JP3087642B2 - アプリケーション共有システム - Google Patents

アプリケーション共有システム

Info

Publication number
JP3087642B2
JP3087642B2 JP08026931A JP2693196A JP3087642B2 JP 3087642 B2 JP3087642 B2 JP 3087642B2 JP 08026931 A JP08026931 A JP 08026931A JP 2693196 A JP2693196 A JP 2693196A JP 3087642 B2 JP3087642 B2 JP 3087642B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
target
processing
identifier
application
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08026931A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09218831A (ja
Inventor
順一郎 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP08026931A priority Critical patent/JP3087642B2/ja
Publication of JPH09218831A publication Critical patent/JPH09218831A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3087642B2 publication Critical patent/JP3087642B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の操作者に
よるアプリケーションの共有支援を実現するものであ
り、特に、ネットワークに接続された複数の計算機上で
独立して動作するアプリケーション間における操作の共
有支援に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例におけるアプリケーション共有シ
ステムとしては、例えば特開平6−83785号公報に
示されるようなものがあり、図26はそのブロック図を
示したものである。図において、2は操作者1からのコ
マンド入力を受けつける入力手段、3は入力を解析する
入力解析手段、4は入力を解析した結果に基づいて他の
端末へメッセージを送信するメッセージ通信手段、5は
他の端末からのメッセージに基づいてアプリケーション
の処理を実行するアプリケーション処理手段である。ま
た、6は上記2乃至5の各構成要素からなる複数の端末
装置、7は各端末間の通信を行なう同報通信制御手段、
8は各端末装置を接続するネットワークである。
【0003】次に、動作について説明する。入力解析手
段3は、入力手段2を介して入力された操作者1からの
コマンドを解析して、予めアプリケーションプログラム
において定義された当該コマンドに対応する処理を決定
し、その処理に対応するメッセージを上記メッセージ通
信手段4に入力する。上記メッセージ通信手段4は、当
該処理が行なわれる操作対象を特定するための情報等、
複数のアプリケーションプログラムが実行結果を共有す
るために必要な情報を前記メッセージに付加または包含
させて同報通信制御手段7を通じて全端末装置に送付す
る。一方、上記同報通信制御手段7を介してメッセージ
を受けとった端末装置6では、メッセージに対応するア
プリケーションプログラム処理を上記アプリケーション
処理手段5により実行する。
【0004】また、ここでは、当該メッセージを同報通
信制御手段を通じて全ての端末に送付するようにした
が、当該コマンド入力が行なわれた端末3においては、
当該メッセージを同報通信制御手段に7に送付するとと
もに対応するアプリケーションの処理を実行し、同報通
信制御手段7においては、メッセージを発信した端末装
置以外の全ての端末にメッセージを同報通信するように
構成しても良い。このようにして、一つの端末装置に入
力されたコマンドに対して、ネットワークに接続された
全ての端末装置で共通の処理を行ない、同一の実行結果
を得ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のアプリケーショ
ン共有システムは上記のようにして構成されていたの
で、コマンド入力手段から入力されたコマンドにより決
定されるメッセージは、アプリケーションの処理に対応
するものであり、当該処理がどの操作対象に対して実行
されるかを表すものではない。したがって、同一の処理
が実行される操作対象が複数存在する場合には、当該処
理がどの操作対象に対して実行されるかを特定する処理
に必要な各種情報をメッセージに付加または包含して送
付する必要が有り、それらの情報を含めるとデータ転送
量が多くなって、アプリケーションを共有する端末の数
が多い場合やネットワークの負荷が高い場合にはアプリ
ケーションの共有がリアルタイムで行なえないと言う問
題点があった。
【0006】また、メッセージを受信した端末装置にお
いては、メッセージが転送される度に、当該メッセージ
に付加または包含された各種情報を解析して、当該処理
が行なわれるべき操作対象を特定する作業を実行しなく
てはならず、その処理に要する遅延によりアプリケーシ
ョンの共有がリアルタイムで行なえないと言う問題点が
あった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、予めアプリケーションにおいて
定義される処理に対応した識別子と、アプリケーション
内で生成される操作対象に対応した識別子を保持してお
く事により、当該識別子を交換するだけで同一のアプリ
ケーションの実行結果をリアルタイムで共有する事がで
きるアプリケーション共有システムを得る事を目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わるアプ
リケーション共有システムは、複数端末装置間でアプリ
ケーション処理を共有するアプリケーション共有システ
ムにおいて、端末装置が、アプリケーションに対する情
報入力を行なう入力手段と、入力手段を通じて入力され
た情報の解析を行ないアプリケーション処理とその処理
対象を決定して該処理と対象とを対応させ処理・対象識
別子として生成する入力解析手段と、処理・対象識別子
を記憶しておく保持手段と、システムを構成する複数の
端末装置間で処理・対象識別子に関する通信を行なう情
報通信手段と、入力解析手段、あるいは情報通信手段を
介して受信した情報に基づいて処理を行なうアプリケー
ション処理手段とを備えることにより、自端末装置上で
はアプリケーション処理を起動するとともに、情報通信
手段を介して他の端末装置に対して処理・対象識別子情
報を伝送し、処理・対象識別子を受信した端末装置にお
いては、処理・対象識別子に対応したアプリケーション
処理と対象を決定してアプリケーション処理を実行する
ことで、複数の端末装置間でのアプリケーション処理を
共有するようにしたものである。
【0009】第2の発明は、第1の発明におけるアプリ
ケーション共有システムにおいて、処理・対象識別子
が、静的データとして予め定義されるアプリケーション
処理を表す識別子と、生成される操作対象の生成順に付
けられた識別番号とを備えて構成するようにしたもので
ある。
【0010】第3の発明は、第1の発明におけるアプリ
ケーション共有システムにおいて、処理・対象識別子
が、静的データとして予め定義されるアプリケーション
処理を表す識別子と、生成される操作対象の種別を表す
識別子と、同一種別の操作対象の生成順に付けられた識
別番号とを備えて構成するようにしたものである。
【0011】第4の発明は、第3の発明におけるアプリ
ケーション共有システムにおいて、処理・対象識別子を
構成する識別番号フィールドを曖昧参照が可能となるよ
うにしたものである。
【0012】第5の発明に係わるアプリケーション共有
システムは、アプリケーション操作時に決定される操作
対象を動的に生成するために必要な情報を決定する操作
対象生成情報決定手段を備え、操作対象を動的に生成し
た端末装置においては、アプリケーション処理・対象識
別子を決定して処理・対象識別子保持手段に登録すると
ともに、操作対象の生成に必要な情報を情報通信手段を
