JP3090140B1 - 静電荷像現像用トナー及びその製造方法、静電荷像現像剤並びに画像形成方法 - Google Patents
静電荷像現像用トナー及びその製造方法、静電荷像現像剤並びに画像形成方法Info
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Abstract
用トナー及びその製造方法、静電荷像現像剤、及び画像
形成方法の提供にある。 【解決方法】 少なくとも結着樹脂と着色剤を含有し、
外添剤を付着してなる静電荷像現像用トナーにおいて、
平均体積粒子径D50が3.0 〜8.0 μmの範囲にあり、平
均体積粒度分布指標GSDvが1.26以下であり、表面性指標
値〔(比表面積実測値)/(比表面積計算値)〕が6.0
以下であることを特徴とする静電荷現像用トナー及びそ
の製造方法、静電荷像現像剤、並びに画像形成方法であ
る。 (比表面積計算値)=6Σ(n×R2 ) /{ρ×Σ(n
×R3 ) } (式中、nはコールターカウンターにおけるチャンネル
内の粒子数、Rはコールターカウンターにおけるチャン
ネル粒径、ρはトナー密度)
Description
記録法などにより静電潜像を現像するときに用いる静電
荷像現像用トナー及びその製造方法、静電荷像現像剤並
びに画像形成方法に関する。
を可視化する方法は、現在様々な分野で利用されてい
る。この方法は、電子写真法の帯電・露光工程において
感光体上に静電潜像を形成し、トナーを含む現像剤で静
電潜像を現像し、転写し、定着して可視化される。ここ
で用いる現像剤には、トナーとキャリアからなる2成分
現像剤と、磁性トナー又は非磁性トナーを単独で用いる
1成分現像剤とがある。トナーは、通常熱可塑性樹脂を
顔料、帯電制御剤、及びワックス等の離型剤とともに溶
融混練し冷却した後、微粉砕し、さらに分級する混練粉
砕法で製造される。このトナーは、流動性やクリーニン
グ性を改善するために、無機微粒子や有機微粒子をトナ
ー粒子表面に添加して使用されることがある。
様々な手法で構築された情報ドキュメントを、より高い
画質の画像で提供することが求められており、種々の画
像形成法において高画質化の研究が進められている。電
子写真法を用いる画像形成法においても、この要求は例
外ではなく、特に電子写真法においては、カラー画像形
成における、より高精細な画像を実現するために、トナ
ーの小径化とシャープな粒度分布を有するトナーが求め
られている。
ンターにおいては、色画像原稿をB(ブルー)、R(レ
ッド)、G(グリーン)の各フィルターで色分解した後
に、オリジナル原稿に対応したドット径20〜70μm
の静電潜像を、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C
(シアン)及びBk(黒)の現像剤を用いる減色混合作
用で現像する。この方法では、従来の白黒機に比べて多
量のトナーを転写させる必要があり、かつ、より小径の
ドットに対応させる必要がある。そのため、帯電の環境
依存性を含む均一帯電性、均一帯電持続性、粒度分布の
シャープネス、トナー強度の確保重要性を増している。
また、これらの複写機やプリンターの高速化や省エネル
ギー化などを考慮すると、一層の低温定着性が要求され
る。これらのことからも、粒度分布がシャープで小粒子
径のトナーが求められる。
分級操作では、小粒径化といっても経済的、性能的に現
実に提供できる粒子径は約8μm程度までである。現
在、種々の粉砕法による小粒径トナーの製造について検
討が続けられているが、混練粉砕法における小粒径化で
は従来の粒度分布をそのままにして粒径を小さくするだ
けのものであった。その結果、微粉側トナーがキャリア
や感光体を汚染したり、トナーを飛散させるなどの問題
を顕在化させ、高画質と高信頼性を同時に実現すること
は困難であった。
の重合法を用いたトナーの製造方法が検討されている。
例えば、懸濁重合法によるトナーの調製法(特開昭60
−057954号公報)、分散重合法による調製法(特
開昭62−073276号公報、特開平5−02747
6号公報)などがある。しかし、これらの懸濁重合法や
分散重合法は、トナーの粒度分布をある程度改善できて
も現行の混練粉砕法の領域を出ることができず、多くの
場合は分級操作を必要とした。
年、乳化重合凝集法によるトナーの製造方法が提案され
ている(特開平6−250439号公報)。この方法
は、乳化重合等の重合法により樹脂微粒子の分散液を作
製し、他方、溶媒に着色剤を分散させた着色剤分散液を
作製し、これらを混合した後、凝集剤を添加して上記の
樹脂微粒子と着色剤を所望の粒子径になるまで凝集さ
せ、その後、凝集粒子を所望の粒子径で安定化させ、次
いで、樹脂微粒子のガラス転移点以上の温度に加熱して
融合させ、トナーを作製するものである。
粒度分布特性において従来の懸濁重合法等に代表される
他の重合法で得たトナー粒子と比較して極めて優れた特
性を示し、高品質の画質を得ることが可能である。ま
た、乳化重合凝集法によるトナーの作製方法は、凝集粒
子を樹脂微粒子のガラス転移点以上に加熱して融合させ
ることから、その加熱の仕方により、不定形の形状でか
つ表面に多くの凹凸を有する粒子状態のトナーから、球
形でかつ表面も滑らかな粒子状態のトナーまで、様々な
形状・表面状態のトナーを作製することができる。
つとして比表面積がある。しかし、比表面積は粒径依存
があり、測定値そのままでは個々のトナーの表面性を表
現することはできない。そこで、トナーの表面性を表す
指標値として、トナーの平均粒径を基にして球換算の比
表面積計算値を求め、比表面積実測値との比をとる方法
が提案されている(特開昭59-58438号公報)。この方法
は、トナーの表面性が球に対してどの程度大きいかを表
すことは可能である。しかし、トナーの平均粒径を用い
ることから粒度分布が広かったり、いびつな粒度分布の
トナーでは正確な表面性を表すことはできない。
度分布をシャープにでき、しかも様々な形状や表面性の
粒子を得ることができるが、形状や表面性という視点で
は分布が広く、融合が不十分で表面に凹凸のある粒子が
トナーの中に存在する場合もある。このような粒子がト
ナー中に含まれると、現像機の中で前記粒子が破壊され
て微粉を発生し、かぶりや飛散の原因となり、高画質と
高信頼性を達成できない。また、微粉が発生しない場合
でも、帯電特性や転写特性などの電子写真特性を向上さ
せるためにトナーに添加する微粒子が、トナー表面の凹
部に埋没して所期の性能を発揮できないことが明らかに
なった。
記の問題を解消し、優れた帯電特性及び転写特性とその
維持性に優れた小粒径でかつシャープな粒度分布を有す
る静電荷像現像用トナー及びその製造方法、前記トナー
を用いた静電荷像現像剤、及び、高画質で信頼性の高い
カラー画像を形成する方法を提供しようとするものであ
る。
点を解決すべく鋭意検討した結果、粒度分布を加味して
計算した比表面積計算値で比表面積実測値を補正した表
面性指標値という新たなパラメーターを用いることによ
り、トナー表面の凹凸を問題のないレベル以下に抑え、
上記問題点の解決に成功した。
着してなる静電荷像現像用トナーにおいて、前記結着樹
脂がビニル系樹脂であり、平均体積粒子径D50が3.0
〜8.0μmの範囲にあり、平均体積粒度分布指標GS
Dvが1.26以下であり、下記式で表される表面性指
標値が6.0以下であることを特徴とする静電荷像現像
用トナー。 (表面性指標値)=(比表面積実測値)/(比表面積計
算値) (比表面積計算値)=6Σ(n×R2 )/{ρ×Σ(n
×R3 )} (式中、nはコールターカウンターにおけるチャンネル
内の粒子数、Rはコールターカウンターにおけるチャン
ネル粒径、ρはトナー密度を表し比表面積の実測は吸着
法による)
00nmの範囲にあることを特徴とする前記(1) 記載の
静電荷像現像用トナー。 (3) 前記トナーの形状係数SF1(ML2 /A:MLは
周辺長、Aは投影面積)が 100〜140の範囲にあ
ることを特徴とする請求項1又は2記載の静電荷像現像
用トナー。 (4) 前記トナー粒子が離型剤粒子を含有することを特徴
とする前記(1) 〜(3)のいずれか1項に記載の静電荷像
現像用トナー。
と、少なくとも1種類の着色剤分散液とを混合し、凝集
剤を添加して凝集体を形成した後、前記樹脂微粒子のガ
ラス転移点以上の温度に加熱し、前記凝集体を融合して
トナー粒子を形成することを特徴とする前記(1) 〜(4)
のいずれか1つに記載の静電荷像現像用トナーの製造方
法。 (6) 前記凝集体分散液にさらに少なくとも1種類以上の
樹脂微粒子分散液を添加し、前記微粒子を付着して付着
粒子を形成した後、前記樹脂のガラス転移点以上にの温
度に加熱し、前記付着粒子を融合してトナー粒子を形成
することを特徴とする前記(5) に記載の静電荷像現像用
トナーの製造方法。
現像剤において、前記(1) 〜(4) のいずれか1つに記載
の静電荷像現像用トナーを用いたことを特徴とする静電
荷像現像剤。 (8) 静電荷担持体上に静電潜像を形成する工程、現像剤
で前記静電潜像を現像してトナー画像を形成する工程、
及び前記トナー画像を転写体上に転写する工程を含む画
像形成方法において、前記現像剤として前記(7) 記載の
静電荷現像剤を使用することを特徴とする画像形成方
法。
ナーについてその分布状態を詳細に解析したところ、形
状の違いが粒度分布に関係しており、小さい粒子ほどよ
り球形に近い形状を示し、大きい粒子ほど不定形に近い
形状を示すことを見いだした。前記不定形は凹凸を意味
し凹部を有する。そのようなトナー粒子と外添剤を混合
すると、外添剤が前記凹部に埋め込まれる。このことは
顕微鏡で観察で確認された。外添剤はトナー粒子の外に
付着されて初めて所期の機能を発揮するものであるか
ら、凹部に埋め込まれた外添剤は本来の機能を奏しなく
なるばかりでなく、トナーの組成を変化させたことにな
るので、トナーの当初の組成設計の意図が活かされない
ことになる。
の各チャンネルの粒径とその粒径の粒子数を測定し、各
粒子を球換算して比表面積計算値を求め、粒度分布をか
みした比表面積計算値で比表面積実測値を割った表面性
指標値を用いることにより、大粒径側のトナー粒子の不
定形の影響を抑制し、外添剤の機能を活かしたトナーの
提供を可能にした。
求めた。 (比表面積計算値)=6Σ(n×R2 ) /{ρ×Σ(n
×R3 ) } (式中、nはコールターカウンターにおけるチャンネル
内の粒子数、Rはコールターカウンターにおけるチャン
ネル粒径、ρはトナー密度を表す)次いで、比表面積実
測値は吸着法により求め次式から表面性指標値を求め
た。 (表面性指標値)=(比表面積実測値)/(比表面積計
算値)
下であることを必要とする。この条件を満たすときは、
トナー粒子の凹部への外添剤の埋め込みが抑制され、帯
電特性や転写特性に優れたトナーを得ることができる
が、6.0よりも大きくなると大粒径側のトナー粒子の
凹凸の影響が無視できなくなり、外添剤がトナー粒子表
面の凹部に埋め込まれるため、帯電特性や転写特性等を
向上させるという外添剤の機能を発揮させることができ
なくなる。比表面積の実測は島津製作所製フローソープ
2300を用い、BETの式を用いて窒素吸着法の1点法で
測定した。
形状係数SF1が100〜140の範囲にあることであ
る。詳しくは、各トナー粒子を平面状に投影した時の粒
子の最大径Lを直径とする円の面積(πL2 /4)を粒
子の投影面積Aで割った値をパーセントで表示した値で
あり、下記式で定義される。 (ML2 /A)=〔(πL2 /4)÷A〕×100
(%) なお、形状係数の測定にはルーゼックス画像分析装置を
使用した。
100から120程度のトナーは形状が球に近く、とり
わけ高い転写効率が期待できることからクリーナーレス
現像器用ののトナーとして好適に用いることができる。
一方、形状係数SF1が120程度から140のトナー
は割合いびつな形状でありブレードクリーニングを持っ
た現像器用のトナーとして好適に用いることができる。
0〜8.0μmの範囲のものを使用する。D50が3.0
μmを下回ると現像剤としての取扱が難しく、8.0μ
mを超えると画質が低下しやすくなる。なお、平均体積
粒径D50は体積メジアン径ともいい、本発明ではコール
ターカウンター(日科機社製、TAII)によって測定し
た。
分布指標GSDvが1.26以下のものを使用する。G
SDvが1.26を超えると画質の低下を引き起こす。
なお、GSDvとは下記式のように累積体積が84%に
なるときの体積平均粒径D84と累積体積が16%になる
ときの体積平均粒径D16との比の平方根で表される。 GSDv=(D84/D16)1/2
を満たすトナーを得ることができればその種類を問わな
い。しかし、その製造の容易さから乳化重合凝集法が好
適である。本発明では、乳化重合等によって生成した樹
脂粒子を分散した分散液と、着色剤粒子分散液とを混合
し、凝集剤を加えてほぼトナー粒径の大きさまで凝集さ
せた後、樹脂粒子のガラス転移点以上の温度に加熱し、
凝集粒子を融合してトナー粒子を得る方法である。離型
剤を添加するときには、樹脂粒子分散液と着色剤粒子分
散液を混合する時に離型剤粒子分散液を同時に添加して
混合することもできるし、凝集の途中で離型剤粒子分散
液や樹脂粒子分散液などを加えることもできる。特に、
樹脂微粒子分散液を追加して凝集粒子表面に樹脂微粒子
を付着させ融合する方法は、トナーの表面状態を制御し
やすいので好適である。
樹脂は特に制限されない。具体的には、スチレン、パラ
クロロスチレン、α−メチルスチレン等のスチレン類;
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−
プロピル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸2−エチル
ヘキシル等のアクリル系単量体;メタクリル酸メチル、
メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−プロピル、メタ
クリル酸ラウリル、メタクリル酸2−エチルヘキシル等
のメタクリル系単量体;さらにアクリル酸、メタクリル
酸、スチレンスルフォン酸ナトリウム等のエチレン性不
飽和酸単量体;さらにアクリロニトリル、メタクリロニ
トリル等のビニルニトリル類;ビニルメチルエーテル、
ビニルイソブチルエーテル等のビニルエーテル類;ビニ
ルメチルケトン、ビニルエチルケトン、ビニルイソプロ
ペニルケトン等のビニルケトン類;エチレン、プロピレ
ン、ブタジエンなどのオレフィン類などの単量体からな
る単独重合体、それらの単量体を2種以上組み合せた共
重合体、又はそれらの混合物、さらには、エポキシ樹
脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド
樹脂、セルロース樹脂、ポリエーテル樹脂等、非ビニル
縮合系樹脂、又は、それらと前記ビニル系樹脂との混合
物、これらの共存下でビニル系単量体を重合して得られ
るグラフト重合体等を挙げることができる。
重合法又はそれに類似した不均一分散系の重合法で容易
に得ることができる。また、予め溶液重合法や隗状重合
法等で均一に重合した重合体を、その重合体が溶解しな
い溶媒中へ安定剤とともに添加して機械的に混合分散す
る方法など、任意の方法で得ることができる。
イオン性界面活性剤などを用い、好ましくはイオン性界
面活性剤とノニオン性界面活性剤を併用して乳化重合法
やシード重合法により、樹脂微粒子分散液を作製するこ
とができる。
塩系、スルホン酸塩系、リン酸エステル系、せっけん系
等のアニオン界面活性剤;アミン塩型、4級アンモニウ
ム塩型等のカチオン系界面活性剤;ポリエチレングリコ
ール系、アルキルフェノールエチレンオキサイド付加物
系、アルキルアルコールエチレンオキサイド付加物系、
多価アルコール系等の非イオン性界面活性剤、及び、種
々のグラフトポリマー等を挙げることができるが、特に
制限されるものではない。
場合は、少量の不飽和酸、例えばアクリル酸、メタクリ
ル酸、マレイン酸、スチレンスルホン酸等を単量体成分
の1部として添加すると、微粒子表面に保護コロイド層
を形成することができ、ソープフリー重合が可能になる
ので特に好ましい。なお、乳化重合法以外の重合法であ
っても、樹脂微粒子の粒径は基本的には凝集終了時の目
標粒径より十分に小さいことが前提になる。
しては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン等
の低分子量ポリオレフィン類;シリコーン類、オレイン
酸アミド、エルカ酸アミド、リシノール酸アミド、ステ
アリン酸アミド等のような脂肪酸アミド類;カルナウバ
ワックス、ライスワックス、キャンデリラワックス、木
ロウ、ホホバ油等のような植物系ワックス;ミツロウの
ごとき動物系ワックス;モンタンワックス、オゾケライ
