JP3086166U - ゴムチップ舗装構造 - Google Patents

ゴムチップ舗装構造

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宣詔 佐藤
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株式会社シティプロジェクト
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Abstract

(57)【要約】 【課題】廃タイヤチップを利用したゴムチップ舗装にお
いて利用した廃タイヤチップのリサイクル率を向上させ
る。 【解決手段】廃タイヤチップをバインダーで固めて敷き
均して下層2を形成し、下層2上に廃タイヤチップとカ
ラーゴムチップを適当に混合してバインダーで固めて敷
き均して上層3を形成したゴムチップ舗装構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、廃タイヤチップを利用したゴムチップ舗装構造に関するものであ り、更に利用した廃タイヤチップのリサイクル率を高めるようにしたゴムチップ 舗装構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来廃タイヤチップを利用したゴムチップ舗装としては、工場で廃タイヤチッ プをマット状加工して、これを舗装面に貼り付ける方法、廃タイヤチップをコン クリート或はアスファルト舗装の上に廃タイヤチップを敷き均してから塗料又は 顔料で着色する方法、或はコンクリート或はアスファルト舗装上にカラーゴムチ ップ或はカラーゴムチップと廃タイヤチップを混合して敷き均す方法が採用され ていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、これらの方法においては、マット状に加工してあるため、塗料又は顔 料で着色してあるため、或はカラーゴムチップと混合してあるため等の理由で、 利用した廃タイヤチップのリサイクル率が非常に低い等の欠点がある。
【0004】 また、廃タイヤチップを塗料又は顔料で着色する方法においては、経時変化や 歩行による摩耗で着色が剥げて黒くなったり、ムラになったりして非常に見苦し くなる等の欠点がある。
【0005】 更に、コンクリートのアスファルト舗装上にカラーチップを敷き均す方法にお いては、舗装コストが割高となる等の欠点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、この考案は上記実情に鑑み、廃タイヤチップをバインダーで固めて敷 き均して下層を形成し、該下層上に廃タイヤチップとカラーゴムチップを適当に 混合してバインダーで固めて敷き均して上層を形成したゴムチップ舗装構造を提 案するものである。
【0007】 なお、この考案においてバインダーとしてはウレタン樹脂系又はエポキシ樹脂 系のバインダーを使用することができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
この考案ではゴムチップ舗装構造を下層、上層の2層に分けて下層では廃タイヤ チップだけで施工し、上層では廃タイヤチップとカラーチップの混合層で構成す る。
【0009】 この考案に係るゴムチップ舗装構造に掛かる荷重は下層の厚みで調整し、また 上層はエンドユーザーの希望する耐用年数等によりその厚みを調整する。
【0010】 したがって、この考案では廃タイヤチップだけで構成する下層を厚く、廃タイ ヤチップにカラーゴムチップを混合して構成する上層を薄くすることができるた め、施工コストを低くすることができる。
【0011】 また、この考案では下層を廃タイヤチップだけで構成するため、廃タイヤチッ プのリサイクル率を大幅に高めることができる。
【0012】 なお、従来では路床にコンクリート或はアスファルト施工を行ってから、ゴム チップ舗装を行っていたが、この考案に係るゴムチップ舗装では廃タイヤチップ を固め敷き均して形成した下層と廃タイヤチップとカラーゴムチップを混合して 固め敷き均して形成した上層の2層から構成するため、路盤、路床工事にコンク リート、アスファルト施工を行わず、砕石・砂層を使用してその上に直接施工す ることができる。
【0013】 したがって、この考案では従来のコンクリート、アスファルト施工を省略でき るため、ゴムチップ舗装の工程を簡素化することができる。
【0014】 また、砕石・砂層上にゴムチップ舗装を行うことができるため、ゴムチップ舗 装の透水性を高めることができる。
【0015】 勿論従来のように路床にコンクリート乃至アスファルト施工後にこの考案に係 るゴムチップ舗装を行うようにしてもよい。
【0016】
【実施例】
以下、この考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明すると、1は砕石・砂層 、2は砕石・砂層1上に廃タイヤチップをウレタン樹脂系バインダーで固めて敷 き均して形成した下層、3は下層2上に廃タイヤチップとカラーゴムチップ(バ ージンチップ)を67:33の割合で混合し、ウレタン樹脂系バインダーで固めて敷 き均して形成した上層である。
【0017】 なお、この実施例では舗装面に掛かる荷重を調整するために上層3に比べて下 層2を厚くして歩行性、更には吸音性を良好にしている。
【0018】 以上のような構成において、この考案では下層2を廃タイヤチップのみで構成 しているため、廃タイヤチップのリサイクル率を80〜85%にすることができる。
【0019】 また、この考案では上層3はカラーゴムチップと廃タイヤチップを適当に配合 して自然景観にマッチした落ち着いた色合いを出しており、したがって褪色や摩 耗によって色が剥げ落ちることがない。
【0020】 更に、この実施例では砕石・砂層1上に直接下層2、上層3を施工するため、 透水性の良好な道路舗装が可能となる。
【0021】
【考案の効果】
以上要するに、この発明によれば従来廃棄処分に苦慮していた廃タイヤを利用 して安価に、かつ耐久性、歩行性、バリアフリーな道路、歩道の塗装を可能とし 、更に2重構造として下層を廃タイヤチップのみで構成することにより、廃タイ ヤチップのリサイクル率を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す成形状態の斜視図
【符号の説明】
1は砕石・砂層 2は下層 3は上層

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】廃タイヤチップをバインダーで固めて敷き
    均して下層を形成し、該下層上に廃タイヤチップとカラ
    ーゴムチップを適当に混合してバインダーで固めて敷き
    均して上層を形成したことを特徴とするゴムチップ舗装
    構造。
  2. 【請求項2】砕石・砂層上に直接施工する請求項1記載の
    ゴムチップ舗装構造。
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