JP3088100U - 染毛用トレー - Google Patents

染毛用トレー

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JP3088100U
JP3088100U JP2002000819U JP2002000819U JP3088100U JP 3088100 U JP3088100 U JP 3088100U JP 2002000819 U JP2002000819 U JP 2002000819U JP 2002000819 U JP2002000819 U JP 2002000819U JP 3088100 U JP3088100 U JP 3088100U
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JP
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layer
tray
hair dye
polyethylene terephthalate
terephthalate resin
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JP2002000819U
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English (en)
Inventor
孝幸 白井
尚樹 横田
Original Assignee
ホーユー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 割れや折れの生ずることのない耐衝撃性に優
れた染毛用トレーを提供する。 【解決手段】 染毛用トレーは、多層真空成形法又は多
層圧空成型法によって形成され、最内層、中間層及び最
外層からなる三層構造を有している。最内層及び最外層
は再生によらないポリエチレンテレフタレート樹脂で形
成され、中間層は再生ポリエチレンテレフタレート樹脂
で形成されている。そして、染毛用トレー11は、底面
部12、側面部13、フランジ部14、キャップ受け部
15、リブ16とから構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、染毛用トレーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の染毛用トレーとしては、特開2000−168852号公報に 開示される収容ケースが知られている。この収容ケースは、側壁部分の上端部に 補強用屈曲部を設けることで収容ケースの剛性を高めるようになっている。
【0003】 そして、この収容ケースは染料を充填したチューブと発色並びに定着剤を充填 したチューブを収納した状態で販売用紙箱に同梱され、染毛剤として販売される 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前記従来の収容ケースは、内側からの衝撃に対しては強いが、外部 からの衝撃、則ち、物流過程における移動や落下等による衝撃に対しては弱く、 収容ケースのフランジ部に割れや折れが生じるという問題があった。
【0005】 本考案は、上記のような従来技術に存在する問題点に着目してなされたもので ある。その目的とするところは、割れや折れの生ずることのない耐衝撃性に優れ た染毛用トレーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の考案は、多層真空成形法又は 多層圧空成形法で形成された染毛用トレーであって、最内層及び最外層を再生に よらないポリエチレンテレフタレート樹脂によって形成し、中間層を再生ポリエ チレンテレフタレート樹脂によって形成したことを要旨とする。
【0007】 請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の染毛用トレーにおいて、350〜 450μmの肉厚であることを要旨とする。
【0008】 請求項3に記載の考案は、請求項1又は請求項2に記載の染毛用トレーにおい て、前記最内層、中間層及び最外層の厚みの比が1:8:1〜2:6:2である ことを要旨とする。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を具体化した実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】 図1に示すように、本実施形態の染毛用トレー11は容器全体が合成樹脂によ り形成されている。図1は斜視図である。
【0011】 図1に示すように染毛用トレー11は、底面部12、側面部13、フランジ部 14、キャップ受け部15、リブ16によって構成されている。
【0012】 染毛用トレー11は多層真空成形法によって形成され、最内層(内面側)、中 間層及び最外層(外面側)からなる三層構造を有している。
【0013】 最内層の厚みは35〜90μmが好ましく、40〜80μmがより好ましい。 最内層の厚みが35μm未満及び90μmを超えると耐衝撃性、成形性が低下す る。
【0014】 最外層の厚みは35〜90μmが好ましく、40〜80μmがより好ましい。 最外層の厚みが35μm未満及び90μmを超えると耐衝撃性、成形性が低下す る。
【0015】 また、最内層と中間層と最外層の厚みの総和、すなわち染毛用トレー11の肉 厚は350〜450μmが好ましく、400μmがより好ましい。染毛用トレー 11の肉厚が350μm未満及び450μmを超えると耐衝撃性、成形性が低下 する。
【0016】 また、最内層と中間層と最外層の厚みの比は1:8:1〜2:6:2が好まし く、1:8:1がより好ましい。 最内層及び最外層は再生によらないポリエチレンテレフタレート樹脂で形成さ れ、中間層は再生ポリエチレンテレフタレート樹脂で形成されている。
【0017】 以上、詳述した本実施形態によれば次のような効果が発揮される。 ・ 最内層及び最外層は再生によらないポリエチレンテレフタレート樹脂で形 成され、中間層は再生ポリエチレンテレフタレート樹脂で形成されているので、 染毛用トレー11の耐衝撃性を向上させることができる。
【0018】 ・ 汎用されている再生ポリエチレンテレフタレート樹脂で中間層が形成され ているので、染毛用トレー11の低コスト化を図ることができる。
【0019】 ・ 再生によらないポリエチレンテレフタレート樹脂で最内層及び最外層を形 成しているので、外観に優れている。
【0020】 なお、前記実施形態を次のように変更して構成することもできる。
【0021】 ・ 多層圧空成型法によって、形成してもよい。
【0022】 ・ 最内層と中間層と最外層の間に接着剤層を設けて、最内層と中間層と最外 層を接着するようにしてもよい。
【0023】 ・ 前記実施形態では、染毛用トレー11を三層構造としたが、四層以上の多 層構造としてもよい。例えば、最外層の内側にナイロン層を設けても良い。この ように構成した場合、染毛用トレー11の柔軟性を向上させることができる。
【0024】 ・ 中間層を改質剤を添加した再生ポリエチレンテレフタレート樹脂により形 成しても良い。このように構成した場合、耐衝撃性、成形性を向上させることが できる。改質剤としては、ポリカーボネート、エラストマー等が挙げられる。
【0025】
【考案の効果】
本考案は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。
【0026】 請求項1に記載の考案によれば、割れや折れの生ずることのない耐衝撃性に優 れた染毛用トレーを提供することができる。
【0027】 請求項2に記載の考案によれば、請求項1に記載の考案の効果に加え、より耐 衝撃性を向上させることができる。
【0028】 請求項3に記載の考案によれば、請求項1又は請求項2に記載の考案の効果に 加え、さらに耐衝撃性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の染毛用トレーを示す斜視図
【符号の説明】
11…染毛用トレー、12…底面部、13…側面部、1
4…フランジ部、15…キャップ受け部、16…リブ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多層真空成形法又は多層圧空成形法で形
    成された染毛用トレーであって、最内層及び最外層を再
    生によらないポリエチレンテレフタレート樹脂によって
    形成し、中間層を再生ポリエチレンテレフタレート樹脂
    によって形成したことを特徴とする染毛用トレー
  2. 【請求項2】 350〜450μmの肉厚であることを
    特徴とする請求項1に記載の染毛用トレー
  3. 【請求項3】 前記最内層、中間層及び最外層の厚みの
    比が1:8:1〜2:6:2であることを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載の染毛用トレー。
JP2002000819U 2002-02-21 2002-02-21 染毛用トレー Expired - Lifetime JP3088100U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004091336A1 (ja) * 2003-04-11 2004-10-28 Park Way Co. Ltd. 染料カップ
WO2014054872A1 (ko) * 2012-10-02 2014-04-10 Kim Chan-Soo 모발 염색제 혼합 용기

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