JP3084135U - 変形麦わら帽子 - Google Patents
変形麦わら帽子Info
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- JP3084135U JP3084135U JP2001005432U JP2001005432U JP3084135U JP 3084135 U JP3084135 U JP 3084135U JP 2001005432 U JP2001005432 U JP 2001005432U JP 2001005432 U JP2001005432 U JP 2001005432U JP 3084135 U JP3084135 U JP 3084135U
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- JP
- Japan
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- straw
- straw hat
- hat
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】既存の製造設備をそのまま利用でき、コストの
上昇を極力押えつつ、今までの麦わら帽子にない斬新な
デザインとすることができる新規な変形麦わら帽子を提
供すること。 【解決手段】ドーム状をなした帽体1の外周縁3上の円
弧部4に舌片状のひさし5が前記帽体1と同一の素材に
よって一体的に形成され、該ひさし5の外縁6及び帽体
1の外周縁3外側が軟質合成樹脂8によって縁取りさ
れ、変形麦わら帽子を構成した。
上昇を極力押えつつ、今までの麦わら帽子にない斬新な
デザインとすることができる新規な変形麦わら帽子を提
供すること。 【解決手段】ドーム状をなした帽体1の外周縁3上の円
弧部4に舌片状のひさし5が前記帽体1と同一の素材に
よって一体的に形成され、該ひさし5の外縁6及び帽体
1の外周縁3外側が軟質合成樹脂8によって縁取りさ
れ、変形麦わら帽子を構成した。
Description
【0001】
この考案は変形麦わら帽子、詳しくは今までの麦わら帽子と異なり、ひさしが 全周にわたって設けられておらず、使い勝手が良く、各種屋外運動の際にも手軽 に装用することができる便利な変形麦わら帽子に関するものである。
【0002】
麦わら帽子は天然素材である麦わらあるいはそれと同質の天然素材を編み上げ たものなので、通気性に富み、装用感が良好な為、根強い人気を保っている。
【0003】
従来の麦わら帽子は、テープ状の麦わら真田などの天然素材を頂点からスパイ ラル状に編み上げてドーム状の帽体を形成し、更に、その周縁に同心円状にドー ナツ状をなしたひさしを一体的に形成したものであり、上方から見た場合帽体及 びひさしが同心円状に形成されているのが普通であった。
【0004】 上記形状は、上述の通りの製造法を採る以上、当然そうならざるを得ないもの であり、多くの生産者、需要者は、全周にわたって形成されたドーナツ状のひさ しの存在について、然して疑問を持っていなかった。
【0005】 しかしながら、この様な形態では、デザイン上の自由度が極めて低く、斬新な デザインの麦わら帽子を作り出すことがむずかしかった。又、全周にわたってひ さしが形成されているのでは、活発な動きを伴うスポーツの際の装用には不適当 であり、ゴルフをはじめとする各種球技やジョギングなどの際には麦わら帽子の 装用がむずかしかった。
【0006】 一方、帽体とひさしとを別々に形成した後、ひさしを帽体に縫い付ければ、野 球帽型など今までの麦わら帽子とは異なった変形麦わら帽子を作り出すことも出 来るが、上記の様な方法では工程数が今までの麦わら帽子の製造の際に比べ当然 増加してしまい、製品単価の上昇を招き、好ましくなかった。
【0007】 特に、麦わら帽子の製造は家内工業的に行われているのがほとんどであり、低 コストの外国製品も流入しており、わずかな製造コストの上昇も市場競争力の低 下に直結する為、極力避けなければならないのは当然である。
【0008】 本考案者は、既存の製造設備をそのまま利用でき、コストの上昇を極力押えつ つ、今までの麦わら帽子にない斬新なデザインとすることができる新規な変形麦 わら帽子を開発することに成功し、本考案としてここに提案するものである。
【0009】
麦わら帽子のドーム状をなした帽体1の外周縁3上の円弧部4に舌片状のひさ し5を前記帽体1と同一の素材によって一体的に形成し、該ひさし5の外縁6及 び帽体1の外周縁3外側を軟質合成樹脂8によって縁取りすることにより、上記 課題を解決せんとするものである。
【0010】
図1はこの考案に係る麦わら帽子の一実施形態の斜視図、図2はその平面図、 図3はその製造過程の平面図である。
【0011】 図中1はドーム状をなした帽体であり、テープ状をした麦わら真田など天然繊 維素材を頂点2からスパイラル状に編み上げて形成したものであり、その外周縁 3の円弧部4には舌片状をなしたひさし5が一体的に形成されている。ひさし5 は帽体1と同一素材、つまり麦わら真田などからなっている。
【0012】 又、このひさし5の外縁6及び帽体1の外周縁7の外側は軟質合成樹脂8によ って縁取られており、麦わら真田などの素材のほつれを防いでいる。
【0013】 次に、この変形麦わら帽子の製造方法について述べると、この変形麦わら帽子 は図3に示す様に、全周にわたってひさしが形成されている普通の麦わら帽子の ひさし部分9の表面に、形成したいひさし5の輪郭線10を描き、この輪郭線1 0上に少し幅を持たせて軟質合成樹脂8を裏面側まで浸透しない様に表側から塗 布し、この軟質合成樹脂8が乾燥した後、輪郭線10に沿ってカットすれば、図 1に示す様な変形麦わら帽子を完成させることが出来る。
【0014】 軟質合成樹脂8を輪郭線10の裏面側まで浸透させない様にするのは、裏面側 はこれを装用した際に直接肌に触れることになるので、軟質合成樹脂8が汗と反 応してかぶれ等を起させない様に配慮した為である。
【0015】 又、軟質合成樹脂8を用いるのは、装用する際の麦わら帽子自体の柔軟さ、し なやかさを損なわない様にする為である。
【0016】
この考案に係る変形麦わら帽子は、上述の通り、全周にわたってひさしが形成 されている通常の麦わら帽子に更に加工を加えて製造するものであり、従来の麦 わら帽子の製造機材をそのまま利用することができるので、製造コストの上昇を 最低限に押えながら、今までの麦わら帽子では到底実現できなかった斬新な麦わ ら帽子を自由に作り出すことができる効果を有する。
【0017】 又、ひさしは舌片状に形成されているので、従来の麦わら帽子では装用するこ とがむずかしかった激しい動きを伴うスポーツ、たとえばゴルフをはじめとする 各種球技やジョギングや長距離走などの際にも無理なく装用することが出来、通 気性の良好さなど天然素材の長所をこれらスポーツの場でも十分に発揮し得る効 果を有し、極めて実用的なものである。
【図1】この考案に係る変形麦わら帽子の一実施形態の
斜視図。
斜視図。
【図2】その平面図。
【図3】その製造過程を示す平面図。
1 帽体 2 頂点 3 外周縁 4 円弧部 5 ひさし 6 外縁 8 軟質合成樹脂 9 ひさし部分 10 輪郭線
Claims (1)
- 【請求項1】 ドーム状をなした帽体1の外周縁3上の
円弧部4に舌片状のひさし5が前記帽体1と同一の素材
によって一体的に形成され、該ひさし5の外縁6及び帽
体1の外周縁3外側が軟質合成樹脂8によって縁取りさ
れていることを特徴とする変形麦わら帽子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001005432U JP3084135U (ja) | 2001-08-17 | 2001-08-17 | 変形麦わら帽子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001005432U JP3084135U (ja) | 2001-08-17 | 2001-08-17 | 変形麦わら帽子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3084135U true JP3084135U (ja) | 2002-03-08 |
Family
ID=43235619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001005432U Expired - Fee Related JP3084135U (ja) | 2001-08-17 | 2001-08-17 | 変形麦わら帽子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3084135U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20190343209A1 (en) * | 2018-05-11 | 2019-11-14 | Under Armour, Inc. | Braided Article of Headgear and Method of Making |
-
2001
- 2001-08-17 JP JP2001005432U patent/JP3084135U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20190343209A1 (en) * | 2018-05-11 | 2019-11-14 | Under Armour, Inc. | Braided Article of Headgear and Method of Making |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |