JP3090338U - 包装機 - Google Patents
包装機Info
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- JP3090338U JP3090338U JP2002003194U JP2002003194U JP3090338U JP 3090338 U JP3090338 U JP 3090338U JP 2002003194 U JP2002003194 U JP 2002003194U JP 2002003194 U JP2002003194 U JP 2002003194U JP 3090338 U JP3090338 U JP 3090338U
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- Japan
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- packaging
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 段ボール紙による包装容器の内部や製品
への紙粉の混入を十分に防止して、製品を段ボール紙で
包装することができる包装機を提供すること。 【解決手段】 複数個の個別包装された製品2,2,2
・・・・を整列状態で包装工程Cに供給すると共に、包
装用に成形された一枚の展開状態の段ボール紙3を該包
装工程Cに供給し、該包装工程Cで該製品2を該段ボー
ル紙3で包装する包装機において、上記段ボール紙3に
付着した紙粉を吸引する吸引装置4を、上記包装工程C
の直前の該段ボール紙3の供給経路11に設けてある。
への紙粉の混入を十分に防止して、製品を段ボール紙で
包装することができる包装機を提供すること。 【解決手段】 複数個の個別包装された製品2,2,2
・・・・を整列状態で包装工程Cに供給すると共に、包
装用に成形された一枚の展開状態の段ボール紙3を該包
装工程Cに供給し、該包装工程Cで該製品2を該段ボー
ル紙3で包装する包装機において、上記段ボール紙3に
付着した紙粉を吸引する吸引装置4を、上記包装工程C
の直前の該段ボール紙3の供給経路11に設けてある。
Description
【0001】
本考案は、製品を段ボール紙で包装する包装機に関し、詳しくは、段ボール紙 に付着した紙粉を十分に除去して、製品を段ボール紙で包装することのできる包 装機に関する。
【0002】
マーガリン等の製品は、一般的に、個別包装された後、整列状態で包装工程に 供給され、該包装工程において、包装用に成形された展開状態の段ボール紙で包 装されている。 上記の包装用段ボール紙は、原紙を切断して製造されるので、製造時にその表 面に紙粉が付着し易い。そのため、このような段ボール紙で製品を包装した場合 、段ボール紙に付着した紙粉が段ボール紙による包装容器の内部や製品に混入す るという問題がある。
【0003】 この問題に対し、従来、段ボール紙を製品の包装工程に供給する前にブラッシ ングして、段ボール紙に付着した紙粉を除去していた。しかし、段ボール紙にブ ラッシングをしても、段ボール紙に付着した紙粉を十分に除去することができず 、そのため、段ボール紙による包装容器の内部や製品への紙粉の混入を十分に防 止することができなかった。
【0004】 従って、本考案の目的は、段ボール紙による包装容器の内部や製品への紙粉の 混入を十分に防止して、製品を段ボール紙で包装することができる包装機を提供 することにある。
【0005】
本考案は、製品を段ボール紙で包装する包装機において、上記段ボール紙に付 着した紙粉を吸引する吸引装置を、上記製品の包装工程の直前の該段ボール紙の 供給経路に設けたことを特徴とする包装機、更に詳細には、複数個の個別包装さ れた製品を整列状態で包装工程に供給すると共に、包装用に成形された一枚の展 開状態の段ボール紙を該包装工程に供給し、該包装工程で該製品を該段ボール紙 で包装する包装機において、上記段ボール紙に付着した紙粉を吸引する吸引装置 を、上記包装工程の直前の該段ボール紙の供給経路に設けたことを特徴とする包 装機を提供することにより、上記目的を達成したものである。
【0006】
以下、本考案の包装機を、その好ましい一実施形態について、図1及び図2を 参照して説明する。 本実施形態の包装機1は、図1に示すように、複数個の個別包装された製品2 ,2,2・・・・を整列状態で包装工程Cに供給すると共に、包装用に成形され た一枚の展開状態の段ボール紙3を該包装工程Cに供給し、該包装工程Cで該製 品2を該段ボール紙3で包装する包装機において、上記段ボール紙3に付着した 紙粉を吸引する吸引装置4を、上記包装工程Cの直前の該段ボール紙3の供給経 路11に設けてある。
