JP3083827U - 背中しっぷ貼付器、軟膏塗布器、タッチ器 - Google Patents

背中しっぷ貼付器、軟膏塗布器、タッチ器

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JP3083827U JP2001004457U JP2001004457U JP3083827U JP 3083827 U JP3083827 U JP 3083827U JP 2001004457 U JP2001004457 U JP 2001004457U JP 2001004457 U JP2001004457 U JP 2001004457U JP 3083827 U JP3083827 U JP 3083827U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 独り暮らし老人などの悩みを解消するための
背中しっぷ塗布器、軟膏塗布器、タッチ器を、随時取り
替えることにより、いずれにも対応できる自助器具であ
る。 【解決手段】 背中しっぷ張り器については、ローラ1
を用い、各歯車3、5、6及び移動レバー12の働きに
よって、先端と末端の押さえ板が、自動的にしっぷから
外れ、スムーズに張れるようにした。背中軟膏張り器に
ついては、シリコン樹脂3aを用い、かつ、中心部にく
ぼみ4aをつけて、軟膏の拡散を図った。背中タッチ器
については、円形のブラシ方式3bとして、ソフトに当
たるようにした。継ぎ柄については、伸縮部4cで長さ
を、ラセン管3で角度を自由に調節できるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、独り暮らし老人などが日常生活で悩んでいる、自分で手の届かない 背中に、しっぷを張ったり、軟膏などの薬を塗ったり、痒いところを掻いたりす ることについて、手助けをする保健上の自助器具である。
【0002】
【従来の技術】
従来は、独りで自分の背中にしっぷを張ったり、軟膏などを塗ったりする器具は 、市販されていない。
【0003】 なお、背中を掻く器具は、昔から「孫の手」と称され、各地の観光地などで、民 芸品或いは土産品として販売されている。しかし、これらは、竹製又は木製で先 端が極めて堅く、皮膚を傷つける恐れがあり、また、先端が小さいため高齢者な どには使用しにくい難点がある。
【考案の解決しようとする課題】
独り暮らし老人など、単身生活者が切実に困る問題に、自分の手が届かない背 中にしっぷを張ること、軟膏などの薬を塗ること、痒いところを掻くこと 、がある。多くの人びとが日常抱えているこの様な悩みに応える適切な器具は、 未だ開発されていない。
【0004】 本考案は、上記の悩みが、いずれも甲乙つけがたく、かつ、同程度の頻度をも っていることから「継ぎ柄」に先端部分だけを取り替えることによって、上記の いずれにも対応できるように「自助3点セット」としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、伸縮自在、角度調整自在の継ぎ柄(図1c)に、背中しっぷ貼付器 (図1)、背中軟膏塗布器(図1a)、背中タッチ器(図1b)を、目的に応じて 装着することにより、上記の悩みの解決を図るもので、3点セットの自助器具と した。 (1) 背中しっぷ貼付器
【0006】 しっぷは、形状や粘着力などが多種多様であるため、どの様なものにも対応 が出来るようにローラ1を用いた。
【0007】 多様なしっぷの長さに対応するため、調整溝13を設け、末端押さえ板ホル ダー16をスライドさせることで解決した。なお、調整溝13の部分には、調節 突起15をもうけているのでルーズに動くことはない。
【0008】 ローラに載せたしっぷが、不意に落下しないようにその前後を仮押さえをす る必要がある。このため、先端を先端押さえ板9で、末尾を末端押さえ板17で 、それぞれ仮押さえをする。 しっぷが皮膚にスムーズに密着していくためには、しっぷが皮膚に接触したとき に、先端押さえ板9が、そして、しっぷが末尾になったときには末端押さえ板1 7がそれぞれしっぷから自動的に外れないと、しっぷは皮膚にスムーズに接着し ない。このためには、先端押さえ板9と末端押さえ板17が、それぞれ逆の方向 にスライドしなければならないこと、かつ、作動するタイミングに時間差が必要 という課題が生じる。この課題を解決するために次ぎの考案をした。
