JP3090297U - 芳香剤等の空気改善剤の空気吹き出し口への取付け具 - Google Patents
芳香剤等の空気改善剤の空気吹き出し口への取付け具Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 気化した芳香剤や消臭剤が室内の隅々まで
回らず、室内の一部に停滞してしまうという問題を解決
する。 【解決手段】 本願考案に係る芳香剤等の空気改善剤の
空気吹き出し口への取付け具は、前部を構成する取付け
部1と、後部を構成する芳香剤等の空気改善剤の容器2
と、取付け部1と容器2との間に介され両者を固定する
連結部3とを備える。取付け部1は容器2を他へ固定す
るものであり、容器2は通気性を備えたものであり、連
結部3は取付け部1に対する容器2の向きを変更可能な
ものである。これにて、空気改善剤を室内の各部に満遍
なく行き渡らせることを可能とした。
回らず、室内の一部に停滞してしまうという問題を解決
する。 【解決手段】 本願考案に係る芳香剤等の空気改善剤の
空気吹き出し口への取付け具は、前部を構成する取付け
部1と、後部を構成する芳香剤等の空気改善剤の容器2
と、取付け部1と容器2との間に介され両者を固定する
連結部3とを備える。取付け部1は容器2を他へ固定す
るものであり、容器2は通気性を備えたものであり、連
結部3は取付け部1に対する容器2の向きを変更可能な
ものである。これにて、空気改善剤を室内の各部に満遍
なく行き渡らせることを可能とした。
Description
【0001】
本願考案は、芳香剤等の空気改善剤の空気吹き出し口への取け具の改良に関す る。
【0002】
従来から、例えば自動車の室内などの匂いを緩和するため、芳香剤や消臭剤が 入った容器をダッシュボードの上や後部座席の後ろに置いておくことが一般に行 われている。 しかし、気化した芳香剤や消臭剤が室内の隅々まで回らず、室内の一部に停滞 してしまうということが往々にして生じた。この問題は、自動車の室内に限らず 、家屋の室内においても同様である。
【0003】
本願考案は、エアコンや換気装置の吹き出し口から吹き出す空気の流れをきめ 細やかに利用することを可能として、上記の課題の解決を図るものである。
【0004】
本願第1の考案に係る芳香剤等の空気改善剤の空気吹き出し口への取付け具は 、前部を構成する取付け部1と、後部を構成する芳香剤等の空気改善剤の容器2 と、取付け部1と容器2との間に介され両者を固定する連結部3とを備える。 取付け部1は、容器2を他へ固定するものである。容器2は、通気性を備えた ものである。連結部3は、取付け部1に対する容器2の向きを変更可能なもので ある。 ここでいう空気の改善剤とは、芳香剤の他、消臭剤や殺菌剤など、気化して空 気の性状を改善するものをいう。
【0005】 本願第2の考案に係る芳香剤等の空気改善剤の空気吹き出し口への取付け具は 、上記本願第1の考案に係る芳香剤等の空気改善剤の空気吹き出し口への取付け 具にあって、上記連結部3は、取付け部1の前後方向に対して、少なくとも上下 及び左右の各方向に容器2の向きを変更することが可能なユニバーサルジョイン トである。
【0006】 本願第3の考案に係る芳香剤等の空気改善剤の空気吹き出し口への取付け具は 、上記本願第2の考案に係る芳香剤等の空気改善剤の空気吹き出し口への取付け 具にあって、上記の容器2が、その前面と後面の夫々に、容器2内部に通じる通 気孔を備える。
【0007】 本願第4の考案に係る芳香剤等の空気改善剤の空気吹き出し口への取付け具で は、上記本願第2の考案に係る芳香剤等の空気改善剤の空気吹き出し口への取付 け具にあって、上記取付け部1が、自動車室内の、ベンチレーターやエアコンの 空気吹き出し口の、羽根板或いは仕切板を挟持することにて、当該吹き出し口に 容器2を固定することが可能なクリップである。連結部3は、前後方向に配列さ れた少なくとも3つの関節を備える。
【0008】 このような手段を採ることにより、上記本願第1乃至第4の考案は、取付け部 1にて、エアコンや換気装置の空気の吹き出し口に、芳香剤等の空気改善剤の入 った容器2を取付けることを可能とし、連結部3の調整にて当該吹き出し口から 吹き出す空気を、通気性を有する上記容器2に確実に当て、空気改善剤を室内の 各部に満遍なく行き渡らせることが可能な芳香剤等の空気改善剤の空気吹き出し 口への取付け具を提供した。 特に、本願第2の考案にあっては、連結部3を取付け部1の前後方向に対して 、少なくとも上下及び左右に向きを変更可能とすることによって、上記吹き出し 口が噴出する空気の向きに柔軟に対応して、効率的に、空気改善剤を室内にて循 環させることを可能とした。 また、本願第3の考案にあっては、容器2は、前後に通気孔を備えるものであ るため、前方の空気吹き出し口から後方に噴出される空気を直接容器2内へ導入 し排出することができ、より効率的に空気改善剤を空気の流れにさらすことが可 能な芳香剤等の空気改善剤の空気吹き出し口への取付け具を提供した。 更に、本願第4の考案にあっては、特に自動車室内にて、上記の作用を得るに 適した芳香剤等の空気改善剤の空気吹き出し口への取付け具を提供した。 具体的には、取付け部1を、自動車室内の、ベンチレーターやエアコンの空気 吹き出し口の、羽根板或いは仕切板への取付けに適したものとすると共に、連結 部3の3箇所にて、向きの調整を行うことを可能とすることで、よりきめ細やか に空気の流れに対応して、車内に空気改善剤を循環させることを可能とした。 また、連結部3の少なくとも3点で上記の向きの柔軟な調整を可能とすること によって、空気の吹き出し口に取り付けた状態で向きの調整を行う際に、関節の 一つが固く曲がりにくいものであったとしても、代わりに他の関節が曲がり、強 度の弱い空気の吹き出し口の羽根板や仕切板に無理な力がかからず、これら羽根 板等を破損するという事態を回避し得た。従って、上記向きの調整に際して、一 々取付け具を取り外して調整する必要がなく、運転中のドライバーが片手でその ような調整を行うことが可能である。
【0009】
以下、図面に基づき本願考案の実施の形態について説明する。 図1乃至図4へ本願考案に係る取付け具の一実施の形態を示す。図1(A)は この取付け具の左側面図を示し、図1(B)はその平面図を示す。図2は、この 取付け具の斜視図を示している。図3は、この取付け具の分解斜視図を示してい る。図4は、この留め具の使用状態を示す斜視図である。 上記の各図中、Fは前方を、Bは後方を、Uは上方を、Sは下方を、Rは右方 を、Lは左方を、夫々示している。
【0010】 図1乃至及び図2へ示す通り、この取付け具は、取付け部の前部を構成する取 付け部1と、取付け部の後部を構成する芳香剤等の空気改善剤の容器2と、取付 け部1と容器2との間に介され両者を固定する連結部3とを備える。 以下各部の構成について、順に説明する。
【0011】 取付け部1は、上顎部11と、下顎部12と、上顎部11と下顎部12とを連 結すると共に両者の先端を閉じる方向に付勢するバネ13とを備えた、挟み型の クリップである。 容器2は、容器2の前部を構成する蓋部2aと、蓋部2aに嵌合して容器2の 後部を構成する収容部2bとを備える。蓋部2aの前面には、容器2の内部に通 じる前通気口20が設けられ、収容部2bの後面には、容器2の内部に通じる後 通気口21が設けられている。 図3へ示す通り、蓋部2aから、収容部2bを外して、収容部2b内に、芳香 剤や消臭剤、或いは殺菌剤といった空気改善剤kを収容することができる。
【0012】 図1及び図2へ示すように、上記の連結部3は、前方から後方に向けて順に、 取付け部1の下顎部12後端に設けられた第1結合部材31と、第2結合部材3 2と、第3結合部材33と、容器2の蓋部2aの前面中央に設けられた第4結合 部34とにより構成されている。 第1結合部31は、その後端に球状の第1球状部35を備える。第2結合部3 2は、連結部3の他の結合部材と別体に形成された部材であり、その先端に第1 曲面部36が設けられ、その後端には第2曲面部37が設けられている。第3結 合部33も、連結部3の他の結合部材と別体に形成された部材であり、その先端 に球状の第2球状部38を備え、その後端に球状の第3球状部39を備える。第 4結合部34は、その先端に第3曲面部30を備える。 上記の第1球状部35に第1曲面部36が嵌合され、第2球状部38に第2曲 面部37が嵌合されている。また、第3球状部39に第3曲面部30が嵌合され ている。 図1(B)及び図2に示す通り、前方から後方にかけて、上記の第1球状部3 5と第1曲面部36とが連結部3の第1関節j1(第1のユニバーサルジョイン ト)を、第2曲面部37と第2球状部38とが連結部3の第2関節j2(第2の ユニバーサルジョイント)を、第3球状部39と第3曲面部30とが連結部3の 第3関節j3(第3のユニバーサルジョイント)を構成している。
【0013】 図1(A)(B)に示す通り、上記の第1関節j1によって、取付け部1に対 して、第2結合部32を、上下方向(x1−x2)及び左右方向(y1−y2) の何れにも曲げることができ、また、図2へ示すように、取付け部1に対して、 第2結合部32を、回動(回動方向r1)することができる。 また、上記の第2関節j2によって、第2結合部32に対して第3結合部33 を、上下方向(x3−x4)及び左右方向(y3−y4)の何れにも曲げること ができ、また、図2へ示すように、第2結合部32に対して第3結合部33を、 回動(回動方向r2)することができる。 更に、上記の第3関節j3によって、第3結合部33に対して第4結合部34 (容器2)を、上下方向(x5−x6)及び左右方向(y5−y6)の何れにも 曲げることができ、また、図2へ示すように、第3結合部33に対して第4結合 部34(容器2)を、回動(回動方向r3)することができる。
【0014】 図4に示すように、上記の取付け部1にて、自動車室内の、ベンチレーターや エアコンの空気吹き出し口Hの、羽根板h1或いは仕切板h2を挟み、当該羽根 板h1或いは仕切板h2へ取付け具を固定することができる。 取付け後、空気吹き出し口Hの空気eの吹き出し方向に対応して、連結部3の 各関節の曲げ角度の変更や回転により容器2の向きを調節し、前通気口20から 後通気口21へ上記空気eを適切に通すことができる。
【0015】 上記の取付け部は、3つの関節を備えるものとしたが、関節の数は、変更可能 である。また、各関節の、雄となる球状部と、雌となる凹曲面部の位置関係につ いて、上記の実施の形態と雌雄逆であっても、実施可能である。 尚、取付け部1は、上記の挟み型のクリップ以外の固定手段を採用して実施す ることも可能である。例えば、吸盤などを取付け部1に採用して実施することも 可能である。また、連結部3について、上記のユニバーサルジョイント以外の構 成を採るものであっても実施可能である。例えばフレキシブルチューブを上記の ユニバーサルジョイントに代えて用いることも可能である。 更に容器2について、自動車のマフラーを模したものを図示したが、他の形態 を採るものであっても実施可能である。容器2の他の形態としては、他の物品の 形態を模したものや、球や直方体などの幾何学的形態、或いは新たに創作した形 態を採用して実施することができる。例えば、図5に示すように、容器2を、前 通気口20と後通気口21とを備えた、球状のものとして実施することが可能で ある。
【0016】
本願第1乃至4の考案の実施によって、エアコンや換気装置の空気の吹き出し を利用して、室内に芳香剤等の空気改善剤を偏ることなく迅速に循環させること ができる。また、上記のエアコンなどの空気の吹き出し方向を人に向けた際に、 直接、芳香剤の香りを人に与えることができる。 特に、本願第2の考案の実施によって、上記吹き出し口が噴出する空気の向き に柔軟に対応して、効率的に、空気改善剤を室内にて循環させることを可能とし た。 また、本願第3の考案の実施によって、より効率的に空気改善剤を室内に循環 させ、或いは人に向けて放出することを可能とした。 更に、本願第4の考案の実施によって、にあっては、特に自動車室内にて、上 記の効果を得るに適した芳香剤等の空気改善剤の空気吹き出し口への取付け具を 提供した。
【図1】(A)は本願考案の一実施の形態に係る取付け
具の左側面図であり、(B)はその平面図である。
具の左側面図であり、(B)はその平面図である。
【図2】上記取付け具の斜視図である。
【図3】上記取付け具の分解斜視図である。
【図4】上記取付け具の使用状態を示す斜視図である。
【図5】他の実施の形態に係る取付け具の使用状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
1 取付け部 2 連結部 3 容器
Claims (4)
- 【請求項1】 前部を構成する取付け部(1) と、後部を
構成する芳香剤等の空気改善剤の容器(2) と、取付け部
(1) と容器(2) との間に介され両者を固定する連結部
(3) とを備え、 取付け部(1) は容器(2) を他へ固定するものであり、容
器(2) は通気性を備えたものであり、連結部(3) は取付
け部(1) に対する容器(2) の向きを変更可能なものであ
ることを特徴とする芳香剤等の空気改善剤の空気吹き出
し口への取付け具。 - 【請求項2】 上記連結部(3) は、取付け部(1) の前後
方向に対して、少なくとも上下及び左右の各方向に容器
(2) の向きを変更することが可能なユニバーサルジョイ
ントであることを特徴とする請求項1記載の芳香剤等の
空気改善剤の空気吹き出し口への取け具。 - 【請求項3】 上記の容器(2) は、その前面と後面の夫
々に、容器(2) 内部に通じる通気孔を備えるものである
ことを特徴とする請求項2記載の芳香剤等の空気改善剤
の空気吹き出し口への取け具。 - 【請求項4】 上記取付け部(1) は、自動車室内の、ベ
ンチレーターやエアコンの空気吹き出し口の、羽根板或
いは仕切板を挟持することにて、当該吹き出し口に容器
(2) を固定することが可能なクリップであり、 連結部(3) は、前後方向に配列された少なくとも3つの
関節を備えたことを特徴とする請求項2記載の芳香剤等
の空気改善剤の空気吹き出し口への取け具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002003134U JP3090297U (ja) | 2002-05-28 | 2002-05-28 | 芳香剤等の空気改善剤の空気吹き出し口への取付け具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002003134U JP3090297U (ja) | 2002-05-28 | 2002-05-28 | 芳香剤等の空気改善剤の空気吹き出し口への取付け具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3090297U true JP3090297U (ja) | 2002-11-29 |
Family
ID=43241521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002003134U Expired - Fee Related JP3090297U (ja) | 2002-05-28 | 2002-05-28 | 芳香剤等の空気改善剤の空気吹き出し口への取付け具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3090297U (ja) |
-
2002
- 2002-05-28 JP JP2002003134U patent/JP3090297U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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