JP3084102B2 - 相乗的除草剤組成物 - Google Patents

相乗的除草剤組成物

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    • A01N47/28Ureas or thioureas containing the groups >N—CO—N< or >N—CS—N<
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単子葉および双子葉の
雑草に対して使用されうる作物保護剤の分野に関する。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパ特許出願公開第0,342,
569号、同第0,342,568号および同第0,3
88,771号には、広範囲にわたる単子葉および双子
葉の雑草を防除しうる複素環置換フエノキシスルホニル
尿素が記載されている。それらは、土壌に作用する除草
剤としてそして葉を介する除草剤として両方に使用され
ることができ、そしてまた禾穀類、トウモロコシおよび
ソルガムのような単子葉の作物植物において、しかしま
たイネ、特に水田の稲作において特に高い選択性を示
す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一連の
経済的に極めて重要な単子葉の雑草、例えば、ハマスゲ
(Cyperus rotundus)、シペルス・エスクレンツス(Cyper
us esculentus)、ミズガヤツリ(Cyperus serotinus) 、
クログワイ(Eleocharis kuroguwai)その他多数の雑草が
イネ及びその他の作物中に存在し、そしてこれらの雑草
は上記の化合物のみの使用では最適の状況では防除され
得ない。
【0004】
【課題を解決するための手段】驚くべきことには、本発
明者らは、この度、前記の化合物と共に若干の除草性有
効物質を使用することによって、雑草に対して有効とみ
なされる顕著な相乗作用を示すことを見出した。
【0005】本発明は、 A)式(I)
【0006】
【化9】
【0007】(上式中、 a1) R1 はエトキシ、プロポキシまたはイソプロポキ
シであり、R2 はハロゲン、NO2 、CF3 、CN、C
1-C4-アルキル、C1-C4-アルコキシ、C1-C4-アルキ
ルチオまたは(C1-C4-アルコキシ)-カルボニルであ
り、そしてnは0,1,2または3であるか、または a2) R1 はハロゲン、飽和または不飽和のC1-C6-ア
ルコキシ、式(C1-C6-アルキル)-S- 、(C1-C6-ア
ルキル)-SO -、(C1-C6-アルキル)-SO2-、(C1-
6-アルキル)-O- CO- で表される基、NO2 、CN
またはフエニルにより置換された飽和または不飽和のC
1-C8-アルコキシ;更にC2-C8-アルケニルオキシまた
は -アルキニルオキシであり、そしてR2 は飽和または
不飽和のC1-C8-アルキル、フエニル、フエノキシ、C
1-C4-アルコキシ、C1-C4-アルキルチオ、(C1-C4-
アルコキシ)-カルボニルであって上記のすべてのR2
はハロゲン、C1-C4-アルコキシまたはC1-C4-アルキ
ルチオにより置換されていてもよく、あるいはハロゲ
ン、NO2 、C1-C4-アルキルスルホニルまたは -スル
フィニルであり、そしてnは0,1,2または3である
か、または a3) R1 はC1-C8-アルコキシであり、そしてR2
2-C8-アルケニルまたは -アルキニル、フエニルまた
はフエノキシであって上記のR2 基は未置換またはハロ
ゲン、C1-C4-アルコキシまたは -アルキルチオにより
置換されているか、あるいはC1-C4-アルキルスルホニ
ルまたは -アルキルスルフィニルであり、そしてnは
1,2または3であるか、または a4) R1 はそれぞれの場合にフエニル基の2- 位にお
いてハロゲン、メトキシ、エチルまたはプロピルであ
り、R2 はフエニル基の6- 位において(C1-C4-アル
コキシ)-カルボニルであり、そしてnは1であり、そし
てa1)〜a4)のすべての場合において、R3 は水素、飽
和または不飽和のC1-C8-アルキルまたはC1-C4-アル
コキシであり、R4 およびR5 は互いに独立して水素、
ハロゲン、C1-C4-アルキル、C1-C4-アルコキシ、C
1-C4-アルキルチオであり、ここで最後に挙げた3種の
基は未置換またはハロゲン、C1-C4-アルコキシまたは
1-C4-アルキルチオにより置換されており、YはOま
たはSであり、そしてEはCHまたはNである)で表さ
れる化合物またはそれらの塩および B)下記の化合物、すなわち、 B1)式
【0008】
【化10】
【0009】で表されるピラゾスルフロン- エチル(N
C311)、 B2)式
【0010】
【化11】
【0011】で表されるベンズスルフロン- メチル、 B3)式
【0012】
【化12】
【0013】で表されるアミドスルフロン、 B4)式
【0014】
【化13】
【0015】で表されるイマゾスルフロン(TH91
3)、 B5)式
【0016】
【化14】
【0017】で表されるジメトラスルフロン(シノスル
フロン)、および B6)式
【0018】
【化15】
【0019】で表されるメトスルフロン- メチル(DP
X- T6376)よりなる群から選択された1種または
それ以上の化合物との組合せの相乗的な有効量を含有す
る除草剤組成物に関する。
【0020】化合物A(式Iで表される化合物)は、冒
頭において記載されたドイツ特許出願公開公報に開示さ
れている。
【0021】化合物ピラゾスルフロン- エチル(pyrazos
ulfuron-ethyl)は、日本農薬情報(Japan Pesticide Inf
ormation) 第55号(1989年)第17〜20頁およ
び「農薬便覧 '90」("Farm Chemicals Handbook '9
0", Meister Publishing Company, Willoughby, Ohio,
USA) から知られている。
【0022】ベンスルフロン- メチル(bensulfuron-met
htyl) は、アジア- 太平洋雑草科学協会(Asian-Pacific
Weed Science Society)においてポイドパイチットら
(G. S.Peudpaichit et al)による刊行物第114−12
2頁において、そしてトケダら(S. Tokeda et al.)によ
り(同書第156−161頁)および上記の農薬便覧'
90(Farm Chemicals Handbook '90")においてDP
X- F5384として知られている。
【0023】アミドスルフロン(amidosulfuron) は、ハ
ッカーら(E. Hacker et al.)によって Z. Pfl. Krankh.
Pfl. Schutz, Sonderh. XII特別号第489−49
7頁(1990)にHOE75032としてしられてい
る。
【0024】イマゾスルフロン(imazosulfuron) (TH
913)は、ヨーロッパ特許出願公開第0,238,0
70号に開示されている。
【0025】ジメトラスルフロン(dimetrasulfuron)(ci
nosulfuron) は、英国作物保護会議議事録 (雑草編) 1
987年(British Crop prot. Conf. (Weeds) 198
7)から知られている。
【0026】メトスルフロン- メチル(Metsulfuron-met
hyl)は、 "農薬便覧" 、英国作物保護協会、第8版第5
75頁 ("The Pesticide Manual", BritishCrop Protec
tion Council,8th ed.,p 575)に記載されている。
【0027】前記の式(I)で表される化合物またはそ
れらの塩を含有する本発明による除草剤組成物のうちで
特に興味あるものは、式(I)において、 a1) R1 がエトキシ、プロポキシまたはイソプロポキ
シであり、R2 は6- 位に存在しそして前記の意味を有
し、そしてnが0または1であるか、または a2) R1 がハロゲン、C1-C4-アルコキシ、C1-C4-
アルキルチオまたは -スルフィニルまたは -スルホニ
ル、(C1-C4-アルコキシ)-カルボニル、NO2 、CN
またはフエニルにより置換された飽和または不飽和のC
1-C4-アルコキシ;更にC2-C5-アルケニルオキシまた
はC2-C4-アルキニルオキシであり、そしてR2 がC1-
4-アルキル、C2-C5-アルケニル、(C1-C4-アルコ
キシ)-カルボニル、C1-C4-アルコキシまたはC1-C4-
アルキルチオであって、これらの各々は上記と同様に置
換されていてもよく、またはハロゲンであり、そしてn
が0または1であるか、または a3) R1 がメトキシ、エチルまたはプロピルであり、
2 が6- メトキシカルボニルまたは6- エトキシカル
ボニルであり、そしてnが1であり、そして上記のa1)
〜a3)のすべての場合において、R3 が水素またはC1-
4-アルキル、特に水素またはメチルであり、R4 およ
びR5 がハロゲン、C1-C4-アルキル、C1-C4-アルコ
キシまたはC1-C4-アルキルチオであり、最後に挙げた
3種の基は未置換かまたはハロゲン、C1-C4-アルコキ
シまたはC1-C4-アルキルチオにより置換されており、
YがOまたはS、特にOであり、そしてEがCHまたは
N、特にCHである化合物またはそれらの塩を含有する
ものである。
【0028】同様に、飽和または不飽和のアルキルおよ
びアルコキシは、直鎖状または分枝鎖状アルキルまたは
アルコキシであり;ハロゲンは、F、Cl、Brおよび
I、好ましくはFおよびClである。
【0029】式(I)で表される化合物は、 -SO2-N
H-基の水素が農業に適した陽イオンによって置換され
た塩を形成しうる。これらの塩は、一般に金属塩、特に
アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、場合によっては
アルキル化されたアンモニウム塩または他の有機アミン
の塩である。
【0030】化合物AおよびBの前記の式の立体化学
は、詳細に示されていなかった。もし立体異性体が出現
可能ならば、上記の式は、すべての幾何異性体、鏡像体
およびジアステレオマーおよびそれらの混合物をも包含
する。
【0031】好ましい除草剤組成物は、化合物Aとして
下記の意味を有する式A1、A2およびA3で表される
1種またはそれ以上の化合物を含有する:
【0032】
【化16】
【0033】本発明による除草剤組成物は、広範囲にわ
たる経済的に重要な単子葉および双子葉の有害植物に対
して卓越した除草作用を示す。上記の有効物質の組合せ
は、また根茎、根の断片またはその他の多年生の器官か
ら発芽し、そして防除することの困難な多年生の雑草に
対しても有効に作用する。この点に関して、これらの有
効物質が播種前処理、発芽前処理または発芽後処理のい
ずれによって適用されるかということは重要なことでは
ない。特定的に、本発明による組成物によって防除され
うる単子葉および双子葉の雑草群の若干の代表例を、一
定の種に限定することなく挙げることができる。
【0034】本発明による組成物が有効に作用する単子
葉の雑草種の例は、ヒエ(Echinochloa) 、メヒシバ(Dig
itaria) 、エノコロ(Setaria) およびカヤツリグサ(Cyp
erus) 類、そしてまた多年生のカヤツリグサ(Cyperus)
類である。
【0035】双子葉の雑草種の場合には、除草作用の範
囲は、一年生植物からヤエムグラ(Galium)、スミレ(Vio
la) 、クワガタソウ(Veronica)、オドリコソウ(Lamiu
m)、アカザ(Chenopodium) 、ハコベ(Stellaria) 、ヒエ
