JP3087605U - 磁性微粒子を用いた燃料節約装置 - Google Patents

磁性微粒子を用いた燃料節約装置

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銘洲 林
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銘洲 林
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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 燃料分子に対する共振効果をより向上させ、
燃料を節約できると共に、馬力の増強や、カーボンの堆
積を減少させることのできる燃料節約装置を提供する。 【解決手段】 燃料節約装置は、複数の磁性微粒子20
を収容する収容室12が設けられた本体10と、本体の
両端内側に設置されるメッシュ状の網部材31と、本体
の両端外側に夫々設けられ収容室に連通する管状ジョイ
ント33とからなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は磁性微粒子を用いた燃料節約装置に関し、特に自動車のエンジンにお いて、燃料分子に対する共振効果をより向上させることにより、燃料をせつやく できると共に、馬力の増強や、カーボンの堆積を減少させることのできる燃料節 約装置に関するものである。
【0002】
【従来技術とその課題】
従来から、自動車に良好な省エネ機能を持たせると共に、馬力の増強や、不完 全燃焼によるカーボンの堆積の減少を図るために、ガソリンなどの燃料がエンジ ンに送られる前の燃料回路に、いわゆる「省エネ加速装置」を取り付ける技術が ある。例えば、公告第468726号には燃料管を通す貫通孔を有する中空の遠赤外線 セラミック管を有し、これを外管に挿入し、更にばねで取付けられたキャップを 該遠赤外線セラミック管の両端に係止するように外管の両端を封止して、ばねの 弾性により該遠赤外線セラミック管が車の振動による揺れを防止する「遠赤外線 省エネ加速装置」が掲示されている。
【0003】 前記「遠赤外線省エネ加速装置」は、遠赤外線セラミック管が有する遠赤外線 で前記燃料管に進入したガソリンなどの燃料を共振させて、その燃料分子を細か くすることによって、燃焼率を向上させ、カーボンの堆積を自然に減少させる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記「遠赤外線省エネ加速装置」は遠赤外線セラミック管の中 に燃料管が挿通されるので、遠赤外線セラミック管が発する遠赤外線は直接に燃 料分子に伝搬されるのではなく、燃料管を介してその中を通る燃料分子に間接的 に伝搬されるため、燃料分子に伝搬される共振機能を有する遠赤外線は燃料管に より低下し、燃焼率の向上に影響を与えてしまうと言う課題を有していた。
【0005】 本考案は上記の課題に鑑みて成されたものであり、燃料分子を直接に磁性微粒 子と接触させることによって共振の効率を高め、燃料分子をより微細化して馬力 の増強や、カーボンの堆積を減少させることのできる磁性微粒子を用いた燃料節 約装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、 複数の磁性微粒子を収容する収容室が設けられた本体と、本体の両端内側に設置 されるメッシュ状の網部材と、本体の両端外側に夫々設けられ前記収容室に連通 する管状ジョイントとからなることを特徴とする磁性微粒子を用いた燃料節約装 置である。
【0007】 以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。 図1は本考案に係る燃料節約装置を示す分解斜視図であり、図2は本考案に係る 燃料節約装置を示す斜視図であり、図3は本考案に係る燃料節約装置の一部を示 す断面図である。
【0008】
【考案の好適な実施の形態】
以下、本考案に係わる磁性微粒子を用いた燃料節約装置を、図面を参照して説 明する。図1乃至図3に示すように、本考案の燃料節約装置は、管状の本体(10 )と、メッシュ状の網部材(31)と、蓋部(30)と、中空の管状ジョイント(33 )とを有し、本体(10)内に複数の磁性微粒子(20)を収容する収容室(12)が 設けられている。又、前記磁性微粒子(20)は微細な粒状の磁性体、或いは球状 であってもよい。
【0009】 又、前記メッシュ状の網部材(31)は網目が前記磁性微粒子(20)より小径で あると共に、前記本体(10)の両端にそれぞれ設けられ、前記磁性微粒子(20) が収容される収容室(12)を封止して、磁性微粒子が燃料と共に流れ出るのを防 止するものである。前記蓋部(30)は、その外端面の中央に前記中空の管状ジョ イント(33)が挿着され、網部材(31)を挟んで溶接により本体(10)の両端側 を夫々封止し、更に研磨することによって溶接の痕跡を除去する。本考案は、こ のように組立てられた燃料節約装置を前記管状ジョイント(33)でエンジンに送 られる前の燃料回路に取付けて使用する。
【0010】 次に、本考案の燃料節約装置の動作を説明する。燃料が本体(10)の一側の管 状ジョイント(33)から網部材(31)を通って収容室(12)に流れ込むと、燃料 の流体圧力により燃料分子が磁性微粒子(20)とぶつかりあい、熱エネルギが発 生して燃料分子を活性化させることで燃料分子が小さくなり、表面張力が大きく なるので、他端側の管状ジョイント(33)を通ってエンジンに入ると、完全に燃 焼でき、馬力及びトルクが増強されると共に、不完全燃焼によるカーボンの堆積 も減少してエンジンの使用寿命を延長させることができる。
【0011】
【考案の効果】
本考案は、本体(10)に磁性微粒子(20)を収容し、燃料分子と磁性微粒子( 20)とを直接に接触させて、それらが互いにぶつかりあって発生する共振エネル ギが他の媒体を介して伝搬するのではなく、その共振は完全に燃料分子によって 吸収されるので、燃料分子が細かくなって燃焼率をより向上させることができる 。又、考案者らの実験により、以下の効果を奏することが分かった。 エンジンの馬力とトルクを20%以上向上させ、黒煙を減少させる。 燃料を20%以上節約できる。 排気を60%以上浄化できる。 燃料の予熱に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る燃料節約装置の構成を示す分解斜
視図である。
【図2】本考案に係る燃料節約装置の全体を示す斜視図
である。
【図3】本考案に係る燃料節約装置の一部を示す断面図
である。
【符号の説明】
10 本体 12 収容室 20 磁性微粒子 30 蓋部 31 網部材 33 管状ジョイント

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の磁性微粒子を収容する収容室が設
    けられた本体と、本体の両端内側に設置されるメッシュ
    状の網部材と、本体の両端外側に夫々設けられ前記収容
    室に連通する管状ジョイントとからなることを特徴とす
    る磁性微粒子を用いた燃料節約装置。
  2. 【請求項2】 前記本体は管状を呈し、その両端にそれ
    ぞれ蓋部が溶接され、該蓋部の外側中央に中空の管状ジ
    ョイントが挿着されると共に、内側に網部材が溶接され
    ることを特徴とする請求項1に記載の磁性微粒子を用い
    た燃料節約装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2007015295A1 (ja) * 2005-08-03 2009-02-19 健二 藤井 燃焼効率改善装置

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