JP2530520Y2 - 擬似餌 - Google Patents
擬似餌Info
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- JP2530520Y2 JP2530520Y2 JP1992050972U JP5097292U JP2530520Y2 JP 2530520 Y2 JP2530520 Y2 JP 2530520Y2 JP 1992050972 U JP1992050972 U JP 1992050972U JP 5097292 U JP5097292 U JP 5097292U JP 2530520 Y2 JP2530520 Y2 JP 2530520Y2
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- JP
- Japan
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- bait
- abdomen
- artificial bait
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ゴム状の弾性を有す
る材料で形成され、柔軟性を有する擬似餌に関する。
る材料で形成され、柔軟性を有する擬似餌に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、柔軟性を有する擬似餌の例として
実開昭59−161965号が知られている。この擬似
餌はゴム、合成樹脂などの材料で構成され、しかも、こ
れらのうちの単一材料で一体に形成されていた。
実開昭59−161965号が知られている。この擬似
餌はゴム、合成樹脂などの材料で構成され、しかも、こ
れらのうちの単一材料で一体に形成されていた。
【0003】ところが通常魚の餌となっている小魚など
の生物は通常背中側に比べると腹部が柔らかいため、前
記の柔軟性を有する擬似餌では、魚が実際に擬似餌をく
わえた時の感触という点では、今一つ実際の生物に近づ
いていない感があった。このため、魚が擬似餌をくわえ
ても違和感を感じて十分にくわえ込まなかった。
の生物は通常背中側に比べると腹部が柔らかいため、前
記の柔軟性を有する擬似餌では、魚が実際に擬似餌をく
わえた時の感触という点では、今一つ実際の生物に近づ
いていない感があった。このため、魚が擬似餌をくわえ
ても違和感を感じて十分にくわえ込まなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、単一材料で一体に形成されているので、魚が擬似
餌をくわえても違和感を感じて十分にくわえ込まないこ
とである。
点は、単一材料で一体に形成されているので、魚が擬似
餌をくわえても違和感を感じて十分にくわえ込まないこ
とである。
【0005】本考案の目的は前記欠点に鑑み、腹部の材
料の硬度を他の部分よりも硬度の低い材料で柔らかくし
て魚が擬似餌を十分にくわえ込むようにした擬似餌を提
供することである。
料の硬度を他の部分よりも硬度の低い材料で柔らかくし
て魚が擬似餌を十分にくわえ込むようにした擬似餌を提
供することである。
【0006】
【問題を解決するための手段】本考案は、ゴム状の弾性
を有する材料で形成され、柔軟性を有する擬似餌におい
て、前記擬似餌本体の腹部を形成する材料の硬度を他の
部分よりも硬度の低い材料で構成されたことを要旨とす
るものである。
を有する材料で形成され、柔軟性を有する擬似餌におい
て、前記擬似餌本体の腹部を形成する材料の硬度を他の
部分よりも硬度の低い材料で構成されたことを要旨とす
るものである。
【0007】
【作用】魚が擬似餌をくわえた時に、硬度の高い材料の
擬似餌本体1と硬度の低い材料の腹部2の材料3で実際
の生物に近い感触が得られるため、違和感を感じること
がないので擬似餌を十分にくわえ込むことになり、魚の
掛かりが良くなる。
擬似餌本体1と硬度の低い材料の腹部2の材料3で実際
の生物に近い感触が得られるため、違和感を感じること
がないので擬似餌を十分にくわえ込むことになり、魚の
掛かりが良くなる。
【0008】
【実施例】以下、図示の実施例によって本考案を説明す
ると、図1から図3は擬似餌の第1実施例で、図1は擬
似餌に釣針の針先が差し込まれた側面図、図2は擬似餌
に釣針の針先が差し込まれた要部断面側面図、図3は擬
似餌の腹部側平面図である。
ると、図1から図3は擬似餌の第1実施例で、図1は擬
似餌に釣針の針先が差し込まれた側面図、図2は擬似餌
に釣針の針先が差し込まれた要部断面側面図、図3は擬
似餌の腹部側平面図である。
【0009】図1から図3で擬似餌本体1は、ポリ塩化
ビニール、ポリウレタン、ポリエチレンなどのプラスチ
