JP3089848B2 - 移相巻線付整流器用変圧器 - Google Patents
移相巻線付整流器用変圧器Info
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Description
解などのための直流電源として使用される大容量の整流
装置において、直流電圧に含まれる脈流成分をなるべく
小さくなるために多相整流が行われる場合の整流器用変
圧器であって、整流器が接続される二次巻線の位相を他
の整流器用変圧器の二次巻線に対して所定の移相角だけ
ずらせるために使用される移相巻線付の一次巻線が設け
られた移相巻線付整流器用変圧器に関する。
力を得る場合に使用される整流器は3相ブリッジ結線又
はダブルスター結線と呼ばれる2つの方式があり、これ
らはいずれも直流電圧に3相交流の6倍調波を脈流成分
として含むいわゆる6相整流である。特に大容量の整流
装置では、電力系などへの高調波の影響を極力低減する
ために12相整流や24相整流、更には48相整流など
の多相整流が採用されるのが普通である。
する場合の一般的な場合であり、その倍の12相整流
は、一次巻線か二次巻線のとちらか一方を1つの整流器
用変圧器で星形結線、もう1つの整流器用変圧器で三角
形結線にすることによって達成できる。このとき、2台
の整流器用変圧器の二次巻線に誘起される電圧は互いに
30°の位相差が生ずることから、特に移相巻線を設け
る必要はない。これに対して、24相整流以上の多相整
流の場合には、一次巻線に他の相の巻線を一部接続する
ことによって所定の移相を行う移相巻線を設ける結線方
式が採用される。
変圧器とこれに接続される整流器によって構成される整
流装置の、2台の整流器用変圧器1010,1020の
巻線結線図であり、図3(a)は第1の整流器用変圧器
1010で星形結線に対して移相角θ遅れの場合、図3
(b)は第2の整流器用変圧器1020で三角結線に対
して移相角θ進みの場合であり、他の2台の整流器用変
圧器はこれら整流器用変圧器1010,1020の結線
と対称の結線となっているので図示及び説明を省略す
る。また、この図では二次巻線は星形結線のを1つだけ
図示してあるが、2つ又は4つの独立した二次巻線が設
けられる場合があり、また、三角結線の場合もありこの
図は単なる一例に過ぎない。
央部に三角結線された三角巻線12U,12V,12W
とこの三角結線のそれぞれの頂点に星形巻線11U,1
1V,11Wの一方の端子が接続され他方の端子が一次
巻線の端子U,V,Wとして外部に引き出される。一次
巻線101は鎖線で示す一次印加電圧に対して位相差遅
れ角θ(=7.5°)の移相角を持っていて、二次巻線
201の誘起電圧は一次巻線101のそれに一致するの
で図示のように移相角θだけ遅れた位相になる。
形巻線13U,13V,13Wと三角巻線14U,14
V,14Wとの巻数比が星形巻線11U,11V,11
Wと三角巻線12U,12V,12Wとの巻数比と異な
る点であり、図3(b)は前述のように三角結線だけの
場合に対して誘起電圧が移相角θだけ進みとなる。な
お、移相巻線付の一次巻線では2つの巻線を容量の大き
な方が主巻線、小さな方を移相巻線と称されるのが一般
であるが、ここでは前述のように三角巻線と星形巻線と
称することにする。
4(a)は図3(a)の一次巻線101の、図4(b)
は図3(b)の一次巻線102のそれぞれ接続図であ
る。なお、添字U,V,Wを付さないで例えば三角巻線
12と称するときには、これは三角巻線12U,12
V,12Wの総称とする。三角巻線12Uの上部端子が
三角巻線12Vの下部端子に、その上部端子が三角巻線
12Wの下部端子に、その上部端子が三角巻線12Uの
下部端子にそれぞれ接続されて三角結線を形成する。三
角巻線12Uの上部端子には星形巻線11Uの下部端子
が接続されその上部端子がU端子となって外部に引き出
される。図4の場合も巻線を示す長細い長方形の長さが
その巻線の巻数に比例するように図示されている。した
がって、一次巻線101の場合、三角巻線12に比べて
星形巻線11の方が巻数が大きくしたがってアンペアタ
ーンも大きい。24相整流の場合は移相角θとして7.
5°が採用されるが、このときの星形巻線11の巻数と
三角巻線12の巻数との比は、0.765:0.452
であり、この値は位相差を考慮してこの値から一次印加
電圧を求めると丸め誤差の範囲で1となるように設定し
たものである。三角巻線12に流れる電流は星形巻線1
1に流れる電流の3の平方根分の1なので、アンペアタ
ーン比、言い換えれば巻線の容量比は0.765:0.
261となる。
3と三角巻線14との巻数比は、0.261:1.32
6、容量比は一次巻線101とは逆の0.261:0.
765である。図4(a)と図4(b)との比較から明
らかなように、一次巻線101と102とは星形巻線1
1,13と三角巻線12,14との巻数比又は容量比が
異なるだけで接続方式は同じである。
2とは接続方式が同じなので、これの特長を生かすため
に、巻線の配置も三角巻線12及び14を内径側に、星
形巻線11及び13を外径側に配置することによって、
これらを接続する接続リードの引き回し構造を共通にす
るように構成される。場合によっては、星形巻線11,
13を内径側に三角巻線12,14を外径側に配置する
場合もある。
が異なる整流器用変圧器に対しても三角巻線と星形巻線
との配置を同じにすることによって種々の長所がある
が、前述のように、一次巻線101と102とで、三角
巻線と星形巻線との容量比が異なり、その結果、前述の
ような巻線配置では鉄心の1ターンあたりの誘起電圧、
巻線高さ及び巻線間の半径方向絶縁距離などを共通にす
ると、2台の整流器用変圧器の%リアクタンスが一致し
なくなる。そのため、1ターンあたりの誘起電圧、巻線
高さ又は巻線間の半径方向絶縁距離などを適当に変えて
%リアクタンスを合わせることになり、その結果、鉄心
及び巻線とも2つの整流器用変圧器1010,1020
で異なったものになり、全く別の整流器用変圧器を2種
類製作するのと同じになってしまうという問題がある。
し、三角巻線と星形巻線の容量比が逆であっても%リア
クタンスが一致してしかも一次巻線以外の鉄心や二次巻
線を共通にすることのできる移相巻線付整流器用変圧器
を提供することにある。
に、この発明によれば、三角巻線の端子に星形巻線を接
続してなる移相巻線付一次巻線とこの一次巻線の外径側
に設けられた二次巻線とが3相鉄心の3本の鉄心脚にそ
れぞれ同心配置に設けられてなる移相巻線付整流器用変
圧器において、星形結線に対して移相角θの位相差を生
成する移相巻線付の一次巻線を有する第1の整流器用変
圧器と三角結線に対して移相角θの位相差を生成する移
相巻線付の一次巻線を有する第2の整流器用変圧器との
それぞれの整流器用変圧器の巻線配置を、一次巻線を構
成する三角巻線と星形巻線との容量の小さい方の巻線を
内径側に容量の大きい方の巻線をその外径側に配置して
なるものとし、また、三角巻線の端子に星形巻線を接続
してなる移相巻線付一次巻線とこの一次巻線の外径側に
設けられた二次巻線とからなる第1の巻線群が2階建3
相鉄心のそれぞれ3本の鉄心脚の中間継鉄を挟んだ上部
に設けられ、その下部に第1の巻線群と移相角が異なる
第2の巻線群が設けられてなる移相巻線付整流器用変圧
器において、第1の巻線群の一次巻線が星形結線に対し
て移相角θの位相差を生成する移相巻線付の一次巻線で
あり、第2の巻線群の一次巻線が三角結線に対して移相
角θの位相差を生成する移相巻線付の一次巻線であり、
これらの巻線配置を、一次巻線を構成する三角巻線と星
形巻線との容量の小さい方の巻線を内径側に容量の大き
い方の巻線をその外径側に配置してなるものとし、ま
た、前述の移相巻線付整流器用変圧器の一次巻線の巻線
配置を反対にして、容量の大きい方の巻線を内径側に、
容量の小さい巻線をその外径側に配置してなるものとす
る。
相角θの位相差を有する第1の整流器用変圧器と、三角
結線に対して移相角θの位相差を有する第2の整流器用
変圧器とのそれぞれの巻線配置を、一次巻線を構成する
三角巻線と星形巻線との容量の小さい方の巻線を内径側
に容量の大きい方の巻線をその外径側に配置することに
よって、第1の整流器用変圧器の三角巻線と第2の整流
器用変圧器の星形巻線とが同じ容量、第1の整流器用変
圧器の星形巻線と第2の整流器用変圧器の三角巻線とが
同じ容量にそれぞれなることから、1ターンあたりの誘
起電圧、巻線高さ、巻線間の絶縁距離を合わせると一次
−二次間の%リアクタンスが殆ど一致するので、僅かの
寸法調整だけで実質的に%リアクタンスを一致させるこ
とができるとともに、同一設計の鉄心を使用することが
できる。また、容量の大きい方の巻線が二次巻線に近く
配置されるので%リアクタンスは小さな値にすることが
できる。
巻線と二次巻線からなる巻線群を第1の巻線群、第2の
整流器用変圧器の一次巻線と二次巻線からなる巻線群を
第2の巻線群として、これら第1と第2の巻線群が2階
建3相鉄心の上部と下部に設けられてなる移相巻線付整
流器用変圧器の場合、前述と同様に%リアクタンスを小
さくすることができる。
一次巻線の巻線配置を反対にして、容量の大きい方の巻
線を内径側に、容量の小さい巻線をその外径側に配置す
ることによって前述の巻線配置に比べて、%リアクタン
スが大きくなるので、何らかの理由で%リアクタンスが
小さくなるときにこの巻線配置を採用することができ
る。
図1はこの発明の実施例を示す整流器用変圧器の巻線配
置図で、図1(a)は整流器用変圧器1010の、図1
(b)は整流器用変圧器1020の巻線配置図である。
これらの図において、鉄心3は鉄心脚31と図示しない
別の相の鉄心脚とこれらの鉄心脚の上下を磁気的機械的
に連結する上部継鉄32と下部継鉄33とからなってい
る。図1(a)において、鉄心脚31には内径側から三
角巻線12、星形巻線11及び二次巻線2が配置されて
いる。前述のように、星形巻線11の容量は三角巻線1
2の容量よりも大きいので、星形巻線11を二次巻線2
の近くに配置することによって%リアクタンスが小さく
なる配置となっている。また、図1(b)において、鉄
心脚31には内径側から星形巻線13、三角巻線14及
び二次巻線2が配置されていて、前述のように、三角巻
線14の容量は星形巻線13の容量よりも大きいので図
1の整流器用変圧器1010と同様に整流器用変圧器1
020も%リアクタンスの小さな巻線配置となってい
る。
巻線との間の%リアクタンスXは次式で表される。 X1P2=(1−a1)X1D2+a1X1S2−b1X1DS‥‥‥‥‥‥(1) ここで、 X1P2;整流器用変圧器1010の一次巻線、二次巻線
間%リアクタンス X1D2;同、三角巻線、二次巻線間%リアクタンス X1S2;同、星形巻線、二次巻線間%リアクタンス X1DS;同、三角巻線、星形巻線間%リアクタンス a1 ;2sin(θ) cos(30−θ) b1 ;2√3sin(θ) sin(30−θ) この式は移相角がθの場合の一般的な式であり、したが
って、整流器用変圧器1020の場合は移相角が(30
−θ)°なので、(1)式のθの代わりに(30−θ)
を代入した式になる。すなわち、 X2P2=(1−a2)X2D2+a2X2S2−b2X2DS‥‥‥‥‥‥(2) ここで、 X2P2 ;整流器用変圧器1020の一次巻線、二次巻
線間%リアクタンス X2D2 ;同、三角巻線、二次巻線間%リアクタンス X2S2 ;同、星形巻線、二次巻線間%リアクタンス X2DS ;同、三角巻線、星形巻線間%リアクタンス a2 ;2sin(30−θ) cos(θ)(1−a2=a1) b2 ;2√3sin(30−θ) sin(θ)(=b1) (1)、(2)式から、両整流器用変圧器1010,1
020の%リアクタンスが一致する条件(X1P2=
X2P2)を求めると、次式が得られる。 この式を満足するようにするには、整流器用変圧器10
10、1020の1ターンあたりの誘起電圧を同じに
し、容量が同じである三角巻線12と星形巻線13、星
形巻線11と三角巻線14とを巻線寸法が同じになるよ
うにするとともに、図1に示すように互いの相対位置が
同じになるようにすればよい。
用変圧器の%リアクタンスに比例した値の電圧降下が生
ずるので、%リアクタンスはなるべく小さいことが望ま
しい。%リアクタンスがなるべく小さくなる配置にする
ためには容量の大きな巻線を二次巻線に近く配置した方
がよいことから、整流器用変圧器1010、1020の
巻線配置は下記が良いことになる。整流器用変圧器10
10の場合は、内径側から、三角巻線12、星形巻線1
1、二次巻線2の順。、整流器用変圧器1020の場合
は、内径側から、星形巻線13、三角巻線14、二次巻
線2の順。
変圧器1010、1020のそれぞれの鉄心3も同じ寸
法になって1種類の設計で済むことになる。なお、一般
に大容量の整流器用変圧器の場合、二次巻線はかなり低
い電圧なので、巻数が小さく、そのために整流器用変圧
器の容量などに応じた最適の1ターンあたりの誘起電圧
を採用することができないために、%リアクタンスが小
さくなり過ぎるということが有りうる。そのような場合
には、前述の配置とは逆に容量の大きな巻線を最も内径
側に配置する方が良い。
じであっても、巻数と電流が異なるので、巻線高さを揃
えたとしても別個に設計すれば巻線幅は一致するとは限
らない。三角巻線12と星形巻線13とも同様である。
したがって、巻線幅を一致させるためには、巻線幅が小
さくなる側の巻線の冷却用のダクトを必要以上に大きく
するなどの調整が必要である。しかし、元々容量が同じ
なのでこのような調整を必要とする寸法は僅かであり実
質的に問題になるものではない。
量比が逆の場合であったが、例えば、48相整流の場合
には、8台の整流器用変圧器で構成し、移相角θが3.
75°と11.25°のものが必要になる。このとき、
このような移相角θが異なる2種の整流器用変圧器に対
して巻線配置を前述のようにするとともに、容量が異な
っても前述のような方法を用いて巻線寸法を合わせるこ
とによって鉄心、二次巻線及びその他の部品の共通化を
図ることもできる。
置図であり、2階建3相鉄心を用いた整流器用変圧器
(特開昭59−181519号公報)にこの発明を適用
したものである。2階建3相鉄心が使用された整流器用
変圧器は1台で12相整流を実現するものである。この
ときにも前述の4台の整流器用変圧器の場合と同じに
7.5°の移相角を作る移相巻線付の一次巻線が採用さ
れる。2階建鉄心4は中央部に中間継鉄43が設けられ
てこの中間継鉄43を挟んで2つの整流器用変圧器があ
るのと同じであり、上部は図1(a)の整流器用変圧器
1010に、下部は図1(b)の整流器用変圧器102
0に相当するものなので詳しい説明は省略する。
して移相角θの位相差を有する第1の整流器用変圧器
と、三角結線に対して移相角θの位相差を有する第2の
整流器用変圧器とのそれぞれの巻線配置を、一次巻線を
構成する三角巻線と星形巻線との容量の小さい方の巻線
を内径側に容量の大きい方の巻線をその外径側に配置す
ることによって、第1の整流器用変圧器の三角巻線と第
2の整流器用変圧器の星形巻線とが同じ容量、第1の整
流器用変圧器の星形巻線と第2の整流器用変圧器の三角
巻線とが同じ容量にそれぞれなることから、1ターンあ
たりの誘起電圧、巻線高さ、巻線間の絶縁距離を合わせ
ると一次−二次間の%リアクタンスが殆ど一致するの
で、僅かの寸法調整だけで実質的に%リアクタンスを一
致させることができるとともに、同一設計の鉄心と二次
巻線及びその他の部品を使用することができることか
ら、これらの設計は1種類で良いので設計工数が低減す
るとともに、同一設計部品を数多く製作することによる
量産効果により製作工数も低減するという効果が得られ
る。また、容量の大きい方の巻線が二次巻線に近く配置
されるので%リアクタンスは小さな値にすることができ
ることから、電圧変動の小さな整流装置になるという効
果も得られる。
巻線と二次巻線からなる巻線群を第1の巻線群、第2の
整流器用変圧器の一次巻線と二次巻線からなる巻線群を
第2の巻線群として、これら第1と第2の巻線群を2階
建3相鉄心の上部と下部に設けた移相巻線付整流器用変
圧器を採用することによっても前述と同様の効果を得る
ことができる。
一次巻線の巻線配置を反対にして、容量の大きい方の巻
線を内径側に、容量の小さい巻線をその外径側に配置す
ることによって前述の巻線配置に比べて、%リアクタン
スが大きくなるので、何からの理由で%リアクタンスが
小さくなり過ぎるときにこの巻線配置を採用してより最
適設計に近づけることができる。
変圧器の巻線配置図
Claims (3)
- 【請求項1】三角巻線の端子に星形巻線を接続してなる
移相巻線付一次巻線とこの一次巻線の外径側に設けられ
た二次巻線とが3相鉄心の3本の鉄心脚にそれぞれ同心
配置に設けられてなる移相巻線付整流器用変圧器におい
て、星形結線に対して移相角θの位相差を生成する移相
巻線付の一次巻線を有する第1の整流器用変圧器と、三
角結線に対して移相角θの位相差を生成する移相巻線付
の一次巻線を有する第2の整流器用変圧器との、それぞ
れの整流器用変圧器の巻線配置を、一次巻線を構成する
三角巻線と星形巻線との容量の小さい方の巻線を内径側
に容量の大きい方の巻線をその外径側に配置してなるこ
とを特徴とする移相巻線付整流器用変圧器。 - 【請求項2】三角巻線の端子に星形巻線を接続してなる
移相巻線付一次巻線とこの一次巻線の外径側に設けられ
た二次巻線とからなる第1の巻線群が2階建3相鉄心の
それぞれ3本の鉄心脚の中間継鉄を挟んだ上部に設けら
れ、第1の巻線群と移相角が異なる第2の巻線群が下部
に設けられてなる移相巻線付整流器用変圧器において、
第1の巻線群の一次巻線が星形結線に対して移相角θの
位相差を生成する移相巻線付の一次巻線、第2の巻線群
の一次巻線が三角結線に対して移相角θの位相差を生成
する移相巻線付の一次巻線であり、これらの巻線配置
を、一次巻線を構成する三角巻線と星形巻線との容量の
小さい方の巻線を内径側に容量の大きい方の巻線をその
外径側に配置してなることを特徴とする移相巻線付整流
器用変圧器。 - 【請求項3】請求項1又は2記載の移相巻線付整流器用
変圧器の一次巻線の巻線配置を反対にして、容量の大き
い方の巻線を内径側に、容量の小さい巻線をその外径側
に配置してなることを特徴とする移相巻線付整流器用変
圧器。
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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