JP3090374U - バッグ用持手 - Google Patents

バッグ用持手

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JP3090374U
JP3090374U JP2002003219U JP2002003219U JP3090374U JP 3090374 U JP3090374 U JP 3090374U JP 2002003219 U JP2002003219 U JP 2002003219U JP 2002003219 U JP2002003219 U JP 2002003219U JP 3090374 U JP3090374 U JP 3090374U
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fitting
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正敏 住吉
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株式会社日乃本錠前大阪店
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手環を別体環としたものではなく、一体環と
したものを持手本体の両端に取り付ける構造として、部
品点数を減らし、また持手本体の両端に取り付け易くす
ると共に、持手本体の両端に取り付けた手環を強度性に
優れたものとし、長期間の使用においてもがたついた
り、バッグから外れてしまうということのないバッグ用
持手を提供する。 【解決手段】 弓なりに曲げた持手本体1と、キャップ
状とした連結金具2と、一体環とした手環3とからな
り、連結金具2の両側部に形成した水平切れ目5に手環
3の一辺3aを挿入し、手環3の一辺3aを水平切れ目
5の内端の支持部6に位置させた状態にし、連結金具2
の開口2aから、連結金具2に持手本体1に形成した嵌
合凸部4を差し込み、嵌合凸部4の内凸部4aを連結金
具2の内部に嵌合し、嵌合凸部4の外凸部4bを連結金
具2の両側部の水平切れ目5に嵌合し、連結金具2を持
手本体1の端部に固定したものとしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、キャリーバッグ、ビジネスバッグ、学生鞄などの各種バッグに用 いられる持手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のバッグ用持手は、例えば図5、6に示したように、弓なりに曲 げた持手本体11の両端部に挿入孔11aを設けると共に、この挿入孔11aに 合致する挿入孔12aを設けた連結金具12を、前記持手本体11の両端部にね じ止めするなどして固定し、両挿入孔11a、12aを貫通するようにして手環 13を取り付けたものとしている。
【0003】 そして、この従来のバッグ用持手は、例えば図7に示したように、その両端部 に取り付けた手環13の一辺を取付具21により、キャリーバッグ22の上襠部 22aに取り付けられることにより、キャリーバッグ用の持手として使用されて いる。
【0004】 ところで、前記持手によりキャリーバッグをを持ち上げる場合には、手環13 にバッグの全荷重がかかるので、この手環13を強度性に優れたものにする必要 性がある。
【0005】 そのため、前記手環13は、略コ字状とした枠体13aの両端の止め孔14に それぞれ止めピン13bを挿入して略四角形の環形状にしたものとし、前記持手 本体11に取り付けるには、枠体13aから止めピン13bを外した状態にし、 枠体13aの両端の止め孔14を前記持手本体11の挿入孔11aおよび連結金 具12の挿入孔12aに一致させ、止めピン13bをこれら止め孔14、挿入孔 11a、12aに挿入させて、枠体13aの両端にこの止めピン13bを取り付 けていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のバッグ用持手では、その両端に取り付ける手環13は、 枠体13aと止めピン13bを別体としているため、手環13としての部品点数 が一点でよいものが二点に増えてしまうという課題を有していた。
【0007】 また、従来のバッグ用持手では、前記したように枠体13aと止めピン13b を別体としているため、止め孔14を両挿入孔11a、12aに一致させ、止め ピン14をこれら止め孔14、挿入孔11a、12aに挿入させるというような 面倒な取付作業をして取り付けなければならないという課題を有していた。
【0008】 さらに、従来のバッグ用持手では、その両端に取り付ける手環13は、枠体1 3aの両端の止め孔14にそれぞれ止めピン13bを挿入し、枠体13aの両端 に止めピン13bを取り付けるには、ねじ込みやかしめなどによっているため強 度性に劣り、長期間の使用においてはこの止めピン13bの取り付けが緩んで、 持手ががたついたり、場合によっては止めピン13bが抜け落ちてしまい、持手 がバッグから外れてしまうという事態にまで陥ることがあるという課題を有して いた。
【0009】 そこで、この考案は、上記従来のバッグ用持手が有する課題を解決するために なされたものであり、手環を別体環としたものではなく、一体環としたものを持 手本体の両端に取り付ける構造として、部品点数を減らし、また持手本体の両端 に取り付け易くすると共に、持手本体の両端に取り付けた手環を強度性に優れた ものとし、長期間の使用においてもがたついたり、バッグから外れてしまうとい うことのないバッグ用持手を提供することを目的としてなされたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そのため、この考案のバッグ用持手は、弓なりに曲げた持手本体1と、キャッ プ状とした連結金具2と、一体環とした手環3とからなり、前記連結金具2の両 側部に形成した水平切れ目5に前記手環3の一辺3aを挿入し、その手環3の一 辺3aを水平切れ目5の内端の支持部6に位置させた状態にし、前記連結金具2 の開口2aから、この連結金具2に前記持手本体1に形成した嵌合凸部4を差し 込み、その嵌合凸部4の内凸部4aを前記連結金具2の内部に嵌合し、嵌合凸部 4の外凸部4bを連結金具2の両側部の水平切れ目5に嵌合し、この連結金具2 を持手本体1の端部に固定したものとしている。
【0011】 すなわち、この考案のバッグ用持手は、弓なりに曲げた持手本体1と、キャッ プ状とした連結金具2と、一体環とした手環3とからなり、前記持手本体1は、 その両端部に連結金具2を嵌合するための嵌合凸部4が形成されており、この嵌 合凸部4は内凸部4aとその両側部に設けた外凸部4bよりなり、前記連結金具 2は、開口2aから内部にかけて両側部に水平切れ目5を形成すると共に、その 水平切れ目5の内端をアール形状にし、この部分を手環3の支持部6とし、さら に底面2bにねじ孔7を設けたものとしており、前記連結金具2の両側部の水平 切れ目5に前記手環3の一辺3aを挿入し、その手環3の一辺3aを水平切れ目 5の内端の支持部6に位置させた状態にし、前記連結金具2の開口2aから、こ の連結金具2に持手本体1の嵌合凸部4を差し込み、その嵌合凸部4の内凸部4 aを連結金具2の内部に嵌合し、嵌合凸部4の外凸部4bを連結金具2の両側部 の水平切れ目5に嵌合し、さらに連結金具2の底面2bのねじ孔7からねじ8を 捩じ込んで、この連結金具2を持手本体1の端部に固定したものとしている。
【0012】 また、この考案のバッグ用持手は、持手本体1の内部を中空にしたものとする のが好ましい。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、この考案のバッグ用持手の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する 。
【0014】 この考案のバッグ用持手は、図に示したように、弓なりに曲げた持手本体1と 、キャップ状とした連結金具2と、一体環とした手環3とからなる。
【0015】 前記持手本体1は、その両端部に連結金具2を嵌合するための嵌合凸部4が形 成されており、この嵌合凸部4は内凸部4aとその両側部に設けた外凸部4bよ りなる。なお、前記持手本体1は、合成樹脂成形品とするのが好ましく、図2に 示したように中実としてもよいが、図3に示したように中空にすれば軽量化が図 れると共に、若干の可撓性を有するものとなって持ち心地の良いものとなる。
【0016】 前記連結金具2は、開口2aから内部にかけて両側部に水平切れ目5を形成す ると共に、その水平切れ目5の内端をアール形状にしている。そして、後に述べ るように、前記水平切れ目5に持手本体1の嵌合凸部4の外凸部4bを嵌合させ た場合に、そのアール形状にした内端部を残したものとし、この部分を手環3の 支持部6としている。さらに、前記連結金具2は、底面2bにねじ孔7を設けた ものとしている。
【0017】 前記手環3は、金属の鋳造品としたり、金属板をプレス加工したり、金属線を 曲げ加工したりして、略四角形枠とした一体環として構成している。なお、前記 手環3は、図に示した略四角形枠に限らず、略三角形枠、略D字形の枠などの各 種の一体環形状に構成したものとしてもよい。
【0018】 そして、この考案のバッグ用持手は、前記連結金具2の両側部の水平切れ目5 に前記手環3の一辺3aを挿入し、その手環3の一辺3aを水平切れ目5の内端 の支持部6に位置させた状態にする。この状態で、前記連結金具2の開口2aか ら、この連結金具2に持手本体1の嵌合凸部4を差し込み、その嵌合凸部4の内 凸部4aを連結金具2の内部に嵌合し、嵌合凸部4の外凸部4bを連結金具2の 両側部の水平切れ目5に嵌合し、さらに連結金具2の底面2bのねじ孔7からね じ8を捩じ込んで、この連結金具2を持手本体1の端部に固定したものとしてい る。
【0019】 以上のように構成したこの考案のバッグ用持手は、例えば図4に示したように 、その両端部に取り付けた手環3の一辺3aを取付具21により、キャリーバッ グ22の上襠部22aに取り付けられることにより、キャリーバッグ用の持手と して使用される。なお、前記取付具21としては、厚手の皮革や布地を二つ折り にして、上襠部22aに縫着するようにしたものとしているが、手環3の一辺3 aを取り付けておけるものであれば、構造や材質はどのようなものであってもよ く、手環3を傷つけることなく、手環3の一辺3aを回動自在にして取り付けて おけるものであれば好ましい。
【0020】
【考案の効果】
この考案のバッグ用持手は、以上に述べたように構成されており、手環を別体 環としたものではなく、一体環としたものを持手本体の両端に取り付ける構造と し、部品点数を減らし、また持手本体の両端に取り付け易くすると共に、持手本 体の両端に取り付けた手環を強度性に優れたものとしたので、長期間の使用にお いてもがたついたり、バッグから外れてしまうということがないものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のバッグ用持手の一端部の分解斜視図
である。
【図2】この考案のバッグ用持手の一実施形態を示す断
面図である。
【図3】この考案のバッグ用持手の他実施形態を示す断
面図である。
【図4】この考案のバッグ用持手をバッグに取り付けた
状態を示す斜視図である。
【図5】従来のバッグ用持手の一端部の分解斜視図であ
る。
【図6】従来のバッグ用持手の断面図である。
【図7】従来のバッグ用持手をバッグに取り付けた状態
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 持手本体 2 連結金具 2a 開口 2b 底面 3 手環 3a 一辺 4 嵌合凸部 4a 内凸部 4b 外凸部 5 水平切れ目 6 支持部 7 ねじ孔 8 ねじ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弓なりに曲げた持手本体(1)と、キャ
    ップ状とした連結金具(2)と、一体環とした手環
    (3)とからなり、前記連結金具(2)の両側部に形成
    した水平切れ目(5)に前記手環(3)の一辺(3a)
    を挿入し、その手環(3)の一辺(3a)を水平切れ目
    (5)の内端の支持部(6)に位置させた状態にし、前
    記連結金具(2)の開口(2a)から、この連結金具
    (2)に前記持手本体(1)に形成した嵌合凸部(4)
    を差し込み、その嵌合凸部(4)の内凸部(4a)を前
    記連結金具(2)の内部に嵌合し、嵌合凸部(4)の外
    凸部(4b)を連結金具(2)の両側部の水平切れ目
    (5)に嵌合し、この連結金具(2)を持手本体(1)
    の端部に固定したことを特徴とするバッグ用持手。
  2. 【請求項2】 弓なりに曲げた持手本体(1)と、キャ
    ップ状とした連結金具(2)と、一体環とした手環
    (3)とからなり、前記持手本体(1)は、その両端部
    に連結金具(2)を嵌合するための嵌合凸部(4)が形
    成されており、この嵌合凸部(4)は内凸部(4a)と
    その両側部に設けた外凸部(4b)よりなり、前記連結
    金具(2)は、開口(2a)から内部にかけて両側部に
    水平切れ目(5)を形成すると共に、その水平切れ目
    (5)の内端をアール形状にし、この部分を手環(3)
    の支持部(6)とし、さらに底面(2b)にねじ孔
    (7)を設けたものとしており、前記連結金具(2)の
    両側部の水平切れ目(5)に前記手環(3)の一辺(3
    a)を挿入し、その手環(3)の一辺(3a)を水平切
    れ目(5)の内端の支持部(6)に位置させた状態に
    し、前記連結金具(2)の開口(2a)から、この連結
    金具(2)に持手本体(1)の嵌合凸部(4)を差し込
    み、その嵌合凸部(4)の内凸部(4a)を連結金具
    (2)の内部に嵌合し、嵌合凸部(4)の外凸部(4
    b)を連結金具(2)の両側部の水平切れ目(5)に嵌
    合し、さらに連結金具(2)の底面(2b)のねじ孔
    (7)からねじ(8)を捩じ込んで、この連結金具
    (2)を持手本体(1)の端部に固定したことを特徴と
    するバッグ用持手。
  3. 【請求項3】 前記持手本体(1)の内部を中空にした
    ものとしたことを特徴とする請求項1または2に記載の
    バッグ用持手。
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