(Amaranthus)、カラシナ(Sinapis) 、ヒルガオ(Ipomoe
a) 、カミルレ(Matricaria)、タデ(Polygonum) 、アブ
チロン(Abutilon)およびキンゴジカ(Sida)に及び、そし
て多年生の雑草の場合には、なかんずくコンボルブルス
(Convolvulus) 、ノアザミ(Cirsium) 、スイバ(Rumex)
およびヨモギ(Artemisia) に及ぶ。
【0036】本発明による有効物質の組合せは、イネの
特定の栽培条件下に発生する、例えば、オモダカ(Sagit
taria)、ヘラオモダカ(Alisma)、ハリイ(Eleocharis)、
ホタルイ(Scirpus) 、カヤツリ(Cyperus) その他の単子
葉および双子葉の雑草の防除に極めて効果的である。
【0037】本発明による除草剤組成物が発芽前に土壌
表面に適用されるかまたは冠水した水田中に撒布または
注入されるならば、雑草の実生の発芽が完全に阻止され
るか、または雑草は子葉の段階に達するまでは成長する
が、成長はその時停止しそして結局3ないし4週間の経
過後に完全に枯死する。
【0038】上記の有効物質の組合せが、植物の緑色部
分に発芽後に、あるいは冠水した水田に適用される場合
においても、成長は、処理後極めて短期間に劇的に停止
し、そして雑草植物は、適用の時点の成長段階のまま留
まるか、あるいは或る期間の後に多かれ少かれ急速に完
全に枯死するので、栽培植物にとって有害である雑草の
共生が、本発明による新規な組成物を使用することによ
り、このようにして極めて初期の段階でしかも持続的に
排除される。
【0039】本発明による組成物が単子葉ならびに双子
葉の雑草に対して卓越した除草作用を有するとしても、
例えばコムギ、オオムギ、ライムギ、イネ、トウモロコ
シ、テンサイ、ワタおよびダイズのような経済的に重要
な作物の栽培植物は、無視しうる程度しか被害を受けな
いかあるいは全く被害を受けない。これらの理由から、
本発明による組成物は、有用植物の農場における望まし
くない植物の生長を選択的に防除するために極めて適し
ている。
【0040】本発明による有効物質の組合せは、例え
ば、個々の成分の相加的作用として予想された作用を超
える除草作用が達成されることを可能にする。そのよう
な作用の増大は、個々の有効物質の配量割合を実質的に
減少せしめることを可能にする。組合せ剤の長期にわた
る作用が改善されるかまたは作用の速度の増大が見出さ
れるというような性質の有利な効果もまた見出された。
従って、そのような性質は、実際の雑草の防除において
使用者にとって有利と考えられる経済的に進歩した新規
な発明をもたらすものである。何故ならば、使用者は、
雑草をより費用効果を高くまたはより急速にあるいはよ
り持続的に防除することができ、それによって栽培植物
における収穫量をより高く保つことが可能になる。
【0041】更に、本発明による有効物質の組合せの若
干のものは、顕著な緩和または解毒作用を示し、すなわ
ち使用された有効物質によって惹起される栽培植物、例
えばイネにおける植物に対する毒性副作用が減少しまた
は完全に除去されることが見出された。
【0042】混合比A:Bは、広い範囲内で変動でき、
そして一般に1:0.1ないし1:10である。混合比
は、例えば、混合成分、雑草の成育段階、雑草の範囲お
よび周囲の気象条件の関数として選択される。
【0043】1:0.25ないし1:4の混合比を使用
することが好ましい。有効物質混合物中の除草剤Aの使
用割合は、好ましくは5ないし50g/ha、Bの使用
割合は、5gないし200g/haである。
【0044】本発明による有効物質の組合せは、次に水
で希釈されそして通常の方法で施用される2種の成分の
混合調合物の形態で存在しうるか、またはそれらは別々
に調合された各成分を水で一緒に希釈することによりい
わゆるタンクミックスの形態に調製されてもよい。
【0045】化合物AおよびBまたはそれらの組合せ
は、生物学的および/または物理化学的パラメーターに
よって前もって決定されるように、多様に調合されう
る。調合物の好適な可能性としては、例えば以下のもの
がある:水和剤(WP)、乳化性濃縮物(EC)、水溶
液(SL)、エマルジョン(EW)例えば水中油型およ
び油中水型エマルジョン、噴霧用溶液またはエマルジョ
ン、油または水を基剤とした分散物、サスポエマルジョ
ン、粉剤(DP)、種子処理剤、土壌施用または撒布用
粒剤または水分散性粒剤(WG)、ULV調合物、マイ
クロカプセルまたはワックス。
【0046】これらの個々の調合形態は、原理的に知ら
れており、そして例えば下記のものに記載されている:
ウィナッカー− キュヒラー(Winnacker-kuechler)、
「化学技術」(Chemische Technologie) 、第7巻ハウザ
ー社刊(C. Hauser Verlag Muenchen) 第4版1986
年;ヴアン・フアルケンブルク(van Valkenburg,「農薬
