JP3088230B2 - 液状アイメイクアップ化粧料 - Google Patents
液状アイメイクアップ化粧料Info
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- JP3088230B2 JP3088230B2 JP05351932A JP35193293A JP3088230B2 JP 3088230 B2 JP3088230 B2 JP 3088230B2 JP 05351932 A JP05351932 A JP 05351932A JP 35193293 A JP35193293 A JP 35193293A JP 3088230 B2 JP3088230 B2 JP 3088230B2
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- JP
- Japan
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- acrylic resin
- resin emulsion
- eye makeup
- methyl methacrylate
- liquid eye
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐熱性の良い、被膜形
成能を有する液状アイメイクアップ化粧料を提供するも
のであり、詳しくは、高温の状況下にて長期間樹脂の凝
集を生じないマスカラ、アイライナー等の、被膜形成能
を有する液状アイメイクアップ化粧料を提供することを
目的としている。
成能を有する液状アイメイクアップ化粧料を提供するも
のであり、詳しくは、高温の状況下にて長期間樹脂の凝
集を生じないマスカラ、アイライナー等の、被膜形成能
を有する液状アイメイクアップ化粧料を提供することを
目的としている。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り睫に塗布するマスカラや目の縁に塗布するアイライナ
ーは、主にステアリン酸やミリスチン酸等の脂肪酸と、
トリエタノールアミンや2−アミノ−2−メチル−1−
プロパノール等のアルカリを溶解した水とを乳化した
後、アクリル樹脂エマルジョンを配合した被膜形成能を
有するエマルジョンタイプが市販されている。あるい
は、自己乳化型グリセリン脂肪酸エステル、自己乳化型
プロピレングリコール脂肪酸エステル等のノニオン系活
性剤を使用して乳化した後、アクリル樹脂エマルジョン
を配合した被膜形成能を有するエマルジョンタイプも市
販されている。
り睫に塗布するマスカラや目の縁に塗布するアイライナ
ーは、主にステアリン酸やミリスチン酸等の脂肪酸と、
トリエタノールアミンや2−アミノ−2−メチル−1−
プロパノール等のアルカリを溶解した水とを乳化した
後、アクリル樹脂エマルジョンを配合した被膜形成能を
有するエマルジョンタイプが市販されている。あるい
は、自己乳化型グリセリン脂肪酸エステル、自己乳化型
プロピレングリコール脂肪酸エステル等のノニオン系活
性剤を使用して乳化した後、アクリル樹脂エマルジョン
を配合した被膜形成能を有するエマルジョンタイプも市
販されている。
【0003】しかしながら、アクリル樹脂エマルジョン
の配合量を増加すると、液状アイメイクアップ化粧料の
耐熱性が著しく低下し、50℃の状況下に置かれると、
アクリル樹脂エマルジョンの粒子が互いに膠着を生じて
液状アイメイクアップ化粧料がゴム状に凝固してしまう
ものであった。この現象は樹脂エマルジョンの造膜温度
の低いものほど、また樹脂エマルジョンの配合量が増加
するほど顕著であり、被膜形成能を増加させる際の問題
点となっていた。
の配合量を増加すると、液状アイメイクアップ化粧料の
耐熱性が著しく低下し、50℃の状況下に置かれると、
アクリル樹脂エマルジョンの粒子が互いに膠着を生じて
液状アイメイクアップ化粧料がゴム状に凝固してしまう
ものであった。この現象は樹脂エマルジョンの造膜温度
の低いものほど、また樹脂エマルジョンの配合量が増加
するほど顕著であり、被膜形成能を増加させる際の問題
点となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者はかかる問題を
鑑みて鋭意研究の結果、アクリル系樹脂エマルジョンを
10.0〜60.0重量%配合した被膜形成能を有する
液状アイメイクアップ化粧料において、エチレンオキサ
イドの付加モル数が60以上であるポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテルを0.1〜5.0重量%配合
することにより、化粧料の耐熱性が著しく向上し、50
℃の高温状況下にて1年以上樹脂の凝集を生じないこと
を見出だした。
鑑みて鋭意研究の結果、アクリル系樹脂エマルジョンを
10.0〜60.0重量%配合した被膜形成能を有する
液状アイメイクアップ化粧料において、エチレンオキサ
イドの付加モル数が60以上であるポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテルを0.1〜5.0重量%配合
することにより、化粧料の耐熱性が著しく向上し、50
℃の高温状況下にて1年以上樹脂の凝集を生じないこと
を見出だした。
【0005】すなわち本発明は、アクリル系樹脂エマル
ジョンを10.0〜60.0重量%、およびエチレンオ
キサイドの付加モル数が60以上であるポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテルを0.1〜5.0重量%
配合することを特徴とする液状アイメイクアップ化粧料
である。
ジョンを10.0〜60.0重量%、およびエチレンオ
キサイドの付加モル数が60以上であるポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテルを0.1〜5.0重量%
配合することを特徴とする液状アイメイクアップ化粧料
である。
【0006】以下、本発明の構成について詳述する。本
発明の液状アイメイクアップ化粧料は、塗布後にアクリ
ル系樹脂被膜を形成する液状のアイメイクアップ化粧料
であり、マスカラ、アイライナー、アイシャドウ等の目
の周辺部に使用してメイクアップ効果を与える化粧料で
ある。
発明の液状アイメイクアップ化粧料は、塗布後にアクリ
ル系樹脂被膜を形成する液状のアイメイクアップ化粧料
であり、マスカラ、アイライナー、アイシャドウ等の目
の周辺部に使用してメイクアップ効果を与える化粧料で
ある。
【0007】本発明に使用されるアクリル系樹脂エマル
ジョンは、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステ
ル、アクリル酸、メタクリル酸の中の1種以上のモノマ
ーを含む共重合体の水系エマルジョンであり、メタクリ
ル酸メチル/アクリル酸オクチル/アクリル酸共重合
体、メタクリル酸メチル/アクリル酸エチル/アクリル
酸共重合体、メタクリル酸メチル/アクリル酸オクチル
/メタクリル酸共重合体、メタクリル酸メチル/アクリ
ル酸エチル/メタクリル酸共重合体、メタクリル酸メチ
ル/アクリル酸ブチル/アクリル酸共重合体、メタクリ
ル酸メチル/アクリル酸/スチレン共重合体、アクリル
酸オクチル/アクリル酸/スチレン共重合体、メタクリ
ル酸メチル/アクリル酸/酢酸ビニル共重合体、アクリ
ル酸オクチル/アクリル酸/酢酸ビニル共重合体、メタ
クリル酸メチル/アクリル酸アミド/アクリル酸共重合
体、メタクリル酸メチル/メタクリル酸アミド/スチレ
ン/アクリル酸共重合体等のエマルジョンが挙げられ
る。これら樹脂エマルジョンの粒子径はおよそ0.00
1〜0.5μm、樹脂固形分としておよそ30〜60重
量%である。
ジョンは、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステ
ル、アクリル酸、メタクリル酸の中の1種以上のモノマ
ーを含む共重合体の水系エマルジョンであり、メタクリ
ル酸メチル/アクリル酸オクチル/アクリル酸共重合
体、メタクリル酸メチル/アクリル酸エチル/アクリル
酸共重合体、メタクリル酸メチル/アクリル酸オクチル
/メタクリル酸共重合体、メタクリル酸メチル/アクリ
ル酸エチル/メタクリル酸共重合体、メタクリル酸メチ
ル/アクリル酸ブチル/アクリル酸共重合体、メタクリ
ル酸メチル/アクリル酸/スチレン共重合体、アクリル
酸オクチル/アクリル酸/スチレン共重合体、メタクリ
ル酸メチル/アクリル酸/酢酸ビニル共重合体、アクリ
ル酸オクチル/アクリル酸/酢酸ビニル共重合体、メタ
クリル酸メチル/アクリル酸アミド/アクリル酸共重合
体、メタクリル酸メチル/メタクリル酸アミド/スチレ
ン/アクリル酸共重合体等のエマルジョンが挙げられ
る。これら樹脂エマルジョンの粒子径はおよそ0.00
1〜0.5μm、樹脂固形分としておよそ30〜60重
量%である。
【0008】本発明の液状アイメイクアップ化粧料にお
けるアクリル系樹脂エマルジョンの配合量は10.0〜
60.0重量%が好ましい。10.0重量%未満では被
膜形成能が乏しく、また60.0重量%を超えるとマス
カラやアイライナーを目的とするには、粘度が高すぎて
使用上問題がある。
けるアクリル系樹脂エマルジョンの配合量は10.0〜
60.0重量%が好ましい。10.0重量%未満では被
膜形成能が乏しく、また60.0重量%を超えるとマス
カラやアイライナーを目的とするには、粘度が高すぎて
使用上問題がある。
【0009】本発明に使用されるポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテルは、エチレンオキサイドの付加
モル数は60以上であり、好ましくは付加モル数80〜
120である。エチレンオキサイドの付加モル数が60
未満では液状アイメイクアップ化粧料の耐熱性が低下
し、50℃の状況下にて、アクリル樹脂エマルジョンの
粒子が互いに膠着を生じて液状アイメイクアップ化粧料
がゴム状に凝固してしまう。また、付加モル数が120
を超えると液状アイメイクアップ化粧料がゴム状に凝固
することは防止できるが、化粧料の耐水性が徐々に低下
し、汗等により化粧くずれを生じる傾向がある。
ルキルフェニルエーテルは、エチレンオキサイドの付加
モル数は60以上であり、好ましくは付加モル数80〜
120である。エチレンオキサイドの付加モル数が60
未満では液状アイメイクアップ化粧料の耐熱性が低下
し、50℃の状況下にて、アクリル樹脂エマルジョンの
粒子が互いに膠着を生じて液状アイメイクアップ化粧料
がゴム状に凝固してしまう。また、付加モル数が120
を超えると液状アイメイクアップ化粧料がゴム状に凝固
することは防止できるが、化粧料の耐水性が徐々に低下
し、汗等により化粧くずれを生じる傾向がある。
【0010】また、本発明に使用されるポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテルのアルキル基は特に限定
されないが、炭素数8〜9のオクチル基、ノニル基が好
ましい。
レンアルキルフェニルエーテルのアルキル基は特に限定
されないが、炭素数8〜9のオクチル基、ノニル基が好
ましい。
【0011】本発明に使用されるポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテルの配合量は0.1〜5.0重量
%である。0.1重量%未満では化粧料の凝固防止効果
が無く、また5.0重量%を超えると化粧料の凝固防止
効果はあるが、液状アイメイクアップ化粧料の耐水性が
極端に悪くなる。
ルキルフェニルエーテルの配合量は0.1〜5.0重量
%である。0.1重量%未満では化粧料の凝固防止効果
が無く、また5.0重量%を超えると化粧料の凝固防止
効果はあるが、液状アイメイクアップ化粧料の耐水性が
極端に悪くなる。
【0012】もちろん、本発明に使用されるポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテルを、事前にアクリル
系樹脂エマルジョンの製造過程において配合してから、
液状アイメイクアップ化粧料に使用しても耐熱性向上に
効果がある。
エチレンアルキルフェニルエーテルを、事前にアクリル
系樹脂エマルジョンの製造過程において配合してから、
液状アイメイクアップ化粧料に使用しても耐熱性向上に
効果がある。
【0013】なお、他のノニオン型界面活性剤、たとえ
ばポリオキシエチレン直鎖アルキルエーテル、ポリオキ
シエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レングリセリン脂肪酸エステルではアルキル基の炭素数
や脂肪酸の種類、さらにはポリオキシエチレンの付加モ
ル数を変化させても耐熱性は向上しない。
ばポリオキシエチレン直鎖アルキルエーテル、ポリオキ
シエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レングリセリン脂肪酸エステルではアルキル基の炭素数
や脂肪酸の種類、さらにはポリオキシエチレンの付加モ
ル数を変化させても耐熱性は向上しない。
【0014】本発明の液状アイメイクアップ化粧料中に
は上記必須成分以外に他の界面活性剤やワックス、油
分、顔料または色素、防腐剤、酸化防止剤、香料等、化
粧料に一般に配合されている成分を、アクリル系樹脂エ
マルジョンの安定性を害しない範囲で適宜配合すること
ができる。
は上記必須成分以外に他の界面活性剤やワックス、油
分、顔料または色素、防腐剤、酸化防止剤、香料等、化
粧料に一般に配合されている成分を、アクリル系樹脂エ
マルジョンの安定性を害しない範囲で適宜配合すること
ができる。
【0015】
【実施例】以下、実施例によって本発明の効果を更に詳
しく説明する。なお、以下に示す配合量は重量%であ
る。
しく説明する。なお、以下に示す配合量は重量%であ
る。
【0016】(マスカラの調製法)下記の組成により、
実施例1〜6および比較例1〜4のマスカラを調製し
た。調製方法は、純水にポリビニルピロリドン、プロピ
レングリコール、トリエタノールアミン、ポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテル、防腐剤を80℃で溶
解した後、顔料を分散して水相とした。一方、ステアリ
ン酸およびミツロウを80℃で溶解した油相を水相に投
入してホモミクサーにて乳化した。しかる後、アクリル
系樹脂エマルジョンを徐々に投入し、さらにホモミクサ
ーにて攪拌した後、常温まで冷却した。ここで、アクリ
ル系樹脂エマルジョンは全て樹脂固形分として46重量
%のものを使用した。
実施例1〜6および比較例1〜4のマスカラを調製し
た。調製方法は、純水にポリビニルピロリドン、プロピ
レングリコール、トリエタノールアミン、ポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテル、防腐剤を80℃で溶
解した後、顔料を分散して水相とした。一方、ステアリ
ン酸およびミツロウを80℃で溶解した油相を水相に投
入してホモミクサーにて乳化した。しかる後、アクリル
系樹脂エマルジョンを徐々に投入し、さらにホモミクサ
ーにて攪拌した後、常温まで冷却した。ここで、アクリ
ル系樹脂エマルジョンは全て樹脂固形分として46重量
%のものを使用した。
【0017】(マスカラの耐熱性試験)調製したマスカ
ラを密閉ガラス容器に入れた後、40℃、45℃、50
℃、の各恒温槽に放置して1週間後、1ケ月後、3ケ月
後、6ケ月後、1年後にマスカラの凝固の有無をチェッ
クし、マスカラが凝固していないものは「○」で、凝固
していたものは「×」で評価した。
ラを密閉ガラス容器に入れた後、40℃、45℃、50
℃、の各恒温槽に放置して1週間後、1ケ月後、3ケ月
後、6ケ月後、1年後にマスカラの凝固の有無をチェッ
クし、マスカラが凝固していないものは「○」で、凝固
していたものは「×」で評価した。
【0018】(マスカラの実用特性試験)調製したマス
カラについてを下記の実用特性試験を実施した。実用特
性試験は、20名の女性パネラーにマスカラを睫に塗布
し、その化粧効果を5段階評価(5:良い、4:やや良
い、3:ふつう、2:やや悪い、1:悪い)で評価し、
その平均値をとった。
カラについてを下記の実用特性試験を実施した。実用特
性試験は、20名の女性パネラーにマスカラを睫に塗布
し、その化粧効果を5段階評価(5:良い、4:やや良
い、3:ふつう、2:やや悪い、1:悪い)で評価し、
その平均値をとった。
【0019】実施例1 ・ステアリン酸 6.0 ・ミツロウ 6.0 ・ポリビニルピロリドン 3.0 ・プロピレングリコール 5.0 ・顔料 10.0 ・防腐剤 0.5 ・アクリル系樹脂エマルジョン(メタクリル酸メチル/アク リル酸オクチル/アクリル酸共重合体エマルジョン) 40.0 ・ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(85モル) 3.0 ・トリエタノールアミン 1.0 ・純水 25.5
【0020】実施例2 ・ステアリン酸 6.0 ・ミツロウ 6.0 ・ポリビニルピロリドン 3.0 ・プロピレングリコール 5.0 ・顔料 10.0 ・防腐剤 0.5 ・アクリル系樹脂エマルジョン(メタクリル酸メチル/アク リル酸オクチル/アクリル酸共重合体エマルジョン) 40.0 ・ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(85モル) 5.0 ・トリエタノールアミン 1.0 ・純水 23.5
【0021】実施例3 ・ステアリン酸 6.0 ・ミツロウ 6.0 ・ポリビニルピロリドン 3.0 ・プロピレングリコール 5.0 ・顔料 10.0 ・防腐剤 0.5 ・アクリル系樹脂エマルジョン(メタクリル酸メチル/アク リル酸オクチル/アクリル酸共重合体エマルジョン) 40.0 ・ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(60モル) 3.0 ・トリエタノールアミン 1.0 ・純水 25.5
【0022】実施例4 ・ステアリン酸 6.0 ・ミツロウ 6.0 ・ポリビニルピロリドン 3.0 ・プロピレングリコール 5.0 ・顔料 10.0 ・防腐剤 0.5 ・アクリル系樹脂エマルジョン(メタクリル酸メチル/アク リル酸オクチル/アクリル酸共重合体エマルジョン) 40.0 ・ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(120モル) 3.0 ・トリエタノールアミン 1.0 ・純水 25.5
【0023】実施例5 ・ステアリン酸 4.0 ・ミツロウ 4.0 ・ポリビニルピロリドン 3.0 ・プロピレングリコール 5.0 ・顔料 10.0 ・防腐剤 0.5 ・アクリル系樹脂エマルジョン(メタクリル酸メチル/アク リル酸オクチル/アクリル酸共重合体エマルジョン) 60.0 ・ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(85モル) 5.0 ・トリエタノールアミン 0.5 ・純水 8.0
【0024】実施例6 ・ステアリン酸 6.0 ・ミツロウ 6.0 ・ポリビニルピロリドン 3.0 ・プロピレングリコール 5.0 ・顔料 10.0 ・防腐剤 0.5 ・アクリル系樹脂エマルジョン(メタクリル酸メチル/アク リル酸オクチル/アクリル酸共重合体エマルジョン) 40.0 ・ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(140モル) 5.0 ・トリエタノールアミン 1.0 ・純水 23.5
【0025】比較例1 ・ステアリン酸 6.0 ・ミツロウ 6.0 ・ポリビニルピロリドン 3.0 ・プロピレングリコール 5.0 ・顔料 10.0 ・防腐剤 0.5 ・アクリル系樹脂エマルジョン(メタクリル酸メチル/アク リル酸オクチル/アクリル酸共重合体エマルジョン) 40.0 ・トリエタノールアミン 1.0 ・純水 28.5
【0026】比較例2 ・ステアリン酸 6.0 ・ミツロウ 6.0 ・ポリビニルピロリドン 3.0 ・プロピレングリコール 5.0 ・顔料 10.0 ・防腐剤 0.5 ・アクリル系樹脂エマルジョン(メタクリル酸メチル/アク リル酸オクチル/アクリル酸共重合体エマルジョン) 40.0 ・ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(85モル) 0.05 ・トリエタノールアミン 1.0 ・純水 28.45
【0027】比較例3 ・ステアリン酸 6.0 ・ミツロウ 6.0 ・ポリビニルピロリドン 3.0 ・プロピレングリコール 5.0 ・顔料 10.0 ・防腐剤 0.5 ・アクリル系樹脂エマルジョン(メタクリル酸メチル/アク リル酸オクチル/アクリル酸共重合体エマルジョン) 40.0 ・ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(85モル) 8.0 ・トリエタノールアミン 1.0 ・純水 20.5
【0028】比較例4 ・ステアリン酸 6.0 ・ミツロウ 6.0 ・ポリビニルピロリドン 3.0 ・プロピレングリコール 5.0 ・顔料 10.0 ・防腐剤 0.5 ・アクリル系樹脂エマルジョン(メタクリル酸メチル/アク リル酸オクチル/アクリル酸共重合体エマルジョン) 40.0 ・ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(45モル) 5.0 ・トリエタノールアミン 1.0 ・純水 23.5
【0029】実施例1〜6および比較例1〜4の耐熱性
試験の結果を、表1に示す。
試験の結果を、表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】また、実施例1〜6および比較例3の実用
特性試験の結果を、表2に示す。
特性試験の結果を、表2に示す。
【0032】
【表2】
【0033】表1より、実施例1〜6は比較例1、比較
例2、比較例4に比べていずれも耐熱性に優れているこ
とが明らかである。なお、比較例3は耐熱性に優れてい
るが、表2より、実施例1〜6に比べて耐水性の効果が
極端に低く、そのため化粧持ちも悪いことがわかる。一
方、実施例6の耐水性が他の実施例に比べて低下の傾向
にあることは、前述の理由によるものである。
例2、比較例4に比べていずれも耐熱性に優れているこ
とが明らかである。なお、比較例3は耐熱性に優れてい
るが、表2より、実施例1〜6に比べて耐水性の効果が
極端に低く、そのため化粧持ちも悪いことがわかる。一
方、実施例6の耐水性が他の実施例に比べて低下の傾向
にあることは、前述の理由によるものである。
【0034】実施例7および比較例5のアイライナーを
調製した。調製は、マスカラと同様の方法にて行った。
調製した。調製は、マスカラと同様の方法にて行った。
【0035】実施例7 ・ステアリン酸 2.0 ・ミツロウ 2.0 ・ポリビニルピロリドン 2.0 ・プロピレングリコール 5.0 ・顔料 10.0 ・防腐剤 0.5 ・アクリル系樹脂エマルジョン(メタクリル酸メチル/アク リル酸エチル/アクリル酸共重合体エマルジョン) 20.0 ・ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(85モル) 0.1 ・トリエタノールアミン 0.4 ・純水 58.0
【0036】比較例5 ・ステアリン酸 2.0 ・ミツロウ 2.0 ・ポリビニルピロリドン 2.0 ・プロピレングリコール 5.0 ・顔料 10.0 ・防腐剤 0.5 ・アクリル系樹脂エマルジョン(メタクリル酸メチル/アク リル酸エチル/アクリル酸共重合体エマルジョン) 20.0 ・トリエタノールアミン 0.4 ・純水 58.1
【0037】調製したアイライナーはマスカラと同様に
耐熱性試験と実用特性試験を行った。その結果を、それ
ぞれ表3および表4に示す。
耐熱性試験と実用特性試験を行った。その結果を、それ
ぞれ表3および表4に示す。
【0038】
【表3】
【0039】
【表4】
【0040】表3より、実施例7は比較例5に比べて耐
熱性に優れていることは明らかである。また表4より、
実施例7の耐水性も比較例5に比べて低下していないこ
とがわかる。
熱性に優れていることは明らかである。また表4より、
実施例7の耐水性も比較例5に比べて低下していないこ
とがわかる。
【0041】
【発明の効果】本発明は、耐熱性が良い、被膜形成能を
有する液状アイメイクアップ化粧料を提供することは明
らかである。
有する液状アイメイクアップ化粧料を提供することは明
らかである。
Claims (1)
- 【請求項1】 アクリル系樹脂エマルジョンを10.0
〜60.0重量%、およびエチレンオキサイドの付加モ
ル数が60以上であるポリオキシエチレンアルキルフェ
ニルエーテルを0.1〜5.0重量%配合することを特
徴とする液状アイメイクアップ化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05351932A JP3088230B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 液状アイメイクアップ化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05351932A JP3088230B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 液状アイメイクアップ化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07187957A JPH07187957A (ja) | 1995-07-25 |
JP3088230B2 true JP3088230B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=18420612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05351932A Expired - Fee Related JP3088230B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 液状アイメイクアップ化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3088230B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023064243A (ja) * | 2021-10-26 | 2023-05-11 | 大同化成工業株式会社 | メイクアップ化粧料用又はスキンケア用の組成物、皮膜剤、二重瞼用粘着剤、及び肌貼り用粘着剤 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4562332B2 (ja) * | 2001-09-21 | 2010-10-13 | ポーラ化成工業株式会社 | アイメーク用オーバーコート化粧料 |
FR2844185B1 (fr) * | 2002-09-06 | 2006-08-18 | Oreal | Composition de maquillage des fibres keratiniques presentant un extrait sec en solides eleve combine a un profil adhesif particulier |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP05351932A patent/JP3088230B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023064243A (ja) * | 2021-10-26 | 2023-05-11 | 大同化成工業株式会社 | メイクアップ化粧料用又はスキンケア用の組成物、皮膜剤、二重瞼用粘着剤、及び肌貼り用粘着剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07187957A (ja) | 1995-07-25 |
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