JP3087985B2 - 記憶媒体 - Google Patents

記憶媒体

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JP3087985B2 JP04322216A JP32221692A JP3087985B2 JP 3087985 B2 JP3087985 B2 JP 3087985B2 JP 04322216 A JP04322216 A JP 04322216A JP 32221692 A JP32221692 A JP 32221692A JP 3087985 B2 JP3087985 B2 JP 3087985B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピューター等のフ
ァイル記憶装置用の記録媒体に係り、特に高密度化、大
記憶容量化に好適な書き換えのできる記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の大容量記憶装置用の記憶媒体とし
ては、磁性材料が使われることが多く、例えば、「磁性
材料セラミックス」(オーム社 桜井、金丸編 p14
3(昭61年))に記載のものがある。又、酸化物を上
記媒体として用いた例としては、超伝導臨界温度より低
温で使用することが、特開昭63−268087号公報
に開示されている。又、酸化物を記録媒体とし、酸素量
の変化を利用した記録媒体としては、特開平2−253
668号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとしている問題点】上記の従来技術
において、磁性材料を使用する場合には、磁性材料の磁
化状態を利用する。この為、例えば、高密度化において
は磁区の微小化と検出する信号強度の関係から、1μm
程度のビット周期が限界と考えられていた。一方、超伝
導酸化物を利用した記憶媒体では、超伝導状態を示す温
度まで媒体を冷却し、この状態で酸素イオンと水素イオ
ンを針状照射源より照射して超伝導状態と常伝導状態の
2状態を2進法の2値信号に対応させている。この方式
では、記憶容量を大きくすることが出来るが、現在知ら
れている超伝導体の臨界温度は約160Kより低いもの
ばかりであり、従って、記憶媒体を−100℃以上の低
温に冷却しなければならない為、液体窒素や液体ヘリウ
ム等の冷却用媒体を必要とするか、あるいは、クライオ
ポンプ等、特殊な冷却装置を使用しなければなれないと
いう大きな問題があった。
【0004】又、前記の特開平2−253668号公報
に開示されている、酸化物を記録媒体とし酸素量の変化
を利用した記録媒体は、Y1Ba2Cu37-xに代表され
る一連の物質を使用しているが、この材料系は記憶材料
としての基本性能を満足しているものの、水蒸気や炭酸
ガス等との反応性が高く、更に表面近傍の酸素量が変化
し易い等、化学的な安全性が悪く、この為、情報の記憶
には、前記酸化物材料を密閉する必要があるという問題
があった。本発明の目的は、上記の従来技術の問題点を
解決し、記憶容量を磁性材料使用時よりも大きくし、且
つ特殊な冷却媒体や冷却装置を使用することなく、更に
は、通常の大気中でも経時変化のない化学的にも安定
な、信頼性の高い書き換え可能な記憶媒体を提供するこ
とにある。
【0005】
【問題点を解決する為の手段】上記目的は、下記の本発
明により達成された。即ち、本発明は、酸化物に含まれ
る酸素量を制御し、酸素量の大小の状態を利用して情報
を記録する記憶媒体であって、上記酸化物が、Sr及び
Cuを必須構成金属元素とし、それ以外にランタノイド
元素、Ca及びYからなる原子団の中の少なくとも1
種、及びTi、V、Ga、Co、Fe、Ge、Mo、W
及びReの原子団から選ばれた少なくとも1種を含んだ
酸化物であることを特徴とする記憶媒体である。更に、
好ましい実施態様として、上記酸化物がASr 2 Cu 3-X
X y の一般式で表され、Aがランタノイド元素、Ca
及びYから選ばれた少なくとも1種の元素であり、Mが
Ti、V、Ga、Co、Fe、Ge、Mo、Al、W及
びReの原子団から選ばれた少なくとも1種であり、且
つ0.05<x<0.7、6<y<9である記憶媒体、
更に、上記酸素量の制御を、光の照射、電圧の印加、電
気的加熱あるいは放電を制御することにより行なう記憶
媒体が挙げられる。
【0006】
【作用】本発明者らは上記の問題点を解決すべく鋭意研
究の結果、酸化物に含まれる酸素量を制御し、酸化物中
の酸素含有量の大小の状態変化を信号に対応させること
により情報を記録すれば、磁性材料を使用した時よりも
記憶容量を大きくすることが出来、且つ特殊な冷却媒体
や冷却装置を使用することなく、更には、通常の大気中
でも経時変化のない、化学的にも安定な信頼性の高い書
き換え可能な記憶媒体が提供されることを知見して本発
明に至った。即ち、電圧、光あるいは熱等により酸化物
中の酸素量が変化することを利用して酸化物に含まれる
酸素量を制御し、酸化物中の酸素量が変化することによ
り上記酸化物の物性(例えば、電気抵抗、反射率等)が
大きく変化することを利用して、情報の記憶を行うもの
である。
【0007】
【好ましい実施態様】次に、好ましい実施態様を挙げて
本発明を詳細に説明する。本発明の記憶媒体は、酸化物
中の酸素量を電圧、放電、光又は熱等により変化させ、
これに伴い生じる、酸化物の電気抵抗や反射率等の物性
の変化を利用して信号の記憶を行うことを特徴とする。
従来のY1Ba2Cu37-xに代表される一連の物質は、
目的とする記憶媒体としての基本性能を満足している
が、入力信号以外の原因(特に、水蒸気、炭酸ガス等と
の反応)で変質するという問題がある為、密閉容器に入
れないと使用することが出来ないという問題があった。
この変質の主な原因は、その材料中に含まれているBa
元素にあると考えられる。そこで、Ba元素を他の元
素、即ち、Srに全量置き換えることにより、従来材料
よりも表面安定性に優れ、且つ記憶媒体として信頼性の
高い記憶媒体を開発した。
【0008】記憶媒体の具体的使用方法について、電圧
を印加した場合についての原理を図面に従って説明す
る。図1に記録・再生の原理を示す構成図を示す。1は
基体、2は電極、4は針状電極、5及び6は記憶媒体3
に電圧を印加するための電源端子である。この様な構成
において、電極2及び4を用いて記憶媒体に電圧を印加
し、その時に端子5及び6間での電圧−電流特性を測定
する。
【0009】その結果を図2に示したが、ある電圧V1
までは抵抗の高い状態、即ち、高抵抗状態にあるが、V
1より大きい電圧を印加すると低抵抗状態になることが
わかる。この様な電圧−電流特性を利用すれば、記録時
に、V1を超える電圧を印加するかどうかで、高抵抗状
態と低抵抗状態の2値信号を記憶媒体上に記録すること
が出来る。更に、信号を読み出す時には、記憶媒体の抵
抗値を検出すればよい。又、記録した情報を消去する場
合には、記録時と符合が逆の電圧を印加すれば部分消去
が可能であり、全体を消去する場合には、媒体全体を不
図示の装置により加熱すればよい。尚、本発明の記憶媒
体に使用する酸化物は、図3に示す様に、結晶中の酸素
量がわずかでも変化すると、電気抵抗が変化し、この状
態が保たれることが確認されている。
【0010】本発明の記憶媒体は、結晶中の酸素量が減
少すると電気抵抗が高くなるものである。酸素量が極端
に減少すると、記憶媒体は分解して別の物質に変化して
しまう。この様な現象を利用することも可能であるが、
この場合には記憶した情報を消去することが難しくな
る。又、酸素量は、酸素を含んだ雰囲気中で加熱するこ
とにより増加させることも減少させることも可能であ
る。即ち、加熱前の状態が酸素量の少ない状態にある場
合は、加熱により酸素量は増加するが、逆の場合には加
熱により酸素量は減少する。どちらの現象を利用しても
記憶媒体として利用することが出来ることは言うまでも
ない。そして、どちらの現象を利用するかは、記憶媒体
の作成方法や信号の制御方式等により自由に決定すれば
よい。又、本発明の記憶媒体は、化学的に極めて安定で
ある為、特に保護層等による表面の保護は通常必要とし
ないが、表面に直接保護層を形成したり、あるいは、特
定の雰囲気に密閉してもその機能に変化がないことは言
うまでもない。
【0011】
【実施例】以下、具体的な実施例を挙げて本発明を更に
詳細に説明する。 [実施例1] 図1は、本実施例の記憶媒体を概略的に説明する図であ
る。1は基板であり、ここではMgO単結晶を用いた。
2及び4は電極であり、2はAg電極、4はW製の針状
電極である。3は、YSr2Cu2.80.26.8酸化物か
らなる記憶媒体である。作製方法は以下に示す通りであ
る。先ず、基板MgO単結晶上に真空蒸着により、Ag
電極を約500nm蒸着する。次に、YSr2Cu2.8
0.26.8酸化物をRFマグネトロンスパッタ法により、
基板温度600℃で約1μm蒸着する。これを通常のパ
ターニング技術(例えば、イオンビームによるエッチン
グ)により、図1に示す様に、0.5μm間隔で凹凸を
付ける。凹凸の大きさは3nm程度以上あればよいが本
実施例では100nmとした。この為、1記憶素子は、
0.5×0.5μm2の大きさとなるが、記憶媒体とし
ての性能を調べる為に、これを1次元に5個配列した。
尚、酸化物中の酸素量については、EPMAで測定し
た。
【0012】上記の様にして得られた記憶媒体3の凸部
に針状電極4を移動させ、端子5及び6間に電圧をかけ
る。4Vまでは、高抵抗状態であったが、それ以上電圧
が大きくなると電流が流れ出し、低抵抗状態になった。
これは、電圧をかけることにより、媒体の温度が部分的
に高くなった為に、雰囲気中から酸素を吸収し媒体の電
気抵抗が減少した為である。つまり、図2に示した様な
電圧−電流特性が再現性よく得られ、入力情報が記憶さ
れたことがわかる。
【0013】本発明の記憶媒体は、化学的に極めて安定
であり大気中に保存しても全く問題がない。本発明の記
憶媒体が化学的に安定であることを調べる為に、40
℃、飽和水蒸気圧下での耐水テストを行なった。又、Y
Ba2Cu37-xとの比較も行なった。この材料は、通
常の状態で大気中に放置した場合には、少なくとも6ケ
月以上は極めて安定であるが、上記の耐水テストの条件
下においては、平均粒径が100μm程度の粉末状態で
は、3日間程度で完全に分解してしまう。図4に、耐水
テスト前後のX線回折図形を示したが、YBa2Cu3
7-x材料では、3時間後には白色の折出物が見られ、3
日後には完全に分解して、Y23、BaCO3及びCu
Oに変化する。これに対し、この様な過酷な耐久テスト
であるにもかかわらず、本発明の記憶媒体は、図5に示
した様に、3カ月を経過した後であってもX線回折図形
に変化は全く見られないことから、化学的に極めて安定
であることがわかる。
【0014】[実施例2] 図6は、本実施例の記憶媒体を概略的に説明する図であ
る。作成方法としては、記憶媒体3に凹凸をつけないこ
と以外は実施例1と同様である。但し、記憶媒体3に、
YSr2Cu2.80.27.1酸化物材料を用いた。実施例
1と同様に、端子5及び6間に電圧を印加していくと
4.2Vから電気抵抗が大きくなり、これにより情報を
記憶することが出来た。本実施例では、記憶媒体に凹凸
を付けていない。この様な場合には、記憶媒体の端部に
位置決めの為のマーカーを入れることがしばしば行なわ
れるが、マーカーと情報とを区別する為には、印加する
電圧の値を変化させればよい。例えば、マーカーには6
Vを印加し、情報入力には4.5Vを印加する様にすれ
ば、マーカー部分は情報部分より抵抗が高くなる為、情
報との区別をすることが出来る。又、マーカーは、情報
入力の場合と同じ電圧を使い、その入力パターンを決め
てもよいことは言うまでもない。本実施例の記憶媒体3
の材料は、実施例1で用いた材料とは酸素量が異なる
が、化学的安定性は、実施例1で用いた材料と同様に極
めて安定である。本実施例では、記憶容量は、針状電極
4の先端の形状及び針状電極4の位置決め精度で決定さ
れる。通常は、針状電極4の先端は曲率半径が1nm程
度となるので記憶セルの大きさも同程度となる。更に、
位置決めの精度も、0.02nm程度の分解能にするこ
とは可能である。
【0015】[実施例3] 図7は、本実施例を概略的に説明する図である。記憶媒
体3を構成する材料は、YSr2Cu2.85Re0.157.1
であり、クラスターイオンビーム蒸着法を用いて蒸着し
た。この際に用いた蒸発材料としては、Y、SrC
3、CuO及びReO3であり、Y成分は、加速電圧0
KV、イオン化電流0mA、Sr、Cu及びRe成分
は、加速電圧2KV、イオン化電流100mAで蒸着
し、基板温度は500℃とし、蒸着が終了した後も装置
内で350℃で60分間熱処理した。熱処理後の膜厚は
400nmである。又、基板1はSiであり、記憶媒体
3が蒸着時に、Si中に拡散しない様に拡散防止層7と
してY23をクラスターイオンビーム蒸着法で10nm
の厚さで蒸着した。
【0016】8は、レンズ等の光学系9により集光され
た光(半導体レーザー;波長780nm、出力10m
W)である。光8を、不図示の駆動装置により情報を記
録する位置に移動させ、記憶媒体3に照射する。光が照
射された部分は、部分的に温度が上昇して酸素量が少な
くなる。この結果、光を照射した部分としない部分とで
は反射率が異なるので、この現象を利用して情報の記録
が可能となる。本実施例では、照射部分の反射率が波長
780nmにおいて約5%高くなり、通常の検出方法
(例えばフォトダイオード等)で情報の有無を容易に検
出することが出来た。本実施例の記憶媒体を使用して実
施例1と同様の耐水テストを行なったが、実施例1と同
様に、炭酸ガスが存在する条件下であるにもかかわら
ず、本発明の記憶媒体は化学的に極めて安定であり、3
カ月後においても変化は全く認められなかった。
【0017】[実施例4] 記憶媒体3の構成材料を、Y0.8Ca0.2Sr2Cu2.8
0.27.0とし、実施例1と同様の方法により、基板1
上に蒸着した。それ以外は実施例3と同様の構成とし
た。半導体レーザー(波長780nm、出力20mW)
を照射することにより、情報の書き込みを行なう。照射
部は、酸素量が減少し反射率が周辺部より約10%大き
くなる。このことを利用して、情報の読み出しが可能で
ある。但し、読み出し用の光の波長は、書き込み用の光
と同じであるが、出力は読み出し用の光による誤った入
力を防ぐ為に、入力時よりも小さくすることが一般的に
行なわれている為、本実施例では3mWとした。又、本
実施例の記憶媒体についても実施例1と同様の耐水テス
トを行なったが、実施例1と同様に良好な結果が得られ
た。
【0018】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の記録媒体
は、酸化物、特に超伝導特性を示す酸化物中の酸素量の
変化を利用して情報を記憶するものであるが、超伝導−
常伝導転移を利用する記憶媒体と比べ、記憶容量として
は同程度であるが、低温に冷却する必要がない為、室温
でも記憶媒体として使用することが出来る。本発明の記
憶媒体は、大気、窒素等の不活性性雰囲気あるいは10
-3Toor程度の真空中では200℃程度までは安定である
為、ある程度の高温環境においても情報の記憶が可能で
ある。尚、冷却して低温で使用してもその記憶特性に変
化がないことは言うまでもない。更に、YBaCuO系
材料に比べて比重も小さい為、軽い記憶媒体となる。
又、本発明の記憶媒体は、水分等に対する化学的安定性
が極めて高く、記憶媒体を密閉しなくても使用すること
が出来、且つアルミニウム等の金属よりも固くて傷がつ
かないという特徴もある。本明細書に挙げた実施例で
は、基板としてはMgO又はSiを使用し、電極として
はAg及びW電極を、拡散防止層としてはY23を夫々
使用したが、これらに限定されるものではない。即ち、
基板材料は、記憶媒体としての機械的強度が実質的にこ
の部分で保証されることになるので、必要な機械的強度
があれば、プラスチックの様なものを基板材料としても
よい。電極としては、導電性材料であればいずれのもの
でもよく、針状電極も針状に加工できるものであればセ
ラミックスであっても全く問題はない。記憶材料となる
金属酸化物の作成方法においても、制約されるものはな
く、いずれの方法で作成しても何ら支障はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を図解的に説明する概略図で
ある。
【図2】電圧−電流特性図である。
【図3】酸素量と電気抵抗の関係を示す図である。
【図4】比較用のY1Ba2Cu37-x材料のX線回折図
形である。
【図5】実施例1で使用した本発明の記憶媒体材料のX
線回折図形である。
【図6】本発明の実施例2を図解的に説明する概略図で
ある。
【図7】本発明の実施例3を図解的に説明する概略図で
ある。
【符号の説明】
1 :基板 2、4:電極 3 :記憶媒体 5、6:端子 7 :拡散防止層 8 :光 9 :光学系 10 :酸素量が変化した部分
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G11B 11/12 G11B 11/12 (56)参考文献 特開 平3−263632(JP,A) 特開 平2−253668(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 9/04 G11B 7/24 G11B 9/14 G11B 11/08 G11B 11/12 G11B 7/004

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化物に含まれる酸素量を制御し、酸素
    量の大小の状態を利用して情報を記録する記憶媒体であ
    って、上記酸化物が、Sr及びCuを必須構成金属元素
    とし、それ以外にランタノイド元素、Ca及びYからな
    る原子団の中の少なくとも1種、及びTi、V、Ga、
    Co、Fe、Ge、Mo、W及びReの原子団から選ば
    れた少なくとも1種を含んだ酸化物であることを特徴と
    する記憶媒体。
  2. 【請求項2】 酸化物がASr2Cu 3-XXyの一般式
    で表され、Aがランタノイド元素、Ca及びYから選ば
    れた少なくとも1種の元素であり、MがTi、V、G
    a、Co、Fe、Ge、Mo、Al、W及びReの原子
    団から選ばれた少なくとも1種であり、且つ0.05<
    x<0.7、6<y<9である請求項に記載の記憶媒
    体。
  3. 【請求項3】 酸素量の制御を、光の照射、電圧の印
    加、電気的加熱あるいは放電を制御することにより行
    う請求項1に記載の記憶媒体。
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