JP3084165U - パラボラ形反射板付きヒーター - Google Patents
パラボラ形反射板付きヒーターInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の反射板の内側面と著しく異なった、い
わゆる内側面に槌目もしくは3角形状、4角形状、5角
形、6角形等の多角形状の膨出部を無数に形成せしめ
て、発生した高熱の放射効率及び拡散効率を著しく高
め、室内を短時間で暖めると共に、消費熱量を著しく節
減せしめた。 【解決手段】支持部の下方にはベース部を、上方には、
電熱機構と、パラボラ形反射板と、線状ガード体とを装
着せしめるパラボラ形反射板付きヒーターにおいて、パ
ラボラ形反射板の内側面に、槌目状もしくは多角形状の
膨出部を無数形成せしめた。また、前記パラボラ形反射
板の槌目状もしくは多角形状の膨出部を内側面の全面も
しくは一部に形成せしめた。
わゆる内側面に槌目もしくは3角形状、4角形状、5角
形、6角形等の多角形状の膨出部を無数に形成せしめ
て、発生した高熱の放射効率及び拡散効率を著しく高
め、室内を短時間で暖めると共に、消費熱量を著しく節
減せしめた。 【解決手段】支持部の下方にはベース部を、上方には、
電熱機構と、パラボラ形反射板と、線状ガード体とを装
着せしめるパラボラ形反射板付きヒーターにおいて、パ
ラボラ形反射板の内側面に、槌目状もしくは多角形状の
膨出部を無数形成せしめた。また、前記パラボラ形反射
板の槌目状もしくは多角形状の膨出部を内側面の全面も
しくは一部に形成せしめた。
Description
【0001】
本考案は、パラボラ形反射板付きヒーターの技術分野に関するものである。
【0002】
従来の電熱器としては、意匠登録第1103743号(電気ヒーター)及び同 第1115928号(電気ストーブ)等がある。
【0003】 前記登録意匠の各公報の意匠を構成するパラボラ形反射板の内側面の構造は、 フラット面になっている。
【0004】 そして従来の電熱器は、前記反射板の内側面の中央に突設する逆円錐形ボビン に、螺旋状に巻廻の電気ヒーターによって発生する高熱が、前記電気ヒーターと 、該ヒーターの前方に取着のガード体との間に、介在している、比較的小さい湾 曲状の熱反射部を設け、前記熱反射部が前記ヒーターによって熱せられると、そ の熱が前記パラボラ板反射板に集中し、次いで前記熱が前記パラボラ形反射板に 集中された前記高熱がガード体方向に放射状に放射し、室内等を暖める機構とな っていた。
【0005】 従って従来タイプの放射板の内側面は、前述したように、フラット形状に形成 されているために、発生し続ける高熱の放射効率及び拡散効率が良くなかった。 さらに従来のパラボラ形反射板付きヒーターは、ヒーターの高熱を反射板の方 向に反射させる小型の反射板はあった。しかし前記ヒーターの高熱を、一旦蓄熱 せしめる機能を有する蓄熱体はなかった。
【0006】
本考案のパラボラ形反射板付きヒーターは、従来の反射板の内側面と著しく異 なった、いわゆる内側面に槌目もしくは3角形状、4角形状、5角形、6角形等 の多角形状の膨出部を無数に形成せしめて、発生した高熱の放射効率及び拡散効 率を著しく高め、室内を短時間で暖めると共に、消費熱量を著しく節減せしめる ようにした。
【0007】 さらに本考案のヒーターは、従来のパラボラ形反射板付き電熱器よりも、商品 価値を著しく高めた。 また本考案は、ヒーターの高熱を一旦蓄熱させ、しかも蓄熱した高熱を遠赤外 線にしてパラボラ形反射板に対し放射せしめ、さらに前記パラボラ反射板を介し て、室内等に放射、拡散せしめるようにした。
【0008】
請求項1記載の考案は、支持部の下方にはベース部を、上方には、電熱機構と 、パラボラ形反射板と、線状ガード体とを装着せしめるパラボラ形反射板付きヒ ーターにおいて、 前記パラボラ形反射板の内側面に、槌目状もしくは多角形状の膨出部を無数形 成せしめたことを特徴とするパラボラ形反射板付きヒーターである。
【0009】 請求項2記載の考案は、前記パラボラ形反射板の槌目状もしくは多角形状の膨 出部を内側面の全面もしくは一部に形成せしめたことを特徴とする請求項1記載 のパラボラ形反射板付きヒーターである。
【0010】 請求項3記載の考案は、前記パラボラ形反射板の槌目状もしくは多角形状の膨 出部を、中央付近には形成することなくフラット面とし、他の面にのみ形成せし めることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のパラボラ形反射板付きヒータ ーである。
【0011】 請求項4記載の考案は、支持部の下方にはベース部を、上方には電熱機構と、 パラボラ形反射板と、線状ガード体とを装着せしめるパラボラ形反射板付きヒー ターにおいて、 ヒーター部の高熱を放射させない放熱阻止体に、頭部面を嵌挿させると共に、 蓄熱と遠赤外線を放射させ、しかもヒーター部と一体に取着せしめるセラミック 製遠赤外線放射蓄熱体を設けることを特徴とするパラボラ形反射板付きヒーター である。
【0012】
請求項1〜4記載の考案に関する実施の形態は共通しているので、以下のとお り図面にもとづき一括して説明する。
【0013】 aは本考案のヒーターである。1は前記ヒーターaを構成する垂直状支持部で ある。この支持部1の下方にはベース部2を取着し、万一転倒すると直ちにベー ス部2の底面3より常時突出するスイッチがオフとなって事故を未然に防止する ことができる構成となっている。さらに前記支持部1は、伸縮して高さを所定の 高さまで調節可能である。
【0014】 そして前記支持部1の上方には、所定の角度だけ傾斜する傾斜機構12と、所 定の角度だけ首振り動作を行う首振り機構(図示なし)とを有する。
【0015】 さらに前記支持部1の上方には、以下の構成からなる電熱機構を装着せしめる 。この機構は、支持部1の上方部に装着する電熱機構を構成する電気的配線機構 を被覆するカバー部4の前方部に、後方カバー部5と一体にしたパラボラ形反射 板6を取着する。前記カバー5の前方部に対し、パラボラ形反射板6等の底部中 央部を取着し組立てる。
【0016】 前記パラボラ形反射板6は、正面よりみると円形状である。
【0017】 7は底部8に係止部9を突設せしめ、頭部10をも有する截頭円錐形状にして 、しかも薄い金属板製の突出体である。即ち金属板を丸目た形状である。
【0018】 前記突出部7は、前記パラボラ形反射板6の底部の中央部に係止部9を介して 取着する。
【0019】 前記電熱機構は、ハロゲン式ランプヒーター部11を使用するが、限定しない 。
【0020】 さらに本考案の要旨の前記パラボラ形反射板6は、底部の中央部分より外周縁 部に行くに従って漸次径が大きく、しかも放射状の拡がりを有しているのが構造 上の特長である。
【0021】 しかるに本考案の反射板6は、内側面13に槌目状の膨出部14を接続状に無 数形状した点である。
【0022】 さらに前記槌目状以外に、多角形状(3角形状、4角形状、5角形、6角形、 7角形状、8角形状…)の膨出部15を接続状に無数形成せしめてもよい。
【0023】 また前記の膨出部は、槌目状と多角形状の膨出部14、15を交互に組合せて 形成せしめてもよい。
【0024】 上記の膨出部14、15は、前記反射板6の内側面13の全面に形成するか、 あるいは中央の一部分をフラット状にしておき、他の部分は全部膨出部14、1 5にしてもよい。
【0025】 前記のように、膨出部14、15を形成すると、従来のフラット状反射板より も、表面積は著増する。
【0026】 16は膨出部14、15の形成時に生ずる仕切り線である。
【0027】 17は扇風機のガード部と同じ形状にして細い線材を溶接せしめ、衣類等の付 着をガードするガード体である。
【0028】 18は上ぐすりを塗らない素焼きしたセラミックにして遠赤外線を放射し、且 蓄熱機能を有する遠赤外線放射蓄熱体(以下蓄熱体という)である。
【0029】 この蓄熱体18は、所定数の貫通孔19を設けている。これら孔19は、蓄熱 の放射及び反射をもスムーズにさせる作用を有している。
【0030】 さらに前面部20は、若干径が小さいフラット状の頭部21が形成されている 。この頭部21の作用は後述する。
【0031】 また後側面部22は、内側に小径の円形状凹溝23を形成する。この凹溝23 の作用は後述する。
【0032】 24は前記ヒーター部11と前記蓄熱体18とを接続する接続部である。25 はこれらの止め具である。前記接続部24の使用数については限定しない。
【0033】 26は中央に小孔27を有し、しかも内側方に凹部28を形成せしめた前記ヒ ーター部11の高熱を直接ガード体17の方向に放射拡散するのを防止すると共 に、逆に前記パラボラ形反射板6の方向に放射せしめる作用を有する放熱阻止体 である。この阻止体26の形状は、特に限定しないが、前記ヒーター部11の外 径より若干大き目に形成する。
【0034】 29は前記阻止体26の凹部28より外周縁部方向に漸次拡大する筋目30付 き凹凸部である。これによって高熱を反射板6方向に反射させる反射面をフラッ ト面よりも拡大させた。
【0035】 前記ヒーター部11と接続した前記蓄熱体18の頭部21を、前記阻止体26 の凹部28に嵌挿させる。前記阻止体26と突出体7とを一体にするには、凹溝 23に突出体7の頭部10を嵌挿させる。さらに前記突出体7内より予め挿入す る2本の接続杆31の一端部を前記阻止体26の小孔27より螺子部を挿入し、 前記接続杆31の一端部と接続させる。
【0036】 以上のようにすれば、前記蓄熱体18と阻止体26と前記突出体7とは堅固に なって組立てられる。
【0037】
請求項1記載の考案は、支持部の下方にはベース部を、上方には電熱機構と、 パラボラ形反射板と、線状ガード体とを装着せしめるパラボラ形反射板付きヒー ターにおいて、前記パラボラ形反射板の内側面に、槌目状もしくは多角形状の膨 出部を無数形成せしめたパラボラ形反射板なので、膨出部によって、表面積が従 来のパラボラ形反射板よりも著しく大となり、高熱の放射及び拡散効率を著増せ しめた。
【0038】 そのため室内の暖房効率を従来の反射板よりも著しく増大した。
【0039】 さらに本考案は、前記のように室内温度を短時間で暖房すると共に、消費電力 を節減せしめた。
【0040】 請求項2記載の考案は、前記パラボラ形反射板の槌目状もしくは多角形状の膨 出部を内側面の全面もしくは一部を形成せしめたパラボラ形反射板付きヒーター なので、前記請求項1記載の考案と同じ効果を有している。
【0041】 請求項3記載の考案は、前記パラボラ形反射板の槌目状もしくは多角形状の膨 出部を、中央付近に形成せずにフラット面とし、他の面にのみ形成せしめるパラ ボラ形反射板付きヒーターなので、前記請求項1及び2記載の考案と同様の効果 を有している。
【0042】 請求項4記載の考案は、支持部の下方にはベース部を、上方には電熱機構と、 パラボラ形反射板と、線状ガード体とを装着せしめるパラボラ形反射板付きヒー ターにおいて、ヒーター部の熱を放射させない放熱阻止体に、頭部面を嵌挿させ ると共に、蓄熱と遠赤外線を放射させ、しかもヒーター部と一体に取着せしめる セラミック製遠赤外線放射蓄熱体を設けるパラボラ形反射板付きヒーターなので 、ヒーター部によって発生した高熱を一旦遠赤外線放射蓄熱体によって蓄熱せし めてから、パラボラ形反射板の方向に、遠赤外線と共に高熱を前記反射板を介し て室内等に放射せしめることを可能にした。
【図1】パラボラ形反射板付きヒーターの斜視図であ
る。
る。
【図2】同要部の一部切欠拡大縦断面図である。
【図3】同反射板の一部切欠拡大縦断面図である。
【図4】同ヒーターの分解斜視図である。
【符号の説明】 a ヒーター 1 支持部 2 ベース部 3 底面 4 ヒーター部 5 後方カバー部 6 反射板 7 突出体 8 底部 9 係止部 10 頭部 11 ヒーター部 12 傾斜機構 13 内側面 14 膨出部 15 膨出部 16 仕切り線 17 ガード体 18 蓄熱体 19 貫通孔 20 前面部 21 頭部 23 凹溝 24 接続部 25 止め具 26 阻止体 27 小孔 28 凹部 29 凹凸部 30 筋目 31 接続体
Claims (4)
- 【請求項1】支持部の下方にはベース部を、上方には、
電熱機構と、パラボラ形反射板と、線状ガード体とを装
着せしめるパラボラ形反射板付きヒーターにおいて、 前記パラボラ形反射板の内側面に、槌目状もしくは多角
形状の膨出部を無数形成せしめたことを特徴とするパラ
ボラ形反射板付きヒーター。 - 【請求項2】前記パラボラ形反射板の槌目状もしくは多
角形状の膨出部を内側面の全面もしくは一部に形成せし
めたことを特徴とする請求項1記載のパラボラ形反射板
付きヒーター。 - 【請求項3】前記パラボラ形反射板の槌目状もしくは多
角形状の膨出部を、中央付近には形成することなくフラ
ット面とし、他の面のみに形成せしめることを特徴とす
る請求項1又は請求項2記載のパラボラ形反射板付きヒ
ーター。 - 【請求項4】支持部の下方にはベース部を、上方には所
定の角度だけ傾斜させる機構と、電熱機構と、パラボラ
形反射板と、線状ガード体とを装着せしめるパラボラ形
反射板付きヒーターにおいて、 ヒーター部の高熱を放射させない放熱阻止体に、頭部面
を嵌挿させると共に、蓄熱と遠赤外線を放射させ、しか
もヒーター部と一体に取着せしめるセラミック製遠赤外
線放射蓄熱体を設けることを特徴とするパラボラ形反射
板付きヒーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001005476U JP3084165U (ja) | 2001-08-20 | 2001-08-20 | パラボラ形反射板付きヒーター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001005476U JP3084165U (ja) | 2001-08-20 | 2001-08-20 | パラボラ形反射板付きヒーター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3084165U true JP3084165U (ja) | 2002-03-08 |
Family
ID=43235647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001005476U Expired - Fee Related JP3084165U (ja) | 2001-08-20 | 2001-08-20 | パラボラ形反射板付きヒーター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3084165U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009243804A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Toyotomi Co Ltd | 電気ストーブ |
-
2001
- 2001-08-20 JP JP2001005476U patent/JP3084165U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2009243804A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Toyotomi Co Ltd | 電気ストーブ |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |