JP2010122095A - シート状示温具 - Google Patents

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健 小田代
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JIIKUESUTO KK
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Abstract

【課題】 ワックスなどの熱融解物質の融解作用を利用した発色形示温具は、各種産業分野において広く使用されているが、一枚毎に一つの示温具としての機能を果たす様になっており、ユーザーは大きさや設定温度毎に多数の示温具をストックしておかなければならず、調達コストや在庫管理の面から問題が多かった。
【構成】 薄いシート状の基材の表面に、所望の幅を有する着色帯を所望の間隔で複数条形成し、各着色帯表面にそれぞれ設定温度を示す形象を繰り返し表示し、更にその上に前記形象によって示された設定温度で融解する粉末状の石油系ワックスと粘ちょう剤とを練り合わせた常温において不透明な感温物質を塗布せしめて切り分け可能なシート状示温具を構成した。
【選択図】 図3

Description

この発明は、シート状示温具、詳しくは、適当な大きさに切り分けて使用することが出来る、便利な示温具に関するものである。
ワックスなどの熱融解物質の熱融解作用を利用した発色形の示温具は、電源などを必要とせず、狭隘な箇所にも設置可能で、正確かつ手軽に設定温度超過の事実を不可逆的に表示出来るので、温度管理を必要とする各産業分野において広く用いられている。
特開2006−29945号公報 なし
発色形の示温具には様々なタイプのものが存在するが、一例としては、特開2006−29945号公報に示すものの様に、短冊状の基材の表面に所望の色彩が施された色紙片を位置せしめ、その上に予め定められた設定温度で融解する粉末状のワックスを粘ちょう剤とを練り合わせた常温においては不透明な感温物質を塗布し、設定温度超過の際に粉末状のワックスが融解し、透明化する現象を利用し、それまでその下に隠れて見えなかった色紙片が透けて見える様にすることによって設定温度超過の事実を視覚的に表示するものが存在する。
しかしながら、これらの従来の発色形の示温具は、いずれもあくまで一枚毎に一つの示温具としての機能を果たすようになっており、多数の場所に設置するには、これらを必要枚数だけ用意しなければならず、コスト面だけではなく、在庫管理上からも問題があった。又、その大きさも、基材の大きさでおのずと規定されるので、多種多様な設置場所に対応出来る様にするには、基材の大きさの異なる大小さまざまなサイズの示温具を予め用意しておかなければならなかった。
本発明者は、数々のすぐれた特徴を持ちながら上記の様な問題点を有する発色形の示温具を更に使いやすくすべく研究を行った結果、必要な大きさに切り分けて使用することが出来る便利な示温具を開発することに成功し、ここに提案するものである。
薄いシート状の基材1の表面に、所望の幅を有する着色帯4を所望の間隔で複数条形成し、各着色帯表面にそれぞれ設定温度を示す形象5を繰り返し表示し、更にその上に前記形象5によって示された設定温度で融解する粉末状の石油系ワックスと粘ちょう剤とを練り合わせた常温において不透明な感温物質3を塗布して示温具を構成することにより、上記課題を解決した。
ユーザー自身が図5に示す様に短冊状の示温片7に切り分けたり、更に小さな小片8に切り分けて使用に供するものであり、これらを温度感知しようとする箇所に貼付しておき、貼付箇所が各着色帯4に振り分けられた各設定温度を超過すると、塗布されている感温物質3は融解し、それまで粉状であったものが一旦液状になるので、白濁した状態から透明な状態に変化し、それまで感温物質3の下に隠れていた着色帯4及び形象5が透けて見える様になり、これにより設定温度超過の事実を不可逆的に表示することになる。
このとき、着色帯4の表面には設定温度を示す数字などの形象5が多数繰り返し表示されているので、小さく切り分けても設定温度が分からなくなることはなく、常に設定温度つまり、対象物が到達した温度を知ることが出来る。又、感温物質3を構成している石油系ワックスは、水に強く、しかも着色帯4に密着しているので、切り分けて使用に供しても、内部に水分が浸入して誤発色や不発色の事態が生ずるおそれもなく、常に安定した精度で温度感知を行うことが出来る。
この様に、ユーザー自身が任意の大きさに切り分けて使用することが出来るので、
従来のものの様に、各種サイズや各種設定温度の示温具を別々に用意しておく必要がなくなり、調達コスト、在庫管理の面から従来の示温具に比べてはるかにすぐれており、各種産業分野において温度管理の合理化に資することが出来る。
シート状の基材の表面に形成されている着色帯の表面に設定温度を示す数字などの形象を多数繰り返し表示し、その上に粉末状の石油系ワックスと粘ちょう剤とを練り合わせた感温物質を塗布し、所望のサイズに切り分けて使用出来る様にした点に、最大の特徴が存する。
図1はこの発明に係る切り分け可能なシート状示温具の実施例1の基材1部分の斜視図、図2は完成した状態の斜視図、図3はその一部を切欠いて描いた斜視図、図4は図2における矢視A−A線の拡大断面図である。
図中1は紙やプラスチック板などからなる薄いシート状の基材であり、その裏面には粘着剤層9が形成されており、温度感知しようとする対象物に粘着出来る様になっている。なお、この基材1は吸湿性を持たないことが望ましい。そして、この基材1の表面には、所望の巾を有する着色された帯状の着色帯4が複数条形成されており、この着色帯の表面には設定温度を示す数字などの形象5が繰り返し多数表示されている。なお、各着色帯4に表示されてる設定温度は、各着色帯4毎にそれぞれ異なっており、この実施例1においては、図1で一番左側の着色帯4には設定温度40℃を示す40の数字が、その隣の着色帯4には設定温度45℃を示す45の数字が、更にその隣の着色帯4には設定温度50℃を示す50の数字が、一番右側の着色帯4には設定温度55℃を示す55の数字がそれぞれ表示されている。
そして、この各着色帯4の表面には、それぞれの設定温度で融解する粉末状の石油系ワックスと粘ちょう剤とを練り合わせ、常温においては白濁した不透明な感温物質3が塗布されており、設定温度を示す形象5及び着色帯4は、前記感温物質3の下に隠れ、視認出来ない状態となっている。なお、この感温物質3は、本件出願人が特開2006−29945号公報において提案したものと同じものを用いている。そして、この感温物質3上には耐久性や耐擦性を付与する為に透明なフィルム6が重畳されているが、このフィルム6は設置場所、使用用途によっては、省略することも可能である。
この実施例1は上記の通りの構成を有するものであり、ユーザー自身が図5に示す様に短冊状の示温片7に切り分けたり、更に小さな小片8に切り分けて使用に供するものであり、これらを温度感知しようとする箇所に貼付しておき、貼付箇所が各着色帯4に振り分けられた各設定温度を超過すると、塗布されている感温物質3は融解し、それまで粉状であったものが一旦液状になるので、白濁した状態から透明な状態に変化し、図6に示す様に、それまで感温物質3の下に隠れていた着色帯4及び形象5が透けて見える様になり、これにより設定温度超過の事実を不可逆的に表示することになる。なお、この図6に示す例においては、測定対象物が45℃を超過したことを示している。
このとき、着色帯4の表面には設定温度を示す数字などの形象5が多数繰り返し表示されているので、小さく切り分けても設定温度が分からなくなることはなく、常に設定温度つまり、対象物が到達した温度を知ることが出来る。又、感温物質3を構成している石油系ワックスは、水に強く、しかも着色帯4に密着しているので、切り分けて使用に供した場合でも、内部に水分が浸入して誤発色や不発色の事態が生ずるおそれもなく、常に安定した精度で温度感知を行うことが出来る。
この様に、このシート状示温具は、ユーザー自身が任意の大きさに切り分けて使用することが出来るので、従来のものの様に、各種サイズや各種設定温度の示温具を別々に用意しておく必要がなく、調達コスト、在庫管理の面から従来の示温具に比べてはるかにすぐれており、各種産業分野における温度管理の合理化に資することが出来る。
温度管理を必要とするあらゆる産業分野において利用可能である。
この発明に係るシート状示温具の実施例1の基材1部分の斜視図。 同じく、完成した状態の斜視図。 同じく、その一部を切欠いて描いた斜視図。 同じく、図2における矢視A−A線の拡大断面図。 同じく、その一部を切り分けて使用した状況を説明した斜視図。 同じく、温度感知した状況を示した平面図。
符号の説明
1 基材
2 色紙片
3 感温物質
4 着色帯
5 形象
6 フィルム
7 示温片
8 小片
9 粘着剤層

Claims (4)

  1. 薄いシート状の基材(1)の表面に、所望の幅を有する着色帯(4)を所望の間隔で複数条形成し、各着色帯表面にそれぞれ設定温度を示す形象(5)を繰り返し表示し、更にその上に前記形象(5)によって示された設定温度で融解する粉末状の石油系ワックスと粘ちょう剤とを練り合わせた常温において不透明な感温物質(3)を塗布せしめたことを特徴とする切り分け可能なシート状示温具。
  2. 形象(5)が数字であることを特徴とする請求項1記載のシート状示温具。
  3. 各着色帯(4)に塗布されている感温物質(3)は、それぞれ設定温度が異なっていることを特徴とする請求項1記載のシート状示温具。
  4. 感温物質(3)の表面が透明なフィルム(6)によって被覆されていることを特徴とする請求項1記載のシート状示温具。
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