ックや天然ゴム、合成ゴムなどのゴム等やその他、ゼラ
チン等を用いたゲル状材を使用して柔軟性を有するよう
に、太い頭部1aと頭部1aから尾先にかけて漸次細い
後半部1bで全体が細長い形状に形成されている。頭部
1aと後半部1bの前側の腹部2となる下側には凹部1
cが形成されて凹部1cに腹部の材料3が固定されてい
る。腹部の材料3は擬似餌本体1の材料と略同質で、擬
似餌本体1の材料より硬度の低い材料が使用されてい
る。
ビニール、ポリウレタン、ポリエチレンなどのプラスチ
ックや天然ゴム、合成ゴムなどのゴム等やその他、ゼラ
チン等を用いたゲル状材を使用して柔軟性を有するよう
に、太い頭部1aと頭部1aから尾先にかけて漸次細い
後半部1bで全体が細長い形状に形成されている。頭部
1aと後半部1bの前側の腹部2となる下側には凹部1
cが形成されて凹部1cに腹部の材料3が固定されてい
る。腹部の材料3は擬似餌本体1の材料と略同質で、擬
似餌本体1の材料より硬度の低い材料が使用されてい
る。
【0010】擬似餌本体1の頭部1aには釣針4の元部
4aが差し込まれて保持され、釣針4の湾曲部4bは一
旦頭部1aの下側に突出された後、針先4cは腹部の材
料3と後半部1bに差し込まれている。釣針4の元部4
aには糸5の一端が取り付けられている。
4aが差し込まれて保持され、釣針4の湾曲部4bは一
旦頭部1aの下側に突出された後、針先4cは腹部の材
料3と後半部1bに差し込まれている。釣針4の元部4
aには糸5の一端が取り付けられている。
【0011】擬似餌本体1が成形される時は、例えばジ
オクチルフタレートなどの可塑剤や必要に応じて染料、
顔料、その他の混合物を加えたポリ塩化ビニールのペー
ストを金型内に充填し、加熱後、冷却固化して適当な形
状に成形されている。その後金型内で擬似餌本体1の凹
部1cに腹部の材料3が充填されて加熱後、冷却固化さ
れたり、別体で腹部の材料3が成形されて接着剤で固定
される。
オクチルフタレートなどの可塑剤や必要に応じて染料、
顔料、その他の混合物を加えたポリ塩化ビニールのペー
ストを金型内に充填し、加熱後、冷却固化して適当な形
状に成形されている。その後金型内で擬似餌本体1の凹
部1cに腹部の材料3が充填されて加熱後、冷却固化さ
れたり、別体で腹部の材料3が成形されて接着剤で固定
される。
【0012】前記のように擬似餌が構成されると、魚が
擬似餌をくわえた時に、硬度の高い材料の擬似餌本体1
と硬度の低い材料の腹部の材料3で実際の生物に近い感
触が得られるため、違和感を感じることがないので擬似
餌を十分にくわえ込むことになり、魚の掛かりが良くな
る。
擬似餌をくわえた時に、硬度の高い材料の擬似餌本体1
と硬度の低い材料の腹部の材料3で実際の生物に近い感
触が得られるため、違和感を感じることがないので擬似
餌を十分にくわえ込むことになり、魚の掛かりが良くな
る。
【0013】擬似餌に釣針4を取り付ける場合は、釣針
4の針先4cが突出しないように取り付けることが根掛
かりを防止するために非常に有効なことである。
4の針先4cが突出しないように取り付けることが根掛
かりを防止するために非常に有効なことである。
【0014】図4は第2実施例で、図4は擬似餌に釣針
の針先が差し込まれた要部断面側面図である。
の針先が差し込まれた要部断面側面図である。
【0015】図4で擬似餌本体1′は前記第1実施例と
同様に、ポリ塩化ビニール、ポリウレタン、ポリエチレ
ンなどのプラスチックや天然ゴム、合成ゴムなどのゴム
等やその他、ゼラチン等を用いたゲル状材を使用して柔
軟性を有するように、太い頭部1aと頭部1aから尾先
にかけて漸次細い後半部1bで全体が細長い形状に形成
されている。擬似餌本体1′の下側は平面部1dに形成
されて腹部2の材料6が固定されている。腹部の材料6
は擬似餌本体1′の材料と略同質で、擬似餌本体1′の
材料より硬度の低い材料が使用されている。
同様に、ポリ塩化ビニール、ポリウレタン、ポリエチレ
ンなどのプラスチックや天然ゴム、合成ゴムなどのゴム
等やその他、ゼラチン等を用いたゲル状材を使用して柔
軟性を有するように、太い頭部1aと頭部1aから尾先
にかけて漸次細い後半部1bで全体が細長い形状に形成
されている。擬似餌本体1′の下側は平面部1dに形成
されて腹部2の材料6が固定されている。腹部の材料6
は擬似餌本体1′の材料と略同質で、擬似餌本体1′の
材料より硬度の低い材料が使用されている。
【0016】図5は第3実施例で、図5は擬似餌に釣針
の針先が差し込まれた要部断面側面図である。
の針先が差し込まれた要部断面側面図である。
【0017】図5で擬似餌本体1″は前記第1実施例と
同様に、ポリ塩化ビニール、ポリウレタン、ポリエチレ
ンなどのプラスチックや天然ゴム、合成ゴムなどのゴム
等やその他、ゼラチン等を用いたゲル状材を使用して柔
軟性を有するように、太い頭部1aのみ形成されてい
る。この頭部1aに擬似餌本体1″の材料と略同質で、
擬似餌本体1″の材料より硬度の低い材料からなる後半
部7が固定されている。後半部7は腹部2から尾先にか
けて漸次細長い形状に形成されている。
同様に、ポリ塩化ビニール、ポリウレタン、ポリエチレ
ンなどのプラスチックや天然ゴム、合成ゴムなどのゴム
等やその他、ゼラチン等を用いたゲル状材を使用して柔
軟性を有するように、太い頭部1aのみ形成されてい
る。この頭部1aに擬似餌本体1″の材料と略同質で、
擬似餌本体1″の材料より硬度の低い材料からなる後半
部7が固定されている。後半部7は腹部2から尾先にか
けて漸次細長い形状に形成されている。
【0018】
【考案の効果】本考案は前述のように構成されたから、
魚が擬似餌をくわえた時に、硬度の高い材料の擬似餌本
体と硬度の低い材料の腹部の材料で実際の生物に近い感
触が得られるため、違和感を感じることがないので擬似
餌を十分にくわえ込むことになり、魚の掛かりが良くな
る等実用上優れた効果を奏する擬似餌を提供することが
出来る。
魚が擬似餌をくわえた時に、硬度の高い材料の擬似餌本
体と硬度の低い材料の腹部の材料で実際の生物に近い感
触が得られるため、違和感を感じることがないので擬似
餌を十分にくわえ込むことになり、魚の掛かりが良くな
る等実用上優れた効果を奏する擬似餌を提供することが
出来る。
【図1】第1実施例で、擬似餌に釣針の針先が差し込ま
れた側面図である。
れた側面図である。
【図2】同擬似餌に釣針の針先が差し込まれた要部断面
側面図である。
側面図である。
【図3】同擬似餌の腹部側平面図である。
【図4】第2実施例で、擬似餌に釣針の針先が差し込ま
れた要部断面側面図である。
れた要部断面側面図である。
【図5】第3実施例で、擬似餌に釣針の針先が差し込ま
れた要部断面側面図である。
れた要部断面側面図である。
1、1′、1″ 擬似餌本体 2 腹部
Claims (1)
- 【請求項1】 ゴム状の弾性を有する材料で形成され、
柔軟性を有する擬似餌において、前記擬似餌本体の腹部
を形成する材料の硬度を他の部分よりも硬度の低い材料
で構成されたことを特徴とする擬似餌。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992050972U JP2530520Y2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 擬似餌 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992050972U JP2530520Y2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 擬似餌 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH065461U JPH065461U (ja) | 1994-01-25 |
JP2530520Y2 true JP2530520Y2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=12873732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992050972U Expired - Fee Related JP2530520Y2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 擬似餌 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2530520Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5154674U (ja) * | 1974-10-24 | 1976-04-26 | ||
JPS5372563U (ja) * | 1976-11-18 | 1978-06-17 | ||
JP2001112378A (ja) * | 1999-10-14 | 2001-04-24 | Fuji Kogyo:Kk | ルアー用ジグヘッド及びヘッド治具 |
-
1992
- 1992-06-26 JP JP1992050972U patent/JP2530520Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH065461U (ja) | 1994-01-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |