JP3087256U - 衣料掛け - Google Patents

衣料掛け

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JP3087256U
JP3087256U JP2002000095U JP2002000095U JP3087256U JP 3087256 U JP3087256 U JP 3087256U JP 2002000095 U JP2002000095 U JP 2002000095U JP 2002000095 U JP2002000095 U JP 2002000095U JP 3087256 U JP3087256 U JP 3087256U
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support rod
rod
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登 三ツ口
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三富工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一対の脚部を支持する支持杆を、その両端部
を該脚部の下面に当接させ、該支持杆の取付け位置を下
げることにより、支持杆を跨ぐように収納具を設置する
ことができる。 【解決手段】 キャスター等の移動手段12を夫々有
し、左右方向に所定間隔離間して位置する一対の脚部1
4,62と、前記夫々の脚部14,62に立設配置した支
柱26,26と、これら支柱26,26の間に架設される
掛止杆52とからなる衣料掛けにおいて、前記一対の脚
部14,62を連結する支持杆16,40,64,78の両
端部を、該脚部14,62の下面に位置させるよう架設
することで、別途設けられるチェスト等の収納具35
が、前記支持杆16,40,64,78を跨ぐ状態で配置
されるよう構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、衣料掛けに関し、更に詳細には、脚部に移動手段を備えた門型に 成形される衣料掛けにおいて、該脚部の下面に支持杆を架設するよう構成した衣 料掛けに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば一般家庭内で衣料等を掛止するために使用されるものとして、移動可能 に構成された門型の衣料掛けがある。この衣料掛けとしては、その用途や設置場 所等に適合するよう様々なタイプのものが提案されているが、一般的には所定間 隔離間して並列配置された脚部と、該脚部の上面から立設されるスチールパイプ 等の支柱と、該支柱に対して内挿される支柱部および該支柱部の上端部位に架設 される掛止杆とによって所謂門型に成形された衣料掛止部からなっている。この 衣料掛止部は、衣料の長さに応じて高さ調節できるようになっており、前記脚部 に配設されたキャスター等の移動手段を介して設置場所を適宜変更できるように なっている。
【0003】 また前述した衣料掛けには、複数の収納棚が上下方向に重ねられたチェストを 付属品として一体的に配設したタイプがある。このチェストは、前記衣料の他に 身の回り品である小物等を収容するために付属されたものであり、該衣料等の収 容量を通常の衣料掛けよりも多くできることによって利便性を向上させるように なっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記衣料掛けでは、前述した如く、チェストを一体的に配設することにより収 納量を増やすことは可能となる。しかるに家庭用として普及している衣料用衣料 掛けの多くはその材質がスチールであり、またこれに付属されるチェストは、合 成樹脂の成型品である場合が殆どである。このため衣料掛けを製造するメーカー において合成樹脂のチェストを組付け製造するには、該チェストを同メーカー内 で製造してアセンブルするかあるいは社外で製造したチェストを同メーカー内で アセンブルすることになるが、何れにしても製造コストを上昇させる難点がある 。またメーカーでセット販売される当該衣料掛けには、所謂定型サイズのチェス トが付属されるが、これが必ずしも各購入者の使用に適合したサイズのチェスト であるとは云えず、場合によっては使い勝手を損なうことにもなる。
【0005】
【考案の目的】
この考案は、前述した従来技術に内在している解決課題に鑑み、これを好適に 解決するべく提案されたものであって、一対の脚部を支持する支持杆を、その両 端部を該脚部の下面に当接させ、該支持杆の取付け位置を下げることにより、支 持杆を跨ぐように収納具を設置することができるよう構成した衣料掛けを提供す ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決し、所期の目的を好適に達成するため本考案に係る衣料掛 けは、キャスター等の移動手段を夫々有し、左右方向に所定間隔離間して位置す る一対の脚部と、前記夫々の脚部に立設配置した支柱と、これら支柱の間に架設 される掛止杆とからなる衣料掛けにおいて、 前記一対の脚部を連結する支持杆の両端部を、該脚部の下面に位置させるよう 架設することで、 別途設けられるチェスト等の収納具が、前記支持杆を跨ぐ状態で配置されるよ う構成したことを特徴とする。
【0007】 また前述した課題を解決し、所期の目的を好適に達成するため別の考案に係る 衣料掛けは、キャスター等の移動手段を夫々有し、左右方向に所定間隔離間して 位置する一対の脚部と、前記夫々の脚部に立設配置した支柱と、これら支柱の間 に架設される掛止杆とからなる衣料掛けにおいて、 前記一対の脚部を連結する支持杆の両端部を、該脚部の背面側端部に位置させ るよう架設することで、 別途設けられるチェスト等の収納具が、前記支持杆に干渉しない状態で配設さ れるよう構成したことを特徴とする。
【0008】
【考案の実施の形態】
次に、本考案に係る衣料掛けにつき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照 しながら以下説明する。なお以下において左右方向とは、並列状態に配設された 脚部が相互に離間する方向に沿った方向であり、また前後方向とは該脚部が延在 する方向に沿った方向を示すものとする。
【0009】
【第1実施例】 図5は、本考案に係る衣料掛け10の第1実施例を示すものであって、移動手 段であるキャスタ12を延在方向の両端部に配設した一対の脚部14,14を連 結する支持杆16が、その両端部を該脚部14の下面に当接する状態で架設配置 されている。この支持杆16の延在方向両端部には、図6に示すように、第1取 付部材18が配設されている。すなわちこの第1取付部材18は、上方に開口す るよう断面がコ字状に折曲成形されたものであって、その左右方向に対向するよ う折曲された幅狭の第1折曲片20,20が、脚部14,14の配置方向に整列す るように取付けられている。また第1取付部材18の中央部には、所要径の第1 挿通孔22が開設されると共に、支持杆16には、該第1挿通孔22の軸心と整 列させた位置に、別の挿通孔(図示せず)が開設されている。更に脚部14,14 の所定位置には、図に示す如く、挿通孔24が開設されている。
【0010】 また脚部14,14に立設される支柱26の下端部には、図6に示す如く、第 1取付部材18と同一の寸法で断面がコ字状に折曲成形された第2取付部材28 が配設されている。この第2取付部材28は、第1取付部材18と対向するよう に開口部が下方を向いており、その左右方向に対向するよう折曲された幅狭の第 2折曲片30,30が、脚部14,14の配置方向に整列するように取付けられて いる。またこの第2折曲片30,30の中央部には、第1挿通孔22と同径の第 2挿通孔32が開設されると共に、支柱26の内部には支持体34が内挿されて いる。この支持体34は、例えば断面が台形となるよう成形された円板状の板材 であって、その中心部に前記第1挿通孔22および挿通孔24と同径に寸法設定 された係合孔36が開設されている。係合孔36の内側面はねじ切り加工されて おり、後述するボルト38の雄ネジが螺合するようになっている。なお支柱26 には、図に示す如く、衣料掛止部50が各上部から挿通配置されている。衣料掛 止部50は上端部に掛止杆52が水平方向に架設されており、この掛止杆52に 図示しないハンガーを介して衣料等が掛止される。
【0011】 脚部14,14に対して前記支持杆16を配設する際には、図6に示すように 、第1取付部材18における第1挿通孔22の軸心を、該脚部14,14の挿通 孔24の軸心に整列させた状態で該第1取付部材18を脚部14,14の下面か ら当接させる。これによって、第1折曲片20,20が脚部14,14の左右両側 面に当接した状態で係合するようになっている。また支柱26は、第2取付部材 28における第2挿通孔32の軸心を脚部14,14の挿通孔24の軸心に整列 させた状態で、該第2取付部材28を脚部14,14の上面から当接させる。こ れによって、第2折曲片30,30が脚部14,14の左右両側面に当接した状態 で係合するようになっている。なお第1折曲片20,20および第2折曲片30, 30の幅は、脚部14,14における側面部の高さ寸法よりも十分に短くなるよ う設定されている。従って第1取付部材18および第2取付部材28を脚部14 ,14に取付けた際には、これらが上下方向に対して相互に干渉しないようにな っている。
【0012】 この状態において、図6に示す如く、締着部材である前記ボルト38が支持杆 16および支柱26に挿通される。すなわち該ボルト38は、支持杆16から支 柱26の内部に到るに必要十分な長さの部材であって、支持杆16の下面側から 、図示しない別の挿通孔および第1取付部材18の第1挿通孔22を介して脚部 14,14の挿通孔24に至り、第2取付部材28の第2挿通孔32を通して前 記支持体34の係合孔36に螺合させる。そしてボルト38を適宜位置まで螺入 させることにより、図7に示すように、第1取付部材18および第2取付部材2 8で脚部14,14を挟持した状態で支持杆16と支柱26が支持固定される。 このように支持杆16が配設された衣料掛け10に、収納具としてのチェスト3 5が後述する如く配置される。すなわちこのチェスト35は、図1に示す如く、 例えば上下方向に3段の収納棚37が積層されると共に、脚部14,14に配設 されたものと同一直径のキャスタ39が下端面に配設されたものであって、該キ ャスタ39を介して適宜移動できるようになっている。
【0013】 図8は、前述した第1実施例の衣料掛け10において、各支柱26が左右方向 に沿って所定範囲だけ移動し得るよう構成したものであって、脚部14,14の 下面側に配設される支持杆40が、衣料掛け10の左右方向に沿って所定範囲で 伸縮し得るよう構成されている。すなわちこの支持杆40は、例えば前記支持杆 16の内径と同一寸法に成形された左半体杆42と、該左半体杆42の内径寸法 と一致するよう外形寸法が設定された右半体杆44とから構成されており、この 右半体杆44が左半体杆42に対して摺動可能に内挿されている。
【0014】 また左半体杆42が衣料掛け10の中心部に位置する開放端部には、図に示す ように、固定ネジ46を設けた固定具48が配設されており、所定位置まで右半 体杆44を延出した後に該固定ネジ46を介して該右半体杆44を支持固定する よう構成されている。また前記衣料掛止部50を構成する掛止杆52が左半体部 54と右半体部56とで構成されている。左半体部54の開放端部には、固定ネ ジ58を設けた別の固定具60が配設されており、支持杆40と同期して右半体 部56を相対的に所定位置まで延出した後に、該固定ネジ58を介して右半体部 56を支持固定するよう構成されている。
【0015】 図9は、第1実施例の衣料掛け10において、脚部等の断面形状を変更したも のである。すなわちこの衣料掛け10では、その左右方向に並列配置される脚部 62,62が断面円形状に成型されており、その前後方向の両端部近傍には、第 1実施例と同様にキャスタ12が配設されている。また脚部62,62の下面側 に配設される支持杆64は断面円形状に成形されており、その両端部を該脚部6 2,62の下面に当接する状態で架設配置されている。この支持杆64の延在方 向両端部には、図10に示すように、第1取付部材66が配設されている。すな わちこの場合の第1取付部材66は、上方に開口するよう断面が半円弧状に湾曲 成形されたものであって、その湾曲面が脚部62,62の延在方向に整列するよ うに取付けられている。また第1取付部材66の湾曲面における下端部中央には 、所要径の第1挿通孔68が開設されると共に、支持杆64には、該第1挿通孔 68の軸心と整列させた位置に、別の挿通孔(図示せず)が開設されている。更に 脚部62,62の所定位置には、図に示す如く、挿通孔70が開設されている。
【0016】 また前述したものと同一の構成に係る支柱26の下端部には、図10に示す如 く、前記第1取付部材66と同一の寸法で、断面が半円弧状に湾曲成形された第 2取付部材74が配設されている。この第2取付部材74は、第1取付部材66 と対向するように開口部が下方を向いており、その湾曲面が脚部62,62の延 在方向に整列するように取付けられている。また第2取付部材74の湾曲面にお ける上端部中央には、前記第1挿通孔68と同径の第2挿通孔76が開設される と共に、支柱26の内部には、前記と同様の支持体34が内挿されている。そし てこの支持体34の中心部に開設された前記係合孔36にボルト38の雄ネジが 螺合するようになっている。
【0017】 脚部62,62に対して前記支持杆64を配設する際には、図10に示すよう に、第1取付部材66における第1挿通孔68の軸心を、該脚部62,62の挿 通孔70の軸心に整列させた状態で該第1取付部材66を脚部62,62の下面 から当接させる。これによって、第1取付部材66の湾曲面が脚部62,62の 下半面部に当接した状態で係合するようになっている。また支柱26は、第2取 付部材74における第2挿通孔76の軸心を脚部62,62の挿通孔70の軸心 に整列させた状態で、該第2取付部材74を脚部62,62の上面から当接させ る。これによって、第2取付部材28の湾曲面が脚部62,62の上半面部に当 接した状態で係合するようになっている。なお、第1取付部材66および第2取 付部材74の曲率は、脚部62,62の直径と一致するよう設定されている。従 って、第1取付部材66および第2取付部材74を脚部62,62に取付けた際 には、これらが該脚部62,62の外側面に密着状態で当接するようになってい る。
【0018】 この状態において、図10に示す如く、締着部材である前記ボルト38が支持 杆64および支柱26に挿通される。挿通されたボルト38は、前記と同様に、 支持杆64の下面側から図示しない別の挿通孔および第1取付部材66の第1挿 通孔68を介して脚部62,62の挿通孔70に至り、第2取付部材74の第2 挿通孔76を通して前記支持体34の係合孔36に螺合させる。そしてボルト3 8を適宜位置まで螺入させることにより、図9に示すように、第1取付部材66 および第2取付部材74で脚部62,62を挟持した状態で、支持杆64と支柱 26が支持固定される。
【0019】 図11は、脚部等の断面形状を円形状に変更した第1実施例の衣料掛け10の 別例である。すなわちこの衣料掛け10は、各支柱26が左右方向に沿って所定 範囲だけ移動し得るよう構成されたものであって、脚部62,62の下面側に配 設される支持杆78が、衣料掛け10の左右方向に沿って所定範囲で伸縮し得る よう構成されている。すなわちこの支持杆78は、例えば前記支持杆64の内径 と同一寸法に成形された左半体杆80と、該左半体杆80の内径寸法と一致する よう外形寸法が設定された右半体杆82とから構成されており、この右半体杆8 2が左半体杆80に対して摺動可能に内挿されている。
【0020】 また左半体杆80が衣料掛け10の中心部に位置する開放端部には、図に示す ように、固定ネジ84を設けた固定具86が配設されており、所定位置まで右半 体杆82を延出した後に、該固定ネジ84を介して右半体杆82を支持固定する よう構成されている。なおこの場合に配設される衣料掛止部50は、図8に示し たものと同様に、掛止杆52が左半体部54と右半体部56とで構成されている 。左半体部54の開放端部には、固定ネジ58を設けた別の固定具60が配設さ れており、支持杆78と同期して右半体部56を相対的に所定位置まで延出した 後に、該固定ネジ58を介して右半体部56を支持固定する構成するようになっ ている。
【0021】
【第1実施例の作用】 次に、前述した第1実施例に係る衣料掛けの作用につき説明する。なお使用に 際しての形態は、図5に示した衣料掛け10および各別例は何れも同一である。 このため作用としては、図5に示す衣料掛け10に関してのみ述べることとする 。当該衣料掛け10では、前記支持杆16を脚部14の下面側に配設したことに より、該支持杆16の取付位置が衣料掛け10の設置箇所である床面等に近接す ることとなる。そしてこの状態にある当該衣料掛け10に対しては前記チェスト 35が配設される。すなわちチェスト35は、図1および図2に示す如く、前記 支持杆16を跨ぐようにして衣料掛け10に配置される。この場合、該チェスト 35に配設されたキャスタ39が、衣料掛け10に配設されたキャスタ12と同 一寸法となっている。このためチェスト35は、その前後に配設されたキャスタ 39で支持杆16を跨ぐように配設した場合には、該チェスト35の底面部が、 脚部14の下端面に架設された支持杆16と干渉することなく、その上面に僅か の間隙を設けた状態で配置される。
【0022】
【第2実施例】 図3は、本考案に係る衣料掛け10の第2実施例を示すものであって、支柱2 6が立設配置される脚部88の背面側端部に支持杆90が一体的に架設されてい る。この支持杆90は、脚部88と同様に断面矩形状に成形された部材であって 、その両端部が、該脚部88が相互に対向する内側面に溶着されるか、あるいは ボルト等の締着部材(図示せず)を介して支持固定されている。これにより、後述 する如く、該支持杆90に干渉しない状態で前記チェスト35を配置し得るよう になっている。なお支柱26には、第1実施例のハンガー10と同様に、衣料掛 止部50が各上部から挿通配置されている。衣料掛止部50は上端部に掛止杆5 2が水平方向に架設されており、この掛止杆52に図示しないハンガーを介して 衣料等が掛止される。
【0023】
【第2実施例の作用】 次に、前述した第2実施例に係る衣料掛けの作用につき説明する。この衣料掛 け10では、前記支持杆90が脚部88の背面側端部に配設されている。そして 前記チェスト35を配設する場合には、左右一対の脚部88および該支持杆90 で囲繞される領域に対して、衣料掛け10の正面側から移動させる。これにより 、図4に示す如く、チェスト35が衣料掛け10に配置されることになる。なお この場合には、第1実施例のようにチェスト35のキャスタ12が支持杆90を 跨ぐ必要がないので、衣料掛け10に対して速やかに設置することが可能である 。
【0024】 図12は、前述した第2実施例の衣料掛け10において、各支柱26が左右方 向に沿って所定範囲だけ移動し得るよう構成したものであって、脚部88の下面 側に配設される支持杆92が、衣料掛け10の左右方向に沿って所定範囲で伸縮 し得るよう構成されている。すなわちこの支持杆92は、例えば前記支持杆90 の内径と同一寸法に成形された左半体杆94と、該左半体杆94の内径寸法と一 致するよう外形寸法が設定された右半体杆96とから構成されており、この右半 体杆96が左半体杆94に対して摺動可能に内挿されている。
【0025】 また左半体杆94が衣料掛け10の中心部に位置する開放端部には、第1実施 例と同様に、固定ネジ98を設けた固定具100が配設されており、所定位置ま で右半体杆96を延出した後に該固定ネジ98を介して該右半体杆96を支持固 定するよう構成されている。また支柱26に配設される衣料掛止部50は、図8 および図11に示したものと同様に、掛止杆52が左半体部54と右半体部56 とで構成されている。左半体部54の開放端部には、固定ネジ58を設けた別の 固定具60が配設されており、支持杆92と同期して該掛止杆52の右半体部5 6を相対的に所定位置まで延出した後に、固定ネジ58を介して該右半体部56 を支持固定する構成は同一である。なおこの第2実施例における支持杆90,9 2の断面形状は、第1実施例と同様に断面円形状やその他の形状であってもよい 。
【0026】
【考案の効果】
