弾発部材10によって連結されている。前記2つに分離した 第1の硬質部材11と第2の硬質部材12とは、ルアーボディー2の長さ方向に 背反する両端部側に位置するように設計されており、例えば、前記第1の硬質部 材11によって前記ルアーボディー2における頭部3側が構成されており、前記 第2の硬質部材12によって前記ルアーボディー2における尾部4側が構成され ている。この考案において、ルアーボディー2における硬質構造部分8は、図に 示す一実施例のもののように、2つに分離した構成のものにのみ限定されるもの ではなく、3つに分離されていて、互いに弾発部材10によって連結された構成 をも含むものである。
【0014】 前記第1の硬質部材11と第2の硬質部材12とは、前記弾発部材10によって 連結されているとともに、その周囲は、図1Bに示す通り軟質構造部分9によっ て構成されており、あたかも主骨のまわりに肉が付いているがごとくの構造にな っていて、前記ルアーボディー2は、前記弾発部材10のまわりにかなり自由に 、且つ、反復的に屈曲するようになっている。
【0015】 この考案において、前記弾発部材10は、弾発性を有するワイヤーあるいはピア ノ線のような線状体、形状記憶合金製の線状体あるいは板状体などによって形成 されており、機械的強度の高いものからなっている。
【0016】 さらに、この考案において、前記分離した2つの硬質部材のうち、前記第1の硬 質部材11に対して、釣り糸ライン連結用リング部材13並びに第1の釣り針1 6を取り付けるための第1の釣り針取付けリング部材14が取り付けられており 、前記第2の硬質部材12に対して、第2の釣り針17を取り付けるための第2 の釣り針取付けリング部材15が取り付けられている。前記釣り糸ライン連結用 リング部材13、第1の釣り針取付けリング部材14および第2の釣り針取付け リング部材15は、硬質プラスチックでなる硬質部材11、12に対して取り付 けられており、機械的な強度を維持できる。
【0017】
【考案の効果】 以上の構成になるこの考案のプラスチックルアーは、構造が簡単であり、製造が 容易であって、多量生産に適合し得る点において、経済的にも極めて有利に作用 するものであり、さらに、構成部材が少ないものであるという点においても極め て実効性の高いものであるといえる。
【0018】 さらに、この考案になるプラスチックルアーは、ルアーボディーを硬質構造部分 と軟質構造部分とで構成し、軟質構造部分によって硬質構造部分を被覆したこと により、生餌に近似した肌触り並びに一体感のある外観デザインのプラスチック ルアーを供し得る点において極めて有効に作用するものといえる。
【0019】 さらにまた、この考案になるプラスチックルアーは、分離した少なくとも2つの 硬質構造部材を含み、この少なくとも2つの硬質構造部材を弾発性を有する弾発 部材によって相互に連結した結果、第1には、あたかも主骨のまわりに肉が付い ているがごとくのルアーボディーを構成することができ、弾発部材のまわりにか なり自由に、且つ、反復的に屈曲するルアーを供し得る点、第2には、少なくと も2つの硬質構造部材に対してそれぞれ釣り針を取り付けることができる点など においても極めて有効に作用するものといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この考案にかかるプラスチックルアー
についての具体的な実施例を示すものであって、図1A
は、釣るべき魚の餌としての小魚を具現化したプラスチ
ックルアーの外観的な形態を示す概略的な側面図、図1
Bは、図1における1B−1B線に沿った概略的な断面
図、図1Cは、図1における1C−1C線に沿った概略
的な断面図、図1Dは、当該プラスチックルアーにおけ
る内部構造体の具体例を示す概略的な側面図である。
【符号の説明】
1 プラスチックルアー 2 ルアーボディー 3 小魚を具現する頭部 4 尾部 5 背部 6 腹部 7 目玉部 8 硬質構造部分 9 軟質構造部分 10 弾発部材 11 第1の硬質部材 12 第2の硬質部材 13 釣り糸ライン連結用リング部材 14 第1の釣り針取付けリング部材 15 第1の釣り針取付けリング部材 16 第1の釣り針 17 第2の釣り針

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルアーボディーの構造部分の一部に、軟
    質のプラスチック、軟質のシリコンあるいは軟質ゴムに
    よる軟質構造部分を設け、ルアーボディーの一部が反復
    的に曲がるようになしたことを特徴とするプラスチック
    ルアー。
  2. 【請求項2】 前記ルアーボディーが硬質の構造部分と
    軟質の構造部分とで構成されており、前記軟質の構造部
    分によって前記硬質の構造部分が被覆されていることを
    特徴とする請求項1に記載のプラスチックルアー。
  3. 【請求項3】 前記硬質の構造部分が、分離した少なく
    とも2つの部材からなり、前記少なくとも2つの部材を
    弾発性を有する弾発部材によって相互に連結してなり、
    前記ルアーボディーが、前記弾発部材のまわりに少なく
    とも30度以上屈曲するようになしたことを特徴とする
    請求項1あるいは請求項2に記載のプラスチックルア
    ー。
  4. 【請求項4】 前記分離した少なくとも2つの硬質部材
    が、ルアーボディーの長さ方向に背反する端部側に位置
    し、前記分離した少なくとも2つの硬質の部材に対して
    釣り針を取付けてなることを特徴とする請求項3に記載
    のプラスチックルアー。
  5. 【請求項5】 前記弾発部材が、弾発性を有するワイヤ
    ー、形状記憶合金製の線状体あるいは板状体などでなる
    ことを特徴とする請求項3に記載のプラスチックルア
    ー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013153711A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Globeride Inc 餌木
JP2013208085A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Globeride Inc 餌木

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JP2013153711A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Globeride Inc 餌木
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