JP3089944B2 - ファクシミリ転送システム - Google Patents
ファクシミリ転送システムInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センター装置と、この
センター装置と無線接続される複数の無線端末装置とか
らなり、各無線端末装置の表示画面データをファクシミ
リ情報に変換してファクシミリ装置に送信するファクシ
ミリ転送システムに関する。
センター装置と無線接続される複数の無線端末装置とか
らなり、各無線端末装置の表示画面データをファクシミ
リ情報に変換してファクシミリ装置に送信するファクシ
ミリ転送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のファクシミリ転送システムとし
ては、テレターミナルシステムと呼称されるシステムが
あり、このテレターミナルシステムは、センター装置
と、このセンター装置に無線回線を介して接続される複
数の無線端末装置とから構成されている。各無線端末装
置は、小型かつ可搬型であることから、各人が所持して
互いに離れた場所で作業を行いながらメッセージを交換
することができる。このため、このシステムは、受発注
管理システム、保守サービス支援システム、工事現場の
管理システム及び車両動態管理システム等に有効に利用
できる。ところで各無線端末装置には通話機能は無く、
従って相手の無線端末装置に対してメッセージを伝達す
る場合は、表示部上に手書きメッセージを表示させこの
手書きメッセージを画像信号として相手装置へ伝達する
ようにしている。
ては、テレターミナルシステムと呼称されるシステムが
あり、このテレターミナルシステムは、センター装置
と、このセンター装置に無線回線を介して接続される複
数の無線端末装置とから構成されている。各無線端末装
置は、小型かつ可搬型であることから、各人が所持して
互いに離れた場所で作業を行いながらメッセージを交換
することができる。このため、このシステムは、受発注
管理システム、保守サービス支援システム、工事現場の
管理システム及び車両動態管理システム等に有効に利用
できる。ところで各無線端末装置には通話機能は無く、
従って相手の無線端末装置に対してメッセージを伝達す
る場合は、表示部上に手書きメッセージを表示させこの
手書きメッセージを画像信号として相手装置へ伝達する
ようにしている。
【0003】即ち、各無線端末装置は、表示部及び操作
部として大型のLCD及びこのLCDの下面に形成され
たタッチキーからなるタッチパネルを有しており、相手
に対してメッセージを伝達する場合は、まずタッチキー
の操作によりLCD上に手書きメッセージを表示したの
ち、相手無線端末装置へ呼出を行い、その後、LCDに
表示されたメッセージをセンター装置を介して相手無線
端末装置へ送信し相手装置のLCD上に表示させる。こ
のようにして各無線端末装置は、相手無線端末装置に対
し手書きメッセージを画像信号として送信し、メッセー
ジ交換を行うことができる。また、この他に、この画像
信号をセンター装置へ送信することにより、センター装
置からファクシミリ装置にファクシミリ情報として送信
することもできる。
部として大型のLCD及びこのLCDの下面に形成され
たタッチキーからなるタッチパネルを有しており、相手
に対してメッセージを伝達する場合は、まずタッチキー
の操作によりLCD上に手書きメッセージを表示したの
ち、相手無線端末装置へ呼出を行い、その後、LCDに
表示されたメッセージをセンター装置を介して相手無線
端末装置へ送信し相手装置のLCD上に表示させる。こ
のようにして各無線端末装置は、相手無線端末装置に対
し手書きメッセージを画像信号として送信し、メッセー
ジ交換を行うことができる。また、この他に、この画像
信号をセンター装置へ送信することにより、センター装
置からファクシミリ装置にファクシミリ情報として送信
することもできる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各無線端末
装置のLCD上に表示された手書きメッセージをセンタ
ー装置を介して相手ファクシミリ装置へ送信した場合、
この手書きメッセージが相手に送達されたとしても果た
して相手がこのメッセージを確認したか否かは不明であ
る。各無線端末装置は通話機能を有していないことか
ら、電話による確認を行うことは不可能であり、従って
特に急ぎの連絡の場合には相手と確実に連絡をとり合う
ことができないという問題があった。したがって本発明
は、通話機能を有しない無線端末装置からファクシミリ
装置へ手書きメッセージをファクシミリ情報として送信
した場合に、相手がこのメッセージを確認したか否かを
確実に認識することを目的とする。
装置のLCD上に表示された手書きメッセージをセンタ
ー装置を介して相手ファクシミリ装置へ送信した場合、
この手書きメッセージが相手に送達されたとしても果た
して相手がこのメッセージを確認したか否かは不明であ
る。各無線端末装置は通話機能を有していないことか
ら、電話による確認を行うことは不可能であり、従って
特に急ぎの連絡の場合には相手と確実に連絡をとり合う
ことができないという問題があった。したがって本発明
は、通話機能を有しない無線端末装置からファクシミリ
装置へ手書きメッセージをファクシミリ情報として送信
した場合に、相手がこのメッセージを確認したか否かを
確実に認識することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、センター装置と、センター装置と無
線回線を介して接続される複数の無線端末装置とからな
り、各無線端末装置は表示器に表示された表示画面をセ
ンター装置へ送信すると共に、センター装置はこの表示
画面をファクシミリ信号に変換し収容した有線回線を介
してファクシミリ装置へ送信するファクシミリ転送シス
テムにおいて、表示画面の他に返信指示情報を含む返信
情報を送信する返信情報送信手段と、この返信情報の送
信後に前記返信指示情報に対する回答情報を検出する回
答情報検出手段と、検出された回答情報を表示画面のデ
ータに変換し該当の無線端末装置へ送信する回答情報送
信手段とをセンター装置に設けたものである。また、無
線端末装置はセンター装置を介し表示画面をファクシミ
リ装置へ送信する場合にこの表示画面に対応する文書番
号を送信すると共に、回答情報検出手段はこの文書番号
に基づいて回答情報を検出するようにしたものである。
また、センター装置にタイマを設け、回答情報検出手段
は返信情報の送信後に起動されたタイマの一定時間に回
答情報を検出するようにしたものである。また、返信情
報送信手段は表示画面に付加される返信情報として複数
の返信項目からなる返信画像を生成してファクシミリ装
置に送信するようにしたものである。また、センター装
置に音声合成回路及びダイヤル信号受信回路を設けると
ともに、返信情報送信手段は返信情報として音声合成回
路から音声メッセージを発生させ、無線端末装置から指
示された電話機に発呼して音声メッセージを伝達し、回
答情報検出手段は音声メッセージの伝達によって電話機
から送出されるダイヤル信号をダイヤル信号受信回路を
介して検出するようにしたものである。
るために本発明は、センター装置と、センター装置と無
線回線を介して接続される複数の無線端末装置とからな
り、各無線端末装置は表示器に表示された表示画面をセ
ンター装置へ送信すると共に、センター装置はこの表示
画面をファクシミリ信号に変換し収容した有線回線を介
してファクシミリ装置へ送信するファクシミリ転送シス
テムにおいて、表示画面の他に返信指示情報を含む返信
情報を送信する返信情報送信手段と、この返信情報の送
信後に前記返信指示情報に対する回答情報を検出する回
答情報検出手段と、検出された回答情報を表示画面のデ
ータに変換し該当の無線端末装置へ送信する回答情報送
信手段とをセンター装置に設けたものである。また、無
線端末装置はセンター装置を介し表示画面をファクシミ
リ装置へ送信する場合にこの表示画面に対応する文書番
号を送信すると共に、回答情報検出手段はこの文書番号
に基づいて回答情報を検出するようにしたものである。
また、センター装置にタイマを設け、回答情報検出手段
は返信情報の送信後に起動されたタイマの一定時間に回
答情報を検出するようにしたものである。また、返信情
報送信手段は表示画面に付加される返信情報として複数
の返信項目からなる返信画像を生成してファクシミリ装
置に送信するようにしたものである。また、センター装
置に音声合成回路及びダイヤル信号受信回路を設けると
ともに、返信情報送信手段は返信情報として音声合成回
路から音声メッセージを発生させ、無線端末装置から指
示された電話機に発呼して音声メッセージを伝達し、回
答情報検出手段は音声メッセージの伝達によって電話機
から送出されるダイヤル信号をダイヤル信号受信回路を
介して検出するようにしたものである。
【0006】
【作用】無線端末装置からファクシミリ装置に送信され
る表示画面に対し返信情報を付加して送信すると共に、
この返信情報の送信に対する返送を回答情報として検出
し、表示画面のデータに変換して該当の無線端末装置へ
送信する。この結果、相手側に送信したファクシミリに
ついて相手が確認したか否かを確実に認識することがで
きる。また、表示画面をファクシミリ装置へ送信する場
合にこの表示画面に対応する文書番号を送信すると共
に、この文書番号に基づき回答情報を検出する。したが
って、送信される表示画面と付加される返信情報とを的
確に管理できる。また、返信情報の送信後の一定時間に
回答情報を検出する。この結果、一定時間を経過した返
信情報はセンター装置のメモリから削除され、したがっ
てセンター装置のメモリを小容量に構成できる。また、
表示画面に付加される返信情報として複数の返信項目か
らなる返信画像を生成してファクシミリ装置に送信す
る。この結果、ファクシミリ装置側では、該当する返信
項目にサインしてセンター装置へ送信するだけで良く、
返信の手間を簡略化できる。また、返信情報として音声
合成回路から音声メッセージを発生させると共に無線端
末装置から指示された電話機に発呼してこの音声メッセ
ージを伝達し、音声メッセージの伝達によって電話機か
ら送出されるダイヤル信号をダイヤル信号受信回路を介
し回答情報として検出する。この結果、相手ファクシミ
リ装置が稼働中でも最寄りの電話機へ返信情報を送信す
ることにより回答情報を得ることができる。
る表示画面に対し返信情報を付加して送信すると共に、
この返信情報の送信に対する返送を回答情報として検出
し、表示画面のデータに変換して該当の無線端末装置へ
送信する。この結果、相手側に送信したファクシミリに
ついて相手が確認したか否かを確実に認識することがで
きる。また、表示画面をファクシミリ装置へ送信する場
合にこの表示画面に対応する文書番号を送信すると共
に、この文書番号に基づき回答情報を検出する。したが
って、送信される表示画面と付加される返信情報とを的
確に管理できる。また、返信情報の送信後の一定時間に
回答情報を検出する。この結果、一定時間を経過した返
信情報はセンター装置のメモリから削除され、したがっ
てセンター装置のメモリを小容量に構成できる。また、
表示画面に付加される返信情報として複数の返信項目か
らなる返信画像を生成してファクシミリ装置に送信す
る。この結果、ファクシミリ装置側では、該当する返信
項目にサインしてセンター装置へ送信するだけで良く、
返信の手間を簡略化できる。また、返信情報として音声
合成回路から音声メッセージを発生させると共に無線端
末装置から指示された電話機に発呼してこの音声メッセ
ージを伝達し、音声メッセージの伝達によって電話機か
ら送出されるダイヤル信号をダイヤル信号受信回路を介
し回答情報として検出する。この結果、相手ファクシミ
リ装置が稼働中でも最寄りの電話機へ返信情報を送信す
ることにより回答情報を得ることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示すブロック図であ
り、この実施例システムは、センター装置1及び複数の
無線端末装置21 〜2n からなるテレターミナルシステ
ムである。同図において、センター装置1は、複数の有
線回線Lを制御するゲートウェイ制御回路11、このセ
ンター装置1により提供される各種サービスの処理を行
うCPU12、センター装置1の無線通信制御を行うC
PU13、各無線端末装置とアンテナAT1を介し無線
通信を行う無線送受信部14、RAM15,16、音声
合成回路17、及び回線LからのPB信号を受信するP
Bレシーバ18から構成されている。
る。図1は、本発明の一実施例を示すブロック図であ
り、この実施例システムは、センター装置1及び複数の
無線端末装置21 〜2n からなるテレターミナルシステ
ムである。同図において、センター装置1は、複数の有
線回線Lを制御するゲートウェイ制御回路11、このセ
ンター装置1により提供される各種サービスの処理を行
うCPU12、センター装置1の無線通信制御を行うC
PU13、各無線端末装置とアンテナAT1を介し無線
通信を行う無線送受信部14、RAM15,16、音声
合成回路17、及び回線LからのPB信号を受信するP
Bレシーバ18から構成されている。
【0008】また、無線端末装置2は次のように構成さ
れている。即ち、21は無線端末装置2の全体を制御す
るCPUであり、CPU21には各種の表示を行うLC
Dユニット22、及びA/D変換部23が接続されてい
る。ここでA/D変換部23は、接続されたタッチキー
部24からの電圧レベル信号をデジタル信号に変換して
CPU21へ伝達する。また、タッチキー部24は各抵
抗の集合体からなり上述のLCDユニット22の裏面に
形成されると共にこのLCDユニット22の表面の各部
が押下された時に押下箇所に応じたX方向及びY方向の
各電圧レベル信号を発生し、この電圧レベル信号が上述
したA/D変換部23によりデジタル信号に変換され
る。
れている。即ち、21は無線端末装置2の全体を制御す
るCPUであり、CPU21には各種の表示を行うLC
Dユニット22、及びA/D変換部23が接続されてい
る。ここでA/D変換部23は、接続されたタッチキー
部24からの電圧レベル信号をデジタル信号に変換して
CPU21へ伝達する。また、タッチキー部24は各抵
抗の集合体からなり上述のLCDユニット22の裏面に
形成されると共にこのLCDユニット22の表面の各部
が押下された時に押下箇所に応じたX方向及びY方向の
各電圧レベル信号を発生し、この電圧レベル信号が上述
したA/D変換部23によりデジタル信号に変換され
る。
【0009】また、CPU21には着信時等に鳴動する
ブザー25、及びモデム26が接続されている。ここ
で、モデム26はCPU21からのデータを無線送受信
部27へ送り、アンテナAT2を介してセンター装置1
へ送信させると共に、アンテナAT2及び無線送受信部
27を介しセンター装置1からのデータ信号を受信する
とこの受信データをCPU21へ伝達するものである。
また、無線端末装置2には、この装置2を識別するため
のIDコードを記憶したIDROM28が設けられてい
ると共に、各種のデータを記憶できるRAM29が設け
られている。なお、この無線端末装置2の電源は電池3
0から供給される。
ブザー25、及びモデム26が接続されている。ここ
で、モデム26はCPU21からのデータを無線送受信
部27へ送り、アンテナAT2を介してセンター装置1
へ送信させると共に、アンテナAT2及び無線送受信部
27を介しセンター装置1からのデータ信号を受信する
とこの受信データをCPU21へ伝達するものである。
また、無線端末装置2には、この装置2を識別するため
のIDコードを記憶したIDROM28が設けられてい
ると共に、各種のデータを記憶できるRAM29が設け
られている。なお、この無線端末装置2の電源は電池3
0から供給される。
【0010】ところで無線端末装置21 のCPU21
は、A/D変換部23を介しタッチキー部24から操作
信号を入力すると、所定の処理を行いその処理結果であ
る手書きメッセージ等をLCDユニット22へ表示す
る。そして、この表示画面を例えば相手無線端末装置2
2 へ送信する場合はセンター装置1を介し相手装置22
を呼出した後、モデム26,無線送受信部27等を介
し、センター装置1へこの表示画面データをパケットデ
ータとして送信する。この結果、表示画面データは、所
望の相手装置22 へ送られ、相手装置22 のLCDユニ
ット22に表示され手書きメッセージを伝達することが
できる。
は、A/D変換部23を介しタッチキー部24から操作
信号を入力すると、所定の処理を行いその処理結果であ
る手書きメッセージ等をLCDユニット22へ表示す
る。そして、この表示画面を例えば相手無線端末装置2
2 へ送信する場合はセンター装置1を介し相手装置22
を呼出した後、モデム26,無線送受信部27等を介
し、センター装置1へこの表示画面データをパケットデ
ータとして送信する。この結果、表示画面データは、所
望の相手装置22 へ送られ、相手装置22 のLCDユニ
ット22に表示され手書きメッセージを伝達することが
できる。
【0011】また、相手装置からセンター装置1を介し
て送信される表示画面データは、アンテナAT21 ,無
線送受信部27及びモデム26を介してCPU21で受
信され同様にLCDユニット22上に表示することがで
きる。このように本無線端末装置は、手書きメッセージ
である表示画面データを相手装置と双方向通信すること
ができる。また、本端末装置はこの他に、この表示画面
データをセンター装置1へ送信することにより、センタ
ー装置1から有線回線Lを介して図示しないファクシミ
リ装置(以下、FAX装置)へファクシミリ情報として
送信することもできる。
て送信される表示画面データは、アンテナAT21 ,無
線送受信部27及びモデム26を介してCPU21で受
信され同様にLCDユニット22上に表示することがで
きる。このように本無線端末装置は、手書きメッセージ
である表示画面データを相手装置と双方向通信すること
ができる。また、本端末装置はこの他に、この表示画面
データをセンター装置1へ送信することにより、センタ
ー装置1から有線回線Lを介して図示しないファクシミ
リ装置(以下、FAX装置)へファクシミリ情報として
送信することもできる。
【0012】こうした相手FAX装置への伝送時には、
この手書きメッセージが相手に送達されたとしても、相
手がこのメッセージを確認したか否かは不明であり、ま
た本装置は通話機能を有していないことから、電話によ
り確認することは不可能である。このため、本端末装置
からセンター装置1を介して図2に示す送信画面AをF
AX装置へ送信する場合は、センター装置1では、この
送信画面Aに返信画像Bを生成して付加しFAX装置へ
送信できるように構成する。そして、相手FAX装置で
は送信画面A及び返信画像Bを受け取った場合、この返
信画像Bに対し指示された該当箇所を塗りつぶしてこの
画像をファクシミリデータとしてセンター装置1へ返送
する。
この手書きメッセージが相手に送達されたとしても、相
手がこのメッセージを確認したか否かは不明であり、ま
た本装置は通話機能を有していないことから、電話によ
り確認することは不可能である。このため、本端末装置
からセンター装置1を介して図2に示す送信画面AをF
AX装置へ送信する場合は、センター装置1では、この
送信画面Aに返信画像Bを生成して付加しFAX装置へ
送信できるように構成する。そして、相手FAX装置で
は送信画面A及び返信画像Bを受け取った場合、この返
信画像Bに対し指示された該当箇所を塗りつぶしてこの
画像をファクシミリデータとしてセンター装置1へ返送
する。
【0013】即ち、この返信画像Bは図2に示すよう
に、送信画面Aの内容に対し「わかりました」,「電話
下さい」及び「もっと詳しく」等の各返信項目が設けて
あり、この各返信項目に該当する図中、□印を塗りつぶ
してFAX装置からセンター装置1へ返送する。する
と、後述する文書番号に基づいて各無線端末装置の文書
を管理するセンター装置1ではこの返信画像Bを表示デ
ータとして該当の無線端末装置へ送信しLCDユニット
22へ表示させる。この結果、無線端末装置側ではファ
クシミリ送信を行った相手FAX装置と連絡をとり合う
ことが可能になる。なお、図2に示す返信画像B中のF
AX(ファクシミリ)番号はFAX装置がこの返信画像
Bを送信する送信先であるセンター装置1のFAX番号
であり、また上述の文書番号はセンター装置1で管理さ
れる各無線端末装置の一連の文書番号である。
に、送信画面Aの内容に対し「わかりました」,「電話
下さい」及び「もっと詳しく」等の各返信項目が設けて
あり、この各返信項目に該当する図中、□印を塗りつぶ
してFAX装置からセンター装置1へ返送する。する
と、後述する文書番号に基づいて各無線端末装置の文書