通じて送信し、当該操作対象の生成に必要な情報を受信
した端末装置においては該生成に必要な情報に基づいて
操作対象を生成してアプリケーション処理・対象識別子
を決定するとともに、処理・対象識別子保持手段に登録
するようにしたものである。
【0013】第6の発明は、第5の発明におけるアプリ
ケーション共有システムにおいて、アプリケーション操
作時に動的に生成される操作対象がある場合に処理・対
象識別子が、アプリケーション処理を表す識別子と、生
成される操作対象の生成順に付けられた識別番号と、操
作対象が動的に生成された操作対象であるか否かを表す
識別子とを備えて構成するようにしたものである。
【0014】第7の発明は、第5の発明におけるアプリ
ケーション共有システムにおいて、アプリケーション操
作時に動的に生成される操作対象がある場合に処理・対
象識別子が、アプリケーション処理を表す識別子と、生
成される操作対象の生成順に付けられた識別番号と、操
作対象を生成した操作者の識別子とを備えて構成するよ
うにしたものである。
【0015】第8の発明は、第5の発明におけるアプリ
ケーション共有システムにおいて、アプリケーション操
作時に動的に操作対象を生成した端末装置においては当
該操作対象の生成に必要な情報を他の端末装置に送付す
る際に、上記端末装置において生成した処理・対象識別
子を当該操作対象の生成に必要な情報に包含または付加
して受信端末装置に送付し、受信端末装置においては受
信した当該操作対象の生成情報に基づいて該操作対象を
生成する際に、新たに処理・対象識別子を生成すること
なく、生成情報に包含または付加された処理・対象識別
子を記憶するようにしたものである。
【0016】第9の発明は、第5の発明におけるアプリ
ケーション共有システムにおいて、操作対象の生成に必
要な情報を記憶しておく操作対象生成情報保持手段を備
え、操作者端末装置から伝送された処理・対象識別子の
受信端末装置では、伝送された処理・識別子が処理・対
象識別子保持手段において保持されていない場合に、処
理・対象識別子を送信した端末装置に対し操作対象の生
成に必要な情報を問合せ、送信端末装置から返送される
操作対象の生成情報に基づいて操作対象を生成して処理
・対象識別子保持手段に登録するとともに、先に受信さ
れた処理・対象識別子に対応したアプリケーション処理
を実行するようにしたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の第1の実施の形態につ
いて、図1乃至図10に基づいて説明する。第1図は、
本実施の形態におけるアプリケーション共有システムの
構成を示す図である。図において、6は共有するアプリ
ケーションが動作する端末装置、1は各端末においてア
プリケーションを操作する操作者、8は各端末装置を接
続するネットワークである。また、2は操作者の操作内
容を入力するための入力手段、3は入力手段を通じて入
力される操作コマンドを解析してアプリケーション処理
とその操作対象を決定する入力解析手段、9はアプリケ
ーションにより予め定義されている処理とその操作対象
に対応した識別子を生成して当該アプリケーションの処
理を操作対象に対応させて保持しておく処理・対象識別
子保持手段、10は複数の端末装置間で情報の通信を行
なう情報通信手段、5は入力解析手段3あるいは情報通
信手段10を通じて得られた情報に基づいて処理を行な
うアプリケーション処理手段である。
【0018】次に動作について、ハイパーテキストをオ
ンラインテキストとして用いた電子教室における授業を
支援する授業支援システムを例にとって説明する。図2
は、第1の実施の形態におけるオンラインテキストの起
動時に実行される処理を示す流れ図である。図3は、教
師がオンラインテキスト上で操作を行なった際に図1の
構成を有する教師端末装置上で実行される処理を示す流
れ図であり、図4は教師の操作に対応して各学生端末装
置上で実行される処理を示す流れ図である。また、図5
はオンラインテキストが表示されたアプリケーション画
面の表示例であり、図6は処理・対象識別子の構成例
を、図7は処理・対象識別子とこれに対応するアプリケ
ーションの処理及び操作対象を保持するテーブルであ
る。
【0019】図1において、教師と学生が各端末装置6
に着席し、共有すべきアプリケーション処理手段5とし
てハイパーテキストを用いたオンラインテキストが起動
され、授業が開始されたとする。各端末装置においてオ
ンラインテキストが起動されると、まず初めに、図1の
アプリケーション処理手段5と処理・対象識別子保持手
段9において、図2に示す処理が実行される。図2にお
いて、オンラインテキストが起動されるとアプリケーシ
ョン処理手段5が教材内容の記述を読み込み(ステップ
S101)、教材の内容記述に基づいて教材の各ページ
に表示すべき対象を生成し配置する(ステップS10
2)。次にアプリケーション処理手段5は、生成した対
象とその対象に対して定義されている処理を処理・対象
識別子保持手段9に送付する(ステップS103)。処
理・対象識別子保持手段9では、送付された対象とその
対象に対して定義されている処理に基づいて処理・対象
を特定する識別子を生成し、当該対象と処理内容に対応
させて登録・保持を行なう(ステップS104)。ステ
ップ(S103)からステップ(S104)までを、当
該対象に対して定義される全ての処理について終了する
まで繰り返す(ステップS105)ことにより、生成さ
れた対象に対応する全ての処理の識別子の登録が終了す
る。また、ステップ(S102)からステップ(S10
5)までを教材の内容記述を全て終了するまで繰り返す
(ステップS106)ことにより、オンラインテキスト
上に表示される全ての操作対象と処理内容に対する識別
子が図7のテーブルで示すようにして登録される。
【0020】図7は、図2で説明した処理を図5に示す
オンラインテキストの画面表示に対して施した結果の生
成例であり、各操作対象に対する処理識別子をテーブル
形式で表現したものである。例えば、図5における隠し
テキスト14に対しては、対応する処理として文章を表
示する処理と隠蔽する処理があり、隠しテキスト14が
アプリケーションで4番めに生成される操作対象である
ことから、「表示:4」、「隠ぺい:4」という二つの
処理・対象識別子として登録される。
【0021】授業中に教師が自端末装置において、オン
ラインテキスト上の操作対象に対して操作を行なうと、
図3に示す手順で処理が実行される。この様子を、図5
における隠しテキスト14を教師がマウスでクリックす
ることにより、その文章を画面上に表示する操作につい
て説明する。教師が隠しテキスト14上で行なったマウ
スクリック操作は入力手段2を通じて、入力解析手段3
に送付される(ステップS111)。入力解析手段3で
は、受けとった入力をもとに当該操作が行なわれる操作
対象である隠しテキスト14を特定し、当該対象に対し
て行なわれるアプリケーションの処理である表示処理を
決定する(ステップS112)。特定された操作対象
「隠しテキスト14」と表示処理を、処理・対象識別子
保持手段9に送付するとともに、アプリケーション処理
手段5において当該対象に対する隠しテキスト14の表
示処理を実行する(ステップS113)。次に、処理・
対象識別子保持手段9は受けとった操作対象「隠しテキ
スト14」と、アプリケーションの表示処理に対応する
処理・対象識別子「表示:4」を特定して情報通信手段
10を通じて他の端末6に処理・対象識別子を送付する
(ステップS114)。
【0022】一方、教師の端末装置6上の情報通信手段
10からネットワークを介して、処理・対象識別子を受
信した学生側の端末装置6では、図4に示す処理が行な
われる。まず、情報通信手段10がネットワークを通じ
て送付されてきた処理・対象識別子を受信(ステップS
121)し、情報通信手段10は当該処理・対象識別子
を処理・対象識別子保持手段9に送付する(ステップS
122)。処理・対象識別子保持手段9は、受けとった
処理・対象識別子「表示:4」を自身が保持している情
報と比較し、対応する操作対象としての隠しテキスト1
4とアプリケーションの処理としての表示処理を特定
し、特定した操作対象とアプリケーションの処理をアプ
リケーション処理手段5に送付する(ステップS12
3)。アプリケーション処理手段5は、受けとった操作
対象とアプリケーションの処理をもとに、当該操作対象
である隠しテキスト14に対する表示処理を実行し(ス
テップS124)、教師側の端末装置において実行され
た操作と同じ実行結果を得る。
【0023】次に、操作対象とその操作対象に対して行
なわれるアプリケーションの処理を表す処理・対象識別
子の構成について図を用いて説明する。図5は、各端末
装置上で動作するハイパーテキストを用いたオンライン
テキストの画面例を示したものである。図において、1
1は、前のページに移動するためのボタン、12は次の
ページに移動するためのボタン、13と14は隠しテキ
ストであり、授業の進行に応じて文章を順次表示するた
めに用いる。アミカケで示される領域は、初期状態にお
いてマウスクリックにより文章が表示されるような対象
である。13はマウスクリックにより文章が表示された
状態を表し、14は文章が隠されている状態を表す。ま
た、40と41は、副次的な説明を行なうための隠しイ
メージであり、教師が説明を行なう中で、マウスクリッ
クにより説明図や絵を表示するような対象である。40
はマウスのクリックによりイメージが表示された状態を
表し、41はイメージが隠されている状態を表す。
【0024】図6は、処理・対象識別子を文字列として
表現したものであり、図において、15はアプリケーシ
ョンの処理に対応する識別子情報、16は識別子情報を
区切る区切り文字、17は操作対象の生成順に付けられ
る識別番号を表し、これらをつなげた文字列18が処理
・対象識別子となる。図5における前ページへの移動用
ボタン11、次ページへの移動用ボタン12、隠しテキ
スト13及び14、隠しイメージ40及び41がオンラ
インテキスト起動時にこの順番で生成されると仮定する
と、これらの操作対象に対して図7に示すように順に1
から6の識別番号が付けられる。すべての端末装置にお
いては、同一のアプリケーションを用いて同一のオンラ
インテキストの内容に従って処理が行なわれるので、同
一の操作対象に対しては各端末装置において同一の識別
番号が付与される。
【0025】図5における前ページへの移動用ボタン1
1は、対応する処理としてマウスのクリックによるボタ
ンの押下があり、この処理が行なわれることによりオン
ラインテキストの前のページが表示される。従って、図
6に示すようにボタンの押下に対応した処理を識別する
文字列「押下」と、対象の識別番号を表す「1」を、区
切り文字「:」でつなげた「押下:1」が処理・対象識
別子18として決定され、図7に示すようにアプリケー
ション処理としての<押下処理>と、操作対象としての
<前ページボタン>とが対応して、処理・対象識別子保
持手段9で登録・保持される。
【0026】同様に、図5の次ページへの移動用ボタン
12に対しては、図7に示すように、ボタン押下処理と
して「押下:2」という処理・対象識別子31が登録・
保持され、第1の隠しテキスト13に対しては文章を表
示するための処理に対応して「表示:3」という処理・
対象識別子32が、また文章の隠蔽に対応して「隠蔽:
3」という処理・対象識別子33が登録・保持される。
第2の隠しテキスト14に対しては、文章を表示するた
めの処理に対応して「表示:4」という処理・対象識別
子34、文章の隠蔽に対応しては「隠蔽:4」という処
理・対象識別子35が登録・保持される。また、第1の
隠しイメージ40に対しては、表示処理に対応して「表
示:5」という処理・対象識別子42が、隠蔽に対応し
ては「隠蔽:5」という処理・対象識別子43が登録・
保持され、第2の隠しイメージ41に対しては、表示の
ための処理に対応して「表示:6」という処理・対象識
別子44が、隠蔽に対応して「隠蔽:6」という処理・
対象識別子45が登録・保持される。このように構成す
ることで、処理・対象識別子としての文字列を端末装置
間で通信することにより、各端末において操作対象とそ
の対象に対する処理を容易に特定することができ、操作
の共有をリアルタイム処理で実現できる。
【0027】次に、処理・対象識別子の他の構成例につ
いて図8乃至図10に基づいて説明する。図8は、処理
・対象識別子の他の構成例を示すものであり、図9は図
5に示すようなオンラインテキストの内容記述に対して
図8に示す処理・対象識別子を用いた場合の処理・対象
識別子保持手段が保持する情報をテーブル形式で表した
ものである。図8では、処理・対象識別子を文字列とし
て表しており、15はアプリケーションの処理に対応す
る識別子情報、16は識別子情報を区切る区切り文字、
19は操作対象の種別に対応する識別子情報、20は操
作対象の種別毎に生成順に付けられる識別番号を表し、
これらをつなげた文字列18が処理・対象識別子とな
る。
【0028】図5における前ページへの移動用ボタン1
1は、対応する処理としてマウスクリックによるボタン
の押下があり、この処理が行なわれることによりオンラ
インテキストの前ページが表示される。従って、図8に
示すようにボタンの押下に対応した処理を識別する文字
列「押下」と、対象の種別がボタンであることを表す文
字列「ボタン」と、対象の識別番号を表す「1」を、区
切り文字「:」でつなげた「押下:ボタン:1」が処理
・対象識別子18として決定され、図9に示すようにア
プリケーション処理としての<押下処理>と、操作対象
としての<前ページボタン>とが対応して処理・対象識
別子保持手段9で登録・保持される。
【0029】ここで、図5の次ページへの移動用ボタン
12に対しては、図9に示すように、ボタン押下処理と
して「押下:ボタン:2」という処理・対象識別子31
が登録・保持され、第1の隠しテキスト13に対しては
文章を表示するための処理に対応して「表示:隠しテキ
スト:1」という処理・対象識別子32が、また文章の
隠蔽に対応しては「隠蔽:隠しテキスト:1」という処
理・対象識別子33が登録・保持される。第2の隠しテ
キスト14に対しては、文章の表示処理に対応して「表
示:隠しテキスト:2」という処理・対象識別子34
が、文章の隠蔽に対応しては「隠蔽:隠しテキスト:
2」という処理・対象識別子35が登録・保持される。
また、第1の隠しイメージ40に対しては、表示するた
めの処理に対応して「表示:隠しイメージ:1」という
処理・対象識別子42が、隠蔽に対応しては「隠蔽:隠
しイメージ:1」という処理・対象識別子43が登録・
保持される。第2の隠しイメージ41に対しては、表示
するための処理に対応して「表示:隠しイメージ:2」
という処理・対象識別子44が、隠蔽に対応しては「隠
蔽:隠しイメージ:2」という処理・対象識別子45が
登録・保持される。
【0030】また、図5の第1の隠しテキスト13、お
よび第2の隠しテキスト14を同時に隠蔽する場合のよ
うに、同一の種別の操作対象の全てに対して同一処理を
行なう場合に、図8に示す処理・対象識別子の同一の種
別の操作対象の生成順に付けられる識別番号を、図10
に示すように全ての数字に合致する特殊文字「*」とす
ることにより、当該処理・対象識別子を受信した端末装
置においては、同一の表示処理を持つ隠しイメージ4
0、41に対する表示処理を行なわずに、当該操作対象
種別である隠しテキストの全ての操作対象13、14に
対して当該アプリケーション処理である表示処理を実行
することが可能となる。
【0031】処理・対象識別子に、操作対象の種別を表
す識別情報を加えたことにより、特定の種別の操作対象
の全てに対して同じ処理を行なう場合であっても、同一
処理識別子を持つ異なる操作対象に対しては、処理・対
象識別子が該当しないことが認識できるようになり、同
一種別の全ての操作対象に対する操作を一つの処理・識
別子の送付だけで実現することができる。
【0032】本実施の形態では、各端末装置6の情報通
信手段10が他の端末に必要な情報を通信する構成とな
っているが、これとは別に各端末装置間の同報通信を実
行する同報通信手段を別途設け、各端末からは当該同報
通信手段との間で情報の通信を行ない、当該同報通信手
段が端末装置間の通信を実行するように構成してもよ
い。
【0033】また、処理・対象識別子の区切りを示す文
字として「:」、同一対象種別の全ての対象を示す特殊
文字を「*」としているが、これらの文字はシステム内
で認識できる他の文字を使用しても良い。
【0034】また、処理・対象識別子を、処理識別情
報、対象識別情報を組み合わせた文字列として定義して
いるが、それぞれの識別情報を一つの文字列としてまと
めずに、別個の識別情報として通信しても良く、また、
この場合はそれぞれの識別情報は、文字列以外の情報で
も良い。
【0035】また、処理・対象識別子とアプリケーショ
ンの処理及び操作対象との対応をテーブル形式で保持し
ているが、処理・対象識別子と、アプリケーションの処
理及び操作対象の対応が保持できれば他の形式で保持す
