JP3085548U - 帽子の上からかぶる防虫用の網 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】ひさしの付いた帽子に、網戸に使用する網で作
った袋状の網をかぶせることにより、手軽にかつ確実に
防虫する。 【解決手段】ひさしの付いた帽子４に、網戸に使用する
網で作った袋状の網５をかぶせ、網と体の間に空間を作
って防虫することにより、手軽にかつ確実に防虫するこ
とが出来る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、ひさしの付いた帽子にかぶせるための、網戸に使用する網で作った 防虫用の袋状の網に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の防虫用の網の付いた帽子は、網と顔の間の空間が比較的狭く、夏場の屋 外での作業に使った場合、暑苦しいという問題が有った。さらに、顔の部分しか 防虫効果がなく、顔から上半身、または全身を手軽に保護することが出来なかっ た。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

網と顔（もしくは体）の間の空間が広く、夏場の屋外での作業に使っても、暑 苦しくなく、さらに、顔から上半身、または全身を、手軽にかつ確実に保護する ことが出来る防虫用の網を考案する。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

ひさしの付いた帽子にかぶせるための、網戸の張り替え用網で作った防虫用の 袋状の網を考案した。網戸に使用する網は適度な硬さをもっているので、かぶせ る網の重さに耐える強度をもつひさしの付いた帽子にかぶせた場合に、袋状の形 態が保たれ、顔や上半身、あるいは全身との空間を広く保てるため、夏場の屋外 で使用しても暑苦しくなくまた、防虫効果も確実である。また手軽に着用できる 。

【０００５】

【考案の実施の形態】

図１に網戸の張り替え用の網を材料とした、防虫用の袋状の網の作成方法と構 造を示す。まず、網戸張り替え用の網１を必要な長さに切り、長さが半分の所で ２つに折り返し、両端２をたこ糸等の強度のある糸で縫い合わせる。次に、切断 した端の部分に、網のほつれを防ぐ布製のカバー３を糸で縫いつける。こうして 作成した袋状の網を、ひさしの付いた帽子の上からかぶることにより、顔や上半 身、あるいは全身を防虫出来る。

【０００６】

【実施例】

図２に、本考案を実施した例（第一実施例）を説明する。４はひさし付き麦わ ら帽子。５は図１に作成方法を示した、網戸用の網で作った防虫用の袋状の網で ある。着用の方法は、まず、ひさし付き麦わら帽子４をかぶった後に、防虫用の 袋状の網５を帽子の上からかぶる。図３に、本考案を実施した例（第二実施例） を説明する。全身を覆うことが出来る、袋状の網を着用した例を示す。４はひさ し付き麦わら帽子、５は防虫用の袋状の網である。６は網の中から手を出して作 業できるようにあけた穴であり、７は網を脱ぎ着しやすくするように開閉出来る ファスナーである。

【０００７】

【考案の効果】

本考案の袋状の防虫網を着用すると、防虫用の網と、顔や上半身、あるいは全 身との空間が広く保てるため、夏場の屋外で使用しても暑苦しくなくまた、防虫 効果も確実である。また、着用の方法も、ひさしの付いた帽子の上から網をかぶ るだけであるので手軽に使用できる。なお、防虫用の網は畳んで収納できるため に、大きな収納場所を必要としない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案である、網戸の張り替え用の網を材料と
した、防虫用の袋状の網の作成方法と構造である。

【図２】本考案の第一実施例である。ひさしの付いた帽
子にかぶせる、防虫用の袋状の網を着用した例の正面図
である。

【図３】本考案の第二実施例である。全身を覆うことが
出来る、袋状の網を着用した例の正面図である。

【符号の説明】

１ 網戸張り替え用の網 ２ 網の両端 ３ 布製のカバー ４ ひさし付き麦わら帽子 ５ 防虫用の袋状の網 ６ 作業用の穴 ７ ファスナー

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ひさしの付いた帽子にかぶせるための、
   網戸に使用する網で作った防虫用の袋状の網。