JP3087961B2 - 掘削泥水用分散剤及びそれを用いた掘削用泥水並びに地中連続壁工法 - Google Patents
掘削泥水用分散剤及びそれを用いた掘削用泥水並びに地中連続壁工法Info
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Description
法、地中連続壁工法といった泥水工法で使用される掘削
泥水用分散剤及びそれを用いた掘削用泥水並びに地中連
続壁工法に関する。
った泥水工法では、泥水の造壁性を生かして切羽や溝壁
を安定させるとともに、掘削ずりを泥水とともにスラリ
ー輸送し、スラリー輸送された泥水から掘削ずりを分離
除去した後、再度、切羽や溝壁側に戻して循環使用され
る。
泥水には、切羽や溝壁を安定させるべく良好な造壁性を
有していることが基本的に要求されるとともに、スラリ
ー輸送等の関係上、逸液が防止される範囲内で低粘性が
保持されることが望ましい。また、地中連続壁工法で
は、耐セメント性を有していることも要求される。
イト、CMC、分散剤、ポリマー剤等を作泥材料とした
掘削用泥水が広く使用されてきた。このような掘削用泥
水は、ベントナイト等が泥水中で良好に分散するため、
低粘性を維持しながら切羽や溝壁に良好なマッドケーキ
を形成することが可能であり、かかるマッドケーキによ
って止水性ひいては切羽や溝壁の安定を確保することが
可能となる。
うな掘削用泥水では、作泥材料として本来的にベントナ
イトやCMCあるいはポリマー剤が必須となるため、工
事規模が大きくなると大量の泥水が必要となり、作泥材
料もそれに見合った量だけ調達しなければならないこと
はもちろんのこと、工事規模に応じた作泥プラントやス
トックヤードを現場に設置しなければならないという問
題を生じていた。
り返している間に、コンクリートからのカルシウムイオ
ンがベントナイトや粘土コロイドの分散性を著しく低下
させ、粘性の増加や造壁性の低下を招く。そのため、分
散性が低下したいわゆる劣化泥水に対しては、炭酸ナト
リウムなどを適宜添加することで分散性を回復し、再生
使用が図られるが、添加量が多くなるにつれて逆に塩類
凝集を引き起こすため、劣化泥水を再生使用するにはど
うしても限度があり、いずれは劣化泥水を大量に廃棄処
分しなければならないとともに、上述した作泥材料を使
って新しい泥水を作製し随時補充しなければならないと
いう問題も生じていた。
たもので、ベントナイト、CMC、ポリマー剤といった
作泥材料を要することなく、現場に存在する材料だけで
掘削用泥水を作ることが可能な掘削泥水用分散剤及びそ
れを用いた掘削用泥水並びに地中連続壁工法を提供する
ことを目的とする。
め、本発明に係る掘削泥水用分散剤は請求項1に記載し
たように、ポリアクリル酸塩、ポリメタクリル酸塩若し
くはそれらの共重合体からなり、重量平均分子量Mwを
10000乃至14000とし、作泥材料不要としたも
のである。
前記ポリアクリル酸塩、ポリメタクリル酸塩若しくはそ
れらの共重合体を一価塩としたものである。
に記載したように、ポリアクリル酸塩、ポリメタクリル
酸塩若しくはそれらの共重合体であって重量平均分子量
Mwが10000乃至14000である作泥材料不要の
掘削泥水用分散剤と、細粒分からなる土とを含むもので
ある。
粒分を10μm以下としたものである。また、本発明に
係る地中連続壁工法は請求項5に記載したように、ポリ
アクリル酸塩、ポリメタクリル酸塩若しくはそれらの共
重合体であって重量平均分子量Mwが10000乃至1
4000である作泥材料不要の掘削泥水用分散剤と、細
粒分からなる土とを含む掘削用泥水を安定液として使用
するものである。
用いた掘削用泥水並びに地中連続壁工法においては、本
発明の掘削泥水用分散剤が土の細粒分を著しく分散さ
せ、分散された土の細粒分は、従来のベントナイト等に
代わって、ろ水量(透水係数)の小さな良質のマッドケ
ーキを切羽や溝壁に形成し、切羽等を安定させる。した
がって、本発明の掘削泥水用分散剤と掘削土の細粒分さ
えあれば、泥水工法に必要な機能を有する泥水を作製す
ることができる。
掘削泥水用分散剤による高い分散作用によって低粘性が
維持されるので、揚泥、スラリー輸送あるいは土砂分離
におけるポンプ等への負担が軽減され、掘削効率、輸送
効率あるいは土砂分離効率が向上して、結局、掘削シス
テム全体の効率が大幅に向上する。
用する場合において、セメントからのカルシウムイオン
でベントナイト等が凝集し、その分散性の低下ひいては
造壁性の低下を招いたり粘性が増加して泥水が劣化する
原因となっていたが、本発明の掘削泥水用分散剤におい
ては、分散性能自体が従来のものより高く、しかも、本
発明の掘削泥水用分散剤がカルシウムイオンと反応して
その活性を失わせる機能があるため、地中連続壁工法で
使用する場合にも細粒分の分散性が低下せず、泥水機能
が劣化することがない。したがって、従来のように大量
の廃棄泥水が発生することもない。
としては、土の細粒分ととともに水に混入してなる本発
明の掘削用泥水として使用するほか、劣化泥水を再生す
る際の分散剤としても使用することができる。
ト等を用いた従来型の泥水はもちろんのこと、本発明に
係る掘削用泥水も含まれる。すなわち、本発明に係る掘
削用泥水を使用する場合でも、コンクリートや土壌によ
っては、上述したようなカルシウムイオンによる塩類凝
集が若干起こる可能性はある。しかし、その場合であっ
ても、本発明の掘削泥水用分散剤を補充添加すれば、前
述したようにカルシウムイオンの活性を低下させて分散
性を回復させることが可能となる。
従来、炭酸ナトリウムがよく使用されていたが、かかる
薬剤を過剰添加したときに生じる塩類凝集という逆効果
は、本発明の掘削泥水用分散剤では発生せず、かくして
塩類凝集を懸念することなく、本発明の掘削泥水用分散
剤を所望の量だけ添加することができる。
クリル酸塩、あるいはポリメタクリル酸塩のみから構成
してもよいし、それらの共重合体として構成してもよ
い。また、これらの共重合体を併用してもよい。ここ
で、それらの重量平均分子量Mwを10000乃至14
000としたのは、かかる範囲内であればベントナイト
等を使用せずとも土粒子の細粒分のみで泥水としての機
能を果たし得ることが実験で確認できたからである。ち
なみに、重量平均分子量Mwは、ゲルパーミェーション
クロマトグラフ(GPC)でポリスチレン基準で求めた
ものである。
羽を安定させるだけの造壁性を確保するためには、泥水
中にベントナイト、CMC、ポリマー剤等を添加しなけ
ればならないというのが当業者の常識であったが、本発
明は、ベントナイト等を使用せずとも現場の掘削土のみ
を用いて泥水の機能を得ることができないかという点に
着眼し、その着眼に基づいて多数の実験を繰り返し行っ
た結果、それらの成果として上述の分子量範囲が特定で
きたのであって、かかる分子量範囲を当業者が容易に採
択できるようなものではないことを念のため付言してお
く。
ば、土粒子の細粒分を著しく分散させることができる
が、上述したポリアクリル酸塩、ポリメタクリル酸塩若
しくはそれらの共重合体を特に、ナトリウム塩、カリウ
ム塩、リチウム塩といったアルカリ金属塩やアンモニウ
ム塩などの一価塩としたならば、わずかな添加量で安定
液としての機能を確実に得ることができる。
成分となる75μm以下が目安となるが、特に粘土が主
成分となる10μm以下の細粒分を使用するようにすれ
ば、造壁性に優れた泥水とすることができる。
散剤及びそれを用いた掘削用泥水並びに地中連続壁工法
の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
なお、従来技術と実質的に同一の部品等については同一
の符号を付してその説明を省略する。
剤を示した化学構造式である。同図でわかるように、本