を管理するセンター装置1ではこの返信画像Bを表示デ
ータとして該当の無線端末装置へ送信しLCDユニット
22へ表示させる。この結果、無線端末装置側ではファ
クシミリ送信を行った相手FAX装置と連絡をとり合う
ことが可能になる。なお、図2に示す返信画像B中のF
AX(ファクシミリ)番号はFAX装置がこの返信画像
Bを送信する送信先であるセンター装置1のFAX番号
であり、また上述の文書番号はセンター装置1で管理さ
れる各無線端末装置の一連の文書番号である。
【0014】次に図3は、無線端末装置から送信したフ
ァクシミリ情報に対して返信情報を返送する上記システ
ムの概略の動作を示すフローチャートである。このフロ
ーチャートに従い本発明の要部動作を説明する。無線端
末装置2から無線回線を介しステップST1で上述した
画面データ(送信画面A)がセンター装置1へ送信され
ると、センター装置1はステップST2でこの画面デー
タをFAX装置へ送信する。即ち、無線端末装置2はセ
ンター装置1へ画面データを送信する場合、この画面デ
ータと共に、後述する図4のフローチャートにも示され
るように、この送信画面データに対する上述の返信画像
Bの返信指示または電話による返信確認指示の各情報を
センター装置1へ送信する。
ァクシミリ情報に対して返信情報を返送する上記システ
ムの概略の動作を示すフローチャートである。このフロ
ーチャートに従い本発明の要部動作を説明する。無線端
末装置2から無線回線を介しステップST1で上述した
画面データ(送信画面A)がセンター装置1へ送信され
ると、センター装置1はステップST2でこの画面デー
タをFAX装置へ送信する。即ち、無線端末装置2はセ
ンター装置1へ画面データを送信する場合、この画面デ
ータと共に、後述する図4のフローチャートにも示され
るように、この送信画面データに対する上述の返信画像
Bの返信指示または電話による返信確認指示の各情報を
センター装置1へ送信する。
【0015】これに対しセンター装置1では、これら画
面データ及びこの画面に対する各指示情報を受信する
と、後述の図5のフローチャートにも示されるように、
FAX装置に対し画面データをファクシミリデータに変
換して送信すると共に、返信画像Bも併せて送信する。
そしてこうしたファクシミリの送信が正常に終了し、ス
テップST3で「Y」と判定されると、ステップST4
では「電話による返信要求有り?」の判断、即ち無線端
末装置2から送信画面Aの送信と共に送出されるこの送
信画面Aに対する電話による返信確認指示の有無を判断
し、これが「Y」となる場合は、後述の図6のフローチ
ャートにも示されるように、ステップST5でこのFA
X装置に内蔵されている電話機、またはこのFAX装置
の近傍に配設されている相手電話機に発呼しFAX送信
終了通知を行う。
面データ及びこの画面に対する各指示情報を受信する
と、後述の図5のフローチャートにも示されるように、
FAX装置に対し画面データをファクシミリデータに変
換して送信すると共に、返信画像Bも併せて送信する。
そしてこうしたファクシミリの送信が正常に終了し、ス
テップST3で「Y」と判定されると、ステップST4
では「電話による返信要求有り?」の判断、即ち無線端
末装置2から送信画面Aの送信と共に送出されるこの送
信画面Aに対する電話による返信確認指示の有無を判断
し、これが「Y」となる場合は、後述の図6のフローチ
ャートにも示されるように、ステップST5でこのFA
X装置に内蔵されている電話機、またはこのFAX装置
の近傍に配設されている相手電話機に発呼しFAX送信
終了通知を行う。
【0016】そして、相手電話機に対するFAX送信終
了通知により相手電話機側からメッセージが返信され、
ステップST6の「電話回答有りフラグのON」が
「Y」となると、送信者、即ち送信画面Aを送信した無
線端末装置2に対してステップST7で送達レポートを
送信しLCDユニット22に表示させる。また、無線端
末装置2から送信画面Aに対する電話による返信確認指
示が無くステップST4で「N」と判定される場合、及
び相手電話機へのFAX送信終了通知にもかかわらず相
手電話機側からメッセージが返信されずにステップST
6で「N」となる場合は、ステップST8へ移行する。
了通知により相手電話機側からメッセージが返信され、
ステップST6の「電話回答有りフラグのON」が
「Y」となると、送信者、即ち送信画面Aを送信した無
線端末装置2に対してステップST7で送達レポートを
送信しLCDユニット22に表示させる。また、無線端
末装置2から送信画面Aに対する電話による返信確認指
示が無くステップST4で「N」と判定される場合、及
び相手電話機へのFAX送信終了通知にもかかわらず相
手電話機側からメッセージが返信されずにステップST
6で「N」となる場合は、ステップST8へ移行する。
【0017】ステップST8では「FAX返信要求有
り」、即ち無線端末装置2から送信画面Aに対する返信
画像Bの返信指示の有無を判断し、これが「Y」となる
場合はステップST9で所定時間のFAX受信タイマを
スタートさせる。そしてこのタイマの動作中に返信画像
BがFAX装置から返送され、ステップST10の「F
AX応答有り」が「Y」となると、ステップST11で
FAX回答有りフラグをON(オン)とし、ステップS
T7で送信者へ送達レポートを送信する。即ち、送信画
面Aと共にFAX装置へ送信された返信画像Bの該当箇
所が塗りつぶされセンター装置1へ返送されると、セン
ター装置1は、後述の図7のフローチャートにも示すよ
うに、ステップST7で所定の回答メッセージを作成し
て該当の無線端末装置へ送信する。
り」、即ち無線端末装置2から送信画面Aに対する返信
画像Bの返信指示の有無を判断し、これが「Y」となる
場合はステップST9で所定時間のFAX受信タイマを
スタートさせる。そしてこのタイマの動作中に返信画像
BがFAX装置から返送され、ステップST10の「F
AX応答有り」が「Y」となると、ステップST11で
FAX回答有りフラグをON(オン)とし、ステップS
T7で送信者へ送達レポートを送信する。即ち、送信画
面Aと共にFAX装置へ送信された返信画像Bの該当箇
所が塗りつぶされセンター装置1へ返送されると、セン
ター装置1は、後述の図7のフローチャートにも示すよ
うに、ステップST7で所定の回答メッセージを作成し
て該当の無線端末装置へ送信する。
【0018】また、このようなステップST10の「F
AX応答有り」の検出は、上述のタイマがタイムオーバ
ーとなるまで続行され、FAX装置の応答が検出できず
に、ステップST12において上述のタイマがタイムオ
ーバーすると、ステップST13でFAX回答有りフラ
グをOFF(オフ)とし、この場合はステップST7で
送信者に対しFAX回答無し等のレポートを送信する。
また、無線端末装置2からFAX返信要求が無くステッ
プST8で「N」と判定される場合は、ステップST1
4でFAX正常フラグをONとする。なお、本実施例シ
ステムでは、無線端末装置からFAX装置へ送信される
送信画面Aに対し返信画像B及び電話による返信メッセ
ージの何れか一方を無線端末装置へ返送するようにして
いるが、返信画像B及び電話による返信メッセージの双
方を返送することもできる。
AX応答有り」の検出は、上述のタイマがタイムオーバ
ーとなるまで続行され、FAX装置の応答が検出できず
に、ステップST12において上述のタイマがタイムオ
ーバーすると、ステップST13でFAX回答有りフラ
グをOFF(オフ)とし、この場合はステップST7で
送信者に対しFAX回答無し等のレポートを送信する。
また、無線端末装置2からFAX返信要求が無くステッ
プST8で「N」と判定される場合は、ステップST1
4でFAX正常フラグをONとする。なお、本実施例シ
ステムでは、無線端末装置からFAX装置へ送信される
送信画面Aに対し返信画像B及び電話による返信メッセ
ージの何れか一方を無線端末装置へ返送するようにして
いるが、返信画像B及び電話による返信メッセージの双
方を返送することもできる。
【0019】次に図4は、図3のステップST1で既に
説明したように、センター装置1へ送信画面Aを送信す
る場合の無線端末装置2のCPU21の動作を示すフロ
ーチャートである。即ち、CPU21はタッチキー部2
4が操作されることによって、ステップST21で手書
きメッセージをFAX装置に対して送信する送信画面A
としてLCDユニット22に表示する画面作成を行う。
この場合、ステップST22で相手先FAX装置の電話
番号がタッチキー部24から入力されると、RAM29
にこの番号を記憶する。続いて、ステップST23では
タッチキー部24の操作に基づいて、この送信画面Aを
FAX装置に送信した場合の送信画面Aに対する返信を
最寄りの電話機からの後述するPB信号で確認するか、
または上述の返信画像Bにより確認するかをそれぞれス
テップST23及びST24で判断する。
説明したように、センター装置1へ送信画面Aを送信す
る場合の無線端末装置2のCPU21の動作を示すフロ
ーチャートである。即ち、CPU21はタッチキー部2
4が操作されることによって、ステップST21で手書
きメッセージをFAX装置に対して送信する送信画面A
としてLCDユニット22に表示する画面作成を行う。
この場合、ステップST22で相手先FAX装置の電話
番号がタッチキー部24から入力されると、RAM29
にこの番号を記憶する。続いて、ステップST23では
タッチキー部24の操作に基づいて、この送信画面Aを
FAX装置に送信した場合の送信画面Aに対する返信を
最寄りの電話機からの後述するPB信号で確認するか、
または上述の返信画像Bにより確認するかをそれぞれス
テップST23及びST24で判断する。
【0020】ここで、電話確認と判断される場合は、続
いて操作される相手先電話番号及相手先へのメッセージ
をステップST25でRAM29に記憶する。また、返
信画像Bで確認と判断される場合は、ステップST26
で、各返信項目の中から上述の送信画面Aに対応する例
えば「わかりました」等の各返信項目を選択して付加し
RAM29に記憶する。そして、この送信画面Aの番号
を示す文書番号がステップST27で入力されると、送
信画面Aにこの文書番号を表示すると共に、この文書番
号及びRAM29に記憶されている各情報を、送信画面
AとともにステップST28でセンター1へ送信する。
いて操作される相手先電話番号及相手先へのメッセージ
をステップST25でRAM29に記憶する。また、返
信画像Bで確認と判断される場合は、ステップST26
で、各返信項目の中から上述の送信画面Aに対応する例
えば「わかりました」等の各返信項目を選択して付加し
RAM29に記憶する。そして、この送信画面Aの番号
を示す文書番号がステップST27で入力されると、送
信画面Aにこの文書番号を表示すると共に、この文書番
号及びRAM29に記憶されている各情報を、送信画面
AとともにステップST28でセンター1へ送信する。
【0021】このような無線端末装置からの送信画面A
を含む各種の情報が送信されると、センター装置1のC
PU12では無線送受信部14及びCPU13を介して
これらの情報を図5のステップST31で受信する。す
ると、CPU13はこれらの情報、即ちFAX送信先電
話番号、返信要求有無データ、相手電話機の電話番号、
電話による確認メッセージ内容、文書番号、及び送信画
面AをステップST32でRAM15に記憶する。
を含む各種の情報が送信されると、センター装置1のC
PU12では無線送受信部14及びCPU13を介して
これらの情報を図5のステップST31で受信する。す
ると、CPU13はこれらの情報、即ちFAX送信先電
話番号、返信要求有無データ、相手電話機の電話番号、
電話による確認メッセージ内容、文書番号、及び送信画
面AをステップST32でRAM15に記憶する。
【0022】そして、ステップST33で送信画面Aを
ファクシミリデータに変換すると共に、返送画像Bを付
加する場合は、上述の返信項目等を含む画像データをフ
ァクシミリデータに変換してRAM15の別途領域に格
納する。その後、ステップST34ではゲートウェイ制
御回路11を制御して有線回線Lを介し相手FAX装置
へダイヤル発信を行わせると共に、リダイヤルカウンタ
をクリアする。そして相手FAX装置の応答によりステ
ップST35でメモリ15のファクシミリデータを読み
出し、相手FAX装置へ送信する。
ファクシミリデータに変換すると共に、返送画像Bを付
加する場合は、上述の返信項目等を含む画像データをフ
ァクシミリデータに変換してRAM15の別途領域に格
納する。その後、ステップST34ではゲートウェイ制
御回路11を制御して有線回線Lを介し相手FAX装置
へダイヤル発信を行わせると共に、リダイヤルカウンタ
をクリアする。そして相手FAX装置の応答によりステ
ップST35でメモリ15のファクシミリデータを読み
出し、相手FAX装置へ送信する。
【0023】この場合、ファクシミリ送信が正常に終了
すればステップST37でFAX正常フラグをONとす
る。また、ファクシミリ送信が異常となれば、ステップ
ST38でリダイヤルカウンタが規定回数に達したか否
かを判定し、規定回数に達しなければステップST39
でリダイヤルカウンタを1つ増加させたうえ、所定時間
経過後に相手FAX装置へリダイヤル発信を行う。そし
てステップST35へ戻ってファクシミリデータを再送
信する。ここで正常にファクシミリデータが送信できな
い場合は、規定回数分だけ再送信を行うことが可能であ
るが、リダイヤルカウンタが規定回数に達し、ステップ
ST38で「Y」となると、ファクシミリ送信が正常に
行われないものとしてステップST40でFAX正常フ
ラグをOFFとする。
すればステップST37でFAX正常フラグをONとす
る。また、ファクシミリ送信が異常となれば、ステップ
ST38でリダイヤルカウンタが規定回数に達したか否