【0009】 (先端押さえ板9の外れる仕組み) ア ローラ1の中心に、ローラと固定しない中心棒2を通す。この中心棒2に中 心歯車3を固定する。この中心歯車3は、回転調節バネ11でコントロールされ ているので、ルーズに動くことはない。この中心歯車3の外側に、ローラに固定 しない側棒4を通し、これに側棒歯車5を固定する。側棒歯車5と中心歯車3は 噛み合っている。さらに側棒歯車5は、先端押さえ板ホルダー7の底部に設けて いる平歯車6と噛み合っている。
【0010】 イ 先端押さえ板ホルダー7は、図11・7拡大断面斜視図の通り平管7Aで包 まれており、7Bによって左右に外れる装置となっている。先端押さえ板ホルダ ー7を左右に引っ張り、側棒歯車5と平歯車6との噛み合いを解放したあと、先 端押さえ板ホルダー7を移動溝8の右側に動かし、ふたたび先端押さえ板ホルダ ー7の左右を内側に押し平歯車6と側棒歯車5を噛み合わせる。
【0011】 ウ しっぷ19(図1)を載せ、先端押さえ板ホルダー7に先端止め板9を差 し込み、しっぷの先端を少し押さえる。なお、先端止め板9は、強く押さえすぎ ないようにストッパー10をもうける。
【0012】 エ 先端押さえ板9で押さえた部分を、張りたい位置の一番下に合わせ、ロー ラを皮膚に沿って下から上に回転させると、側棒歯車5は、左回りに自転しなが ら中心歯車の回りを回転する。このとき側棒歯車5は、噛み合っている平歯車6 に連動し、先端押さえ板ホルダー7を調整溝8に沿って左側へ押し込む。したが って、先端押さえ板9も左側へ移動し、しっぷから外れる。 平歯車6は、図6側面図・左側面図に示す通り、左から右へ歯を低くしており 一度左側へ移動したあとは、側棒歯車5から遊離するため以後ローラ1の回転を 邪魔することはない。
【0013】 (末端押さえ板17の外れる仕組み) オ 末端押さえ板17は、しっぷの長さによって、その位置が変わる。 従って、どの様な位置であっても、常にしっぷの末尾にきたときに末端押さえ板 が外れなければならない。中心棒2に固定した末端押さえ板ホルダー移動レバー 12は、ローラ1が回転してしっぷの末尾が末端押さえ板17の位置にくると作 動して、末端押さえ板ホルダー16を調整溝13に沿って動かし、しっぷから外 れる。最後は、末端押さえ板ホルダー16は、調整溝13の奥の調整溝ポケット 13に押しこまれるため、以後ローラの回転を邪魔することはない。 なお、最初にセットするとき、末端押さえ板ホルダー移動レバー12の位置は、 先端押さえ板9と同じ位置に合わせておく必要がある。また、末端押さえ板17 はしっぷを押さえ過ぎないように、形を三角形に工夫している。
【0014】 (2) 背中軟膏塗布器
【0015】 皮膚に軟膏がスムーズに塗れるように、台2aをシリコン樹脂3aで覆う。
【0016】 塗布面3aの中心部分にくぼみ4aを設け、軟膏が平均して塗れるようにする 。なお、患部の広さによって、大小の器具で対応する。
【0017】 使用者の体型に合わせて、長さと角度を調整できる継ぎ柄(図1)の1cに 1aをねじ込む。
【0018】 (3) 背中タッチ器
【0019】 皮膚にソフトにあたるように、また、高齢者に使い易いように、円形のブラ シ方式3bとした。
【0020】 台2bに、合成樹脂でできた毛3bを植え込み、先端をまるくする。なお、患 部の状況によって、ハードとソフトとを使い分ける。
【0021】 使用者の体型に合わせて、長さと角度を調整できる継ぎ柄(図1c)の1cに 1bをねじ込む。
【0022】 (4) 継ぎ柄 上記3つの器具を、有効に用いるため、使用者の体型や好みに合わせて長さと 角度の2種類の調整ができる継ぎ柄(図1c)を用いる。長さについては、ねじ 込み式の伸縮棒4cで、角度については、ラセン管3cで調節する。なお、背中し っぷ貼付器(図1)については、両手で操作したほうが安定するため、継ぎ柄2 本を用い、その中心棒2の左右をそれぞれ継ぎ柄1cにねじ込み、かつ、止めネ ジ2cで固定する。
【0023】
【考案の実施の形態】
(1) 背中しっぷ貼付器
【0024】 両手で操作したほうが安定するため、中心棒2の左右を、それぞれ継ぎ柄の 先端1cにねじ込み、止めネジ2cで固定する。
【0025】 先端押さえ板9を外す。
【0026】 先端押さえ板ホルダー7を左右に引っ張り、移動溝8の右側に動かし、再び 押し込む。そのあと、先端に先端押さえ板9を差し込む。この際、末端押さえ板 ホルダー移動レバーの位置を先端押さえ板9と同じ位置にセットする。
【0027】 しっぷ19をローラ1にのせ(図1)、先端を先端押さえ板9で末端を末端 押さえ板17で押さえる。
【0028】 先端押さえ板9で押さえたしっぷの先端を、患部の下側に合わせ、そのまま ローラを上にローリグする。
【0029】 中心歯車3、側棒歯車5、平歯車6によって、最初に先端押さえ板がしっぷ から外れ、しっぷはスムーズに皮膚に張り付いて行く。
【0030】 しっぷの末尾にくると、末端押さえ板17は末端押さえ板ホルダー移動レバ ーの働きによって、しっぷから自動的に外れ、しっかりと皮膚に接着する。
【0031】 (2) 背中軟膏塗布器
【0032】 1aを、継ぎ柄の1cにねじ込み、止めネジ2cで止める。
【0033】 軟膏を、塗布器の中心部分4aにつける。
【0034】 患部の広さに応じて、大小を使いわける。
【0035】 (3) 背中タッチ器
【0036】 1bを、継ぎ柄1cにねじ込み、止めネジ2cで止める。
【0037】 患部の状況によって、ハード、ソフトを使いわける。
【図面の簡単な説明】
【図1】背中しっぷ貼付器、軟膏塗布器、背中タッチ器
の自助3点セットの全体斜視図である。
【図2】背中しっぷ貼付器の正面図である。
【図3】背中軟膏塗布器の正面図である。
【図4】背中タッチ器の正面図である。
【図5】継ぎ柄の正面図である。
【図6】背中しっぷ貼付器の側面図である。
【図7】背中軟膏塗布器の側面図である。
【図8】背中タッチ器の側面図である。
【図9】継ぎ柄の側面図である。
【図10】背中しっぷ貼付器の断面図である。
【図11】先端押さえ板ホルダーの拡大断面斜視図であ
る。
【図12】背中軟膏塗布器の断面図である。
【図13】背中タッチ器の断面図である。
【図14】継ぎ柄の部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ローラ 2 中心棒(ローラ1と固定しない。) 3 中心歯車(中心棒に固定し、ローラ1とは固定し
ない。) 4 側棒(ローラ1と固定しない。) 5 側棒歯車(側棒に固定し、ローラ1とは固定しな
い。) 6 平歯車 7 先端押さえ板ホルダ− 8 移動溝 9 先端押さえ板 10 先端押さえ板ストッパー 11 回転調節バネ 12 末端押さえ板ホルダーの移動レバー(中心棒2
に固定する。) 13 調整溝 14 調整溝ポケット 15 調節突起 16 末端押さえ板ホルダー 17 末端押さえ板 18 末端押さえ板ストッパー 19 しっぷ載せ位置 1a 背中軟膏塗布器はめ込みネジ 2a 背中軟膏塗布器台 3a 背中軟膏塗布器のシリコン樹脂 4a 背中軟膏塗布器の底面くぼみ部 1b 背中タッチ器はめ込みネジ 2b 背中タッチ器台 3b 背中タッチ器ブラシ部 1c 継ぎ柄ネジ部 2c 継ぎ柄止めネジ 3c 継ぎ柄ラセン管 4c 継ぎ柄伸縮棒 5c 継ぎ柄伸縮止めネジ
【手続補正書】
【提出日】平成13年10月12日(2001.10.
12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラ1の回転によって中心歯車3及び
    側棒歯車5が回転し、さらに平歯車6を動かし、先端押
    さえ板ホルダー7及び先端押さえ板9が自動的にスライ
    ドしてしっぷから外れ、かつ、ローラ1の回転と末端押
    さえ板ホルダー移動レバー12との動きによって、しっ
    ぷの末尾にきたときに、末端押さえ板ホルダー16及び
    末端押さえ板17が自動的にスライドしてしっぷから外
    れ、スムーズにしっぷが張れる装置の背中しっぷ貼付
    器。
  2. 【請求項2】 先端押さえ板ホルダー7が左右にスライ
    ドする装置。
  3. 【請求項3】 円形の塗布器台2aをシリコーン樹脂3a
    で覆い、更に、軟膏が1箇所にかたまらないように、中
    心部分にくぼみ4aを設けた背中軟膏塗布器。
  4. 【請求項4】 円形の台2bに樹脂の毛3bを植え込み、
    皮膚にソフトにタッチできる背中タッチ器。
  5. 【請求項5】 伸縮棒4cとラセン管3cとで、長さと角
    度が自由に調節できる2段階調節方式の継ぎ柄の装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101470469B1 (ko) * 2013-07-10 2014-12-11 유진곤 롤 파스 첩부용구

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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