調合物」("Pesticides Formulations") マルセルデッカ
ー社刊第2版、1972−73(Marcel Dekker N.Y., 2
nd Ed.1972−73);マルテンス(K. Martens)、
「噴霧乾燥便覧」("Spray Drying Handbook") 、第3版
1979年、グッドウイン社刊(G. Goodwin Ltd. Londo
n)。
【0047】不活性物質、界面活性剤、溶剤およびその
他の添加剤のような、必要な調合助剤もまた知られてお
り、例えば下記のものに記載されている:ワトキンス編
「殺虫剤粉末希釈剤および担体のハンドブック」第2版
ダーラント・ブックス社刊(Watkins, "Handbook of Ins
cticide Dust Diluents and Carriers", 2nd ED., Darl
and Books, Caldwell N.J.);オルフエン著「粘土コロ
イド化学入門」第2版ウイリー社刊(H. v. Olphen, "In
troduction to Clay Colloid Chemistry",2nd Ed., J.
Wiley & Sons, N.Y.) ;マースデン著「溶剤ガイド」第
2版インターサイエンス社1950年刊(Marsden, "Sol
vents Guide", 2nd Ed.,Interscience, N.Y.195
0);マククチエオン編「洗剤および乳化剤年鑑、MC
出版社刊(McCutcheon's "Detergents and Emulsifiers
Annual", MC Publ. Corp., Ridgewood N.J.);シスレ
ー、ウッド編「界面活性剤百科事典」ケミカル出版社1
964年刊(Sisley and Wood, "Encyclopediaof Surfac
e Active Agents", Chem. Publ. Co. Inc., N.Y. 19
64);シエーンフエルト著「界面活性エチレンオキシ
ドアダクツ」ヴィッセンシャフト出版社1976年刊(S
choenfeldt, "Grenzflaechenaktive Aethylenoxidadduk
te", Wiss. Verlagsgesell., Stuttgart1976);ウ
ィナッカー- キュヒラー編「化学技術」第7巻ハウザー
出版社第4版1986年刊(Winnacker-Kuechler, "Chem
ische Technologie", Vol.7,C. Hauser verlag Muenc
hen, 4th Ed.1986)。
【0048】これらの調合物に基づいて、他の除草剤、
殺菌剤または殺虫剤のような他の農薬有効物質との、そ
して肥料および/または生長調整剤との組合せもまた、
例えばレディーミックスの形であるいはタンクミックス
として調製されうる。
【0049】水和剤は、水中に均一に分散されうる調合
物であって、有効物質のほかにまた湿潤剤、例えばポリ
オキシエチル化アルキルフエノール、ポリオキシエチル
化脂肪アルコールまたは脂肪アミン、アルカン- または
アルキルベンゼンスルホネート、および分散剤、例えば
リグニンスルホン酸ナトリウム、2,2'-ジナフチルメ
タン -6,6'-ジスルホン酸ナトリウム、ジブチルナフ
タリンスルホン酸ナトリウム、そしてまたナトリウムオ
レイルメチルタウリネートを、希釈剤または不活性物質
と共に含有する。
【0050】乳化性濃縮物は、有効物質を有機溶剤、例
えばブタノール、シクロヘキサノン、ジメチルホルムア
ミド、キシレンおよび高沸点芳香族化合物または炭化水
素中に1種またはそれ以上の乳化剤を添加しながら溶解
することによって調製される。使用されうる乳化剤は、
例えば、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムのよう
なアルキルアリールスルホン酸のカルシウム塩または非
イオン乳化剤、例えば、脂肪酸ポリグリコールエステ
ル、アルキルアリールポリグリコールエーテル、脂肪ア
ルコールポリグリコールエーテル、プロプレンオキシド
/エチレンオキシド縮合生成物、アルキルポリエーテ
ル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸エステルまたはポリオキシエチレンソル
ビトールエステルである。
【0051】粉剤は、有効物質を微細に分割された固体
物質、例えばタルクまたは天然粘土、例えばカオリン、
ベントナイトまたは葉ろう石またはケイソウ土と共に粉
砕することによって得られる。
【0052】粒剤は、有効物質を吸着性の粒状不活性物
質上に噴霧するかまたは有効物質濃縮物を砂、カオリナ
イトまたは粒状の不活性物質のような担体の表面上に接
着剤、例えばポリビニルアルコール、ナトリウムポリア
クリレートあるいは鉱油によって塗布することによって
調製されうる。肥料粒状物の製造にとって通例の方法
で、所望ならば肥料との混合物として適当な有効物質を
粒状化することもできる。
【0053】本発明による農薬調製物は、一般に有効物
質A+Bを0.1ないし99重量%、特に2ないし95
重量%含有する。調合物中の有効物質A+Bの濃度は、
変動しうる。
【0054】水和剤中の有効物質の濃度は、例えば約1
0ないし95重量%であり、100重量%までの残り
は、通常の調合成分よりなる。乳化性濃縮物の場合に
は、有効物質の濃度は、約1ないし85重量%、好まし
くは5ないし80重量%でよい。粉剤の形態の調合物
は、約1ないし25重量%、通常5ないし20重量%の
有効物質を含有し、噴霧用溶液は、約0.2ないし25
重量%、好ましくは2ないし20重量%の有効物質を含
有する。水分散性粒剤のような粒剤の場合には、有効物
質の含有量は、一部有効化合物が液体であるか固体であ
るかということそしていかなる粒状化助剤および充填剤
か使用されるかということに依存する。原則として水分
散性粒剤の場合の含有量は、10ないし90重量%であ
る。
【0055】更に、上記の有効物質は、適当ならばそれ
ぞれの場合に通例の接着剤、湿潤剤分散剤、乳化剤、浸
透剤、溶剤、充填剤または担体を含有する。
【0056】市販される形態で存在する調合剤は、使用
に際して、適当ならば通常の方法で、例えば水和剤、乳
化性濃縮物、分散物および水分散性粒剤の場合には水を
使用して希釈される。粉剤または土壌用または撒布用の
粒剤そして噴霧用溶液もまた使用前に更に他の不活性物
質で希釈されることはない。
【0057】式(I)で表される化合物の必要な施用割
合は、なかんずく、温度、湿度および使用される除草剤
の性質のような外的条件によって変動する。
【0058】
【実施例】以下の例は、本発明を例示するものである。 A)調合例 a)本発明による有効物質の組合せ10重量部および不
活性物質としてのタルク90重量部を混合し、そしてこ
の混合物をハンマーミルで粉砕することによって粉剤が
得られる。 b)有効物質A+B25重量部、不活性物質としてのカ
オリン含有石英64重量部、リグニンスルホン酸カリウ
ム10重量部および湿潤剤および分散剤としてのオレオ
イルメチルタウリン酸ナトリウム1重量部を混合し、そ
してこの混合物をピンディスクミルで粉砕することによ
って、水中に容易に分散しうる水和剤が得られる。 c)有効物質A+B20重量部を、アルキルフエノール
ポリグリコールエーテル〔(R) トリトン(Triton)×20
7〕6重量部、イソトリデカノールポリグリコールエー
テル(EO 8単位)3重量部およびパラフィン系鉱油
(沸騰範囲例えば約255ないし277℃以上)71重
量部と混合し、そしてこの混合物をボールミルで5ミク
ロン以下の微細度まで粉砕することにより、水中に容易
に分散しうる分散濃縮物が得られる。 d)有効物質A+B15重量部、溶媒としてシクロヘキ
サン75重量部および乳化剤としてオキシエチル化ノニ
ルフエノール10重量部から乳化性濃縮物が得られる。 e)有効物質A+B75重量部、リグニンスルホン酸カ
ルシウム10重量部、硫酸ラウリルナトリウム5重量
部、ポリビニルアルコール3重量部、およびカオリン7
重量部を混合し、この混合物をピンディスクミルで粉砕
し、そして粒状化液体としての水の上に噴霧することに
より、流動床において粒状化することにより、水分散性
粒剤が得られる。 f)有効物質A+B25重量部、2,2- ジナフチルメ
タン -6,6'-ジスルホン酸ナトリウム5重量部、オレ
オイルメチルタウリン酸ナトリウム2重量部、ポリビニ
ルアルコール1重量部、炭酸カルシウム17重量部およ
び水50重量部をコロイドミルで均質化しそして予備粉
砕し、次いでこの混合物をビーズミルで粉砕し、そして
得られた懸濁物をスプレー塔内で単一コンパウンドノズ
ルによって噴霧しそして乾燥することによっても、水分
散性粒剤が得られる。
【0059】例えば、下記の表1中の有効物質の組合せ
が上記のa)ないしf)に記載された調合物として調合
される。 生物試験例 1.雑草に対する発芽前処理による効果 単子葉および双子葉の雑草植物の種子または根茎の断片
を、砂の多いローム質の土を入れた直径9cmのプラス
チックのポット内に置きそして土で覆う。稲作において
生える雑草は、水で飽和された土壌で栽培され、その際
ポットは、水が土の表面に達するかまたは数ミリメート
ルの深さまで浸水するような水の量で満たされている。
水和剤または乳剤として調合された本発明による有効物
質の組合せおよび並行して行われた実験においては、適
当に調合された個々の有効物質を次に土の表面上に、水
600ないし800l/ha(換算値)の使用量で水性
懸濁物または乳濁物の形態で種々の施用量において、あ
るいはイネの場合には潅漑水中に注ぐ。
【0060】処理後、上記ポットを温室内に置き、そし
て雑草にとって良好な成育条件に保つ。試験植物が発芽
した後に、3ないし4週間の試験期間の後に未処理の対
照と比較することにより、植物に対する損傷度または発
芽に対する消極的効果を評価する。本発明による除草剤
組成物は、広範囲にわたるイネ科に属する雑草および広
葉植物に属する雑草に対してすぐれた発芽前除草作用を