るようにしても良い。
【0036】また、処理・対象識別子における対象の識
別情報を、対象の生成順に付けられる識別番号、あるい
は、対象の種別を表す識別情報と同一種別の対象の生成
順に付けられる識別番号としたが、操作対象を一意に識
別できるような情報であればよく、識別番号を同一ペー
ジ内での生成順に付けられる識別番号等にしても良い。
【0037】実施の形態2.この発明の第2の実施の形
態について、図11乃至図21に基づいて説明する。図
11は、本実施の形態におけるアプリケーション共有シ
ステムの構成図である。図において6は共有するアプリ
ケーションが動作する端末装置、1は各端末装置におい
てアプリケーションを操作する操作者、8は各端末装置
を接続するネットワークである。2は操作者の操作を入
力するための入力手段、3は入力手段を通じて入力され
る操作コマンドを解析してアプリケーション処理とその
操作対象を決定する入力解析手段、9はアプリケーショ
ンにより予め定義される処理とその操作対象に対応した
識別子を生成し、当該アプリケーションの処理と操作対
象に対応させて保持する処理・対象識別子保持手段であ
る。また、22は操作者の操作により動的に生成される
操作対象の生成に必要な情報を決定する操作対象生成情
報決定手段、10は複数の端末装置間で情報の通信を行
なう情報通信手段、5は入力解析手段あるいは情報通信
手段を通じて得られた情報に基づいて処理を行なうアプ
リケーション処理手段である。
【0038】次に動作について、ハイパーテキストをオ
ンラインテキストとして用いた電子教室における授業を
支援する授業支援システムを例にとって説明する。図1
2は、例えば教師が授業中にオンラインテキスト上に注
釈を付加する等、操作対象を動的に生成する場合の教師
端末装置上での処理の流れを表す流れ図である。一方、
図13は学生端末装置において動的に生成される操作対
象の生成に関する情報を受けとった際の処理の流れを表
す流れ図である。
【0039】図14のオンラインテキストの表示画面を
例にとって、テキスト中の「クリック」という単語を強
調するためにマウス操作により単語の下に線分を用いて
注釈を付加する場合の操作について図12に基づいて説
明する。例えば、教師がマウスで線分の始点と終点を指
定することにより、入力手段2を通じてアプリケーショ
ンであるオンラインテキストに対して注釈のための付加
操作を行なう(ステップS131)。入力解析手段3
は、教師が行なった操作を解析してアプリケーション手
段5に対し、新たな操作対象である注釈としての線分の
生成指示を送付する(ステップS132)。アプリケー
ション処理手段5は、新たに作成した操作対象としての
注釈の生成処理を行ない、処理・対象識別子保持手段9
に登録するとともに、操作対象生成情報決定手段22に
対して、生成する操作対象が線分であることを示す情報
や線分の始点・終点の座標情報等を当該対象の生成に必
要な情報として送付する(ステップS133)。操作対
象生成情報決定手段22は、それら当該対象の生成に必
要な情報を他の端末装置6に送付する操作対象生成情報
としてまとめ、情報通信手段10を通じて他の端末装置
に送付する(ステップS134)。
【0040】次に、動的に生成される対象の生成に関す
る情報を受けとった学生端末装置6上での処理につい
て、図13に基づいて説明する。情報通信手段10を通
じて操作対象生成情報決定手段が新たな操作対象の生成
に必要な操作対象生成情報を受けとる(ステップS14
1)。受け取った操作対象生成情報を解析して、注釈と
しての線分を生成するために必要な始点・終点情報等を
アプリケーション処理手段5に送付し、アプリケーショ
ン処理手段5において、当該操作対象である線分を生成
する(ステップS142)ことにより、教師端末装置と
同じ注釈を画面上に表示することができる。次に、処理
・対象識別子保持手段9に新たに生成した操作対象の処
理・対象識別子の登録に必要な情報を送付し(ステップ
S143)、処理・対象識別子保持手段9において当該
操作対象である線分に対応する処理・対象識別子を決定
して登録し、以後の当該操作対象に対する操作に備える
(ステップS144)。
【0041】以後、動的に生成された当該操作対象とし
ての線分に対する操作が行なわれた場合には、第1の実
施の形態で記述した方法によって操作とその実行結果に
対するアプリケーションの共有が実現される。
【0042】次に、動的に生成される操作対象と、その
操作対象に対して行なわれるアプリケーション処理を表
す処理・対象識別子の構成について説明する。図14
は、各端末上で動作するハイパーテキストを用いたオン
ラインテキストの画面表示例である。図において、11
は、前のページに移動するためのボタン、12は次のペ
ージに移動するためのボタン、13と14は隠しテキス
トであり、授業の進行に応じて文章を順次表示するため
に用いる。アミカケで示される領域は初期状態におい
て、マウスクリックにより文章を表示するような対象で
ある。13はマウスのクリックにより文章が表示された
状態を表し、14は文章が隠されている状態を示してい
る。また、23は教師が授業中に動的に生成した注釈で
あり、オンラインテキスト中の注目すべき部分を示して
いる。
【0043】図15は、処理・対象識別子の構成例を示
すものである。図16は、図14に示すようなオンライ
ンテキストの内容記述に対して、図15に示す処理・対
象識別子を用いた場合の処理・対象識別子保持手段9が
保持する情報をテーブル形式で表したものである。図1
5で、処理・対象識別子を文字列として表しており、1
5はアプリケーションの処理に対応する識別子情報、1
6は識別子情報を区切る区切り文字、17は操作対象の
生成順に付けられる識別番号を表す。また、24は操作
対象が動的に生成された対象であるか否かを示す識別子
であり、この例では、動的に生成される場合に「1」、
静的に生成される場合に「0」を付けている。
【0044】図14において教師が生成した線分23に
対応する処理として、画面上からの削除があり、この処
理を実行することによって教師が説明を終った段階で生
成した注釈を削除することができる。従って、図15に
示すように削除に対応した処理を識別する文字列「削
除」と、対象の識別番号を表す「5」と、対象が動的に
生成された操作対象であることを表す「1」を、区切り
文字「:」でつなげた「削除:5:1」が処理・対象識
別子36として決定され、図16に示すようにアプリケ
ーション処理としての<削除処理>と、操作対象として
の<線分1>とを対応させて処理・対象識別子保持機構
で登録・保持される。
【0045】教師が動的に生成した注釈を講義終了時に
全て削除して学生による演習を開始したり、教師が新た
な説明を行なうためにそれまでに生成した全ての注釈を
削除したりする場合がある。このように、動的に生成し
た全ての操作対象に対して同一操作を一斉に行なう場合
には、例えば、「削除:*:1」と言うように、対象識
別番号17を全ての対象に合致する文字列である「*」
とした処理・対象識別子を送付することにより、動的に
生成した全ての操作対象に対してそれぞれ合致した複数
の処理・対象識別子を送付することなく1回の送付処理
で実現可能となる。
【0046】次に、動的に生成される操作対象と、その
操作対象に対して行われるアプリケーション処理を表わ
す処理・対象識別子の他の構成例について説明する。図
17は、各端末装置上で動作するハイパーテキストを用
いたオンラインテキスト画面の他の表示例であり、動的
な操作対象の生成を複数の操作者が行うような場合に対
応するものである。図17において、11は前のページ
に移動するためのボタン、12は次のページに移動する
ためのボタン、13と14は隠しテキストであり授業の
進行に応じて文章を順次表示するために用いる。初期状
態では、アミカケで示される領域をマウスクリックする
ことにより文章が表示される。13は、マウスのクリッ
クにより文章が表示された状態を表し、14は文章が隠
されている状態を表す。また、23は教師が授業中に動
的に生成した注釈であり、オンラインテキスト中の注目
すべき部分を示す線分である。さらに、25は学生の一
人が教師への質問として動的に生成した注釈であり、オ
ンラインテキスト中で学生が分からない箇所を示してい
る。
【0047】図18は、動的な操作対象の生成を複数の
操作者が行う場合に対応した処理・対象識別子の構成例
を示すものである。図18においては、処理・対象識別
子を文字列として表しており、15はアプリケーション
の処理に対応する識別子情報、16は識別子情報を区切
る区切り文字、17は操作対象の生成順に付けられる対
象識別番号を示す。また、26は操作対象を生成した操
作者を表す文字列であり、静的な操作対象に対しては空
の文字列が与えられる。図19は、図17に示すような
オンラインテキストの内容記述に対して、図18に示す
処理・対象識別子を用いた場合の処理・対象識別子保持
手段9が保持する情報をテーブル形式で表わしたもので
ある。
【0048】図17における教師、あるいは学生が生成
した線分23、25に対応する処理として、画面上から
の削除があり、この処理の実行により、教師が説明を終
った段階や学生からの質問に対して教師が答え終った場
合などに、生成した注釈を削除することができる。従っ
て、教師が注釈として生成した線分23は、図18に示
すように削除に対応した処理を識別する文字列「削除」
と、対象の識別番号を表す「5」と、対象を生成した操
作者を表す文字列「教師」を区切り文字「:」でつなげ
た「削除:5:教師」が処理・対象識別子36として決
定され、図19に示すようにアプリケーション処理とし
ての<削除処理>と、操作対象としての<線分1>と対
応して処理・対象識別子保持機構で登録・保持される。
【0049】同様に、図17の学生の一人が生成した線
分25に対しては、図19に示すように、削除処理とし
て、「削除:6:学生1」という処理・対象識別子37
として登録・保持される。
【0050】特定の操作者が生成した全ての動的な操作
対象に対して同じ処理を行なう場合には、図18に示す
処理・対象識別子の操作対象を表す識別番号17を全て
の操作対象に合致する「*」として処理・対象識別子を
送付することにより、それぞれの操作対象毎に処理・対
象識別子を送付することなく実現できる。
【0051】このような構成をとることにより、教師が
説明を行なっている間に学生が質問のためにオンライン
テキスト上に注釈を付加したような場合においても、教
師が付加した注釈を消すことなく、質問を行なった学生
が付加した注釈の削除が可能となる。
【0052】次に、図11に示す別の動作例について、
ハイパーテキストをオンラインテキストとして用いた電
子教室における授業を支援する授業支援システムについ
て、図20、図21に基づいて説明する。図20は、教
師が授業中にオンラインテキスト上に注釈を付加する
等、操作対象を動的に生成する場合の処理の流れを示す
図であり、図21は学生端末装置において動的に生成さ
れる操作対象の生成に関する情報を受けとった際の処理
の流れを示す図である。
【0053】図11の構成において、例えば、教師が授
業中に注釈をオンラインテキスト画面上に付加すると、
教師端末装置上で図20に示す処理が実行される。教師
は入力手段2を通じてアプリケーションであるオンライ
ンテキストに対して注釈の付加操作を行なう(ステップ
S151)。入力解析手段2は、教師が行なった操作を
解析して、アプリケーション手段5を用いて新たな操作
対象としての注釈を生成する(ステップS152)。ア
プリケーション処理手段5は、処理・対象識別子保持手
段9に新たに作成した操作対象としての注釈の登録を依
頼し(ステップS153)、処理・対象識別子保持手段
9はアプリケーション処理手段5からの依頼により処理
・対象識別子を決定し、登録・保持するとともに、決定
した処理・対象識別子を他の端末に操作対象生成情報と
合わせて送付するために、アプリケーション処理手段5
に返送する(ステップS154)。次に、アプリケーシ
ョン処理手段5は当該操作対象の生成に必要な情報と処
理・対象識別子を操作対象生成情報決定手段22に送付
する(ステップS155)。操作対象生成情報決定手段
22は、当該対象の生成に必要な情報と処理・対象識別
子を他の端末装置6に送付する情報としてまとめ、情報
通信手段10を通じて端末装置6に送付する(ステップ
S156)。
【0054】一方、動的に生成された対象の生成に関す
る情報を受けとった他の学生端末装置6上では、図21
に示す処理が実行される。即ち、情報通信手段10を通
じて新たな操作対象の生成に必要な情報と処理・対象識
別子に関する情報を操作対象生成情報決定手段22が受
け取る(ステップS161)。受け取った情報を、アプ
リケーション処理手段5に送付し、アプリケーション処
理手段5で、当該操作対象を生成する(ステップS16
2)。次に、アプリケーション処理手段5は、処理・対
象識別子保持手段9に新たに生成した操作対象と処理・
対象識別子を送付し(ステップS163)、処理・対象
識別子保持手段9において当該操作対象の処理・対象識
別子を登録し、以後の当該操作対象に対する操作に備え
る(ステップS164)。
【0055】以後、動的に生成された当該操作対象に対
する操作が行なわれた場合には、第1の実施の形態に記
述したのと同じ方法により、操作とその実行結果に対す
るアプリケーションの共有が実現される。
【0056】このように操作側端末装置で生成した処理
・対象識別子を操作対象生成情報にあわせて送付するこ
とにより、操作対象生成情報送付時には多少の情報転送
量の増加はあるものの、受信側端末装置においては操作
対象生成時の情報をもとに新たに処理・対象識別子を決
定する必要がなくなる。また、ネットワークの伝搬遅延
時間よりも各端末装置上での処理に要する遅延時間の方
が大きいような端末上においても、リアルタイムによる
アプリケーションの共有が可能となる。
【0057】その他の動作に関しては、第2の実施の形
態例の動作例に記述した内容と同じであるため、ここで
は説明を省略する。
【0058】本実施の形態では、処理・対象識別子の操
作対象の識別情報として、対象の生成順に付けられる識
別番号を用いているが、第1の実施の形態に示した対象
の種別を表す識別情報と、同一の種別の対象の生成順に
付けられる識別番号を組み合わせたものを操作対象の識
別情報としてもよい。
【0059】また、本実施の形態では、処理・対象識別
子の操作対象の識別情報として、対象の生成順に付けら
れる識別番号を用いているが、動的に生成される操作対
象の生成順に付けられる識別番号、あるいは、対象の種
別を表す識別情報と同一の操作対象の動的に生成される
生成順に付けられる識別番号としても良い。
【0060】実施の形態3.次に、この発明の第3の実
施の形態を図22乃至図25を用いて説明する。図22
は、本実施の形態におけるアプリケーション共有システ
ムの構成を示す図である。図において6は共有するアプ
リケーションが動作する端末装置、1は各端末装置にお
いてアプリケーションを操作する操作者、8は各端末装
置を接続するネットワークを表す。2は操作者の操作を
入力するための入力手段、3は上記入力手段を通じて入
力される操作コマンドを解析してアプリケーションの処
理とその操作の対象となる操作対象を決定する入力解析
手段、9はアプリケーションにより予め定義される処理
とその操作対象に対応した識別子を生成し、当該アプリ
ケーションの処理と操作対象に対応させて保持する処理
・対象識別子保持手段、22は操作者の操作により動的
に生成される操作対象の生成に必要な情報を決定する操
作対象生成情報決定手段、27は操作者の操作により動
的に生成される操作対象の生成に必要な情報を保持する
操作対象生成情報保持手段、10は複数の端末間で情報
の通信を行なう情報通信手段、5は入力解析手段あるい
は情報通信手段を通じて得られた情報をもとに処理を行
なうアプリケーション処理手段である。
【0061】図23は、教師が授業中に教師端末装置で
オンラインテキスト上に注釈を付加する等、動的に生成
される操作対象を生成する場合の処理の流れを示す図で
ある。図24は、動的に生成される操作対象の生成に関
する情報を受けとった際の学生端末装置上における処理
の流れを表す図であり、処理・対象識別子保持手段27
に該当する処理・対象識別子が登録されていない操作対
象に対する処理・対象識別子を受信した場合に実行され
る動作を示している。また、図25は動的に生成される
操作対象の生成に必要な情報を要求された端末装置上で
実行される動作を示す流れ図である。
【0062】次に動作について、ハイパーテキストをオ
ンラインテキストとして用いた電子教室における授業を
支援する授業支援システムを例にとって説明する。図2
2の構成において、例えば、教師が授業中に注釈をオン
ラインテキスト画面上に付加すると、図23に示す処理
が実行される。教師は入力手段2を通じてアプリケーシ
ョンであるオンラインテキストに対して注釈の付加操作
を行なう(ステップS171)。入力解析手段3は教師
が行なった操作を解析して、アプリケーション手段5を
用いて新たな操作対象としての注釈を生成する(ステッ
プS172)。アプリケーション処理手段5は、処理・
対象識別子保持手段9に新たに作成した操作対象として
の注釈を登録するとともに、操作対象生成情報決定手段
22に当該対象の生成に必要な情報を送付する(ステッ
プS173)。操作対象生成情報決定手段22は当該対
象の生成に必要な情報を他の端末装置6に送付する情報
としてまとめ、情報通信手段10を通じて他の端末装置
6に送付するとともに、操作対象生成情報保持手段27
に当該操作対象の生成に必要な情報の保持を依頼する
(ステップS174)。操作対象生成情報保持手段27
では、当該操作対象の生成に必要な情報を当該操作対象
の識別子と対応させて、登録・保持を行なう(ステップ
S175)。
【0063】一方、教師端末装置における操作により送
付された処理・対象識別子を受けとった学生端末装置6
では、図24に示す処理が行なわれる。まず、情報通信
手段10がネットワークを通じて送付された処理・対象
識別子を処理・対象識別子保持手段9に送付する(ステ
ップS181)。処理・対象識別子保持手段9は、受け
とった処理・対象識別子を自身が保持している情報を比
較する(ステップS182)。受けとった処理・対象識
別子が登録されていなければ(ステップS183)、情
報通信手段10を通じて、当該処理・対象識別子の送信
側端末6に当該操作対象の生成に必要な情報の要求情報
を当該操作対象の識別子とともに送付し、要求した当該
操作対象の生成に必要な情報を情報通信手段10を通じ
て受信する(ステップS184)。次に、処理・対象識
別子保持手段9はアプリケーション処理手段5に当該操
作対象の生成を依頼し、アプリケーション処理手段5で
生成した当該操作対象に関する処理・対象識別子を登録
・保持する(ステップS185)。以上の処理が終了す
るか、あるいは、ステップ(ステップS183)におい
て、受けとった処理・対象識別子がすでに登録されてい
れば、当該処理・対象識別子に対応する操作対象とアプ
リケーションの処理を特定し、アプリケーション処理を
アプリケーション処理手段5に依頼し(ステップS18
6)、教師側の端末装置において実行された操作と同じ
実行結果を得る。
【0064】図22において、他の端末装置から動的に
生成される操作対象の生成に関する情報を要求された端
末6では、図25に示す処理が行なわれる。まず、情報
通信手段10がネットワークを通じて送付された操作対
象の生成に必要な情報の送付要求を受信する(ステップ
S191)。情報通信手段10は受信した要求を操作対
象生成情報保持手段27に送付する(ステップS19
2)。操作対象生成情報保持手段27は、要求された操
作対象の識別子をもとに、表示している当該操作対象の
生成に必要な情報を決定し、情報通信手段10を通じて
要求元の端末装置に返送する(ステップS193)。
【0065】ここで、動的に生成される操作対象に対す
る生成情報が何らかの原因により受信されなかった場合
には、通常は、当該操作対象に対する操作を受信端末装
置側で処理することはできないが、上記のように保持さ
れていない処理・対象識別子を受信した際に、当該操作
対象に対する生成情報を処理・対象識別子の送付端末装
置に要求して、返送された生成情報を元に当該操作対象
を生成してから処理を行なうことにより、何らかの原因
で生成情報が送付されなかった場合においても、操作の
共有を継続して行なうことが可能となる。
【0066】以後、動的に生成された当該操作対象に対
する操作が行なわれた場合には、第1の実施形態に記述
した方法により、操作とその実行結果に対するアプリケ
ーションの共有が実現される。
【0067】その他の動作に関しては、第2の実施形態
に記述した内容と同じであるため、ここでは説明を省略
する。
【0068】また、本実施形態では、処理・対象識別子
を受信した端末装置において、当該操作対象に関する処
理・対象識別子が保持されていない場合に、当該操作対
象の生成に必要な情報を当該処理・対象識別子の送信端
末に要求する形で構成しているが、処理・対象識別子の
中に当該操作対象を生成した操作者の識別情報を組み込
み、当該操作対象の生成情報を、当該操作対象の生成者
の端末装置に要求するように構成しても良い。
【0069】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果が得られ
る。
【0070】同一のアプリケーションを共有する端末装
置間での情報交換を、アプリケーション処理を表す識別
子と、操作対象を表す識別子の組み合わせで行うように
したので、伝送路上のトラフィック量を削減することが
でき、操作の共有をリアルタイムで実現できるという効
果がある。
【0071】また、同一のアプリケーションを共有する
端末装置間で交換する情報を、アプリケーション処理を
表す識別子と、操作対象を表す識別子を操作対象順に生
成した識別番号として文字コードで構成するようにした
ので、各端末装置において操作対象を同定するための処
理を簡略化し、操作共有のための処理時間を短縮するこ
とができ、端末装置間でのリアルタイムな操作と実行結
果の共有が可能となる。
【0072】また、処理・対象識別子に操作対象の種類
を表わす識別情報を付加するようにしたので、特定の操
作対象の全てに対して同一処理を行う場合においても、
各端末装置上で対象識別情報を容易に特定することがで
き、操作に対する対象の正確な同定が可能となる。
【0073】また、操作対象の種別を表す識別情報と同
一種別の操作対象の生成順に付けられる識別番号の識別
番号部分に全ての識別番号と合致する特殊文字列を使用
することにより、同一操作対象の全てに対し同じ処理を
実行することができるようにしたので、個々の操作対象
に対して都度、処理・対象識別子を送付する場合に比べ
て情報交換のための処理が簡略化でき、操作及び実行結
果のリアルタイムな共有が可能となる。
【0074】また、アプリケーション操作時に操作者が
動的に操作対象を生成した場合に、当該操作対象の生成
に必要な情報を他の操作者の端末装置に対して送付し、
受信端末装置においても同一の操作対象を動的に生成す
ることができるようにしたので、臨場感に富む操作内容
を複数の端末装置上でリアルタイムに共有することがで
きるという効果がある。
【0075】また、処理・対象識別子に、操作対象が動
的に生成された対象か否かを示す識別子を付加するよう
に構成したので、全操作対象の中で動的に生成された操
作対象の特定が容易になり、アプリケーション終了時に
おいて新たに生成された操作対象の保存や、動的に生成
された全操作対象に対する処理が容易になるという効果
がある。
【0076】また、処理・対象識別子に操作対象を生成
した操作者の識別子を組み込むように構成したので、複
数の操作者が共有するようなアプリケーションに対して
新たな操作対象を個別に作成する場合においても、それ
ぞれの操作対象の作成者を特定することが可能となり、
操作者毎の操作対象の管理が容易になるという効果があ
る。
【0077】また、動的に生成された操作対象に対する
処理・対象識別子を該操作を行った端末装置でのみ生成
し、他の端末装置に対しては当該操作対象の生成に必要
な情報とともに処理・対象識別子を送付するようにした
ので、複数の端末装置間において操作対象に対する不整
合が起こる事態を未然に防ぐことが可能となる。
【0078】また、操作者端末装置から伝送された処理
・対象識別子の受信端末装置において、処理・対象識別
子が登録されていなかった場合に、当該操作対象を生成
するために必要な情報を当該処理・対象識別子を送付し
た端末装置に要求し、返送された情報に基づいて当該操
作対象を新たに生成し、登録するようにしたので、端末
装置間で動的に生成される操作対象に対しても不整合を
解消できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態におけるアプリケ
ーション共有システムを示す構成図である。
【図2】 この発明の第1の実施形態においてアプリケ
ーションの起動時に実行される処理を表す流れ図であ
る。
【図3】 この発明の第1の実施形態において、アプリ
ケーション上の操作対象に対して操作を行なった場合
に、操作者の端末装置で実行される処理を表す流れ図で
ある。
【図4】 この発明の第1の実施形態において、他の端
末装置上での操作による処理・対象識別子を受信した端
末装置で実行される処理を表す流れ図である。
【図5】 この発明の第1の実施形態における各端末装
置上で動作するアプリケーションの画面例を表す図であ
る。
【図6】 この発明の第1の実施形態における処理・対
象識別子の構成を表す図である。
【図7】 この発明の第1の実施形態における処理・対
象識別子と対応するアプリケーション処理及び操作対象
を保持するテーブル構成図である。
【図8】 この発明の第1の実施形態における他の処理
・対象識別子の構成を表す図である。
【図9】 この発明の第1の実施形態における他の処理
・対象識別子と対応するアプリケーション処理及び操作
対象を保持するテーブル構成図である。
【図10】 この発明の第1の実施形態における同一の
種別の操作対象の全てに対する操作を一括指示するため
の処理・対象識別子の構成を表す図である。
【図11】 この発明の第2の実施形態におけるアプリ
ケーション共有システムを示す構成図である。
【図12】 この発明の第2の実施形態において、アプ
リケーション共有中に操作者が操作対象を動的に生成し
た場合に、操作者の端末装置で実行される処理を表す流
れ図である。
【図13】 この発明の第2の実施形態において、操作
対象が動的に生成された時に当該操作対象の生成のため
の情報を受信した他の端末装置上で実行される処理を表
す流れ図である。
【図14】 この発明の第2の実施形態における各端末
装置上で動作するアプリケーションの画面例を表す図で
ある。
【図15】 この発明の第2の実施形態における処理・
対象識別子の構成を表す図である。
【図16】 この発明の第2の実施形態におけ処理・対
象識別子と対応するアプリケーション処理及び操作対象
を保持するテーブル構成図である。
【図17】 この発明の第2の実施形態における各端末
装置上で動作するアプリケーションの画面の他の例を表
す図である。
【図18】 この発明の第2の実施形態における他の処
理・対象識別子の構成を表す図である。
【図19】 この発明の第2の実施形態における処理・
対象識別子と対応するアプリケーション処理及び操作対
象を保持する他のテーブル構成図である。
【図20】 この発明の第2の実施形態において、アプ
リケーション共有中に操作者が操作対象を動的に生成し
た場合に操作者端末装置で実行される他の処理を表す流
れ図である。
【図21】 この発明の第2の実施形態において、操作
対象が動的に生成された時に当該操作対象の生成のため
の情報を受信した他の端末装置上で実行される他の処理
を表す流れ図である。
【図22】 この発明の第3の実施形態におけるアプリ
ケーション共有システムを示す構成図である。
【図23】 この発明の第3の実施形態において、アプ
リケーション共有中に操作者が操作対象を動的に生成し
た場合に、操作者端末装置で実行される処理を表す流れ
図である。
【図24】 この発明の第3の実施形態において、操作
対象が動的に生成された時に、当該操作対象の生成のた
めの情報を受信した他の端末装置で行なわれる処理を表
す流れ図である。
【図25】 この発明の第3の実施形態において、動的
に生成される操作対象の生成に関する情報を要求された
端末装置で実行される処理を表す流れ図である。
【図26】 従来のアプリケーション共有システムを示
す構成図である。
【符号の説明】
1 操作者、2 入力手段、3 入力解析手段、5 ア
プリケーション処理手段、6 端末装置、8 ネットワ
ーク、9 処理・対象識別子保持手段、10情報通信手
段、11 前ページへの移動用ボタン、12 次ページ
への移動用ボタン、13 第1の隠しテキスト、14
第2の隠しテキスト、15 処理を識別する識別情報、
16 識別情報区切り文字、17 操作対象識別番号、
18前ページへの移動用ボタンの押下処理に対応した処
理・対象識別子、19 操作対象種別識別情報、20
同一操作対象種別における識別番号、22 操作対象生
成情報決定手段、23 教師が生成した注釈、24 操
作対象が動的に生成されたか否かを表す識別情報、25
学生が生成した注釈、26 操作対象の生成者識別情
報、27 操作対象生成情報保持手段、31 次ページ
への移動用ボタンの押下処理に対応した処理・対象識別
子、32 第1の隠しテキストの表示処理に対応した処
理・対象識別子、33 第1の隠しテキストの隠蔽処理
に対応した処理・対象識別子、34 第2の隠しテキス
トの表示処理に対応した処理・対象識別子、35 第2
の隠しテキストの隠蔽処理に対応した処理・対象識別
子、36 教師による注釈の削除処理に対応した処理・
対象識別子、37 学生による注釈の削除処理に対応し
た処理・対象識別子、40 第1の隠しイメージ、41
第2の隠しイメージ、42 第1の隠しイメージの表
示処理に対応した処理・対象識別子、43 第1の隠し
イメージの隠蔽処理に対応した処理・対象識別子、44
第2の隠しイメージの表示処理に対応した処理・対象
識別子、45第2の隠しイメージの隠蔽処理に対応した
処理・対象識別子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/00 G06F 3/14 - 3/153 G06T 1/00 H04N 7/15

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数端末装置間でアプリケーション処理
    を共有するアプリケーション共有システムにおいて、上
    記端末装置は、 アプリケーションに対する情報入力を行なう入力手段
    と、 上記入力手段を通じて入力された情報の解析を行ない、
    アプリケーション処理とその処理対象を決定し、該処理
    と対象とを対応させ処理・対象識別子として生成する入
    力解析手段と、 上記処理・対象識別子を記憶しておく保持手段と、 当該システムを構成する複数の端末装置間で処理・対象
    識別子に関する通信を行なう情報通信手段と、 上記入力解析手段、あるいは上記情報通信手段を介して
    受信した情報に基づいて処理を行なうアプリケーション
    処理手段とを備え、 自端末装置上ではアプリケーション処理を起動するとと
    もに、情報通信手段を介して他の端末装置に対して処理
    ・対象識別子情報を伝送し、 処理・対象識別子を受信した端末装置においては、処理
    ・対象識別子に対応したアプリケーション処理と対象を
    決定してアプリケーション処理を実行することにより、
    複数の端末装置間でアプリケーション処理を共有するよ
    うにしたことを特徴とするアプリケーション共有システ
    ム。
  2. 【請求項2】 上記処理・対象識別子は、 静的データとして予め定義されるアプリケーション処理
    を表す識別子と、 生成される操作対象の生成順に付けられた識別番号とを
    備えて構成するようにしたことを特徴とする請求項1記
    載のアプリケーション共有システム。
  3. 【請求項3】 上記処理・対象識別子は、 静的データとして予め定義されるアプリケーション処理
    を表す識別子と、 生成される操作対象の種別を表す識別子と、 同一種別の操作対象の生成順に付けられた識別番号とを
    備えて構成するようにしたことを特徴とする請求項1記
    載のアプリケーション共有システム。
  4. 【請求項4】 上記処理・対象識別子を構成する識別番
    号フィールドは曖昧参照を可能としたことを特徴とする
    請求項3記載のアプリケーション共有システム。
  5. 【請求項5】 アプリケーション操作時に決定される操
    作対象を動的に生成するために必要な情報を決定する操
    作対象生成情報決定手段を備え、 上記操作対象を動的に生成した端末装置においては、ア
    プリケーション処理・対象識別子を決定して上記処理・
    対象識別子保持手段に登録するとともに、当該操作対象
    の生成に必要な情報を上記情報通信手段を通じて送信
    し、 当該操作対象の生成に必要な情報を受信した端末装置に
    おいては、該生成に必要な情報に基づいて当該操作対象
    を生成してアプリケーション処理・対象識別子を決定す
    るとともに、処理・対象識別子保持手段に登録するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載のアプリケーショ
    ン共有システム。
  6. 【請求項6】 アプリケーション操作時に動的に生成さ
    れる操作対象がある場合に上記処理・対象識別子は、 アプリケーション処理を表す識別子と、 生成される操作対象の生成順に付けられた識別番号と、 当該操作対象が動的に生成された操作対象であるか否か
