JP3085504U - 遮光印刷物 - Google Patents

遮光印刷物

Info

Publication number
JP3085504U
JP3085504U JP2001006861U JP2001006861U JP3085504U JP 3085504 U JP3085504 U JP 3085504U JP 2001006861 U JP2001006861 U JP 2001006861U JP 2001006861 U JP2001006861 U JP 2001006861U JP 3085504 U JP3085504 U JP 3085504U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
shielding
printing
pattern
printed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001006861U
Other languages
English (en)
Inventor
裕 田中
Original Assignee
田中産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 田中産業株式会社 filed Critical 田中産業株式会社
Priority to JP2001006861U priority Critical patent/JP3085504U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3085504U publication Critical patent/JP3085504U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この考案は、遮光性が得られると共に、片
面のみの印刷によって表裏両面から絵柄などの情報を見
ることができる遮光印刷物を得ることを課題とするもの
である。 【課題手段】 この考案の遮光印刷物は、透明又は半透
明の支持層1の片面に図柄、文字その他の情報2を印刷
し、前記情報印刷部以外の全部又は一部に遮光効果が得
られる遮光面3を印刷により形成して構成する。この遮
光印刷物を窓に貼り付けると、前記遮光面の存在により
室内が眩しくなく、かつ絵柄2などが鮮やかに見える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、遮光印刷物に関するものであり、主として建物の窓や間仕切りパ ネルなどに使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】
建物の窓に遮光性を得ようとする場合、通常形ガラスが用いられる。 また、透明なプラスチックフィルムにドット又はストライプのパターンを不透 明インキで形成し、このパターンの片面に絵柄などの情報を印刷した印刷物や、 パターンの両面に絵柄などを印刷した印刷物も提案されている(例えば特許第2 129815号)。 上記不透明インキでパターンを形成した印刷物は、フィルムの片面側からは絵 柄を見ることができ、反対面側からは絵柄が見えないようにすること、あるいは フィルムの片面側と反対面側とで異なる絵柄を見ることができることを課題とし たものである。 係る構造においては、パターンの存在により遮光性を得ることができる。しか しながら、パターンの片面のみに絵柄などを印刷した場合、反対面からは絵柄を 見ることができない。パターンの両面に絵柄などを印刷すれば両面側から絵柄な どを見ることができるものの、絵柄を表裏別々に印刷する必要があり、コストが 高い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、遮光性が得られると共に、片面のみの印刷によって表裏両面から 絵柄などの情報を見ることができる遮光印刷物を得ることを課題とするものであ る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案の遮光印刷物は、透明又は半透明の支持層の片面に図柄、文字その他 の情報が印刷され、前記情報印刷部以外の全部又は一部に遮光効果が得られる遮 光面が印刷により形成されたものである。 前記遮光面は、パターン状に無印刷部を残し残部を不透明な印刷を施して形成 したり(請求項2)、全面に亘り透光性のある印刷を施して形成する(請求項3 )。 前記不透明印刷は、ドット又はストライプなどのパターン状に透明部分(無印 刷部分)を残し、残部を印刷により不透明にするものであり、支持層の全面に施 しても一部に施してもよい。 前記不透明印刷には、スミ、金、銀、白などの不透明なインキを用いることが 好ましいが、透光性のあるインキであっても重ね刷りを行うことにより前記不透 明なインキと同等の効果を得ることもできる。 この考案における印刷手法は、オフセット印刷、グラビア印刷、シルクスクリ ーン印刷、インクジェット印刷など適宜選択することができる。 前記支持層はプラスチックフィルム、プラスチック板、ガラス等、透明又は半 透明で印刷可能な材質であれば適宜使用することができる。そして、支持層をプ ラスチックフィルムとしたばあい、情報が印刷された面の反対面に粘着層を設け ておくと、窓などへの貼り付け作業が容易である。
【0005】
【作用】
この考案において、遮光面及び絵柄などの印刷によって光が遮られるので、遮 光される。そして、遮光面が額縁の効果を発揮するので、絵柄などが目立ちきれ いに見える。 特に、この考案の印刷物を窓に適用すると、昼間は遮光されて室内が眩しくな く、かつ外から室内が見えにくい。そして絵柄などの印刷が外の光により際だつ 。逆に夜間は、遮光性のある遮光面に囲まれた絵柄などが、室内の光に照らし出 され、外から際だって見える。 したがって、遮光性を得つつ、片面に印刷するのみで両面側から絵柄などを見 ることができる。
【0006】
【考案の実施の形態】
図1において、透明アクリル製のフィルム1の表面中央部に絵柄2が印刷して あり、絵柄2と毛抜き合わせ、又は透明な縁をつけて遮光面3が形成してある。 この遮光面3は、無印刷の透光部4をパターン状に残し、残部にスミなど不透明 なインキを印刷して不透明部5としたものである。前記遮光面3の周囲には透明 な無印刷部6が設けてある(図2)。 前記フィルム1の裏面には粘着材7が層着してあり、剥離紙8で被覆してある 。 前記遮光面3は、絵柄と同じくフィルムの表面に印刷しても、逆に裏面に印刷 してもよい。
【0007】 前記遮光面3の透光部4は透明の小さなドット9を多数有する態様(図3)、 透明な細いストライプ10を多数有する態様(図4)などが考えられる。前記ド ット9及びストライプ10の密度は、遮光面3部分によって得ようとする遮光性 の度合いを勘案して決定する。また、遮光面3の周囲に無印刷部6を設けること は任意である。
【0008】 前記絵柄2及び遮光面3の印刷手法は、オフセット印刷、グラビア印刷、シル クスクリーン印刷、インクジェット印刷など公知の印刷手法を適宜利用すること ができる。なお、オフセット印刷の場合、不透明部5は2度刷りすることによっ て不透明性を高めることが好ましい。
【0009】 上記実施形態に示す印刷物は、窓ガラスや間仕切りパネルの透明部分に貼って 使用する。 この印刷物を窓ガラスに前記粘着材7によって貼り付けると、以下のような効 果が得られる。 昼間は、外光が遮光面3によって遮られ、かつドット9又はストライプ10を 通過することによって光が拡散される。したがって、室内に入り込む光量が減少 すると共に、拡散された柔らかい光となる。そのために、直射日光が大量に入り 込む状態が回避され、室内は眩しくない。 そして、外光がカットされるので外から室内が見えにくい。 また、遮光面3部分が暗く目に映るので、絵柄2が浮き出して目立ち、きれい に見える。
【0010】 夜間は、室内の照明を付けていると、室内光に照らされて絵柄2が浮き出して きれいに見える。そして遮光面3部分は遮光性があるので、外から室内が見えに くい。 この実施形態の印刷物を間仕切りの透明部分に貼り付けたときも、不透明の遮 光面3に囲まれて表された絵柄2が際だち、きれいに見える。
【0011】 前記遮光部3は透光性のあるインキをパターンを設けずに全面に印刷すること によって、該部の透光性を低下させて得ることもできる。 例えば、スミその他の不透明なインキを網を掛けて印刷したり、透光性のある インキをベタ刷りするなどの手法により、遮光性を得ることができる。 また、この考案は支持層としてフィルムの他、プラスチック板や板ガラスを用 いることもできる。プラスチック板や板ガラスを支持層として使用して窓や間仕 切りの透明部に直接使用することができる。
【0012】
【考案の効果】
この考案によれば、遮光面及び絵柄などの印刷によって光が遮られるので、遮 光される。したがって、この考案の印刷物を窓に貼り付ければ室内が眩しくなく 、かつ目隠しとなり、間仕切りパネルに貼り付ければパーテーションの目隠しと なる。そして、遮光面が額縁の効果を発揮するので、絵柄などが目立ちきれいに 見える。 特に、この考案の印刷物を窓に適用すると、昼間は遮光機能に加えて絵柄が外 光に照らされて鮮やかに目に映り、夜間は、遮光性のある遮光面に囲まれた絵柄 などが、室内の光に照らし出され、外から鮮やかに見える。 したがって、遮光性を得つつ、片面に印刷するのみで両面側から絵柄などを見 ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案実施形態の正面図
【図2】 同じく断面図
【図3】 同じく透光部をドットとした例を示す拡大図
【図4】 同じく透光部をストライプとした例を示す拡
大図 1 フィルム 2 絵柄 3 遮光面 4 透光部 5 不透明部 6 無印刷部 7 粘着材 8 剥離紙 9 ドット 10 ストライプ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明又は半透明の支持層の片面に図柄そ
    の他の情報が印刷され、前記情報印刷部以外の全部又は
    一部に遮光効果が得られる遮光面が印刷により形成され
    た、遮光印刷物
  2. 【請求項2】 遮光面は、パターン状に無印刷部を残し
    残部に不透明な印刷を施して形成した、請求項1記載の
    遮光印刷物
  3. 【請求項3】 遮光面は、全面に亘り透光性のある印刷
    を施して形成した、請求項1記載の遮光印刷物
  4. 【請求項4】 支持層はプラスチック又はガラスとし
    た、請求項1ないし3の何れかに記載の遮光印刷物
  5. 【請求項5】 支持層はプラスチックフィルムとし、情
    報が印刷された面の反対面に粘着層が設けられた、請求
    項1ないし3の何れかに記載の遮光印刷物
JP2001006861U 2001-10-22 2001-10-22 遮光印刷物 Expired - Lifetime JP3085504U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001006861U JP3085504U (ja) 2001-10-22 2001-10-22 遮光印刷物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001006861U JP3085504U (ja) 2001-10-22 2001-10-22 遮光印刷物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3085504U true JP3085504U (ja) 2002-05-10

Family

ID=43236944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001006861U Expired - Lifetime JP3085504U (ja) 2001-10-22 2001-10-22 遮光印刷物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3085504U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS58194623A (ja) 遮光用フイルムのストリツプ
US20110219648A1 (en) Led edge-lit signage utilizing digital print technology
CA2438045A1 (en) Afterglowing sign
US6209924B1 (en) Aesthetically pleasing greeting card
JP3085504U (ja) 遮光印刷物
US3930092A (en) Printing characters for use in transfer printing processes
EP1867493A1 (en) System for printing panels using digital injection means, said panels having one transparent face and optionally comprising images or graphics on the opposing face
DE112020003200B4 (de) Dekorationsfolie und elektrostatische Eingabevorrichtung
JP2007532799A (ja) 印刷による模様を受容する平面シート、該平面シートを製造する方法、および該平面シートの使用
JP3080805U (ja) 窓ガラス用半透過光フィルム
JP2002099230A (ja) 昼夜兼用画像
JP2006007623A5 (ja)
JP3021781U (ja) 意匠表示用パンチングシ−トと該意匠表示用パンチングシ−トを用いた意匠表示シ−ト
WO2005016081A8 (en) Picture frame with illumination
JP2522883Y2 (ja) 透視可能な化粧スクリーン
JPH0616731Y2 (ja) 遮光板
JP2522884Y2 (ja) 透視可能な化粧パネル
JP3097365U (ja) 額縁用マットおよび額縁
JPH0520871Y2 (ja)
KR200258086Y1 (ko) 반사시트를 이용한 광고판
JPH0532283Y2 (ja)
JPH0720698Y2 (ja) ディスプレイ装置
JPS5935546Y2 (ja) 接合面印刷の自動車用合せガラス
TW585818B (en) Pictures for advertisement or decoration
JPH0396691U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080213

Year of fee payment: 6