JP3085849U - メッキ装置におけるクランプ式のワークハンガー - Google Patents

メッキ装置におけるクランプ式のワークハンガー

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JP3085849U JP2001007238U JP2001007238U JP3085849U JP 3085849 U JP3085849 U JP 3085849U JP 2001007238 U JP2001007238 U JP 2001007238U JP 2001007238 U JP2001007238 U JP 2001007238U JP 3085849 U JP3085849 U JP 3085849U
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正次 長倉
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丸仲工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 陰極バーからワークへの導電効率を高めるよ
うにし、且つメッキ液中に入れられる部分をワークとの
接点を除いて確実に絶縁して確実な通電を行えるワーク
ハンガーを提供する。 【解決手段】 陰極バーBに支持される支持部材2と、
分配板3と、挟持用クランプ4とで構成され、前記挟持
用クランプは、固定接点7を持つ固定側挟持杆5と、可
動接点8を持つ可動側挟持杆6とを備え、この可動側挟
持杆の上部側と前記分配板とを導電線15を介して導電
的に接続した。更に、前記各接点7,8を凸起部12の
頂部面にて形成し、凸起部を除いて前記各挟持杆5,6
の下部側を非導電性層13で被覆し、前記凸起部の周壁
をゴム製の管部材で被覆し、この管部材に延設部を形成
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、メッキ装置におけるクランプ式のワークハンガーに係るものであり 、特に陰極バーからワークへの導電効率を高めると共に、ワークをクランプする 接点部の接触不良を防止して確実な通電を行えるようにしたワークハンガーに関 する。
【0002】
【従来の技術】
メッキ装置において用いられるワークハンガーは、メッキ処理される略平板状 のワーク(W)を支持し、電流を陰極バーから前記ワークへ通電するものである 。このワークハンガーとして、本出願人は従来から、前記陰極バーに横移動自在 に支持される支持機能と該陰極バーに導電的に接続される接触機能とを併せ持つ 支持部材と、この支持部材の下端部に該支持部材と一体的に構成されるか又は前 記支持部材の下端部に導電的に接続されるように面接触状態に固着され、前記ワ ークの横長辺の方向に沿って延ばされた分配板と、この分配板にそれぞれ取付け られ、前記ワークの上部を懸垂状態に挟持する複数の挟持用クランプとから構成 したものを用いている。
【0003】 前記挟持用クランプとして、本出願人は従来から、上部側を前記分配板に導電 的に接続されるように面接触状態に固着され下部側に固定接点を持つ固定側挟持 杆と、この固定側挟持杆の略中間部に枢軸を介してその略中間部を取付けられた 可動側挟持杆とを備え、この可動側挟持杆の下部側に前記固定接点と対向する可 動接点を設け、この可動接点を前記固定接点に対して圧接されるように前記枢軸 を支点として前記可動側挟持杆の上部側を前記固定側挟持杆の上部側に対してコ イルバネを介して弾設して、構成したものを用いている。
【0004】 本出願人がすでに実施している前述したクランプ式のワークハンガーは、図5 に示すように、ワークWと共にメッキ液A中に入れられる挟持杆(図5において は前記固定側挟持杆5のみを示した。)の下端側を接点部を除いて塩化ビニル樹 脂等の非導電性層にて被覆し、前記接点部の頂部にある接点(図5においては前 記固定接点7のみを示した。)を前記非導電性層13からわずかに突出させるか 、又は前記非導電性層13の表面とほぼ同じ高さに形成している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたクランプ式のワークハンガーは、陰極バーからクランプを 経てワークへ電流を通電する場合、陰極バーから導電性部材(支持部材や分配板 )の面接触部を経由して通電された電流は、前記導電性部材に面接触状態に固着 されたクランプの一方の挟持杆(前記固定側挟持杆)を介してワークへ主に通電 され、クランプの他方の挟持杆(前記可動側挟持杆)からはワークへ余り通電さ れず、全体としてクランプからワークへの導電効率が劣るものであった。このよ うな実情に鑑み、本考案の第一の課題は陰極バーからワークへの導電効率を高め るようにしたクランプ式のワークハンガーを提供することである。
【0006】 また、従来の技術で述べたクランプ式のワークハンガーは、ワークと共にメッ キ液中に入れられる各挟持杆の下端側を接点部を除いて塩化ビニル樹脂等の非導 電性層にて被覆し、前記接点部の頂部にある接点を前記非導電性層からわずかに 突出させるか、又は前記非導電性層の表面とほぼ同じ高さに形成している。この ため、図5に示したように、前記非導電性層13からわずかに突出された接点部 によって前記ワークW面と前記非導電性層13との間に隙間が生じ、この隙間か ら絶縁されていない接点部の周囲はもとよりワーク面に圧接された接点7にもメ ッキ液が浸入し、接点部に貝殻形状のメッキ塊Pが生成され付着される。接点部 に付着された貝殻形状のメッキ塊Pによってワークとの接触不良が生じ通電不良 を生じる。このため貝殻形状のメッキ塊Pを接点部から取り除く作業を行う必要 があるが、貝殻形状のメッキ塊Pは接点部にしっかり付着されているため取り除 き作業は極めて困難であった。このような実情に鑑み、本考案の第二の課題は前 記非導電性層から突出された接点部を頂部接点を除いて確実に絶縁できるように し、従来のワークハンガーのように接点を含む接点周りに貝殻形状のメッキ塊が 生成され付着される弊害を解消し、ワークをクランプする接点部の接触不良を防 止して確実な通電を行えるようにしたクランプ式のワークハンガーを提供するこ とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るクランプ式のワークハンガーは、メッキ処理される略平板状のワ ーク(W)を支持し、電流を陰極バー(B)から前記ワークへ通電するメッキ装 置におけるワークハンガー(1)であり、このワークハンガー(1)は、前記陰 極バーに横移動自在に支持される支持機能と該陰極バーに導電的に接続される接 触機能とを併せ持つ支持部材(2)と、この支持部材の下端部に該支持部材と一 体的に構成されるか又は前記支持部材の下端部に導電的に接続されるように面接 触状態に固着され、前記ワークの横長辺の方向に沿って延ばされた分配板(3) と、この分配板にそれぞれ取付けられ、前記ワークの上部を懸垂状態に挟持する 複数の挟持用クランプ(4)とから構成され、電流を前記陰極バー(B)から前 記支持部材(2)、前記分配板(3)、前記挟持用クランプ(4)を経て、各挟 持用クランプから前記ワークへ通電されるように前記ワークハンガー(1)の前 記各構成部分である前記支持部材、前記分配板及び前記挟持用クランプを導電性 材料で形成してあり、前記挟持用クランプ(4)は、上部側を前記分配板に導電 的に接続されるように面接触状態に固着され下部側に固定接点(7)を持つ固定 側挟持杆(5)と、この固定側挟持杆の略中間部に枢軸(10)を介してその略 中間部を取付けられた可動側挟持杆(6)とを備え、この可動側挟持杆(6)の 下部側に前記固定接点(7)と対向する可動接点(8)を設け、この可動接点を 前記固定接点に対して圧接されるように前記枢軸を支点として前記可動側挟持杆 の上部側を前記固定側挟持杆の上部側に対してバネなどの弾性部材(11)を介 して弾設して、構成したものであり、特に、前記した第一の課題を解決するため 、これらの挟持用クランプ(4)の各可動側挟持杆(6)の上部側と前記分配板 (3)とを導電線(15)を介してそれぞれ導電的に接続したことを特徴として いる。
