JP3085342U - 磁気テープ装置 - Google Patents

磁気テープ装置

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JP3085342U JP2001006676U JP2001006676U JP3085342U JP 3085342 U JP3085342 U JP 3085342U JP 2001006676 U JP2001006676 U JP 2001006676U JP 2001006676 U JP2001006676 U JP 2001006676U JP 3085342 U JP3085342 U JP 3085342U
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敦 柴田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消去ヘッドのコイル巻線の引出端とシャーシ
の下側の配線基板との結線構造に工夫を講じることによ
って、磁気テープ装置のコストダウンを図る。 【解決手段】 ボビン41と一体成形した細長片状の脚
片42の2つの開口44,45にリード線70の中間部
を蛇行状に挿通することにより、リード線70を脚片4
2に長手方向押引き不能に保持させる。脚片42の上端
部の孔部47に挿通したリード線70の一端71と、脚
片42の上端部の溝部46に挿通したコイル巻線80の
引出端81とを、脚片42の同一の側に引き出して両者
を半田付けする。リード線70の他端72を、シャーシ
の下側の配線基板に半田付けする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本発明は、磁気テープ装置、特に消去ヘッドを設置したシャーシの下側に配線 基板が配備されている磁気テープ装置に関する。
【000N】
【従来の技術】
図7を参照して磁気テープ装置の構成を略述する。同図において、1はテープ カセットで、供給リール1aと巻取りリール1bとを備えている。2はローディ ングポスト、3はヘッドシリンダ、4は全幅消去ヘッド、5は音声消去ヘッド、 6は音声コントロールヘッド、7は固定されたテープガイドポスト、8は可動の バックテンションポスト、9はキャプスタン、10はピンチローラであり、これ らはシャーシにSに取り付けられている。そして、供給リール1aから引き出さ れた磁気テープTが、ローディングポスト2の作用で、ヘッドシリンダ3に巻き かけられると共に、全幅消去ヘッド4、音声消去ヘッド5、音声コントロールヘ ッド6、テープガイドポスト7、バックテンションポスト8などを経由して引き 廻される。また、ピンチローラ10によって磁気テープTがキャプスタン9に押 し付けられ、キャプスタン9の回転によって磁気テープTが走行されるようにな っている。 この種の磁気テープ装置において、上記全幅消去ヘッド4は、図7で判るよう にシャーシSの横方向一端部に設置されていると共に、図9を参照して次に説明 する構造を備えている。 すなわち、図8で類推できるように、全幅消去ヘッド4は、ハウジング21に 図9に示したコイル保持体20を収容することによって形成されていて、ハウジ ング21の取付部22がシャーシSにビス止めされている。また、図9のように 、コイル保持体20は、コイル巻線11が巻回されたボビン12に合成樹脂で細 長片状の垂直な脚片13が一体成形されていて、その脚片13に端子ピン14が 垂直に取り付けられ、その端子ピン14の上端を直角に折り曲げられることによ り形成された接続部15が脚片14の背部に突出され、その接続部15にコイル 巻線11の引出端16が半田付けされた構造を備えている。しかも、端子ピン1 4の下端は脚片13の下端部から下方に突出された電極17として形成されてい る。このため、図8のように、シャーシSに対する全幅消去ヘッド4の設置箇所 の垂直下方に端子ピン14の電極17が位置している。 そして、従来の磁気テープ装置では、全幅消去ヘッド4が上記構造を備えてい るために、全幅消去ヘッド4のコイル巻線11をシャーシ(図7参照)の下側に 配備されている配線基板に接続するのに、図8のように、配線基板18に搭載し たコネクタ19に上記端子ピン14の電極17を差し込むという手段を採用して いる。 一方、特開平9−35226号公報(先行例1)には、フロッピディスク装置 に用いられる磁気ヘッド装置についての記載があり、これによれば、磁気ヘッド 装置のコアのボビンに巻かれたコイルの線材を引き出すことによって形成されて いるリード線を、コアの支持部材に取り付けたフレキシブル配線基板に接続し、 かつ、そのリード線の中間部を両面粘着テープでコアの支持部材に止めるという 技術が記載されている。 また、特開平8−279111号公報(先行例2)や特開平10−49826 号公報(先行例3)には、薄膜磁気ヘッドに対するリード線の半田付け作業を容 易にすることを目的とする技術が開示されている。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の磁気テープ装置では、全幅消去ヘッド4のコイル巻線1 1の引出端16と配線基板18を接続するのに端子ピン14が用いられていて、 その端子ピン14の電極17を、配線基板18に搭載したコネクタ19に差し込 むという方法を採用しているので、コイル巻線11の引出端16と配線基板18 との接続に端子ピン17という比較的高価な部品が必要であることに加え、コネ クタ19が余分に必要になっている。また、シャーシSに対する全幅消去ヘッド 4の設置箇所の垂直下方に端子ピン14の電極17が位置しているので、その電 極17を差し込むコネクタ19も全幅消去ヘッド4の設置箇所の垂直下方に位置 するように配線基板18に搭載しておく必要がある。このことから、従来の磁気 テープ装置では、図10に示したように、シャーシSの下側に配備される配線基 板18として、その縦幅寸法D2の長いもの、すなわち、シャーシSの下側のほ ゞ全領域を含む大きさの配線基板18を用いる必要があり、そのことが、上記し た端子ピン14やコネクタ19を用いざるを得ないことと相乗してコストダウン を図ることの制約になっていた。 これに対し、先行例1では、コアのコイル巻線の引出端をリード線として用い 、そのリード線すなわちコイル巻線の引出端を、コアの支持部材に取り付けたフ レキシブル配線基板に接続してあるので、上記した従来の磁気テープ装置のよう に、消去ヘッドが設置されたシャーシの下側に配備された配線基板と消去ヘッド のコイル巻線とが接続されているような磁気テープ装置には適用することができ ない。 先行例2や先行例3は薄膜磁気ヘッドにリード線を半田付けする技術を提供し たものであるに過ぎないので、これらの先行例で提案されている技術も、上記し た従来の磁気テープ装置のように、消去ヘッドが設置されたシャーシの下側に配 備された配線基板と消去ヘッドのコイル巻線とが接続されている磁気テープ装置 には適用することができない。 本考案は以上の状況のもとでなされたものであり、消去ヘッドのコイル巻線の 引出端とシャーシの下側に配備された配線基板との結線構造に工夫を講じること によって、従来の磁気テープ装置に採用されていた端子ピンやコネクタを省略す ることを可能にし、しかも、配線基板の大きさを従来の場合よりも小さくするこ とのできる磁気テープ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本考案に係る磁気テープ装置は、消去ヘッドが設置されたシャーシの下側に配 線基板が配備され、その配線基板と上記消去ヘッドのコイル巻線とが接続されて いる。そして、上記コイル巻線が巻回されたボビンと、リード線を長手方向押引 き不能に保持した細長片状の脚片と、が合成樹脂で一体成形されており、上記リ ード線の一端が上記コイル巻線の引出端に半田付けされていると共に、上記脚片 の下方へ延び出た上記リード線の他端が上記配線基板に半田付けされている。 この構成であると、コイル巻線の引出端と配線基板とが、図9などで説明した 端子ピン14に比べて安価なリード線で接続されるので、その端子ピン14を用 いる必要がなくなる。また、リード線が細長片状の脚片に長手方向押引き不能に 保持されているので、リード線の他端を配線基板に半田付けする際にそのリード 線が引張られたようなときでも、リード線の一端とコイル巻線の引出端との半田 付け箇所に無理な引抜き力が加わらなくなって、その半田付け箇所が剥がれると いう事態が未然に防止される。しかも、コイル巻線の引出端と配線基板との接続 にリード線を用いることによって、シャーシに対する消去ヘッドの設置箇所の垂 直下方に配線基板が位置していなくても、そのリード線を曲げて引き回すことに よりコイル巻線の引出端をリード線を介して配線基板に接続することができる。 その結果、配線基板の縦幅を短くしてその材料歩留りを高めることが可能である 。 本発明では、上記リード線が細長片状の上記脚片に重ね合わされ、かつ、脚片 の上下方向複数箇所に形成されたリード線保持用の開口に、上記リード線の中間 部が蛇行状に挿通されて、そのリード線の蛇行部と複数の上記開口の口縁との係 合箇所でそのリード線が上記脚片に長手方向押引き不能に保持されていることが 望ましく、これによれば、別部品を用いずにリード線を長手方向押引き不能に脚 片に保持させることが可能になる。 本発明では、上記脚片の上端部に、コイル巻線の引出端が挿通される巻線挿通 用の溝部と、その巻線挿通孔の下側に位置して上記リード線の一端が挿通される リード線挿通用の孔部と、が隣接して形成され、上記巻線挿通用の溝部と上記リ ード線挿通用の孔部とに同一方向にコイル巻線の上記引出端とリード線の一端と が各別に挿通されてそれらが半田付けされていることが望ましい。これによれば 、コイル巻線の引出端とリード線の一端とを脚片に対して同一の側に位置させ、 しかも、リード線を脚片に長手方向押引き不能に保持された状態で、コイル巻線 の引出端とリード線の一端とを半田付けすることができるので、その半田付け作 業を容易に行うことができるようになる。 本発明に係る磁気テープ装置は、たとえば下記のように構成によってさらに具 体化される。すなわち、消去ヘッドが設置されたシャーシの下側に配線基板が配 備され、その配線基板と上記消去ヘッドのコイル巻線とが接続されている磁気テ ープ装置において、上記コイル巻線が巻回されたボビンに合成樹脂で一体成形さ れた細長片状の脚片の下端部が上記シャーシの下方へ突出されていると共に、こ の脚片に重なり状に配備されたリード線の一端が上記コイル巻線の引出端に半田 付けされ、かつ、そのリード線の他端が上記脚片の下端部から下方へ延び出て上 記配線基板に半田付けされており、上記リード線の中間部が、上記脚片の上下方 向2箇所に独立して形成されたリード線保持用の開口に蛇行状に挿通されて、そ のリード線の蛇行部と2つの上記開口の口縁との係合箇所でそのリード線が上記 脚片に長手方向押引き不能に保持されており、上記リード線保持用の2つの開口 の上側位置で上記脚片の上端部に巻線挿通用の溝部とその巻線挿通用の溝部の下 側に位置するリード線挿通用の孔部とが梁部を挟む両側に隣接して形成されてい て、それらの巻線挿通用の溝部とリード線挿通用の孔部とに同一方向にコイル巻 線の上記引出端とその引出端に半田付けされた上記リード線の一端とが各別に挿 通されている、という構成によって具体化される。
【考案の実施の形態】
図1は本発明に係る磁気テープ装置の要部を示した説明図、図2は消去ヘッド のハウジング60とコイル保持体40とを示した分解斜視図、図3はコイル保持 体40の縦断面図、図4はコイル巻線80とリード線70とを備えたコイル保持 体40の縦断面図である。 図1において、30は消去ヘッドで、これは図7や図8で説明した全幅消去ヘ ッド4に相当する。この消去ヘッド30は、図2に示したコイル保持体40をハ ウジング60に収容することによって形成され、図7で説明した磁気テープTに 記録されている磁気情報を消去することに用いられる。 図2又は図3に示したように、コイル保持体40は合成樹脂の一体成形体でな り、ボビン41とこのボビン41の下側の細長片状の脚片42とを備えている。 脚片42の長手方向中間部の仕切りリブ43を挟む上下両側にリード線保持用の 開口44,45がそれぞれ独立した孔として形成されている。また、脚片42の 上端部には、上記開口44,45の上側に位置する巻線挿通用の2つの溝部46 ,46と、それらの溝部46,46の下側に位置するリード挿通用の孔部47と が、梁部48を挟んで上下に形成されている。 図4のように、脚片42に重なり状に配備されたリード線70の中間部が、仕 切りリブ43の上下の開口44,45に蛇行状に挿通されている。こうしておけ ば、リード線70の蛇行部73と2つの開口44,45の口縁とが複数箇所で係 合するので、それらの係合箇所でリード線70が脚片42に長手方向押引き不能 に保持される。また、ボビン41に装備されたコイル巻線80の2つの引出端8 1が巻線挿通用の左右の溝部46、46を通して各別に脚片42の背部に引き出 され、かつ、リード線70の一端71が上記孔部47内で略直角に折り曲げられ て脚片42の背部に引き出されていると共に、引出端81がリード線70の一端 71に巻付られた状態で半田付けされている。ここで、リード線70には2芯リ ード線が用いられていて、その2つの導体に2つの上記引出端81が各別に半田 付けされている。 コイル巻線80の引出端81とリード線70の一端71とを半田付けする作業 は次のようにして行うことができる。すなわち、リード線70を脚片42に長手 方向押引き不能に保持させた状態で、コイル巻線80の引出端81とリード線7 0の一端71との両方を、上記溝部46や上記孔部47を通して脚片42の背部 に位置させ、その状態でコイル巻線80の引出端81とリード線70の一端71 とを半田付けする。このようにすると、コイル巻線80の引出端81とリード線 70の一端71との両方を、脚片42により位置固定した状態として半田付けす ることができるので、半田付け作業を容易に行うことができるようになる。 図1で判るように、シャーシSに設置された消去ヘッド30において、コイル 保持体40の脚片42は、その下端部49がシャーシSの下側に突き出ている。 そして、リード線70が脚片42の下端部49から斜め下方へ延び出すように引 き回されて、その下端72がシャーシSの下側に配備されている配線基板90に 半田付けされている。 ここで、図5に示したように配線基板90のその縦幅寸法D1が、図10で説 明した配線基板18の縦幅寸法D2よりも短くなっていて、その縦方向の端部9 1の位置が、シャーシSに対する消去ヘッド30の設置箇所よりも手前側に位置 している。言い換えると、図5に示した配線基板90は、図10で説明した配線 基板18の縦方向の一端側を所定幅に亘って欠除させた構成になっている。した がって、図5の配線基板90は、図10の配線基板18に比べて材料歩留りがよ くなって安価に入手することができる。 この実施形態によれば、コイル巻線80の引出端81と配線基板90とを、図 9などで説明した端子ピン14に代えて安価なリード線70で接続してあり、し かも、配線基板90の縦幅寸法D1を短くしてその材料歩留りを高めてあるので 、磁気テープ装置のコストダウンが図られる。また、リード線70が脚片42の 2つの開口44,45に蛇行状に挿通されていて、そのリード線70の蛇行部7 3と2つの開口44,45の口縁との係合箇所の作用によってリード線70が脚 片42に長手方向押引き不能に保持されているので、消去ヘッド30をシャーシ Sに設置した後、リード線70の他端72を配線基板90に半田付けする際に、 そのリード線70が不慮に引張られても、そのときの引張力が上記係合箇所によ り受け止められ、リード線70の一端71とコイル巻線80の引出端81との半 田付け箇所に加わらない。したがって、半田付け作業中にリード線70の一端7 1とコイル巻線80の引出端81との半田付け箇所に無理な力が加わってその半 田付け箇所が剥離したり亀裂を生じたりするというような事態が生じない。 図6は比較例を示している。この事例では、ボビン41と突片部100とを合 成樹脂で一体成形し、突片部100に短い端子ピン110を保持させてある。そ して、短い端子ピン110の一端111にコイル巻線80の引出端81を半田付 けし、端子ピン110の他端112にリード線70の一端71を半田付けしてあ る。これによると、リード線70の他端72を図示していない配線基板に半田付 けするのに際して、そのリード線70が引張られたようなときに、そのときの引 張力が、端子ピン110の一端とコイル巻線80の引出端81との半田付け箇所 に加わるので、その半田付け箇所に剥離や亀裂などが入るおそれがあって、その 半田付け箇所での端子ピン110の一端とコイル巻線80の引出端81との接続 信頼性が低下する。 これに対して、図4などで説明した実施形態のように、リード線70が脚片4 2に長手方向押引き不能に保持されていると、リード線70の他端72を図示し ていない配線基板90に半田付けするのに際して、そのリード線70が引張られ ても、リード線70の一端71とコイル巻線80の引出端81との半田付け箇所 に無理な力が加わってその半田付け箇所が剥離したり亀裂を生じたりするという ような事態が生じない。
【考案の効果】
本考案によれば、消去ヘッドのコイル巻線の引出端とシャーシの下側に配備さ れた配線基板とが、安価なリード線を介して接続されており、しかも、従来のコ ネクタを省略したり、配線基板の大きさを従来の場合よりも小さくしたりするこ とが可能であるので、磁気テープ装置のコストダウンを促進しやすくなる。また 、上記リード線が脚片に長手方向押引き不能に保持されているので、そのリード 線の他端を配線基板に半田付けするときに、コイル巻線の引出端とリード線の一 端との半田付け箇所に無理な力が加わらなくなる結果、その半田付け箇所に亀裂 が入ったりして断線しやすくなるという事態が未然に防止され、そのことが、接 続安定性を高めて磁気テープ装置の耐久性を向上させることに役立つという利点 がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気テープ装置の要部を示した説
明図である。
【図2】消去ヘッドのハウジングとコイル保持体とを示
した分解斜視図である。
【図3】コイル保持体の縦断面図である。
【図4】コイル巻線とリード線とを備えたコイル保持体
の縦断面図である。
【図5】シャーシと配線基板との位置関係を示した説明
図である。
【図6】比較例によるコイル保持体の縦断面図である。
【図7】磁気テープ装置の概略構成図である。
【図8】従来の磁気テープ装置の要部を示した説明図で
ある。
【図9】従来のコイル保持体の側面図である。
【図10】従来のシャーシと配線基板との位置関係を示
した説明図である。
【符号の説明】
S シャーシ 30 消去ヘッド 41 ボビン 42 脚片 44,45 リード線保持用の開口 46 巻線挿通用の溝部 47 リード線挿通用の孔部 70 リード線 71 リード線の一端 72 リード線の他端 73 リード線の蛇行部 80 コイル巻線 81 コイル巻線の引出端 90 配線基板

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消去ヘッドが設置されたシャーシの下側
    に配線基板が配備され、その配線基板と上記消去ヘッド
    のコイル巻線とが接続されている磁気テープ装置におい
    て、 上記コイル巻線が巻回されたボビンに合成樹脂で一体成
    形された細長片状の脚片の下端部が上記シャーシの下方
    へ突出されていると共に、この脚片に重なり状に配備さ
    れたリード線の一端が上記コイル巻線の引出端に半田付
    けされ、かつ、そのリード線の他端が上記脚片の下端部
    から下方へ延び出て上記配線基板に半田付けされてお
    り、 上記リード線の中間部が、上記脚片の上下方向2箇所に
    独立して形成されたリード線保持用の開口に蛇行状に挿
    通されて、そのリード線の蛇行部と2つの上記開口の口
    縁との係合箇所でそのリード線が上記脚片に長手方向押
    引き不能に保持されており、 上記リード線保持用の2つの開口の上側位置で上記脚片
    の上端部に巻線挿通用の溝部とその巻線挿通用の溝部の
    下側に位置するリード線挿通用の孔部とが梁部を挟む両
    側に隣接して形成されていて、それらの巻線挿通用の溝
    部とリード線挿通用の孔部とに同一方向にコイル巻線の
    上記引出端とその引出端に半田付けされた上記リード線
    の一端とが各別に挿通されていることを特徴とする磁気
    テープ装置。
  2. 【請求項2】 消去ヘッドが設置されたシャーシの下側
    に配線基板が配備され、その配線基板と上記消去ヘッド
    のコイル巻線とが接続されている磁気テープ装置におい
    て、 上記コイル巻線が巻回されたボビンと、リード線を長手
    方向押引き不能に保持した細長片状の脚片と、が合成樹
    脂で一体成形されており、上記リード線の一端が上記コ
    イル巻線の引出端に半田付けされていると共に、上記脚
    片の下方へ延び出た上記リード線の他端が上記配線基板
    に半田付けされていることを特徴とする磁気テープ装
    置。
  3. 【請求項3】 上記リード線が細長片状の上記脚片に重
    ね合わされ、かつ、脚片の上下方向複数箇所に形成され
    たリード線保持用の開口に、上記リード線の中間部が蛇
    行状に挿通されて、そのリード線の蛇行部と複数の上記
    開口の口縁との係合箇所でそのリード線が上記脚片に長
    手方向押引き不能に保持されている請求項2に記載した
    磁気テープ装置。
  4. 【請求項4】 上記脚片の上端部に、コイル巻線の引出
    端が挿通される巻線挿通用の溝部と、その巻線挿通孔の
    下側に位置して上記リード線の一端が挿通されるリード
    線挿通用の孔部と、が隣接して形成され、上記巻線挿通
    用の溝部と上記リード線挿通用の孔部とに同一方向にコ
    イル巻線の上記引出端とリード線の一端とが各別に挿通
    されてそれらが半田付けされている請求項3に記載した
    磁気テープ装置。
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