JP3090194B2 - 移動ホストのマルチキャスト通信方法 - Google Patents

移動ホストのマルチキャスト通信方法

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JP3090194B2
JP3090194B2 JP3928897A JP3928897A JP3090194B2 JP 3090194 B2 JP3090194 B2 JP 3090194B2 JP 3928897 A JP3928897 A JP 3928897A JP 3928897 A JP3928897 A JP 3928897A JP 3090194 B2 JP3090194 B2 JP 3090194B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動ホストのマル
チキャスト通信方法に関し、特に複数のサブネットワー
クが相互に接続されたネットワーク内を移動する移動ホ
ストに対するマルチキャストパケット転送制御方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】複数のサブネットワークが相互に接続さ
れたネットワークにおけるマルチキャスト通信では、
マルチキャストアドレスの有効利用、マルチキャスト
グループに参加するホストの制限、を行うために、サブ
ネットワークを単位とした物理的なネットワークトポロ
ジに基づいて、マルチキャストパケットの到達範囲に制
限を加えている。
【0003】マルチキャスト通信におけるパケット到達
範囲は、スコープと呼ばれる(例えば、Stephen Deerin
g, "Multicast routing in a datagram internetwork",
Ph.D. Thesis, Stanford University, 1991 )。この
スコープの設定は、例えば、インターネットプロトコル
バージョン6(IPv6)では、図23に示すように、マル
チキャストアドレスの中に、スコープフィールドを埋め
込むことにより実現できる。スコープフィールドは、例
えば、図24に示すように定義されている(例えば、R.
Hinden, S. Deering "IP Version 6 Addressing Archi
tecture", Request for Comment 1884, RFC 1884, Dece
mber 1995 )。
【0004】他方、通信を行いながらサブネットワーク
間を移動できる移動ホストをサポートするネットワーク
がある(例えば、岡ノ上、大澤、後藤、小松、“ダブル
IPヘッダ化による移動端末対応IP方式の提案”、電
子情報通信学会、信学技法、IN95-64 、Vol.95, No.26
9, 1995年9月)。
【0005】このネットワークでは、移動ホストをサポ
ートするサブネットワークに、エージェントと呼ぶ移動
ホストを介助するノードを配し、かつ各移動ホストに対
してホームエージェントと呼ぶ特別なエージェントを定
義する。そして、各移動ホストは、ホームエージェント
に対して必ず現在の位置情報を登録しておく。また、移
動ホストの位置情報は、現在存在(位置)するサブネッ
トワークのエージェント(フォーリンエージェントと呼
ばれる)にも登録される。各移動ホストは、現在の位置
に依存しない不変の識別子(ホームアドレス)を持ち、
この識別子を用いてホームエージェントに管理される。
【0006】このようなネットワークを図25に示す。
図25は、サブネットワーク251をホームネットワー
クとする移動ホスト252が、サブネットワーク253
から254へ移動した場合を示している。この場合、サ
ブネットワーク254のエージェントは、フォーリンエ
ージェント255となり、移動ホスト252からの位置
情報通知メッセージ256を受けて、その位置情報を登
録する。また、ホームエージェント257も、移動ホス
ト252からの位置情報通知メッセージ258を受け
て、その位置情報を登録する。
【0007】さて、図25に示す様なネットワークに、
上述したマルチキャスト通信を採用することを考える。
この場合、図25に示す様なネットワークでは、移動ホ
ストの移動範囲を予め定めることができないので、この
ネットワークにマルチキャストパケットの到達範囲を限
定するマルチキャスト通信をそのまま適用することはで
きない。つまり、従来のマルチキャスト通信では、移動
ホストをマルチキャストグループに参加させることがで
きない。
【0008】従来の、移動ホストをマルチキャストグル
ープに参加させる1つの方式として、各移動ホストのホ
ームエージェントと各移動ホストとの間に双方向トンネ
ルと呼ぶ論理的なチャネルを用意し、マルチキャストパ
ケットをユニキャストパケットにカプセル化して転送す
る方法(転送参加方法)がある。
【0009】この方法では、図26に示すように、マル
チキャストグループの送信元261が送信するマルチキ
ャストパケット262を、スコープ263に含まれるホ
ームネットワーク264のホームエージェント265が
受信する。そして、ホームエージェント265が、カプ
セル化したマルチキャストパケット(ユニキャストパケ
ット)を送信し、移動ホスト266は、双方向トンネル
267を介してこのユニキャストパケットを受信する。
こうして、移動ホスト266は、ホームエージェント2
65を中継点としてマルチキャストグループに参加する
ことができる。なお、移動ホスト266からマルチキャ
ストパケットを送信する場合は、カプセル化したマルチ
キャストパケットを、双方向トンネル267を通じてホ
ームエージェント265に送信し、ホームエージェント
265がカプセル化を解いて転送する。
【0010】また、従来の、移動ホストをマルチキャス
トグループに参加させる他の方式として、移動ホストが
固定ホストと同様の形態で移動先にて直接マルチキャス
トパケットの送受信を行う方法(直接参加方法)もあ
る。
【0011】この方法では、図27に示すように、スコ
ープ271にホームネットワーク272が含まれていな
い場合であっても、ホームネットワーク272からスコ
ープ271内に移動してきた移動ホスト273が、直
接、マルチキャストグループの送信元274からのマル
チキャストパケット275を受信する。移動ホスト27
3からのマルチキャストパケットの送信も、直接、行わ
れる。
【0012】上述した、移動ホストをマルチキャストグ
ループに参加される2つの方法は、例えば、Charles Pe
rkins, "IP Mobility Support", Request for Comment:
2002, RFC2002, October 1996、に示されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】移動ホストを考慮した
マルチキャスト通信では、そのグループの性質として、 グループ1:あるサブネットワークを管理する管理組織
に所属する移動ホストであれば、現在接続されているサ
ブネットワークを管理する管理組織を問わずグループの
メンバーとするグループ、 グループ2:移動ホストが所属する管理組織に関わら
ず、あるサブネットワークに現在直接接続されている移
動ホストは全てメンバーとするグループ、が考えられ
る。
【0014】しかしながら、従来の転送参加方法では、
ホームエージェントがスコープ内に存在していないと、
移動ホストがスコープ内に位置していてもパケットを受
信することができないので、グループ2を実現できない
という問題点がある。
【0015】また、この方法では、スコープ内にホーム
エージェントが存在していると、移動ホストの位置に関
係なくパケットが送信されてしまうので、送信先をスコ
ープ内に制限することができず、同じくグループ2を実
現することができないという問題点がある。
【0016】一方、従来の直接参加方法では、例え、ホ
ームエージェントがスコープ内に存在していても、移動
ホストがスコープ外に移動してしまうとパケットを受信
できないので、グループ1を実現できないという問題点
がある。
【0017】また、この方法では、グループへの参加を
認めていない管理組織の移動ホストがスコープ内に移動
してきたときに参加を拒否できないので、同じくグルー
プ1を実現できないという問題点がある。
【0018】本発明は、マルチキャストグループの性質
に合わせて、移動ホストのグループへの参加を認めるこ
とができる、移動ホストのマルチキャスト通信方法を提
供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の移動ホストのマ
ルチキャスト通信方法は、各々複数のホストが接続され
た複数のサブネットワークを相互に接続したネットワー
ク上で、前記複数のホストのいずれかが発信元ホストと
なり、前記複数のサブネットワークの中から1以上のサ
ブネットワークを選択してマルチキャストグループと
し、該マルチキャストグループに属する前記サブネット
ワークに接続された他の全てのホストに対して情報を送
信するマルチキャスト通信に、前記複数のサブネットワ
ークのいずれにも接続可能で、前記複数のサブネットワ
ークのいずれかに配置されたホームエージェントと呼ば
れるノードによって管理される移動ホストを参加させ
る、移動ホストのマルチキャスト通信方法において、
a)前記発信元ホストが、マルチキャストグループに関
する所定の情報をグループ特性情報として、前記マルチ
キャストグループに対して報知し、b)前記ホームエー
ジェントが、受信した前記グループ特性情報を、前記移
動ホストに転送し、c)前記移動ホストが、前記発信元
ホストから送信された前記グループ特性情報、または前
記ホームエージェントから転送された前記グループ特性
情報を受信し、前記所定の情報に基づいて、前記マルチ
キャストグループへの参加の可否を決定するようにした
ことを特徴とする。
【0020】また、本発明のマルチキャスト通信システ
ムは、相互に接続された複数のサブネットワークと、該
複数のサブネットワークに接続された複数のホストとを
有し、前記複数のホストのいずれかが発信元ホストとな
って、前記複数のサブネットワークの中から1以上のサ
ブネットワークを選択してマルチキャストグループと
し、該マルチキャストグループに属する前記サブネット
ワークに接続された他の全てのホストに対して情報を送
信することができるマルチキャスト通信システムにおい
て、a)前記複数のサブネットワークのいずれにも接続
可能な移動ホストと、b)前記複数のサブネットワーク
のいずれかに配置され、前記移動ホストを管理するホー
ムエージェントと呼ばれるノードとを設けるとともに、
c)前記複数のホストに、それぞれ、前記マルチキャス
トグループを形成する際に、当該マルチキャストグルー
プに関する所定の情報をグループ特性情報として、当該
マルチキャストグループに対して報知するための報知手
段を設け、さらに、d)前記ホームエージェントに、受
信した前記グループ特性情報を、前記移動ホストに転送
する転送手段と、e)前記移動ホストに、前記発信元ホ
ストから送信された前記グループ特性情報、または前記
ホームエージェントから転送された前記グループ特性情
報を受信し、前記所定の情報に基づいて、前記マルチキ
ャストグループへの参加の可否を決定する参加可否決定
手段とを設けたことを特徴とする。
【0021】さらに、本発明の移動ホストのマルチキャ
スト通信方法では、複数の相互に接続されたサブネット
ワークから構成され、現在直接接続している前記サブネ
ットワークに依存せずホストそのものを識別する識別子
(論理識別子)と現在直接接続している前記サブネット
ワークに基づく識別子(位置識別子)を有し、通信を行
いながら前記サブネットワーク間を移動できる複数の移
動ホストと、前記複数の移動ホストのそれぞれには、そ
の論理アドレスで定められる前記サブネットワーク内に
前記移動ホストのそれぞれを管理するホームエージェン
トと呼ぶノードが配され、前記サブネットワークに直接
接続し、前記サブネットワークに依存した識別子(固定
識別子)のみを有する移動しない複数の固定ホストが存
在し、マルチキャスト通信を行うネットワークにおける
前記移動ホストのマルチキャスト通信方法において、マ
ルチキャストグループを構成する前記移動あるいは固定
ホストは、a)前記複数の相互に接続されたサブネット
ワークから、少なくとも前記マルチキャストグループに
参加することを認める前記移動ホストの前記理論識別子
によって定められるサブネットワークと前記固定ホスト
の固定識別子で定められるサブネットワークをサブネッ
トワーク群1として選択し、b)前記サブネットワーク
群1に対して、前記マルチキャストグループに関する情
報をグループ特性情報として報知し、c)前記グループ
特性情報に基づいて、前記サブネットワーク群1内に存
在する前記ホームエージェントが、前記ホームエージェ
ントに管理される移動ホストの前記グループへの参加の
可否を決定するとともに、d)前記グループ特性情報に
基づいて、前記サブネットワーク群1内に存在する前記
移動ホストが前記グループへの参加の可否を決定する。
【0022】本発明のグループ特性情報は、a)前記マ
ルチキャストグループ内の通信を前記サブネットワーク
群1以外の前記サブネットワークに転送することを許可
するか否かを示す転送可否属性とb)前記マルチキャス
トグループに参加することを認めるホストは、前記サブ
ネットワーク群1のサブネットワークを管理する組織に
よって管理される前記移送ホスト及び前記固定ホストに
制限するか否かを示すメンバー制限有無属性とc)前記
マルチキャストグループを識別するグループ識別子とを
含んでいる。
【0023】本発明のホームエージェントは、a)前記
マルチキャストグループの前記グループ特性情報を受信
すると、前記マルチキャストグループの前記転送可否属
性、前記メンバー制限有無属性、前記グループ識別視を
記憶するグループ特性記憶手段と、b)記憶した前記転
送可否属性が該マルチキャストグループ内の通信を前記
サブネットワーク群1以外の前記サブネットワークに転
送することを許可する場合、該ホームエージェントが管
理する前記移動ホストを選択して、選択した移動ホスト
に該マルチキャストグループの該グループ特性情報を転
送する手段とを有している。
【0024】本発明のホームエージェントは、前記マル
チキャストグループの前記グループ特性情報を受信し、
該マルチキャストグループの前記転送可否属性が該マル
チキャストグループ内の通信を前記サブネットワーク群
1以外の前記サブネットワークに転送することを許可す
る場合、a)該ホームエージェントが管理する前記移動
ホストに対して、該マルチキャストグループの前記グル
ープ特性情報を受信済みか否かを問い合わせる、ホーム
エージェントグループ特性情報問い合わせメッセージを
送信する手段と、b)前記ホームエージェントグループ
特性情報問い合わせメッセージの応答として、前記移動
ホストが該グループ特性情報を既に受信済みである場合
には、移動ホストグループ特性情報受信済みメッセージ
を、前記移動ホストが該グループ特性情報を未受信であ
る場合には、移動ホストグループ特性情報未受信メッセ
ージを受信する手段と、c)前記移動ホストグループ特
性情報受信済みメッセージを受信すると、該移動ホスト
グループ特性情報受信済みメッセージを送信した移動ホ
ストに対しては、前記グループ特性情報を転送せず、該
移動ホストグループ特性未受信メッセージを送信した移
動ホストに対しては、前記グループ特性情報をホームエ
ージェントから転送グループ特性情報として転送する手
段と、を有している。
【0025】本発明のホームエージェントかあの転送グ
ループ特性情報は、前記グループ特性情報に対して、前
記ホームエージェントが転送したことを示す転送フラグ
が挿入される。
【0026】本発明のホームエージェントグループ特性
情報問い合わせメッセージは、a)問い合わせを行う前
記マルチキャストグループの前記グループ識別子を含ん
でいる。
【0027】本発明の移動ホストグループ特性情報受信
済みメッセージは、a)問い合わされた前記マルチキャ
ストグループの前記グループ識別子と、b)該移動ホス
トグループ特性情報受信済みメッセージを送信した前記
移動ホストの前記論理識別子と、c)前記グループ識別
子が受信済みであることを示すフラグを含んでいる。
【0028】本発明の移動ホストグループ特性情報未受
信メッセージは、a)問い合わされた前記マルチキャス
トグループの前記グループ識別子と、b)該移動ホスト
グループ特性情報受信済みメッセージを送信した前記移
動ホストの前記サブネットワークに依存せず管理組織が
管理する前記サブネットワークに基づく識別子と、c)
前記グループ識別子が未受信であることを示すフラグを
含んでいる。
【0029】本発明の移動ホストは、前記マルチキャス
トグループの前記グループ特性情報、前記マルチキャス
トグループの前記ホームエージェントからの転送グルー
プ特性情報を受信し、該移動ホストは、a)前記マルチ
キャストグループに直接参加できる直接参加可能グルー
プであることを判断する手段と、b)前記マルチキャス
トグループに前記ホームエージェントの転送により参加
できる転送参加可能グループであること判断する手段
と、c)前記マルチキャストグループには参加できない
参加不可グループと判断する手段とを有している。
【0030】本発明の移動ホストは、a)前記マルチキ
ャストグループの前記グループ特性情報、前記マルチキ
ャストグループの前記ホームエージェントからの転送グ
ループ特性情報を区別する手段を有し、該グループ特性
情報を受信すると、b)該マルチキャストグループが前
記直接参加可能グループであるか否か判断し、c)該マ
ルチキャストグループが前記直接参加可能グループでな
い場合には、前記参加不可グループであるか否かを判断
し、該マルチキャストグループが前記参加不可グループ
でない場合には、該マルチキャストグループの前記メン
バー制限有無属性を調べ、メンバー制限無しの場合に
は、該マルチキャストグループを前記直接参加可能グル
ープとして保持する手段と、d)該メンバー制限有無属
性がメンバー制限有りの場合には、前記ホームエージェ
ントに該マルチキャストグループの前記グループ特性情
報を受信しているか否かを問い合わせる移動ホストグル
ープ特性受信問い合わせメッセージを送信する手段と、
e)前記移動ホストグループ特性受信問い合わせメッセ
ージの応答として前記ホームエージェントから得られ
る、前記ホームエージェントが該グループ特性情報を受
信済みであることを示すホームエージェント受信済みメ
ッセージ、あるいは前記ホームエージェントが該グルー
プ特性情報を未受信であることを示すホームエージェン
ト未受信メッセージを受信する手段と、f)前記ホーム
エージェント受信済みメッセージを受信した場合には、
該マルチキャストグループを前記直接参加可能グループ
として保持する手段と、g)前記ホームエージェント未
受信メッセージを受信した場合には、該マルチキャスト
グループを前記参加不可グループとして保持する手段と
を有している。
【0031】本発明の移動ホストは、a)前記マルチキ
ャストグループの前記グループ特性情報、前記マルチキ
ャストグループの前記ホームエージェントからの転送グ
ループ特性情報を区別する手段を有し、該ホームエージ
ェントからの転送グループ特性情報を受信すると、b)
該マルチキャストグループが前記直接参加可能グループ
であるか否かを判断し、c)該マルチキャストグループ
が前記直接参加可能グループでない場合には、前記参加
不可グループであるか否かを判断し、該マルチキャスト
グループが前記参加不可グループでない場合には該マル
チキャストグループが前記転送参加可能グループとして
保持し、該マルチキャストグループが前記参加不可グル
ープである場合には、該マルチキャストグループが前記
参加不可能グループではなく、前記転送参加可能グルー
プであることを保持し、d)該マルチキャストグループ
が前記直接参加可能グループである場合には、該ホーム
エージェントに対して、該グループ特性情報の転送が不
要であることを示すグループ特性情報転送不要メッセー
ジを送信する。
【0032】本発明の移動ホストグループ特性受信問い
合わせメッセージは、a)問い合わせを行う前記マルチ
キャストグループの前記識別子と、b)該移動ホストグ
ループ特性受信問い合わせメッセージを送信する前記移
動ホストの前記論理識別子とを含んでいる。
【0033】本発明のホームエージェント未受信メッセ
ージは、a)前記移動ホストグループ特性受信問い合わ
せメッセージによって問い合わされた前記マルチキャス
トグループを識別する前記グループ識別子と、b)前記
ホームエージェントが前記マルチキャストグループの前
記グループ特性情報を受信していないことを示すフラグ
を含んでいる。
【0034】本発明のホームエージェント受信済みメッ
セージは、a)前記移動ホストグループ特性受信問い合
わせメッセージによって問い合わされた前記マルチキャ
ストグループを識別する前記グループ識別子と、b)前
記ホームエージェントが前記マルチキャストグループの
前記グループ特性情報を受信していることを示すフラグ
を含んでいる。
【0035】本発明のグループ特性情報転送不要メッセ
ージは、a)グループ特性情報の転送を不要とする前記
マルチキャストグループの前記識別子と、b)該グルー
プ特性情報転送不要メッセージを送信する前記移動ホス
トの前記論理識別しとを含んでいる。
【0036】本発明のホームエージェントは、本発明の
移動ホストから本発明の移動ホストグループ特性情報問
い合わせメッセージを受信すると、a)該移動ホストが
グループ特性情報問い合わせメッセージに含まれる前記
グループ識別子が前記グループ特性記憶手段に登録され
ているか否かを検出し、b)登録されている場合には前
記ホームエージェント受信済みメッセージを、登録され
ていない場合には前記ホームエージェント未受信メッセ
ージを該移動ホストに送信することを特徴とする。
【0037】本発明のホームエージェントは、本発明の
移動ホストから本発明のグループ特性情報転送不要メッ
セージを受信すると、a)前記グループ特性情報転送不
要メッセージに含まれる前記グループ識別子で識別され
る前記マルチキャストグループの前記グループ特性情報
を該移動ホストへ転送することを中止することを特徴と
している。
【0038】本発明の移動ホストが本発明のホームエー
ジェントグループ特性情報問い合わせメッセージを受信
すると、a)前記ホームエージェント特性情報問い合わ
せメッセージに含まれる前記グループ識別子を抽出し、
b)該グループ識別子が前記直接参加グループとして登
録されている場合には、前記移動ホストグループ特性情
報受信済みメッセージを該ホームエージェントに送信
し、c)該グループ識別子が前記直接参加グループとし
て登録されていない場合には、前記移動ホストグループ
特性情報未受信メッセージを該ホームエージェントに送
信することを特徴としている。
【0039】
【作用】本発明では、マルチキャストグループを構成す
るホストが、そのマルチキャストグループの性質を示す
属性として、そのグループに定義されたスコープを拡張
して転送することを許可するか否かを示す属性(転送可
否属性)、スコープで制限したサブネットワークを管理
する組織以外に所属するホストの参加を認めるか否かを
示す属性(メンバー制限有無属性)を持つグループ属性
情報を、少なくとも、メンバーとして参加を認める組織
が管理するサブネットワーク内に報知する。
【0040】ホームエージェントは、転送可否属性に基
づき、転送が許可されているグループの性質を示す全て
の情報を転送する。この転送情報を受けた移動ホスト
は、参加するか否かを判断し、参加する場合は、転送参
加法により参加する。
【0041】一方、直接、グループ属性情報を受信した
移動ホストは、メンバー制限有無属性がメンバー制限を
示していない場合に、直接参加法によりグループに参加
する。また、メンバー制限が有る場合は、ホームエージ
ェントに対して、同一のグループに関するグループ属性
情報を持っている問い合わせる。ホームエージェントが
そのグループ属性情報を持っていれば、その管理組織は
スコープ内に存在するので、移動ホストは直接参加法に
よりグループに参加する。
【0042】以上のようにして、スコープ外に存在する
移動ホストであっても、スコープ内に存在するホームエ
ージェントを介してグループに参加することができる。
また、スコープ内に存在するときは直接グループに参加
することができる。
【0043】その一方で、マルチキャストグループを構
成するホストは、スコープ外に存在する移動ホストのグ
ループへの参加を不許可とすることができる。また、ス
コープ内に存在する移動ホストであっても、そのホーム
エージェントがスコープ内に存在しなければ、グループ
への参加を不許可とすることができる。
【0044】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0045】図1に、本発明のマルチキャスト通信方法
が適用されるネットワークを示す。このネットワーク
は、基幹ネットワーク100と、サブネットワーク10
1、102、103、及び104とを有している。そし
て、サブネットワーク101、102、103、及び1
04は、それぞれルータ105、106、107、及び
108を介して基幹ネットワーク100に接続されてい
る。なお、これらのネットワークは、それぞれ異なる管
理組織によって管理されている。
【0046】また、このネットワークは、複数の移動ホ
スト110、111、112、及び113を有してい
る。移動ホスト110及び111は、サブネットワーク
101に属するホームエージェント120に、移動ホス
ト112及び113は、サブネットワーク103に属す
るホームエージェント121に管理されるが、現在のと
ころ、移動ホスト110及び113は、サブネットワー
ク102内に、移動ホスト111及び112は、サブネ
ットワーク104内に移動(位置)している。
【0047】各移動ホストは、現在の位置に関係なくホ
スト自身を表すアドレス(論理アドレス)と、現在の位
置に依存するアドレス(位置アドレス)とを有してい
る。これらのアドレスは、各移動ホストを管理するホー
ムエージェントに通知されている。
【0048】ホスト130は、少なくともサブネットワ
ーク101及び102を管理する組織に属するホストを
メンバーとするマルチキャストグループを構成し、その
グループのスコープ140を形成する。
【0049】以上のような状況において、各移動ホスト
は、以下のような4つの接続形態に分類することができ
る。 ●接続形態1:所属する管理組織(ホームネットワー
ク)及び現在の移動先が、ともにスコープ140内に存
在する場合。移動ホスト110は、この接続形態1に分
類される。 ●接続形態2:所属する管理組織はスコープ140内に
存在するが、現在の移動先はスコープ外である場合。移
動ホスト111は、この接続形態2に分類される。 ●接続形態3:所属する管理組織及び現在の移動先が、
ともにスコープ140外に存在する場合。移動ホスト1
12は、この接続形態3に分類される。 ●接続形態4:所属する管理組織はスコープ140外に
存在するが、現在の移動先がスコープ内である場合。移
動ホスト113は、この接続形態4に分類される。
【0050】一方、マルチキャストグループは、スコー
プ内のホームエージェントからスコープ外の移動ホスト
へのマルチキャストパケットの転送を可/不可とする
(スコープ外の移動ホストのグループへの参加を許可/
不許可とする)スコープ外転送可否属性、及び、スコー
プ内に位置する移動ホストが所属する管理組織がスコー
プ内に存在するか否かによって、その移動ホストのグル
ープへの参加を許可/不許可とするメンバー制限有無属
性とを規定しており、これらの組み合わせにより、次の
4つのタイプに分類できる。 ・タイプ1:スコープ外転送可能、メンバー制限有。 ・タイプ2:スコープ外転送可能、メンバー制限無。 ・タイプ3:スコープ外転送不可、メンバー制限有。 ・タイプ4:スコープ外転送不可、メンバー制限無。
【0051】従って、移動ホストの接続形態と、マルチ
キャストグループのタイプとの組み合わせにより、各移
動ホストのマルチキャストグループへの参加形態は、次
のようになる。 ●接続形態1 ・タイプ1:所属する管理組織及び移動先が共にスコー
プ内なので、直接参加方法により参加する。 ・タイプ2:所属する管理組織及び移動先が共にスコー
プ内なので、直接参加方法により参加する。 ・タイプ3:所属する管理組織及び移動先が共にスコー
プ内なので、直接参加方法により参加する。 ・タイプ4:所属する管理組織及び移動先が共にスコー
プ内なので、直接参加方法により参加する。 ●接続形態2 ・タイプ1:所属する管理組織がスコープ内に有るの
で、メンバー制限されていても参加資格を有する。しか
し、その移動先がスコープ外なのでホームエージェント
を介した転送参加法によりグループへの参加を行う。 ・タイプ2:所属する管理組織がスコープ内に有るの
で、参加資格を有する。しかし、その移動先がスコープ
外なのでホームエージェントを介した転送参加法により
グループへの参加を行う。 ・タイプ3:移動先がスコープ外であり、スコープ外へ
の転送が許可されていないので、グループへの参加はで
きない。 ・タイプ4:移動先がスコープ外であり、スコープ外へ
の転送が許可されていないので、グループへの参加はで
きない。 ●接続形態3 ・タイプ1:所属する管理組織、移動先が共にスコープ
外なので、グループの存在を知ることができない。従っ
て、グループへの参加はできない。 ・タイプ2:所属する管理組織、移動先が共にスコープ
外なので、グループの存在を知ることができない。従っ
て、グループへの参加はできない。 ・タイプ3:所属する管理組織、移動先が共にスコープ
外なので、グループの存在を知ることができない。従っ
て、グループへの参加はできない。 ・タイプ4:所属する管理組織、移動先が共にスコープ
外なので、グループの存在を知ることができない。従っ
て、グループへの参加はできない。 ●接続形態4 ・タイプ1:所属する管理組織がスコープ外に存在し、
メンバー制限が有るので、グループへの参加はできな
い。 ・タイプ2:移動先がスコープ内であり、メンバー制限
が無いので、所属する管理組織がスコープ外に存在して
も直接参加法でグループに参加できる。 ・タイプ3:所属する管理組織がスコープ外に存在し、
メンバー制限が有るので、グループへの参加はできな
い。 ・タイプ4:移動先がスコープ内であり、メンバー制限
が無いので、所属する管理組織がスコープ外に存在して
も直接参加法でグループに参加できる。
【0052】上記、移動ホストのグループへの参加形態
を表にすると図2に示すようになる。本発明では、この
ような移動ホストのグループへの参加形態を実現する。
【0053】以下、図2の参加形態を実現するためマル
チキャスト通信方法を具体的に説明する。
【0054】まず、マルチキャストグループを開催する
ホスト(オリジネータ)は、開催しようとするグループ
のスコープと、そのグループの属性を示すスコープ外転
送可否属性、メンバー制限有無属性を定める。スコープ
の定め方は、オリジネータがメンバーとしてグループへ
の参加を認めるホストを管理するサブネットワークを全
て含むように定める。この種のスコープとしては、例え
ば、図24に示すような定義が利用できる。また、属性
は、オリジネータが開催するグループの性質に合わせ
て、参加メンバー及び転送先を限定する。
【0055】オリジネータは、開催するグループに対し
て定めたスコープ外転送可否属性、メンバー制限有無属
性、スコープ、ユニークなグループ識別子等の情報(マ
ルチキャストグループ情報)を、開催するグループと同
じスコープ内に報知する。この情報の報知は、例えば、
Mark Handley, "SAP:Session Announcement Protocol",
internet engineering draft, work in progress 、に
示されるセッションアナウンスメントプロトコル(SA
P)によって行われる。また、マルチキャストグループ
情報の例としては、例えば、Mark Handley, "SDP:Sessi
onDescriptionProtocol", internet engineeringdraft,
work in progress、に示されている。
【0056】SAPメッセージフォーマットを図3に示
す。図3のSAPメッセージは、IPヘッダ300、U
DPヘッダ301、SAPヘッダ302、及びマルチキ
ャストグループ情報記述部303からなり、マルチキャ
ストグループ情報記述部303は、少なくとも、グルー
プ識別子、スコープ外転送可否属性、メンバー制限有無
属性、及びグループの存在時間を含んでいる。
【0057】次に、図3のようなSAPメッセージを受
信したホームエージェントの動作を説明する。
【0058】ホームエージェントは、自分が管理する移
動ホストの論理アドレスと位置アドレスの組を管理す
る。例えば、移動ホスト110、111を管理するホー
ムエージェント120は、図4に示すような移動ホスト
管理テーブルを有する。ここで、図4は、移動ホスト1
10の論理アドレス及び位置アドレスがそれぞれ論理ア
ドレス1、位置アドレス1であり、移動ホスト111の
論理アドレス及び位置アドレスがそれぞれ論理アドレス
2、位置アドレス2である場合を表している。
【0059】また、ホームエージェントは、SAPメッ
セージに含まれるグループ識別子、スコープ外転送可否
属性、及びメンバー制限有無属性を、グループ特性と呼
び、図5に示すようなグループ特性テーブルを用いて管
理する。なお、図5は、ホームエージェントが、グルー
プ識別子1〜4で表される4つのグループのSAPメッ
セージを受信しており、各メッセージの(スコープ外転
送可否属性、メンバー制限有無属性)が、それぞれ、
(可、有)、(否、有)、(可、無)、及び(否、無)
である場合を示している。
【0060】さらにまた、ホームエージェントは、図6
に示すようなグループ特性転送テーブルを有する。この
テーブルは、ホームエージェントが受信したSAPメッ
セージのうち、スコープ外転送可の属性を持つグループ
について、そのグループ特性を、自身が管理している移
動ホストに転送する必要が有るか否かの情報を保持して
いる。つまり、図6は、図4の移動ホスト管理テーブル
と、図5のグループ特性テーブルとを有するホームエー
ジェントが保持するグループ特性転送テーブルとに基づ
くものであって、移動ホスト110には転送の必要が有
り、移動ホスト111には転送の必要がない場合を示し
ている。
【0061】次に、ホームエージェントが、SAPメッ
セージを受信した場合の動作について、図7を参照しな
がら説明する。
【0062】まず、ホームエージェントは、ステップS
701で、SAPメッセージ(グループ特性情報)を受
信すると、ステップS702で、グループ特性テーブル
を検索し、そのメッセージに含まれるグループ識別子が
グループ特性テーブルに登録済みか否か調べる。
【0063】そして、ホームエージェントは、受信した
SAPメッセージのグループ識別子が既にグループ特性
テーブルに登録されている場合は、ステップS703
で、そのSAPメッセージのスコープ外転送可否属性を
調べ、スコープ外転送不可であれば、ステップS704
で、受信したSAPメッセージを廃棄する。逆に、SA
Pメッセージが転送可能の場合は、ステップS705
で、グループ特性転送テーブルの情報に基づいて転送す
べき移動ホストへ転送する。このSAPメッセージの転
送は、図8に示すようなパケットフォーマットで行われ
る。なお、図8に示すパケットフォーマットは、ホーム
エージェント120から移動ホスト111への転送メッ
セージの例を示す。即ち、ホームエージェント120
は、受信したSAPメッセージ(図3参照)に、宛先を
移動ホスト111の位置アドレス(位置アドレス2)と
し、かつ送信元アドレスをホームエージェント120の
アドレスとしたIPヘッダ800を付加してカプセル化
するとともに、ホームエージェント120からの転送で
あることを示す情報(転送フラグ)をマルチキャストグ
ループ情報記述部303に付加して転送する。
【0064】一方、ステップS702で、受信したSA
Pメッセージが登録されていないと判定した場合、ホー
ムエージェントは、ステップS706で、そのグループ
識別子、スコープ外転送可否属性、及びメンバー制限有
無属性を、グループ特性テーブルに登録する。そして、
ステップS707で、そのスコープ外転送可否属性に基
づいて、SAPメッセージの転送が可能か否か判定す
る。SAPメッセージの転送が不可能ならば、ステップ
S704で、そのSAPメッセージを廃棄する。逆に、
SAPメッセージの転送が可能ならば、ステップS70
8で、そのグループ識別子をグループ特性転送テーブル
に登録する。このとき、登録したグループ識別子につい
て、各移動ホストへの転送要/不要の情報(初期値)と
して、転送必要を設定する。
【0065】続いて、ホームエージェントは、ステップ
S709で、自身の管理する移動ホストに対して、先程
登録したグループ識別子を含むSAPメッセージを既に
受信したか否か(正確には、後述するように、直接参加
可能グループテーブルに登録されているか否か)を問い
合わせるためのメッセージ(ホームエージェントグルー
プ識別子問い合わせメッセージ)を送信する。このホー
ムエージェントグループ識別子問い合わせメッセージに
は、問い合わせを行うグループのグループ識別子が含ま
れている。
【0066】ホームエージェントグループ識別子問い合
わせメッセージを受け取った各移動ホストは、その応答
として、受信済みを示すメッセージ(移動ホスト受信済
みメッセージ)または未受信であることを示すメッセー
ジ(移動ホスト未受信メッセージ)を送信する。移動ホ
スト受信済みメッセージは、その移動ホストの論理アド
レス、グループ識別子、受信済みを示すフラグを含み、
移動ホスト未受信メッセージは、移動ホストの論理アド
レス、グループ識別子、未受信を示すフラグを含んでい
る。
【0067】ホームエージェントは、各移動ホストから
の応答メッセージを受信し、受信したメッセージが、移
動ホスト受信済みメッセージであると、ステップS71
0で判定したならば、ステップS711で、そのメッセ
ージを送信した移動ホストに関してグループ特性転送テ
ーブルを更新して、転送不要とする。また、ステップS
710で、受信した応答メッセージが移動ホスト未受信
メッセージであると判定した場合は、そのメッセージを
送信した移動ホストに関してのグループ特性転送テーブ
ルの更新は行わない。即ち、ホームエージェントは、ス
テップS712で、移動ホスト未受信メッセージを送信
した移動ホストに関しては、グループ特性転送テーブル
を転送必要のままとする。そして、先に受信したSAP
メッセージをカプセル化し、その移動ホストへ転送す
る。
【0068】ホームエージェントと移動ホストとの間
の、ステップS709からS710までのメッセージの
やり取りの一例を図9に示す。図9の例は、ホームエー
ジェントが、移動ホスト1及び2を管理しており、グル
ープ識別子Aで識別されるマルチキャストグループにつ
いてのホームエージェントグループ識別問い合わせメッ
セージを送信した場合を示す。このとき、移動ホスト1
は、グループ識別子Aで識別されるグループ特性情報を
受信済み(グループ識別子Aが直接参加可能グループテ
ーブルに登録済み)であり、移動ホスト2は、未受信
(グループ識別子Aが直接参加可能グループテーブルに
未登録)である。
【0069】次に、移動ホストが、SAPメッセージを
受信した場合の動作について図10乃至図15を参照し
て説明する。
【0070】移動ホストは、図10に示すような直接参
加可能グループテーブル、図11に示すような参加不可
グループテーブル、及び図12に示すような転送参加可
能グループテーブルを有している。これらのテーブルに
は、それぞれ、対応するグループのグループ識別子が登
録されている。即ち、図10乃至図12に示すテーブル
を保持している移動ホストは、グループ識別子がグルー
プ1及び2であるグループへの参加は直接参加法によ
り、グループ識別子がグループ5及び6であるグループ
への参加は転送参加法により認められるが、グループ識
別子がグループ3及び4であるグループへの参加は認め
られていない。
【0071】移動ホストは、2種類のSAPメッセージ
を受信する。一つは、オリジネータから直接送られてく
るもの(図3参照)であり、もう一つは、ホームエージ
ェントから転送されてくるもの(図8参照)である。そ
こで、移動ホストは、図13に示すように、ステップS
1301で受信したSAPメッセージ(グループ特性情
報)が、オリジネータから直接送信されたものであるの
か、ホームエージェントから転送されたものであるの
か、ステップS1302で判断する。この判断は、受信
したSAPメッセージ内のマルチキャストグループ情報
記述部の転送フラグを参照することで実現できる。
【0072】受信したSAPメッセージがオリジネータ
から送信されたものである場合、ステップS1303
で、そのグループ識別子が、直接参加可能グループテー
ブルに登録されているか否か判定する。そして、登録さ
れている場合には、ステップS1304で、受信したS
APメッセージを廃棄する。また、登録されていない場
合には、ステップS1305で、そのグループ識別子が
参加不可グループテーブルに登録されているか否か判定
する。グループ識別子が参加不可グループテーブルに登
録されている場合は、ステップS1304で、受信した
SAPメッセージを廃棄する。
【0073】ステップS1305で、グループ識別子が
参加不可グループテーブルに登録されていないと判定さ
れた場合は、ステップS1306で、受信したSAPメ
ッセージに含まれるメンバー制限有無属性を調べる。そ
の結果、メンバー制限がないと判断した場合は、ステッ
プS1307で、そのグループ識別子を直接参加可能グ
ループテーブルに登録する。一方、メンバー制限が有る
場合は、ステップS1308で、自身を管理しているホ
ームエージェントに対して、そのグループ識別子を持つ
SAPメッセージを受信しているか否か(後述するよう
に、そのグループ識別子がグループ特性テーブルに登録
されているか否か)の問い合わせを行う(移動ホストグ
ループ識別子問い合わせメッセージの送信)。この移動
ホストグループ識別子問い合わせメッセージは、問い合
わせを行うグループ識別子、及び移動ホストの論理アド
レスが含まれている。
【0074】ホームエージェントは、移動ホストグルー
プ識別子問い合わせメッセージを受信すると、問い合わ
せのあったグループ識別子を持つSAPメッセージを既
に受信しているか否かを示す応答メッセージを送出す
る。
【0075】移動ホストは、ホームエージェントからの
応答メッセージが、問い合わせのあったグループ識別子
を持つSAPメッセージを既に受信している(そのグル
ープ識別子がグループ特性テーブルに登録済み)という
メッセージ(ホームエージェント受信済みメッセージ)
であると、ステップS1309で、判断されたならば、
ステップS1307で、そのグループ識別子を直接参加
可能グループテーブルに登録する。逆に、ホームエージ
ェントからの応答メッセージが、問い合わせのあったグ
ループ識別子を持つSAPメッセージを受信していない
(そのグループ識別子がグループ特性テーブルに未登
録)というメッセージ(ホームエージェント未受信メッ
セージ)であると、ステップS1309で、判断された
ならば、ステップS1310で、そのグループ識別子を
参加不可グループテーブルに登録する。なお、ホームエ
ージェント受信済みメッセージには、問い合わせたグル
ープ識別子及び受信済みを示すフラグが含まれており、
ホームエージェント未受信メッセージには、問い合わせ
たグループ識別子、及び未受信を示すフラグが含まれ
る。
【0076】各移動ホストとホームエージェントとの間
の、ステップS1308からS1309間でのやり取り
を図14に示す。図14は、同一のホームエージェント
に管理される移動ホスト1及び2が、それぞれそのホー
ムエージェントに対して、グループ識別子A及びBで識
別されるマルチキャストグループのSAPメッセージ
(グループ特性情報)を受信しているか否かを問い合わ
せた場合を示す。この場合、ホームエージェントは、グ
ループ識別子Aのグループ特性情報は受信しているが、
グループ識別子Bのグループ特性情報は受信していない
ため、移動ホスト1へは、ホームエージェント受信済み
メッセージを、移動ホスト2へは、ホームエージェント
未受信メッセージを送信する。
【0077】次に、移動ホストが、ホームエージェント
から転送されたSAPメッセージを受信した場合につい
て説明する。
【0078】移動ホストは、ステップS1302で、受
信したSAPメッセージがホームエージェントから転送
されてきたものであると判定した場合、ステップS13
11で、グループ識別子が直接参加可能グループテーブ
ルに登録されているか否か判定する。
【0079】グループ識別子が直接参加可能グループテ
ーブルに登録されている場合、移動ホストは、ステップ
S1312で、ホームエージェントに対してグループ特
性情報の転送は不要であることを示すメッセージ(グル
ープ特性情報転送不要メッセージ)を送信する。このグ
ループ特性情報転送不要メッセージには、対象となるグ
ループ識別子、移動ホストの論理アドレス、及び転送不
要を示すフラグが含まれる。このメッセージのやり取り
を図15に示す。図15は、移動ホスト1が、グループ
識別子Aで識別されるマルチキャストグループのグルー
プ特性情報の転送は不要であるとして、ホームエージェ
ントに対し、グループ特性情報転送不要メッセージを送
信した場合を示す。
【0080】ステップS1311で、グループ識別子が
直接参加可能グループテーブルに登録されていないと判
定された場合、移動ホストは、ステップS1313で、
そのグループ識別子が、参加不可グループテーブルに登
録されているか否かを調べる。
【0081】そのグループ識別子が、参加不可グループ
テーブルに登録されている場合、移動ホストは、ステッ
プS1314で、そのグループ識別子を参加不可グルー
プテーブルから抹消し、ステップS1315で、そのグ
ループ識別子を転送参加可能グループテーブルに登録す
る。そのグループ識別子が、参加不可グループテーブル
に登録されていない場合は、直ちに、ステップS131
5で、そのグループ識別子を転送参加可能グループテー
ブルに登録する。
【0082】以上の説明からも分かるように、ホームエ
ージェントは、オリジネータからのSAPメッセージ以
外に、移動ホストからの、移動ホスト受信済みメッセー
ジ、移動ホスト未受信メッセージ、及びグループ特性情
報転送不要メッセージを受信する。これらのメッセージ
を受信した場合、ホームエージェントは、次のようにグ
ループ特性転送テーブル(図6参照)を更新する。
【0083】即ち、ホームエージェントは、移動ホスト
から移動ホスト未受信メッセージを受信すると、図16
に示すように、メッセージに含まれるグループ識別子の
グループに関するSAPメッセージを送信元の移動ホス
トに転送するように更新する。また、ホームエージェン
トは、移動ホスト受信済みメッセージを受信すると、図
17に示すように、メッセージに含まれるグループ識別
子のグループに関するSAPメッセージを送信元の移動
ホストに転送しないように更新する。さらにまた、ホー
ムエージェントは、グループ特性情報転送不要メッセー
ジを受信すると、図18に示すように、メッセージに含
まれるグループ識別子のグループに関するSAPメッセ
ージを送信元の移動ホストに転送しないように更新す
る。
【0084】また、ホームエージェントは、移動ホスト
からの移動ホストグループ識別子問い合わせメッセージ
を受信する。この場合、ホームエージェントは、図19
に示すように、グループ特性テーブル(図5参照)を検
索して、そのメッセージに含まれるグループ識別子が登
録されているか否かを調べる。そして、登録済みであれ
ば、ホームエージェント登録済みメッセージを、未登録
であれば、ホームエージェント未受信メッセージを送信
元の移動ホストに対して送信する。
【0085】一方、移動ホストは、SAPメッセージ以
外に、ホームエージェントグループ識別子問い合わせメ
ッセージ、ホームエージェント受信済みメッセージ、及
びホームエージェント未受信メッセージを受信する。
【0086】移動ホストは、ホームエージェントグルー
プ識別子問い合わせメッセージを受信すると、図20に
示すように、そのメッセージに含まれるグループ識別子
が、直接参加可能グループテーブルに登録されているか
否かを調べる。そして、移動ホストは、そのグループ識
別子が、直接参加可能グループテーブルに登録されてい
る場合には、移動ホスト受信済みメッセージを、登録さ
れていない場合には、移動ホスト未受信メッセージを、
ホームエージェントに対して送信する。
【0087】また、移動ホストは、ホームエージェント
受信済みメッセージを受信すると、図21に示すよう
に、そのメッセージに含まれるグループ識別子を、直接
参加可能グループテーブルに登録する。また、移動ホス
トは、ホームエージェント未受信メッセージを受信する
と、図22に示すように、そのメッセージに含まれるグ
ループ識別子を、参加不可グループテーブルに登録す
る。
【0088】以上に述べてきた手順を移動ホスト及びホ
ームエージェントに導入し、移動ホストが、直接参加可
能グループテーブル(図10参照)、転送参加可能グル
ープテーブル(図12参照)、及び参加不可グループテ
ーブル(図11参照)に基づいて、ホームエージェント
が、グループ特性転送テーブル(図6参照)に基づい
て、グループ識別子で識別されるグループの通信に参加
することにより、図2に示した通信形態を実現すること
ができる。
【0089】なお、移動ホスト及びホームエージェント
が使用する全てのテーブルに登録されているグループ識
別子は、その識別子により識別されるグループ特性情報
に含まれるグループ存続時間が経過すると、速やかに登
録抹消される。また、移動ホストが移動することによっ
て、新たな位置アドレスを取得した場合には、その移動
ホストが使用する全てのテーブルに登録されているグル
ープ識別子は、全て抹消される。さらにまた、移動ホス
トの移動の通知を受けたホームエージェントは、グルー
プ特性情報転送テーブルの、その移動ホストに関する転
送要/不要情報を全て転送必要に変更する。
【0090】
【発明の効果】本発明によれば、移動ホストも、マルチ
キャストグループに定義されるスコープの制限に反する
ことなく、直接参加法と間接参加法を適切に使い別け
て、参加資格を持つマルチキャストグループへの参加が
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマルチキャスト通信方法が適用される
ネットワークの一例を示す構成図である。
【図2】移動ホストのマルチキャストグループへの参加
形態を示す図である。
【図3】SAPメッセージフォーマットを示す図であ
る。
【図4】ホームエージェントが有する移動ホスト管理テ
ーブルを説明するための図である。
【図5】ホームエージェントが有するグループ特性テー
ブルを説明するための図である。
【図6】ホームエージェントが有するグループ特性転送
テーブルを説明するための図である。
【図7】ホームエージェントが、SAPメッセージを受
信した場合の動作を示すフローチャートである。
【図8】ホームエージェントから移動ホストへ転送され
るパケットフォーマットを示す図である。
【図9】ホームエージェントと移動ホストとのメッセー
ジのやり取りを説明するための図である。
【図10】移動ホストが有する直接参加可能グループテ
ーブルを説明するための図である。
【図11】移動ホストが有する参加不可グループテーブ
ルを説明するための図である。
【図12】移動ホストが有する転送参加可能グループテ
ーブルを説明するための図である。
【図13】移動ホストが、SAPメッセージを受信した
場合の動作を示すフローチャートである。
【図14】移動ホストとホームエージェントとの間のメ
ッセージのやり取りを説明するための図である。
【図15】移動ホストとホームエージェントとの間のメ
ッセージのやり取りを説明するための図である。
【図16】ホームエージェントが、移動ホストから移動
ホスト未受信メッセージを受信した場合の動作を示すフ
ローチャートである。
【図17】ホームエージェントが、移動ホストから移動
ホスト受信済みメッセージを受信した場合の動作を示す
フローチャートである。
【図18】ホームエージェントが、移動ホストからグル
ープ特性情報転送不要メッセージを受信した場合の動作
を示すフローチャートである。
【図19】ホームエージェントが、移動ホストからの移
動ホストグループ識別子問い合わせメッセージを受信し
た場合の動作を示すフローチャートである。
【図20】移動ホストが、ホームエージェントグループ
識別子問い合わせメッセージを受信した場合の動作を示
すフローチャートである。
【図21】移動ホストが、ホームエージェント受信済み
メッセージを受信した場合の動作を示すフローチャート
である。
【図22】移動ホストが、ホームエージェント未受信メ
ッセージを受信した場合の動作を示すフローチャートで
ある。
【図23】マルチキャスト通信に使用されるマルチキャ
ストアドレスのフォーマットを示す図である。
【図24】図23のスコープフィールドの具体例を示す
図である。
【図25】従来の移動ホストのマルチキャスト通信が可
能なネットワークの1例を示す図である。
【図26】転送参加方法を説明するための図である。
【図27】直接参加方法を説明するための図である。
【符号の説明】
100 基幹ネットワーク 101,102,103,104 サブネットワー
ク 105,106,107,108 ルータ 110,111,112,113 移動ホスト 120,121 ホームエージェント 251 サブネットワーク 252 移動ホスト 253 サブネットワーク 254 サブネットワーク 255 フォーリンエージェント 256 位置情報通知メッセージ 257 ホームエージェント 258 位置情報通知メッセージ 261 送信元 262 マルチキャストパケット 263 スコープ 264 ホームネットワーク 265 ホームエージェント 266 移動ホスト 267 双方向トンネル 271 スコープ 272 ホームネットワーク 273 移動ホスト 274 送信元 275 マルチキャストパケット
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−13910(JP,A) 特開 平9−326791(JP,A) 特開 平8−163156(JP,A) 特開 平6−337824(JP,A) 特開 平4−157940(JP,A) 電子情報通信学会技術研究報告,Vo l.97 No.353,SSE97−133,岡 ノ上和広 大澤智喜,「移動ホスト対応 に向けた IP Multicast の拡張」,pages.43−48 1997年電子情報通信学会総合大会講演 論文集,通信2,B−7−147,岡ノ上 和広 大澤智喜,「移動ホストを考慮し た IP Multicast パケッ ト転送制御」 IEEE Cmmunication s Magazine,Vol.35 N o.1,January 1997,Xyl omeons,G.et al.,”I P Multicast for Mo bile Hosts”,pages. 54−58 IEEE Infocom ’96,T he Conference on C omputer Communicat ions,Proceedings V olume.1,March 1996,A charya,A.et al.,”I P Multicast for Mo bile Internetworki ng”,pages.67−74 RFC−2002.C Perkin s,”IP Mobility Sup port”,October.1996 Proceedings Secon d International Wo rkshop on Services in Distributred a nd Networked Envir onments,June 1995,Ch ikarmane,V.et a l.,”Mobile IP−base d Multicast as a S ervice for Mobile Hosts”,pages11−18, RFC−1112.S.Deerin g,”Host Extensions for IP Multicasti ng”,August.1989 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/46 H04L 12/56 G06F 13/00 H04L 12/28 INSPEC(DIALOG) JICSTファイル(JOIS)

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々複数のホストが接続された複数のサ
    ブネットワークを相互に接続したネットワーク上で、前
    記複数のホストのいずれかが発信元ホストとなり、前記
    複数のサブネットワークの中から1以上のサブネットワ
    ークを選択してマルチキャストグループとし、該マルチ
    キャストグループに属する前記サブネットワークに接続
    された他の全てのホストに対して情報を送信するマルチ
    キャスト通信に、前記複数のサブネットワークのいずれ
    にも接続可能で、前記複数のサブネットワークのいずれ
    かに配置されたホームエージェントと呼ばれるノードに
    よって管理される移動ホストを参加させる、移動ホスト
    のマルチキャスト通信方法において、 a)前記発信元ホストが、グループ特性情報と呼ばれる
    マルチキャストグループに関する所定の情報であって、 i)前記マルチキャストグループを識別するためのグル
    ープ識別子と、 ii)当該グループ特性情報を受信したホームエージェン
    トに対し、当該グループ特性情報の前記移動ホストへの
    転送を許可するか否かを示す転送可否属性と、 iii)前記移動ホストが前記マルチキャストグループに
    参加するためには、前記ホームエージェントが当該マル
    チキャストグループに属するサブネットワークに接続さ
    れていることが必要か否かを示すメンバー制限有無属性
    と、を含んでいる情報を 前記マルチキャストグループに
    対して報知し、 b)前記ホームエージェントが、受信した前記グループ
    特性情報を、前記移動ホストに転送し、 c)前記移動ホストが、前記発信元ホストから送信され
    た前記グループ特性情報、または前記ホームエージェン
    トから転送された前記グループ特性情報を受信し、前記
    所定の情報に基づいて、前記マルチキャストグループへ
    の参加の可否を決定するようにしたことを特徴とする移
    動ホストのマルチキャスト通信方法。
  2. 【請求項2】 前記移動ホストが、前記発信元ホストか
    ら送信された前記グループ特性情報に基づいて、前記マ
    ルチキャストグループへの参加の可否を決定する際に、
    前記ホームエージェントに対して問い合わせを行い、そ
    の応答メッセージに基づいて前記マルチキャストグルー
    プへの参加の可否を決定するようにしたことを特徴とす
    る請求項1の移動ホストのマルチキャスト通信方法。
  3. 【請求項3】 前記ホームエージェントが、受信した前
    記グループ特性情報に含まれる前記転送可否属性を確認
    して、転送可であれば、当該グループ特性情報に転送を
    示す転送フラグを付加して、前記移動ホストへ転送する
    ようにしたことを特徴とする請求項1の移動ホストのマ
    ルチキャスト通信方法。
  4. 【請求項4】 前記ホームエージェントが複数の移動ホ
    ストを管理しており、各移動ホストについてグループ識
    別子毎に前記グループ特性情報の転送要/不要を登録す
    るグループ特性転送テーブルを有し、前記移動ホストの
    うち、転送不要メッセージを送信した移動ホストについ
    ては、その転送不要メッセージに含まれるグループ識別
    子に対応する前記グループ特性転送テーブルに転送不要
    を登録して、当該移動ホストに対しては、当該グループ
    識別子を含む前記グループ特性情報の転送を行わないよ
    うにしたことを特徴とする請求項3の移動ホストのマル
    チキャスト通信方法。
  5. 【請求項5】 前記移動ホストが、 a)直接参加可能なマルチキャストグループのグループ
    識別子を登録する直接参加可能グループテーブルと、 b)転送参加可能なマルチキャストグループのグループ
    識別子を登録する転送参加可能グループテーブルと、 c)参加不可能なマルチキャストグループのグループ識
    別子を登録する参加不可グループテーブルとを有してお
    り、 d)前記グループ特性情報を受信すると、前記転送フラ
    グを確認して、受信した前記グループ特性情報が前記ホ
    ームエージェントより転送されてきたものか否かを判定
    し、 e)当該グループ特性情報が前記ホームエージェントよ
    り転送されてきたものである場合は、直接参加可能グル
    ープテーブルから当該グループ特性情報に含まれる前記
    グループ識別子を検索し、 f)登録されていなければ、前記ホームエージェントを
    介して前記マルチキャストグループに参加する転送参加
    が可能と判定し、前記参加不可グループテーブルに前記
    グループ識別子が登録されている場合は削除し、前記グ
    ループ識別子を前記転送参加可能グループテーブルに登
    録して、 前記マルチキャストグループに転送参加するようにした
    ことを特徴とする請求項3または4の移動ホストのマル
    チキャスト通信方法。
  6. 【請求項6】 前記ホームエージェントが、 受信した前記グループ特性情報の前記転送可否属性が転
    送可を示している場合に、 a)前記移動ホストに対して、前記グループ特性情報に
    含まれる前記グループ識別子が、前記直接参加可能グル
    ープテーブルに登録されているか問い合わせを行い、 b)前記移動ホストからの応答が登録されていないこと
    を示している場合に、前記グループ特性情報を前記移動
    ホストへ転送するようにしたことを特徴とする請求項5
    の移動ホストのマルチキャスト通信方法。
  7. 【請求項7】 前記移動ホストが、受信したグループ特
    性情報が前記ホームエージェントより転送されてきたも
    のである場合であって、前記直接参加可能グループテー
    ブルにそのグループ識別子が登録されている場合に、前
    記ホームエージェントに対して転送不要メッセージを送
    信することを特徴とする請求項5の移動ホストのマルチ
    キャスト通信方法。
  8. 【請求項8】 前記移動ホストが、受信した前記グルー
    プ特性情報は前記送信元ホストから直接伝送されてきた
    ものであると判定した場合に、前記メンバー制限有無属
    性がメンバー制限無しであれば、直接参加可能グループ
    テーブルにそのグループ識別子を登録して、前記マルチ
    キャストグループに直接参加するようにしたことを特徴
    とする請求項5または6の移動ホストのマルチキャスト
    通信方法。
  9. 【請求項9】 前記移動ホストが、受信した前記グルー
    プ特性情報は前記送信元ホストから直接伝送されてきた
    ものであると判定した場合に、前記メンバー制限有無属
    性がメンバー制限有りであれば、前記ホームエージェン
    トに対して問い合わせを行い、該ホームエージェントか
    ら応答に応じて、直接参加または参加不可の決定を行
    い、直接参加の場合は、直接参加可能グループテーブル
    にそのグループ識別子を登録して、参加不可の場合は、
    参加不可グループテーブルにそのグループ識別子を登録
    するようにしたことを特徴とする請求項5または6の移
    動ホストのマルチキャスト通信方法。
  10. 【請求項10】 前記ホームエージェントが、受信した
    グループ特性情報に含まれる、前記グループ識別子、前
    記転送可否属性、及び前記メンバー制限有無属性を登録
    する、グループ転送特性テーブルを有し、前記移動ホス
    トからの問い合わせに応じて、そのグループ識別子が登
    録されているか否を応答メッセージとして送信するよう
    にしたことを特徴とする請求項9の移動ホストのマルチ
    キャスト通信方法。
  11. 【請求項11】 前記移動ホストが、受信した前記グル
    ープ特性情報は前記送信元ホストから直接伝送されてき
    たものであると判定した場合に、前記直接参加可能グル
    ープテーブルからそのグループ識別子を検索し、登録さ
    れていない場合に、メンバー制限有無属性の判定を行う
    ようにしたことを特徴とする請求項8または9の移動ホ
    ストのマルチキャスト通信方法。
  12. 【請求項12】 前記移動ホストに、その存在位置に依
    存しない当該移動ホストを識別するための論理識別子
    と、現在接続されているサブネットワークに依存する位
    置識別子とを付与し、前記論理識別子と前記位置識別子
    とを用いて前記ホームエージェントが当該移動ホストを
    管理することを特徴とする請求項1の移動ホストのマル
    チキャスト通信方法。
  13. 【請求項13】 前記移動ホストが通信を行いながら前
    記サブネットワーク間を移動できるようにしたことを特
    徴とする請求項1の移動ホストのマルチキャスト通信方
    法。
  14. 【請求項14】 相互に接続された複数のサブネットワ
    ークと、該複数のサブネットワークに接続された複数の
    ホストとを有し、前記複数のホストのいずれかが発信元
    ホストとなって、前記複数のサブネットワークの中から
    1以上のサブネットワークを選択してマルチキャストグ
    ループとし、該マルチキャストグループに属する前記サ
    ブネットワークに接続された他の全てのホストに対して
    情報を送信することができるマルチキャスト通信システ
    ムにおいて、 a)前記複数のサブネットワークのいずれにも接続可能
    な移動ホストと、 b)前記複数のサブネットワークのいずれかに配置さ
    れ、前記移動ホストを管理するホームエージェントと呼
    ばれるノードとを設けるとともに、 c)前記複数のホストに、それぞれ、前記マルチキャス
    トグループを形成する際に、グループ特性情報と呼ばれ
    る当該マルチキャストグループに関する所定の情報であ
    って、 i)前記マルチキャストグループを識別するためのグル
    ープ識別子と、 ii)当該グループ特性情報を受信したホームエージェン
    トに対し、当該グループ特性情報の前記移動ホストへの
    転送を許可するか否かを示す転送可否属性と、 iii)前記移動ホストが前記マルチキャストグループに
    参加するためには、前記ホームエージェントが当該マル
    チキャストグループに属するサブネットワークに接続さ
    れていることが必要か否かを示すメンバー制限有無属性
    と、 を含む情報を、 当該マルチキャストグループに対して報
    知するための報知手段を設け、 さらに、 d)前記ホームエージェントに、受信した前記グループ
    特性情報を、前記移動ホストに転送する転送手段と、 e)前記移動ホストに、前記発信元ホストから送信され
    た前記グループ特性情報、または前記ホームエージェン
    トから転送された前記グループ特性情報を受信し、前記
    所定の情報に基づいて、前記マルチキャストグループへ
    の参加の可否を決定する参加可否決定手段とを設けたこ
    とを特徴とするマルチキャスト通信システム。
  15. 【請求項15】 前記ホームエージェントが、受信した
    前記グループ特性情報に含まれる、前記グループ識別子
    と、前記転送可否属性と、前記メンバー制限有無属性と
    を登録するグループ特性テーブルを有していることを特
    徴とする請求項14のマルチキャスト通信システム。
  16. 【請求項16】 前記転送手段が、受信した前記グルー
    プ特性情報に含まれる前記転送可否属性を確認する転送
    可否属性確認手段を有し、転送可であれば、当該グルー
    プ特性情報に転送を示す転送フラグを付加して、前記移
    動ホストへ転送するようにしたことを特徴とする請求項
    14または15のマルチキャスト通信システム。
  17. 【請求項17】 前記転送手段が、転送しようする前記
    グループ特性情報が既に移動ホストで受信されているか
    否か前記移動ホストに問い合わせる、問い合わせ手段を
    有することを特徴とする請求項16のマルチキャスト通
    信システム。
  18. 【請求項18】 前記ホームエージェントが、複数の移
    動ホストを管理しており、各移動ホストについてグルー
    プ識別子毎に前記グループ特性情報の転送要/不要を登
    録するグループ特性転送テーブルを有し、前記転送手段
    は、前記グループ特性転送テーブルに必要と登録されて
    いる移動ホストに対してのみ、前記グループ特性情報を
    転送することを特徴とする請求項16または17のマル
    チキャスト通信システム。
  19. 【請求項19】 前記移動ホストが、前記転送フラグを
    検出する手段を有し、受信した前記グループ特性情報
    が、前記送信元ホストから送信されたものか、前記ホー
    ムエージェントから転送されたものか区別するようにし
    たことを特徴とする請求項16のマルチキャスト通信シ
    ステム。
  20. 【請求項20】 前記移動ホストが、前記メンバー制限
    有無属性を判定するメンバー制限有無属性手段と、該メ
    ンバー制限有無属性手段がメンバー制限有りと判定した
    場合に、前記ホームエージェントへメンバーか否かの問
    い合わせを行う問い合わせ手段とを有していることを特
    徴とする請求項19のマルチキャスト通信システム。
  21. 【請求項21】 前記移動ホストが、 a)直接参加可能なマルチキャストグループのグループ
    識別子を登録する直接参加可能グループテーブルと、 b)転送参加可能なマルチキャストグループのグループ
    識別子を登録する転送参加可能グループテーブルと、 c)参加不可能なマルチキャストグループのグループ識
    別子を登録する参加不可グループテーブルとを有してい
    ることを特徴とする請求項14のマルチキャスト通信シ
    ステム。
  22. 【請求項22】 前記移動ホストは、前記ホームエージ
    ェントから転送された前記グループ特性情報を受信した
    とき、前記直接参加可能グループテーブルに前記グルー
    プ識別子が登録されているか検索する第1の検索手段
    と、該第1の検索手段が前記直接参加可能グループテー
    ブルに前記グループ識別子が登録されていることを検出
    した場合に、転送不要メッセージを前記ホームエージェ
    ントに送信する転送不要メッセージ送信手段と、前記第
    1の検索手段が前記直接参加可能グループテーブルに前
    記グループ識別子が登録されていないことを検出した場
    合に、前記参加不可グループテーブルに前記グループ識
    別子が登録されているか検索するとともに登録されてい
    る場合に当該グループ識別子を削除する第2の検索手段
    と、同じく前記第1の検索手段が前記直接参加可能グル
    ープテーブルに前記グループ識別子が登録されていない
    ことを検出した場合に、前記転送参加可能グループテー
    ブルに前記グループ識別子を登録する登録手段を有する
    ことを特徴とする請求項21のマルチキャスト通信シス
    テム。
  23. 【請求項23】 前記移動ホストは、前記発信元ホスト
    から直接前記グループ特性情報を受信したとき、前記直
    接参加可能グループテーブルに前記グループ識別子が登
    録されているか検索する第1の検索手段と、該第1の検
    索手段が前記直接参加可能グループテーブルに前記グル
    ープ識別子が登録されていないことを検出した場合に、
    前記参加不可グループテーブルに前記グループ識別子が
    登録されているか検索する第2の検索手段と、該第2の
    検索手段が前記参加不可グループテーブルに前記グルー
    プ識別子が登録されていないことを検出した場合に、前
    記メンバー制限有無属性を判定するメンバー制限判定手
    段と、該メンバー制限判定手段がメンバー制限有りと判
    定した場合に、前記ホームエージェントにメンバーか否
    か問い合わせる問い合わせ手段とを有し、 前記メンバー制限判定手段がメンバー制限無しと判定し
    た場合及び前記問い合わせ手段の問い合わせに応答して
    メンバーで有ることを示す応答が得られた場合に、前記
    第1の検索手段が、前記グループ識別子を前記直接参加
    可能グループテーブルに登録し、前記問い合わせ手段の
    問い合わせに応答してメンバーで無いことを示す応答が
    得られた場合に、前記第2の検索手段が前記参加不可グ
    ループテーブルに前記グループ識別子を登録するように
    したことを特徴とする請求項21のマルチキャスト通信
    システム。
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