JP3196195B2 - ケーブルホルダおよびケーブルの固定方法 - Google Patents

ケーブルホルダおよびケーブルの固定方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブルフラ
ットケーブルの先端部の近傍を保持することにより、フ
レキシブルフラットケーブルのコネクタへの接続を容易
にしたケーブルホルダに関すると共に、フレキシブルフ
ラットケーブルをケーブルホルダに固定する固定方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の配線を高い信頼性でもって接続可
能とする信号用のケーブルには、フィルムに配線を印刷
した可撓性印刷配線基板(以下ではFPCと称する)
と、平角軟銅線をフィルムで被覆したフレキシブルフラ
ットケーブル(以下ではFFCと称する)とがある。こ
れらのケーブルをコネクタに接続する場合には、先端部
を掴んで直接にコネクタに挿入する方法が用いられてい
る。またFPCを使用する場合では、ケーブルホルダを
用いる従来技術(実開平5−62980号)が提案され
ている。すなわち、FPCを有するパネルをコネクタを
有する本体に装着する場合に、ケーブルの先端部近傍を
保持するケーブルホルダを用いることによって、ケーブ
ルの先端部を掴んでコネクタに挿入するという煩雑な作
業を解消すると共に、FPCの挿入不良やコネクタのロ
ック不良を解消している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法をFFCに適用する場合では、以下に示す問題が生じ
ていた。すなわち、従来技術では、ケーブルがケーブル
ホルダから抜けないようにするため、ケーブルホルダに
抜け止めのピンを形成している。またケーブルホルダに
より保持されるケーブル部分に、抜け止めのピンに引っ
掛かる孔部を形成している。図8は、同様の方法をFF
Cに適用するため、ケーブルの先端部近傍に、ピンに引
っ掛かる孔部91を形成したケーブルの状態を示してい
る。FFCは、平角軟銅線をフィルムで被覆したケーブ
ルであるので、線材は、等間隔で互いに平行に並んでい
る。このため、孔部91を形成すると、孔部91によっ
て、線材92は切断されることになり、2本の配線を使
用することができなくなる。このため、ケーブルの利用
率が低下するという問題が生じていた。
【0004】本発明は上記課題を解決するため創案され
たものであって、請求項1および2記載の発明の目的
は、FFCをケーブルホルダで保持した場合にも、ケー
ブルの利用率の低下を防止することのできるケーブルホ
ルダを提供することにある。また請求項3記載の発明の
目的は、上記目的に加え、シャーシ等の板材に取り付け
ることのできるケーブルホルダを提供することにある。
また請求項4記載の発明の目的は、上記目的に加え、板
材に取り付けられたとき、フレキシブルフラットケーブ
ルが接続されるコネクタと同じ側にケーブル本体を引き
出すことのできるケーブルホルダを提供することにあ
る。また請求項5記載の発明の目的は、接着剤を用いて
フレキシブルフラットケーブルをケーブルホルダに固定
するとき、固定作業を容易することのできるケーブルの
固定方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1記載の発明に係るケーブルホルダは、ホルダ本
体は、フレキシブルフラットケーブルを挟み込んで保持
するホルダ主部とホルダ補助部とから構成され、前記フ
レキシブルフラットケーブルのケーブル本体の先端部近
傍の所定範囲に補強板が接着された補強部が形成されて
この補強部の両側部に切欠部が形成されており、前記フ
レキシブルフラットケーブルの先端部が配置される前記
ホルダ本体の先端部は、コネクタを係合して前記フレキ
シブルフラットケーブルの先端部に接続するための空洞
部からなるホルダ案内部に形成されていて、前記ホルダ
主部は、前記フレキシブルフラットケーブルのケーブル
幅に等しい横幅の凹部と、この凹部の側壁の各々に形成
され断面形状が前記フレキシブルフラットケーブルの切
欠部の形状に等しい凸脈状の突起部と、前記凹部の側壁
の縁近傍のそれぞれに形成された係止爪を有し、前記ホ
ルダ補助部は、その側壁のそれぞれに形成された、前記
凸脈状の突起部に対応して断面が凹状の溝部及び前記係
止爪に対応する欠取部を有し、前記フレキシブルフラッ
トケーブルを前記ホルダ本体のホルダ主部とホルダ補助
部との間に配設して、前記ホルダ補助部を前記ホルダ主
部に嵌め込むことによって、前記フレキシブルフラット
ケーブルのケーブル本体の切欠部と前記ホルダ補助部の
凹状の溝部が前記ホルダ主部の凸脈状の突起部に嵌入さ
れ、前記ホルダ補助部の欠取部が前記ホルダ主部の係止
爪に係合して、前記ホルダ主部に前記フレキシブルフラ
ットケーブルのケーブル本体と前記ホルダ補助部とが取
り付けられるように構成している。
【0006】また、請求項2記載の発明に係るケーブル
ホルダは、さらに、板材に形成されたホルダ保持孔に前
記ホルダ本体が挿入された状態にて、前記板材に前記ホ
ルダ本体を保持させるホルダ保持部を前記ホルダ本体に
形成した構成としている。また請求項3記載の発明に係
るケーブルホルダは、さらに、前記ホルダ保持部によっ
て前記ホルダ本体が前記板材に保持された状態におい
て、前記ケーブル保持部から前記ケーブル本体を引き出
す引出開口部を、前記板材に対し、前記ホルダ案内部側
と同じ側に設けた構成としている。
【0007】また請求項4記載野発明に係るケーブルの
固定方法は、ホルダ本体に、内面状がコネクタの外形に
対応したホルダ案内部と、前記ホルダ案内部の内部に前
記先端部を突出させた状態でフレキシブルフラットケー
ブルの先端部近傍の所定範囲を保持するケーブル保持部
とが形成されると共に、前記ケーブル保持部の壁面に注
入孔が形成されたケーブルホルダに前記フレッキシブル
フラットケーブルを固定する固定方法であって、前記ホ
ルダ案内部の内面形状に対応した外形形状に形成される
と共に、前記コネクタの挿入スリットに対応する位置に
所定深さの位置決スリットが形成された位置決アダプタ
からなる位置決用の治具に前記ホルダ案内部を係合し、
前記ケーブル保持部から前記フレキシブルフラットケー
ブルが引き出される引出開口部に、前記先端部が前記位
置決スリットの底部に達するまで前記フレキシブルフラ
ットケーブルを挿入し、前記先端部が前記位置決スリッ
トの前記底部に達した状態において、前記注入孔から接
着剤を注入する方法としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例の形態を、
図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明に係るケー
ブルホルダの第1の実施形態を示す外観斜視図であり、
請求項1、3、4記載の発明に対応するケーブルホルダ
の実施形態を示している。また、図2は、同実施形態を
コネクタに接続したときの状態を示す断面図となってい
る。
【0009】図において、フレキシブルフラットケーブ
ル(以下ではFFCと称する)7の先端部の一方の面に
は、線材を被覆する絶縁膜を所定長さ分だけ剥離した導
電部71が形成されている。また、導電部71が形成さ
れた面の裏側であり、先端部近傍に位置する面には、薄
い樹脂板である補強板72が張り付けられている。そし
て、FFC7における補強板72が張り付けられた先端
部近傍の部分は、請求項に記載された補強部73となっ
ていて、補強部73の両側部には、凹状の切欠部74が
形成されている。
【0010】図3は、この切欠部74の形状の詳細を示
している。すなわち、切欠部74の幅dとしては、両側
端部に位置する線材711に食い込むことのない範囲で
幅を広くし、抜け止め効果を高める必要がある。このた
め、本実施形態では、幅dを略0.6mmとしている。
FFC7の補強部73を保持するホルダ本体は、ホルダ
主部11とホルダ補助部12とによって構成されてお
り、ホルダ主部11には、FFC7のケーブル幅に等し
い横幅の凹部112が形成されている。また、凹部11
2の側壁113の各々には、断面形状がFFC7の切欠
部74の形状に等しい凸脈状の突起部114が形成され
ている。
【0011】ホルダ補助部12は、ホルダ主部11の凹
部112に、正面方向から押し込んだ状態で、ホルダ主
部11に固定される部材となっている。このため、ホル
ダ補助部12の側壁121のそれぞれには、突起部11
4に対応して、断面が凹状の溝部122が形成されてい
る。また正面方向から押し込まれたホルダ補助部12を
抜けなくするため、ホルダ主部11の凹部112の側壁
113の縁近傍のそれぞれには、2箇所に係止爪115
が形成されている。そして、ホルダ補助部12の側壁1
21のそれぞれには、係止爪115に対応する欠取部1
23が形成されている。
【0012】ホルダ主部11の凹部112の側壁113
および奥壁116の下部には、段欠き117が形成され
ている。また、ホルダ補助部12の内側壁124の下部
にも段欠き125が形成されている。すなわち、ホルダ
補助部12を係止爪115によってホルダ主部11に固
定すると、ホルダ主部11側の段欠き117の壁面と、
ホルダ補助部12側の段欠き125の壁面とにより、固
有の内面形状を有する空間が形成される。この固有の内
面形状は、コネクタ81の外形に等しい形状となってい
る。つまり、ホルダ主部11側の段欠き117の壁面
と、ホルダ補助部12側の段欠き125の壁面とにより
形成される空間は、請求項に記載されたホルダ案内部1
3となっている。また、段欠き117,125の内面側
の各下端には、コネクタ81への係合を容易にするた
め、傾斜面118,126が形成されている。
【0013】ホルダ主部11の中央から上部に寄った位
置には、平面形状が長方形状の鍔部141が形成されて
いる。なお、この鍔部141は、ホルダ主部11の外壁
119に沿った部分にのみ成形されており、凹部112
に対応する部分には、形成されていない。また、ホルダ
主部11の外壁119のうち、側面に位置する壁面の上
部側端部には、鍔部141と対となる係止爪142が形
成されている。この鍔部141と係止爪142とは、板
材17にホルダ本体を保持させるための部材となってい
て、請求項3に記載されたホルダ保持部14を構成して
いる。
【0014】ホルダ主部11の凹部112の深さは、ホ
ルダ補助部12の厚みと、FFC7の補強部73の厚み
とを加えた厚みに等しくなっている。このため、ホルダ
補助部12を係止爪115でもってホルダ主部11に固
定した状態では、ホルダ主部11の奥壁116とホルダ
補助部12の内側壁124との間に、FFC7の補強部
73の厚みに等しい間隙が確保される。この確保された
間隙は、FFC7の補強部73を保持するケーブル保持
部15となっている。
【0015】上記構成からなるケーブルホルダにFFC
7を取り付けるときには、FFC7の切欠部74を突起
部114に合わせ、奥壁116の側に押しやる。次い
で、ホルダ補助部12の溝部122を突起部114に合
わせた状態で、ホルダ補助部12を、ホルダ主部11の
側に強く押す。強く押されたホルダ補助部12は、凹部
112の開口側を少し開きつつ、奥壁116の側に移動
する。そして、さらにホルダ補助部12を押し込んだと
きには、奥壁116との間に、補強部73の厚みに対応
する間隙を確保した位置にて、係止爪115が欠取部1
23に噛み合う。このため、ホルダ補助部12は、係止
爪115によってホルダ主部11に固定される。また同
時に、ホルダ補助部12は、ホルダ主部11と対となっ
て補強部73を保持する。
【0016】このように、ホルダ主部11とホルダ補助
部12とによって保持されたFFC7は、切欠部74が
突起部114と係合しているため、先端部がホルダ案内
部13に突出した状態において、ケーブルの長さ方向に
も強固に保持されることになる。
【0017】図3に示す板材17は、例えば、ビデオカ
セットデッキの機構部を搭載したシャーシ等の板材17
であり、ホルダ主部11の外壁119の断面形状より所
定分だけ大きく形成された長方形の取付孔171が形成
されている。この取付孔171に、下方から、FFC7
を保持したホルダ主部11(ホルダ本体)の上部側が挿
入される。鍔部141より上部側の部分が挿入されたと
きには、挿入時に閉じていた係止爪142が開く。この
ため、ホルダ主部11(ホルダ本体)は、鍔部141と
係止爪142とによって、板材17に保持されることに
なる。つまり、ホルダ本体が板材17に取り付けられた
ことになる。
【0018】主回路基板84に取り付けられたコネクタ
81に、ホルダ本体のホルダ案内部13が係合するよう
に、ホルダ本体が取り付けられたシャーシ(板材)17
を下方に移動させる。板材17に形成された取付孔17
1の形状は、ホルダ主部11の外壁119の断面形状よ
り、左右と前後の各方向において所定分だけ大きい。こ
のため、板材17を下方に移動すると、ホルダ主部11
は、ホルダ案内部13の傾斜面118,126に従っ
て、コネクタ81に対する取り付け位置の誤差分(左右
および前後方向の誤差分)を移動しつつ、ホルダ案内部
13により所定位置に案内される。その結果、FFC7
の先端部は、コネクタ81の挿入スリット82に案内さ
れ、次いで挿入される。
【0019】このとき、コネクタ81の高さに誤差があ
り、コネクタ81が所定位置より低く位置している場合
では、板材17を下方に強く押し付けて、FFC7の先
端部が挿入スリット82の底部まで達するように、ホル
ダ本体とコネクタ81とを係合させる。このときでは、
下方に押し付ける力を板材17から取り去ると、板材1
7が、僅かながら、上方に持ち上がることがある。しか
し、板材17が上方に持ち上がったとしても、上方への
持ち上がり分は、係止爪142が外側に撓むように開く
ことによって吸収される。このため、ホルダ本体とコネ
クタ81との係合は、FFC7の先端部が挿入スリット
82の底部まで達する係合状態に維持される。すなわ
ち、上下方向の位置関係の誤差についても、誤差分が許
容範囲であるときには、誤差分は吸収され、FFC7と
コネクタ81との確実な接続を確保することが可能とな
っている。
【0020】FFC7の先端部が挿入スリット82に挿
入され、導電部71がコネクタ81の電極(図示を省
略)に接続された状態では、図3に示すように、ケーブ
ル本体75をケーブル保持部15から外部に引き出す引
出開口部151が、板材17に対して、ホルダ案内部1
3と同一側に位置する。このため、ケーブル本体75
を、ホルダ案内部13と同一側に引き出すことが可能と
なっている。その結果、FFC7の他方の端部(図示さ
れない側の端部)が、板材17の下面に設けられた基板
等に接続されている場合、ケーブル本体75を、板材1
7の上部側に引き出すことなく、先端部をコネクタ81
に接続することが可能になっている。つまり、ケーブル
本体75の他方の端部(図示されない端部)が、板材1
7の下部側において接続されているとき、ケーブル本体
75の引き回しを簡単化することが可能となっている。
【0021】図4は、本発明に係るケーブルホルダの第
2の実施形態を示す外観斜視図であり、請求項1、3記
載の発明に対応する実施形態となっている。なお、図1
に示す構成と同一となる部分については、図1と同一符
号を付与し、詳細な説明を省略する。
【0022】本実施形態においても、ホルダ本体は、ホ
ルダ主部21とホルダ補助部22との2つの部品によっ
て構成されている。また、ホルダ主部21に形成された
凹部212の幅は、FFC7の幅と同一となっている。
また凹部212には、突起部114、係止爪115、段
欠き117、傾斜面118が形成されている。また、ホ
ルダ補助部22には、溝部122、欠取部123、段欠
き125、傾斜面126が形成されている。また、凹部
212の深さは、ホルダ補助部22の厚みと補強部73
の厚みとを加えた厚みに等しくなっている。そして、ホ
ルダ補助部22をホルダ主部21に固定した状態では、
段欠き117と段欠き125とにより、ホルダ案内部1
3が形成される。
【0023】ホルダ主部21の上部には、平面形状が長
方形状の鍔部241が形成されている。なお、この鍔部
241は、ホルダ主部21の外壁219に沿った部分に
のみ成形されており、凹部212に対応する部分には形
成されていない。また、ホルダ主部21の外壁219の
うち、側面に位置する壁面であって、鍔部241の下部
側には、鍔部241と対となる係止爪242が形成され
ている。また、ホルダ補助部22の上部には、ホルダ補
助部22をホルダ主部21に取り付けたとき、鍔部24
1の欠落部分に合致する形状の凸脈223が形成されて
いる。この鍔部241、凸脈223、および係止爪24
2は、板材17にホルダ本体を保持させるための部材と
なっていて、請求項3に記載されたホルダ保持部24を
構成している。
【0024】本実施形態では、板材に形成された長方形
の取付孔(図3に示す取付孔171と同形状)に、FF
C7を保持したホルダ本体(ホルダ主部21とホルダ補
助部22とからなる)の下端部(ホルダ案内部13の
側)を挿入する。ホルダ本体が所定位置まで取付孔に挿
入されたときには、係止爪242が開き、ホルダ本体
は、板材によって保持されることになる。このときに
は、FFC7は、板材の上部から引き出されることにな
る。その結果、FFC7の他方の端部(図示されない側
の端部)が、板材17の上面に設けられた基板等に接続
されている場合、ケーブル本体75を、板材17の下部
側に引き出すことなく、先端部をコネクタに接続するこ
とが可能になっている。つまり、ケーブル本体75の他
方の端部(図示されない端部)が、板材17の上部側に
おいて接続されているとき、ケーブル本体75の引き回
しを簡単化することが可能となっている。
【0025】図5は、本発明に係るケーブルホルダの第
3の実施形態を示す正面図であり、請求項2、3、4記
載の発明に対応するケーブルホルダの実施形態を示して
いる。また、図6は、同実施形態を位置決アダプタに取
り付けた状態を示す断面図となっている。本実施形態の
ホルダ本体31は、外形については、第1の実施形態の
ホルダ補助部12をホルダ主部11の所定位置に固定
し、欠取部123を埋めたときの外形と同一形状となっ
ている。このため、図1に示す構成と同一となる部分に
ついては、図1と同一符号を付与し、詳細な説明を省略
する。
【0026】また、ケーブル保持部(内部構造であるの
で破線により示している)35は、第1の実施形態のケ
ーブル保持部15と比したときには、内部に突起部が形
成されていないことを除くと、同一形状となる。すなわ
ち、ケーブル保持部35は、上部から下部まで、断面形
状が同一のスリット形状となっている。また、ホルダ本
体31の下部には、第1の実施形態のホルダ案内部13
と同一形状のホルダ案内部33が形成されている。ま
た、ケーブル本体75が引き出される引出開口部351
は、ホルダ本体31を板材に取り付けたときには、板材
に対して、ホルダ案内部33と同一側に位置している。
【0027】また、ケーブル保持部35の前部に位置す
る前壁部313と、ケーブル保持部35の後部に位置す
る後壁部314との各々の略中央には、表面からケーブ
ル保持部35まで貫通する注入孔311,312が形成
されている。また、本実施形態に使用されるFFC7
は、図1に示したFFC7の補強部73に形成された切
欠部74を省略した構成となっている。すなわち、本実
施形態に使用されるFFC7は、先端部近傍に補強板7
2を張り付けることにより、補強部73を形成したケー
ブルとなっている。
【0028】以下に、上記構成からなるホルダ本体31
にFFC7を固定する固定方法について説明する。
【0029】FFC7をホルダ本体31に固定するとき
には、位置決アダプタ61が使用される。この位置決ア
ダプタ61は、ホルダ案内部33に対応するコネクタ
(図3に示すコネクタ81と同じ)と外形が同一となる
ように形成された治具であり、作業用の基台62に固定
されている。また、位置決アダプタ61には、コネクタ
81の挿入スリット82に対応する位置に、挿入スリッ
ト82と略同一形状、同一深さの位置決スリット65が
形成されている。そして、上部側の縁に沿っては、ホル
ダ案内部33との係合を容易にするため、傾斜面611
が形成されている。また、位置決スリット65の入口に
も、FFC7の先端部の挿入を容易にするため、傾斜面
612が形成されている。
【0030】FFC7をホルダ本体31に固定するとき
には、位置決アダプタ61にホルダ案内部33を係合す
る。ホルダ案内部33が位置決アダプタ61に係合した
ときには、ホルダ本体31は位置決アダプタ61により
保持される。この状態において、引出開口部351にF
FC7を挿入する。引出開口部351から挿入されたF
FC7の先端部は、ケーブル保持部35を通過し、位置
決スリット65の底部に達する。先端部が位置決スリッ
ト65の底部に達したときには、FFC7は、コネクタ
との接続に必要とする長さ分が、ホルダ案内部33に突
出した状態となる。
【0031】この状態において、注入孔311と注入孔
312との双方に、適量の接着剤を圧入する。注入孔3
11,312から圧入された接着剤は、補強部73の表
面とケーブル保持部35の壁面との間隙に広がり、固化
する。このため、FFC7は、ホルダ本体31に固定さ
れることになる。なお、図6における破線76は、ホル
ダ本体31を板材に取り付けて使用するとき、引出開口
部351から引き出されたケーブル本体75の引き回し
の方向を示している。
【0032】図7は、本発明に係るケーブルホルダの第
4の実施形態を示す正面図であり、請求項2、3記載の
発明に対応するケーブルホルダの実施形態を示してい
る。本実施形態のホルダ本体41は、外形については、
第2の実施形態のホルダ補助部22をホルダ主部21の
所定位置に固定し、欠取部123を埋めたときの外形と
同一形状となっている。このため、図4に示す構成と同
一となる部分については、図4と同一符号を付与し、詳
細な説明を省略する。
【0033】また、ケーブル保持部(内部構造であるの
で破線により示している)45は、第2の実施形態のケ
ーブル保持部と比したときには、内部に突起部が形成さ
れていないことを除くと、同一形状となる。すなわち、
ケーブル保持部45は、上部から下部まで、断面形状が
同一のスリット形状となっている。また、ホルダ本体4
1の下部には、第2の実施形態のホルダ案内部13と同
一形状のホルダ案内部43が形成されている。また、ケ
ーブル本体75が引き出される引出開口部451は、ホ
ルダ本体41を板材に取り付けたときには、板材に対し
て、ホルダ案内部43の対向側に位置している。
【0034】また、ケーブル保持部45の前部に位置す
る前壁部413の略中央位置には、表面からケーブル保
持部45まで貫通する注入孔411が形成されている。
また、同様に、ケーブル保持部45の後部に位置する、
図示されない後壁部の略中央位置にも、表面からケーブ
ル保持部45まで貫通する注入孔(図示されていない)
が形成されている。また、本実施形態に使用されるFF
C7は、第3の実施形態に使用されるFFCと同一とな
っている。また、上記構成からなる本実施形態に、FF
C7を固定する固定方法は、第3の実施形態にFFC7
を固定する固定方法と同一であるので、説明を省略す
る。
【0035】以上説明したように、第3および第4の実
施形態では、ホルダ本体を一体の成形品として作成する
ことが可能である。このため、ホルダ本体の部品原価を
安価にすることが可能となっている。また、補強部73
に切欠部74を形成する必要がないので、FFC7の加
工工程が簡略化されることになる。なお、本発明は上記
実施形態に限定されず、第1および第2の実施形態にお
ける切欠部74の形状については、凹状とした場合につ
いて説明したが、端部に位置する線材711を切断しな
いその他の形状(望ましくは、線材711を切り欠かな
いその他の形状)として、例えば、半径が0.6mm程
度の半円形状等とすることが可能であり、必要とする強
度に応じて、2つ以上の切欠部を形成した構成等とする
ことが可能である。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明に係るケーブルホル
ダは、ホルダ本体は、フレキシブルフラットケーブルを
挟み込んで保持するホルダ主部とホルダ補助部とから構
成され、前記フレキシブルフラットケーブルのケーブル
本体の先端部近傍の所定範囲に補強板が接着された補強
部が形成されてこの補強部の両側部に切欠部が形成され
ており、前記フレキシブルフラットケーブルの先端部が
配置される前記ホルダ本体の前端部は、コネクタを係合
して前記フレキシブルフラットケーブルの先端部に接続
するための空洞部からなるホルダ案内部に形成されてい
て、前記ホルダ主部は、前記フレキシブルフラットケー
ブルのケーブル幅に等しい横幅の凹部と、この凹部の側
壁の各々に形成され断面形状が前記フレキシブルフラッ
トケーブルの切欠部の形状に等しい凸脈状の突起部と、
前記凹部の側壁の縁近傍のそれぞれに形成された係止爪
を有し、前記ホルダ補助部は、その側壁のそれぞれに形
成された、前記凸脈状の突起部に対応して断面が凹状の
溝部及び前記係止爪に対応する欠取部を有し、前記フレ
キシブルフラットケーブルを前記ホルダ本体のホルダ主
部とホルダ補助部との間に配設して、前記ホルダ補助部
を前記ホルダ主部に嵌め込むことによって、前記フレキ
シブルフラットケーブルのケーブル本体の切欠部と前記
ホルダ補助部の凹状の溝部が前記ホルダ主部の凸脈状の
突起部に嵌入され、前記ホルダ補助部の欠取部が前記ホ
ルダ主部の係止爪に係合して、前記ホルダ主部に前記フ
レキシブルフラットケーブルのケーブル本体と前記ホル
ダ補助部とが取り付けられるように構成している。すな
わち、請求項1の発明では、ケーブル本体に、ケーブル
を固定するための固定孔を形成することが不要となり、
切断される線状が無くなることから、FFCをケーブル
ホルダで保持した場合にも、ケーブルの利用率低下を防
止することが可能となっている。また、ホルダ本体のホ
ルダ主部とホルダ補助部は、係止爪と欠取部の係合によ
って嵌め合わせて一体になるように構成されているの
で、組み付けが簡単であるとともに、組み付けた後には
頑丈な構造とすることができる。
【0037】また請求項2記載の発明に係るケーブルホ
ルダは、さらに、板材に形成されたホルダ保持孔にホル
ダ本体が挿入された状態にて、板材にホルダ本体を保持
させるホルダ保持部をホルダ保持部をホルダ本体に形成
した構成としている。すなわち、ホルダ本体は、ホルダ
保持部によって板材に保持されることになるため、シャ
ーシ等の板材に取り付けることが可能となっている。ま
た請求項3記載の発明に係るケーブルホルダは、さら
に、ホルダ保持部によりホルダ本体が板材に保持された
状態において、ケーブル保持部からケーブル本体を引き
出す引出開口部を、板材に対し、ホルダ案内部側と同じ
側に設けた構成としている。このため、板材に取り付け
られたとき、フレキシブルフラットケーブルが接続され
るコネクタと同じ側にケーブル本体を引き出すことが可
能となっている。
【0038】また請求項4記載の発明に係るケーブルの
固定方法は、ホルダ本体に、内面状がコネクタの外形に
対応したホルダ案内部と、前記ホルダ案内部の内部に前
記先端部を突出させた状態でフレキシブルフラットケー
ブルの先端部近傍の所定範囲を保持するケーブル保持部
とが形成されると共に、前記ケーブル保持部の壁面に注
入孔が形成されたケーブルホルダに前記フレッキシブル
フラットケーブルを固定する固定方法であって、前記ホ
ルダ案内部の内面形状に対応した外形形状に形成される
と共に、前記コネクタの挿入スリットに対応する位置に
所定深さの位置決スリットが形成された位置決アダプタ
からなる位置決用の治具に前記ホルダ案内部を係合し、
前記ケーブル保持部から前記フレキシブルフラットケー
ブルが引き出される引出開口部に、前記先端部が前記位
置決スリットの底部に達するまで前記フレキシブルフラ
ットケーブルを挿入し、前記先端部が前記位置決スリッ
トの前記底部に達した状態において、前記注入孔から接
着剤を注入する方法としている。すなわち、位置決アダ
プタにホルダ案内部係合したときには、位置決アダプタ
によってホルダ本体が保持されるので、引出開口部にフ
レキシブルフラットケーブルを挿入することが容易とな
っている。また、先端部が位置決スリットの底部に達す
るまでフレキシブルフラットケーブルを挿入するだけ
で、所定長さ分のフレキシブルフラットケーブルがホル
ダ案内部に突出することになるので、突出分の長さ決め
を確実に行うことができて、これを別途に行う必要がな
くなる。つまり、接着剤を用いてフレキシブルフラット
ケーブルをケーブルホルダに固定するとき、この固定作
業を容易することが可能となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1、3、4記載の発明に対応するケーブ
ルホルダの実施形態を示す外観斜視図である。
【図2】図1に示す実施形態をコネクタに接続した状態
を示す断面図である。
【図3】フレキシブルフラットケーブルの先端部近傍の
形状を示す説明図である。
【図4】請求項1、3記載の発明に対応するケーブルホ
ルダの実施形態を示す外観斜視図である。
【図5】請求項2、3、4記載の発明に対応するケーブ
ルホルダの実施形態を示す正面図である。
【図6】図5に示す実施形態を位置決アダプタに取り付
けたときの状態を示す断面図である。
【図7】請求項2、3記載の発明に対応するケーブルホ
ルダの実施形態を示す正面図である。
【図8】フレキシブルフラットケーブルの先端部の形状
を示す説明図である。
【符号の説明】
7 フレキシブルフラットケーブル 11 ホルダ本体を構成するホルダ主部 12 ホルダ本体を構成するホルダ補助部 13 ホルダ案内部 14 ホルダ保持部 15 ケーブル保持部 17 板材 21 ホルダ本体を構成するホルダ主部 22 ホルダ本体を構成するホルダ補助部 24 ホルダ保持部 31 ホルダ本体 33 ホルダ案内部 35 ケーブル保持部 41 ホルダ本体 43 ホルダ案内部 61 位置決アダプタ 65 位置決スリット 72 補強板 73 補強部 74 切欠部 81 コネクタ 82 挿入スリット 114 突起部 151 引出開口部 311,312 注入孔 351 引出開口部 411 注入孔 451 引出開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−393(JP,A) 特開 平4−312778(JP,A) 特開 昭63−137478(JP,A) 実開 平6−48189(JP,U) 実開 昭62−26882(JP,U) 実開 平3−100382(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 12/24

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホルダ本体は、フレキシブルフラットケ
    ーブルを挟み込んで保持するホルダ主部とホルダ補助部
    とから構成され、前記フレキシブルフラットケーブルの
    ケーブル本体の先端部近傍の所定範囲に補強板が接着さ
    れた補強部が形成されてこの補強部の両側部に切欠部が
    形成されており、前記フレキシブルフラットケーブルの
    先端部が配置される前記ホルダ本体の先端部は、コネク
    タを係合して前記フレキシブルフラットケーブルの先端
    部に接続するための空洞部からなるホルダ案内部に形成
    されていて、前記ホルダ主部は、前記フレキシブルフラ
    ットケーブルのケーブル幅に等しい横幅の凹部と、この
    凹部の側壁の各々に形成され断面形状が前記フレキシブ
    ルフラットケーブルの切欠部の形状に等しい凸脈状の突
    起部と、前記凹部の側壁の縁近傍のそれぞれに形成され
    た係止爪を有し、前記ホルダ補助部は、その側壁のそれ
    ぞれに形成された、前記凸脈状の突起部に対応して断面
    が凹状の溝部及び前記係止爪に対応する欠取部を有し、
    前記フレキシブルフラットケーブルを前記ホルダ本体の
    ホルダ主部とホルダ補助部との間に配設して、前記ホル
    ダ補助部を前記ホルダ主部に嵌め込むことによって、前
    記フレキシブルフラットケーブルのケーブル本体の切欠
    部と前記ホルダ補助部の凹状の溝部が前記ホルダ主部の
    凸脈状の突起部に嵌入され、前記ホルダ補助部の欠取部
    が前記ホルダ主部の係止爪に係合して、前記ホルダ主部
    に前記フレキシブルフラットケーブルのケーブル本体と
    前記ホルダ補助部とが取り付けられるように構成した
    とを特徴とするケーブルホルダ。
  2. 【請求項2】 板材に形成されたホルダ保持孔に前記ホ
    ルダ本体が挿入された状態にて、前記板材に前記ホルダ
    本体を保持されるホルダ保持部を前記ホルダ本体に形成
    したことを特徴とする請求項1記載のケーブルホルダ。
  3. 【請求項3】 前記ホルダ保持部によって前記ホルダ本
    体が前記板材に保持された状態において、前記ケーブル
    保持部から前記ケーブル本体を引き出す引出開口部を、
    前記板材に対し、前記ホルダ案内部側と同じ側に設けた
    ことを特徴とする請求項2記載のケーブルホルダ。
  4. 【請求項4】 ホルダ本体に、内面状がコネクタの外形
    に対応したホルダ案内部と、前記ホルダ案内部の内部に
    前記先端部を突出させた状態でフレキシブルフラットケ
    ーブルの先端部近傍の所定範囲を保持するケーブル保持
    部とが形成されると共に、前記ケーブル保持部の壁面に
    注入孔が形成されたケーブルホルダに前記フレッキシブ
    ルフラットケーブルを固定する固定方法であって、前記
    ホルダ案内部の内面形状に対応した外形形状に形成され
    ると共に、前記コネクタの挿入スリットに対応する位置
    に所定深さの位置決スリットが形成された位置決アダプ
    からなる位置決用の治具に前記ホルダ案内部を係合
    し、前記ケーブル保持部から前記フレキシブルフラット
    ケーブルが引き出される引出開口部に、前記先端部が前
    記位置決スリットの底部に達するまで前記フレキシブル
    フラットケーブルを挿入し、前記先端部が前記位置決ス
    リットの前記底部に達した状態において、前記注入孔か
    ら接着剤を注入することを特徴とするケーブルの固定方
    法。
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