かを判定し、規定回数に達しなければステップST39
でリダイヤルカウンタを1つ増加させたうえ、所定時間
経過後に相手FAX装置へリダイヤル発信を行う。そし
てステップST35へ戻ってファクシミリデータを再送
信する。ここで正常にファクシミリデータが送信できな
い場合は、規定回数分だけ再送信を行うことが可能であ
るが、リダイヤルカウンタが規定回数に達し、ステップ
ST38で「Y」となると、ファクシミリ送信が正常に
行われないものとしてステップST40でFAX正常フ
ラグをOFFとする。
【0024】なお、ファクシミリデータが相手FAX装
置へ送信された場合は、すでに図3のステップST4で
も詳述したように、この送信画面Aに対する返信をこの
FAX装置の内蔵電話機または最寄りの電話機で無線端
末装置へ報知させるための電話返信確認が該当無線端末
装置から指示されているか否かを判断し、このような指
示がなされている場合は、CPU12は図6のフローチ
ャートに示す処理を実行する。
置へ送信された場合は、すでに図3のステップST4で
も詳述したように、この送信画面Aに対する返信をこの
FAX装置の内蔵電話機または最寄りの電話機で無線端
末装置へ報知させるための電話返信確認が該当無線端末
装置から指示されているか否かを判断し、このような指
示がなされている場合は、CPU12は図6のフローチ
ャートに示す処理を実行する。
【0025】即ち、CPU12はこの場合図6のステッ
プST51でリダイヤルカウンタをクリアすると共に、
ステップST52でゲートウェイ回路11を制御し回線
Lを介し該当電話機へダイヤル発信を行う。そして、こ
の発信により相手電話機側が着呼し相手が応答してステ
ップST53で「Y」となると、相手電話機への発呼が
正常に終了したものとみなしてステップST54で電話
正常終了フラグをONとする。続いてステップST55
では電話機に対する上述のメッセージをRAM15から
音声合成回路17へ送出して音声合成変換を行わせ、こ
の音声メッセージを電話機に送出すると共に、ステップ
ST56で通話タイマをスタートさせる。
プST51でリダイヤルカウンタをクリアすると共に、
ステップST52でゲートウェイ回路11を制御し回線
Lを介し該当電話機へダイヤル発信を行う。そして、こ
の発信により相手電話機側が着呼し相手が応答してステ
ップST53で「Y」となると、相手電話機への発呼が
正常に終了したものとみなしてステップST54で電話
正常終了フラグをONとする。続いてステップST55
では電話機に対する上述のメッセージをRAM15から
音声合成回路17へ送出して音声合成変換を行わせ、こ
の音声メッセージを電話機に送出すると共に、ステップ
ST56で通話タイマをスタートさせる。
【0026】この音声メッセージはFAX装置に送信し
た送信画面Aに対し、例えば「わかりました」,「電話
下さい」及び「もっと詳しく」等の各返信項目に対しそ
れぞれダイヤル数字「1」,「2」及び「3」を押下さ
せて返信指示させるようなメッセージである。そしてこ
の電話機により押下されたダイヤル情報は、PB信号と
してセンター装置1へ送出され、センター装置1内のP
Bレシーバ18で受信される。なお、電話機からダイヤ
ル信号としてDP(ダイヤルパルス)信号が送出される
場合は、図示省略したDP信号受信回路により受信され
る。CPU12は、電話機側(即ち、着呼側)の操作に
よるこのようなダイヤル情報のメッセージをPBレシー
バ18またはDP信号受信回路を介してステップST5
7で受信すると、ステップST58の「メッセージ有
り」の判定が「Y」となることから、ステップST59
で電話回答有りフラグをONとする。
た送信画面Aに対し、例えば「わかりました」,「電話
下さい」及び「もっと詳しく」等の各返信項目に対しそ
れぞれダイヤル数字「1」,「2」及び「3」を押下さ
せて返信指示させるようなメッセージである。そしてこ
の電話機により押下されたダイヤル情報は、PB信号と
してセンター装置1へ送出され、センター装置1内のP
Bレシーバ18で受信される。なお、電話機からダイヤ
ル信号としてDP(ダイヤルパルス)信号が送出される
場合は、図示省略したDP信号受信回路により受信され
る。CPU12は、電話機側(即ち、着呼側)の操作に
よるこのようなダイヤル情報のメッセージをPBレシー
バ18またはDP信号受信回路を介してステップST5
7で受信すると、ステップST58の「メッセージ有
り」の判定が「Y」となることから、ステップST59
で電話回答有りフラグをONとする。
【0027】また、上述の通話タイマの動作中に電話機
側からメッセージが送出されない場合は、ステップST
60の「通話タイマ=規定時間」が「Y」と判定される
ことから、ステップST61で電話回答フラグをOFF
とする。また、電話機側へ発呼しても相手ビジー等によ
り不応答の場合は、ステップST62でリダイヤルカウ
ンタが規定回数に達したか否かを判断のうえ、規定回数
に達しなければステップST63でリダイヤルカウンタ
を1つ増加させてステップST52へ戻り再度該当電話
機へ発呼する。そして規定回数の発呼を行っても該当電
話機が応答しない場合は、ステップST64で電話正常
終了フラグをOFFとする。
側からメッセージが送出されない場合は、ステップST
60の「通話タイマ=規定時間」が「Y」と判定される
ことから、ステップST61で電話回答フラグをOFF
とする。また、電話機側へ発呼しても相手ビジー等によ
り不応答の場合は、ステップST62でリダイヤルカウ
ンタが規定回数に達したか否かを判断のうえ、規定回数
に達しなければステップST63でリダイヤルカウンタ
を1つ増加させてステップST52へ戻り再度該当電話
機へ発呼する。そして規定回数の発呼を行っても該当電
話機が応答しない場合は、ステップST64で電話正常
終了フラグをOFFとする。
【0028】次に図7はセンター装置1のCPU12の
動作を示すフローチャートであり、FAX装置に対し送
信画面Aを送信したのち、FAX装置から返信画像Bが
返送された場合、または電話機からダイヤル情報による
メッセージが受信された場合に、これらの各情報に基づ
き該当無線端末装置へ送信画面Aに対する返信情報を返
送する動作を示すものである。即ち、この場合CPU1
2は、まずステップST71でFAX正常フラグのON
を判断しこれが「N」となる場合は、FAX装置に対し
て送信画面Aが送信できないものとしてステップST7
2でFAX不達レポート画面を作成し、ステップST7
3でこの画面データをCPU13及び無線送受信部14
を介し該当無線端末装置へ送信してLCDユニット22
に表示させる。
動作を示すフローチャートであり、FAX装置に対し送
信画面Aを送信したのち、FAX装置から返信画像Bが
返送された場合、または電話機からダイヤル情報による
メッセージが受信された場合に、これらの各情報に基づ
き該当無線端末装置へ送信画面Aに対する返信情報を返
送する動作を示すものである。即ち、この場合CPU1
2は、まずステップST71でFAX正常フラグのON
を判断しこれが「N」となる場合は、FAX装置に対し
て送信画面Aが送信できないものとしてステップST7
2でFAX不達レポート画面を作成し、ステップST7
3でこの画面データをCPU13及び無線送受信部14
を介し該当無線端末装置へ送信してLCDユニット22
に表示させる。
【0029】また、ファクシミリ送信が正常に行われス
テップST71の判定が「Y」となると、ステップST
74では該当無線端末装置から送信画面AがFAX装置
に対し送信要求される時に付随して要求されるFAX返
信要求有りを判断のうえ、これが「Y」となると、ステ
ップST75では送信画面Aとともに送信した返信画像
BがFAX装置側から返送されたか否かを示すFAX回
答有りフラグONを判断する。ここで、センター装置1
側からFAX装置へ送信した返信画像Bの該当返信項目
が塗りつぶされ、センター装置1へ返送されると、ステ
ップST75の判定が「Y」となることから、CPU1
2はステップST76でFAXでの回答メッセージを画
面として作成し、ステップST73で該当無線端末装置
へ送信する。
テップST71の判定が「Y」となると、ステップST
74では該当無線端末装置から送信画面AがFAX装置
に対し送信要求される時に付随して要求されるFAX返
信要求有りを判断のうえ、これが「Y」となると、ステ
ップST75では送信画面Aとともに送信した返信画像
BがFAX装置側から返送されたか否かを示すFAX回
答有りフラグONを判断する。ここで、センター装置1
側からFAX装置へ送信した返信画像Bの該当返信項目
が塗りつぶされ、センター装置1へ返送されると、ステ
ップST75の判定が「Y」となることから、CPU1
2はステップST76でFAXでの回答メッセージを画
面として作成し、ステップST73で該当無線端末装置
へ送信する。
【0030】なお、返信画像Bがセンター装置1へ返送
されない場合は、ステップST77でFAX回答無し画
面を生成し該当無線端末装置へ送信する。また、ステッ
プST78では該当無線端末装置から送信画面AがFA
X装置に対し送信要求される時に付随して要求される電
話返信要求有りを判断し、これが「Y」となる場合は、
ステップST79で送信画面AとともにFAX装置の内
蔵電話機、或いは近傍の電話機に対し送信した返信要求
に対し電話機から返送されるメッセージの有無を判断す
る。
されない場合は、ステップST77でFAX回答無し画
面を生成し該当無線端末装置へ送信する。また、ステッ
プST78では該当無線端末装置から送信画面AがFA
X装置に対し送信要求される時に付随して要求される電
話返信要求有りを判断し、これが「Y」となる場合は、
ステップST79で送信画面AとともにFAX装置の内
蔵電話機、或いは近傍の電話機に対し送信した返信要求
に対し電話機から返送されるメッセージの有無を判断す
る。
【0031】そして電話機からのメッセージが検出さ
れ、ステップST79の「電話回答有りフラグON」が
「Y」となると、CPU12はステップST76で電話
での回答メッセージを画面として作成し、ステップST
73で該当無線端末装置へ送信する。また、電話機側か
らの返信メッセージが検出できない場合は、ステップS
T80で電話回答無し画面を生成し該当無線端末装置へ
送信する。なお、無線端末装置2はセンター装置1に対
して送信画面AをFAX装置に送信させる時には、FA
X装置に対する返信画像Bの返信要求と同時に、これの
内蔵電話機または最寄りの電話機に対し電話返信要求を
行うことも可能である。この場合、センター装置1では
返信画像B及び電話機の回答メッセージを同時に作成し
て該当無線端末装置へ画面データとして送信する。
れ、ステップST79の「電話回答有りフラグON」が
「Y」となると、CPU12はステップST76で電話
での回答メッセージを画面として作成し、ステップST
73で該当無線端末装置へ送信する。また、電話機側か
らの返信メッセージが検出できない場合は、ステップS
T80で電話回答無し画面を生成し該当無線端末装置へ
送信する。なお、無線端末装置2はセンター装置1に対
して送信画面AをFAX装置に送信させる時には、FA
X装置に対する返信画像Bの返信要求と同時に、これの
内蔵電話機または最寄りの電話機に対し電話返信要求を
行うことも可能である。この場合、センター装置1では
返信画像B及び電話機の回答メッセージを同時に作成し
て該当無線端末装置へ画面データとして送信する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、無
線端末装置からファクシミリ装置に送信される表示画面
に対し返信情報を付加して送信すると共に、この返信情
報の送信に対する返送を回答情報として検出し、表示画
面のデータに変換して該当の無線端末装置へ送信するよ
うにしたので、相手側に送信したファクシミリについて
相手が確認したか否かを確実に認識することができる。
また、表示画面をファクシミリ装置へ送信する場合にこ
の表示画面に対応する文書番号を送信すると共に、この
文書番号に基づき回答情報を検出するようにしたので、
送信される表示画面と付加される返信情報とを的確に管
理できる。また、返信情報の送信後の一定時間に回答情
報を検出するようにしたので、一定時間を経過した返信
情報はセンター装置のメモリから削除され、したがって
センター装置のメモリを小容量に構成できる。また、表
示画面に付加される返信情報として複数の返信項目から
なる返信画像を生成してファクシミリ装置に送信するよ
うにしたので、ファクシミリ装置側では、該当する返信
項目にサインしてセンター装置へ送信するだけで良く、
返信の手間を簡略化できる。また、返信情報として音声
合成回路から音声メッセージを発生させると共に無線端
末装置から指示された電話機に発呼してこの音声メッセ
ージを伝達し、音声メッセージの伝達によって電話機か
ら送出されるダイヤル信号をダイヤル信号受信回路を介
し回答情報として検出するようにしたので、相手ファク
シミリ装置が稼働中でも最寄りの電話機へ返信情報を送
信することにより回答情報を得ることができる。
線端末装置からファクシミリ装置に送信される表示画面
に対し返信情報を付加して送信すると共に、この返信情
報の送信に対する返送を回答情報として検出し、表示画
面のデータに変換して該当の無線端末装置へ送信するよ
うにしたので、相手側に送信したファクシミリについて
相手が確認したか否かを確実に認識することができる。
また、表示画面をファクシミリ装置へ送信する場合にこ
の表示画面に対応する文書番号を送信すると共に、この
文書番号に基づき回答情報を検出するようにしたので、
送信される表示画面と付加される返信情報とを的確に管
理できる。また、返信情報の送信後の一定時間に回答情
報を検出するようにしたので、一定時間を経過した返信
情報はセンター装置のメモリから削除され、したがって
センター装置のメモリを小容量に構成できる。また、表