    を表す識別子とを備えて構成するようにしたことを特徴
    とする請求項5記載のアプリケーション共有システム。
  7. 【請求項7】 アプリケーション操作時に動的に生成さ
    れる操作対象がある場合に上記処理・対象識別子は、 アプリケーション処理を表す識別子と、 生成される操作対象の生成順に付けられた識別番号と、 当該操作対象を生成した操作者の識別子とを備えて構成
    するようにしたことを特徴とする請求項5記載のアプリ
    ケーション共有システム。
  8. 【請求項8】 アプリケーション操作時に動的に操作対
    象を生成した端末装置において、当該操作対象の生成に
    必要な情報を他の端末装置に送付する際に、上記端末装
    置において生成した処理・対象識別子を当該操作対象の
    生成に必要な情報に包含または付加して受信端末装置に
    送付し、 受信端末装置においては受信した当該操作対象の生成情
    報に基づいて該操作対象を生成する際に、新たに処理・
    対象識別子を生成することなく、生成情報に包含または
    付加された処理・対象識別子を記憶するようにしたこと
    を特徴とする請求項5記載のアプリケーション共有シス
    テム。
  9. 【請求項9】 操作対象の生成に必要な情報を記憶して
    おく操作対象生成情報保持手段を備え、操作者端末装置
    から伝送された処理・対象識別子の受信端末装置におい
    て、 上記伝送された処理・識別子が処理・対象識別子保持手
    段において保持されていない場合に、処理・対象識別子
    を送信した端末装置に対し当該操作対象の生成に必要な
    情報を問合せ、送信端末装置から返送される当該操作対
    象の生成情報に基づいて操作対象を生成して処理・対象
    識別子保持手段に登録するとともに、先に受信された処
    理・対象識別子に対応したアプリケーション処理を実行
    するようにしたことを特徴とする請求項5記載のアプリ
    ケーション共有システム。
JP08026931A 1996-02-14 1996-02-14 アプリケーション共有システム Expired - Fee Related JP3087642B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08026931A JP3087642B2 (ja) 1996-02-14 1996-02-14 アプリケーション共有システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08026931A JP3087642B2 (ja) 1996-02-14 1996-02-14 アプリケーション共有システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09218831A JPH09218831A (ja) 1997-08-19
JP3087642B2 true JP3087642B2 (ja) 2000-09-11

Family

ID=12206916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08026931A Expired - Fee Related JP3087642B2 (ja) 1996-02-14 1996-02-14 アプリケーション共有システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3087642B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002288098A (ja) * 2001-03-23 2002-10-04 Hitachi Kokusai Electric Inc プレゼンテーションシステム方法とその装置
US8270293B2 (en) * 2005-12-02 2012-09-18 Panasonic Corporation Systems and methods for efficient electronic communication in a distributed routing environment
US8219658B2 (en) 2006-03-28 2012-07-10 Panasonic Corporation Network system
JP4023508B2 (ja) 2006-03-28 2007-12-19 松下電工株式会社 ネットワークシステム
JP5237875B2 (ja) * 2009-04-24 2013-07-17 株式会社朝日ネット 共有記事公開システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09218831A (ja) 1997-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7240094B2 (en) Method and system for synchronizing and serving multimedia in a distributed network
US7065553B1 (en) Presentation system with distributed object oriented multi-user domain and separate view and model objects
US6766333B1 (en) Method and apparatus for synchronizing a user interface element displayed on a client and a software application component executing on a web server
US6190178B1 (en) Remote education and apparatus via an internet
US6928464B2 (en) Systems and methods for unified remote control access
KR20020097239A (ko) 인터넷 상에서 대화형 설계 회의를 진행하는 방법 및 장치
JP2005527859A (ja) スキルベースのテストおよびトレーニングのための方法およびシステム
CN107562887B (zh) 一种用于辅助ppt备课的资源引用系统及方法
CN110379257B (zh) 一种多语言跨平台的在线代码对战系统和方法
US8117042B2 (en) Communication and interface support system
TWI771778B (zh) 多語言溝通系統及多語言溝通提供方法
JP3087642B2 (ja) アプリケーション共有システム
KR102157790B1 (ko) 캐릭터가 포함된 생방송 퀴즈쇼 플랫폼 운영 방법, 시스템 및 컴퓨터 프로그램
US20140006882A1 (en) Screen generation program, screen generation apparatus, and screen generation method
JP2001243165A (ja) 共有情報利用システム、方法及び記憶媒体
CN111766998B (zh) 数据交互方法、装置、电子设备及计算机可读存储介质
JP2023504956A (ja) 性能検出方法、装置、電子機器及びコンピュータ可読媒体
JP4087754B2 (ja) ウェブリソース再編成によるウェブ利用学習支援方法、ウェブリソース再構成装置、およびプログラム
JP2012248228A (ja) 負荷シミュレーション装置、シミュレーション装置、負荷シミュレーション方法、シミュレーション方法及びプログラム
JP2013254275A (ja) 回答生成装置、情報入出力装置及び質問応答システム
KR100768800B1 (ko) 인터넷을 이용한 한자 학습 시스템 및 그 방법
JP3995997B2 (ja) 教育システム
JP2003016088A (ja) 電子会議システム
JP7320809B1 (ja) Aiサーバ用インターフェースシステム、及び非認知スキルブラッシュアップシステム
KR20050051615A (ko) 클라이언트/서버 기반의 실시간 프로그래밍 언어실습시스템

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees