JPH04329385A - バッテリーチェッカー - Google Patents
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- JPH04329385A JPH04329385A JP3128451A JP12845191A JPH04329385A JP H04329385 A JPH04329385 A JP H04329385A JP 3128451 A JP3128451 A JP 3128451A JP 12845191 A JP12845191 A JP 12845191A JP H04329385 A JPH04329385 A JP H04329385A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M6/00—Primary cells; Manufacture thereof
- H01M6/50—Methods or arrangements for servicing or maintenance, e.g. for maintaining operating temperature
- H01M6/5044—Cells or batteries structurally combined with cell condition indicating means
- H01M6/505—Cells combined with indicating means for external visualization of the condition, e.g. by change of colour or of light intensity
-
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- H01M6/5044—Cells or batteries structurally combined with cell condition indicating means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バッテリー電圧の変
化の度合を簡単に認知することができるバッテリーチェ
ッカーに関する。
化の度合を簡単に認知することができるバッテリーチェ
ッカーに関する。
【0002】
【従来の技術】バッテリーチェッカーは、短冊状の紙や
プラスチックフィルムなどの基材フィルムの片面に、絵
柄層と示温性インキ層とが設けられ、他面に導電層が形
成されたものである。そして、このバッテリーチェッカ
ーは、端子部間に電圧がかけられると発熱部が発熱し、
基材フィルムを通して電導してきた熱に示温性インキ層
が反応して変色する機能を有している。バッテリー電圧
の変化の度合は、発色している示温性インキ層の面積の
変化の度合により察知するものである。
プラスチックフィルムなどの基材フィルムの片面に、絵
柄層と示温性インキ層とが設けられ、他面に導電層が形
成されたものである。そして、このバッテリーチェッカ
ーは、端子部間に電圧がかけられると発熱部が発熱し、
基材フィルムを通して電導してきた熱に示温性インキ層
が反応して変色する機能を有している。バッテリー電圧
の変化の度合は、発色している示温性インキ層の面積の
変化の度合により察知するものである。
【0003】従来のバッテリーチェッカーは、次のよう
なものがある。■示温性インキ層は、所定の温度になる
と発色または変色を開始するものが一つだけ形成されて
おり、導電層の発熱部は長方形形状で、その横幅が端子
部間のいずれの場所においても常に一定のもの。■示温
性インキ層は■と同じものであり、導電層の発熱部はテ
ーパー形状で、一方の端子部から他方の端子部に向かっ
て発熱部の横幅が無段階的に徐々に細くなる形状のもの
。
なものがある。■示温性インキ層は、所定の温度になる
と発色または変色を開始するものが一つだけ形成されて
おり、導電層の発熱部は長方形形状で、その横幅が端子
部間のいずれの場所においても常に一定のもの。■示温
性インキ層は■と同じものであり、導電層の発熱部はテ
ーパー形状で、一方の端子部から他方の端子部に向かっ
て発熱部の横幅が無段階的に徐々に細くなる形状のもの
。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、■の場合は
、バッテリー電圧がある一定の強さ以下になり発熱部が
ある一定の温度以下になると、全体の示温性インキ層の
発色が全面に消えてしまう。バッテリー電圧の低下の度
合は、発色している示温性インキ層の面積の減少の度合
により察知されるものであるから、■の場合は、バッテ
リー電圧の低下の度合を認識することが不可能で非常に
使いにくいものであった。
、バッテリー電圧がある一定の強さ以下になり発熱部が
ある一定の温度以下になると、全体の示温性インキ層の
発色が全面に消えてしまう。バッテリー電圧の低下の度
合は、発色している示温性インキ層の面積の減少の度合
により察知されるものであるから、■の場合は、バッテ
リー電圧の低下の度合を認識することが不可能で非常に
使いにくいものであった。
【0005】また、■の場合は、はじめバッテリー電圧
が十分で示温性インキ層全面に発色があり、電圧が消耗
してゆくにしたがって発熱部の横幅の広い部分の方から
連続的かつ無段階的に発色面積が減少してゆくという発
色表示を行う。この場合は、バッテリー電圧の低下の度
合を認識することはできる。しかし、示温性インキ層の
発色は、電流が減少するにしたがって、いわゆるアナロ
グ的に連続かつ無段階的に消えてゆく。よって、発色し
ている部分の面積の変化の度合がわかりにくいものであ
り、イメージ的に一目で発色面積の低下の度合を認知す
ることは容易ではない。バッテリー電圧の変化の度合は
、発色している示温性インキ層の面積の変化の度合によ
り察知されるものであるから、■の場合のバッテリー電
圧の変化の度合は、目盛りの数値に頼らざるをえず、電
圧の残量などをイメージ的に一目で認知することは当然
簡単にはできないものである。その結果、使用している
と、つい電池の取り替え時期寸前になってしまっていた
り、電池の取り替え時期を過ぎてしまっていたりして使
用上不都合なことが多いものであった。
が十分で示温性インキ層全面に発色があり、電圧が消耗
してゆくにしたがって発熱部の横幅の広い部分の方から
連続的かつ無段階的に発色面積が減少してゆくという発
色表示を行う。この場合は、バッテリー電圧の低下の度
合を認識することはできる。しかし、示温性インキ層の
発色は、電流が減少するにしたがって、いわゆるアナロ
グ的に連続かつ無段階的に消えてゆく。よって、発色し
ている部分の面積の変化の度合がわかりにくいものであ
り、イメージ的に一目で発色面積の低下の度合を認知す
ることは容易ではない。バッテリー電圧の変化の度合は
、発色している示温性インキ層の面積の変化の度合によ
り察知されるものであるから、■の場合のバッテリー電
圧の変化の度合は、目盛りの数値に頼らざるをえず、電
圧の残量などをイメージ的に一目で認知することは当然
簡単にはできないものである。その結果、使用している
と、つい電池の取り替え時期寸前になってしまっていた
り、電池の取り替え時期を過ぎてしまっていたりして使
用上不都合なことが多いものであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、以上のよう
な問題点を解決するために、基材フィルムの一方の面に
発熱部を有する導電層が形成され、他方の面に示温性イ
ンキ部が形成されたバッテリーチェッカーにおいて、示
温性インキ部が複数形成され、発色あるいは変色を開始
する温度が示温性インキ部ごとに異なっているように構
成した。また、示温性インキ部が不可逆性の示温性イン
キよりなるように構成してもよい。また、示温性インキ
部が可逆性の示温性インキよりなり、発色あるいは変色
状態を持続する温度範囲が示温性インキ部ごとに異なっ
ているように構成してもよい。
な問題点を解決するために、基材フィルムの一方の面に
発熱部を有する導電層が形成され、他方の面に示温性イ
ンキ部が形成されたバッテリーチェッカーにおいて、示
温性インキ部が複数形成され、発色あるいは変色を開始
する温度が示温性インキ部ごとに異なっているように構
成した。また、示温性インキ部が不可逆性の示温性イン
キよりなるように構成してもよい。また、示温性インキ
部が可逆性の示温性インキよりなり、発色あるいは変色
状態を持続する温度範囲が示温性インキ部ごとに異なっ
ているように構成してもよい。
【0007】
【実施例】以下、この発明を図面を参照しながら実施例
で詳しく説明する。図1はこの発明のバッテリーチェッ
カーの正面図。図2は断面図である。基材フィルム1の
一方の面に導電層2が形成され、他方の面に絵柄層3と
示温性インキ部4a,4b,4c…が形成されている。
で詳しく説明する。図1はこの発明のバッテリーチェッ
カーの正面図。図2は断面図である。基材フィルム1の
一方の面に導電層2が形成され、他方の面に絵柄層3と
示温性インキ部4a,4b,4c…が形成されている。
【0008】基材フィルム1は、フィルム状物あるいは
シート状物であり、熱伝導性に問題のない範囲の厚みを
有している。また、導電層2に発生する熱が強力な場合
は、基材フィルム1として耐熱性を有するものが好適で
ある。このような性質を有する材質としては、ポリエス
テル系樹脂、ポリアミド系樹脂、アクリル系樹脂、塩化
ビニル系樹脂などがある。
シート状物であり、熱伝導性に問題のない範囲の厚みを
有している。また、導電層2に発生する熱が強力な場合
は、基材フィルム1として耐熱性を有するものが好適で
ある。このような性質を有する材質としては、ポリエス
テル系樹脂、ポリアミド系樹脂、アクリル系樹脂、塩化
ビニル系樹脂などがある。
【0009】基材フィルム1の一方の面に導電層2が形
成されている。導電層2は、電流を入出力する端子の機
能と、電流を通すことにより抵抗熱を発生する発熱体の
機能とを有する。導電層2は、導電性を有する金属や金
属化合物、カーボンなどを素材としており、具体的には
、導電性ペースト膜、導電性インキ膜、導電性塗膜、蒸