ト、セレシン、パラフィンワックス、マイクロクリスタ
リンワックス、フィッシャートロプシュワックス等のよ
うな鉱物系、石油系のワックス、及びそれらの変性物な
どを挙げることができる。
面活性剤や高分子酸や高分子塩基などの高分子電解質と
ともに分散し、融点以上に加熱するとともに、強い剪断
力を付与できるホモジナイザーや圧力吐出型分散機を用
いて微粒子化し、1μm以下の粒子の分散液を作成する
ことができる。また、これらの離型剤微粒子はその他の
樹脂微粒子成分と共に混合溶媒中に一度に添加してもよ
いし、分割して多段に添加してもよい。
ブラック、クロムイエロー、ハンザイエロー、ベンジジ
ンイエロー、スレンイエロー、キノリンイエロー、パー
マネントオレンジGTR、ピラゾロンオレンジ、バルカ
ンオレンジ、ウオッチヤングレッド、パーマネントレッ
ド、ブリリアンカーミン3B、ブリリアンカーミン6
B、デイポンオイルレッド、ピラゾロンレッド、リソー
ルレッド、ローダミンBレーキ、レーキレッドC、ロー
ズベンガル、アニリンブルー、ウルトラマリンブルー、
カルコオイルブルー、メチレンブルークロライド、フタ
ロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、マラカイ
トグリーンオクサレートなどの種々の顔料や、アクリジ
ン系、キサンテン系、アゾ系、ベンゾキノン系、アジン
系、アントラキノン系、チオインジコ系、ジオキサジン
系、チアジン系、アゾメチン系、インジコ系、チオイン
ジコ系、フタロシアニン系、アニリンブラック系、ポリ
メチン系、トリフェニルメタン系、ジフェニルメタン
系、チアジン系、チアゾール系、キサンテン系などの各
種染料などを1種又は2種以上を併せて使用することが
できる。
転せん断型ホモジナイザーや、メディアを有するボール
ミル、サンドミル、ダイノミルなどの一般的な分散手段
を採用することができ、なんら制限されるものではな
い。このようにして得た着色剤微粒子分散液は、その他
の微粒子成分と共に混合溶媒中に一度に添加してもよい
し、分割して多段回で添加してもよい。また、磁性トナ
ーとして用いる場合は磁性粉を含有させる。ここで使用
する磁性粉としては、フェライトやマグネタイト、還元
鉄、コバルト、ニッケル、マンガン等の金属、合金又は
これら金属を含む化合物などを挙げることができる。さ
らに必要に応じて、4級アンモニウム塩、ニグロシン系
化合物やトリフェニルメタン系顔料など、通常使用され
る種々の帯電制御剤を添加してもよい。
散液や着色粒子分散液に用いる界面活性剤と逆極性の界
面活性剤の他、2価以上の無機金属塩を好適に用いるこ
とができる。特に、無機金属塩を用いた場合には界面活
性剤の使用量を低減でき、帯電特性を向上させることが
できるので好適である。無機金属塩としては、例えば、
塩化カルシウム、硝酸カルシウム、塩化バリウム、塩化
マグネシウム、塩化亜鉛、塩化アルミニウム、硫酸アル
ミニウムなどの金属塩、及び、ポリ塩化アルミニウム、
ポリ水酸化アルミニウム、多硫化カルシムウム等の無機
金属塩重合体などが挙げられる。その中でも特に、アル
ミニウム塩及びその重合体が好適である。よりシャープ
な粒度分布を得るためには、無機金属塩の価数が1価よ
り2価、2価より3価、3価より4価、同じ価数であっ
ても重合タイプの無機金属塩重合体の方がより適してい
る。
のように製造することができる。凝集粒子を安定化する
ときにpHを調節することによりトナーの表面性を制御
することができ、また、融合温度を調節することにより
トナー粒子の形状を制御できるので、本発明のような特
殊な特性を有するトナーを適宜製造することができる。
従来の凝集融合法でトナーを製造するときには、樹脂粒
子分散液と同極性の界面活性剤を加えて凝集粒子を安定
化させていたため、専ら融合温度を調節して融合度即ち
粒子の形状を制御することができなかったが、表面性を
制御することはできなかった。
樹脂粒子分散液を用いる場合、pHが高いと凝集粒子の
表面が安定化し、温度を上げて粒子を融合するときに表
面に凹凸のある粒子が得られる。一方、凝集粒子を安定
に保持できる範囲内でpHを下げて粒子を融合した場合
には粒子の表面を平滑にすることができる。この時、融
合温度を低く保つと形状は不定形の粒子となり、温度を
上げると球形に近い形状の粒子となる。
工程や、必要に応じて洗浄工程、乾燥工程を経てトナー
粒子とすることができる。この場合、トナーとして十分
な帯電特性、信頼性を確保するために、十分に洗浄する
ことが好ましい。乾燥工程では、通常の振動型流動乾燥
法、スプレードライ法、凍結乾燥法、フラッシュジェッ
ト法など、任意の方法を採用することができる。トナー
粒子は、乾燥後の含水率を1.0%以下、好ましくは
0.5%以下に調整することが望ましい。
は、10〜40μC/gの範囲、好ましくは15〜35
μC/gの範囲が適当である。帯電量が10μC/gを
下回ると、背景汚れ(かぶり)が発生しやすくなり、4
0μC/gを超えると画像濃度が低下しやすくなる。ま
た、前記静電荷現像用トナーの夏場(高温高湿:28
℃、85%RH)における帯電量と、冬場(低温低湿:
10℃、15%RH)における帯電量の比、即ち(高温
高湿帯電量)/(低温低湿帯電量)の環境依存指数は
0.2〜1.3の範囲、好ましくは0.7〜1.0の範
囲が適当である。この比率が、0.2〜1.3の範囲を
外れると、環境変動下における帯電安定性、信頼性を損
なうおそれがある。
配合して用いる。外添剤はシリカ、アルミナ、チタニ
ア、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、リン酸三カル
シウムなどの無機微粒子や、ビニル系樹脂、ポリエステ
ル、シリコーンなどの樹脂微粒子等を帯電制御性、流動
性、クリーニング性などの向上などの目的で使用するこ
とができる。トナー粒子表面への添加は乾燥状態で剪断
力を加えながら混合して行う。
散液および離型剤粒子分散液を調製した。 (樹脂微粒子分散液(1) の調製) スチレン 328重量部 nブチルアクリレート 72重量部 アクリル酸 6重量部 ドデカンチオール 6重量部 四臭化炭素 4重量部 上記成分を混合した溶液416gと、非イオン性界面活
性剤(三洋化成社製、ノニポール400)6g、及びア
ニオン性界面活性剤(第一製薬社製、ネオゲンR)10
gをイオン交換水550gに溶解して溶液とを、フラス
コに入れて分散させ乳化させ、10分間ゆっくりと攪拌
・混合しながら、過硫酸アンモニウム4gを溶解したイ
オン交換水50gを投入した。その後、フラスコ内を窒
素で充分に置換してから攪拌しながらオイルバスに移し
て系内の温度が70℃になるまで加熱し、5時間そのま
ま重合を行った。
度分布測定装置(堀場製作所製、LA−700)で樹脂
微粒子の体積平均粒子径(D50)を測定したところ18
0nmであり、示差走査熱量計(島津制作所社製、DS
C−50)を用いて昇温速度10℃/minで樹脂のガ
ラス転移点を測定したところ58℃であり、分子量測定
器(東ソー社製、HLC−8020)を用い、THFを
溶媒として重量平均分子量Mw(ポリスチレン換算)を
測定したところ33000であった。
ックスT50)で95℃に加熱しながら十分に分散した
後、圧力吐出型ホモジナイザーに移して分散処理を行
い、離型剤微粒子の体積平均粒子径(D50)が200n
mの離型剤微粒子分散液を得た。
20分間分散し、体積平均粒子径(D50)が200nm
のカーボンブラック分散液を得た。
平均粒子径(D50)が180nmの青色顔料分散液を得
た。
ックスT50)で10分間分散し、上記の超音波分散機
で30分間分散し、体積平均粒子径(D50)が250n
mの黄色顔料分散液を得た。
ックスT50)で10分間分散し、上記の超音波分散機
で30分間分散し、体積平均粒子径(D50)が250n
mの黄色顔料分散液を得た。
ナイザー(LKA社製、ウルトラタラックスT50)で
十分に混合・分散した後、加熱用オイルバスでフラスコ
を攪拌しながら50℃まで加熱し、その温度で30分間
保持した後、さらに加熱用オイルバスの温度を52℃ま
で上げてその温度を保持して凝集粒子分散液を得た。分
散液中の凝集粒子の体積平均粒子径(D50)をコールタ
ーカウンター(日科機社製、TAII)を用いて測定した
ところ5.7μmであり、体積平均粒子径分布(GSD
v)は1.24であった。
(1) 70重量部を穏やかに加え、そのまま30分間加熱
攪拌を行って、凝集粒子表面に樹脂微粒子を付着させ
た。この粒子の粒径を測定したところ6.0μmであ
り、GSDvは1.23であった。
10.0になるまで加え、そのまま90℃になるまで加
熱した。その後、この凝集粒子分散液に希硝酸水溶液を
加えてpHを5へ下げそのまま3時間保持して融合粒子
を得た。融合粒子の体積平均粒子径(D50)を上記のコ
ールターカウンターで測定したところ、6.1μmであ
り、体積平均粒度分布係数(GSDv)は1.23であ
った。ルーゼックス画像解析装置(ニコレ社製、LUZ
EXIII )を用い、この粒子の形状係数SF1(ML2
/A)を測定したところ134であった。さらに比表面
積測定器(島津製作所製、フローソープ2300)を用
い、BETの式を用いて窒素吸着法の1点法で前記粒子
の比表面積を測定したところ5.4であった。先のコー
ルターカウンターの各チャンネルごとの粒子のカウント
数を用いて比表面積計算値を計算したところ0.951
となり、表面性指標値を求めたところ5.7であった。
ずに高温高湿環境(28℃、85%RH)、及び低温低
湿環境(10℃、30%RH)にそれぞれ12時間放置
した後、帯電量(μC/g)を測定したところ、高温高
湿環境の帯電量(Q/M)は−18μC/g、低温低湿
環境の帯電量は−24μC/gと良好な帯電特性を示し
た。
疎水性シリカ(キャボット社製、TS720、平均一次
粒子径:12nm)を0.43g添加してサンプルミル
で混合して添加した。そして、メタアクリレート(総研
化学社製)を1重量%被覆した平均粒径50μmのフェ
ライトキャリアに対し、トナー濃度が5重量%になるよ
うに上記の外添トナーを秤量し、ボールミルで5分間攪
拌・混合して現像剤を調整した。この現像剤を走査型電
子顕微鏡(SEM)を用いて観察したところ、外添剤が
トナー表面に均一に付着していることが確認された。
%RH)及び低温低湿環境(10℃、30%RH)の下
で富士ゼロックス社製V500改造複写機でそれぞれ1
0000枚の複写試験を行い、画質評価を行った。その
結果、両環境ともかぶりの発生も、トナーの飛散もほと
んど観察されず、ほぼ良好な画像特性が認められた。ま
た、感光体ドラムに残留したトナーをテープに転写して
官能評価を実施したところ、良好な転写特性が認められ
た。
液を調製し、樹脂微粒子分散液(1) を同様に添加して凝
集粒子表面に樹脂微粒子を付着させ、体積平均粒径(D
50)5.6μm、GSDv1.23の凝集粒子の分散液
を得た。この分散液に水酸化ナトリウム水溶液を添加し
て52℃におけるpHを10に調整し、凝集粒子を安定
化させた後、実施例1と同じ条件で凝集粒子を融合して
融合粒子を得た。融合粒子の体積平均粒子径(D50)は
5.6μm、体積平均粒度分布指標(GSDv)は1.
24、形状係数SF1は132であった。さらに、実施
例1と同様に比表面積を測定したところ5.9であっ
た。先のコールターカウンターの各チャンネルごとの粒
子のカウント数を用いて比表面積計算値を計算したとこ
ろ1.031となり、表面性指標値を求めたところ5.
7であった。
ずに高温高湿環境(28℃、85%RH)、及び低温低
湿環境(10℃、30%RH)にそれぞれ12時間放置
した後、帯電量(μC/g)を測定したところ、高温高
湿環境の帯電量(Q/M)は−24μC/g、低温低湿
環境の帯電量は−30μC/gと良好な帯電特性を示し
た。
と同様に疎水性シリカを配合し、同じコートキャリアを
用いて現像剤を調整した。この現像剤を走査型電子顕微
鏡(SEM)を用いて観察したところ、外添剤がトナー
表面に均一に付着していることが確認された。この現像
剤を高温高湿環境(28℃、85%RH)及び低温低湿
環境(10℃、30%RH)の下で富士ゼロックス社製
V500改造複写機でそれぞれ10000枚の複写試験
を行い、画質評価を行った。その結果、両環境ともかぶ
りの発生も、トナーの飛散もほとんど観察されず、ほぼ
良好な画像特性が認められた。また、感光体ドラムに残
留したトナーをテープに転写して官能評価を実施したと
ころ良好な転写特性が認められた。
散液を調製し、樹脂微粒子分散液(1) を同様に添加して
凝集粒子表面に樹脂微粒子を付着させ、体積平均粒径
(D50)4.7μm、GSDv1.23の凝集粒子分散
液を得た。この分散液に水酸化ナトリウム水溶液を添加
して52℃におけるpHを10に調製し、凝集粒子を安
定化した後、97℃に加熱し希硝酸水溶液を加えてpH
を5に下げそのまま5時間保持して融合粒子を得た。融
合粒子の体積平均粒子径(D50)は4.8μm、体積平
均粒度分布指標(GSDv)は1.24、形状係数SF
1は128であった。さらに、実施例1と同様に比表面
積を測定したところ4.4であった。先のコールターカ
ウンターの各チャンネルごとの粒子のカウント数を用い
て比表面積計算値を計算したところ1.207となり、
表面性指標値を求めたところ3.7であった。
ずに高温高湿環境(28℃、85%RH)、及び低温低
湿環境(10℃、30%RH)にそれぞれ12時間放置
した後、帯電量(μC/g)を測定したところ、高温高
湿環境の帯電量(Q/M)は−18μC/g、低温低湿
環境の帯電量は−26μC/gと良好な帯電特性を示し
た。
と同様に疎水性シリカを配合し、同じコートキャリアを
用いて現像剤を調整した。この現像剤を走査型電子顕微
鏡(SEM)を用いて観察したところ、外添剤がトナー
表面に均一に付着していることが確認された。この現像
剤を高温高湿環境(28℃、85%RH)及び低温低湿
環境(10℃、30%RH)の下で富士ゼロックス社製
V500改造複写機でそれぞれ10000枚の複写試験
を行い、画質評価を行った。その結果、両環境ともかぶ
りの発生も、トナーの飛散もほとんど観察されず、ほぼ
良好な画像特性が認められた。また、感光体ドラムに残
留したトナーをテープに転写して官能評価を実施したと
ころ良好な転写特性が認められた。
散液を調製し、樹脂微粒子分散液(1) を同様に添加して
凝集粒子表面に樹脂微粒子を付着させ、体積平均粒径
(D50)5.8μm、GSDv1.19の凝集粒子分散
液を得た。この分散液に水酸化ナトリウム水溶液を添加
して52℃におけるpHを10に調製し、凝集粒子を安
定化した後、97℃に加熱し希硝酸水溶液を加えてpH
を5に下げそのまま10時間保持して融合粒子を得た。
融合粒子の体積平均粒子径(D50)は6.0μm、体積
平均粒度分布指標(GSDv)は1.19、形状係数S
F1は120であった。さらに、実施例1と同様に比表
面積を測定したところ1.5であった。先のコールター
カウンターの各チャンネルごとの粒子のカウント数を用
いて比表面積計算値を計算したところ0.951とな
り、表面性指標値を求めたところ1.6であった。
ずに高温高湿環境(28℃、85%RH)、及び低温低
湿環境(10℃、30%RH)にそれぞれ12時間放置
した後、帯電量(μC/g)を測定したところ、高温高
湿環境の帯電量(Q/M)は−20μC/g、低温低湿
環境の帯電量は−28μC/gと良好な帯電特性を示し
た。
と同様に疎水性シリカを配合し、同じコートキャリアを
用いて現像剤を調整した。この現像剤を走査型電子顕微
鏡(SEM)を用いて観察したところ、外添剤がトナー
表面に均一に付着していることが確認された。この現像
剤を高温高湿環境(28℃、85%RH)及び低温低湿
環境(10℃、30%RH)の下で富士ゼロックス社製
V500改造複写機でそれぞれ10000枚の複写試験
を行い、画質評価を行った。その結果、両環境ともかぶ
りの発生も、トナーの飛散もほとんど観察されず、ほぼ
良好な画像特性が認められた。また、感光体ドラムに残
留したトナーをテープに転写して官能評価を実施したと
ころ良好な転写特性が認められた。
散液を調製し、樹脂微粒子分散液(1) を同様に添加して
凝集粒子表面に樹脂微粒子を付着させ、体積平均粒径
(D50)5.1μm、GSDv1.22の凝集粒子分散
液を得た。この分散液に水酸化ナトリウム水溶液を添加
して52℃におけるpHを10に調製し、凝集粒子を安
定化した後、97℃に加熱しそのまま5時間保持して融
合粒子を得た。融合粒子の体積平均粒子径(D50)は
5.1μm、体積平均粒度分布指標(GSDv)は1.
22、形状係数SF1は135であった。さらに、実施
例1と同様に比表面積を測定したところ7.6であっ
た。先のコールターカウンターの各チャンネルごとの粒
子のカウント数を用いて比表面積計算値を計算したとこ
ろ1.140となり、表面性指標値を求めたところ6.
6であった。
ずに高温高湿環境(28℃、85%RH)、及び低温低
湿環境(10℃、30%RH)にそれぞれ12時間放置
した後、帯電量(μC/g)を測定したところ、高温高
湿環境の帯電量(Q/M)は−16μC/g、低温低湿
環境の帯電量は−24μC/gと、高温高湿環境下でや
や低い帯電特性を示した。
と同様に疎水性シリカを配合し、同じコートキャリアを
用いて現像剤を調整した。この現像剤を走査型電子顕微
鏡(SEM)を用いて観察したところ、外添剤がトナー
表面の凹部に偏在して付着していることが確認された。
この現像剤を高温高湿環境(28℃、85%RH)及び
低温低湿環境(10℃、30%RH)の下で富士ゼロッ
クス社製V500改造複写機でそれぞれ10000枚の
複写試験を行い、画質評価を行った。その結果、両環境
ともかぶりが発生し、トナーの飛散が観察され、画質の
低下が認められた。また、感光体ドラムに残留したトナ
ーをテープ転写して官能評価したところ、多くのトナー
が紙へ転写されずに残留しており転写不良が認められ
た。
散液を調製し、樹脂微粒子分散液(1) を同様に添加して
凝集粒子表面に樹脂微粒子を付着させ、体積平均粒径
(D50)5.7μm、GSDv1.24の凝集粒子分散
液を得た。この分散液に水酸化ナトリウム水溶液を添加
して52℃におけるpHを10に調製し、凝集粒子を安
定化した後、97℃に加熱してそのまま3時間保持して
融合粒子を得た。融合粒子の体積平均粒子径(D50)は
5.8μm、体積平均粒度分布指標(GSDv)は1.
24、形状係数SF1は137であった。さらに、実施
例1と同様に比表面積を測定したところ6.4であっ
た。先のコールターカウンターの各チャンネルごとの粒
子のカウント数を用いて比表面積計算値を計算したとこ
ろ1.001となり、表面性指標値を求めたところ6.
4であった。
ずに高温高湿環境(28℃、85%RH)、及び低温低
湿環境(10℃、30%RH)にそれぞれ12時間放置
した後、帯電量(μC/g)を測定したところ、高温高
湿環境の帯電量(Q/M)は−14μC/g、低温低湿
環境の帯電量は−20μC/gと、高温高湿環境下でや
や低い帯電特性を示した。
と同様に疎水性シリカを配合し、同じコートキャリアを
用いて現像剤を調整した。この現像剤を走査型電子顕微
鏡(SEM)を用いて観察したところ、外添剤がトナー
表面の凹部に偏在して付着していることが確認された。
この現像剤を高温高湿環境(28℃、85%RH)及び
低温低湿環境(10℃、30%RH)の下で富士ゼロッ
クス社製V500改造複写機でそれぞれ10000枚の
複写試験を行い、画質評価を行った。その結果、両環境
ともかぶりが発生し、トナーの飛散が観察され、画質の
低下が認められた。また、感光体ドラムに残留したトナ
ーをテープ転写して官能評価したところ多くのトナーが
紙へ転写されずに残留しており転写不良が認められた。
散液を調製し、樹脂微粒子分散液(1) を同様に添加して
凝集粒子表面に樹脂微粒子を付着させ、体積平均粒径
(D50)6.1μm、GSDv1.23の凝集粒子分散
液を得た。この分散液に水酸化ナトリウム水溶液を添加
して52℃におけるpHを10に調製し、凝集粒子を安
定化した後、97℃に加熱してそのまま10時間保持し
て融合粒子を得た。融合粒子の体積平均粒子径(D50)
は6.2μm、体積平均粒度分布指標(GSDv)は
1.23、形状係数SF1は128であった。さらに、
実施例1と同様に比表面積を測定したところ9.8であ
った。先のコールターカウンターの各チャンネルごとの
粒子のカウント数を用いて比表面積計算値を計算したと
ころ0.929となり、表面性指標値を求めたところ、
10.5であった。
ずに高温高湿環境(28℃、85%RH)、及び低温低
湿環境(10℃、30%RH)にそれぞれ12時間放置
した後、帯電量(μC/g)を測定したところ、高温高
湿環境の帯電量(Q/M)は−10μC/g、低温低湿
環境の帯電量は−15μC/gと、両者ともにやや低い
帯電特性を示した。
と同様に疎水性シリカを配合し、同じコートキャリアを
用いて現像剤を調整した。この現像剤を走査型電子顕微
鏡(SEM)を用いて観察したところ、外添剤がトナー
表面の凹部に偏在して付着していることが確認された。
この現像剤を高温高湿環境(28℃、85%RH)及び
低温低湿環境(10℃、30%RH)の下で富士ゼロッ
クス社製V500改造複写機でそれぞれ10000枚の
複写試験を行い、画質評価を行った。その結果、両環境
ともかぶりが発生し、トナーの飛散が観察され、画質の
低下が認められた。また、感光体ドラムに残留したトナ
ーをテープ転写して官能評価したところ多くのトナーが
紙へ転写されずに残留しており転写不良が認められた。
散液を調製し、加熱用オイルバスの温度を57℃まで上
げてその温度を保持して凝集粒子分散液を調製し、樹脂
微粒子分散液(1) を同様に添加して凝集粒子表面に樹脂
微粒子を付着させ、体積平均粒径(D50)9.5μm、
GSDv1.31の凝集粒子分散液を得た。この分散液
に水酸化ナトリウム水溶液を添加して57℃におけるp
Hを10に調製し、凝集粒子を安定化した後、90℃に
加熱した。この凝集粒子分散液に希硝酸水溶液を加えて
pHを5に下げ、そのまま5時間保持して融合粒子を得
た。この融合粒子の体積平均粒子径(D50)は9.5μ
m、体積平均粒度分布指標(GSDv)は1.31、形
状係数SF1は130であった。さらに、実施例1と同
様に比表面積を測定したところ2.64であった。先の
コールターカウンターの各チャンネルごとの粒子のカウ
ント数を用いて比表面積計算値を計算したところ0.6
10となり、表面性指標値を求めたところ、4.32で
あった。
ずに高温高湿環境(28℃、85%RH)、及び低温低
湿環境(10℃、30%RH)にそれぞれ12時間放置
した後、帯電量(μC/g)を測定したところ、高温高
湿環境の帯電量(Q/M)は−28μC/g、低温低湿
環境の帯電量は−36μC/gと、いずれも良好な帯電
特性を示した。
と同様に疎水性シリカを配合し、同じコートキャリアを
用いて現像剤を調整した。この現像剤を走査型電子顕微
鏡(SEM)を用いて観察したところ、外添剤がトナー
表面に均一に付着していることが確認された。この現像
剤を高温高湿環境(28℃、85%RH)及び低温低湿
環境(10℃、30%RH)の下で富士ゼロックス社製
V500改造複写機でそれぞれ10000枚の複写試験
を行い、画質評価を行った。その結果、両環境ともかぶ
りもトナー飛散も観察されず、また、感光体ドラムに残
留したトナーをテープ転写して官能評価したところ、良
好な転写特性が認められた。しかし、画像特性に関して
は、体積平均粒径及び粒度分布の増大によると思われる
ザラツキが見られ、画質の低下が認められた。
より、外添剤をトナー粒子表面の凹部に埋め込むことも
なく、優れた帯電性及び転写性とその維持性に優れた静
電荷像現像用トナーの提供を可能とし、高画質で信頼性
の高いカラー画像の形成を可能にした。
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも結着樹脂と着色剤を含有し、
外添剤を付着してなる静電荷像現像用トナーにおいて、
前記結着樹脂がビニル系樹脂であり、平均体積粒子径D
50が3.0〜8.0μmの範囲にあり、平均体積粒度分
布指標GSDvが1.26以下であり、下記式で表され
る表面性指標値が6.0以下であることを特徴とする静
電荷像現像用トナー。 (表面性指標値)=(比表面積実測値)/(比表面積計
算値) (比表面積計算値)=6Σ(n×R2 )/{ρ×Σ(n
×R3 )} (式中、nはコールターカウンターにおけるチャンネル
内の粒子数、Rはコールターカウンターにおけるチャン
ネル粒径、ρはトナー密度を表し比表面積の実測は吸着
法による) - 【請求項2】 少なくとも1種類の樹脂微粒子分散液
と、少なくとも1種類の着色剤分散液とを混合し、凝集
剤を添加して凝集粒子を形成した後、前記樹脂微粒子の
ガラス転移点以上の温度に加熱し、前記凝集粒子を融合
してトナー粒子を形成することを特徴とする請求項1記
載の静電荷像現像用トナーの製造方法。 - 【請求項3】 トナー及びキャリアからなる静電荷像現
像剤において、請求項1記載の静電荷像現像用トナーを
用いたことを特徴とする静電荷像現像剤。 - 【請求項4】 静電荷担持体上に静電潜像を形成する工
程、現像剤で前記静電潜像を現像してトナー画像を形成
する工程、及び前記トナー画像を転写体上に転写する工
程を含む画像形成方法において、前記現像剤として請求
項3記載の静電荷像現像剤を使用することを特徴とする
画像形成方法。
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