JP3087737U - マイナスイオン発生寝具 - Google Patents

マイナスイオン発生寝具

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安彦 山村
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株式会社 やまむら
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Abstract

(57)【要約】 【課題】健康保持、健康促進のために有益な、かつ耐久
性、経済性に優れたマイナスイオンを発生する寝具を提
供すること。 【解決手段】松鉱石の微粒子及び松鉱石とのブレンド鉱
石の微粒子を紡糸原液に混入し、その紡糸で織り上げた
布地、紡布、及び不織布を使用する。まず、蒲団につい
ては、先述の布地を表面1、裏面2、もしくは表裏両面1
・2に、さらに先述の布地・不織布を内部層3bに配置。
かつ、わた層 3a・3c は、羽毛・羽根、及び化学繊維わ
た、天然繊維わた、またはその混合わたを充填する。ま
た、毛布に関しては、先述の紡布を使用。また2枚合わ
せ構造の場合は、表面1、裏面2、もしくは表裏両面1・2
に先の紡布を使用し、内部層3bに先の布地・紡布・不織
布を挟むものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は寝具の改良にかかわるものであり、特にマイナスイオン及び、遠赤外線 を放出して身体の新陳代謝や血行を促進させ、冷え性、肩凝りなどを改善し、安 眠を誘うなど、健康維持に有力であり、また同時に、洗濯・摩擦に強い利点を有 し、よって半永久的に効果を持続するマイナスイオン発生寝具である。
【0002】
【従来の技術】
マイナスイオンは生体細胞を活性化し、生体に対して好影響を与えることが注日 されており、この効力を身体の新陳代謝や血液循環、疲労回復の促進等に利用す る研究が積極的に行われている。
【0003】 そして、先のような機能を有する物質であるトルマリン等を用い、健康衣料品、 寝具類に応用する検討がなされてきた。
【0004】 しかし、これらマイナスイオンを発生する健康保持及び健康促進用の衣料品や寝 具に使用されてきた、従来の該混合・紡糸処理によるトルマリン含有繊維は、必 ずしも満足する程度までマイナスイオンが発生するとは限らない。その事実は、 特開平11‐193620で確認され、同文面のなかにも記されている。
【0005】 また、トルマリン粉末の後加工の例として、トルマリン粉末をバインダーと混合 し、綿状繊維に吹き付ける方法があるが、トルマリン粉末の付着ムラが生じ易く 、マイナスイオンの均一な発生が必ずしも望めない上、水溶性のバインダーを使 用するため、洗濯、摩擦などに弱く、耐久性に劣るという欠点がある。とくに、 シーツ、カバーについては、毎日の生活において清潔性を要するため、頻繁に洗 濯するものであり、しかも直接身体に触れるため、摩擦に弱いという点は、決定 的な改善点といえる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
以上、従来の洗濯・摩擦に弱い後加工のトルマリン粉末固着方法での布地を使用 したマイナスイオン発生寝具、また、先加工である該混合・紡糸処理であっても 、満足する程度のマイナスイオン発生が 必ずしも望めない寝具は、実用性、経済性の面でも改善点が残っていると言えよ う。
【0007】
【課題を解決しようとする手段】
そこで本考案は、マイナスイオン発生原料として、自発永久分極を有し、マイナ スイオンを発生する鉱物である松鉱石の微粒子及び松鉱石とのブレンド鉱石の微 粒子を、紡糸原液にあらかじめ混入し分散、その紡糸で織った布地、つまり先加 工した布地を使用することによって、従来よりも効力を発揮、さらに半永久的に マイナスイオンを発生する耐久性を補わんとしたものである。
【0008】 さらに、先の布地原糸素材はアクリルとポリエステルを使用し、その比率は限定 しないものの、先の原糸の性質も利用して、物理的な摩擦などに対する耐久性も 補わんとしたものである。
【0009】 なお、本考案の松鉱石という物質は、火成岩類中のいわゆる石英班岩に属し、鉱 物学上は石英安山岩という鉱物である。この鉱物は、今から約5千万年前の氷河 期に海底火山の爆発により噴出したマグマが急激に冷却結晶したものであり、特 徴として、常時放射されているマイナスイオンや遠赤外線の他にも、鉱物イオン 、育成光線、滋波エネルギー等の相乗波である物質波が、脱臭・消臭、静電気防 止、酸化還元作用、緩衝作用、鮮度保持、電磁波カントなど、他に類をみないさ まざまな効果を発揮するものであることが解明されており、その効果については 高知大学名誉教授小川先生による学術的裏付けも得ている。
【0010】 東京通算局分析課による、松鉱石の成分分析結果は以下のとおり。数値は含有率 を示す。 珪酸(Si02)71.98%、アルミナ(AI203)13.06%、Fe203(酸化鉄)1.49%、カルシウム( Cao)1.48%、ナトリウム(NA20)2.84%、カリウム(K20) 2.87%、マグネシウム(Mg0) 0.58%、燐(P)0.008%、マンガン(Mno) 0.04%、結晶水(H20)5.64%
【0011】
【考案の実施の形態】
本考案のマイナスイオン発生寝具は、松鉱石含有繊維を使用した布材を使用して 形成する。蒲団に関しては、主な使用箇所は、蒲団の表面1、身体側に位置する 裏面2、もしくは表裏両面1・2、そして内部構造に位置する内部層 3b である。 また、毛布に関しては1枚構造の場合はそのものであり、2枚合わせ構造の場合は 、表面1、身体側に位置する裏面2、もしくは表裏両面1・2、そして内部構造に位 置する 内部層3b である。シーツ、カバーに関しては言及するまでもなく、布地 そのものである。以下、実施例は、布地をそのまま使用するシーツ・カバーの説 明は除き、構造の複雑な蒲団、毛布について言及する。なお、本考案における「 寝具」の語は、蒲団、毛布、シーツ、蒲団・枕カバーを含む語である。
【0012】
【実施例】
本考案の実施の形態にかかわるマイナスイオン発生蒲団は、マイナスイオンを発 生する松鉱石の微粒子及び松鉱石とのブレンド鉱石の微粒子を、アクリル・ポリ エステルの紡糸原液に混入し分散、その紡糸で織り上げた布地、または、綿など 他の原糸と併用して混紡した布地を、表面1、裏面2、もしくは表裏両面1・2に使 用。さらに寝がえり、寝ぐせなどによるわた層3a・3cの偏りを防ぎ、平らに保つ ため、内部層3b に先の加工を施した不織布、又は布地を挟んだ、敷き・掛け蒲 団である。また、わた層3a・3cは羽毛・羽根、及び化学繊維わた、天然繊維わた であり、またそれらの混合わたである。また、内 部層3b は必ずしも、わた層3a・3c の間に配置するとは限らない。内部層3b が 裏面2 と直接接する場合(図3)の場合もある。
【0013】 本考案の実施の形態に係るマイナスイオン発生毛布は、マイナスイオンを発生す る松鉱石の微粒子及び松鉱石とのブレンド鉱石の微粒子を、アクリル・ポリエス テルの紡糸原液に混入し分散、その紡糸で織り上げた紡布を使用、または他の原 糸と併用して混紡した紡布を、そのまま一枚構造の毛布に利用。 また、2枚合わせ構造の毛布に関しては、表面1、裏面2、もしくは表裏両面1・2 に使用し、さらに内部層 3b に紡布、布地、または不織布を挟んだものである。
【0014】
【考案の効果】
以上これまで説明してきたように、本考案に係るマイナスイオン発生寝具は、従 来のトルマリンを用いたマイナスイオンを発生する寝具に比べ、より効力を発揮 する松鉱石を用い、さらには先加工をした原糸で織り上げた布地を使用すること により、半永久的にマイナスイオン、及び遠赤外線その他の効果を持続する、と いう実用性に富んだ製品である。また、洗濯や摩擦など、布地の物理的刺激に対 する耐久性の面から考えても、経済的な利点も有する製品である。
【0015】 加えて、本考案の具体的な効果としては、松鉱石の微粒子及び松鉱石とのブレン ド鉱石の微粒子を使用した寝具を用いることにより保温性も向上し、すこぶる寝 心地も良好となり、熟睡効果も得られると同時に、血行を促進させ、冷え性、肩 凝りなどを改善するなど、健康維持に顕著な効力を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のマイナスイオン発生蒲団の概略斜視図
である。
【図2】図1のA−A断面図である (松鉱石及び松鉱石と
のブレンドした鉱石を練りこんだマイナスイオン発生布
地・不織布がわた層の中間に位置する構造の場合) 。
【図3】図1のA−A断面図である (松鉱石及び松鉱石と
のブレンドした鉱石を練りこんだマイナスイオン発生布
地・不織布がわた層の下部、つまり蒲団の裏面2と接す
る構造の場合) 。
【図4】実施例のマイナスイオン発生毛布の概略斜視図
である。
【図5】図4のB−B断面図である(2枚合わせ構造の場
合) 。
【符号の説明】
1…表面 2…裏面(身体と密接する方) 3a…わた層 3b…内部層 3c…わた層

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】松鉱石の微粒子及び松鉱石とのブレンド鉱
    石の微粒子があらかじめ混入された原糸を用いた布地、
    紡布、又は不織布を使用することを特徴とする、マイナ
    スイオン発生寝具。
  2. 【請求項2】松鉱石の微粒子及び松鉱石とのブレンド鉱
    石の微粒子が、あらかじめ混入された原糸を用いた布地
    を、表面、裏面、又は両面に用い、同時に、蒲団の内部
    層に平均 3〜20μm範囲の松鉱石の微粒子があらかじめ
    混入された原糸を用いた不織布、又は布地を挟んだマイ
    ナスイオン発生寝具。
  3. 【請求項3】松鉱石の微粒子及び松鉱石とのブレンド鉱
    石の微粒子があらかじめ混入された原糸を用いた布地、
    又は不織布を、内部層に挟んだことを特徴とするマイナ
    スイオン発生寝具。
  4. 【請求項4】 範囲の松鉱石の微粒子及び松鉱石とのブ
    レンド鉱石の微粒子が、あらかじめ混入された原糸を用
    いた布地を、表面、裏面、又は両面に使用することを特
    徴とするマイナスイオン発生寝具。
  5. 【請求項5】松鉱石の微粒子及び松鉱石とのブレンド鉱
    石の微粒子が、あらかじめ混入された原糸を用いた紡布
    を使用することを特徴とするマイナスイオン発生寝具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004016840A1 (ja) * 2002-08-13 2004-02-26 Kanebo, Ltd. 機能性製品およびそれに用いる機能性微粒粉体、並びに機能性製品の製法
KR101451453B1 (ko) * 2007-01-22 2014-10-15 레벤테 주하즈 아로마요법용 침구세트

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