【0008】 また、本考案に係るクランプ式のワークハンガーは、前記した第二の課題を解 決するため、前記固定接点(7)と前記可動接点(8)を前記固定側挟持杆(5 )と前記可動側挟持杆(6)の各下端側から対向状態に突出された凸起部(12 )の頂部面にて形成し、これらの凸起部(12)を除いて前記固定側挟持杆と前 記可動側挟持杆の各下部側を非導電性層(13)にて被覆し、この非導電性層よ り突出された前記凸起部の周壁を該凸起部の頂部面を除いて非導電性且つ弾力性 を有するゴム材等の管部材(14)で被覆し、この管部材に前記頂部面よりわず かに突出させた延設部(14a)を形成したことを特徴とするものである。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本考案の一部縦 断側面図、図2は本考案の正面図、図3は本考案の接点部を閉じた状態で示した 拡大縦断側面図、図4は同じく本考案の接点部を開けた状態で示した拡大縦断側 面図である。
【0010】 図中、符号1はメッキ装置において用いられるワークハンガーであり、このワ ークハンガー1は、メッキ処理されるプリント基板などの略平板状のワークWを 支持し、電流を陰極バーBから前記ワークWへ通電するものである。このワーク ハンガー1は、前記陰極バーBに横移動自在に吊り下げ支持される支持機能と該 陰極バーBに導電的に接続される接触機能とを併せ持つ支持部材2と、この支持 部材2の下端部に導電的に接続されるように固定ボルトによって面接触状態に固 着され、前記ワークWの横長辺の方向に沿って延ばされた長方形状の分配板3と 、この分配板3に該分配板3の横長方向に適宜間隔を配してそれぞれ取付けられ 、前記ワークWの上部を懸垂状態に挟持する複数(図では4個)の挟持用クラン プ4とから構成されている。電流を前記陰極バーBから前記支持部材2、前記分 配板3、前記挟持用クランプ4を経て、各挟持用クランプ4から前記ワークWへ 通電されるように前記ワークハンガー1の前記各構成部分(前記支持部材2、前 記分配板3及び前記挟持用クランプ4)を導電性材料で形成してある。具体的に は電導度や引張り強さを考慮して、前記支持部材2と前記挟持用クランプ4はス テンレス鋼、前記分配板3は銅又は黄銅で形成している。
【0011】 前記挟持用クランプ4は、上部側を前記分配板3に導電的に接続されるように 面接触状態に固定ボルトによって固着され下部側に固定接点7を持つ固定側挟持 杆5と、この固定側挟持杆5の略中間部に固着されたブラケット9に軸支された 枢軸10にその略中間部を取付けられた可動側挟持杆6とを備え、この可動側挟 持杆6の下部側に前記固定接点7と対向する可動接点8を設け、この可動接点8 を前記固定接点7に対して圧接されるように前記枢軸10を支点として前記可動 側挟持杆6の上部側を前記固定側挟持杆5の上部側に対してコイルバネから成る 弾性部材11を介して弾設してある。
【0012】 図3及び図4に示したように、前記固定接点7と前記可動接点8は前記固定側 挟持杆5と前記可動側挟持杆6の各下端側から対向状態に突出された凸起部12 の頂部面にて形成され、前記ワークWと共にメッキ液A中に入れられる前記固定 側挟持杆5と前記可動側挟持杆6の各下部側を前記凸起部12を除いて塩化ビニ ル樹脂等から成る非導電性層13にて被覆し、この非導電性層13より突出され た前記凸起部12の周壁を該凸起部12の頂部面を除いて非導電性且つ弾力性を 有するゴム材等の管部材14で被覆してある。前記管部材14には前記頂部面よ りわずかに突出させた延設部14aを形成してある。前記管部材14の前記延設 部14aは、図4に示したように接点部を開けた状態では前記頂部面(前記固定 接点7,前記可動接点8)より突出された状態にあり、図3に示したように接点 部を閉じた状態では前記ワークWを挟んで前記頂部面(前記固定接点7,前記可 動接点8)が圧接されるように変形される。このようにして、前記頂部面(前記 固定接点7,前記可動接点8)以外の前記該凸起部12は前記管部材14でメッ キ液Aから確実に隔絶され確実に絶縁されるようにしてある。前記凸起部12は 円柱形状に形成されている。この凸起部12を前記固定側挟持杆5及び前記可動 側挟持杆6へと突出形成する形成手段は、前記凸起部12の後部側に係止段部を 介して前記凸起部12より小径な円柱形状の嵌入部を一体形成してあり、この嵌 入部を前記固定側挟持杆5及び前記可動側挟持杆6に形成した嵌入孔(図3及び 図4に破線で示した)に嵌入し、この嵌入部の端部を溶接して固着している。ま た前記管部材14は取り替え可能に脱着自在に取付けられるものであり、前記凸 起部12の周壁にネジ等の溝を形成しておけば前記管部材14の脱落を効果的に 防止できる。
【0013】 符号15は導電線であり、この導電線15を介して前記挟持用クランプ4の各 可動側挟持杆6の上部側と前記分配板3とをそれぞれ導電的に接続している。前 記導電線15は例えば銅線を塩化ビニル樹脂で被覆したもので、この導電線15 の接続端部は固定ボルトを介して前記分配板3や前記可動側挟持杆6の上部側に 固着されている。
【0014】
【実施例】
図面に示した前記凸起部12の突出高さを5mm、前記延設部14aは前記凸 起部12の頂部面(接点)より1乃至2mm突出して形成してある。
【0015】
【考案の効果】
請求項1又は3に記載した本考案に係るクランプ式のワークハンガーによれば 、前記挟持用クランプ(4)の各可動側挟持杆(6)の上部側と前記分配板(3 )とを導電線(15)を介してそれぞれ導電的に接続したことによって、陰極バ ーから前記挟持用クランプを経てワークへ電流を通電する場合、陰極バーから導 電性部材(前記支持部材や前記分配板)の面接触部を経由して通電された電流は 、前記導電性部材に面接触状態に固着された前記挟持用クランプの一方の挟持杆 (前記固定側挟持杆)を介してワークへ通電されると共に、前記挟持用クランプ の他方の挟持杆(前記可動側挟持杆)からもワークへ効率良く通電され、全体と して前記挟持用クランプからワークへの導電効率を上げることができ、陰極バー からワークへの導電効率を高めることができる。
【0016】 また、請求項2又は3に記載した本考案に係るクランプ式のワークハンガーに よれば、前記固定接点(7)と前記可動接点(8)を前記固定側挟持杆(5)と 前記可動側挟持杆(6)の各下端側から対向状態に突出された凸起部(12)の 頂部面にて形成し、これらの凸起部(12)を除いて前記固定側挟持杆と前記可 動側挟持杆の各下部側を非導電性層(13)にて被覆し、この非導電性層より突 出された前記凸起部の周壁を該凸起部の頂部面を除いて非導電性且つ弾力性を有 するゴム材等の管部材(14)で被覆し、この管部材に前記頂部面よりわずかに 突出させた延設部(14a)を形成したことによって、弾力性を有するゴム材等 の前記管部材14の前記延設部14aは、接点部を閉じた状態では前記ワークW を挟んで前記凸起部の各頂部面(前記固定接点7,前記可動接点8)が圧接され るように変形され、各頂部接点(前記固定接点7,前記可動接点8)以外の前記 凸起部を非導電性の前記管部材14でメッキ液から確実に隔絶でき確実に絶縁で きる。したがって、本考案によれば、従来のワークハンガーのように接点を含む 接点周りに貝殻形状のメッキ塊が生成され付着される弊害を解消でき、ワークを クランプする接点の接触不良を防止して確実な通電を可能にするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一部縦断側面図である。
【図2】本考案の正面図である。
【図3】本考案の接点部を閉じた状態で示した拡大縦断
側面図である。
【図4】本考案の接点部を開けた状態で示した拡大縦断
側面図である。
【図5】従来のワークハンガーの接点部を示す拡大縦断
側面図である。
【符号の説明】
1 ワークハンガー W ワーク B 陰極バー 2 支持部材 3 分配板 4 挟持用クランプ 5 固定側挟持杆 6 可動側挟持杆 7 固定接点 8 可動接点 10 枢軸 11 弾性部材(コイルバネ) 12 凸起部 A メッキ液 13 非導電性層 14 管部材 14a 延設部 15 導電線

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッキ処理される略平板状のワーク
    (W)を支持し、電流を陰極バー(B)から前記ワーク
    へ通電するメッキ装置におけるワークハンガー(1)で
    あり、このワークハンガー(1)は、前記陰極バーに横
    移動自在に支持される支持機能と該陰極バーに導電的に
    接続される接触機能とを併せ持つ支持部材(2)と、こ
    の支持部材の下端部に該支持部材と一体的に構成される
    か又は前記支持部材の下端部に導電的に接続されるよう
    に面接触状態に固着され、前記ワークの横長辺の方向に
    沿って延ばされた分配板(3)と、この分配板にそれぞ
    れ取付けられ、前記ワークの上部を懸垂状態に挟持する
    複数の挟持用クランプ(4)とから構成され、電流を前
    記陰極バー(B)から前記支持部材(2)、前記分配板
    (3)、前記挟持用クランプ(4)を経て、各挟持用ク
    ランプから前記ワークへ通電されるように前記ワークハ
    ンガー(1)の前記各構成部分である前記支持部材、前
    記分配板及び前記挟持用クランプを導電性材料で形成し
    てあり、前記挟持用クランプ(4)は、上部側を前記分
    配板に導電的に接続されるように面接触状態に固着され
    下部側に固定接点(7)を持つ固定側挟持杆(5)と、
    この固定側挟持杆の略中間部に枢軸(10)を介してそ
    の略中間部を取付けられた可動側挟持杆(6)とを備
    え、この可動側挟持杆(6)の下部側に前記固定接点
    (7)と対向する可動接点(8)を設け、この可動接点
    を前記固定接点に対して圧接されるように前記枢軸を支
    点として前記可動側挟持杆の上部側を前記固定側挟持杆
    の上部側に対してバネなどの弾性部材(11)を介して
    弾設してあり、これらの挟持用クランプ(4)の各可動
    側挟持杆(6)の上部側と前記分配板(3)とを導電線
    (15)を介してそれぞれ導電的に接続したことを特徴
    とするメッキ装置におけるクランプ式のワークハンガ
    ー。
  2. 【請求項2】 メッキ処理される略平板状のワーク
    (W)を支持し、電流を陰極バー(B)から前記ワーク
    へ通電するメッキ装置におけるワークハンガー(1)で
    あり、このワークハンガー(1)は、前記陰極バーに横
    移動自在に支持される支持機能と該陰極バーに導電的に
    接続される接触機能とを併せ持つ支持部材(2)と、こ
    の支持部材の下端部に該支持部材と一体的に構成される
    か又は前記支持部材の下端部に導電的に接続されるよう
    に面接触状態に固着され、前記ワークの横長辺の方向に
    沿って延ばされた分配板(3)と、この分配板にそれぞ
    れ取付けられ、前記ワークの上部を懸垂状態に挟持する
    複数の挟持用クランプ(4)とから構成され、電流を前
    記陰極バー(B)から前記支持部材(2)、前記分配板
    (3)、前記挟持用クランプ(4)を経て、各挟持用ク
    ランプから前記ワークへ通電されるように前記ワークハ
    ンガー(1)の前記各構成部分である前記支持部材、前
    記分配板及び前記挟持用クランプを導電性材料で形成し
    てあり、前記挟持用クランプ(4)は、上部側を前記分
    配板に導電的に接続されるように面接触状態に固着され
    下部側に固定接点(7)を持つ固定側挟持杆(5)と、
    この固定側挟持杆の略中間部に枢軸(10)を介してそ
    の略中間部を取付けられた可動側挟持杆(6)とを備
    え、この可動側挟持杆(6)の下部側に前記固定接点
    (7)と対向する可動接点(8)を設け、この可動接点
    を前記固定接点に対して圧接されるように前記枢軸を支
    点として前記可動側挟持杆の上部側を前記固定側挟持杆
    の上部側に対してバネなどの弾性部材(11)を介して
    弾設してあり、前記固定接点(7)と前記可動接点
    (8)を前記固定側挟持杆(5)と前記可動側挟持杆
    (6)の各下端側から対向状態に突出された凸起部(1
    2)の頂部面にて形成し、これらの凸起部(12)を除
    いて前記固定側挟持杆と前記可動側挟持杆の各下部側を
    非導電性層(13)にて被覆し、この非導電性層より突
    出された前記凸起部の周壁を該凸起部の頂部面を除いて
    非導電性且つ弾力性を有するゴム材等の管部材(14)
    で被覆し、この管部材に前記頂部面よりわずかに突出さ
    せた延設部(14a)を形成したことを特徴とするメッ
    キ装置におけるクランプ式のワークハンガー。
  3. 【請求項3】 メッキ処理される略平板状のワーク
    (W)を支持し、電流を陰極バー(B)から前記ワーク
    へ通電するメッキ装置におけるワークハンガー(1)で
    あり、このワークハンガー(1)は、前記陰極バーに横
    移動自在に支持される支持機能と該陰極バーに導電的に
    接続される接触機能とを併せ持つ支持部材(2)と、こ
    の支持部材の下端部に該支持部材と一体的に構成される
    か又は前記支持部材の下端部に導電的に接続されるよう
    に面接触状態に固着され、前記ワークの横長辺の方向に
    沿って延ばされた分配板(3)と、この分配板にそれぞ
    れ取付けられ、前記ワークの上部を懸垂状態に挟持する
    複数の挟持用クランプ(4)とから構成され、電流を前
    記陰極バー(B)から前記支持部材(2)、前記分配板
    (3)、前記挟持用クランプ(4)を経て、各挟持用ク
    ランプから前記ワークへ通電されるように前記ワークハ
    ンガー(1)の前記各構成部分である前記支持部材、前
    記分配板及び前記挟持用クランプを導電性材料で形成し
    てあり、前記挟持用クランプ(4)は、上部側を前記分
    配板に導電的に接続されるように面接触状態に固着され
    下部側に固定接点(7)を持つ固定側挟持杆(5)と、
    この固定側挟持杆の略中間部に枢軸(10)を介してそ
    の略中間部を取付けられた可動側挟持杆(6)とを備
    え、この可動側挟持杆(6)の下部側に前記固定接点
    (7)と対向する可動接点(8)を設け、この可動接点
    を前記固定接点に対して圧接されるように前記枢軸を支
    点として前記可動側挟持杆の上部側を前記固定側挟持杆
    の上部側に対してバネなどの弾性部材(11)を介して
    弾設してあり、これらの挟持用クランプ(4)の各可動
    側挟持杆(6)の上部側と前記分配板(3)とを導電線
    (15)を介してそれぞれ導電的に接続し、更に、前記
    固定接点(7)と前記可動接点(8)を前記固定側挟持
    杆(5)と前記可動側挟持杆(6)の各下端側から対向
    状態に突出された凸起部(12)の頂部面にて形成し、
    これらの凸起部(12)を除いて前記固定側挟持杆と前
    記可動側挟持杆の各下部側を非導電性層(13)にて被
    覆し、この非導電性層より突出された前記凸起部の周壁
    を該凸起部の頂部面を除いて非導電性且つ弾力性を有す
    るゴム材等の管部材(14)で被覆し、この管部材に前
    記頂部面よりわずかに突出させた延設部(14a)を形
    成したことを特徴とするメッキ装置におけるクランプ式
    のワークハンガー。
JP2001007238U 2001-11-06 2001-11-06 メッキ装置におけるクランプ式のワークハンガー Expired - Lifetime JP3085849U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110528052A (zh) * 2019-08-08 2019-12-03 广德东威科技有限公司 一种夹具及电镀设备

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