有する。
【0061】本発明による有効物質の組合せは、個々の
成分がそれ単独で施用された場合に観察された効果に基
づいて予想された作用より高い除草作用を示す。従っ
て、本発明による有効物質の組合せは、相乗効果を示
す。 2.雑草に対する発芽後処理による効果 単子葉および双子葉の雑草の種子または根茎の断片をプ
ラスチックのポット内の砂の多いローム質の土の中に置
き、土で覆いそして良好な生育条件下の温室内で生育せ
しめる。稲作において生える雑草は、土の表面から2c
mの深さまで水で冠水されたポットの中で生育せしめら
れ、そして試験期間の間栽培される。播種の3週間後
に、3葉期の段階の試験植物を処理する。水和剤または
乳剤として調合された本発明による有効物質の組合せお
よび比較試験における適当に調合された個々の有効物質
を、試験植物の緑色部分上に、水300ないし600l
/ha(換算値)の使用量で種々の配量において噴霧
し、そして試験植物を温室内で理想的な生育条件下に約
3〜4週間置いた後に、調合物の効果を未処理の対照と
比較することによって視覚的に評価した。稲作において
生える雑草の場合には、有効物質は潅漑水(施用はいわ
ゆる粒剤施用(granuleapplication)と類似する)に直接
入れるかまたは植物上および潅漑水に噴霧される。発芽
後処理においても、本発明による組成物は、広範囲にわ
たる経済的に重要なイネ科の雑草および広葉植物に属す
る雑草に対してすぐれた除草作用を有する。本発明によ
る組成物の効果は、相乗的である。 3.栽培植物に対する許容性 更に他の温室内実験において、かなり多数の栽培植物お
よび雑草の種子を砂の多いローム質の土の中に播種しそ
して土で覆う。イネは水稲として水で飽和された土の中
で栽培される。
【0062】ポットのうちで若干のものを前記の1.に
おいて記載したように直ちに処理し、そして残りのポッ
トを植物が2ないし3枚の本葉をつけるまで温室内に置
き、そして次に本発明による有効物質の組合せおよび比
較のための個々の有効物質を用いて、種々の配量におい
て前記の2.において記載したように噴霧する。水稲の
場合には、施用は、一部有効物質またはその調合物を潅
漑水中に注入することによって実施されうる。
【0063】処理の4ないし5週間後そして植物を温室
内に置いた後に視覚的に評価した結果は、本発明による
有効物質の組合せを用いた発芽前処理および発芽後処理
は、高配量の有効物質が使用された場合においても、各
種の栽培植物に対して損傷を与えなかったことを示して
いる。イネ科の作物、例えば、コムギおよびイネは、損
傷を受けていない。従って、本発明による有効物質の組
合せは、農作物における望ましくない植物の成育を防除
するために使用した場合に高い選択性を示す。
【0064】個々の有効物質を単独で使用した場合に比
較して、本発明による有効物質の組合せの選択性は、そ
れぞれ最も有効な除草剤の等しい使用量において個々の
有効物質に比較して、特により高められた配量割合を用
いた場合においても、よりすぐれていることが示されて
いる。従って、本発明による有効物質の組合せは、栽培
植物に対する除草剤の薬害を効果的に減少せしめること
ができる。 4.生物学的圃場試験 0,8m2 の大きさの小区画を用いる圃場試験におい
て、2葉期のイネを2cmの深さに植付けた。更に雑草
を播種しまたは植付けた。イヌビエ(Echinochloa) が1
/2葉期に達した時に、栽培中の区域を本発明による組
成物を用いて処理した。イネに対する損傷度の評価を処
理の28日後に実施し、そして残りの植物に対する損傷
度の評価を処理の56日後に実施した。結果を表2に要
約して示す。 表2:除草作用(圃場試験) 損傷度(%) 除草剤(s) 施用割合 SAPY CYSE SCIU MOVP 移植された 〔g a.i./ha 〕 イネ A1 10.5 40 30 10 98 0 21.0 88 60 75 100 0 B1 10.5 45 65 75 50 3 15.8 70 70 65 65 5 21.0 70 75 70 70 5 A1+B1 10.5+15.8 85 83 78 100 3 10.5+21.0 93 85 90 99 10 21.0+10.5 88 83 90 100 3 21.0+15.8 90 85 93 100 0 21.0+21.0 95 90 95 100 3 略語: A.i.=有効物質(純粋な有効物質を基準として) SAPY=ウリカワ(Sagittaria pygmaea); 移植された
もの SCIU=ホタルイ(Scirpus juncoides), 播種された
もの MOVP=コナギ(Monochoria vaginalis), 播種された
もの CYSE=ミズガヤツリ(Cyperus serotinus); 移植さ
れたもの A1 =1- 〔(2- エトキシフエノキシ) スルホニ
ル〕 -3-(4,6- ジメトキシ -2- ピリミジニル)-尿
素0.07%の粒剤として B1 =ピラゾスルフロン- エチル0.07%の粒剤
として 5.生物学的圃場試験 例4と類似方法で、雑草のはびこったコムギまたはオオ
ムギの小区画を2ないし4葉の段階で処理し、そして表
3において示された組成物を施用した後4ないし6週間
目に評価を行った。結果を表3に要約して示す。 表 3 損傷度(%) 除草剤(s) 施用割合 AMARE CHEAL POLSC TA HV 〔g a.i./ha 〕 A1 11.25 83 39 45 0 0 22.5 84 41 76 0 0 45 89 43 78 0 0 B3 30 64 70 54 0 0 60 89 92 86 0 0 A1+B3 30+11.25 97 90 86 0 0 30+22.5 97 92 92 0 0 表3における略語: a.i.=有効成分(純粋な有効物質を基準として) A1 =1- 〔(2- エトキシフエノキシ) スルホニ
ル〕 -3-(4,6- ジメトキシ -2- ピリミジニル)-尿
素およびC12/C14- 脂肪アルコールジグリコールエー
テルサルフエートのナトリウム塩を基礎にした湿潤剤
0.3% B3 =アミドスルフロンおよびA一と同じ湿潤剤
0.3% AMARE=アオビユ(Amaranthus retroflexus) CHEAL=アカザ(Chenopodium album) POLSC=タデ(Polygonum scandens) TA =コムギ(Triticum aestivum) HV =オオムギ(Hordeum vulgare)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウス・バウエル ドイツ連邦共和国、ハナウ、ドールネ ル・ストラーセ、53デー (72)発明者 ヘルマン・ビーリンゲル ドイツ連邦共和国、エップシユタイン /タウヌス、アイヒエンウエーク、26 (72)発明者 ハインツ・ケーネ ドイツ連邦共和国、ホ−フハイム・ア ム・タウヌス、イルテイスウエーク、7 アー (56)参考文献 特開 昭62−277306(JP,A) 特開 昭62−155202(JP,A) 特開 昭61−143308(JP,A) 特開 平4−117309(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01N 47/36 101 CA(STN)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A)式(I) 【化1】 (上式中、 a1) R1はエトキシ、プロポキシまたはイソプロポキシで
    あり、 R2はハロゲン、NO2 、CF3 、CN、C1-C4-アルキル、C1-C
    4-アルコキシ、C1-C4-アルキルチオまたは(C1-C4-アル
    コキシ)-カルボニルであり、そしてnは0,1,2また
    は3であるか、または a2)R1 はハロゲン、飽和または不飽和のC1-C6-アルコキ
    シ、式(C1-C6-アルキル)-S-、(C1-C6-アルキル)-SO-
    、(C1-C6-アルキル)-SO2-、(C1-C6-アルキル)-O-CO-
    で表される基、NO2 、CNまたはフエニルにより置換さ
    れた飽和または不飽和のC1-C8-アルコキシ;更にC2-C8-
    アルケニルオキシまたは -アルキニルオキシであり、そ
    してR2は飽和または不飽和のC1-C8-アルキル、フエニ
    ル、フエノキシ、C1-C4-アルコキシ、C1-C4-アルキルチ
    オ、(C1-C4-アルコキシ)-カルボニルであって上記のす
    べてのR2基はハロゲン、C1-C4-アルコキシまたはC1-C4-
    アルキルチオにより置換されていてもよく、あるいはハ
    ロゲン、NO2 、C1-C4-アルキルスルホニルまたは-スル
    フィニルであり、そしてnは0,1,2または3である
    か、または a3)R1 はC1-C8-アルコキシであり、そしてR2はC2-C8-ア
    ルケニルまたは -アルキニル、フエニルまたはフエノキ
    シであって上記のR2基は未置換またはハロゲン、C1-C4-
    アルコキシまたは -アルキルチオにより置換されている
    か、あるいはC1-C4-アルキルスルホニルまたは -アルキ
    ルスルフィニルであり、そしてnは1,2または3であ
    るか、または a4)R1 はそれぞれの場合にフエニル基の2- 位において
    ハロゲン、メトキシ、エチルまたはプロピルであり、 R2はフエニル基の6- 位において(C1-C4-アルコキシ)-
    カルボニルであり、そしてnは1であり、 そしてa1) 〜a4) のすべての場合において、 R3は水素、飽和または不飽和のC1-C8-アルキルまたはC1
    -C4-アルコキシであり、R4およびR5は互いに独立して水
    素、ハロゲン、C1-C4-アルキル、C1-C4-アルコキシ、C1
    -C4-アルキルチオであり、ここで最後に挙げた3種の基