実施形態の掘削泥水用分散剤1は、ポリアクリル酸のナ
トリウム塩からなり、その重量平均分子量Mwを100
00乃至14000としてある。
本実施形態の掘削用泥水を作製するには、該分散剤を、
粘土を主成分とする10μm以下の細粒分とともに水に
混入する。かかる細粒分を含んだ水としては、具体的に
はシールド工法や地中連続壁工法といった泥水工法の土
砂分離工程で使用されるデカンタのオーバー泥水や廃棄
泥水を必要に応じて比重調整して使用することができ
る。なお、かかる泥水は、工事開始時には他現場から調
達し、工事開始後は、該工事現場で発生するデカンタの
オーバー泥水を利用するようにするのがよい。
削用泥水をシールド工法や地中連続壁工法の安定液とし
て使用すると、掘削泥水用分散剤1が10μm以下の細
粒分を著しく分散させ、該細粒分は、従来のベントナイ
ト等に代わって、ろ水量(透水係数)の小さな良質のマ
ッドケーキを切羽や溝壁に形成し、切羽等を安定させ
る。
00とした場合の掘削泥水用分散剤1を水に溶かして4
0重量%の水溶液とし、これを泥水1m3あたり8kg
添加されてなる本実施形態の掘削用泥水の造壁性を示し
たグラフであり、該分散剤が添加されていない場合につ
いても併せて示してある。ここで、同図における造壁性
は、API規格でいうところの指標とは若干異なり、濾
水プロセスを促進させて実験時間を短縮させるべく、濾
紙の下側を減圧状態とした場合の濾水量として計測した
ものであり、5ml以下が良好な造壁性の目安とされ
る。なお、以下、特記なき限り、掘削泥水用分散剤1
は、40重量%の水溶液としたのものを使用するととも
に、その添加量は、泥水容量をV(m3)、添加重量を
M(kg)としたときに{(M/V)/10}%として
表記するものとする。例えば、0.8%は、泥水1m3
あたり8kgを添加したことを表す。
丸)では、良好な造壁性を確保できないのに対し、0.
8%の掘削泥水用分散剤1が添加された本実施形態の掘
削用泥水では、比重が1.05を上回る領域で良好な造
壁性が確保できることがわかる。
しない場合、並びに掘削泥水用分散剤1(重量平均分子
量Mwは上述したものと同じく11300)を0.2
%、0.4%、0.6%、0.8%添加した場合のファ
ンネル粘度(Fv)とB型(ブルックフィールド型)粘
度(Bv)とをそれぞれ示したグラフである。
分散剤1を一定量添加した場合、特に0.4%以上添加
した場合には、泥水比重が高くなっても、低粘性に維持
されていることがわかる。なお、掘削泥水用分散剤1の
添加量が多いほど低粘性になるが、3%を越えて添加し
ても添加量に見合う効果は得られない。
散剤1における重量平均分子量Mwと粘度との関係を、
セメントが添加されていない場合と泥水1m3あたり2
0kgのセメントが添加された場合についてそれぞれ示
したグラフである。なお、ここでは、泥水比重をそれぞ
れ1.115としてある。
0000乃至14000とすると、低粘性を実現するこ
とが可能となることがわかる。なお、かかる低粘性を上
述した比重下で実現できることは、すなわち10μm以
下の細粒分の分散性の高さ、ひいては造壁性の良好性を
意味するものである。
泥水用分散剤及びそれを用いた掘削用泥水並びに地中連
続壁工法によれば、泥水中で著しく分散された10μm
以下の細粒分が切羽や溝壁で良質のマッドケーキを形成
し、該切羽等を安定させるので、従来不可欠とされてい
たベントナイト、CMC、ポリマー剤等の作泥材料を用
いずとも、掘削泥水用分散剤1と掘削土の細粒分さえあ
れば、泥水工法に必要な造壁性を有する泥水を作製する
ことができる。
利用することが可能となる。また、ベントナイト等では
攪拌混合のための混練ミキサが必要であったのに対し、
水溶液として使用可能な掘削泥水用分散剤1では混練ミ
キサが不要になり、上述した掘削土自体が作泥材料とな
ることと相まって、作泥材料の貯留や攪拌を行うための
プラントやストックヤードを大幅に縮小ないしは省略す
ることが可能となるとともに、作泥時間の大幅短縮を図
ることも可能となる。
くなっても、低粘性が維持されるので、揚泥、スラリー
輸送あるいは土砂分離におけるポンプ等への負担が軽減
され、掘削効率、輸送効率あるいは土砂分離効率が向上
する。すなわち、掘削作業に伴って掘削土が泥水中に混
入してくると、従来においては、泥水比重の上昇ととも
に粘性も増加し、かかる粘性増加が揚泥ポンプやスラリ
ーポンプへの負荷を大きくし、あるいは輸送管内での摩
擦を高めることになるため、掘削速度を抑えざるを得な
かったが、本実施形態に係る掘削泥水用分散剤1を用い
た掘削用泥水によれば、泥水比重が高くなっても低粘性
が維持されるので、掘削速度を高く設定することができ
るとともに、細粒分の比重が高い泥水をデカンタに打ち
込むことができるので、デカンタでの土砂分離効率も高
くなる。かくして、本実施形態に係る掘削用泥水によれ
ば、シールド工法にしろ地中連続壁工法にしろ、全体の
掘削効率を大幅に向上させることが可能となる。なお、
地中連続壁工法では、コンクリート打設の際だけ必要に
応じて低比重の泥水に置換するようにすれば、掘削中の
泥水比重が増加してもコンクリートとの置換作業には何
らの支障も生じない。
る場合、従来であれば、セメントからのカルシウムイオ
ンでベントナイト等が凝集し、その分散性の低下ひいて
は造壁性の低下を招いて泥水が劣化する原因となってい
たが、本実施形態の掘削泥水用分散剤1によれば、従来
の泥水に比べて分散性能自体が高く、しかも掘削泥水用
分散剤1がカルシウムイオンと反応してその活性を失わ
せる機能があるので、循環使用しても分散性が低下せ
ず、いわゆる泥水劣化が生じない。したがって、従来の
ように大量の廃棄泥水が発生する事態を未然に防止する
ことが可能となり、それに伴って廃棄物処分コストの低
減を図ることも可能となる。
しい掘削用泥水を作製するのに使用することを前提とし
たが、これに代えて、劣化泥水を再生する際の分散剤と
しても使用することができる。すなわち、ベントナイト
等を用いた従来型の泥水が循環使用によって劣化した場
合には、掘削泥水用分散剤1を添加することによって凝
集していたベントナイト等を分散させ、安定液としての
機能を回復させることができる。なお、本実施形態に係
る掘削用泥水は、上述したようにカルシウムイオンによ
る塩類凝集を生じにくいが、度重なる循環使用その他の
理由によって分散性が低下した場合には、該分散性を回
復させるべく、本実施形態の掘削用泥水に掘削泥水用分
散剤1を添加するようにしてもよいことは言うまでもな
い。
来、炭酸ナトリウムがよく使用されていたが、かかる薬
剤を過剰添加すると、図5に示すように、塩類凝集が生
じて造壁性が低下する傾向にあり、したがって劣化泥水
を再生させるにも限度があったが、本実施形態に係る掘
削泥水用分散剤1では同図でわかるように、添加量を増
加させても塩類凝集による造壁性の低下は見られない。
したがって、本実施形態に係る掘削泥水用分散剤1によ
れば、塩類凝集を懸念することなく、所望の量だけ添加
して劣化泥水の再生を図ることができる。
ナトリウム塩で掘削泥水用分散剤1を構成したが、これ
に代えて、カリウム塩、リチウム塩といったアルカリ金
属塩やアンモニウム塩などの一価塩としてもよい。図6
は、ポリアクリル酸塩の末端基の影響を調べた実験結果
であり、上述した一価塩に対しては、良好な低粘性が維
持されていることがわかる。
トリウム塩で掘削泥水用分散剤1を構成したが、かかる
ポリアクリル酸ナトリウム塩に代えてポリメタクリル酸
ナトリウム塩若しくはそれらの共重合体を用いても実施
形態で述べたと同様の作用効果を得ることができる。
分散剤及びそれを用いた掘削用泥水並びに地中連続壁工
法によれば、従来不可欠とされていたベントナイト等の
作泥材料を用いずとも、掘削土の細粒分さえあれば、泥
水工法に必要な造壁性を有する泥水を作製することがで
きる。したがって、掘削土を作泥材料として有効利用す
ることが可能となるとともに、作泥材料の貯留や攪拌を
行うためのプラントやストックヤードを大幅に縮小ない
しは省略することが可能となるとともに、作泥時間の大
幅短縮を図ることも可能となる。
持されるので、揚泥、スラリー輸送あるいは土砂分離に
おけるポンプ等への負担が軽減され、掘削効率、輸送効
率あるいは土砂分離効率が向上する。
であっても、本発明の掘削用泥水が劣化しないので、従
来のように大量の廃棄泥水が発生する事態を未然に防止
することが可能となる。
分散剤によれば、わずかな添加量で安定液としての機能
を確実に得ることができるという効果も奏する。
によれば、造壁性に優れた泥水とすることができるとい
う効果も奏する。
学構造式。
削用泥水の作用を示したグラフであり、(a)は造壁性、
(b)はファンネル粘度、(c)はB型粘度をそれぞれ示した
グラフ。
子量と粘度との関係を示したグラフ。
おける分子量と粘度との関係を示したグラフ。
Claims (5)
- 【請求項1】 ポリアクリル酸塩、ポリメタクリル酸塩
若しくはそれらの共重合体からなり、重量平均分子量M
wを10000乃至14000としたことを特徴とする
作泥材料不要の掘削泥水用分散剤。 - 【請求項2】 前記ポリアクリル酸塩、ポリメタクリル
酸塩若しくはそれらの共重合体を一価塩とした請求項1
記載の掘削泥水用分散剤。 - 【請求項3】 ポリアクリル酸塩、ポリメタクリル酸塩
若しくはそれらの共重合体であって重量平均分子量Mw
が10000乃至14000である作泥材料不要の掘削
泥水用分散剤と、細粒分からなる土とを含むことを特徴
とする掘削用泥水。 - 【請求項4】 前記細粒分を10μm以下とした請求項
3記載の掘削用泥水。 - 【請求項5】 ポリアクリル酸塩、ポリメタクリル酸塩
若しくはそれらの共重合体であって重量平均分子量Mw
が10000乃至14000である作泥材料不要の掘削
泥水用分散剤と、細粒分からなる土とを含む掘削用泥水
を安定液として使用することを特徴とする地中連続壁工
法。
Priority Applications (1)
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Publications (2)
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ID=17295289
Family Applications (1)
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JP25663098A Expired - Lifetime JP3087961B2 (ja) | 1998-09-10 | 1998-09-10 | 掘削泥水用分散剤及びそれを用いた掘削用泥水並びに地中連続壁工法 |
Country Status (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012161735A (ja) * | 2011-02-07 | 2012-08-30 | Ohbayashi Corp | 有害物質の不溶化方法 |
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JP2010222707A (ja) * | 2010-06-07 | 2010-10-07 | Shinshu Univ | 無電解めっき方法および無電解めっき液 |
-
1998
- 1998-09-10 JP JP25663098A patent/JP3087961B2/ja not_active Expired - Lifetime
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