示画面に付加される返信情報として複数の返信項目から
なる返信画像を生成してファクシミリ装置に送信するよ
うにしたので、ファクシミリ装置側では、該当する返信
項目にサインしてセンター装置へ送信するだけで良く、
返信の手間を簡略化できる。また、返信情報として音声
合成回路から音声メッセージを発生させると共に無線端
末装置から指示された電話機に発呼してこの音声メッセ
ージを伝達し、音声メッセージの伝達によって電話機か
ら送出されるダイヤル信号をダイヤル信号受信回路を介
し回答情報として検出するようにしたので、相手ファク
シミリ装置が稼働中でも最寄りの電話機へ返信情報を送
信することにより回答情報を得ることができる。
【図1】 本発明に係るファクシミリ転送システムの一
実施例を示すブロック図である。
実施例を示すブロック図である。
【図2】 上記システムにおいて無線端末装置からファ
クシミリ装置へ送信される送信画面とこの送信画面に付
加される送信画像の一例を示す図である。
クシミリ装置へ送信される送信画面とこの送信画面に付
加される送信画像の一例を示す図である。
【図3】 上記システムの動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図4】 上記システムを構成する無線端末装置の動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図5】 上記システムを構成するセンター装置の動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図6】 上記センター装置の動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図7】 センター装置の動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
1…センター装置、21 〜2n …無線端末装置、11…
ゲートウェイ制御回路、12,13,21…CPU、1
4,27…無線送受信部、15,16,29…RAM、
17…音声合成回路、18…PBレシーバ、22…LC
Dユニット、24…タッチキー部、26…モデム、L…
有線回線。
ゲートウェイ制御回路、12,13,21…CPU、1
4,27…無線送受信部、15,16,29…RAM、
17…音声合成回路、18…PBレシーバ、22…LC
Dユニット、24…タッチキー部、26…モデム、L…
有線回線。
Claims (5)
- 【請求項1】 センター装置と、前記センター装置と無
線回線を介して接続される複数の無線端末装置とからな
り、各無線端末装置は表示器に表示された表示画面を前
記センター装置へ送信すると共に、前記センター装置は
この表示画面をファクシミリ信号に変換し収容した有線
回線を介してファクシミリ装置へ送信するファクシミリ
転送システムにおいて、 前記表示画面の他に返信指示情報を含む返信情報を送信
する返信情報送信手段と、前記返信情報の送信後に前記
返信指示情報に対する回答情報を検出する回答情報検出
手段と、検出された前記回答情報を表示画面のデータに
変換し該当の無線端末装置へ送信する回答情報送信手段
とを前記センター装置に設けたことを特徴とするファク
シミリ転送システム。 - 【請求項2】 請求項1記載のファクシミリ転送システ
ムにおいて、 前記無線端末装置は前記センター装置を介し前記表示画
面を前記ファクシミリ装置へ送信する場合にこの表示画
面に対応する文書番号を送信すると共に、前記回答情報
検出手段はこの文書番号に基づいて前記回答情報を検出
することを特徴とするファクシミリ転送システム。 - 【請求項3】 請求項1記載のファクシミリ転送システ
ムにおいて、 前記センター装置にタイマを設け、前記回答情報検出手
段は前記返信情報の送信後に起動された前記タイマの一
定時間に前記回答情報を検出することを特徴とするファ
クシミリ転送システム。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2または請求項3
記載のファクシミリ転送システムにおいて、 前記返信情報送信手段は前記表示画面に付加される返信
情報として複数の返信項目からなる返信画像を生成し前
記ファクシミリ装置に送信することを特徴とするファク
シミリ転送システム。 - 【請求項5】 請求項1または請求項2または請求項3
記載のファクシミリ転送システムにおいて、 前記センター装置に音声合成回路及びダイヤル信号受信
回路を設けると共に、前記返信情報送信手段は前記返信
情報として前記音声合成回路から音声メッセージを発生
させると共に前記無線端末装置から指示された電話機に
発呼して前記音声メッセージを伝達し、前記回答情報検
出手段は前記音声メッセージの伝達により前記電話機か
ら送出されるダイヤル信号を前記ダイヤル信号受信回路
を介して検出することを特徴とするファクシミリ転送シ
ステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06083729A JP3089944B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | ファクシミリ転送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06083729A JP3089944B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | ファクシミリ転送システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07273923A JPH07273923A (ja) | 1995-10-20 |
JP3089944B2 true JP3089944B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=13810617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06083729A Expired - Fee Related JP3089944B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | ファクシミリ転送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3089944B2 (ja) |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP06083729A patent/JP3089944B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07273923A (ja) | 1995-10-20 |
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