    は未置換またはハロゲン、C1-C4-アルコキシまたはC1-C
    4-アルキルチオにより置換されており、YはO またはS
    であり、そしてEはCHまたはN である)で表される化合
    物またはそれらの塩および B)下記の化合物、すなわち、 B1)式 【化2】 で表されるピラゾスルフロン- エチル(NC311)、
    B2)式 【化3】 で表されるベンスルフロン- メチル、 B3)式 【化4】 で表されるアミドスルフロン、 B4)式 【化5】 で表されるイマゾスルフロン(TH913)、 B5)式 【化6】 で表されるジメトラスルフロン(シノスルフロン)、お
    よび B6)式 【化7】 で表されるメトスルフロン- メチル(DPX- T637
    6)よりなる群から選択された1種又はそれ以上の化合
    物との組合せの相乗的な有効量を含有する除草剤組成
    物。
  2. 【請求項2】 式(I)において、 a1) R1 がエトキシ、プロポキシまたはイソプロポキ
    シであり、R2 が6- 位に存在しそして前記の意味を有
    し、そしてnが0または1であるか、または a2) R1 がハロゲン、C1-C4-アルコキシ、C1-C4-
    アルキルチオまたは -スルフィニルまたは -スルホニ
    ル、(C1-C4-アルコキシ)-カルボニル、NO2 、CN
    またはフエニルにより置換された飽和または不飽和のC
    1-C4-アルコキシ;更にC2-C5-アルケニルオキシまた
    はC2-C4-アルキニルオキシであり、R2 がC1-C4-ア
    ルキル、C2-C5-アルケニル、(C1-C4-アルコキシ)-
    カルボニル、C1-C4-アルコキシまたはC1-C4-アルキ
    ルチオであって、これらの各々は上記と同様に置換され
    ていてもよく、またはハロゲンであり、そしてnが0ま
    たは1であるか、または a3) R1 がメトキシ、エチルまたはプロピルであり、
    2 が6- 位メトキシカルボニルまたは6- エトキシカ
    ルボニルであり、そしてnが1であり、そして上記のa
    1)〜a3)のすべての場合において、R3 が水素またはC
    1-C4-アルキルであり、R4 およびR5 がハロゲン、C
    1-C4-アルキル、C1-C4-アルコキシまたはC1-C4-ア
    ルキルチオであり、最後に挙げた3種の基は未置換かま
    たはハロゲン、C1-C4-アルコキシまたはC1-C4-アル
    キルチオにより置換されており、YがOまたはSであ
    り、そしてEがCHまたはNである化合物またはそれら
    の塩を含有する請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 下記の式A1,A2およびA3 【化8】 で表される1種又はそれ以上の化合物またはそれらの塩
    を含有する請求項1または2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 通常の調合助剤のほかに有効物質Aおよ
    びB0.1ないし99重量%を含有する請求項1〜3の
    うちのいずれかに記載の組成物。
  5. 【請求項5】 有効物質A及びBを1:0.1ないし
    1:10の重量比で含有する請求項1〜4のうちのいず
    れかに記載の組成物。
  6. 【請求項6】 1種又はそれ以上の化合物Aおよび1種
    又はそれ以上の化合物Bを、水和剤、乳化性濃縮物、水
    溶液、エマルジョン、噴霧用溶液(タンクミックス)、
    油性または水性の分散物、サスポエマルジョン、粉剤、
    種子処理剤、土壌用または撒布用粒剤、水分散性粒剤、
    ULV用調合物、マイクロカプセルおよびワックスより
    なる群から選択された作物保護剤のための通常の調合物
    へと調合することを特徴とする請求項1〜5のうちのい
    ずれかに記載の組成物の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のうちのいずれかに規定さ
    れた有効物質A+Bの組合せの除草有効量を望ましくな
    い植物またはそれらの成育地域に施用することを特徴と
    する望ましくない植物の除草方法。
  8. 【請求項8】 有用植物の作付け中の雑草を選択的に防
    除する請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】有用植物の作物がコムギ、オオムギ、トウ
    モロコシおよびイネよりなる群から選択されたものの1
    つである請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜5のいずれかに記載の除草
    剤組成物を有用植物の作付けにおいて選択的雑草防除に
    使用する方法。
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