【0007】 本実施形態の包装機1について以下に詳述する。 本実施形態の包装機1は、製品2を段ボール紙3で包装する包装工程Cを実施 する製品包装部14、該製品包装部14に製品2を供給する製品供給工程Aを実 施する製品供給部12、製品包装部14に段ボール紙3を供給する段ボール紙供 給工程Bを実施する段ボール紙供給部13、製品包装部14において段ボール紙 3で包装された製品2を次工程(図示せず)に搬出する製品搬出工程Dを実施す る製品搬出部16を備えている。そして、段ボール紙供給工程Bにおける、包装 工程Cの直前の段ボール紙3の供給経路11には、上記吸引装置4が設けられて いる。
【0008】 製品包装部14においては、その前段に製品押圧装置15が設けられ、該製品 押圧装置15の前に製品供給部12から整列状態の製品2が供給されるようにな されており、また、該製品包装部14の後段に、段ボール紙供給部13から一枚 ずつ展開状態の段ボール紙3が供給されるようになされている。そして、製品包 装部14は、製品押圧装置15によって、製品供給部12から供給された製品2 を、6個ずつ整列状態で押圧移動し、段ボール供給部13から供給された段ボー ル紙3の上に載置できるようになされている。 また、製品包装部14は、その後段において、折り畳み装置(図示せず)によ って、展開状態の段ボール紙3を、その上に載置された6個の製品2に倣って折 り畳み、製品2を包装できるようになされている。また、製品包装部14は、製 品押圧装置15によって、段ボール紙3で包装された製品2を、製品搬出部16 に移動できるようになされている。
【0009】 製品供給部12は、主として無端ベルトで構成されており、この無端ベルトの 駆動によって、前工程(図示せず)から搬入されてきた複数個の製品2を、整列 状態で製品包装部14における製品押圧装置15の前に供給できるようになされ ている。
【0010】 段ボール紙供給部13は、展開状態の段ボール紙3が多数個積載されてなる段 ボール紙束31を備えており、該段ボール紙束31から段ボール紙3を一枚ずつ 前記供給経路11を経て製品包装部14の後段に供給できるようになされている 。
【0011】 製品搬出部16は、主として無端ベルトで構成されており、この無端ベルトの 駆動によって、製品包装部14から移送された包装状態の製品2を次工程(図示 せず)に搬出できるようになされている。
【0012】 吸引装置4は、図1及び図2に示すように、製品供給工程Bにおける、包装工 程Cの直前の段ボール紙3の供給経路11に、細長直方体状の吸引部42を備え ており、また、該供給経路11から離間して、吸引した紙粉を濾過するストレー ナ43及び吸引力の発生源である吸引ポンプ45を備えている。吸引部42の下 部には、図1(a)及び図2(b)に示すように、細長形状の吸引口41が、段 ボール紙3の供給方向と直交する方向の全幅に亘るように設けられている。 そして、製品供給工程Bにおいて、展開状態の段ボール紙3が吸引部42の吸 引口41の下方を通過するようになっており、吸引口41は、段ボール紙3の上 方から紙粉を吸引するように配置されている。 また、吸引部42とストレーナ43との間及びストレーナ43と吸引ポンプ4 5との間は、それぞれ吸引管44を介して連通しており、該吸引ポンプ45を駆 動させると、段ボール紙3に付着した紙粉を吸引部42の吸引口41から吸引で きるようになされている。 吸引口41における吸引力は、包装工程Cへの段ボール紙3の供給を妨げず且 つ紙粉を吸引する大きさとなっており、そのため、段ボール紙3の供給がスムー ズに行われるようになっている。
【0013】 本実施形態の包装機1が適用される製品2としては、特に限定されないが、食 品、飲料、塗料、化成品、医薬品等が挙げられる。特に、マーガリン、バター、 チーズ等の乳製品に好ましく適用される。
【0014】 上述のように構成された本実施形態の包装機1による、製品2の包装の過程及 び段ボール紙3に付着した紙粉除去の過程について、以下に詳述する。 先ず、製品供給部12に、その前工程(図示せず)から、個別包装された製品 2が搬入される。搬入された製品2は、無端ベルトの駆動により搬送され、製品 包装部14の製品押圧装置15の前に整列状態で供給される(製品供給工程A) 。 また、段ボール紙供給部13において、段ボール紙束31の最下段の段ボール 紙3が、吸引装置4の吸引部42の吸引口41の下方を通過して製品包装部14 の後段の所定位置に供給される(段ボール紙供給工程B)。
【0015】 そして、段ボール紙3の供給とタイミングを取りながら、製品押圧装置15を 駆動させて、整列状態の6個の製品2を段ボール紙3の上の所定位置に移送させ る。次いで、前記折り畳み装置(図示せず)によって、段ボール紙3を製品2の 形状に倣って折り畳み、製品2の包装を完成させる(包装工程C)。 その後、包装された製品2は、製品搬出部16に移送される。 製品搬出部16において、段ボール紙3で包装された製品2は、無端ベルトの 駆動により、次工程(図示せず)に搬出される(製品搬出工程D)。
【0016】 上述したように前記工程A〜Dを経て、製品2は段ボール紙3で包装されるが 、段ボール供給工程Bにおいて、段ボール紙3が吸引装置4の吸引部42の吸引 口41の下方を通過する際に、吸引口41からの吸引力によって、段ボール紙3 に付着した紙粉が十分に除去される。しかも、製品2は、紙粉が除去された直後 の段ボール紙3で包装されるので、紙粉が再付着することも防止できる。そのた め、本実施形態の包装機によれば、段ボール紙による包装容器の内部や製品への 紙粉の混入を十分に防止して、製品を段ボール紙で包装することができる。
【0017】 本考案の包装機は、上記実施形態に制限されることなく、本考案の趣旨を逸脱 しない限り、以下に説明するように適宜変更が可能である。 包装工程及び該包装工程への製品又は段ボール紙の供給工程は、前記実施形態 における工程に限定されず、適宜変更できる。吸引装置は、段ボール紙に付着し た紙粉を吸引できるものであれば、種々のものを用いることができる。 一枚の段ボール紙で包装される製品の個数は、2個以上の任意の個数とするこ とができる。製品の整列形態は、一列に限定されず、複数列でもよく、積層状態 でもよい。 包装工程への製品又は段ボール紙の供給手段としては、無端ベルト、空気搬送 、手作業等、任意の手段を用いることができる。
【0018】
本考案の包装機によれば、段ボール紙による包装容器の内部や製品への紙粉の 混入を十分に防止して、製品を段ボール紙で包装することができる。
【図1】図1は、本考案の一実施形態の包装機を示す模
式図で、(a)は、その平面図、(b)は、その正面図
である。
式図で、(a)は、その平面図、(b)は、その正面図
である。
【図2】図2は、本考案の一実施形態の包装機における
吸引装置を示す図で、(a)は、その斜視図、(b)
は、その底面図である。
吸引装置を示す図で、(a)は、その斜視図、(b)
は、その底面図である。
1 包装機 11 供給経路 12 製品供給部 13 段ボール紙供給部 14 製品包装部 15 製品押圧装置 16 製品搬出部 2 製品 3 段ボール紙 31 段ボール紙束 4 吸引装置 41 吸引口 42 吸引部 43 ストレーナ 44 吸引管 45 吸引ポンプ A 製品供給工程 B 段ボール紙供給工程 C 包装工程 D 製品搬出工程
Claims (8)
- 【請求項1】 製品を段ボール紙で包装する包装機にお
いて、 上記段ボール紙に付着した紙粉を吸引する吸引装置を、
上記製品の包装工程の直前の該段ボール紙の供給経路に
設けたことを特徴とする包装機。 - 【請求項2】 複数個の個別包装された製品を整列状態
で包装工程に供給すると共に、包装用に成形された一枚
の展開状態の段ボール紙を該包装工程に供給し、該包装
工程で該製品を該段ボール紙で包装する包装機におい
て、 上記段ボール紙に付着した紙粉を吸引する吸引装置を、
上記包装工程の直前の該段ボール紙の供給経路に設けた
ことを特徴とする包装機。 - 【請求項3】 上記吸引装置は、その吸引口が、細長形
状で、上記段ボール紙の供給方向と直交する方向の全幅
に亘るように設けられている請求項2記載の包装機。 - 【請求項4】 上記吸引口は、上記段ボール紙の上方か
ら上記紙粉を吸引するように配置されている請求項3記
載の包装機。 - 【請求項5】 上記吸引口における吸引力は、上記包装
工程への上記段ボール紙の供給を妨げず且つ上記紙粉を
吸引する大きさである請求項3又は4記載の包装機。 - 【請求項6】 上記吸引装置は、吸引した上記紙粉を濾
過するストレーナを有している請求項1〜5の何れかに
記載の包装機。 - 【請求項7】 上記製品は、食品である請求項1〜6の
何れかに記載の包装機。 - 【請求項8】 上記食品は、乳製品である請求項7記載
の包装機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002003194U JP3090338U (ja) | 2002-05-29 | 2002-05-29 | 包装機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002003194U JP3090338U (ja) | 2002-05-29 | 2002-05-29 | 包装機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3090338U true JP3090338U (ja) | 2002-12-06 |
Family
ID=43241560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002003194U Expired - Lifetime JP3090338U (ja) | 2002-05-29 | 2002-05-29 | 包装機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3090338U (ja) |
-
2002
- 2002-05-29 JP JP2002003194U patent/JP3090338U/ja not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
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