JP3087836U - 簡易帯 - Google Patents

簡易帯

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JP3087836U
JP3087836U JP2002000539U JP2002000539U JP3087836U JP 3087836 U JP3087836 U JP 3087836U JP 2002000539 U JP2002000539 U JP 2002000539U JP 2002000539 U JP2002000539 U JP 2002000539U JP 3087836 U JP3087836 U JP 3087836U
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誠ノ介 文字
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文字株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動き回る子供にも容易に安定して帯の装着を
可能とする簡易帯を提供する。 【解決手段】 帯本体1の裏面中央部に、内帯2を取り
付けたものであって、内帯2の一端が帯本体1の一端か
ら突出するように、内帯2と帯本体1を実質的に一箇所
で逢着し、内帯2の一端の外側と他端の内側に布製ファ
スナー3a、3bを取り付け、かつ内帯2の表裏が前記
布製ファスナー3a、3bを係止可能な起毛またはルー
プを有するものとし、また帯本体1の一端裏面と他端表
面に、互いに係止可能である一対の布製ファスナー3
c、4を取り付け、かつ帯本体1の他端裏面に、内帯2
の表面に係止可能である布製ファスナー3dを取り付け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、紐などを使用することなく、子供のも安定して装着できる簡易帯に関 する。
【0002】
【従来の技術】
簡易帯として、帯本体の裏面に内帯を取り付けたものは種々開発されている。し かし、いずれの製品も、帯本体の両端に紐をつけ、また内帯を帯本体裏面に一定 範囲で支持されるようにすることが必要であるとされていた。 かかる帯では、内帯を胴体に巻き付ける際に、帯本体もその支持部分で一緒に胴 体に巻き付けることとなるため、荷重がかかり、操作性が悪く、動き回る子供等 では、安定して帯を装着することが困難であった。また、帯本体も、布製ファス ナーを使用する場合であっても、左右端部に取り付けた紐を結んで装着しないと 、美しい着付けができなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案は、動き回る子供にも容易に安定して帯の装着を可能とする簡易 帯を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の簡易帯は、帯本体の裏面中央部に、帯本体と平行になるように、内帯を 取り付けたものであって、帯本体と内帯の長さが、それぞれ胴回りの105〜1 35%であり、内帯の一端が帯本体の一端から突出するように、内帯と帯本体が 実質的に一箇所で逢着されており、該逢着部の左右で内帯と帯本体が離れて存在 すること、並びに内帯の一端の外側と他端の内側に布製ファスナーが取り付けら れており、かつ内帯の表裏が前記布製ファスナーを係止可能な起毛またはループ を有し、また帯本体の一端裏面と他端表面に、互いに係止可能である一対の布製 ファスナーが取り付けられており、かつ、帯本体の他端裏面に、内帯の表面に係 止可能である布製ファスナーが取り付けられていることを特徴とする。なお、こ こに胴回りとは、帯をする状態での胴回り、例えば着物を着た状態での胴回りを 意味する。
【0005】 すなわち、本考案では、帯本体と内帯を一箇所でのみ逢着支持するようにするこ とによって、動き回る子供でも、内帯の装着を容易とし、また、帯本体を実質的 に内帯から離れた状態で、安定して美しく定位置に固定できるようにしたのであ る。
【0006】 上記逢着部は、線状であるのが望ましいが、細い面状となってもよく、逢着部の 位置は特に限定されないが、帯を装着した際に、表に露出しないように、帯本体 の他端側に位置するようにするのが好ましい。なお、逢着部以外では、帯本体と 内帯が離れて存在することが重要である。
【0007】 また、帯本体と内帯は同一の長さであってもよいが、通常、内帯を帯本体より多 少(例えば1〜5cm程度)長く形成するのが好ましい。
【0008】 なお、帯本体は特に素材が限定されるものではなく、通常の帯地から形成されれ ばよいが、内帯は布製ファスナー(ベルベット式ファスナー)を係止できる起毛 又はループ面を表裏両面に有することが必要である。また、内帯は多少弾性ある 素材からなるものとすることにより、胴体へのフィット性が高まり、より安定し た装着を可能とする。
【0009】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の実施例を図面に従って説明する。 この例では、幅23cm、長さ94cmの帯本体1の裏面中央部に、幅7cm、 長さ95cmの内帯2が、逢着されており、内帯2の一端は、帯本体1の一端か ら7cm突出し、内帯2の他端は、帯本体1の他端から6cm内側に位置するよ うになっている。 逢着部5は、帯本体1の幅方向に線状に存在するものであり、その左右では、帯 本体1と内帯2は、完全に分離して存在する。 内帯2は、表裏に起毛面を有する弾性素材からなるものであり、内帯2の一端の 外側と他端の内側に、前記起毛面に係止可能な布製ファスナー3a、3bが取り 付けられている。また帯本体1の一端裏面と他端表面に、互いに係止可能である 一対の布製ファスナー3c、4が取り付けられており、かつ、帯本体1の他端裏 面に、内帯2の表面に係止可能である布製ファスナー3dが取り付けられている 。 なお、帯本体1の表面に取り付けられた布製ファスナ−4は、この例では、内帯 2と同様の起毛面を有する素材を使用している。
【0010】 かかる製品は、胴体に内帯2を巻き付け内帯2の表裏端部に存在する布製ファス ナー3a、3bを、それぞれ内帯2の裏面及び表面に接合するだけで、胴体に密 着性よく装着でき、安定して着物の着付けを可能とする。帯本体1は、その上か ら、適当に装着すればよく、帯本体1も、その他端側の布製ファスナー3dを胴 体に巻き付けた内帯1の表面に係止し、更に帯本体1の表裏に存在する対をなす 布製ファスナー3cと4を係止するだけで、不当に身体を圧迫することなく、非 常に美しく、帯を装着できるのである。
【0011】
【考案の効果】
本考案では、内帯2と帯本体1が一体化されているにもかかわらず、内帯2を独 立して胴体に密着性よく容易に巻き付け固定でき、しかも帯本体1を、内帯2か ら離れて、美しく装着できるので、動き回る子供でも、容易に帯の装着を可能と する。なお、内帯2及び帯本体1は共に、布製ファスナーの係止のみで装着でき るので、非常に扱い易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の一例を示すものであり、Aは
裏面図、Bは表面図である。
【符号の説明】
1 帯本体 2 内帯 3a 布製ファスナー 3b 布製ファスナー 3c 布製ファスナー 3d 布製ファスナー 4 布製ファスナー 5 逢着部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯本体1の裏面中央部に、帯本体1と平
    行になるように、内帯2を取り付けたものであって、帯
    本体1と内帯2の長さが、それぞれ胴回りの105〜1
    35%であり、内帯2の一端が帯本体1の一端から突出
    するように、内帯2と帯本体1が実質的に一箇所で逢着
    されており、該逢着部5の左右で内帯2と帯本体1が離
    れて存在すること、並びに内帯2の一端の外側と他端の
    内側に布製ファスナー3a、3bが取り付けられてお
    り、かつ内帯2の表裏が前記布製ファスナー3a、3b
    を係止可能な起毛またはループを有し、また帯本体1の
    一端裏面と他端表面に、互いに係止可能である一対の布
    製ファスナー3c、4が取り付けられており、かつ、帯
    本体1の他端裏面に、内帯2の表面に係止可能である布
    製ファスナー3dが取り付けられていることを特徴とす
    る簡易帯。
  2. 【請求項2】 内帯2が弾性ある素材からなるものであ
    り、逢着部5が、帯本体1の他端側に位置することを特
    徴とする請求項1の簡易帯。
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