JP3087998U - ほこり取り具及び粘着シートカートリッジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】使いやすく効果的にほこりを取り除くことがで
き、携帯にも適し、外観も美しいほこり取り具を提案
し、ファッションや清潔感に敏感な現代人の生活を快適
にする。 【解決手段】形状不可変部材で形成した筐体に、粘着面
を開放して粘着シートを保持する粘着シート保持部と、
形状不可変部材で形成した開閉可能な蓋部を備えたほこ
り取り具。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、例えば衣服についたフケ、糸屑、塵等のほこりを取り除くような ほこり取り具に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、衣服についたほこりを取り除く道具として、毛の向きを一定方向に向け たブラシでほこりを取り除くほこり取りブラシが存在している。このようなほこ り取りブラシは、衣服から取り除いてブラシについたほこりを取り除けば、何度 でも使用できるという利点はあったが、衣服からほこりを綺麗に取り除くために は、衣服からほこりを取り、ブラシを掃除し、また衣服からほこりを取るという 作業を繰り返す必要があった。

【０００３】 近年では、このような手間を省いて手軽に利用できる道具として、粘着紙を利 用し、その粘着力でほこりを取り除くほこり取り具が提案されている。 例えば、重ねた粘着紙に台紙を付け該台紙に指通しを設けたものをケースに収 めるもの（特開平１１−２９９７２３）、防塵シート積層体の防塵シート本体の 一面に粘着層と撮み部を備えて他面に剥離層を備えた防塵具（特開平１１−２８ ５４６７）、片面に離型剤処理を施してある粘着紙を適宜数枚同方向に重ねた束 に表紙をつけた携帯用洋服のほこり取り（特開２０００−３４２５１１）等であ る。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、このようなほこり取り具は、粘着紙が紙であるため使用時に折れ曲が る問題や、持ち手部分がないために手の届く範囲でしか使用できず、背中などの ほこりを取り除くことができないといった問題があった。

【０００５】 この考案は、使いやすく効果的にほこりを取り除くことができ、携帯にも適し 、外観も美しいほこり取り具を提案し、ファッションや清潔感に敏感な現代人の 生活を快適にすることを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

この考案は、形状不可変部材で形成した筐体に、粘着面を開放して粘着シート を保持する粘着シート保持部と、形状不可変部材で形成した開閉可能な蓋部を備 えたほこり取り具であることを特徴とする。 前記形状不可変部材は、プラスチック等の樹脂材、木材、又はアルミ等の金属 材など、手に持った程度で容易に屈曲しない部材で構成することができる。 前記粘着シートは、粘着面を備えた粘着紙又は粘着フィルムで構成することが できる。

【０００７】 前記粘着シート保持部は、粘着シートを貼り付ける平面部、粘着シートを収納 する収納ボックス、粘着シートを突起で固定するガイド、又は、粘着シートをゴ ム又はクリップで挟持する挟持部で構成することができる。 前記粘着シート保持部で保持する粘着シートは、１枚の粘着シート、又は積層 した複数枚の粘着シートであることを含む。

【０００８】 前記蓋部は、前記粘着シートの粘着面を保護する蓋体、又は、手で持ち得る形 状に形成して持ち手として利用可能な持ち手部で構成することができ、前記筐体 と同一の部材又は異なる部材で形成することができる。

【０００９】 前記構成により、衣服に付いたほこりやテーブル上のほこり等に対し、ほこり を吸着する能力に優れた粘着シートを使用し、筐体を手で持って粘着面でほこり を貼り取ることができ、手軽に便利に清潔状態を保つことができる。

【００１０】 また、筐体の堅さによって携帯しても折れ曲がることがなく、携帯時は粘着シ ートを蓋部で保護し、使用時に蓋部を開いて使用することができ、日常生活に便 利に利用することができる。

【００１１】 また、蓋部を手で持ち得る形状に形成した場合には、蓋部（持ち手部）を持っ て使用することができ、背中など手の届きにくい場所のほこりを取る場合の利便 性が向上する。

【００１２】 また好ましい実施の形態として、前記粘着シートの粘着面側の端部に非粘着部 を形成し、該粘着シートを積層して備えることができる。 前記非粘着部は、紙又はフィルム等のシートに対して一部を除いて粘着材を塗 布して形成することができ、該非粘着部は、前記シートの１又は複数の角近傍部 、前記シートの１又は複数の辺近傍部、又は、前記シートの角又は辺に形成した 突出部に設けることができる。

【００１３】 前記構成により、使用によって粘着面の粘着力が低下した際に、非粘着部を掴 んで容易に粘着シートを剥がすことができ、次の新しい粘着シートをすぐ使用す ることができる。

【００１４】 また好ましい実施の形態として、前記粘着シートに１枚毎に異なる意匠を施す ことができる。 前記意匠は、大吉や吉や凶といったおみくじ、今日の運勢等の占い、キャラク ターの絵柄、１枚剥がす毎に続きを読める漫画又は小説で構成することができ、 粘着面側及び／又は粘着面の裏面側に施すことができる。 前記構成により、利用者は使用後の粘着シートを剥がす楽しみができ、日常生 活にちょっとしたアミューズメントを提供することができる。

【００１５】 また好ましい実施の形態として、前記粘着シート保持部を、粘着面側を開放し て粘着シートを収納可能に形成し、前記粘着シートを粘着面側へ付勢する付勢手 段を備えることができる。

【００１６】 前記収納可能に形成した粘着シート保持部は、粘着シートの周囲を囲繞して粘 着面側の一部を係止する収納ボックス、粘着シートの側面及び／又は角部をガイ ドして粘着面側の一部を係止する係止ガイドで構成することができる。

【００１７】 前記付勢手段は、板ばね又はつるまきばねで構成することができる。 前記構成により、積層した粘着シートを次々に剥がしても、粘着シートを粘着 面側に付勢して最初と同じ状態で使用することができる。

【００１８】 また好ましい実施の形態として、前記粘着シート保持部に、前記粘着シートを 取替え可能にする着脱部を備えることができる。 前記着脱部は、粘着シートを貼り付け可能な平面部、粘着シートを備えたカー トリッジを着脱する着脱機構で構成することができる。 前記構成により、消耗品である粘着シートを取り替えることが可能になり、何 度でも使用することができる。

【００１９】 また好ましい実施の形態として、前記蓋部に、小物の収納が可能な小物収納部 を形成することができる。 前記小物は、櫛又はブラシ等の整髪具、シャープペンシル又はボールペン等の 筆記具、及び／又は、消しゴム，定規，ハサミ，又はカッター等の文房具で構成 することができる。

【００２０】 前記構成により、ほこり取り具の用途を広げて利便性を向上することができる 。例えばハサミを収納可能にした場合であれば、若者に人気の高いプリクラ機等 の写真シール自動販売機を利用する際に、ほこり取り具でほこりを取って撮影し 、仕上がった写真シールを小物収納部から取り出したハサミで切って分け合うと いった使用が可能になる。また、櫛又はブラシ等の整髪具を収納可能にした場合 であれば、衣服のほこりを取ると共に整髪することが可能になり、身だしなみを 整える道具として充実した機能を提供することができる。

【００２１】 また好ましい実施の形態として、前記蓋部の内面に、鏡面部を形成することが できる。 これにより、鏡で身だしなみの確認をすることができると共に、肩の後ろなど 通常では見えない部分のほこりを確認することもできる。

【００２２】 またこの考案は、前記ほこり取り具に使用する粘着シートを備え、該ほこり取 り具に着脱可能に形成した粘着シートカートリッジとすることができる。

【００２３】 前記粘着シートカートリッジは、粘着シートを積層した粘着シート束、又は、 粘着シートを積層した粘着シート束を樹脂材や木材等の部材に固定したカートリ ッジで構成することができる。 前記構成により、粘着シートカートリッジを交換してほこり取り具を何度でも 使用することが可能になる。

【００２４】

【考案の効果】

この考案により、常時身辺を清潔に保つことが可能になり、出先でも身だしな みを整えることができて、快適に生活することができる。

【００２５】

【考案の実施の形態】

この考案の一実施形態を以下図面と共に説明する。

【００２６】 ほこり取り具１は、図１に示す収納時（携帯時）の外観斜視図のように、プラ スチックで形成した略四角形の筐体２と、同様にプラスチックで形成した略四角 形の持ち手部３をヒンジ部４で枢着して構成する。

【００２７】 まず、前記筐体２について説明すると、該筐体２の平面は、意匠を施す筐体意 匠面２１を備えており、該筐体意匠面２１には図のようなチェック柄を施す。な お、この筐体意匠面２１には、豹柄やキャラクター絵など、男性用、女性用、又 は男女両用の様々な意匠を施すことができる。

【００２８】 筐体２の内部は、図２に示す使用時の外観斜視図のように、詰替えカートリッ ジ５を収納する収納部２２で構成する。 該収納部２２の平面はコの字型に形成し、詰替えカートリッジ５に備えた粘着 シート束５０の平面の上下部及び左部を三方で係止する。収納部２２の底部内面 には、図３の斜視図に陰線で示すように、左側辺近傍に凹型の溝である係止溝２ ３を形成する。

【００２９】 前記詰替えカートリッジ５は、プラスチックで形成した平面視略四角形で背面 視略Ｌ字型の台部５４と、粘着シート５１（５１ａ，５１ｂ，・・・）を積層し た粘着シート束５０で構成し、前記収納部２２から取り外し可能に構成する。

【００３０】 前記粘着シート５１は、紙材で形成し平面に粘着材を塗布して粘着部５２を設 けると共に、該平面の右辺近傍に粘着材を塗布しない非粘着部５３を設ける。 また該粘着シート５１の底面には、図４の粘着シート説明図に示すように本日 の運勢を記載した意匠面５９を形成し、該意匠面５９は前記粘着材が接触しても 容易に剥がせるように非粘着加工を施す。

【００３１】 これにより、図３に示したように前記台部５４上に積層した粘着シート５１は 、前記詰替えカートリッジ５に備えた指貫孔５５から前記非粘着部５３を指で掴 み、容易に１枚ずつ剥がせるようになり、利用者は粘着シート５１を剥がす毎に 違った運勢を見る楽しみを得ることができる。

【００３２】 なお、この粘着シート５１を剥がすことは、図３に示したように前記詰替えカ ートリッジ５を引き出した状態でも可能であるし、図２に示したように該詰替え カートリッジ５をセットしたままの状態でも可能である。

【００３３】 前記台部５４は、図５の斜視図に示すように、平面視コの字型の粘着シート接 着部５６を板ばね５７で上方へ付勢して形成する。前記粘着シート接着部５６に は粘着シート束５０の底面を接着し、図６の詰替えカートリッジ５の正面図に示 すように、前記粘着シート束５０を板ばね５７の弾性力で粘着面の方向へ付勢す る。 なお、台部５４の底面には着脱突起５８を形成しており、前記収納部２２（図 ３）への装着時に該収納部２２の内面に備えた係止溝２３（図３）と嵌合して係 止する。

【００３４】 以上の構成及び構造により、図６に仮想線で示したように粘着シート束５０を 台部５４の底面に押さえつけた状態で、詰替えカートリッジ５を筐体２に備えた 収納部２２に装着、取り外しすることが可能になる。

【００３５】 また、粘着シート５１ａ（図３）を剥がしても、板ばね５７によって次の粘着 シート５１ｂ（図３）を粘着面側へ付勢するため、剥がすたびに粘着シート５１ が奥まって使いづらくなるといった問題がなく、便利に使用することができる。 さらに、詰替えカートリッジ５を交換すれば何度でもほこり取り具１が使用で きるため経済的であり、環境破壊に繋がるゴミを軽減することができる。

【００３６】 次に、前記持ち手部３について説明すると、図２に示したように、持ち手部３ は手で持ち得る厚さに形成し、内面に鏡３１を備える。 持ち手部３の左側面には、櫛６を挿入して収納する櫛収納部３３を備え、該櫛 収納部３３は櫛６を取り出しやすくするために内面側に指貫孔３２を形成する。

【００３７】 この指貫孔３２によって、図７の櫛取り出し説明図に示すように、櫛６を指で 容易に取り出すことができる。こうして取り出した櫛６は、図８の斜視図に示す ように枢軸６３を軸にブラシ部６１と持ち手部６２を広げて使用することができ 、収納するときは畳んでコンパクトに収納できる。

【００３８】 以上の構成及び構造により、鏡３１で肩などのほこりを確認できると共に、持 ち手部３を持つことで肩の後方や背中など手の届きづらい部分のほこりも取り除 くことができる。また、櫛６によって整髪することもできため、ほこり取り具１ があれば一通り身だしなみを整えることができる。

【００３９】 次に、ヒンジ部４を軸にして筐体２と持ち手部３を開けた際に、開いた状態で 係止する係止構造について、図９に示すヒンジ機構説明図と共に説明する。 図中の（Ａ）は、筐体２と持ち手部３の枢着部を分解して拡大表示した分解図 を示す。

【００４０】 持ち手部３には、枢軸４５を挿入するヒンジ筒４１を備え、該ヒンジ筒４１の 右側面には係止凸部４２を備える。なお、前記ヒンジ筒４１及び係止凸部４２は 、持ち手部３に左右対称に２つ備える。

【００４１】 筐体２には、枢軸４５を挿入するヒンジ筒４３を備え、該ヒンジ筒４３の左側 面には前記係止凸部４２と勘合する係止凹部４４ａ，４４ｂを備える。該係止凹 部４４ａ，４４ｂは、枢軸４５を中心とした円周上に形成し、前記中心と結ぶ線 の角度が１８０度よりもわずかに小さくなるように構成する。なお、係止凹部４ ４ａ，４４ｂは、ヒンジ筒４３に左右対称に備える。

【００４２】 以上の構成及び構造により、筐体２と持ち手部３を閉じたときは、前記係止凸 部４２が前記係止凹部４４ａと嵌合して、図中の（Ｂ）に実線で示すように閉鎖 状態で係止し、筐体２と持ち手部３を開いたときは、前記係止凸部４２が前記係 止凹部４４ｂと嵌合して、仮想線で示すように開放状態で係止する。これにより 、携帯中に開いてしまうことが防止でき、使用時には水平より内向きに傾斜させ た角度で固定し、蓋部を持って背中のほこりを取る、あるいは筐体を持って蓋部 に備えた鏡を見るといったように、便利に使用することができる。

【００４３】 以上に説明した実施形態により、ほこり取り具１を携帯すれば、出かけた先で ほこりが衣服についた場合でも容易に綺麗に取り除くことができ、例えば面接前 に櫛６で整髪して鏡３１で確認するといったこともできる。

【００４４】 また、粘着シート５１ａ（図３）を剥がせば次の綺麗な粘着シート５１ｂ（図 ３）が現れるため、ブラシ部でほこりを取り除くほこり取りブラシのように、衣 服のほこりを取ってはブラシについたほこりを取るといった手間が不要となり、 また、ブラシについたほこりが再度衣服に付くといったことがなくなる。

【００４５】 これらの効果に示したように、使用時の利便性とほこりを取る性能が向上し、 利用者の清潔感に対する要望を満足することができる。

【００４６】 次に他の実施形態について、図１０に示す使用時の外観斜視図と共に説明する 。 この実施形態では、筐体２を平面開放の略ボックス状で正面側及び背面側の縁 がない形状に形成する。

【００４７】 筐体２の右側面には、指貫孔２５を形成し、筐体２の内面に粘着シート５１を 積層した粘着シート束５０を接着して、前記粘着シート５１の非粘着部５３を前 記指貫孔２５から指で掴んで剥がせるように構成している。

【００４８】 積層した前記粘着シート束５０の底面は、粘着部５２よりも粘着力の強い粘着 材を塗布し、前記筐体２の内面に接着する。これにより、前記粘着シート５１を 一枚ずつ剥がす際に粘着シート束５０全てが筐体２から剥がれることを防止して いる。

【００４９】 なお、前記粘着シート束５０の底面に塗布する粘着材は、粘着部５２と同一の 粘着力又は粘着部５２よりも弱い粘着力の粘着材を塗布しても良い。この場合で も、各粘着シート５１の底面に非粘着加工していることで、粘着シート５１を一 枚剥がす最に筐体２から粘着シート束５０自体が剥がれることは防止でき、また 最後の粘着シート５１を使用して剥がす際には、粘着力が弱いほど剥がすのが容 易になり、粘着シート束５０の交換に便利になる。

【００５０】 持ち手部３及びヒンジ部４の構成及び構造については、前述の実施形態と同一 であるので、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。

【００５１】 以上の構成及び構造により、前述の実施形態で説明した詰替えカートリッジ５ の板ばね５７等の構造を省略し、簡易な構造で同様の機能を得ることができる。 すなわち、筐体２の正面及び背面には辺を設けていないため、粘着シート５１を 一枚ずつ剥がして高さが低くなっても、正面及び背面からみて粘着部５２が奥ま ることがなく、例えば袖に付いたほこりを取り除くなど、日常生活に十分利用す ることができる。

【００５２】 また、この実施形態のほこり取り具１でテーブルの上など固い部材の平面上の ほこりを取り除く場合は、そのまま使用することは筐体２の平面と粘着シート束 ５０との高さの差の関係で不可能ではあるものの、粘着シート５１を剥がして粘 着シート５１単体で使用すれば事足りるため、十分使用に耐えることができる。

【００５３】 なお、以上の各実施形態において、枢軸４５とヒンジ筒４１，４３の構造は、 携帯電話やノートパソコンで使用されるような他のヒンジ装置に替えても良いし 、開閉状態で多段階に係止可能なヒンジ装置で構成しても良い。

【００５４】 また、非粘着部５３は、粘着シート５１の平面の上下左右の各辺全てに設けて も良い。これにより、特に第１の実施形態では、詰替えカートリッジ５を筐体２ にセットした状態で粘着シート５１を剥がす際に、縁が収納部２２に貼り付いて 剥がしづらいといったことを防止することができる。

【００５５】 また、指貫孔３２は底面側に設けてもよい。これにより、筐体２と持ち手部３ を閉じた状態で櫛６を取り出すことができる。 また、筐体意匠面２１（図１）を取り外し可能に形成し、利用者の好みや気分 に応じて筐体２のデザインイメージを変更可能に構成しても良い。

【００５６】 この考案の構成と、上述の実施形態との対応において、 この考案の蓋部は、実施形態の持ち手部３に対応し、 以下同様に、 粘着シートカートリッジは、詰替えカートリッジ５に対応し、 小物は、櫛６に対応し、 粘着シート保持部は、収納部２２に対応し、 着脱部は、係止溝２３及び着脱突起５８に対応し、 鏡面部は、鏡３１に対応し、 小物収納部は、櫛収納部３３に対応し、 付勢手段は、板ばね５７に対応し、 形状不可変部材は、プラスチックに対応するも、 この考案は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施 の形態を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】ほこり取り具の収納時の外観斜視図。

【図２】ほこり取り具の使用時の外観斜視図。

【図３】筐体及び詰替えカートリッジの斜視図。

【図４】粘着シート説明図。

【図５】詰替えカートリッジの斜視図。

【図６】詰替えカートリッジの正面図。

【図７】櫛取り出し説明図。

【図８】櫛の外観斜視図。

【図９】ヒンジ機構説明図。

【図１０】他の実施形態のほこり取り具を示す使用時の
外観斜視図。

【符号の説明】

１…ほこり取り具 ２…筐体 ３…持ち手部 ５…詰替えカートリッジ ６…櫛 ２２…収納部 ２３…係止溝 ３１…鏡 ３３…櫛収納部 ５１…粘着シート ５３…非粘着部 ５７…板ばね ５８…着脱突起 ５９…意匠面

Claims (8)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】形状不可変部材で形成した筐体に、粘着面
   を開放して粘着シートを保持する粘着シート保持部と、
   形状不可変部材で形成した開閉可能な蓋部を備えたほこ
   り取り具。
2. 【請求項２】前記粘着シートの粘着面側の端部に非粘着
   部を形成し、該粘着シートを積層して備えた請求項１記
   載のほこり取り具。
3. 【請求項３】前記粘着シートに１枚毎に異なる意匠を施
   した請求項２記載のほこり取り具。
4. 【請求項４】前記粘着シート保持部を、粘着面側を開放
   して粘着シートを収納可能に形成し、前記粘着シートを
   粘着面側へ付勢する付勢手段を備えた請求項１、２又は
   ３記載のほこり取り具。
5. 【請求項５】前記粘着シート保持部に、前記粘着シート
   を取替え可能にする着脱部を備えた請求項１から４のい
   ずれか１つに記載のほこり取り具。
6. 【請求項６】前記蓋部に、小物の収納が可能な小物収納
   部を形成した請求項１から５のいずれか１つに記載のほ
   こり取り具。
7. 【請求項７】前記蓋部の内面に、鏡面部を形成した請求
   項１から６のいずれか１つに記載のほこり取り具。
8. 【請求項８】請求項１から７のいずれか１つに記載のほ
   こり取り具に使用する粘着シートを備え、前記ほこり取
   り具に着脱可能に形成した粘着シートカートリッジ。