以上説明した如く、本考案に係る衣料掛けによれば、一対の脚部を連結する支 持杆が、その両端部が該脚部の下面に当接するよう架設されている。このためチ ェスト等の別の収納具を、該支持杆を跨ぐ状態で衣料掛けに配設することができ る。従って衣料掛けのメーカーとしては、該衣料掛けとは別の材質で形成された 収納具をセット販売する際にも、他メーカーで製造された収納具を組付ければよ いため、製造コストを低廉とすることが可能となる。しかも収納具は、所謂後付 けであるので、購入者が使用に適合したサイズの収納具を適宜選択してセットす ることも可能となり、使い勝手を良好にできる利点もある。また支持杆を脚部の 背面側端部に配設した衣料掛けでは、前記と同様に、収納具が支持杆と干渉しな いため、該収納具を適宜組合わせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る衣料掛けに収納具をセットし
た状態を示す全体斜視図である。
【図2】第1実施例に係る衣料掛けに収納具をセットし
た状態で示す要部縦断側面図である。
【図3】第2実施例に係る衣料掛けを示す全体斜視図で
ある。
【図4】第2実施例に係る衣料掛けに収納具をセットし
た状態を示す全体斜視図である。
【図5】本考案の第1実施例に係る衣料掛けを示す全体
斜視図である。
【図6】第1実施例に係る衣料掛けにおいて、脚部に支
持杆を取付ける状態を示す要部斜視図である。
【図7】第1実施例に係る衣料掛けにおいて、脚部に支
持杆を取付けた状態を示す要部縦断正面図である。
【図8】第1実施例に係る衣料掛けにおいて、衣料掛け
が左右方向に沿って伸縮移動可能に構成された別例を示
す全体斜視図である。
【図9】第1実施例に係る衣料掛けにおいて、支持杆お
よび脚部の断面形状が円形に成形された別例を示す全体
斜視図である。
【図10】支持杆および脚部の断面形状が円形に成形さ
れた第1実施例の衣料掛けにおいて、脚部に支持杆を取
付ける状態を示す要部斜視図である。
【図11】支持杆および脚部の断面形状が円形に成形さ
れた第1実施例の衣料掛けにおいて、衣料掛けが左右方
向に沿って伸縮移動可能に構成された別例を示す全体斜
視図である。
【図12】第2実施例に係る衣料掛けにおいて、衣料掛
けが左右方向に沿って伸縮移動可能に構成された別例を
示す全体斜視図である。
【符号の説明】
12 キャスタ 14 脚部 16 支持杆 26 支柱 35 チェスト(収納具) 40 支持杆 52 掛止杆 62 脚部 64 支持杆 78 支持杆 88 脚部 90 支持杆 92 支持杆

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャスター等の移動手段(12)を夫々有
    し、左右方向に所定間隔離間して位置する一対の脚部(1
    4,62)と、前記夫々の脚部(14,62)に立設配置した支柱(2
    6,26)と、これら支柱(26,26)の間に架設される掛止杆(5
    2)とからなる衣料掛けにおいて、 前記一対の脚部(14,62)を連結する支持杆(16,40,64,78)
    の両端部を、該脚部(14,62)の下面に位置させるよう架
    設することで、 別途設けられるチェスト等の収納具(35)が、前記支持杆
    (16,40,64,78)を跨ぐ状態で配置されるよう構成したこ
    とを特徴とする衣料掛け。
  2. 【請求項2】 キャスター等の移動手段(12)を夫々有
    し、左右方向に所定間隔離間して位置する一対の脚部(8
    8)と、前記夫々の脚部(88)に立設配置した支柱(26,26)
    と、これら支柱(26,26)の間に架設される掛止杆(52)と
    からなる衣料掛けにおいて、 前記一対の脚部(88)を連結する支持杆(90,92)の両端部
    を、該脚部(88)の背面側端部に位置させるよう架設する
    ことで、 別途設けられるチェスト等の収納具(35)が、前記支持杆
    (90,92)に干渉しない状態で配設されるよう構成したこ
    とを特徴とする衣料掛け。
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