着薄膜、イオンプレーティング膜、スパッタリング膜、
金属箔、メッキ膜などがある。
成されている。導電層2は、電流を入出力する端子の機
能と、電流を通すことにより抵抗熱を発生する発熱体の
機能とを有する。導電層2は、導電性を有する金属や金
属化合物、カーボンなどを素材としており、具体的には
、導電性ペースト膜、導電性インキ膜、導電性塗膜、蒸
着薄膜、イオンプレーティング膜、スパッタリング膜、
金属箔、メッキ膜などがある。
【0010】導電層2は、基材フィルム1全面に形成さ
れたものでもよい。あるいは、導電層2は、少なくとも
一対の端子部21、21と発熱部22とを有し、発熱部
22は端子部間を一定の横幅を有して断線なく結ぶパタ
ーン形状を呈するものでもよい。
れたものでもよい。あるいは、導電層2は、少なくとも
一対の端子部21、21と発熱部22とを有し、発熱部
22は端子部間を一定の横幅を有して断線なく結ぶパタ
ーン形状を呈するものでもよい。
【0011】発熱部22のパターン形状としては、たと
えば、一方の端子部21から他方の端子部21に向かっ
てその横幅が徐々に連続的に細くなるようなテーパー形
状がある。このような形状にすることによって、発熱部
22の発熱量が場所によって異なるので、発色表示の種
々の形態を実現できる。
えば、一方の端子部21から他方の端子部21に向かっ
てその横幅が徐々に連続的に細くなるようなテーパー形
状がある。このような形状にすることによって、発熱部
22の発熱量が場所によって異なるので、発色表示の種
々の形態を実現できる。
【0012】導電層2のパターン化は、エッチング法、
フォトレジスト法、マスキング法や水溶性樹脂を用いて
不要部を洗い流す方法など各種の方法がある。
フォトレジスト法、マスキング法や水溶性樹脂を用いて
不要部を洗い流す方法など各種の方法がある。
【0013】また、必要により導電層2上に保護層が設
けられてもよい。保護層は、バッテリーチェッカーの折
曲げや、導電層2の摩擦や腐蝕から導電層2を保護する
層である。したがって、この保護層は、耐破壊性、柔軟
性、クッション性、スリップ性などを有するものが効果
的である。
けられてもよい。保護層は、バッテリーチェッカーの折
曲げや、導電層2の摩擦や腐蝕から導電層2を保護する
層である。したがって、この保護層は、耐破壊性、柔軟
性、クッション性、スリップ性などを有するものが効果
的である。
【0014】基材フィルム1の上記導電層2が形成され
た面とは反対の面に複数の示温性インキ部4a、4b、
4c…が形成される。また、この面には必要により絵柄
層3が設けられていてもよい。絵柄層3は、示温性イン
キ部4a、4b、4c…の色表示の見方の説明や目盛り
など適宜の目的によって文字や記号、数字で形成されて
もよいし、デザイン性などを付与するために色柄や模様
などとして形成されてもよい。絵柄層3は、通常に着色
インキなどを用いて、印刷法や塗布法など通常の形成方
法で設けるとよい。
た面とは反対の面に複数の示温性インキ部4a、4b、
4c…が形成される。また、この面には必要により絵柄
層3が設けられていてもよい。絵柄層3は、示温性イン
キ部4a、4b、4c…の色表示の見方の説明や目盛り
など適宜の目的によって文字や記号、数字で形成されて
もよいし、デザイン性などを付与するために色柄や模様
などとして形成されてもよい。絵柄層3は、通常に着色
インキなどを用いて、印刷法や塗布法など通常の形成方
法で設けるとよい。
【0015】示温性インキ部4a、4b、4c…は、前
記導電層2の温度を基材フィルム1を介して感知し、所
定の温度に応じた発色あるいは変色を起こす性質の組成
物よりなっており、通常の印刷法や塗布法などにより形
成されている。
記導電層2の温度を基材フィルム1を介して感知し、所
定の温度に応じた発色あるいは変色を起こす性質の組成
物よりなっており、通常の印刷法や塗布法などにより形
成されている。
【0016】示温性インキ部4a、4b、4c…は、発
色あるいは変色を開始する温度が示温性インキ部ごとに
異なっているものである(図1参照)。
色あるいは変色を開始する温度が示温性インキ部ごとに
異なっているものである(図1参照)。
【0017】たとえば、各示温性インキ部4a、4b、
4c…において、発色あるいは変色する温度が、示温性
インキ部4a>示温性インキ部4b>示温性インキ部4
c>…となるようにすることができる。この場合、最初
示温性インキ部4a、4b、4c…全部が発色していた
のが、バッテリー電圧が低下するにしたがって、示温性
インキ部4a、次に4bと一つ一つ順次段階的に発色が
消えてゆく。こうすると、発色面積が不連続かつ段階的
に減っていくような表示の仕方ができる。このようにし
て、デジタル表示的にバッテリー電圧の変化の度合を知
ることができる。
4c…において、発色あるいは変色する温度が、示温性
インキ部4a>示温性インキ部4b>示温性インキ部4
c>…となるようにすることができる。この場合、最初
示温性インキ部4a、4b、4c…全部が発色していた
のが、バッテリー電圧が低下するにしたがって、示温性
インキ部4a、次に4bと一つ一つ順次段階的に発色が
消えてゆく。こうすると、発色面積が不連続かつ段階的
に減っていくような表示の仕方ができる。このようにし
て、デジタル表示的にバッテリー電圧の変化の度合を知
ることができる。
【0018】あるいは、示温性インキ部4a、4b、4
c…は、変色状態あるいは発色状態を維持する温度範囲
が示温性インキ部4a、4b、4c…ごとに異なるよう
に、可逆性の示温性インキを用いて形成することもでき
る。たとえば、温度t1>t2>t3 において、導電
層3の温度がt1℃〜t2℃の温度範囲では示温性イン
キ部4aのみが発色状態を維持するようにし、t2℃〜
t3℃の温度範囲では示温性インキ部4bのみが発色状
態を維持するようにしておく。すると、電流が減少する
にしたがって導電層3の温度がt1℃〜t2℃の範囲で
は示温性インキ部4aのみが発色しており、導電層3の
温度がt2℃以下に下がり、示温性インキ部4aの発色
が消え、今度はt2℃〜t3℃の温度範囲で示温性イン
キ部4aのみが発色するようにする。 こうすると、変色する区域が順次交代して移ってゆくよ
うな表示の仕方ができる。このようにして、デジタル表
示的にバッテリー電圧の変化の度合を知ることができる
。
c…は、変色状態あるいは発色状態を維持する温度範囲
が示温性インキ部4a、4b、4c…ごとに異なるよう
に、可逆性の示温性インキを用いて形成することもでき
る。たとえば、温度t1>t2>t3 において、導電
層3の温度がt1℃〜t2℃の温度範囲では示温性イン
キ部4aのみが発色状態を維持するようにし、t2℃〜
t3℃の温度範囲では示温性インキ部4bのみが発色状
態を維持するようにしておく。すると、電流が減少する
にしたがって導電層3の温度がt1℃〜t2℃の範囲で
は示温性インキ部4aのみが発色しており、導電層3の
温度がt2℃以下に下がり、示温性インキ部4aの発色
が消え、今度はt2℃〜t3℃の温度範囲で示温性イン
キ部4aのみが発色するようにする。 こうすると、変色する区域が順次交代して移ってゆくよ
うな表示の仕方ができる。このようにして、デジタル表
示的にバッテリー電圧の変化の度合を知ることができる
。
【0019】また、示温性インキ部4a、4b、4c…
は、発熱部の温度が高いときには発色しないで、温度が
下がるにしたがって発色するような示温性インキを用い
て形成されていてもよい。なお、各示温性インキ部4a
、4b、4c…は間隔があいていなくてもよいし、大き
さも必ずしも一定である必要はなく、適宜配列されるも
のである。
は、発熱部の温度が高いときには発色しないで、温度が
下がるにしたがって発色するような示温性インキを用い
て形成されていてもよい。なお、各示温性インキ部4a
、4b、4c…は間隔があいていなくてもよいし、大き
さも必ずしも一定である必要はなく、適宜配列されるも
のである。
【0020】示温性インキ部4a、4b、4c…を構成
する材料としては、たとえば、示温顔料やサーモクロミ
ック液晶を含むインキないし、塗料組成物などを使用す
ることができる。具体的には、可逆性示温顔料、不可逆
性示温顔料、キラルネマチック液晶を一種以上配合した
示温顔料組成物を用いて、目的とする温度範囲で変色現
象を起こす示温インキ組成物あるいは示温塗料組成物を
生成する。必要により各種効果を発揮する物質を含有す
ればよい。
する材料としては、たとえば、示温顔料やサーモクロミ
ック液晶を含むインキないし、塗料組成物などを使用す
ることができる。具体的には、可逆性示温顔料、不可逆
性示温顔料、キラルネマチック液晶を一種以上配合した
示温顔料組成物を用いて、目的とする温度範囲で変色現
象を起こす示温インキ組成物あるいは示温塗料組成物を
生成する。必要により各種効果を発揮する物質を含有す
ればよい。
【0021】実例厚さ38μmのポリエステルフィルム
を基材フィルムとし、その一方の面にアルミニウム蒸着
層を800Åの厚みで設け発熱部を形成した。基材フィ
ルムの他方の面には残量目盛りを印刷形成し、サーモク
ロミック、キラルネマチック液晶からなる可逆性示温材
料を配合したインキを用いて、45℃以上で発色する示
温性インキ部A、40℃以上で発色する示温性インキ部
B、35℃以上で発色する示温性インキ部Cを前記アル
ミ蒸着層の発熱部に相当する部分に塗布し、乾燥した。 このバッテリーチェッカーを用いて、単三乾電池の電圧
残量の度合を見たところ、最初全ての示温性インキ部が
発色していたのが、使用開始後第1日目では発熱部の温
度が45℃を下回り、示温性インキ部Aの発色が消え、
残量はあと一日分くらいかということが簡単に認知でき
た。第2日目では発熱部の温度が40℃を下回り、示温
性インキ部Bの発色が消え、示温性インキ部Cのみの発
色となったので、この段階で電池交換の時期であること
が簡単に確認できた。
を基材フィルムとし、その一方の面にアルミニウム蒸着
層を800Åの厚みで設け発熱部を形成した。基材フィ
ルムの他方の面には残量目盛りを印刷形成し、サーモク
ロミック、キラルネマチック液晶からなる可逆性示温材
料を配合したインキを用いて、45℃以上で発色する示
温性インキ部A、40℃以上で発色する示温性インキ部
B、35℃以上で発色する示温性インキ部Cを前記アル
ミ蒸着層の発熱部に相当する部分に塗布し、乾燥した。 このバッテリーチェッカーを用いて、単三乾電池の電圧
残量の度合を見たところ、最初全ての示温性インキ部が
発色していたのが、使用開始後第1日目では発熱部の温
度が45℃を下回り、示温性インキ部Aの発色が消え、
残量はあと一日分くらいかということが簡単に認知でき
た。第2日目では発熱部の温度が40℃を下回り、示温
性インキ部Bの発色が消え、示温性インキ部Cのみの発
色となったので、この段階で電池交換の時期であること
が簡単に確認できた。
【0022】
【発明の効果】この発明のバッテリーチェッカーは、基
材フィルムの一方の面に発熱部を有する導電層が形成さ
れ、他方の面に示温性インキ部が形成されたバッテリー
チェッカーにおいて、示温性インキ部が複数形成され、
発色あるいは変色を開始する温度が示温性インキ部ごと
に異なっているように構成した。
材フィルムの一方の面に発熱部を有する導電層が形成さ
れ、他方の面に示温性インキ部が形成されたバッテリー
チェッカーにおいて、示温性インキ部が複数形成され、
発色あるいは変色を開始する温度が示温性インキ部ごと
に異なっているように構成した。
【0023】このバッテリーチェッカーは、バッテリー
電圧が低下するにしたがって、発色する示温性インキ部
が、一つ、二つと順次減っていくように表示することが
できる。また、発色あるいは変色する示温性インキ部が
交代して順次移っていくようにも表示することができる
。また、発色する示温性インキ部が一つ、二つと順次増
えていくようにも表示することもできる。
電圧が低下するにしたがって、発色する示温性インキ部
が、一つ、二つと順次減っていくように表示することが
できる。また、発色あるいは変色する示温性インキ部が
交代して順次移っていくようにも表示することができる
。また、発色する示温性インキ部が一つ、二つと順次増
えていくようにも表示することもできる。
【0024】このように示温性インキ部の発色あるいは
変色は、不連続かつ段階的に行われるため、いわゆるデ
ジタル的な表示が可能となり、発色している部分の面積
の変化の度合がわかりやすくなる。その結果、バッテリ
ー電圧の変化の度合は、各段階での目盛りの数値さえ憶
えておけば、電圧の残量などをイメージ的に一目で認知
することが簡単にできるようになり、電池の取り替え時
期を見過ごすようなこともなく使いやすいものとなる。
変色は、不連続かつ段階的に行われるため、いわゆるデ
ジタル的な表示が可能となり、発色している部分の面積
の変化の度合がわかりやすくなる。その結果、バッテリ
ー電圧の変化の度合は、各段階での目盛りの数値さえ憶
えておけば、電圧の残量などをイメージ的に一目で認知
することが簡単にできるようになり、電池の取り替え時
期を見過ごすようなこともなく使いやすいものとなる。
【図1】この発明のバッテリーチェッカーの実施例を示
す正面図である。
す正面図である。
【図2】この発明の上記実施例を示す断面図である。
1 基材フィルム
2 導電層
21 端子部
22 発熱部
3 絵柄層
Claims (3)
- 【請求項1】 基材フィルムの一方の面に発熱部を有
する導電層が形成され、他方の面に示温性インキ部が形
成されたバッテリーチェッカーにおいて、示温性インキ
部が複数形成され、発色あるいは変色を開始する温度が
各示温性インキ部ごとに異なっていることを特徴とする
バッテリーチェッカー。 - 【請求項2】 示温性インキ部が不可逆性の示温性イ
ンキよりなる請求項1記載のバッテリーチェッカー。 - 【請求項3】 示温性インキ部が可逆性の示温性イン
キよりなり、発色あるいは変色状態を持続する温度範囲
が各示温性インキ部ごとに異なっていることを特徴とす
る請求項1記載のバッテリーチェッカー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3128451A JPH04329385A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | バッテリーチェッカー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3128451A JPH04329385A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | バッテリーチェッカー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04329385A true JPH04329385A (ja) | 1992-11-18 |
Family
ID=14985040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3128451A Pending JPH04329385A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | バッテリーチェッカー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04329385A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5538806A (en) * | 1993-05-03 | 1996-07-23 | Morgan Adhesive Company | Battery with tester label and method for producing it |
US5604049A (en) * | 1993-05-03 | 1997-02-18 | Morgan Adhesive Company | Battery with tester label and method for producing it |
US5760588A (en) * | 1997-07-25 | 1998-06-02 | Eveready Battery Company, Inc. | Dual rate thermochromic battery tester |
US5830596A (en) * | 1993-05-03 | 1998-11-03 | Morgan Adhesives, Inc. | Method for producing battery tester label and resulting label and battery assembly |
US5841285A (en) * | 1997-07-25 | 1998-11-24 | Eveready Battery Company, Inc. | Temperature-compensated thermochromic battery tester |
US5867028A (en) * | 1997-07-25 | 1999-02-02 | Eveready Battery Company, Inc. | Battery tester having sections of different resistivity |
US6184794B1 (en) | 1993-11-01 | 2001-02-06 | Eveready Battery Company, Inc. | Portable lighting device having externally attached voltage tester |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP3128451A patent/JPH04329385A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5538806A (en) * | 1993-05-03 | 1996-07-23 | Morgan Adhesive Company | Battery with tester label and method for producing it |
US5604049A (en) * | 1993-05-03 | 1997-02-18 | Morgan Adhesive Company | Battery with tester label and method for producing it |
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US6054234A (en) * | 1993-05-03 | 2000-04-25 | Morgan Adhesives Company | Battery tester label for battery |
US6184794B1 (en) | 1993-11-01 | 2001-02-06 | Eveready Battery Company, Inc. | Portable lighting device having externally attached voltage tester |
US5760588A (en) * | 1997-07-25 | 1998-06-02 | Eveready Battery Company, Inc. | Dual rate thermochromic battery tester |
US5841285A (en) * | 1997-07-25 | 1998-11-24 | Eveready Battery Company, Inc. | Temperature-compensated thermochromic battery tester |
US5867028A (en) * | 1997-07-25 | 1999-02-02 | Eveready Battery Company, Inc. | Battery tester having sections of different resistivity |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010529 |