JP3084886U - シート状感温センサー - Google Patents

シート状感温センサー

Info

Publication number
JP3084886U
JP3084886U JP2001006292U JP2001006292U JP3084886U JP 3084886 U JP3084886 U JP 3084886U JP 2001006292 U JP2001006292 U JP 2001006292U JP 2001006292 U JP2001006292 U JP 2001006292U JP 3084886 U JP3084886 U JP 3084886U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
temperature sensor
thermosensitive coloring
sheet
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001006292U
Other languages
English (en)
Inventor
正樹 越野
Original Assignee
アセイ工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アセイ工業株式会社 filed Critical アセイ工業株式会社
Priority to JP2001006292U priority Critical patent/JP3084886U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3084886U publication Critical patent/JP3084886U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】使い勝手が良く、広範な用途に使用でき、各種
制約にも十分対応できるシート状感温センサーを提供す
る。 【解決手段】一枚の基板上に、不可逆的感温発色体、可
逆的感温発色体、経時的熱量表示感温発色体等の特性の
異なる複数の感温発色体を併設せしめたことを特徴とす
るシート状感温センサー。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はシート状感温センサー、詳しくは多様な機能を有するシート状感温 センサーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
温度に反応して発色する各種感温発色体をシート状の基板状に設置せしめたシ ート状感温センサーは、簡易な温度検知手段として受電設備、変電設備、各種機 械設備などにおいて広く使用されている。
【0003】 このシート状感温センサーは、特定の温度で発色する物質の特性を利用したも のであり、あらかじめ定められた設定温度に達すると発色し、設定温度以下に温 度が低下しても、そのまま発色し続ける不可逆的な感温センサー、設定温度に達 すると発色するが設定温度以下に温度が低下すると発色がなくなり、もとの状態 に戻る可逆的な感温センサー、あるいは経時的に加えられた熱の総量を表示する 経時的熱量センサーなどが存在している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
これら各種感温センサーは、それぞれ発色体の構造が異なる為、別々の基板上 に構成されており、必要に応じて温度管理すべき対象物体に別々に貼付して使用 されていた。従って、対象物の現在の温度を知ると共に、過去の温度履歴を知り たい場合などには、不可逆的な感温センサーと可逆的な感温センサーとを別々に 設定しなければならなかった。
【0005】 しかしながら、対象物体の感温センサーの設置スペースは狭隘な箇所が多く、 複数の感温センサーを貼付しずらい場合もあった。又、別体となった感温センサ ーを別々に貼付した場合、測定値に微妙なバラツキが生じることもあった。更に 、別々に貼付したのでは、測定結果の比較がしにくいという問題もあった。一方 、別体となっている感温センサーをあらかじめ用意することは、コスト的にも問 題が多く、在庫管理上からも好ましいものではなかった。
【0006】 本考案者は、最近温度管理手段として注目されつつあり、需要も増大している このシート状感温センサーに関する上記の問題点を解決すべく研究を行った結果 、使い勝手が良く、その特性を最大限発揮し用途を更に拡大することができる便 利なシート状感温センサーを開発することに成功し、本考案としてここに提案す るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
一枚の基板上に、不可逆的感温発色体、可逆的感温発色体、経時的熱量表示感 温発色体等の特性の異なる複数の感温発色体を併設せしめてシート状感温センサ ーを構成することにより、上記課題を解決せんとするものである。
【0008】
【実施の形態】
図1はこの考案に係るシート状感温センサーの一実施形態の斜視図である。
【0009】 図中1は基板であり、その裏面には粘着材が塗布され、各種温度管理を必要と する機器類の所望箇所に貼付し得る様になっている。そして、この基板1の上面 に感温発色体2a,2b,2cが設置されており、その上には基板1全体を覆う 透明フィルム3が重畳されている。
【0010】 感温発色体とは、特定の温度で溶融する溶融性化合物などの性質を利用し、こ れと各種顔料とを組合せて温度変化によって発色現象を惹起させる物質であり、 感温発色体2aは不可逆的発色体、即ちあらかじめ設定された温度に達すると発 色し、その後は温度が低下しても、そのまま発色し続ける性質を持った感温発色 体、感温発色体2bは可逆的発色体、即ち、あらかじめ設定された温度に達する と発色するが、その後温度が設定値より低下すると発色現象も消滅する性質を持 った感温発色体、感温発色体2cは経時的に加えられた熱の総量に比例して発色 面積が拡大する性質を持った経時的熱量表示感温発色体であり、これら特性の異 なった感温発色体が共通の基板1の上に複数個設置されている。
【0011】 なお、これら性質の異なる感温発色体2a,2b,2cの配列順序は、この実 施の形態のものに限定される必要はない。又、不可逆的感温発色体2aを2個以 上、可逆的感温発色体2b及び経時的熱量表示感温発色体2cをそれぞれ1個づ つという様に、設置個数も自由に選択し得ることも、もちろんである。又、図2 に示す様に、各感温発色体2a,2b,2cの間に、ミシン目4を入れておけば 、特性の異なる各感温発色体2a,2b,2cをそれぞれ分離して単体として用 いることも出来、なお一層便利である。
【0012】
【効果】
この考案に係るシート状感温センサーは、温度管理すべき機器類の所望箇所に 貼付して温度管理の用に供するのであるが、上述の通り、不可逆的感温発色体、 可逆的感温発色体、経時的熱量表示感温発色体という様に、それぞれ特性、用途 が異なる感温発色体が共通の基板上に設置されているので、温度管理すべき各種 機器類にそれぞれ別々に貼付する必要がなく、貼付作業の手数を軽減することが 出来ると共に、貼付スペースも小さくてすみ、又、これら特性、用途が異なる感 温発色体を比較しながら温度管理することも可能であり、非常に実用的価値の高 いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るシート状感温センサーの一実施
形態の斜視図。
【図2】同じく、他の実施形態の斜視図。
【符号の説明】
1 基板 2a 感温発色体 2b 感温発色体 2c 感温発色体 3 透明フィルム 4 ミシン目

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚の基板上に、不可逆的感温発色体、
    可逆的感温発色体、経時的熱量表示感温発色体等の特性
    の異なる複数の感温発色体を併設せしめたことを特徴と
    するシート状感温センサー。
JP2001006292U 2001-09-26 2001-09-26 シート状感温センサー Expired - Fee Related JP3084886U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001006292U JP3084886U (ja) 2001-09-26 2001-09-26 シート状感温センサー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001006292U JP3084886U (ja) 2001-09-26 2001-09-26 シート状感温センサー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3084886U true JP3084886U (ja) 2002-03-29

Family

ID=43236343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001006292U Expired - Fee Related JP3084886U (ja) 2001-09-26 2001-09-26 シート状感温センサー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3084886U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20030016282A1 (en) Thermochromic writing device
KR20030011720A (ko) 온도 경고 장치 및 메모리 장치의 온도 히스토리를모니터링하는 방법
JP2009533678A (ja) プロセス制御機器のための温度反応インジケータ
KR100677742B1 (ko) 디지털 온도 센서, 디지털 온도 측정 시스템 및 방법
JP3084886U (ja) シート状感温センサー
JP4226785B2 (ja) 接着材料で測定する液晶ディスプレイ温度
JPH02502753A (ja) 熱放射線センサ
GB2302586A (en) Temperature indicator for mounting on a door or wall
GB2373338A (en) Temperature indicator
JP4833458B2 (ja) 感温ラベル
CN107560748B (zh) 具有温度信号输出的电热陶瓷装置和温度监测方法
JPH04329385A (ja) バッテリーチェッカー
JP4064697B2 (ja) 熱量積算表示ラベル
JPH04329384A (ja) バッテリーチェッカー
JP2009115689A (ja) 遮熱塗膜の評価装置
JPH03181720A (ja) 電気面状採暖具
CN218513097U (zh) 标签及电子设备
EP0512694B1 (en) Sensing device for temperatures
CN213025947U (zh) 一种快速反应的热敏双金属片及温控器装置
JP2010066087A (ja) 温度分布検知具
JP2010122095A (ja) シート状示温具
CN207263333U (zh) 一种具有温度监测功能的便利贴
US20210025763A1 (en) Integrated Temperature Control within a Diagnostic Test Sensor
JP2567373Y2 (ja) 絶対湿度センサー
JPH01302111A (ja) 温冷熱環境センサ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees